JPH0528298Y2 - - Google Patents

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JPH0528298Y2
JPH0528298Y2 JP1987122740U JP12274087U JPH0528298Y2 JP H0528298 Y2 JPH0528298 Y2 JP H0528298Y2 JP 1987122740 U JP1987122740 U JP 1987122740U JP 12274087 U JP12274087 U JP 12274087U JP H0528298 Y2 JPH0528298 Y2 JP H0528298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、敷地の境界線に沿つて立設する壁
材を装着する塀に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の壁材、例えばタイルを取付ける
塀においてはコンクリートあるいはブロツク等に
より基礎が形成され、この基礎の内外にタイルを
モルタル等により貼着する構成のものであつた。
(解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の塀のものでは、高塀
部の中間部位に連続して所定の長さ範囲に低塀部
と上部フエンスとの組合せ塀を施工する場合、あ
るいは高塀部を施工する場合において塀の外側あ
るいは内外に取付けられた壁材の終端の処理に極
めて手数を要し、また、高塀部を延長施工する場
合においては塀の壁材の終端処理部をしりこわし
等して行わなければならないので、極めて手数を
要するとともに、不経済となる問題点があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決するために
になされたもので、上記高塀部の中間部位に連続
して所定の長さ範囲に低塀部と上部フエンスとの
組合せ塀の施工、高塀部の側壁の仕上施工、およ
び高塀部の延長施工において塀の外側あるいは内
外に装着した壁材の終端部処理を容易に行うこと
のできる壁材を装着する塀を提供することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記技術課題を解決するため、壁材を
敷地外側あるいは敷地外側および敷地内側に装着
する塀あつて、該塀は複数本の支柱と笠木、およ
び壁材の終端に位置する支柱の側面に装着するカ
バー部材とからなり、前記壁材は前記支柱の見込
み幅よりも敷地外側あるいは敷地内側に装着さ
れ、前記複数本の支柱に前記笠木を固着し、該支
柱の側面に上下に連続する係止部を形成して前記
カバー部材の係止部を係止し、かつ同カバー部材
の端部と笠木の端部とをコーナーキヤツプを介し
て連結するとともに、前記笠木およびカバー部材
には前記支柱の側面より見込み幅方向へ突出して
その縁部先端で前記壁材の端縁を間隔を設けて覆
う構成とした壁材を装着する塀に存する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、第1図および第2図は敷地Aの境界線
に沿つて立設された塀1であつて、該塀1は高塀
部2を主体とし、この高塀部2の所定の区間Hに
おいて低塀部4と上部フエンス13とからなる組
合せ塀3が形成されている。なお、この高塀部2
と低塀部4とを含めて基礎塀ともいう。
この組合せ塀3の低塀部4は第3図および第4
図に示すように所定の間隔で立設される複数本の
支柱5とこの支柱5の内、所定の位置においてこ
の支柱5に代り立設される複数本の中空支柱6と
下地レール7A,7Bおよびスパンドレール11
とタイル9および笠木22とより構成されてい
る。
この支柱5は第3図に示すように、例えばアル
ミニウム等の軽合金材を押出し成形してなるもの
で、その断面形状は図示屈曲状のウエブ5aの両
端には左右方向に所定に幅で張出して対設する取
付片5bが形成され、両取付片5bの両端には対
向して突出する縁片5cが設けられて断面略工型
形状に形成され、ウエブ5aと取付片5bとの接
合部および取付片5bと縁片5cとの接合部の長
手方向には略C型形状のビス受け5dが形成され
