JPH05287777A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧回路

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JPH05287777A
JPH05287777A JP4115362A JP11536292A JPH05287777A JP H05287777 A JPH05287777 A JP H05287777A JP 4115362 A JP4115362 A JP 4115362A JP 11536292 A JP11536292 A JP 11536292A JP H05287777 A JPH05287777 A JP H05287777A
Authority
JP
Japan
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valve
pilot
hydraulic
turning
switching valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP4115362A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Doi
和之 土井
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 油圧ショベルに装備した旋回モータとアーム
シリンダを1つの油圧ポンプに対してパラレルに接続し
ている油圧回路においては、旋回の単独操作を行うと1
つの油圧ポンプからの圧油が旋回モータだけに供給され
るので、旋回速度がかなり速い。従来技術の油圧ショベ
ルでは、狭隘なところで微速旋回を行いたいことがあっ
ても微操作ができなかった。本発明は、上記の問題点を
解決する。 [構成] 本発明の油圧回路では、油圧ポンプより旋回
切換弁に連通するメイン圧回路に流量制御弁を介設し、
その流量制御弁に対して上記メイン圧回路からのパイロ
ット圧を作用せしめるようにパイロット開閉弁を設け、
スイッチ操作により上記パイロット開閉弁を切換作動さ
せたとき、流量制御弁内にてメイン圧油の一部を分流せ
しめ、その分流した余剰流をアーム切換弁のセンタバイ
パス油路へブリードさせるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなど建設
機械,作業車両に装備する旋回用の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、旋回優先機能をそなえた油圧シ
ョベルの従来技術の油圧回路図である。図において、1
は旋回モータ、2はアームシリンダ、3はアームシリン
ダ2のボトム側油室、4はロッド側油室、5L,5Rは
左右の走行モータ(図示しない)を制御するための走行
用切換弁、6は旋回用パイロット切換弁(以下、旋回切
換弁という)、7はアーム用パイロット切換弁(以下、
アーム切換弁という)、8はブームシリンダ(図示しな
い)制御用のブーム用パイロット切換弁(以下、ブーム
切換弁という)、9はバケットシリンダ(図示しない)
制御用のバケット用パイロット切換弁(以下、バケット
切換弁という)、10Lは走行用切換弁5L,旋回切換
弁6,アーム切換弁7を連通するセンタバイパス油路、
10Rは走行用切換弁10R,ブーム切換弁8,バケッ
ト切換弁9を連通するセンタバイパス油路、11L,1
1Rはセンタバイパス油路10L,10Rのそれぞれ出
口側に設けたパイロットカット弁、12は走行直進弁、
13,14はそれぞれメイン圧油を吐出する第1,第2
ポンプ、15はパイロットポンプ、16は油タンク、1
7L,17Rは左右の油圧リモコン弁、18L,18R
は油圧リモコン弁17L,17Rのそれぞれ作業機用操
作レバー、19は旋回優先機能を発揮するために設けら
れている旋回優先ピストン付ロードチェック弁(以下、
ピストン付チェック弁という)、20はピストン付チェ
ック弁19のピストン室、また符号イ−イ,〜,チ−チ
はパイロット管路の接続を示す。なお上記旋回モータ
1,アームシリンダ2,ブームシリンダ、バケットシリ
ンダが、いわゆる作業機用の各種油圧アクチュエータで
ある。
【0003】次に、従来技術の油圧回路を図2について
述べる。油圧ショベルに装備した各種油圧アクチュエー
タを制御する方向切換弁を2個のグループA(5L,
6,7)及びB(5R,8,9)に分け、各々第1ポン
プ13及び第2ポンプ14で駆動するようにし、また左
右の走行用切換弁5L,5RをグループA及びBの最前
列に配置している。したがって第1ポンプ13からのメ
イン圧油は、旋回切換弁6とアーム切換弁7に対してパ
ラレルに送油することができる。
【0004】図2の油圧回路において、操作レバー18
Lを動かして旋回の単独操作を行うと、旋回切換弁6が
リ位置又はヌ位置に切換わる。第1ポンプ13からの圧
油は、管路21、油路22、走行直進弁12のル位置、
油路23、走行用切換弁5Lの中立位置、油路24、2
5、チェック弁26、油路27,28,29、チェック
弁30、油路31、旋回切換弁6のリ位置又はヌ位置、
