JP2001086587A - 超音波トランスデューサ - Google Patents

超音波トランスデューサ

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JP2001086587A JP25805799A JP25805799A JP2001086587A JP 2001086587 A JP2001086587 A JP 2001086587A JP 25805799 A JP25805799 A JP 25805799A JP 25805799 A JP25805799 A JP 25805799A JP 2001086587 A JP2001086587 A JP 2001086587A
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Yukio Kumazawa
行夫 熊澤
Masahiko Akiyama
正彦 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、広帯域の周波数に亘り所望の
インピーダンス特性、周波数通過特性等の特性を持たせ
ることができる超音波トランスデューサを提供する。 【解決手段】 圧電素子10の等価回路定数である抵抗
R、インダクタンスL及びキャパシタンスCa、Cbの
うちのインダクタンスL及びキャパシタンスCa、Cb
をバタワース型フィルタの一部の回路定数に当てはめ、
バタワース型フィルタの残り部分を構成するに必要なイ
ンダクタンスL1,L2及びキャパシタンスC2,C’
を圧電素子10に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波探傷器、超
音波流量計、超音波医療器等に用いることができ、電気
信号を超音波に変換し、または超音波を受信して電気信
号に変換する圧電素子を有する超音波トランスデューサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波トランスデューサにおいて
は、狭帯域で使用される場合、電気インピーダンスの整
合等、周波数通過特性については特別な配慮がされてい
ない例が多かった。もしもインピーダンス整合を行うと
すれば、一般的に図18に示す構成が考えられる。即
ち、超音波トランスデューサの圧電素子30に直列(図
18(a))にまたは並列(図18(b))にインダクタン
スL0を接続し、このインダクタンスL0によって圧電
素子30のインピーダンスの内のリアクタンス分を相殺
して純抵抗にすると共に、トランスT0を用いて圧電素
子30の抵抗分を目的のインピーダンスに整合するとい
う方式である。または別の構成として、図18(c)、
(d)に示すように、インダクタンスL0とキャパシタ
ンスC0を圧電素子30に接続してリアクタンスの相殺
と抵抗分の整合とを同時に行う方式が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
一般的なインピーダンス整合方式では、原理的に単一周
波数に対しては、非常に良好なインピーダンス整合がな
されるが、周波数帯域の広い信号を扱う場合には、周波
数に対してリアクタンスが大幅に変化し、また、抵抗分
についても変化が激しく、広い周波数範囲で十分なイン
ピーダンス整合がなされないため、電気−超音波、また
はその逆の変換能率が悪く、またインピーダンス整合が
なされていない周波数においては、信号の反射が起こ
り、不要な残響を引き起こす場合がある、という課題が
ある。
【0004】また、例えば、遅延材を用いているため残
響がさほど問題にならず、インピーダンス整合が重要で
ない場合もあるが、その場合であっても、超音波トラン
スデューサに所望の周波数通過特性等の特性を持たせた
い場合があり、従来の構成では、かかる要求に答えるこ
とはできない、という問題がある。
【0005】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、簡単な構成で、所望の特性を持たせることができる
超音波トランスデューサを提供することをその目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、圧電素子を有し電気信号を超
