JPH05226307A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

Info

Publication number
JPH05226307A
JPH05226307A JP2935292A JP2935292A JPH05226307A JP H05226307 A JPH05226307 A JP H05226307A JP 2935292 A JP2935292 A JP 2935292A JP 2935292 A JP2935292 A JP 2935292A JP H05226307 A JPH05226307 A JP H05226307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
layer
semiconductor
insulating layer
semiconductor layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2935292A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kuwagaki
衛 桑垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2935292A priority Critical patent/JPH05226307A/ja
Publication of JPH05226307A publication Critical patent/JPH05226307A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】結晶性半導体層/絶縁層構造(例えば、SOI
構造など)の半導体基板の結晶性半導体層の薄層化、膜
厚の再現性、均一性を飛躍的に高め、高性能の半導体デ
バイスを作製するのに好適な高品質の半導体基板の製造
方法を提供する。 【構成】第1の半導体基板上に、この基板とは異なる組
成の所定の結晶性半導体層を形成し、他方、絶縁層を形
成した第2の半導体基板を準備し、第1の半導体基板上
の結晶性半導体層と、第2の半導体基板上の絶縁層とを
対向させて接着した後、第1の半導体基板の部分をエッ
チング等により除去して、絶縁層上に結晶性半導体層を
有する高品質の半導体基板を製造する方法。 【効果】絶縁層上に薄層化(数10〜数100nm)し
た結晶性半導体層を形成することができ、高性能の半導
体デバイスが製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は酸化シリコン層等の絶縁
層上に、結晶性シリコン層等の結晶性半導体層を形成し
た半導体層/絶縁層構造〔例えば、SOI(Silicon
On Insulator)構造〕を有する半導体基板の製造方法
に関し、特に絶縁層上に薄層化した結晶性半導体層を形
成した、各種の半導体デバイスの高性能化をはかるのに
好適な高品質の半導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高性能化をはかるために
は、SOI基板の導入が必要不可欠である。 現在、良
好な結晶性を有するSOI基板の製造を目的として、酸
化膜を形成した半導体基板に、他の半導体基板を接着し
て機械的に研磨することにより、SOI基板を製造する
ウェハ接着加工技術が開発されている。この種の半導体
基板の製造方法の従来技術としては、例えば、ジヤーナ
ル オブ アプライド フイジックス、第60巻、(1
986年)、第2987頁〔Journal of AppliedPhy
sics 60,(1986)p.2987〕が挙げられる。
ここで、上記文献に開示されているSOI基板製造方法
について、図6を用いて説明する。図において、シリコ
ン層からなる第1の基板1と、第2の基板5とを準備し
〔図6(1)の(a),(b)〕、第2の基板5の第1
の面6を酸化し、絶縁層7を形成する〔図6(2)の
(a)〕。 次に、第1の基板1の第1の面2と、絶縁
層7を有する第2の基板5の第1の面6とを接着し〔図
6(3)〕、第1の基板1の第2の面3から機械的に研
磨することにより第1の基板1を薄層化し、第2の基板
5上の絶縁層7上に薄層化した第1の基板1であるシリ
コン層を形成〔図6(4)〕する工程により、結晶性半
導体層/絶縁層構造の半導体基板を作製する方法であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高性能な半導体デバイ
スを安価に提供するためには、絶縁層上の結晶性半導体
層の膜厚を再現性良く制御する必要がある。しかし、上
述した従来技術のごとく、機械研磨法により半導体層の
薄層化を行う場合において、膜厚の制御性は高々数10
0nm程度であり、またウェハ面内における半導体層の
膜厚のバラツキも大きい。さらに、薄層化を進めて行っ
た場合に研磨による結晶性半導体層に与えるダメージも
大きいという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術における問
題点を解消するものであって、結晶性半導体層/絶縁層
構造(例えば、SOI構造)を有する半導体基板の結晶
性半導体層の薄層化、膜厚の再現性、均一性を飛躍的に
