JPH05333082A - 平衡信号供給回路 - Google Patents

平衡信号供給回路

Info

Publication number
JPH05333082A
JPH05333082A JP4163577A JP16357792A JPH05333082A JP H05333082 A JPH05333082 A JP H05333082A JP 4163577 A JP4163577 A JP 4163577A JP 16357792 A JP16357792 A JP 16357792A JP H05333082 A JPH05333082 A JP H05333082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
balanced
output type
signal supply
supply circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4163577A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yanagawa
光一 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hewlett Packard Ltd filed Critical Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Priority to JP4163577A priority Critical patent/JPH05333082A/ja
Priority to US08/069,920 priority patent/US5523693A/en
Publication of JPH05333082A publication Critical patent/JPH05333082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/02Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
    • G01R27/04Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant in circuits having distributed constants, e.g. having very long conductors or involving high frequencies
    • G01R27/06Measuring reflection coefficients; Measuring standing-wave ratio
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R17/00Measuring arrangements involving comparison with a reference value, e.g. bridge
    • G01R17/10AC or DC measuring bridges
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2832Specific tests of electronic circuits not provided for elsewhere
    • G01R31/2836Fault-finding or characterising
    • G01R31/2839Fault-finding or characterising using signal generators, power supplies or circuit analysers
    • G01R31/2841Signal generators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の装置で直流から数十〔MHz〕までの
広帯域平衡信号を生成できる反射特性測定用ブリッジに
好適に使用される平衡信号供給回路を提供する。 【構成】 ブリッジ回路4は、平衡信号供給回路1から
出力される平衡信号を入力する。平衡信号供給回路1
は、等価回路が抵抗Rと静電容量Cとの並列接続回路
で表される第一の平衡出力型回路2と、等価回路が抵抗
とインダクタンスLとの並列接続回路で表せる第二
の平衡出力型回路3との出力端を直列接続することによ
り構成される。この平衡信号供給回路1は、その出力イ
ンピーダンスが純抵抗となるように、前記第一の平衡出
力型回路2と第二の平衡出力型回路3のR,R
C,Lを選択してあるので、平衡信号供給回路1の静電
容量や平衡出力型回路2のインダクタンスの影響を受け
ることなく広い周波数領域で安定した平衡信号を生成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流領域から高周波領
域まで測定できる反射特性測定用ブリッジの信号源とし
て好適に使用される平衡信号供給回路に関する。
【0002】
【技術背景】反射特性測定用ブリッジは、被測定対象
(DUT)の反射特性を測定するための装置として提供
されている。図6は、従来の反射特性測定用ブリッジを
示す回路図である。同図において、反射特性測定用ブリ
ッジは、ブリッジ回路4と平衡信号供給回路5とからな
り、次のように構成されている。