油路32又は33、管路34又は35を経て、旋回モー
タ1に供給される。それにより旋回モータ1は、左回転
又は右回転を行う。
【0005】次に、旋回とたとえばアーム引きの同時操
作を行う。旋回切換弁6がリ位置又はヌ位置に切換わる
とともに、アーム切換弁7がオ位置に切換わる。それと
同時に油路32又は33から導出される旋回用のパイロ
ット圧は、シャトル弁36にて選択され、絞り部37、
油路38を通じて、ピストン室20に作用する。ピスト
ン室20内のピストンが作動して、ピストン付チェック
弁19の通路を絞り込んでしまう。第1ポンプ13から
の圧油の一部は、油路28で分岐して油路39、40、
ピストン付チェック弁19内の絞り込まれた通路を通過
して、油路41、アーム切換弁7のオ位置、油路42、
管路43を経て、アームシリンダ2のボトム側油室3に
供給される。上記の場合、ピストン付チェック弁19の
絞り込作動により、上流側の油路40、39の圧力が高
められるので、メイン圧油が油路29側より確実に旋回
モータ1に対して供給される。したがって油圧ショベル
の旋回とアーム引きの同時操作時に、高い旋回作動圧力
を確保して、アームによる斜め引き整地作業や旋回押付
掘削作業などを支障なく行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベルでは、1
つの油圧ポンプに対してパラレルに接続されている旋回
モータと、他の作業機用油圧アクチュエータとを同時に
操作するときには、メイン圧油が複数の油圧アクチュエ
ータにパラレルに供給されるので、旋回速度は低速であ
る。しかし旋回の単独操作を行うと1つの油圧ポンプか
らの圧油が旋回モータだけに供給されるので、旋回速度
がかなり速い。ところが油圧ショベルでは、たとえば狭
隘なところで微速旋回を行いたいことがあるが、従来技
術の油圧回路ではその手段が講じられていなかった。本
発明は上記の問題点を解決し、微速旋回のできる油圧回
路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】建設機械に装備した各種
油圧アクチュエータのうち旋回モータと、いずれか他の
作業機用油圧アクチュエータが1つの油圧ポンプに対し
てパラレルに接続されている油圧回路において、上記1
つの油圧ポンプより旋回用パイロット切換弁に連通する
メイン圧回路に流量制御弁を介設し、その流量制御弁に
対して上記メイン圧回路からのパイロット圧を作用せし
めるようにパイロット開閉弁を設け、スイッチ操作によ
り上記パイロット開閉弁を切換作動させたとき、流量制
御弁内にてメイン圧油の一部を分流せしめ、その分流せ
しめた余剰流を下流側の作業機用油圧アクチュエータの
制御を行うパイロット切換弁のセンタバイパス油路へブ
リードさせることにより、旋回速度を微速に調整するよ
うにした。
【0008】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明の実施例を示す油圧回路
図である。図において、従来技術と同一構成を使用する
ものに対しては同符号を付す。44は流量制御弁、45
はパイロット開閉弁、46は電磁切換弁、47は電磁切
換弁46のソレノイド、48はスイッチ、49は電源で
ある。
【0009】次に、本発明の油圧回路を図1について述
べる。油圧ショベルに装備した各種油圧アクチュエータ
の内、旋回モータ1とアームシリンダ2が第1ポンプ1
3に対してパラレルに接続されている油圧回路であっ
て、上記第1ポンプ13より旋回切換弁6に連通するメ
イン圧回路に流量制御弁44を介設し、その流量制御弁
44に対して上記メイン圧回路からのパイロット圧を作
用せしめるようにパイロット開閉弁45を設け、スイッ
チ(48)操作により上記パイロット開閉弁45を切換
作動させたとき、流量制御弁44内にてメイン圧油の一
部を分流せしめ、その分流せしめた余剰流を下流側のア
ーム切換弁7のセンタバイパス油路50へブリードさせ
ることにより、旋回速度を微速に調整するようにした。
【0010】次に、本発明の油圧回路の作用について述
べる。まず第1の場合として通常の旋回速度で旋回を行
いたいときには、スイッチ48をオフ状態にしておく。
ソレノイド47が非通電であるので、電磁切換弁46は
タンク連通油路位置ワにある。パイロット開閉弁45の
パイロットポート51にパイロット圧が作用しないの
で、パイロット開閉弁45は内蔵ばねのばね力に開通油
路位置にある。ここで操作レバー18Lを旋回操作する
と、旋回切換弁6はリ位置又はヌ位置に切換わる。この
場合、第1ポンプ13のメイン圧回路の圧力が、油路3
9よりパイロット油路52、パイロット開閉弁45の開
通油路位置、パイロット油路53を通じて流量制御弁4
4に作用するので、流量制御弁44内の主通路54はメ
イン圧回路をフル開通状態としているが、分流通路55
は下流側の油路56に対して遮断状態となる。したがっ
て第1ポンプ13からの圧油は、油路28より油路5
7、流量制御弁44の主通路54、油路58、絞り部5
9、油路60、チェック弁30、油路31、旋回切換弁
6のリ位置又はヌ位置、油路32又は33、管路34又
は35を経て、旋回モータ1に供給される。それにより