高め、各種の半導体デバイスの高性能化をはかるのに好
適な高品質の半導体基板の製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するために、第1の半導体基板上に、該第1の半導体基
板材質とは異なる所定組成の結晶性半導体層を形成し、
他方、絶縁層を形成した第2の半導体基板を準備し、第
1の半導体基板上の結晶性半導体層面と、上記第2の半
導体基板上の絶縁層面とを対向させて接着した後、第1
の半導体基板材質の部分を除去する工程を少なくとも含
む半導体基板の製造方法であって、絶縁層上に極めて薄
い結晶性半導体層を有する高品質の半導体基板を得るこ
とができる。そして、本発明の半導体基板の製造方法に
おける上記第1の半導体基板材質の部分を除去する工程
において、第1の半導体基板とはエッチング速度の異な
る(エッチング速度の遅い)もの、または酸化速度の異
なる(酸化速度の遅い)結晶性半導体層を用いることを
特徴とするものであって、このエッチング速度(または
酸化速度)の違いを利用することにより絶縁層上に極め
て薄層化(数10nm〜数100nm程度)した結晶性半
導体層を形成するものであり、かつ膜厚の再現性、均一
性を飛躍的に向上させることができ、作製する各種の半
導体デバイスの一段と高性能化をはかり得る高品質の半
導体基板を製造することができるものである。本発明
は、単結晶半導体からなる第1の基板面上に、第1の基
板材質とは異なる組成の第1の結晶性半導体層を形成す
る工程と、単結晶半導体からなる第2の基板面上に絶縁
層を形成する工程と、上記第1の基板上に形成した第1
の結晶性半導体層面と、上記第2の基板上に形成した絶
縁層面とを対向させて接着する工程と、上記第1の基板
材質の部分を除去して、第2の基板面の絶縁層上に第1
の結晶性半導体層を形成する工程を少なくとも含むこと
を特徴とする半導体基板の製造方法である。また本発明
は、単結晶半導体からなる第1の基板面上に、第1の基
板材質とは異なる組成の第1の結晶性半導体層を形成す
る工程と、単結晶半導体からなる第2の基板面上に絶縁
層を形成する工程と、上記第1の基板上に形成した第1
の結晶性半導体層面と、上記第2の基板上に形成した絶
縁層面とを対向させて接着する工程と、上記第1の基板
材質の部分を除去して、第2の基板面の絶縁層上に第1
の結晶性半導体層を形成する工程と、上記第1の結晶性
半導体層上に第2の結晶性半導体層を積層する工程を少
なくとも含むことを特徴とする半導体基板の製造方法で
ある。さらに本発明は、単結晶半導体からなる第1の基
板面上に、第1の基板材質とは異なる組成の第1の結晶
性半導体層を形成し、該第1の結晶性半導体層上に第2
の結晶性半導体層を積層する工程と、単結晶半導体から
なる第2の基板面上に絶縁層を形成する工程と、上記第
1の基板上に形成した第2の結晶性半導体層面と、上記
第2の基板上に形成した絶縁層面とを対向させて接着す
る工程と、上記第1の基板材質の部分を除去して、第2
の基板面の絶縁層上に第2の結晶性半導体層と第1の結
晶性半導体層を形成する工程を少なくとも含むことを特
徴とする半導体基板の製造方法である。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げ、図面を用い
て詳細に説明する。なお、本実施例では、結晶性半導体
層/絶縁層構造(例えば、SOI構造)を有する半導体
基板の製造方法についてのみ説明するが、本発明の構造
を有する基板を用いた半導体デバイスは、従来の半導体
デバイスの製造技術を転用することによって、いかなる
構造の半導体デバイスの製造にも適用することが可能で
ある。
【0007】<実施例1>本発明の第1の実施例を図1
を用いて説明する。図1(1)〜(5)は、本実施例に
おける半導体基板の製造工程を示す説明図である。ま
ず、図(1)の(a)において、第1の基板1、第2の
基板5を準備する。次に、図1(2)の(a)におい
て、第1の基板1の第1の面2上に、異種の半導体層と
して炭化ケイ素(SiC)層4を結晶成長させる。本実
施例では、分子線エピタキシイ法により炭化ケイ素層4
を形成した。なお、本実施例では炭化ケイ素を用いた
が、以下の第1の基板1を構成する材料であるシリコン
(Si)をエッチングする工程において、Siよりもエッ
チング速度の遅い異種材料であれば本発明の効果が得ら
れる。例えば、シリコンゲルマニウム(SiGe)混晶、
ガリウムヒ素(GaAs)結晶、ガリウムリン(GaP)
結晶等が用いられる。また、本実施例では、分子線エピ
タキシイ法により成膜したが、化学的気相堆積(CV
D)法等を用いることも可能であり、本発明の製造方法
を逸脱するものではない。次に、シリコンからなる第2
の基板5〔図1(1)の(b)〕の表面6に絶縁層7を
形成し、図1(1)の(b)を得る。本実施例では熱酸
化法により酸化層を形成する。また、本実施例では片面
にのみ絶縁層を形成したが、両面に形成した場合におい
ても本発明の効果には何ら影響を及ぼさない。そして、
図1(3)に示すごとく、第1の基板1上の炭化ケイ素
層4と第2の基板5の絶縁層7とを接着する。なお、こ
の接着方法には公知の技術を用いることができる。次
に、第1の基板1の第2の面3側のシリコン基板を、1
μm程度の膜厚を残して機械的な研磨により薄層化する
〔図1(4)〕。本実施例では、エッチングを速くする
