JPH053006A - 発光素子 - Google Patents

発光素子

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JPH053006A
JPH053006A JP3153084A JP15308491A JPH053006A JP H053006 A JPH053006 A JP H053006A JP 3153084 A JP3153084 A JP 3153084A JP 15308491 A JP15308491 A JP 15308491A JP H053006 A JPH053006 A JP H053006A
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JP
Japan
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spacer
front panel
frit glass
light emitting
phosphor
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JP3153084A
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Inventor
Zenichiro Hara
善一郎 原
Shunichi Futaishi
俊一 二石
Kozaburo Shibayama
耕三郎 柴山
Sashiro Kamimura
佐四郎 上村
Yoshiyuki Nishii
良行 西井
Isamu Kanda
勇 神田
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Mitsubishi Electric Corp
Noritake Itron Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Ise Electronics Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/861Vessels or containers characterised by the form or the structure thereof
    • H01J29/862Vessels or containers characterised by the form or the structure thereof of flat panel cathode ray tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J5/00Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J5/20Seals between parts of vessels
    • H01J5/22Vacuum-tight joints between parts of vessel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/26Sealing together parts of vessels
    • H01J9/261Sealing together parts of vessels the vessel being for a flat panel display

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フリットガラスの蛍光面への流れ込みを防止
するとともにスペーサ外側へのはみ出しを防止する。 【構成】 スペーサの前面パネル側の接合面に、外方に
向って開く傾斜加工面を設け、またはその接合面外側に
接合面内側より大きいフリットガラス介在のための隙間
を設け、あるいは前面パネル,背面パネルをこれらの各
接合面にスクリーン印刷したフリットガラスによってス
ペーサに接合したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、競技場等において使
用される大画面表示装置を構成するための発光素子に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特公昭64−995号に示
された従来の表示装置を示す組立斜視図であり、図にお
いて、1aは蛍光体の塗布された表示部としての前面パ
ネル、1bは表示部1aを前面に取り付けている筒状の
スペーサ、1cはスペーサ1bの後面に取り付けられ、
かつ上面に各種制御電極が配設された基板としての後部
パネルである。これらは互いに組み付けられて、表示管
の真空容器1を構成する。2は基板1c上に設けられた
線状カソード、3は第1の制御電極(走査電極)、4は
第2の制御電極(データ電極)である。5及び6は2種
類の制御電極3,4をそれぞれ行方向及び列方向に共通
に接続する配線パターン、7は発光部に対応して開口部