【0003】ブリッジ回路4は、抵抗Rb,Rcの直列
回路(RbとRcの続点をpとする)と、Ra,DUT
の直列回路(RaとDUTの続点をqとする)とが並列
接続された回路のp,q間に測定用計器6(内部抵抗R
)が接続されている。また、接続点qはグランド(G
ND)に接続され、DUTとRcの接続点nとRbとR
aの接続点mには、平衡信号供給回路5から平衡信号が
印加される。平衡信号供給回路5は、内部抵抗Rを有
する信号源VとトランスTとからなり、信号源V
からの不平衡信号は片線接地された平衡/不平衡変換用
のトランスTの一次巻線に印加され、二次巻線から平
衡信号が取り出される。
【0004】なお、平衡信号供給回路5としては、従
来、上記図6に示した一次巻線・二次巻線が分離しかつ
一次巻線の片線が接地されたトランスTを使用したも
の、図7に示すような伝送線路型のトランスTを使用
したもの、あるいはこれらのトランスを組み合わせたも
のが典型的に使用されている。特に、ネットワークアナ
ライザと共用される反射特性測定用ブリッジでは、高周
波特性を重視して、図7に示すようなTを使用した回
路が多用されている。
【0005】上記トランスTを使用した平衡信号供給
回路では、使用周波数帯に下限が存在し、しかも直流で
は使用ができないばかりか、数十〔Hz〕以下の低周波
領域まで特性を伸ばそうとすると、使用するトランスT
は形状が大きく重いものとなってしまう欠点がある。
また、当然ながら低周波用のトランスは、周波数特性が
悪く、その帯域幅も通常4桁程度である。したがって、
従来、その帯域以上の広帯域化を図るためには、特別の
配慮が必要となる。例えば、100〔Hz〕〜10〔M
Hz〕程度までの周波数領域に亙り反射波の測定をする
ときには、周波数領域を複数の狭い帯域に分割し、各帯
域毎に最適な周波数特性のトランスを使用した反射特性
測定用ブリッジを用意する。そして、DUTの反射特性
を測定するに際しては、使用する周波数帯に応じ、周波
数帯域に適合する反射特性測定用ブリッジを選択して使
用することになる。このため、広帯域測定には、複数の
反射特性測定用ブリッジが必要となり、多数の部品が必
要になるばかりか、装置の大型化を招くという欠点があ
る。
【0006】ところで、放送局や録音スタジオでは、ケ
ーブルへの誘導雑音を減少させるため、図8に示すよう
な平衡出力型増幅回路21が使用されている(実開昭5
7−166412号公報参照)。この増幅回路21は、
図示しない不平衡系信号源からの信号を平衡系に変換し
て出力できるように構成されている。すなわち、不平衡
信号は入力端子Piからバッファアンプ22に入力さ
れ、このバッファアンプ22はその出力を、アンプ24
に供給すると同時に、反転アンプ23を介してアンプ2
5に供給する。
【0007】ここで、アンプ22はオペアンプOPaに
より、アンプ23はオペアンプOPbと抵抗r31,r
32とによりそれぞれ構成されている。また、アンプ2
4,25はオペアンプOPcと抵抗r41〜r45ある
いはOPdと抵抗r51〜r55とにより構成されてい
る。アンプ24はアンプ25の出力から抵抗r55を介
して、またアンプ25はアンプ24の出力から抵抗r
45を介して、それぞれ帰還がかけられている。そし
て、アンプ24の出力端子Paとアンプ25の出力端子
Pbとから平衡出力信号が取り出される。上記構成の平
衡出力型増幅回路21は、図6において説明した平衡信
号供給回路5に代えて使用することができ、直流からの
測定が可能になる。
【0008】しかし、このようなアンプは音声帯域のカ
バーを目指したものであるため、数10〔kHz〕ない
し数100〔kHz〕が上限周波数となり、周波数帯域
を広げることができないという欠点がある。
【0009】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解決す
るために提案されたものであって、直流から数十〔MH
z〕までの広帯域を単一の装置で測定可能にした、反射
特性測定用ブリッジの信号源として好適に用いられる平
衡信号供給回路を提供することを目的とする。
【0010】
【発明の概要】上記目的を達成するために、本発明の平
衡信号供給回路は、容量性の第一の平衡出力型回路と、
誘導性の第二の平衡出力型回路との出力端子が直列に接
続されてなり、該直列接続回路の出力インピーダンスが
純抵抗となるように各回路の回路定数が選択されてなる
ことを特徴としている。
【0011】また、等価回路が抵抗と容量との並列接続
回路で表せる第一の平衡出力型回路と、等価回路が抵抗
とインダクタンスとの並列接続回路で表される第二の平
衡出力型回路との各出力端子が直列に接続されてなり、
該直列接続回路の出力インピーダンスが純抵抗となるよ
うに前記静電容量,インダクタンスおよび抵抗の値が選
択されてなることを特徴としている。さらに、上記第一
の平衡出力型回路の後段に、伝送線路型のトランスが少
なくとも一つ従続接続されてなることをも特徴とする。
なお、上記の「純抵抗」とは、インダクタンス成分や静
電容量成分を全く含まないとするものではなく、第一の
平衡出力型回路と第二の平衡出力型回路との出力端子が
直列に接続された回路の出力インピーダンスが、わずか
なインダクタンス成分や静電容量成分を含んでいる場合
であっても、本発明の効果が奏される限り、これを「純
抵抗」とみなすことができることは言うまでもない。
【0012】上記のようにして構成した平衡信号供給回
路を反射特性測定用ブリッジの信号源として用いた場合