音波信号にまたは超音波信号を電気信号に変換する超音
波トランスデューサにおいて、前記圧電素子の等価回路
定数の一部を所望の特性を持つフィルタ回路の一部の回
路定数に当てはめ、フィルタ回路の残り部分を構成する
に必要な回路定数を持つ回路素子を前記圧電素子に接続
したことを特徴とする。
【0007】圧電素子の等価回路をフィルタ回路の一部
として見なし、通常のフィルタ回路設計と発想を逆転
し、前記等価回路定数の一部を該フィルタ回路の一部の
回路定数に当てはめる。そして、フィルタ回路の残り部
分を構成するに必要な回路定数を持つインダクタンスま
たはキャパシタンス等の回路素子を前記圧電素子に接続
し、全体として所望のフィルタ回路が構成されるように
する。例えば、等価回路中の抵抗分をフィルタ回路の特
性インピーダンスとし、リアクタンス分を相殺するよう
なフィルタ回路を選択すれば、インピーダンス整合をと
ることができる。
【0008】前記フィルタ回路は、バタワース型フィル
タとすることができる。バタワース型フィルタは、別
名、最大平坦特性フィルタとも呼ばれ、フィルタの通過
特性が通過域内で平坦に近い特性をしている。その関係
で通過域の多くの部分でインピーダンス特性の抵抗成分
は、一定値、例えば特性インピーダンスと一致し、リア
クタンス成分はほぼ0Ωとなる特性を有している。従っ
て、広帯域な通過特性が得られ、また、広帯域に亘りイ
ンピーダンス整合がなされる。
【0009】また、前記等価回路定数が、直列に接続さ
れた直列インダクタンスL、直列キャパシタンスCa及
び抵抗Rと、これらに並列に接続された並列キャパシタ
ンスCbである場合、前記フィルタ回路は、3次以上の
T形バタワース型バンドパスフィルタとすることができ
る。または、前記等価回路定数が、並列に接続された抵
抗RとキャパシタンスCbである場合、前記フィルタ回
路は、3次以上のπ形バタワース型バンドパスフィルタ
とすることができる。3次のバタワース型バンドパスフ
ィルタは、広い周波数通過特性を持ち、簡単に構成する
ことができるので好ましいが、等価回路の抵抗、インダ
クタンスまたはキャパシタンスの値によっては3次でフ
ィルタ回路を構成できない場合には、4次、5次と順次
フィルタの次数を上げていくとよい。
【0010】また、等価回路の抵抗Rが、構成可能なフ
ィルタ回路に対して値が大きすぎる場合には、抵抗R’
を圧電素子に並列に接続し、等価回路中の抵抗Rのみの
場合に比べて、RとR’とで合成された小さな抵抗とす
ることができる。
【0011】また、等価回路中の並列キャパシタンスC
bが、フィルタ回路を構成するのには小さすぎる場合に
は、フィルタ回路の残り部分を構成する回路素子の1つ
としてキャパシタンスC’を圧電素子に並列に接続し、
等価回路中の並列キャパシタンスCbのみの場合と比べ
て、CbとC’とで合成された大きなキャパシタンスと
することができる。
【0012】フィルタ回路としては、上述のバタワース
型バンドパスフィルタに限らず、チェビシェフ型、ベッ
セル型、位相線形型等のフィルタを構成することがで
き、これらは、フィルタ回路の残り部分を構成するに必
要なインダクタンスまたはキャパシタンスのパラメータ
をそれぞれのフィルタ回路に応じて、変えることで、実
現することができる。そして、各フィルタ回路特有の周
波数通過特性、インピーダンス特性、さらには、群遅延
特性を考慮して、上記いずれかのフィルタ回路を選択す
ることも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0014】図1は本発明の超音波トランスデューサの
第1の実施形態を表す回路図である。図において、超音
波トランスデューサは、チタン酸鉛系の圧電素子10を
有している。チタン酸鉛系の圧電素子10の等価回路定
数は、図示のように、直列に接続された直列インダクタ
ンスL、直列キャパシタンスCa及び抵抗Rと、これら
に並列に接続された並列キャパシタンスCbとなる。
【0015】この等価回路定数の抵抗Rを負荷抵抗と
し、直列インダクタンスL及び直列キャパシタンスC
a、並列キャパシタンスCbをフィルタ回路の一部と
し、さらに、インダクタンスL1、キャパシタンスC
