JPH05319243A - 滑走防止装置のブレーキ力制御方法 - Google Patents
滑走防止装置のブレーキ力制御方法Info
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- JPH05319243A JPH05319243A JP14681492A JP14681492A JPH05319243A JP H05319243 A JPH05319243 A JP H05319243A JP 14681492 A JP14681492 A JP 14681492A JP 14681492 A JP14681492 A JP 14681492A JP H05319243 A JPH05319243 A JP H05319243A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輪が滑走し滑走防止装置が動作したときに
ブレーキ力の低減を最小限に留めてブレーキ距離の増加
を防止することを可能とする。 【構成】 車輪が滑ったことを検知したときにブレーキ
力を一定時間低下させ、その後の一定時間は車輪の回転
速度を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰
しない場合には再びブレーキ力を一定時間低下させるこ
と、または、車輪が滑ったことを検知したときにブレー
キ力を一定量低下させ、その後の一定時間は車輪の回転
速度を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰
しない場合には再びブレーキ力を一定量低下させること
を特徴とする。
ブレーキ力の低減を最小限に留めてブレーキ距離の増加
を防止することを可能とする。 【構成】 車輪が滑ったことを検知したときにブレーキ
力を一定時間低下させ、その後の一定時間は車輪の回転
速度を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰
しない場合には再びブレーキ力を一定時間低下させるこ
と、または、車輪が滑ったことを検知したときにブレー
キ力を一定量低下させ、その後の一定時間は車輪の回転
速度を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰
しない場合には再びブレーキ力を一定量低下させること
を特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の滑走防止装置に
おけるブレーキ力の制御方法に関するものである。
おけるブレーキ力の制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】滑走防止装置は車両に取付けられ、ブレ
ーキをかけたときにレールまたは路面と車輪間の粘着力
が低く、車輪がレールまたは路面上を回転せずに滑るよ
うな状況（これを車輪の固着という）が発生すると車輪
が損傷すると同時に車両の操縦安定性が損なわれるの
で、これを防止するためにブレーキ力を低下させること
によってブレーキを一時的に緩め、これらを防止するた
めの装置である。従来の滑走防止装置の構成図を図３に
示す。図３において、１は回転センサ、２は演算装置、
３は供給停止電磁弁、４は吐出電磁弁を示す。また、５
はブレーキ指令器、６はブレーキ制御装置、７は空気
源、８はブレーキシリンダを示す。５のブレーキ指令器
は、ブレーキハンドルを操作することによって発生する
ブレーキ指令量を電気量に変換する装置である。ブレー
キ制御装置は、空気源７の圧縮空気（または油圧）をブ
レーキ指令器５の出力の電気量に比例した空気圧（また
は油圧）に変換し、、ブレーキシリンダ圧力としてブレ
ーキシリンダ８に作用させる。３の演算装置は、回転セ
ンサ１からの速度パルス信号を入力とし、速度、減速度
等を演算し、ブレーキ中に速度、減速度等の値があらか
じめ設定された数値を超過したときに滑走とみなして供
給停止電磁弁３、吐出電磁弁４を動作させ、ブレーキシ
リンダ圧力を一時的に低下させて、車輪の回転を回復さ
せる。図４は、従来の滑走防止装置の作用を示す。車輪
がすべり始めた点（Ａ点）を検知すると、供給停止電磁
弁３が動作してブレーキ制御装置６からの管路を閉じ、
同時に吐出電磁弁４が動作してブレーキシリンダ内の圧
縮空気を大気中に吐出し、ブレーキを緩める。車輪の回
転が再粘着に向かう点（Ｂ点）を検知すると吐出電磁弁
４を閉じて、そのときのブレーキシリンダ圧力を維持す
る。再粘着をした点（Ｃ点）を検知すると、供給停止電
磁弁３を開いて、再び、元のブレーキシリンダ圧力に復
帰させる。
ーキをかけたときにレールまたは路面と車輪間の粘着力
が低く、車輪がレールまたは路面上を回転せずに滑るよ
うな状況（これを車輪の固着という）が発生すると車輪
が損傷すると同時に車両の操縦安定性が損なわれるの
で、これを防止するためにブレーキ力を低下させること
によってブレーキを一時的に緩め、これらを防止するた
めの装置である。従来の滑走防止装置の構成図を図３に
示す。図３において、１は回転センサ、２は演算装置、
