JPH0531818Y2 - - Google Patents

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JPH0531818Y2
JPH0531818Y2 JP1986087803U JP8780386U JPH0531818Y2 JP H0531818 Y2 JPH0531818 Y2 JP H0531818Y2 JP 1986087803 U JP1986087803 U JP 1986087803U JP 8780386 U JP8780386 U JP 8780386U JP H0531818 Y2 JPH0531818 Y2 JP H0531818Y2
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housing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は圧接コネクタ、詳しくは電線の圧接接
続用端子の収容室を2層以上に形成した圧接コネ
クタに関する。
(従来の技術) 従来、電線の圧接接続用端子(以下単に圧接端
子ともいう)をハウジング内に保持する、いわゆ
る圧接コネクタとしては、例えば米国特許明細書
第4243286号あるいは同明細書第4243288号に開示
されるものがある。
すなわち、前者に開示される圧接コネクタ
A′は第5図に示されるものであつて、ハウジン
グa内に電線wを圧接により接続した端子bを複
数個保持する収容室cが単層に並設されているも
のである。又、後者に開示される圧接コネクタ
A″は第6図に斜視図、第7図に第6図の圧接コ
ネクタに保持された圧接端子eに電線wを圧接し
た状態のB−B断面図で示したものであり、ハウ
ジングd内に圧接端子eを複数個保持する収容室
fが仕切片gを介して上下2層に並設されている
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍ら、第5図に示される圧接コネクタ
A′はハウジングa内に並設される端子収容室c
が単層であるため、コネクタに形成される極数に
は自ら限度があり、多数の極数が要求される最近
の圧接コネクタとしては適用範囲が大幅に制限さ
れる。又、第6図に示される圧接コネクタA″は、
ハウジングd内に並設される端子収容室fが2層
に形成されているから、極数を多数確保し得る上
からはよいが、複数の端子収容室fに夫々保持さ
れた複数の圧接端子eに絶縁被覆電線wを図示し
ない圧接装置を用いて同時に圧接接続する場合、
仕切片g(第7図)の強度が弱いため大きな圧接
力を加えることができず、従つてこの圧接コネク
タA″は電線wが細径で微小電流用の電線圧接端
子にしか適用できないという問題点がある。又、
圧接作業はコネクタの上下両方向から行なう必要
があり、圧接コネクタの最大利点とされる圧接の
自動化に向かないのみならず端子収容室3層以上
に形成することは不可能に近い。
本考案は従来の圧接コネクタのかかる問題点に
着目してなされたもので、電線圧接作業の自動化
が容易で必要に応じ端子収容室を3層以上にも形
成でき、多数の極数を確保できると共に、圧接接
続において大きな圧接力を必要とする比較的大径
の電線圧接にも容易に対応し得る圧接コネクタを
提供すること目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本考案は、電線の
圧接接続用端子が収容される上面開放の端子収容
室を複数室横一列に並設すると共に、該端子収容
室の開放面を上方に向けて連結バンドにより連結
した一対のハウジングと、該一対のハウジングを
着脱自在に合体させる連結部材とからなり、一対
のハウジングは、それぞれその両側壁に係止部を
備え、連結部材はハウジングの解放面を塞ぐ共通
仕切板の両面に前記複数の端子収容室に対応する
電線押え突起を備えると共に、共通仕切板の両側
に前記係止部に係合部を有する連結具を備え、一
対のハウジングをそれぞれ前記解放面を対向させ
た状態で前記連結バンドにより連結部材の共通仕
切板を挟んで折り重ね、前記係止部を連結具の係
合部に係合させ、一対のハウジングをロツクし、
合体させる構造としたことを特徴とする。
(作用) 各コネクタハウジング内の圧接端子に開口から
電線を圧接させた状態で、連結部材を各コネクタ
ハウジングの間に挟持させる。該連結部材の共通
仕切板は各コネクタハウジングの開口に対する共
通壁として作用し、また電線押え突起は電線を押
え付けて電線の抜けを防ぐ。
(実施例) 以下に本考案を、実施例を示す添付の図面を基
づいて詳細に説明する。
第1図に本考案の圧接コネクタの斜視図、第2
図に同分解斜視図を示した。
図において本考案の圧接コネクタAは、連結バ
ンド1により連結して成る複数個(図示の例では
2個)のハウジングA1,A2と複数のハウジング
A1,A2を着脱自在に合体する連結部材Bとから
構成される。
先ず、ハウジングA1,A2は圧接端子Cが収容