8が設けられた遮弊電極、9は蛍光体、10は排気部で
ある。図6は2種類の制御電極3,4の配置及び配線を
示す。S1〜S4は行方向に共通に接続された走査電極
3の引き出し部、D1〜D4は行方向に共通に接続され
たデータ電極4の引き出し部である。図7はそれぞれの
制御電極3およびデータ電極4に印加する信号のタイミ
ングを示している。また、図8は画素P11〜P44の
配列と電極の対応関係を示し、図9は各電極の電位と電
子の流れを説明している。さらに、図10は発光素子を
多数(ここでは2個)配列したディスプレイの一例であ
り、図11は発光素子の横断面図である。
【0003】次に動作について説明する。この種の表示
装置の基本原理は、カソード2から放出された熱電子を
加速し、陽極に衝突させることにより、陽極面に塗布さ
れた蛍光体を励起し、発光せしめるものである。すなわ
ち、図9において、カソード2から放出された熱電子は
第1の制御電極(走査電極)3と、第2の制御電極(デ
ータ電極)4の電位の組合わせにより、次の様に振る舞
う。それぞれ図9に対応付けて示す。 行方向に接続された走査電極3及び列方向に接続さ
れたデータ電極4がともにカソード2に対して正の場合 データ電極4の正電位によりカソード2から放出された
電子は、走査電極3の電位により偏向され、所定の開口
部を通過し、陽極に達し蛍光体9を発光せしめる。 走査電極3が正で、データ電極4が負の場合 カソード2に近いデータ電極4の負電位によりカソード
2近傍の電位が負になり、熱電子の放出が抑制される。
このため蛍光体9は発光しない。 走査電極3が負で、データ電極4が正の場合、次の
2通りの場合がある。 (a)他方の走査電極3が正の場合、カソード2から放
出された熱電子は走査電極3の電位により他方の走査電
極3側へ偏向され、蛍光体9は発光しない。 (b)他方の走査電極3も負の場合、データ電極4の電
位は正であるが、データ電極4の面積が小さいため両側
の走査電極3の負の電位の影響により、カソード2近傍
は負となり、熱電子の放出が抑制され蛍光体9は発光し
ない。 走査電極3、データ電極4ともに負の場合 カソード2近傍の電位が負になり、熱電子の放出が抑制
され、蛍光体9は発光しない。この結果、図5の配線関
係と図8の画素の配列との関係より、正の電位が印加さ
れる行(走査)電極及び列(データ)電極の交点に位置
する蛍光体9が発光することになる。まず、引き出し部
S1に信号が印加された場合、画素P11〜P14が選
択され、これらがデータ電極の引き出し部D1〜D4の
電位に従って発光する。次に引き出し部S2に信号が印
加されると画素P21〜P24が選択され、やはりデー
タ電極の電位に従って発光する。つまり、図7に示すよ
うに、走査電極3に逐次走査信号を印加し、データ電極
4に任意のデータ信号を印加することによって、任意の
表示を得ることができるようになる。図10は発光素子
Aを多数配列したディスプレイの一例である。発光素子
A間のつなぎめが目立たないように発光素子A内の画素
間には、発光素子A周辺部のデッドスペース(幅T1)
の2倍以上のスペースT2が必要となる。図11は発光
素子Aの横断面図である。前面パネル1aにはスクリー
ン印刷にて蛍光体9が塗布されている。ここで、実際に
は蛍光体9表面にはアルミニウム膜が蒸着される(メタ
ルバック)が、図には示していない。さらにスペーサ1
b及び背面パネル1cはフリットガラス50で封止され
ている。発光素子Aの外部へ信号を引き出す制御電極2
0は図5に示すように、スペーサ1bと背面パネル1c
の封止部を介して引き出すようにしているが、後部パネ
ル1cより直接引き出してもよい。また、前面パネル1
aとスペーサ1bとの接合は、図12に示すように、デ
ィスペンサ31のノズル32からフリットガラス50を
注出しながら、スペーサ1bの接合面に沿って一周さ
せ、このスペーサ1b上のフリットガラス50上に前面
パネル1aを圧接して行う。なお、背面パネル1cとス
ペーサ1bとの接合も同様にして行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の発光素子は以上
のように構成されているので、発光素子Aを密に配列し
て正常な画像を得るためには、図10に示すようにディ
スプレイの画素配列の均一さを高精度に保つ必要がある
ところ、現状の構造では図12に示すように、前面パネ
ル1aとスペーサ1bとの封止部において、フリットガ
ラス50が表示部1aの蛍光体9面に流れ込み、画素配
列の均一性が損なわれるほか、フリットガラス50がス
ペーサ1bの外側面に突出し、発光素子Aの密な配列が
行えないなどの課題があった。このフリットガラス50
がはみ出す原因としては、フリットガラス50の塗布
に、図12に示すようなディスペンサ31を使用するた
め、フリットガラス50の塗布量が不均一になるためで
ある。例えば、ディスペンサ31はノズル32からフリ
ットガラス50を出しながらスペーサ1bの接合部(フ
リットガラス塗布部)を一周する。ここで、ノズル32