ために機械研磨を用いたが、この研磨工程を行わず、直
接、以下の工程により薄層化を行ってもよい。次に、図
1(5)に示すごとく、公知のエッチング法により残り
のシリコンを除去する。このエッチング工程は、シリコ
ンと炭化ケイ素とのエッチング速度が異なることを利用
するところに特徴がある。本実施例では、四フツ化炭素
(CF4)と酸素(O2)との混合ガスのプラズマを用い
たエッチング法を用いた。上記のエッチング法により、
炭化ケイ素のエッチング速度をシリコンのエッチング速
度よりも格段に遅くすることが可能である。したがっ
て、エッチングは炭化ケイ素層に達した段階でほぼ停止
する。 これにより、支持基板(第2の基板5)の絶縁
層7上に、結晶性炭化ケイ素層4を有する構造を得るこ
とができる。
【0008】<実施例2>本発明の第2の実施例を図2
を用いて説明する。図2(1)〜(3)は本実施例にお
ける半導体基板の製造工程を示す説明図である。実施例
1では、図1(5)の工程において、シリコン基板であ
る第1の基板1を除去するのにエッチング法を用いた
が、以下の方法によっても実現可能である。図2(1)
の構造の半導体基板を得た後、上記基板を酸化する。炭
化ケイ素の酸化速度はシリコンの酸化速度に比べて格段
に遅いため、酸化は炭化ケイ素層に達した段階でほぼ停
止し、図2(2)の酸化層8を得る。さらに、酸化層8
を除去することにより、上記図1(5)に示す工程と同
様に、支持基板(第2の基板5)の絶縁層7上に結晶性
炭化ケイ素層4を有する構造の基板を製造することがで
きる。本実施例では、図2(2)の工程において、第1
の基板1上の異種の結晶性半導体層である炭化ケイ素層
4として、基板を構成する材料よりも酸化速度の遅い材
料、あるいは酸化されない材料を用いるところに特徴が
あり、上記の性質を有する材料であれば炭化ケイ素に限
定されるものではない。
【0009】<実施例3>本発明の第3の実施例を図3
を用いて説明する。図3(1)〜(2)は本実施例にお
ける半導体基板の製造工程を示す説明図である。実施例
1および実施例2では、本実施例の図3(1)に示す支
持基板(第2の基板5)の絶縁層7上に、異種の半導体
層である結晶性炭化ケイ素層4を有する構造の基板を得
たが、本実施例は、従来のシリコンプロセスとの整合性
を良くするための一例である。 すなわち、図3(1)
の基板を得た後、上記基板上にシリコンの結晶成長を行
い、図3(2)を得る。異種の半導体層である炭化ケイ
素層4は、結晶性を有するためその上にシリコンの結晶
成長が可能である。これにより、従来のシリコンプロセ
スをそのまま踏襲することが可能となる。
【0010】<実施例4>本発明の第4の実施例を図4
を用いて説明する。図4(1)〜(4)は本実施例にお
ける半導体基板の製造工程を示す説明図である。まず、
図4(1)の(a)、(b)において、異種基板(第1
の基板)10と第2の基板5を準備する。この場合、第
1の基板の材料と第2の基板の材料とを異なるものにす
る。本実施例では、第1の基板としてシリコン基板とは
異なる異種基板10であるゲルマニウム基板を用い、第
2の基板5としてシリコン基板を用いた。そして、次の
工程において結晶成長させる半導体であるシリコン層1
1とはエッチング速度が異なる材料によって異種基板1
0が構成されている限り、本発明の目的は達成される。
次に、図4(2)の(a)において、異種基板10の第
1の面2上に異種の半導体層としてシリコン層11を結
晶成長させる。本実施例では、分子線エピタキシイ法に
よりシリコン層11を形成した。なお、結晶成長法とし
て分子線エピタキシイ法を用いたが、化学的気相堆積
(CVD)法等を用いることもでき、本発明の半導体基
板の製造方法を逸脱するものではない。次に、第2の基
板5であるシリコン基板の第1の面6に絶縁層7を形成
し、図4(2)の(b)を得る。本実施例では、熱酸化
法により酸化層(絶縁層7)を形成した。本実施例で
は、片面にのみ絶縁層7を形成したが、絶縁層7が両面
に形成されている場合においても本発明の効果には何ら
影響を及ぼさない。そして、図4(3)に示すごとく、
異種基板10上のシリコン層11と、第2の基板5の絶
縁層7とを接着する。なお、この接着方法には公知の技
術を用いることができる。次に、ゲルマニウムからなる
異種基板10の第2の面3側の異種基板10の部分を、
公知のエッチング法により除去して図4(4)に示す構
造の半導体基板を得る。本実施例では過酸化水素水とフ
ツ酸との混合液により、ゲルマニウムからなる異種基板
10を選択的に除去した。本工程においては、第1の基
板である異種基板10と、その上部に形成したシリコン
層11とのエッチング速度が異なることを利用したとこ
ろに特徴がある。これにより、支持基板(第2の基板
5)の絶縁層7上に結晶性シリコン層11を有する構造
の半導体基板を得ることができる。
【0011】<実施例5>本発明の第5の実施例を図5
を用いて説明する。図5(1)〜(4)は本実施例にお
ける半導体基板の製造工程を示す説明図である。まず、
図5(1)の(a)、(b)において、第1の基板1、
第2の基板5を準備する。次に、図5(2)の(a)に
おいて、第1の基板1の第1の面2上に、炭化ケイ素
(SiC)層12とシリコン層13を結晶成長させる。
本実施例では分子線エピタキシイ法により形成した。な
お、異種の半導体層として炭化ケイ素層12を形成した