ている。なお、対向する縁片5cにより係止部を
構成し、同支柱5は見込み幅Lに形成されてい
る。
また、中空支柱6は第3図に示すように、支柱
5とほぼ同じ見込み幅Lに形成されるもので、例
えばアルミニウム等の軽合金材を押出し成形して
なるもので、その断面において6a,6bは所定
の間隔で対称形状に形成されたウエブであつて、
同ウエブ6a,6bの中央には断面略〓形状の凹
部6cが形成され、同ウエブの両端には所定の幅
を有する取付片6dが平行状に設けられるととも
に、両取付片6dの両端には対向状に縁片6eが
突設されて、中空部6fが一体に形成されてい
る。また、取付片6dのほぼ中央部および取付片
6dと縁片6eの接合部の長手方向には断面略C
型形状のビス受け6g,6hが形成されている。
このように形成された中空支柱6のウエブ6a,
6bの下端部より所定の高さ位置のほぼ中央部に
は対応して内側上方へ切起し状に係止片6jが突
出形成されるとともに、その下方の所定位置には
対応して水抜き孔6kが貫設されている(第6図
参照)。このように形成された支柱5および中空
支柱6は敷地境界線に沿う所定の位置にその取付
片5b,6dを内外方向として下端部側が所定の
長さ埋設されるとともに、各上端部が同位の高さ
に整合されて立設されている。このように立設さ
れた支柱5,6の屋外側にはタイル9を取付ける
ための下地レール7が屋外側を遮蔽状に取付けら
れている。
この下地レール7は第4図に示すように上部下
地レール7Aと中間下地レール7Bとがあり、そ
れぞれアルミニウム等の軽合金材を押出し形成し
てなるもので、長尺に形成され、上部下地レール
7Aの断面形状は所定の幅(本例ではタイル9を
3列配設する幅に形成して例示した)を有する取
付ウエブ7aの屋外側面の長手方向に沿つて、上
部側より順次屋外側へ下傾して下面に突起を有す
る押え片7b、屋外側へやや下傾しさらに上方へ
屈曲する断面略かぎ形状の第1受け片7c、屋外
側へ若干張出しその屋外側に上方に開口する溝部
7eを有し同下面に突起を有するとともに、溝部
7eとウエブ7aとの間に下方に開口する隙間部
7fを形成した第1受け溝片7dが形成され以
下、第1受け片7cおよび第1受け溝片7dと同
形状の第2受け片7g、第2受け溝片7h、第3
受け片7j、第3受け溝片7kがそれぞれ所定の
間隔で形成されている。また、第2受け片7gと
ウエブ7aの接合部の下面にはビス受け7lが形
成されている。また、中間下地レール7Bは上部
下地レール7Aの押え片7bに代り受け溝片7
d,7h,7kの隙間部7fに挿入し得る略かぎ
形状の挿入片7mが形成され、その他は同様に形
成されている。このように形成された上部下地レ
ール7Aは支柱5,6間の上部にねじ8により止
着されるとともに、上部下地レール7Aの下部側
には中間下地レール7Bが順次上部側のレールの
下端に設けられた第3受け溝片7kの隙間部7f
に挿入片7mが挿入されてねじ8により止着され
て支柱5,6の屋外側は遮蔽されている。このよ
うに取付けられた下地レール7の屋外側にはタイ
ル9が係着されている。
このタイル9は、例えば煉瓦風のタイル(壁材
ともいう)であつて、長方形状の本体9aを主体
とし、同本体9aの背面側には下地レール7の受
け片7c,7g,7jに係合する上部係合凸部9
bと受け溝片7d,7h,7kと係合する下部係
合凸部9cが形成され、同本体9aの上縁背面寄
りには押え用凸部9dが形成されている。このよ
うに形成されたタイル9はその係合凸部9b,9
cが下地レール7の受け片7c,7g,7jおよ
び受け溝片7d,7h,7kに係合されるととも
に、図示のように押え片7bと押え用凸部9dお
よび受け溝片7d,7h,7kと押え用凸部9d
との間には湾曲状のばね部材10が介装されて上
方より押圧状に係着されている。
また、支柱5,6の敷地側に取付けられるスパ
ンドレール(壁材ともいう)11は第5図に示す
ように、例えばアルミニウム等の軽合金パネルを
折曲形成あるいは押出し成形してなるもので、略
コ字形状の遮蔽体11aを主体とし、この遮蔽体
11aは幅広のものと幅狭のものと2種類あり、
同遮蔽体11aの上縁11bには取付片11cが
形成されるとともに、取付片11cには略かぎ形
状の係止片11dが突出形成されている。また、