を例に、本発明の作用を説明する。図1に示すように、
平衡信号供給回路1は、低周波数に適する第一の平衡出
力型回路2と、高周波数に適する第二の平衡出力型回路
3とを組み合わせて構成され、この平衡信号供給回路1
の出力端子Ta,Tbはブリッジ回路4(図6に示した
ブリッジ回路4と同様の回路)に接続される。
【0013】第一の平衡出力型回路2は、たとえば図8
に示す平衡出力型増幅回路21の出力端子間にコンデン
サCが接続されてなる回路により構成され、その等価回
路は図2に示すような、回路全体がGNDから浮いたも
のとして表される。図2において、等価回路2′は、電
圧信号源Vと内部抵抗Rとの直列回路にコンデンサ
Cが並列接続されており、コンデンサCの両端から平衡
信号が取り出される。
【0014】第二の平衡出力型回路3は、たとえば図6
に示したようなトランスTからなる従来の平衡信号供
給回路5と同様な回路により構成され、その等価回路は
図3に示すような、回路全体がGNDから浮いたものと
して表される。図3において、等価回路3′は、電圧信
号源Vと内部抵抗Rとの直列回路にインダクタンス
L(図6の平衡信号供給回路5の場合にはトランスT
の励磁インダクタンス)が並列接続されており、インダ
クタンスLの両端から平衡信号が取り出される。
【0015】図1に示す平衡信号供給回路1の第一,第
二の平衡出力型回路2,3が、図2,図3の等価回路で
表される場合、平衡信号供給回路1の出力インピーダン
ス(出力端子Ta,Tb側から見たインピーダンス)Z
は、次式により求めることができる。
【数1】 ここで、R=R=Rとおくと、〔数1〕式は次式の
ように表される。
【数2】 〔数2〕式において、R=L/Cなる関係が成立する
ようにR,L,Cの各値を選べばZ=Rとなる。な
お、通常、Rは伝送系統のインピーダンスにより特定さ
れ、Lはトランスの特性により特定されるので、Cの値
を適宜調節して上記関係を満足させる。
【0016】また、図1の平衡信号供給回路1の出力端
子Ta,Tbから出力される電圧Vは、次式により求
めることができる。
【数3】 そして、R=R=R、V=V=Vとおくと、
〔数3〕式は次式のように表される。
【数4】 〔数4〕式において、〔数2〕式の場合と同様、R
L/Cなる関係が成立するようにR,L,Cの各値を選
ぶと、V=Vとなる。
【0017】したがって、図1に示す平衡信号供給回路
1は、低周波に適した第一の平衡出力型回路2と、高周
波に適した第二の平衡出力型回路3とが組み合わされて
構成された電圧信号源Vと内部抵抗Rとの直列回路(図
4参照)と考えることができる。この平衡信号供給回路
1は、広帯域化された信号源Vを有する単一の回路と考
えることができ、低周波数域から高周波域まで安定して
平衡信号を出力することができる。このように、本発明
の平衡信号供給回路1を使用して反射特性を測定する場
合には、DUTの反射特性をトランスの変更等なしに行
うことができる。
【0018】また、図1の回路において、第一の平衡出
力型回路2の後段または第二の平衡出力型回路3の後段
に、伝送線路型のトランスを少なくとも一つ従続接続し
た場合には、高周波域において、たとえば第一の平衡出
力型回路2の対地間インピーダンスの劣化等の改善を図
ることができる。
【0019】なお、第一の平衡出力型回路と平衡出力型
回路との出力インピーダンスが、図2示すような抵抗と
静電容量との並列回路または図3に示すような抵抗とイ
ンダクタンスとの並列回路で表されなくても、出力端子
を直列接続した回路の出力インピーダンスが純抵抗で表
される場合には、本発明の平衡信号供給回路が構成でき
る。
【0020】
【実施例】図5は、本発明の一実施例を示す回路図であ
り、平衡信号供給回路1を反射特性測定用ブリッジの信
号源として使用した場合を例示している。同図におい
て、反射特性測定用ブリッジは、ブリッジ回路4と、平
衡信号供給回路1とアッテネータ7とにより構成され
る。なお、ブリッジ回路4は、図6において説明したブ
リッジ回路4と同様の回路であり、該回路4の一部のみ
(Ra〜Rc,接続点m,n,p等)を示し、測定計器
およびDUTの図示は省略してある。なお、本実施例で
は、系統インピーダンスは50Ωとしてあるので、Ra
〜Rcも50Ωとしてある。
【0021】平衡信号供給回路1は、直流ないし低周波
に適した第一の平衡出力型回路2と、高周波の測定に適
した第二の平衡出力型回路3とにより構成されている。
第一の平衡出力型回路2は、図8に示した平衡出力型増
幅回路21と同一構成をなす回路の出力端子Pa,Pb
間にコンデンサCが接続されて構成されている。図示し
ない信号源からの不平衡信号は、入力端子Piから第一
の平衡出力型回路2に与えられ、コンデンサCの両端子
Pa,Pbから平衡出力信号が出力される。平衡出力型
回路2の基本動作は、図8において既に説明したので詳
細は省略する。なお、本実施例では、各アンプ23〜2
5内の抵抗r31,r32、r41〜r45、r51
55の値は、r44およびr54のみが50Ωである
他は10kΩとしてある。
【0022】第二の平衡出力型回路3は、図6に示した
トランスTを用いた回路と同様の回路により構成され
ており、上記不平衡信号は、入力端子Pi,抵抗r11
(50Ω)を介して該トランスTの一次巻線に印加さ
れ、二次側から平衡信号が出力される。さらに、第二の
平衡出力型回路3のトランスTの二次巻線の一端は、
コンデンサCを介して伝送線路型のトランスTの入力