が、以下の第1の基板1を構成する材料であるシリコン
(Si)をエッチングする工程において、エッチング速
度の遅い異種の材料からなる半導体層であれば本発明の
目的は達成される。例えば、シリコンゲルマニウム(S
iGe)混晶、ガリウムヒ素(GaAs)結晶、ガリウムリ
ン(GaP)結晶等を用いることができる。また、実施
例2で示したように酸化工程を用いて薄層化を行う場合
には、第1の基板1を構成する材料よりも酸化速度の遅
い材料を用いる必要がある。次に、第2の基板5である
シリコン基板の第2の面6に絶縁層7を形成し、図5
(2)の(b)を得る。本実施例では、熱酸化法により
酸化層(絶縁層7)を形成した。また、本実施例では片
面にのみ絶縁層7を形成したが、両面に形成した場合に
おいても、本発明の効果には何ら影響を及ぼさない。そ
して、図5(3)に示すように、第1の基板1上のシリ
コン層13と、第2の基板5の絶縁層7とを接着する。
なお、この接着方法には公知の技術を用いることができ
る。次に、実施例1あるいは実施例2と同様にして、第
1の基板1の部分(シリコン)を除去する。これによ
り、図5(4)に示すごとく、支持基板(第2の基板
5)の絶縁層7上に、結晶性リシコン層13と結晶性炭
化ケイ素層12とを有する構造の半導体基板を得ること
ができる。そして、このまま、半導体デバイスを作製し
てもよく、あるいは炭化ケイ素層12を除去した後で、
シリコン層13に半導体デバイスを作製してもよい。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したごとく、本発明の半
導体基板の製造方法によれば、結晶性半導体層/絶縁層
構造(例えば、SOI構造)の半導体基板における結晶
性半導体層の膜厚、または異種の半導体層の膜厚、ある
いは異種半導体上に結晶成長させたシリコン層の膜厚な
ど、自由に設定することができ、しかも薄層化が可能で
ある。従って、ウェハ面内の均一性、活性半導体層の極
めて薄い(数10nm〜数100nm)結晶性半導体層/
絶縁層構造(例えば、SOI構造など)を有する半導体
基板を容易に作製することができ、各種の半導体デバイ
スの高性能化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で例示した半導体基板の製造
工程を示す要部断面構成図。
【図2】本発明の実施例2で例示した半導体基板の製造
工程を示す要部断面構成図。
【図3】本発明の実施例3で例示した半導体基板の製造
工程を示す要部断面構成図。
【図4】本発明の実施例4で例示した半導体基板の製造
工程を示す要部断面構成図。
【図5】本発明の実施例5で例示した半導体基板の製造
工程を示す要部断面構成図。
【図6】従来のシリコン基板の製造工程を示す要部断面
構成図。
【符号の説明】
1…第1の基板 2…第1の面 3…第2の面 4…炭化ケイ素層 5…第2の基板 6…第1の面 7…絶縁層 8…酸化層 9…シリコン層 10…異種基板(第1の基板) 11…シリコン層 12…炭化ケイ素層 13…シリコン層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単結晶半導体からなる第1の基板面上に、
    第1の基板材質とは異なる組成の第1の結晶性半導体層
    を形成する工程と、単結晶半導体からなる第2の基板面
    上に絶縁層を形成する工程と、上記第1の基板上に形成
    した第1の結晶性半導体層面と、上記第2の基板上に形
    成した絶縁層面とを対向させて接着する工程と、上記第
    1の基板材質の部分を除去して、第2の基板面の絶縁層
    上に第1の結晶性半導体層を形成する工程を少なくとも
    含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】単結晶半導体からなる第1の基板面上に、
    第1の基板材質とは異なる組成の第1の結晶性半導体層
    を形成する工程と、単結晶半導体からなる第2の基板面
    上に絶縁層を形成する工程と、上記第1の基板上に形成
    した第1の結晶性半導体層面と、上記第2の基板上に形
    成した絶縁層面とを対向させて接着する工程と、上記第
    1の基板材質の部分を除去して、第2の基板面の絶縁層
    上に第1の結晶性半導体層を形成する工程と、上記第1
    の結晶性半導体層上に第2の結晶性半導体層を積層する
    工程を少なくとも含むことを特徴とする半導体基板の製
    造方法。
  3. 【請求項3】単結晶半導体からなる第1の基板面上に、
    第1の基板材質とは異なる組成の第1の結晶性半導体層
    を形成し、該第1の結晶性半導体層上に第2の結晶性半
    導体層を積層する工程と、単結晶半導体からなる第2の
    基板面上に絶縁層を形成する工程と、上記第1の基板上
    に形成した第2の結晶性半導体層面と、上記第2の基板
    上に形成した絶縁層面とを対向させて接着する工程と、
    上記第1の基板材質の部分を除去して、第2の基板面の
    絶縁層上に第2の結晶性半導体層と第1の結晶性半導体
    層を形成する工程を少なくとも含むことを特徴とする半
    導体基板の製造方法。