から出るフリットガラス50の量及びディスペンサの移
動速度をともに一定にすることは困難であり、特に、コ
ーナー部では極めて難しい。このため、フリットガラス
50の塗布量が場所によって不均一となり、封止工程
後、はみ出したフリットガラス50を別途研摩すること
が必要で、この場合、研摩部に微小なキズが発生し、ガ
ラス容器の強度が低下し、発光素子として長期にわたる
信頼性を確保できないなどの課題があった。
【0005】この請求項1の発明は上記のような課題を
解消するためになされたもので、前面パネルとスペーサ
との接合部において、フリットガラスの蛍光面側への流
れ込みを無くし、デッドスペースが小さく、均一な画素
配列を得ることのできる高品質の発光素子を得ることを
目的とする。
【0006】また、この請求項2の発明は前面パネルと
スペーサ接合部におけるフリットガラスのスペーサ外側
へのはみ出しを防止でき、従来のようにフリットガラス
を研摩する必要のない、高信頼性の発光素子を得ること
を目的とする。
【0007】さらに、この請求項3の発明はフリットガ
ラスの蛍光体側およびスペーサ外側へのはみ出しを防止
でき、フリットガラスを研摩する必要がない発光素子を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この請求項1の発明に係
る発光素子は、スペーサの前面パネル側の接合面に外方
に向って開くように形成された傾斜加工面を備え、該傾
斜加工面により生じた上記スペーサと前面パネルとの隙
間にフリットガラスを塗布して、これらを相互に接合し
たものである。
【0009】この請求項2の発明に係る発光素子は、前
面パネルおよび背面パネルとスペーサとの接合面外側
に、接合面内側より大きいフリットガラス介在のための
隙間を設けたものである。
【0010】この請求項3の発明に係る発光素子は、前
面パネルおよび背面パネルを、これらの各接合面にスク
リーン印刷したフリットガラスにより、スペーサに接合
したものである。
【0011】
【作用】この請求項1の発明における傾斜加工面は、前
面パネルとスペーサとの接合時に、これらの間に介在さ
せたフリットガラスをスペーサの外側へ押し出させ、ス
ペーサ内部の前面パネル上にある蛍光体の上へはみ出さ
せないように機能する。
【0012】この請求項2の発明における接合面外側の
大きい隙間は、前面パネルおよび背面パネルとスペーサ
との接合時に、これらの間に介在させたフリットガラス
が押されて外方へ移動する分を保持し、スペーサの外側
面へ突出するのを防止する。
【0013】この請求項3の発明におけるフリットガラ
スは、スクリーン印刷によって、前面パネルおよび背面
パネルのスペーサに対する接合面に薄く均等に塗布され
るので、各パネルとスペーサとの接合により、これらの
接合面からのフリットガラスのはみ出しを確実に抑えら
れるようにする。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、30はスペーサ1bの前面パネル
1a側の接合面に形成した傾斜切欠であり、これがスペ
ーサ1bの接合面の内側の稜を前面パネルとしての前面
パネル1aに当接せしめると、前面パネル1aとスペー
サ1b接合部の外側の稜との間にすきまを作る。そこ
で、このすきまにフリットガラス50が塗布されて、両
者が接合されている。
【0015】次に動作について説明する。まず、スペー
サ1bの前面パネル1a側の接合面には傾斜加工面30
が設けられ、この傾斜加工面30にフリットガラス50
が塗布され、続く、封止工程において、前面パネル1a
とスペーサ1bとが組合わされて、加熱される。ここ
で、フリットガラス50が軟化し、スペーサ1bの前面
パネル1a側の接合面の内側の稜が前面パネル1aに当
接する。さらに、フリットガラス50は溶融し、前面パ
ネル1aとスペーサ1bの接合部におけるすきまにたま
る。このとき、スペーサ1bの接合面の内側の稜が前面
パネル1aに当接するため、フリットガラス50の蛍光
体9側への流れ込みがなくなる。この結果、各発光素子
Aのつなぎめ部分のデッドスペースが小さくなり、高品
質の発光素子Aを得ることができる。なお、上記実施例
では制御電極3,4がカソード2の背面に配設された例
で説明したが、カソード2と陽極間に配設されたもので
もよい。さらに、カソード2と画素P11〜P44との
対応関係は1対2で示したが、1対1あるいは1対nの
任意の関係でもよい。また、各制御電極3,4は真空容
器1の一部を構成する基板1c上に構成するような例を
用いて示したが、真空容器1内部に設けられた他の平板
上に構成してもよい。
【0016】図2は請求項2の発明の一実施例を示し、
41はスペーサ1bの上端面外側に形成された切欠、4
2は前面パネル1aの下面外側に形成された切欠で、こ
れらが塗布されたフリットガラス50を介して接合され
ており、この接合面においては、内側の隙間G1より外
側の隙間G2の方が大きくなっている。なお、このよう