３は供給停止電磁弁、４は吐出電磁弁を示す。また、５
はブレーキ指令器、６はブレーキ制御装置、７は空気
源、８はブレーキシリンダを示す。５のブレーキ指令器
は、ブレーキハンドルを操作することによって発生する
ブレーキ指令量を電気量に変換する装置である。ブレー
キ制御装置は、空気源７の圧縮空気（または油圧）をブ
レーキ指令器５の出力の電気量に比例した空気圧（また
は油圧）に変換し、、ブレーキシリンダ圧力としてブレ
ーキシリンダ８に作用させる。３の演算装置は、回転セ
ンサ１からの速度パルス信号を入力とし、速度、減速度
等を演算し、ブレーキ中に速度、減速度等の値があらか
じめ設定された数値を超過したときに滑走とみなして供
給停止電磁弁３、吐出電磁弁４を動作させ、ブレーキシ
リンダ圧力を一時的に低下させて、車輪の回転を回復さ
せる。図４は、従来の滑走防止装置の作用を示す。車輪
がすべり始めた点（Ａ点）を検知すると、供給停止電磁
弁３が動作してブレーキ制御装置６からの管路を閉じ、
同時に吐出電磁弁４が動作してブレーキシリンダ内の圧
縮空気を大気中に吐出し、ブレーキを緩める。車輪の回
転が再粘着に向かう点（Ｂ点）を検知すると吐出電磁弁
４を閉じて、そのときのブレーキシリンダ圧力を維持す
る。再粘着をした点（Ｃ点）を検知すると、供給停止電
磁弁３を開いて、再び、元のブレーキシリンダ圧力に復
帰させる。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】以上のような動作を行
う滑走防止装置において、各作用点を検知するためには
検知時間（サンプリング時間）が必要である。そのた
め、図５に示すように、滑走開始点（Ａ点）は実際には
Ａ’点で検知され、同様にＢ点はＢ’点で、Ｃ点はＣ’
点で検知される。したがって、Ａ’点からＢ’点までの
間は、ブレーキシリンダ圧力は降下を続け、ブレーキシ
リンダ圧力はほぼ０になる。さらに、再粘着した点は
Ｃ’点で検知されるので、Ｃ−Ｃ’間は車輪が滑走して
いない状態で、ブレーキ力が無い状態が発生する。ま
た、当該車輪が再粘着したときにブレーキを再び作用さ
せるためには、ブレーキシリンダにブレーキ初期と同様
に大量の圧縮空気を導き入れることが必要であり、車輪
が再粘着した後もブレーキシリンダ圧力が低下した状態
が生ずる。すなわち、図４の斜線で示す部分のブレーキ
力の損失が発生し、ブレーキ距離が増大するという問題
点があった。
う滑走防止装置において、各作用点を検知するためには
検知時間（サンプリング時間）が必要である。そのた
め、図５に示すように、滑走開始点（Ａ点）は実際には
Ａ’点で検知され、同様にＢ点はＢ’点で、Ｃ点はＣ’
点で検知される。したがって、Ａ’点からＢ’点までの
間は、ブレーキシリンダ圧力は降下を続け、ブレーキシ
リンダ圧力はほぼ０になる。さらに、再粘着した点は
Ｃ’点で検知されるので、Ｃ−Ｃ’間は車輪が滑走して
いない状態で、ブレーキ力が無い状態が発生する。ま
た、当該車輪が再粘着したときにブレーキを再び作用さ
せるためには、ブレーキシリンダにブレーキ初期と同様
に大量の圧縮空気を導き入れることが必要であり、車輪
が再粘着した後もブレーキシリンダ圧力が低下した状態
が生ずる。すなわち、図４の斜線で示す部分のブレーキ
力の損失が発生し、ブレーキ距離が増大するという問題
点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決し、ブレーキ力の低減を最小限に留めてブレーキ距離
の増加の防止するために、車両の滑走防止装置において
車輪が滑ったことを検知したときにブレーキ力を一定時
間だけ低下させ、その後の一定時間中は車輪の回転速度
を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰しな
い場合には再びブレーキ力を一定時間だけ低下させるこ
と、または、車輪が滑ったことを検知したときのブレー
キ力の低下量を一定量とすることを特徴とする。ブレー
キ作用中に車輪が滑走し、滑走防止装置が動作したとき
のブレーキ距離の増加を防止するという目的を、ブレー
キ力を一定時間または一定量低下させることで実現し
た。
決し、ブレーキ力の低減を最小限に留めてブレーキ距離
の増加の防止するために、車両の滑走防止装置において
車輪が滑ったことを検知したときにブレーキ力を一定時
間だけ低下させ、その後の一定時間中は車輪の回転速度
を監視し、車輪の回転速度が車両の速度近傍に復帰しな
い場合には再びブレーキ力を一定時間だけ低下させるこ
と、または、車輪が滑ったことを検知したときのブレー
キ力の低下量を一定量とすることを特徴とする。ブレー
キ作用中に車輪が滑走し、滑走防止装置が動作したとき
のブレーキ距離の増加を防止するという目的を、ブレー
キ力を一定時間または一定量低下させることで実現し
た。
【０００５】
【作用】本発明の作用の概念を図１にもとづいて説明す
る。本発明は、車両の滑走防止装置において、滑走を検
知した場合にブレーキシリンダ圧力を一定時間または一
定時間低下させ、その後の一定時間はブレーキシリンダ
圧力を一定に保って滑走がさらに継続するか、再粘着に
向かうか状況を監視する。滑走がさらに進行する場合に