1、インダクタンスL2、キャパシタンスC’をフィル
タ回路の残りの部分を構成する回路素子として、これら
を圧電素子10に接続して、全体で3次のT形バタワー
ス型バンドパスフィルタを構成している。3次の場合、
負荷抵抗=入力抵抗とすれば、L=L1、Ca=C1と
なる。また、L2の値は、バタワース型バンドパスフィ
ルタの既知の公式または数値表から求めることができ
る。C’の値は、Cbとの合成キャパシタンスが、公式
または数値表から必要とされる2段目のキャパシタンス
に等しくなるようにすると良い。即ち、Cbが必要とさ
れるキャパシタンスよりも小さい場合に、C’を追加し
て、実質的にCbの値を大きくすることができる。従っ
て、Cbが必要とされるキャパシタンスに等しい場合に
は、C’は不要であり、他方、Cbが必要とされるキャ
パシタンスよりも大きい場合には、3次ではフィルタを
構成できないので、フィルタの次数を上げて、4次、5
次…とすることによって、いずれかの高次バタワース型
フィルタを構成することができる。
【0016】3次のバタワース型フィルタを構成した場
合の、周波数通過特性と、インピーダンス特性の計算値
を図2及び図3に示す。図2に示すように、通過域内で
限りなく平坦に近い特性を示しており、広帯域の通過特
性が得られる。また、図3に示すように、図2の通過域
の多くの部分でインピーダンス特性の抵抗成分は例えば
50Ω、リアクタンス成分はほぼ0Ωとなっている。従
って、バタワース型フィルタによって、リアクタンス成
分を相殺すると共に、さらに、トランスTを用いて、抵
抗成分を例えば50Ωの特性インピーダンスに整合する
ことにより、広帯域に亘りインピーダンス整合がなされ
て、超音波トランスデューサからの不要な電気的反射を
極力抑えて、不必要な残響が減少し、超音波トランスデ
ューサの感度を向上させることができる。
【0017】一方、図1の超音波トランスデューサにお
いて、L1とC1を削除し、2次のバタワース型フィル
タを構成することも可能である。2次の場合は、通過特
性が平坦でなくなるが、このような通過特性でも許容可
能である場合には、2次のバタワース型フィルタを構成
することとしても良い。
【0018】図4は、本発明の超音波トランスデューサ
の第2の実施形態を表す回路図である。図において、超
音波トランスデューサは、ニオブ酸鉛系の圧電素子20
を有している。ニオブ酸鉛系の圧電素子20は、電気的
共振特性を示さずに、並列に接続された抵抗Rと並列キ
ャパシタンスCbとから構成される。
【0019】この等価回路の抵抗Rを負荷抵抗とし、並
列キャパシタンスCbをフィルタ回路の一部とし、さら
に、インダクタンスL21、キャパシタンスC21、イ
ンダクタンスL22、キャパシタンスC22、インダク
タンスL23をフィルタ回路の残りの部分を構成する回
路素子として、これらを圧電素子20に接続して、全体
で3次のπ形バタワース型バンドパスフィルタを構成し
ている。3次の場合、負荷抵抗=入力抵抗とすれば、L
21=L23、C21=Cbとなる。また、L21,L
23,L22,C22の値は、バタワース型バンドパス
フィルタの既知の公式または数値表から求めることがで
きる。また、Rの値が大きすぎる場合には、抵抗R’を
追加して、実質的にRの値を小さくすることができる。
また、キャパシタンスCbの値を実質的に大きくしたい
場合には、第1実施形態と同様の手法により、キャパシ
タンスC’を並列に接続することもできる。
【0020】以上のように構成される第2実施形態にお
いても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0021】
【実施例】以下、実際の構成例を示す。
【0022】(実施例1)1MHzの超音波トランスデ
ューサのチタン酸鉛系の圧電素子をインピーダンスアナ
ライザーで測定した結果、図5に示すように、その等価
回路を構成する抵抗R、インダクタンスL及びキャパシ
タンスCa、Cbの等価回路定数はR=1.95kΩ、
L=476μH、Ca=55.5pF、Cb=210p
Fであった。これらの一部を用いて、3次のバタワース
型フィルタを設計した場合の各回路定数の値を図6に示
す。図6においてL3=L、C3=Caである。LとC