される端子収容室2a,2bが夫々複数室(図示
の例ではハウジングA1内に2室、ハウジングA2
内に4室)夫々横一列に並設される。この端子収
容室2a,2bはその前部が圧接端子Cの後述す
る電気接触部が挿着される空洞部2a1,2b1に形
成されるが、その後方の圧接端子Cが臨む上面は
電線圧接方向の開口18a,18bを有して開放
状態に形成されている。3a,3bは端子収容室
2a,2bを夫々区劃する仕切壁であり、その後
部上面には連結部材Bの位置決め用突起4a,4
bが突設されている。5a,5bはハウジング
A1,A2の夫々両側壁であり、両側壁5a,5b
には連結部材Bの連結具9をロツクする係止部と
して係止突起6a,6bが形成されている。
又、7はハウジングA1とA2とを合体したとき、
コネクタAの外面に形成されるロツキングアーム
であり、図示の例ではハウジングA1の端子収容
室2a間の間隙に形成されている。ロツキングア
ーム7は図示しない相手コネクタとの嵌合ロツク
用に供されるもので、上面にロツク突起7a及び
ロツク解除用の押圧突起7bが形成されている。
以上の構成からなるハウジングA1,A2は端子
収容室2a,2bの開放面を夫々上方に向けて連
結バンド1により連結される。この連結バンド1
は柔軟性を有する肉薄の樹脂材料等により形成さ
れるもので、第2図に示されるようにハウジング
A1及びA2の対向する一方の側壁5a,5bの後
部にその両端が一体形成、融着等により固着され
ている。
次に連結部材Bは、方形の共通仕切板8の両側
縁にハウジングA1及びA2の連結具9をその中間
部において共通仕切板8の面に対し垂直に固着す
ると共に、必要に応じ共通仕切板8の後部に電線
押え部10を形成してなるものである。連結具9
は縦方向に前記係止部に対する係合部としてのロ
ツク孔9aを設けた長方板体で形成される。又、
電線押え突起10は共通仕切板8の後端部におい
てその両面側に突出する突設押え突起10a,1
0bを形成してなり、スリツト11により端子収
容室2a,2bに対応する複数個に分離されてい
る。スリツト11は共通仕切板8の後部におい
て、端子収容室2a,2bの仕切壁3a,3b上
に突設された突起4a,4bが係入される幅及び
位置に形成される。
次に圧接端子Cは第3図に斜視図で示されるよ
うなものが使用される。すなわち、図は雌型圧接
端子の例を示し、前部に図示しない相手雄型端子
との電気接触部12、その後部に電線wの圧接接
続部13、電線wの挾持部14、後端に電線wに
対する張力負荷防止用の屈曲部15を夫々具備す
ると共に基板に切起しランス16(第4図参照)
を形成して成るものである。
以下に本考案の圧接コネクタAの作用について
説明する。
先ず、連結バンド1により連結されたハウジン
グA1及びA2を第2図に示すように端子収容室2
a,2bを上方に向けて並列に配置する。次いで
端子収容室2a,2bに圧接端子Cを夫々収容
し、第4図に第2図のA−A断面図で示したよう
に、切起しランス16を端子収容室2a,2bの
底壁17に形成されている段部17aに係止して
固定する。次いで各端子収容室2a,2bに収容
固定された圧接端子Cの圧接接続部13乃至屈曲
部15の上にワイヤーハーネス(図示せず)を構
成する各絶縁電線wの端末部を載置し、挾持部1
4において各電線wを加締め固定したのち、図示
しない圧接装置を用いて圧接接続部13に圧接接
続する。圧接接続部13における電線wとの導通
は、圧接接続部13に対向形成されている圧接刃
13aにより電線wの絶縁被覆の一部が切り込ま
れ、圧接刃13aに電線wの芯線導体が圧接され
ることにより行なわれる。
次いで第2図に示されるように、連結部材Bを
ハウジングA2に形成されている端子収容室2b
の開放面にかぶせ、スリツト11を仕切壁上縁の
突起4bに係入させて位置決めしたのち、連結具
9のロツク孔9a下端をハウジングA2の両側壁
に設けられた係止突起6bに係合させて連結部材
Bを先ずハウジングA2に固定させる。次いで連
結バンド1を介して電線wの圧接を終了したハウ
ジングA1を矢線イ方向に反転させ、ハウジング
A1の仕切壁3aに形成された突起4aを連結部
材Bのスリツト11に係入させて位置決めすると
共に、側壁5aに設けられている係止突起6aを
連結具9のロツク孔9a上端に係合させて固定す
る。
以上の作業により組付けは完了し、第1図に示
されるような端子収容室2a,2bを2層に具備
する本考案の圧接コネクタAが形成される。
本考案において連結部材Bは一対のハウジング
A1,A2を1個の圧接コネクタに合体固定する作
用を有すると共に第4図に示されるように圧接端
子Cに接続された電線wを屈曲部15の後方位置
において突設部10a,10bにより端子収容室
の底壁17側に押圧して屈曲部15における電線
wの屈曲を確実にし、張力負荷を吸収して圧接接
続部を保持する作用を有する。
以上の実施例ではハウジングA1,A2との合体
固定手段として連結部材Bに設けた連結具9を使
用した場合について述べたが、連結具9のみを別
