JPS6031074B2 - 高周波調理器 - Google Patents
高周波調理器Info
- Publication number
- JPS6031074B2 JPS6031074B2 JP50141867A JP14186775A JPS6031074B2 JP S6031074 B2 JPS6031074 B2 JP S6031074B2 JP 50141867 A JP50141867 A JP 50141867A JP 14186775 A JP14186775 A JP 14186775A JP S6031074 B2 JPS6031074 B2 JP S6031074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- heating chamber
- time
- frequency oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒーターから発生する熱エネルギーにより加熱
された高温空気で食品の表面を加熱し、かつ高周波発振
器から発生する高周波エネルギーにより食品の内部を直
接議露加熱して調理を行う高周波調理器の改良に関する
ものである。
された高温空気で食品の表面を加熱し、かつ高周波発振
器から発生する高周波エネルギーにより食品の内部を直
接議露加熱して調理を行う高周波調理器の改良に関する
ものである。
高周波発振器とヒーターとを備えた高周波調理器におい
て、入力電流を少なくする手段として従来は高周波発振
器とヒーターとを交互に周期的に通電する方法がとられ
ていた。
て、入力電流を少なくする手段として従来は高周波発振
器とヒーターとを交互に周期的に通電する方法がとられ
ていた。
しかしながら、加熱室内の空気の加熱は全面的にヒータ
ーに依存しているから、このような交互通電では連続通
鰭に比べて所定の空気温度にするのにより長い時間がか
）るという欠点があった。また、加熱の途中で調理器の
ドァを開閉した場合には、加熱室内の空気の温度が下っ
てしまって、高温空気による食品の表面加熱と高周波エ
ネルギーによる内部加熱のバランスがくずれてしまい、
仕上りに悪、影響を及ぼすという欠点があった。本発明
は、温度制御回路により加熱室内の空気温度に応じてヒ
ーターをオン・オフさせ、そのヒーターのオフの時間内
において高周波発振器を適当な時間オンさせる時間制御
回路を設けることにより、加熱室空気温度による食品表
面加熱と高周波エネルギーによる食品内部加熱とが同時
に行え仕上りの良に調理を短時間で行うことができるよ
うにしたものである。
ーに依存しているから、このような交互通電では連続通
鰭に比べて所定の空気温度にするのにより長い時間がか
）るという欠点があった。また、加熱の途中で調理器の
ドァを開閉した場合には、加熱室内の空気の温度が下っ
てしまって、高温空気による食品の表面加熱と高周波エ
ネルギーによる内部加熱のバランスがくずれてしまい、
仕上りに悪、影響を及ぼすという欠点があった。本発明
は、温度制御回路により加熱室内の空気温度に応じてヒ
ーターをオン・オフさせ、そのヒーターのオフの時間内
において高周波発振器を適当な時間オンさせる時間制御
回路を設けることにより、加熱室空気温度による食品表
面加熱と高周波エネルギーによる食品内部加熱とが同時
に行え仕上りの良に調理を短時間で行うことができるよ
うにしたものである。
本発明の実施例を図面に従って説明する。
第１図は本発明の高周波調理器の加熱室付近の構造を示
す要部断面図で、高周波発振器１は導波管２を介して加
熱室３に連結されている。加熱室３の入口には開閉自在
のドア３ａが設けられている。加熱室３内には室内の空
気温度を上げるヒーター４が設けられ、加熱された空気
の温度は感熱素子５ａによって検知される。受皿６に載
せられた食品７はその周囲の高温空気により表面が加熱
され、内部は高周波エネルギーにより直接誘電加熱され
る。第２図は第１図に対応する本発明の電気回路図で、
高周波発振器１とヒーター４との動作を制御するのに必
要な電気部品類を主に図示したものである。
す要部断面図で、高周波発振器１は導波管２を介して加
熱室３に連結されている。加熱室３の入口には開閉自在
のドア３ａが設けられている。加熱室３内には室内の空
気温度を上げるヒーター４が設けられ、加熱された空気
の温度は感熱素子５ａによって検知される。受皿６に載
せられた食品７はその周囲の高温空気により表面が加熱
され、内部は高周波エネルギーにより直接誘電加熱され
る。第２図は第１図に対応する本発明の電気回路図で、