下縁11eはその端部が内側に折り返えされて係
合片11fが形成されている。また、12は下部
取付用レールであつて、支柱5,6の下部側に取
付けられるもので、取付片12aと断面略かぎ形
状の係止片12bが一体の形成されている。この
ように形成された下部取付用レール12は支柱
5,6の敷地側下部間にねじ8により止着される
とともに、下側よりスパンドレール11がその係
合片11fが係止片12bに係合されて取付片1
1cはねじ8により止着され、さらに、このスパ
ンドレール11の係止片11dにその上部側のス
パンドレール11の係合片11fが係合されてね
じ8により止着されて順次取付けられて支柱5,
6の敷地側は遮蔽されている。
また、高塀部2においては第4図に示すように
支柱5が敷地境界線に沿つて所定の間隔で所定に
長さを有する支柱5が立設されるとともに、屋外
側には低塀部4の下地レール7と連続して下地レ
ール7が取付けられ、さらに、低塀部4より高い
部位にも下地レール7が取付けられてタイル9が
係着されている。また、敷地側面には低塀部4と
同様にスパンドレール11(この場合幅の狭い遮
蔽体11aのスパンドレール11が使用されてい
る。)が取付けられて敷地側は遮蔽されている。
かくして形成された低塀部4側においてはその中
空支柱6を介して上部フエンス13が立設されて
いる。
この上部フエンス13は第5図に示すように上
桟14、下桟15および複数枚の板状パネル16
とにより柵状に形成され、低塀部4に立設された
中空支柱6に嵌込み固定された複数本のフエンス
用支柱19に取付けられるもので、これら各構成
部材は例えばアルミニウム等の軽合金材より形成
されている。この上部フエンス13を取付けるに
先立ち、第6図および第7図に示すように中空支
柱6の凹部6c間には上下に大小径のフエンス用
支柱19を嵌込む凹部18a,18bを有する固
定用ブロツク18が転倒使用可能に嵌込まれて支
持片6jにより支持され、同固定用ブロツク18
にフエンス用支柱19が嵌込まれるとともに、取
付ボルト21により取付けられた略L形状の固定
用ブラケツト20を介してねじ8aにより中空支
柱6のビス受け6gに螺着されている。このよう
にフエンス用支柱19を立設した低塀部4の各支
柱5,6上端間には笠木22がビス受け5d,6
hを介してねじ8,8bにより止着されている。
この笠木22の断面形状は所定の幅を有するウエ
ブ22aと同ウエブの両側には低塀部4の内外に
取付けたタイル9およびスパンドレール11の上
端側方に垂設されてその先端でスパンドレール1
1の上端縁を間隔を設けて覆う側片22bが設け
られ、同側片22bの下端には内方へ対向して水
平状に突出する縁片22cが形成されている。ま
た、中空支柱6の上端側はフエンス用支柱19に
挿通されて中空支柱6の上端部を遮蔽し、かつ左
右の笠木22の端部を遮蔽状に固定する支柱カバ
ー23がビス受け6hを介してねじ8bにより螺
着されている。また、笠木22の高塀部2側の端
部は同高塀部2のフエンス13側の支柱5Aに支
持ブラケツト24を介して連結支持されている。
この支持ブラケツト24は第8図および第9図
に示すように、支柱5Aの所定の高さ位置に取付
けられて低塀部4の笠木22の一端を連結固定す
るもので、支柱5Aのウエブ5aに取付けられる
取付片24aは同ウエブ5aの屈曲形状に倣う断
面形状に形成され、その上端には同支柱5Aの縁
片5c間を挿通可能な幅狭の基支持部24cとそ
の先端側で支柱5Aの側部で笠木22を支持可能
とする幅広の支持部24dとからなる支持片24
bとが略L形状に形成されて縁片5c間に沿つて
位置調整可能にねじ8のより止着され、同支持片
24bには笠木22の端部が載置されるととも
に、同上面にはコーナーカバー25が重合されて
ねじ8により一体的に取付けられている。このコ
ーナーカバー25は第8図および第10図に示す
ように笠木22の端縁を遮蔽するもので、同カバ
ー25は笠木22のウエブ22aに沿う所定の幅
を有する上部遮蔽片25aの両端には笠木22の
側片22bの外側面に沿つて対応して垂下され、
かつ高塀部2の支柱5Aの側面に沿つて取付けた
後述の上部カバー部材27の側片27bに沿つて
延出して側片22bの端部を遮蔽する側部遮蔽片