は上記の動作を繰り返し、ブレーキシリンダ圧力を階段
状に低下させる。車輪が再粘着に向かう点（Ｂ’点）を
検知した場合にはその時点のブレーキシリンダ圧力を保
持し、再粘着点（Ｃ’点）を検知した場合には、ブレー
キシリンダ圧力を所定の値に復帰させる。
る。本発明は、車両の滑走防止装置において、滑走を検
知した場合にブレーキシリンダ圧力を一定時間または一
定時間低下させ、その後の一定時間はブレーキシリンダ
圧力を一定に保って滑走がさらに継続するか、再粘着に
向かうか状況を監視する。滑走がさらに進行する場合に
は上記の動作を繰り返し、ブレーキシリンダ圧力を階段
状に低下させる。車輪が再粘着に向かう点（Ｂ’点）を
検知した場合にはその時点のブレーキシリンダ圧力を保
持し、再粘着点（Ｃ’点）を検知した場合には、ブレー
キシリンダ圧力を所定の値に復帰させる。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明におけるブレーキ力を一定時
間低下させる場合の滑走防止装置の作用を示す。装置の
構成は図３に示す従来の装置と同様である。図１におい
て、滑走を検知（Ａ’点）すると、ブレーキシリンダ圧
力を一定時間（ｔ1 時間）降下させ、その後、そのブレ
ーキシリンダ圧力を一定時間（ｔ2 時間）保持する。な
お、一定時間ｔ1 またはｔ2 は、滑走防止装置の動作を
考慮してあらかじめ定めた値である。この一連の動作中
に車輪の回転が再粘着に向かう点（Ｂ’点）を検知した
場合には、ただちにその時点のブレーキシリンダ圧力を
保持し、一連の動作中にＢ’点が存在しない場合には、
再びブレーキシリンダ圧力を一定時間低下させる。こう
して、Ｂ’点を検知するまで上記の動作を継続させる。
Ｂ’点を検知すると、その時点のブレーキシリンダ圧力
を保持する。Ｃ’点を検知すると、ブレーキシリンダ圧
力を所定の値に復帰させる。ブレーキ力の損失は図１の
斜線の部分に相当し、従来の滑走防止装置の場合のブレ
ーキ力の損失に比較して、ブレーキ力の損失は大きく減
少する。
間低下させる場合の滑走防止装置の作用を示す。装置の
構成は図３に示す従来の装置と同様である。図１におい
て、滑走を検知（Ａ’点）すると、ブレーキシリンダ圧
力を一定時間（ｔ1 時間）降下させ、その後、そのブレ
ーキシリンダ圧力を一定時間（ｔ2 時間）保持する。な
お、一定時間ｔ1 またはｔ2 は、滑走防止装置の動作を
考慮してあらかじめ定めた値である。この一連の動作中
に車輪の回転が再粘着に向かう点（Ｂ’点）を検知した
場合には、ただちにその時点のブレーキシリンダ圧力を
保持し、一連の動作中にＢ’点が存在しない場合には、
再びブレーキシリンダ圧力を一定時間低下させる。こう
して、Ｂ’点を検知するまで上記の動作を継続させる。
Ｂ’点を検知すると、その時点のブレーキシリンダ圧力
を保持する。Ｃ’点を検知すると、ブレーキシリンダ圧
力を所定の値に復帰させる。ブレーキ力の損失は図１の
斜線の部分に相当し、従来の滑走防止装置の場合のブレ
ーキ力の損失に比較して、ブレーキ力の損失は大きく減
少する。
【０００７】図２は、本発明におけるブレーキ力を一定
量低下させる場合の滑走防止装置の作用を示す。装置の
構成は図３に示す従来の装置と同様である。図２におい
て、滑走を検知（Ａ’点）すると、ブレーキシリンダ圧
力を一定量（Δｐ）低下させる。ブレーキシリンダ圧力
が低下した後は、そのブレーキシリンダ圧力を所定の時
間（ｔ時間）保持する。なお、一定量Δｐまたは一定時
間ｔは、滑走防止装置の動作を考慮してあらかじめ定め
た値である。この一連の過程において、車輪の回転が再
粘着に向かう点（Ｂ’点）を検知した場合には、その時
点のブレーキシリンダ圧力を保持し、Ｂ’点が存在しな
い場合には、再びブレーキシリンダ圧力を一定量低下さ
せる。こうして、Ｂ’点を検知するまで上記の動作を継
続する。Ｂ’点を検知すると、その時点のブレーキシリ
ンダ圧力を保持する。Ｃ’点を検知すると、ブレーキシ
リンダ圧力を再び所定の値に復帰させる。したがって、
ブレーキ力の損失は図２の斜線の部分に相当し、従来の
滑走防止装置の場合のブレーキ力の損失に比較して、ブ
レーキ力の損失は大きく減少する。
量低下させる場合の滑走防止装置の作用を示す。装置の
構成は図３に示す従来の装置と同様である。図２におい
て、滑走を検知（Ａ’点）すると、ブレーキシリンダ圧
力を一定量（Δｐ）低下させる。ブレーキシリンダ圧力
が低下した後は、そのブレーキシリンダ圧力を所定の時
間（ｔ時間）保持する。なお、一定量Δｐまたは一定時
間ｔは、滑走防止装置の動作を考慮してあらかじめ定め
た値である。この一連の過程において、車輪の回転が再
粘着に向かう点（Ｂ’点）を検知した場合には、その時
点のブレーキシリンダ圧力を保持し、Ｂ’点が存在しな
い場合には、再びブレーキシリンダ圧力を一定量低下さ
せる。こうして、Ｂ’点を検知するまで上記の動作を継
続する。Ｂ’点を検知すると、その時点のブレーキシリ
ンダ圧力を保持する。Ｃ’点を検知すると、ブレーキシ
リンダ圧力を再び所定の値に復帰させる。したがって、
ブレーキ力の損失は図２の斜線の部分に相当し、従来の