aの値から逆算してバンドパスフィルタのカットオフ周
波数を求めると、低域カットオフ周波数FLc=706
kHz、高域カットオフ周波数FHc=1.358MH
zとなる。図6においてC2は250pFとなっている
が、Cbが210pFであるため、その不足分として
C’=39pFを付加し、L1、C1、L2として不都
合を生じない範囲で近い標準数である470μH、56
pF、100μHとし、更に、1:6のトランスTで、
概ね50Ωにインピーダンス整合して、図7に示す実施
例1を構成した。図7の実施例1のインピーダンス特性
を図8に、フィルタ回路を構成しない超音波トランスデ
ューサのインピーダンス特性を比較例1として図9に示
す。図8に示したように実施例1では、計算値とかなり
一致し、良好なインピーダンス整合がなされることが分
かる。
【0023】さらに、図10は実施例1と同様の超音波
トランスデューサ2個を音響的に密着させて信号の通過
特性を測定した結果であり、図11はフィルタ回路を構
成しない従来例の通過特性である。図11では、3dB
帯域幅443kHz、挿入損失30.0dBであったの
に対して、図10では、3dB帯域幅320kHz、挿
入損失約10dBを得た。これから分かるように、帯域
幅をあまり犠牲にせずに超音波トランスデューサの感度
が概略20dBも向上した。
【0024】(実施例2)1MHzの超音波トランスデュ
ーサのニオブ酸鉛系の圧電素子をインピーダンスアナラ
イザーで測定した結果、図12に示すように、その等価
回路定数はR=3.8kΩ、Cb=480pFであっ
た。この例では、RとCbの積があまり大きすぎて、適
当なバンドパスフィルタを構成することができない。そ
こで、感度低下は覚悟して、抵抗R’=470Ωを並列
に接続して、RとR’との合成抵抗を418Ωとした。
これらの一部を用いて、3次のバタワース型フィルタを
設計した場合の各回路定数の値を図13に示す。図13
においてC23≒Cbとなる。この例では、バンドパス
フィルタの低域カットオフ周波数FLc=600kH
z、高域カットオフ周波数FHc=1.4MHzとな
る。図13においてL21、C21、L22、C22と
して不都合を生じない範囲で近い標準数である63μ
H、470pF、166μH、180pFとし、更に、
1:3のトランスT2で、概ね50Ωにインピーダンス
整合して、図14に示す実施例2を構成した。図14の
実施例2のインピーダンス特性を図15に、フィルタ回
路を構成しない超音波トランスデューサのインピーダン
ス特性を比較例2として図16に示す。この実施例2に
おいても、広帯域でインピーダンスが50Ωに整合され
ていることが分かる。
【0025】さらに、図17は通過特性であり、実線が
実施例2に係る通過特性、点線が比較例2の通過特性で
ある。比較例2では、3dB帯域幅748kHz、挿入
損失44.5dBであったのに対して、実施例2では、
3dB帯域幅598kHz、挿入損失30.9dBであ
った。実施例2では、R’=470Ωという抵抗を付加
して、Rに対して概ね10倍の損失を持たせたにも拘わ
らず、実施例1と同様に、周波数帯域幅をあまり犠牲に
せずに約13.5dBもの感度を向上させることができ
た。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記圧電素子の等価回路定数の一部を所望の特性を持つ
フィルタ回路の一部の回路定数に当てはめ、フィルタ回
路の残り部分を構成するに必要な回路定数を持つ回路素
子を前記圧電素子に接続することにより、所望の特性を
超音波トランスデューサに持たせることができる。
【0027】特に、フィルタ回路をバタワース型フィル
タとすることによって、その周波数通過特性が通過域内
で平坦に近くなり、広帯域な通過特性を得て、また、広
帯域に亘りインピーダンス整合をなすことができる。従
って、超音波トランスデューサを広帯域化することがで
き、十分な情報の伝達ができる。また、電気音響変換能
率が上がり感度が向上すると共に、電気信号の不必要な
反射が減少し信号波形の乱れがなくなるという効果を得
ることができる。
【0028】また、以上のフィルタ回路の残りの部分は
汎用の回路素子を用いて実現することができるため、コ