JP2935292A 1992-02-17 1992-02-17 半導体基板の製造方法 Pending JPH05226307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2935292A JPH05226307A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2935292A JPH05226307A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体基板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226307A true JPH05226307A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12273822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2935292A Pending JPH05226307A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05226307A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5585304A (en) * 1991-06-13 1996-12-17 Agency Industrial Science Method of making semiconductor device with multiple transparent layers
JP2010251724A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体基板の作製方法
JP2011040729A (ja) * 2009-07-16 2011-02-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体基板の作製方法および半導体装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5585304A (en) * 1991-06-13 1996-12-17 Agency Industrial Science Method of making semiconductor device with multiple transparent layers
JP2010251724A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体基板の作製方法
JP2011040729A (ja) * 2009-07-16 2011-02-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体基板の作製方法および半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0520216B1 (en) Fabrication of defect free silicon on an insulating substrate
KR950014609B1 (ko) 반도체부재 및 반도체부재의 제조방법
JP3237888B2 (ja) 半導体基体及びその作製方法
KR0145786B1 (ko) 반도체기판 및 그 제조방법
JP3265493B2 (ja) Soi基板の製造方法
EP0515181B1 (en) Method for preparing semiconductor member
JP3416163B2 (ja) 半導体基板及びその作製方法
CA2075020C (en) Method for preparing semiconductor member
US8664084B2 (en) Method for making a thin-film element
JPH07302889A (ja) 半導体基板の作製方法
JPH02290045A (ja) 非珪素半導体層を絶縁層に形成する方法
JPH05275663A (ja) 半導体素子基体及びその作製方法
JPH0521338A (ja) 半導体部材及び半導体部材の製造方法
US20090017602A1 (en) Method for manufacturing a semiconductor-on-insulator substrate for microelectronics and optoelectronics
JP3176072B2 (ja) 半導体基板の形成方法
JPH05217821A (ja) 半導体基板の作製方法
US7695564B1 (en) Thermal management substrate
JPH05217824A (ja) 半導体ウエハ及びその製造方法
JPH06224404A (ja) 集積回路装置の製造方法
JPH05226307A (ja) 半導体基板の製造方法
JP2857456B2 (ja) 半導体膜の製造方法
JP3119384B2 (ja) 半導体基板及びその作製方法
JPH02219252A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3293688B2 (ja) 半導体基板の作製方法
JPH02218109A (ja) 珪素層を絶縁層に形成する方法