部材として用意し、これをハウジングA1,A2
両側壁に設けた突起6a,6bに係合するように
してもよく、又、連結具9と同様の連結部材を予
めハウジングA1又はA2の側壁5a又は5bに固
着しておき、これを側壁5a又は5bの一方に設
けた突起6a又は6bに係止させるようにしても
よい。
又、以上は連結バンド1により連結された2個
のハウジングを合体して1個の圧接コネクタを形
成する場合の実施例であるが、本考案によれば連
結バンドにより並列に連結された3個以上のハウ
ジングを合体して端子収容室を3層を以上具備す
る圧接コネクタを形成することも可能となる。
(考案の効果) 本考案の圧接コネクタは以上詳細に説明した構
成及び作用よりなり、端子収容室を横一列に並設
した複数のハウジングを、装着された圧接端子に
対し電線を夫々圧接接続した後に合体して複数層
の端子収容室を具備する圧接コネクタを形成する
ようにしたから、ハウジングの強度あるいは構造
上の制約を受けることなく、又圧接力を要する比
較的大径の電線についても圧接接続を行なうこと
ができると共に、圧接接続の自動化を容易に達成
することが可能となる。また、各層の上面が解放
された端子収容室は連結部材の共通仕切板により
塞がれて独立の室として区画形成されるから、水
分、埃、電線(芯線)のほつれなどによる電流リ
ーク現象が防止されると共に、連結部材に設けら
れた電線押え突起で圧接端子に圧接接続された電
線を押圧することにより、電線保持力が強化され
る。また連結部材の共通仕切板が各コネクタハウ
ジングの開口に対する共通壁として作用するか
ら、コネクタハウジングの重ね合わせ方向のコン
パクト化が図られ、組付が容易で自動化にも対応
できる。さらに、これに伴なつて複数層の端子収
容室を具備する多極の圧接コネクタの形成が極め
て容易となるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の圧接コネクタの一実施例を示
す斜視図、第2図は同上圧接コネクタの分解斜視
図、第3図は圧接端子の一例を示す斜視図、第4
図は第2図のハウジングに収容された圧接端子に
電線が圧接接続された状態のA−A断面図、第5
図及び第6図は従来の圧接コネクタの例を示す斜
視図、第7図は第6図のハウジングに収容された
圧接端子に電線が圧接接続された状態のB−B断
面図を示す。 A1,A2……ハウジング、B……連結部材、C
……圧接端子、1……連結バンド、2a,2b…
…端子収容室、6a,6b……係止突起、8……
共通仕切板、9……連結部、9a……ロツク孔、
10a……電線押え突起、18a,18b……開
口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電線の圧接接続用端子が収容される上面開放の
    端子収容室を複数室横一列に並設すると共に、該
    端子収容室の開放面を上方に向けて連結バンドに
    より連結した一対のハウジングと、該一対のハウ
    ジングを着脱自在に合体させる連結部材とからな
    り、 一対のハウジングは、それぞれその両側壁に係
    止部を備え、連結部材はハウジングの解放面を塞
    ぐ共通仕切板の両面に前記複数の端子収容室に対
    応する電線押え突起を備えると共に、共通仕切板
    の両側に前記係止部に係合する係合部を有する連
    結具を備え、 一対のハウジングをそれぞれ前記解放面を対向
    させた状態で前記連結バンドにより連結部材の共
    通仕切板を挟んで折り重ね、前記係止部を連結具
    の係合部に係合させ、一対のハウジングをロツク
    し、合体させる構造としたことを特徴とする圧接
    コネクタ。
JP1986087803U 1986-06-11 1986-06-11 Expired - Lifetime JPH0531818Y2 (ja)

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JPS62200252U JPS62200252U (ja) 1987-12-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579921Y2 (ja) * 1990-05-28 1998-09-03 住友電装 株式会社 圧接端子コネクタ
JP2019153409A (ja) * 2018-03-01 2019-09-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6031074B2 (ja) * 1975-11-27 1985-07-19 株式会社日立ホームテック 高周波調理器

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JPS62200252U (ja) 1987-12-19

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