側一端に接続され、トランスTの二次巻線の他端はト
ランスTの入力側他端に接続されている。このトラン
スTにより、第一の平衡出力型回路2の高周波特性が
改善される。また、トランスTの出力側一端は、ブリ
ッジ回路4の一端に接続されており、第一および第二の
平衡出力型回路2,3からの平衡信号は該ブリッジ回路
4に供給される。
【0023】なお、図5において入力端子Piは、抵抗
12(50Ω)を介してアッテネータ7に接続されて
いる。アッテネータ7は比較信号(Rchで示す)を生
成しており、該比較信号と測定計器(端子AとGND間
に接続される)とによりDUT(端子TとGND間に接
続される)の反射波特性が測定される。
【0024】本実施例では、系統インピーダンスは50
Ωであるので、例えばトランスTの出力側から見たイ
ンダクタンスがLである場合、(50Ω)=L/Cを
満足するように、Cの値を選択することで広帯域に亙り
良好な特性を有する平衡信号供給回路1が実現される。
このような平衡信号供給回路1を用いることで、直流か
ら例えば20〔MHz〕までの方向性が25〔dB〕以
上となる反射特性測定用ブリッジが得られる。また、直
流〜20〔MHz〕までの領域で周波数特性は+0.5
/−2.5〔dB〕となる。さらに、直流から5〔MH
z〕までに限れば、方向性が40〔dB〕以上となる反
射特性測定用ブリッジを得ることができる。
【0025】本実施例では、直流から10〔MHz〕ま
での帯域にわたって使用可能な平衡信号供給回路1が得
られるので、この平衡信号供給回路1を使用して実質的
に直流から10〔MHz〕までの広帯域にわたって測定
可能な反射特性測定用ブリッジを構成することができ
る。
【0026】また、上記実施例では第一の平衡出力型回
路2からの出力は直流から動作することができるとして
説明したが、使用の形態によってはこれは必ずしも必要
とはされない。また、本実施例では第一の平衡出力型回
路2をオペアンプ等の電子回路で構成したが、他の手段
(低周波用のトランス等)により構成してもよいことは
勿論である。
【0027】さらに、本実施例では、伝送線路型のトラ
ンスTを平衡信号供給回路1の出力側に挿入してい
る。前述のように、これは電子回路で構成した第一の平
衡出力型回路2の対地間インピーダンス特性が高周波で
劣化することにより、高周波での方向性の悪化すること
を改善するためにのものである。したがって、適用され
る周波数範囲において第一の平衡出力型回路2が十分な
特性を持っていれば、トランスTは必ずしも必要とさ
れるものではない。
【0028】またさらに、本実施例ではトランスT
第一,第二の平衡出力型回路2,3の出力側に挿入した
が、このトランスTを第一の平衡出力型回路2と第二
の平衡出力型回路3との間に挿入することもできる。さ
らに、第二の平衡出力型回路3の後段に2個以上のトラ
ンスを縦続接続して、これらの該縦続接続した任意のト
ランス間に第一の平衡出力型回路2を接続してもよい。
この場合、これらのトランスは、直流や直流に近い周波
数の信号を流す必要からトランスTと同様の伝送線路
型としなければならない。一方、第二の平衡出力型回路
3のトランスTの前に、他のトランスを配置すること
もできる。トランスTの前に設置するトランスは、一
次巻線が片線接地したもの、あるいは伝送線路型の何れ
を用いてもよい。なお、第一の平衡出力型回路2を信号
経路のプラス側に接続するかマイナス側に接続するかは
勿論任意である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、低周波
用の第一の信号源回路、高周波用の第二の信号源回路を
組み合わせて接続し、第一の平衡出力型回路が上限周波
数付近で等価的に出力インピーダンスが容量性に見える
ことおよび第二の平衡出力型回路が下限周波数付近で等
価的に出力インピーダンスが容量性に見えることを利用
し、その等価的時定数回路が純抵抗回路に見えるように
している。これにより、トランスのインダクタンスや電
子回路の静電容量の影響による測定精度の劣化を生じる
ことはない。したがって、広帯域の周波数領域を測定で
きる反射特性測定用ブリッジを小型で安価に提供できる
とともに、またGNDから分離した信号源を一つの回路
(平衡信号供給回路)で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】図1の第一の平衡出力型回路の等価回路を示す
図である。
【図3】図1の第二の平衡出力型回路の等価回路を示す
図である。
【図4】図1の第一の平衡出力型回路および第二の平衡
出力型回路の出力端子を直列接続した場合の等価回路を
示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す回路図であり、平衡信
号供給回路を信号源とする反射特性測定ブリッジを示す
図である。
【図6】平衡信号供給回路としてトランスを用いた、従
来の反射特性測定用ブリッジを示す回路図である。
【図7】伝送線路型トランスを用いた平衡信号供給回路
を示す図である。
【図8】電子回路により構成した従来の平衡信号供給回
路例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 平衡信号供給回路 2 第一の平衡出力型回路 3 第二の平衡出力型回路 4 ブリッジ回路 7 アッテネータ T,T トランス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量性の第一の平衡出力型回路と、誘導