滑走防止装置の場合のブレーキ力の損失に比較して、ブ
レーキ力の損失は大きく減少する。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、滑走を検知した場合に車輪が
再粘着するために必要な量だけ、ブレーキシリンダ圧力
を低下させる方法である。これまでの研究によれば、車
輪の滑走は路面またはレールと車輪間の粘着力をわずか
に超過したために発生しており、ブレーキシリンダ圧力
をわずかに低下させただけで車輪の回転は再粘着に向か
っている。したがって、従来の滑走制御方法は、ブレー
キ力の損失がきわめて大きかったということができる。
本発明によって、雨天等において路面またはレールと車
輪間の粘着力が低下し、滑走防止装置が頻繁に動作する
ような状況において、ブレーキ力の低下を抑制し、ブレ
ーキ距離の増加を抑えることができる。これは、鉄道に
おいては駅の所定の位置に停車しなければならない場合
や信号機が停止指示を表示しており、その信号機の手前
に停車しなければならない場合に大きな効果を発揮す
る。さらに、緊急の際には可能な限り短い距離で停車し
なけばならない。緊急の場合に短い距離で停車すること
が可能になれば、従来の速度以上で車両を運転すること
が可能になり、目的地までの到着時間を短縮することが
できる。また、本発明によれば空気ブレーキにおいて圧
縮空気の消費量を大幅に削減することが可能であり、従
来の滑走防止装置において繰り返して装置が動作したた
めに、圧縮空気が不足し、ブレーキが十分に作用しない
という不測の事態を回避することができる。
再粘着するために必要な量だけ、ブレーキシリンダ圧力
を低下させる方法である。これまでの研究によれば、車
輪の滑走は路面またはレールと車輪間の粘着力をわずか
に超過したために発生しており、ブレーキシリンダ圧力
をわずかに低下させただけで車輪の回転は再粘着に向か
っている。したがって、従来の滑走制御方法は、ブレー
キ力の損失がきわめて大きかったということができる。
本発明によって、雨天等において路面またはレールと車
輪間の粘着力が低下し、滑走防止装置が頻繁に動作する
ような状況において、ブレーキ力の低下を抑制し、ブレ
ーキ距離の増加を抑えることができる。これは、鉄道に
おいては駅の所定の位置に停車しなければならない場合
や信号機が停止指示を表示しており、その信号機の手前
に停車しなければならない場合に大きな効果を発揮す
る。さらに、緊急の際には可能な限り短い距離で停車し
なけばならない。緊急の場合に短い距離で停車すること
が可能になれば、従来の速度以上で車両を運転すること
が可能になり、目的地までの到着時間を短縮することが
できる。また、本発明によれば空気ブレーキにおいて圧
縮空気の消費量を大幅に削減することが可能であり、従
来の滑走防止装置において繰り返して装置が動作したた
めに、圧縮空気が不足し、ブレーキが十分に作用しない
という不測の事態を回避することができる。
【図１】ブレーキ力を一定時間低下させた場合の滑走防
止装置の作用を示した説明図である。
止装置の作用を示した説明図である。
【図２】ブレーキ力を一定量低下させた場合の滑走防止
装置の作用を示した説明図である。
装置の作用を示した説明図である。
【図３】滑走防止装置の構成図である。
【図４】滑走防止装置の基本的な作用を示した説明図で
ある。
ある。
【図５】従来の滑走防止装置の作用を示した説明図であ
る。
る。
１ 回転センサ ２ 演算装置 ３ 供給停止電磁弁 ４ 吐出電磁弁 ５ ブレーキ指令器 ６ ブレーキ制御装置 ７ 空気源 ８ ブレーキシリンダ ９ 車輪 １０ 制輪子
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の滑走防止装置において、車輪が滑
ったことを検知したときにブレーキ力を一定時間低下さ
せ、その後の一定時間は車輪の回転速度を監視し、車輪
の回転速度が車両の速度近傍に復帰しない場合には再び
ブレーキ力を一定時間低下させることを特徴とする滑走
防止装置のブレーキ力制御方法。 - 【請求項２】 車両の滑走防止装置において、車輪が滑
ったことを検知したときにブレーキ力を一定量低下さ
せ、その後の一定時間は車輪の回転速度を監視し、車輪
の回転速度が車両の速度近傍に復帰しない場合には再び
ブレーキ力を一定量低下させることを特徴とする滑走防
止装置のブレーキ力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146814A JP2742354B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 鉄道車両用滑走防止装置のブレーキ力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146814A JP2742354B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 鉄道車両用滑走防止装置のブレーキ力制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319243A true JPH05319243A (ja) | 1993-12-03 |