な隙間寸法の関係を得るのに各切欠41,42のいずれ
か一方を設けてもよく、また、上記各切欠41,42を
図3に示すように外側に向ってともに開くような傾斜加
工面とすることもできる。
【0017】次に動作について説明する。フリットガラ
ス50は封止前にスペーサ1bと前面パネル1aの封止
界面に塗布されるが、この封止工程では、スペーサ1b
は前面パネル1a、及び背面パネル1cと組み合わさ
れ、高温が印加される。ここで、フリットガラス50が
軟化し、スペーサ1bと前面パネル1a及び背面パネル
1cが接合するとともに、さらに溶融したフリットガラ
ス50が接合部にできた隙間G1,G2のうち大きい隙
間G2側へ流れて溜まり、前面パネル1aとスペーサ1
bの界面部のフリットガラス50の外部へのはみ出しが
なくなる。この結果、封止後のフリットガラス50のは
み出しが軽減され、別途研摩する必要がなくなる。この
結果研摩によって発生していた従来のような微小なキズ
がなくなり、信頼性の高い発光素子を得ることができ
る。
【0018】図4は請求項3の発明の一実施例を示し、
この発明は、スペーサ1cの前面パネル1aに対する接
合面に、スクリーン印刷によってフリットガラス50A
を薄く塗布し、その後、これらを接合するようにしたも
のである。すなわち、この請求項3の発明によれば、ス
ペーサ1b側の封止面に、治具60を用いて、平面状態
を作り出し、スペーサ1b側の封止面にフリットガラス
50Aがスクリーン印刷する。このスクリーン印刷で
は、塗布材料(この場合は、フリットガラス材料)を溶
剤で流動性を持たせ、メッシュから押し出すようにして
塗布する。ここで、このフリットガラス材料の流動性
(粘度)を管理しておけば塗布されるフリットガラス5
0Aの量を均一化することができる。そこで、まずフリ
ットガラス50Aを封止前にスペーサ1bと前面パネル
1aの封止界面に塗布する。この封止工程では、スペー
サ1bが前面パネル1a及び背面パネル1cと組み合わ
され、高温が印加される。このため、フリットガラス5
0Aが軟化し、スペーサ1bと各パネル1a,1bが接
合される。ここで、フリットガラス50Aの量が適切に
管理されておれば、ガラス封止部のフリットガラス50
Aのはみ出しがなくなり、封止工程後のフリットガラス
50Aの研摩が不要となる。この結果、研摩によって発
生していた微小なキズがなくなり、信頼性の高い発光素
子を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この請求項1の発明によ
ればスペーサの前面パネル側の接合面に外方に向って開
くように形成された傾斜加工面を備え、該傾斜加工面に
より生じた上記スペーサと前面パネルとの隙間にフリッ
トガラスを塗布して、これらを相互に接合するように構
成したので、前面パネルとスペーサとの接合時に、これ
らの間に介在させたフリットガラスをスペーサの外側へ
押し出させ、スペーサ内部の前面パネル上にある蛍光体
の上へはみ出させないようにできるものが得られる効果
がある。
【0020】また、この請求項2の発明によれば前面パ
ネルおよび背面パネルとスペーサとの接合面外側に、接
合面内側より大きいフリットガラス介在のための隙間を
設置するように構成したので、接合面外側の大きい隙間
が、前面パネルおよび背面パネルとスペーサとの接合時
に、これらの間に介在させたフリットガラスのうち、押
されて外方へ移動する分を保持し、このフリットガラス
がスペーサの外側面へ突出するのを確実に防止できるも
のが得られる。
【0021】さらに、この請求項2の発明によれば前面
パネルおよび背面パネルを、これらの接合面にスクリー
ン印刷したフリットガラスによりスペーサに接合するよ
うに構成したので、スクリーン印刷によって、前面パネ
ルおよび背面パネルのスペーサに対する接合面に薄く均
等にフリットガラスを塗布することができ、従って、各
パネルとスペーサとの接合により、これらの接合面から
のフリットガラスのはみ出しを確実に防止できるものが
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この請求項1の発明の一実施例による発光素子
の要部を示す断面図である。
【図2】この請求項2の発明の一実施例による発光素子
の要部を示す断面図である。
【図3】この請求項2の発明の他の実施例を示す発光素
子の要部の断面図である。
【図4】この請求項3の発明の一実施例による発光素子
の要部を示す断面図である。
【図5】従来の発光素子を分解して示す分解斜視図であ
る。
【図6】発光素子の制御電極の配線を示す配線図であ
る。
【図7】制御電極およびデータ電極に印加する信号を示
すタイミングチャート図である。
【図8】画素と電極の対応関係を示す説明図である。
【図9】電極の極性と電子の流れを示す説明図である。
【図10】発光素子を隣接して示す説明図である。
【図11】従来の発光素子の一部を破断して示す断面図
である。
【図12】スペーサに対するフリットガラスの塗布方法