    性の第二の平衡出力型回路との出力端子が直列に接続さ
    れてなり、該直列接続回路の出力インピーダンスが純抵
    抗となるように各回路の回路定数が選択されてなること
    を特徴とする平衡信号供給回路。
  2. 【請求項2】 等価回路が抵抗と静電容量との並列接続
    回路で表せる第一の平衡出力型回路と、等価回路が抵抗
    とインダクタンスとの並列接続回路で表せる第二の平衡
    出力型回路との出力端子が直列に接続されてなり、該直
    列接続回路の出力インピーダンスが純抵抗となるように
    前記静電容量,インダクタンスおよび抵抗の値が選択さ
    れてなることを特徴とする平衡信号供給回路。
  3. 【請求項3】 第一の平衡出力型回路の後段または第二
    の平衡出力型回路の後段に、伝送線路型のトランスが少
    なくとも一つ従続接続されてなることを特徴とする請求
    項1または2記載の平衡信号供給回路。
JP4163577A 1992-05-30 1992-05-30 平衡信号供給回路 Pending JPH05333082A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4163577A JPH05333082A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 平衡信号供給回路
US08/069,920 US5523693A (en) 1992-05-30 1993-06-01 Balanced signal source

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4163577A JPH05333082A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 平衡信号供給回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05333082A true JPH05333082A (ja) 1993-12-17

Family

ID=15776557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4163577A Pending JPH05333082A (ja) 1992-05-30 1992-05-30 平衡信号供給回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5523693A (ja)
JP (1) JPH05333082A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102662109A (zh) * 2012-04-16 2012-09-12 上海电机学院 平衡电桥
WO2023181341A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体チップ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2485079A (en) * 2009-07-31 2012-05-02 Minelab Electronics Pty Ltd Improved metal detector target discrimination in mineralised soils
CN106066425B (zh) * 2016-07-29 2019-01-08 中国电子科技集团公司第四十一研究所 一种阻抗测量装置及其实现校准补偿的方法
CN115792478B (zh) * 2023-02-06 2023-05-16 国网浙江省电力有限公司电力科学研究院 一种利用宽频伏安特性仪实现复合频率测试的方法及***

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1951026A (en) * 1931-12-21 1934-03-13 Wired Radio Inc Polyphase transmission
US2264718A (en) * 1937-04-15 1941-12-02 Rca Corp Aerial feed and aerial tuning circuit arrangement
US2131101A (en) * 1937-08-20 1938-09-27 Ferris Malcolm Resistance attenuator
US2223736A (en) * 1938-03-24 1940-12-03 Bell Telephone Labor Inc Transmission circuit
US2301023A (en) * 1941-07-25 1942-11-03 Bell Telephone Labor Inc Coupling network
NL79855C (ja) * 1949-11-02
US2909663A (en) * 1957-07-11 1959-10-20 Robertshaw Fulton Controls Co Transformer coupled impedance matching circuits