ストの高騰を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波トランスデューサの第1の実施
形態を表す回路図である。
【図2】3次のバタワース型フィルタの周波数通過特性
である。
【図3】3次のバタワース型フィルタのインピーダンス
特性である。
【図4】本発明の超音波トランスデューサの第2の実施
形態を表す回路図である。
【図5】実施例1の圧電素子の等価回路である。
【図6】実施例1の3次のバタワース型フィルタを設計
した場合の回路図である。
【図7】実施例1の実際の回路図である。
【図8】実施例1のインピーダンス特性である。
【図9】比較例1のインピーダンス特性である。
【図10】実施例1の通過特性である。
【図11】比較例1の通過特性である。
【図12】実施例2の圧電素子の等価回路である。
【図13】実施例2の3次のバタワース型フィルタを設
計した場合の回路図である。
【図14】実施例2の実際の回路図である。
【図15】実施例2のインピーダンス特性である。
【図16】比較例2のインピーダンス特性である。
【図17】実施例2及び比較例2の通過特性である。
【図18】(a)〜(d)は、従来の一般的なインピーダ
ンス整合を行う場合の方式を表す回路図である。
【符号の説明】
10 圧電素子 20 圧電素子 L 等価回路中の直列インダクタンス Ca 等価回路中の直列キャパシタンス R 等価回路中の抵抗 Cb 等価回路中の並列キャパシタンス L1,L2 インダクタンス C2,C’ キャパシタンス T トランス L21,L22,L23 インダクタンス C22,C’ キャパシタンス R’ 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G047 EA00 EA14 GB00 4C301 EE20 GB40 5D019 AA07 AA23 BB00 EE06 FF01 FF02 FF04 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子を有し電気信号を超音波信号に
    または超音波信号を電気信号に変換する超音波トランス
    デューサにおいて、 前記圧電素子の等価回路定数の一部を所望の特性を持つ
    フィルタ回路の一部の回路定数に当てはめ、フィルタ回
    路の残り部分を構成するに必要な回路定数を持つ回路素
    子を前記圧電素子に接続したことを特徴とする超音波ト
    ランスデューサ。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ回路はバタワース型フィル
    タであることを特徴とする請求項1記載の超音波トラン
    スデューサ。
  3. 【請求項3】 前記等価回路定数は、直列に接続された
    直列インダクタンスL、直列キャパシタンスCa及び抵
    抗Rと、これらに並列に接続された並列キャパシタンス
    Cbであり、前記フィルタ回路は、3次以上のT形バタ
    ワース型バンドパスフィルタであることを特徴とする請
    求項2記載の超音波トランスデューサ。
  4. 【請求項4】 前記等価回路定数は、並列に接続された
    抵抗Rと並列キャパシタンスCbであり、前記フィルタ
    回路は、3次以上のπ形バタワース型バンドパスフィル
    タであることを特徴とする請求項2記載の超音波トラン
    スデューサ。
  5. 【請求項5】 前記圧電素子に並列に抵抗R’を接続
    し、該並列に接続された抵抗R’と前記等価回路中の抵
    抗Rと合成された合成抵抗を、該等価回路中の抵抗Rよ
    りも小さくすることを特徴とする請求項3または4記載
    の超音波トランスデューサ。
  6. 【請求項6】 前記圧電素子に並列にキャパシタンス
    C’を接続し、該並列に接続されたキャパシタンスC’
    と前記等価回路中のキャパシタンスCbと合成された合
    成キャパシタンスを、該等価回路中のキャパシタンスよ
    りも大きくすることを特徴とする請求項3または4記載
    の超音波トランスデューサ。
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