旋回モータ1は、通常の旋回速度で左回転又は右回転を
行う。
【0011】次に第2の場合として旋回速度を微速にし
て旋回を行いたいときには、スイッチ48をオン操作す
る。ソレノイド47が通電するので、電磁切換弁46は
タンク連通油路位置ワより開通油路位置カに切換わる。
パイロットポンプ15からのパイロット一次圧が、管路
61、62、63、64、電磁切換弁46のカ位置、管
路65を経て、パイロットポート51に作用するので、
パイロット開閉弁45は開通油路位置より遮断油路位置
に切換わる。それによりパイロット開閉弁45を通じて
作用していたメイン圧回路の圧力は流量制御弁44に対
して作用しなくなるので、流量制御弁44内のスプール
(図示しない)は絞り部59の前後差圧が一定になるよ
うな動きをし、分流通路55が油路56に通じるように
なる。したがってメイン圧油の一部が流量制御弁44内
の主通路54より分岐して、分流通路55、油路56、
50、アーム切換弁7の中立位置を通じて、油タンク1
6に流される。そのために、流量制御弁44内の主通路
54を通過し、旋回切換弁6を介して旋回モータ1に供
給される圧油流量が低減するので、旋回速度を微速にす
ることができる。
【0012】
【発明の効果】油圧ショベルに装備した各種油圧アクチ
ュエータの内、旋回モータとアームシリンダを1つの油
圧ポンプに対してパラレルに接続している油圧回路にお
いては、旋回の単独操作を行うと上記油圧ポンプからの
圧油が旋回モータだけに供給されるので、旋回速度がか
なり速い。従来技術の油圧ショベルでは、たとえば狭隘
なところで微速旋回を行いたいことがあっても微操作が
できなかった。しかし本発明では、油圧ポンプより旋回
切換弁に連通するメイン圧回路に流量制御弁を介設し、
その流量制御弁に対して上記メイン圧回路からのパイロ
ット圧を作用せしめるようにパイロット開閉弁を設け、
スイッチ操作により上記パイロット開閉弁を切換作動さ
せたとき、流量制御弁内にてメイン圧油の一部を分流せ
しめ、その分流した余剰流を下流側のアーム切換弁のセ
ンタバイパス油路へブリードさせるようにした。それに
より、流量制御弁内の主通路を通過し、旋回切換弁を介
して旋回モータに供給される圧油流量が低減するので、
旋回速度を微速にすることができる。したがって本発明
の油圧回路を装備した油圧ショベルでは、狭隘場所内で
の旋回や、微範囲の移動を要する旋回などを微速で行え
るので、旋回微操作性及び安全性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧回路図である。
【図2】従来技術の油圧回路図である。
【符号の説明】
1 旋回モータ 2 アームシリンダ 6 旋回用パイロット切換弁 7 アーム用パイロット切換弁 10L,10R センタバイパス油路 13,14 第1,第2ポンプ 15 パイロットポンプ 44 流量制御弁 45 パイロット開閉弁 46 電磁切換弁 48 スイッチ 54 主通路 55 分流通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械に装備した各種油圧アクチュエ
    ータを単数個及至複数個の油圧ポンプで駆動するように
    し、上記各種油圧アクチュエータのうち旋回モータと、
    いずれか他の作業機用油圧アクチュエータが1つの油圧
    ポンプに対してパラレルに接続されている油圧回路にお
    いて、上記1つの油圧ポンプより旋回用パイロット切換
    弁に連通するメイン圧回路に流量制御弁を介設し、その
    流量制御弁に対して上記メイン圧回路からのパイロット
    圧を作用せしめるようにパイロット開閉弁を設け、スイ
    ッチ操作により上記パイロット開閉弁を切換作動させた
    とき、流量制御弁内にてメイン圧油の一部を分流せし
    め、その分流せしめた余剰流を下流側の作業機用油圧ア
    クチュエータの制御を行うパイロット切換弁のセンタバ
    イパス油路へブリードさせることにより、旋回速度を微
    速に調整するようにしたことを特徴とする建設機械の油
    圧回路。
JP4115362A 1992-04-07 1992-04-07 建設機械の油圧回路 Pending JPH05287777A (ja)

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JP (1) JPH05287777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038337A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Yanagisawa Seiki Mfg Co Ltd アクチュエータの高低速制御装置
JP2017009082A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 ヤンマー株式会社 油圧操作装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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