25bとが一体に形成されている。
また、高塀部2の支柱5Aの側面の支持ブラケ
ツト24の取付部より下部側に対向する縁片5c
による係止部に第11図に示すように下部カバー
部材が弾性係着されている。この下部カバー部材
26の断面形状は鉛直状で所定幅を有するウエブ
26aの敷地側端部には笠木22の側片22bと
対応するほぼ同断面形状であつて、高塀部2の敷
地側に取付けられるタイル9あるいはスパンドレ
ール11の端部を覆う側片26bが形成され、ま
た、ウエブ26aの屋外側端部には支柱5Aの屋
外側の縁片5cと当接係合する先端に矢尻状の係
止突起26dを有する係合片26cが形成されて
いる。また、ウエブ26aの内側面には係合片2
6cと対設して支柱5Aの敷地側の縁片5cと当
接係合する係止突起26fを有する係合片26e
が形成されるとともに、同係合片26eに近接し
て側縁5cに当接する突片26gが形成されてい
る。また、屋外側の係合片26cの外側端部には
支柱5Aの縁片5cと対応して屋外側へ張出す側
部取付片26hと同外端より支柱5Aの取付片5
bとほぼ同一面となるように折曲される断面略か
ぎ形状の外側取付片26jが形成されている。こ
のように形成された下部カバー部材26はその係
合片26c,26eが支柱5Aの内外の縁片5c
に弾性的に係合されるとともに、側部取付片26
h側よりねじ8により支柱5Aに止着されてい
る。
また、支持ブラケツト24より上部側の支柱5
Aの係止部に上部カバー部材27が弾性係着され
ている。この上部カバー部材27は第10図に示
すように支柱5Aの上部側方を遮蔽するととも
に、フエンス13の端部を固定するもので、その
断面形状は笠木22のウエブ22aと対応する幅
を有するウエブ27aの両端には笠木22の側片
22bと対応してほぼ同断面形状の側片27bが
形成されて同側片27bの先端で高塀部2の屋内
外に取付けタイル9あるいはスパンドレール11
の端部を間隔を設けて遮蔽可能に設けられ、同ウ
エブ27aの屋外寄りには支柱5Aの縁片5cに
当接するあり溝部27cがその長手方向に沿つて
形成されるとともに、同溝部27cの背面側には
縁片5cと当接係合する係合突片27dが突設さ
れている。また、ウエブ27aの内側面の敷地寄
りには支柱5Aの縁片5cと当接係合する先端に
矢尻状の係止突起27fを有する係合片27eが
形成されるとともに、同係合片27eに近接して
縁片5cに当接する突片27gが形成されてい
る。なお、27hは上部カバー部材27の長手方
向に沿つて形成されたビス受けである。このよう
に形成された上部カバー部材27は係合突片27
dおよび係合片27eを介して支柱5Aに弾性的
に係着され、その上端面は支柱5Aの上端とほぼ
同位に取付けられるとともに、その側片27bの
先端で高塀部2の屋内外に取付けタイル9の端部
を間隔を設けて覆うように取付けられている。
このように取付けられた上部カバー部材27の
上端と高塀部2の支柱5の上端間に取付けられて
同高塀部2に取付けられたタイル9あるいはスパ
ンドレール11の上端縁を覆う側片22bを有す
る笠木22の端部間には第12図ないし第14図
に示すようにコーナーキヤツプ28が取付けられ
ている。このコーナーキヤツプ28は笠木22の
ウエブ22aの端縁と上部カバー部材27の上端
面を遮蔽するウエブ28aと同ウエブ28aの三
方縁にあつて、笠木22の側片22bの端部およ
び上部カバー部材27の上端部の所定幅部位を囲
繞する側縁28bが一体に形成されている。この
ように形成されたコーナーキヤツプ28は笠木2
2の端縁と上部カバー部材27の上端に被冠状に
載置されるとともに、上方よりビス受け27h,
5dを介してねじ8により止着されている。
このように高塀部2に装着された上部カバー部
材のあり溝部27cの所定の上下位置にはフエン
ス13の上下桟14,15を取付け固定する取付
部材29が受け部材30を介して取付用ボルト2
1により上下に位置調整可能に取付けられてい
る。また、フエンス13はその上下桟14,15
の高塀部2側の端部の下片14b,15dが所定
の長さ切欠きされて取付部材29に被せ状に載置
可能に形成されてフエンス用支柱19に対し止着
されるとともに、上下桟14,15の端部は取付
部材29にねじ8により止着されている。