| JP2742354B2 JP2742354B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=15416136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4146814A Expired - Lifetime JP2742354B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 鉄道車両用滑走防止装置のブレーキ力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2742354B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005189143A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車両の滑走防止制御における車輪損傷の定量評価方法 |
| JP4794690B2 (ja) * | 2008-06-20 | 2011-10-19 | 三菱電機株式会社 | 列車滑走制御装置および列車滑走制御方法 |
| WO2012020470A1 (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-16 | 三菱電機株式会社 | 滑走防止制御装置及びブレーキ制御システム |
| US8457818B2 (en) | 2008-06-20 | 2013-06-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Train slide control device and train slide control method |
| JP2016222054A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 三菱電機株式会社 | 滑走制御装置及び滑走制御方法 |
| JP2017159742A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鉄道車両のブレーキ制御方法、ブレーキ制御装置及びブレーキ制御プログラム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6799275B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2020-12-16 | 株式会社タダノ | 軌陸車の鉄輪の空転滑走検出システム |
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| JPH0218154A (ja) * | 1988-05-16 | 1990-01-22 | American Standard Inc | 電子的スリップ制御装置 |
| JPH0274455A (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-14 | Akebono Brake Res & Dev Center Ltd | 車両のアンチロック制御方法 |
| JPH02141354A (ja) * | 1988-11-19 | 1990-05-30 | Hitachi Ltd | 電気車のブレーキ制御装置 |
| JPH02200556A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-08 | Akebono Brake Ind Co Ltd | 車両のアンチロック制御方法 |
| JPH03143761A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Nippondenso Co Ltd | アンチスキッド制御装置 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4146814A patent/JP2742354B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP5323994B2 (ja) * | 2010-08-09 | 2013-10-23 | 三菱電機株式会社 | 滑走防止制御装置及びブレーキ制御システム |
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| JP2017159742A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鉄道車両のブレーキ制御方法、ブレーキ制御装置及びブレーキ制御プログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2742354B2 (ja) | 1998-04-22 |
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