高周波発振器１とヒーター４との動作を制御するのに必
要な電気部品類を主に図示したものである。
高周波加熱とヒータ加熱とにより調理が終了するまでの
加熱時間を設定する調理タイマ（図示せず）のオン時間
内において、入力端子ａ，ｂに商用周波数の電圧を印加
すると、ヒーター４がオンとなり、加熱室３内の空気を
加熱する。
加熱時間を設定する調理タイマ（図示せず）のオン時間
内において、入力端子ａ，ｂに商用周波数の電圧を印加
すると、ヒーター４がオンとなり、加熱室３内の空気を
加熱する。
この空気温度を温度制御回路５内の感熱素子５ａが検知
し、調理に適する設定温度を越えると、切換スイッチ５
ｂを動作させ、ヒーター４をオフにする。感熱素子５ａ
は例えばステンレススチール、銅などの管にシリコーン
オィル等を入れてなる液体膨張式のサーモスタットであ
る。温度制御回路５は、図示してないが温度調節ダイヤ
ルなどと粗合せて外部から任意に温度設定が出来るよう
にすると使い易い。ヒーター４がオフになると、時間制
御回路８を介して高圧電源装置９が動作し、高周波発振
器１がオンとなり、前記加熱室３に高周波エネルギーが
供給される。時間制御回路８は時間設定部８ａとスイッ
チ８ｂから成る。全調理時間を設定するタイマー（図示
せず）により入力端子ａ，ｂに電圧を印加している間は
、加熱室３内の空気温度が設定温度を越えてヒーター４
がオフとなるたびに時間設定部８ａで設定した時間ｔ４
だけ高周波発振器１が発振する。スイッチ１０，１１は
高周波エネルギーで加熱中にドア３ａを開けたとき高周
波発振器の動作を停止させ、外部へ高周波エネルギーが
漏れるのを防ぐ安全スイッチである。第２図の電気回路
を使えば、加熱室３内の空気温度、ヒーター４の消費電
力、高周波発振器１の高周波出力はそれぞれ調理中の経
過時間に対して第３図のようになる。
し、調理に適する設定温度を越えると、切換スイッチ５
ｂを動作させ、ヒーター４をオフにする。感熱素子５ａ
は例えばステンレススチール、銅などの管にシリコーン
オィル等を入れてなる液体膨張式のサーモスタットであ
る。温度制御回路５は、図示してないが温度調節ダイヤ
ルなどと粗合せて外部から任意に温度設定が出来るよう
にすると使い易い。ヒーター４がオフになると、時間制
御回路８を介して高圧電源装置９が動作し、高周波発振
器１がオンとなり、前記加熱室３に高周波エネルギーが
供給される。時間制御回路８は時間設定部８ａとスイッ
チ８ｂから成る。全調理時間を設定するタイマー（図示
せず）により入力端子ａ，ｂに電圧を印加している間は
、加熱室３内の空気温度が設定温度を越えてヒーター４
がオフとなるたびに時間設定部８ａで設定した時間ｔ４
だけ高周波発振器１が発振する。スイッチ１０，１１は
高周波エネルギーで加熱中にドア３ａを開けたとき高周
波発振器の動作を停止させ、外部へ高周波エネルギーが
漏れるのを防ぐ安全スイッチである。第２図の電気回路
を使えば、加熱室３内の空気温度、ヒーター４の消費電
力、高周波発振器１の高周波出力はそれぞれ調理中の経
過時間に対して第３図のようになる。
第３図において加熱開始時にまずヒーター４がオンとな
り、そのヒーター消費電力例えば１２００Ｗが加熱室３
内の空気温度を上げるのに使われ、設定温度を若干越え
ると、温度制御回略５が働いてヒーター４がオフとなる
。この間の所要時間がｔ，である。ヒーター４がオフに
なっているら時間内に時間制御回路８が働いてし時間（
し＜ら）だけ高周波発振器１がオンとなり、加熱室３に
高周波エネルギー例えば６００Ｗが供給される。加熱室
空気温度が設定温度より若干下がると温度制御回路５が
働いてヒーター４が再びら時間オフとなる。
り、そのヒーター消費電力例えば１２００Ｗが加熱室３
内の空気温度を上げるのに使われ、設定温度を若干越え
ると、温度制御回略５が働いてヒーター４がオフとなる
。この間の所要時間がｔ，である。ヒーター４がオフに
なっているら時間内に時間制御回路８が働いてし時間（
し＜ら）だけ高周波発振器１がオンとなり、加熱室３に
高周波エネルギー例えば６００Ｗが供給される。加熱室
空気温度が設定温度より若干下がると温度制御回路５が
働いてヒーター４が再びら時間オフとなる。
このようにヒーター４が加熱開始から設定温度に達する
までは連続的にオンで、その後加熱室内の空気温度を設
定温度近傍に保持するようにオン、オフを繰返す。一方
、高周波発振器１はヒータ４がオフの間だけ適当な時間
オンとなる。すなわち、ヒーター４は高周波発振器１の
オン、オフとは無関係に加熱室内空気を最も速く設定温
度に上げるように温度制御回路５によって制御される。