US3344283A (en) * 1964-08-03 1967-09-26 Statham Instrument Inc Amplifying system with roll off frequency and roll off rate of amplified signal predetermined
US3725805A (en) * 1972-06-07 1973-04-03 L Orne Information enhancing amplifier
US4207518A (en) * 1978-03-06 1980-06-10 General Microwave Corporation Broadband radiation detector with diode elements
JPS5651731A (en) * 1979-10-03 1981-05-09 Sanwa Denki Kk Control circuit of projector
SU920532A1 (ru) * 1980-07-03 1982-04-15 Томский Институт Автоматизированных Систем Управления И Радиоэлектроники Электрический мост
US4613792A (en) * 1984-10-10 1986-09-23 Kroessler Peter R Symmetrical load power reduction device for lighting fixtures
US4717896A (en) * 1985-03-21 1988-01-05 And Yet, Inc. Balun
US4800344A (en) * 1985-03-21 1989-01-24 And Yet, Inc. Balun
FR2584555B1 (fr) * 1985-07-08 1988-08-05 Duret Christian Equipements d'extremite pour transmission a large bande
US4766402A (en) * 1987-08-06 1988-08-23 3Com Corporation Apparatus for matching unbalanced R. F. baseband signals to balanced signals on a twisted two-wire line
US5039891A (en) * 1989-12-20 1991-08-13 Hughes Aircraft Company Planar broadband FET balun

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102662109A (zh) * 2012-04-16 2012-09-12 上海电机学院 平衡电桥
WO2023181341A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体チップ

Also Published As

Publication number Publication date
US5523693A (en) 1996-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3110827B2 (ja) インピーダンス・メータ
US2173426A (en) Electric system
US4962359A (en) Dual directional bridge and balun used as reflectometer test set
US3800218A (en) R. f. impedance bridge for measuring reflection coefficient
US3982080A (en) Automatic cable balancing network
JPH1172515A (ja) 広帯域アナログ絶縁回路
KR20060016781A (ko) 신호 루프 테스트용 방법 및 장치
US5818243A (en) Impedance meter
US5757248A (en) Arrangement for matching and tuning a surface acoustic wave filter utilizing adjustable microstrip lines
JPS6244443B2 (ja)
JPH05333082A (ja) 平衡信号供給回路
JPH07198765A (ja) インピーダンス・メータ
JPH0720172A (ja) 回路定数・材料特性測定装置
JPH06331657A (ja) プローブ
US5117145A (en) Surface-acoustic-wave convolver
JP3134031B2 (ja) アッテネータ
JPH11258274A (ja) プロ―ブ・チップ及びケ―ブル損失補償方法
JP2001086587A (ja) 超音波トランスデューサ
US4013949A (en) Return loss test set
JPH0463575B2 (ja)
JP3073052B2 (ja) インピーダンス測定器
JPH01246909A (ja) ノッチフィルタによる減衰の補償回路
JP3190429B2 (ja) 平衡電圧測定装置および平衡電圧測定方法
JPS6133719Y2 (ja)
US2564390A (en) Electrical bridge arrangement