次に、第15図は高塀部2の終端側部の水平断
面を示すもので、この側端の支柱5Aの側面の係
止部には同支柱5Aに沿う長さのカバー部材31
が弾性係着されている。このカバー部材31の断
面形状は上記した上部カバー部材27のあり溝2
7cを省略した形状で、その他の形状は同様に形
成されているので番号31に同位の符号を付して
その説明は省略する。また、このカバー部材31
を取付けた支柱5Aの上端側は上記した上部カバ
ー部材27と同様にしてコーナーキヤツプ28が
附設されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例塀1は敷地外側にタイル9を、また
敷地内側にスパンドール11を装着した塀1であ
つて、該塀1は複数本の支柱5および中空支柱6
と笠木22、およびタイル9、スパンドレール1
1の端部に位置する支柱5Aの側面に装着するカ
バー部材26,27,31により高塀部2および
高塀部2の所定の区間に低塀部4と上部フエンス
13とにより組合せ塀3等を形成する壁材9,1
1とより構成され、壁材となるタイル9およびス
パンドール11は支柱5および中空支柱6の見込
み幅Lより敷地外側および敷地内側に装着され、
また、複数本の支柱5,6に笠木22を取付け、
該支柱5の側面に上下に連続する縁片5cによる
係止部を形成してカバー部材26,27,31の
係止部となる係合片26c,26e、係合突片2
7d、係合片31d,31eを係止し、かつカバ
ー部材27の端部と笠木22の端部とをコーナー
キヤツプ28を介して連結するとともに、笠木2
2およびカバー部材26,27,31には支柱
5,6の側面より見込み幅L方向へ突出してその
側片22b,26b,27b,31bの先端で壁
材のタイル9およびスパンドレール11の端縁を
間隔を設けて覆う構成としたものである。したが
つて、上記したように高塀部2の一部に組合せ塀
3を形成する場合、各支柱5にはその両側長手方
向に沿つて縁片5cによる係止部を設けたもので
あるから高塀部2の所定区間両端、すなわち、タ
イル9およびスパンドレール11の端部に位置す
る支柱5Aの係止部に上部カバー部材27の係止
部となる係合突片27dおよび係合片27eを弾
性係着することで高塀部2の側面およびその内外
に取付けたスパンドレール11およびタイル9の
端部を側片26b,27bにより覆うことができ
て側面仕上げを容易に行うことができ、また、支
柱5A,6にはビス受け5d,6hを設けて笠木
22をねじ8止めすることで高塀部2および低塀
部4の上面側を遮蔽することができるとともに、
内外に取付けたタイル9およびスパンドレール1
1の上縁端部を側片22bにより覆うことができ
て、各塀部2,4の上面側を容易に覆うことがで
きる。
このように、本例によれば、支柱5,6の内外
に容易にタイル9およびスパンドレール11等の
壁材を容易に装着することができるとともに、各
支柱5,6にはその長手方向に沿つて係止部およ
びビス受け5d,6g,6hを設けたものである
から、高塀部2のどの範囲においても低塀部4お
よび組合せ塀3を容易に形成することができてそ
の側面部および上面部の仕上げ施工を省力的に行
うことができるとともに、各側片22b,26
b,27bにより壁材の端部を遮蔽して美麗に仕
上げることができる。また、高塀部2を延長する
場合には端部支柱5Aに取付けたカバー部材31
を取外してその側方に支柱5を所定の間隔で埋設
することで容易に延長施工することができるとと
もに、同延長塀の内外に装着したタイル9および
スパンドレール11の端部に位置した支柱5Aに
取外したカバー部材31を装着することで同端部
を遮蔽して壁材端部を美麗に仕上げることができ
る。
とくに、笠木22およびカバー部材26,2
7,31には支柱5,6の側面より見込み幅L方
向へ突出してその側片22b,26b,27b,
31bの先端で壁材のタイル9およびスパンドレ
ール11の端縁を間隔を設けて覆うこと、すなわ
ち、当接、連結をしない構成としたものであるか
ら、各種の壁材の厚さ、形状の取付けに対処で
き、また、壁材を装着しない場合にも対応するこ
とができる。
なお、上記実施例においては塀1の高塀部2お
よび低塀部4の敷地側にスパンドレール11を取
付けて例示したが、これに限定するものではな