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a 前面パネル 1b スペーサ 1c 背面パネル 2 カソード電極 3 制御電極 4 制御電極 9 蛍光体 30 傾斜加工面 50 フリットガラス 50A フリットガラス G2 隙間 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴山 耕三郎 長崎市丸尾町6番14号 三菱電機株式会社 長崎製作所内 (72)発明者 上村 佐四郎 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 西井 良行 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内 (72)発明者 神田 勇 三重県伊勢市上野町字和田700番地 伊勢 電子工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にマトリクス状に蛍光体が塗布され
    た前面パネルと、カソード電極および該カソード電極か
    ら放出された熱電子を制御して上記蛍光体に導く制御電
    極を有する背面パネルと、上記前面パネルおよび背面パ
    ネルを両端に気密に接合した筒状のスペーサとを備えた
    発光素子において、上記スペーサの前面パネル側の接合
    面に外方に向って開くように形成した傾斜加工面と、該
    傾斜加工面により生じた上記スペーサと前面パネルとの
    隙間に塗布されて、これらを接合するフリットガラスと
    を設けたことを特徴とする発光素子。
  2. 【請求項2】 内面にマトリクス状に蛍光体が塗布され
    た前面パネルと、カソード電極および該カソード電極か
    ら放出された熱電子を制御して上記蛍光体に導く制御電
    極を有する背面パネルと、上記前面パネルおよび背面パ
    ネルを両端に気密に接合した筒状のスペーサとを備えた
    発光素子において、上記前面パネルおよび背面パネルと
    スペーサとのフリットガラスによる接合面外側に、接合
    面内側より大きい隙間を設けたことを特徴とする発光素
    子。
  3. 【請求項3】 内面にマトリクス状に蛍光体が塗布され
    た前面パネルと、カソード電極および該カソード電極か
    ら放出された熱電子を制御して上記蛍光体に導く制御電
    極を有する背面パネルと、上記前面パネルおよび背面パ
    ネルを両端に気密に接合した筒状のスペーサとを備えた
    発光素子において、上記前面パネルおよび背面パネル
    が、これらの各接合面にスクリーン印刷したフリットガ
    ラスにより上記スペーサに接合されていることを特徴と
    する発光素子。
JP3153084A 1991-06-25 1991-06-25 発光素子 Pending JPH053006A (ja)

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JP3153084A JPH053006A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 発光素子
US07/842,602 US5341065A (en) 1991-06-25 1992-02-27 Light-emitting device
EP92103532A EP0520139B1 (en) 1991-06-25 1992-03-02 Light-emitting device
DE69205898T DE69205898T2 (de) 1991-06-25 1992-03-02 Lichtemittierende Vorrichtung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3153084A JPH053006A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 発光素子

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ID=15554628

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JP3153084A Pending JPH053006A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 発光素子

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US (1) US5341065A (ja)
EP (1) EP0520139B1 (ja)
JP (1) JPH053006A (ja)
DE (1) DE69205898T2 (ja)

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