第４図，第５図は本発明の他の実施例を示す回路図で、
それらの回路の動作は第３図と類似している。
までは連続的にオンで、その後加熱室内の空気温度を設
定温度近傍に保持するようにオン、オフを繰返す。一方
、高周波発振器１はヒータ４がオフの間だけ適当な時間
オンとなる。すなわち、ヒーター４は高周波発振器１の
オン、オフとは無関係に加熱室内空気を最も速く設定温
度に上げるように温度制御回路５によって制御される。
第４図，第５図は本発明の他の実施例を示す回路図で、
それらの回路の動作は第３図と類似している。
第４図では時間制御回路８にサィリスタ８ｃとそのサィ
リスタ８ｃをオン、オフさせるための電気信号を出す点
弧回路８ｄを設けたものである。
リスタ８ｃをオン、オフさせるための電気信号を出す点
弧回路８ｄを設けたものである。
点弧回路８ｄからの信号を適当な時間間隔で造続的に出
せば、第３図で示した高周波発振器１のオン時間し内に
おいて高周波発振器１を断続させることができるので、
高周波出力の時間平均値の可変範囲が広くなる。第５図
では温度制御回路５がサィリスタ５ｃ，５ｄ、点孤回路
５ｅおよびサーミスタなどの感Ｖ熱素子５ａから構成さ
れている。
せば、第３図で示した高周波発振器１のオン時間し内に
おいて高周波発振器１を断続させることができるので、
高周波出力の時間平均値の可変範囲が広くなる。第５図
では温度制御回路５がサィリスタ５ｃ，５ｄ、点孤回路
５ｅおよびサーミスタなどの感Ｖ熱素子５ａから構成さ
れている。
加熱室空気温度に対する感Ｖ熱素子５ａの熱り６答に従
って点弧回略５ｅからの信号をサイリスタ５ｃまたは５
ｄに出し、高周波発振器１またはヒーター４を動作させ
るようになっている。サーミスタのように高周波エネル
ギーで加熱されるものを感Ｖ熱素子５ａに使用する場合
は素子自体および素子と点弧回路５ｅを結ぶリード線の
うち加熱室３に挿入される部分は金属性カバーをして高
周波が直接照射されないようにする。この温度制御回路
５は感熱素子をサーミスタなどの小形なものとし、熱山
Ｅ答を敏感にしてヒーター４のオンとオフのときの加熱
室３内の空気温度の差を小さくすることができる。ｏ
以上述べたように本発明によると、ヒーター４は加熱室
空気温度に追従してオン、オフするので加熱開始時から
加熱室空気温度が設定温度に達するまでのヒーター４の
通電率が１００％になり、設定温度までの立上り時間が
短かし、。また、加熱途タ中でドア３ａを開けると加熱
室空気温度が下がるが、この場合もヒータ−４がオンを
持続し、加熱室空気温度が設定温度に短時間で戻る。一
方、高周波発振器１は加熱室空気温度が設定温度を越え
、ヒーター４がオフになったときのみ０オンとなる。
って点弧回略５ｅからの信号をサイリスタ５ｃまたは５
ｄに出し、高周波発振器１またはヒーター４を動作させ
るようになっている。サーミスタのように高周波エネル
ギーで加熱されるものを感Ｖ熱素子５ａに使用する場合
は素子自体および素子と点弧回路５ｅを結ぶリード線の
うち加熱室３に挿入される部分は金属性カバーをして高
周波が直接照射されないようにする。この温度制御回路
５は感熱素子をサーミスタなどの小形なものとし、熱山
Ｅ答を敏感にしてヒーター４のオンとオフのときの加熱
室３内の空気温度の差を小さくすることができる。ｏ
以上述べたように本発明によると、ヒーター４は加熱室
空気温度に追従してオン、オフするので加熱開始時から
加熱室空気温度が設定温度に達するまでのヒーター４の
通電率が１００％になり、設定温度までの立上り時間が
短かし、。また、加熱途タ中でドア３ａを開けると加熱
室空気温度が下がるが、この場合もヒータ−４がオンを
持続し、加熱室空気温度が設定温度に短時間で戻る。一
方、高周波発振器１は加熱室空気温度が設定温度を越え
、ヒーター４がオフになったときのみ０オンとなる。
したがって本発明によると、入力電流を過大にすること
なく食品７の空気温度による表面加熱と高周波エネルギ
ーによる内部加熱とが同時に行え、仕上りの良い調理を
短時間で行うことができる。
なく食品７の空気温度による表面加熱と高周波エネルギ
ーによる内部加熱とが同時に行え、仕上りの良い調理を
短時間で行うことができる。
第１図は本発明の高周波調理器の加熱室付近の構造を示
す要部断面図、第２図は第１図に対応する本発明の電気
回路図、第４図と第５図は本発明の他の実施例を示す電
気回路図である。 第３図は本発明の高周波調理器の動作例を示す。１・・
・・・・高周波発振器、３・・・・・・加熱室、４・・
・・・・ヒーター、５……温度制御回路、５ａ・・・…
感熱素子、８・・・・・・時間制御回路、９・・・・・