く、例えばタイル9を取付ける構成でもよく、ま
た、低塀部4の敷地側はスパンドレール11およ
びタイル19を附設しない構成であつてもよい。
(考案の効果) さて、本考案は壁材を敷地外側あるいは敷地外
側および敷地内側に装着する塀あつて、該塀は複
数本の支柱と笠木、および壁材の終端に位置する
支柱の側面に装着するカバー部材とからなり、前
記壁材は前記支柱の見込み幅よりも敷地外側ある
いは敷地内側に装着され、前記複数本の支柱に前
記笠木を固着し、該支柱の側面に上下に連続する
係止部を形成して前記カバー部材の係止部を係止
し、かつ同カバー部材の端部と笠木の端部とをコ
ーナーキヤツプを介して連結するとともに、前記
笠木およびカバー部材には前記支柱の側面より見
込み幅方向へ突出してその縁部先端で前記壁材の
端縁を間隔を設けて覆う構成としたものであるか
ら、高塀部のどの範囲においても低塀部および組
合せ塀を容易に形成することができてその側面部
および上面部の仕上げ施工を省力的に行うことが
できるとともに、壁材の端部を遮蔽して美麗に仕
上げることができる。また、高塀部を延長する場
合には端部支柱に取付けたカバー部材を取外して
その側方に支柱を所定の間隔で埋設することで容
易に延長施工することができるとともに、同延長
塀の内外に装着したタイルおよびスパンドレール
等の壁材の端部に位置した支柱に取外したカバー
部材を装着することで同端部を遮蔽して壁材端部
を美麗に仕上げることができる。
とくに、笠木およびカバー部材には支柱の側面
より見込み幅方向へ突出してその縁部先端で壁材
のの端縁を間隔を設けて覆うこと、すなわち、当
接、連結をしない構成としたものであるから、各
種の壁材の厚さ、形状の取付けに対処でき、ま
た、壁材を装着しない場合にも対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はタイ
ル塀の略体正面図、第2図は同じく略体水平断面
図、第3図は低塀部の一部水平断面図、第4図は
タイル塀の縦断面図、第5図は上部フエンスの一
部正面図、第6図は中空支柱の縦断面図、第7図
は第6図の平面図、第8図は第1図の−線断
面図、第9図は第8図の−線断面図、第10
図は第8図の−線断面図、第11図は第8図
の−線断面図、第12図は高塀部のコーナー
部の平面図、第13図は第12図の−線断面
図、第14図は同じくコーナー部の側面図、第1
5図は高塀部端部の水平断面図である。 1……塀、2……高塀部、3……組合せ塀、4
……低塀部、5……支柱、6……中空支柱、5
d,6g,6h……ビス受け、5c……縁片、9
……タイル、11……スパンドレール、22……
笠木、22b……側片、26……下部カバー部
材、27……上部カバー部材、31……カバー部
材、26b,27b,31b……側片、27d…
…係合突片、26c,26d,27c,31d,
31e……係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁材を敷地外側あるいは敷地外側および敷地内
    側に装着する塀あつて、該塀は複数本の支柱と笠
    木、および壁材の終端に位置する支柱の側面に装
    着するカバー部材とからなり、前記壁材は前記支
    柱の見込み幅よりも敷地外側あるいは敷地内側に
    装着され、前記複数本の支柱に前記笠木を固着
    し、該支柱の側面に上下に連続する係止部を形成
    して前記カバー部材の係止部を係止し、かつ同カ
    バー部材の端部と笠木の端部とをコーナーキヤツ
    プを介して連結するとともに、前記笠木およびカ
    バー部材には前記支柱の側面より見込み幅方向へ
    突出してその縁部先端で前記壁材の端縁を間隔を
    設けて覆う構成とした壁材を装着する塀。
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JPS5650053Y2 (ja) * 1976-10-20 1981-11-24
JPS60170456U (ja) * 1984-04-23 1985-11-12 西沢 今朝夷 組立塀の屋根

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