・高圧電源装置。 第１図第２図 第４図 第３図 第５図
す要部断面図、第２図は第１図に対応する本発明の電気
回路図、第４図と第５図は本発明の他の実施例を示す電
気回路図である。 第３図は本発明の高周波調理器の動作例を示す。１・・
・・・・高周波発振器、３・・・・・・加熱室、４・・
・・・・ヒーター、５……温度制御回路、５ａ・・・…
感熱素子、８・・・・・・時間制御回路、９・・・・・
・高圧電源装置。 第１図第２図 第４図 第３図 第５図
Claims (1)
- １ 高周波発振器とヒーターとを加熱源とする高周波調
理器において、加熱室内の空気の温度を感知して加熱室
内の空気の温度を調理に適する温度に設定する感熱素子
を有する温度制御回路によりヒーターのオン，オフを制
御し、このヒーターがオフになつている時間内に時間制
御回路により高周波発振器を適当な時間オンさせ、ヒー
ターと高周波発振器とを交互に動作させることを特徴と
する高周波調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50141867A JPS6031074B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | 高周波調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50141867A JPS6031074B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | 高周波調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5265337A JPS5265337A (en) | 1977-05-30 |
| JPS6031074B2 true JPS6031074B2 (ja) | 1985-07-19 |
Family
ID=15301999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50141867A Expired JPS6031074B2 (ja) | 1975-11-27 | 1975-11-27 | 高周波調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031074B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191171U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | ||
| JPH0531818Y2 (ja) * | 1986-06-11 | 1993-08-16 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54102639A (en) * | 1978-01-30 | 1979-08-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High frequency heating device |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251341A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | T Hasegawa Co Ltd | Preparation of cis-jasmone |
-
1975
- 1975-11-27 JP JP50141867A patent/JPS6031074B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5251341A (en) * | 1975-10-23 | 1977-04-25 | T Hasegawa Co Ltd | Preparation of cis-jasmone |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62191171U (ja) * | 1986-05-28 | 1987-12-04 | ||
| JPH0531818Y2 (ja) * | 1986-06-11 | 1993-08-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5265337A (en) | 1977-05-30 |
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