JPH05218150A - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JPH05218150A
JPH05218150A JP4308928A JP30892892A JPH05218150A JP H05218150 A JPH05218150 A JP H05218150A JP 4308928 A JP4308928 A JP 4308928A JP 30892892 A JP30892892 A JP 30892892A JP H05218150 A JPH05218150 A JP H05218150A
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probe card
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伸治 飯野
Tamio Kubota
民雄 窪田
Keiichi Yokota
敬一 横田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半導体チップ回路やLCD基板回路の電気的
特性を検査するためのプロービングテストマシンに用い
られるプローブカードを提供する。 【構成】 テスト信号を半導体チップのパッドを介して
回路とやり取りし、回路の電気的特性を検査するプロー
ビングテストマシンに用いられるプローブカードであ
る。プローブカードは、支持板31と、この支持板によ
って支持されたフレキシブルなフィルム基材を含み、こ
のフィルム基材にプリントされた回路がテスタと電気的
に接続されているフレキシブルプリント回路基板と、プ
リント回路と電気的に接続され、パッドに対して1対1
で接触されるコンタクタ42と、コンタクタが取り付け
られたセクションをバックアップするように設けられた
クッション材33と、を有する。コンタクタをパッドに
接触させると、クッション材が弾性変形し、コンタクタ
及びパッド間の接触がよくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップ回路やL
CD回路を通電テストするために用いられるプローブカ
ードに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程やLCDガラ
ス基板(以下、LCD基板という)の製造工程において
は、回路の断線や電気的特性などを調べるためにプロー
ビングテストが行なわれている。例えば、半導体チップ
回路のプロービングテストにはプロービングテストマシ
ン(以下、プローバという)が用いられる。プローバ
は、ローディング/アンローディングセクション及びテ
ストセクションを有している。ローディング/アンロー
ディングセクションにはプリアライメントステージが設
けられている。テストセクションにはウェハステージ、
並びにプローブカードが設けられている。
【0003】図21に示すように、従来のプローブカー
ド6には多数のタングステン製あるいは金と銅との合金
製のプローブ針7が取り付けられている。プローブカー
ド6はプローバのフレームに固定され、この直下にウェ
ハステージ上に取付けられたウェハテーブル5が位置し
ている。
【0004】図22に示すように、顕微鏡8やCCDカ
メラ(図示せず)のような光学系位置検出装置を用い
て、プローブカードの開口部6aを介してチップ3をの
ぞき、パッド4をプローブ針7の先端に位置合わせす
る。この位置合わせ操作をティーチングという。ティー
チングに基づきウェハテーブル5をX−Y−Z−θ方向
にそれぞれ移動させ、図23に示すように、各パッド4
を各プローブ針7の先端にそれぞれ接触させる。そし
て、プローブ針7を介して回路に通電し、回路からもど
る信号をテスタに送る。テスタではテスト信号に基づき
ICチップの良、不良を判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近時、半導体デバイス
は16メガビットや64メガビットと高集積化される傾
向にあり、これに伴ない1チップ内に設けられるパッド
4の数が数百個にも及ぶようになっている。これととも
に、パッド4とパッド4とが互いに接近し、パッド列の
相互間ピッチ距離が極めて小さい。例えば、各パッド4
は一辺が60μm〜100μm角であり、パッド列の相
互間ピッチ距離は100μm〜200μmである。した
がって、プローブカード6に取り付けるべきプローブ針
7の数を、例えば数百本と大幅に増やさなければなら
ず、プローブ針7のレイアウト設計が非常に困難になっ
てきている。
【0006】さらに、VLSI、ULSIのような大規
模集積回路やスタンダードセルを複数組み合わせて複合
チップ化したようなゲートアレイでは、チップ3の周縁
領域だけでなくチップ3の中央領域にもパッド4が存在
する。このため、従来タイプのプローブカード6を用い
てVLSI、ULSI、複合チップ化ICをテストする
ことができなくなってきている。なぜならば、プローブ
針7の列は、チップ周縁領域のパッド4に対して接触さ
れるようにレイアウトされてはいるが、チップ中央領域
のパッド4aに対しては接触させ得るようにレイアウト
されてはいないからである。
【0007】また、テスト効率を上げるために、複数の
チップ、例えば8〜16個のチップを同時にテストでき
るようにするためには、プローブ針7を周辺にのみ設け
る従来型のプローブカードでは対応することができな
い。
【0008】このようなVLSI等をプロービングテス
トするために、絶縁基板にプローブ針を二重に重ねて配
列したプローブカードが従来からある。しかしながら、
多重針型のプローブカードは、先端の直径が60μm程
度となるプローブ針を数百本も基板に取り付けなければ
ならないため、その取付け精度を調整することが困難で
あり、精度が限界近くまできている。また、このような
多重針型のプローブカードは、手作業により製造するた
め、高コストである。
【0009】ところで、半導体チップのパッドやLCD
基板のパッドとの電気的接触を確実にする必要がある。
例えば、ウェハステージ5をZ方向にオーバードライブ
させ、プローブ針7の先端がパッド上面の自然酸化膜を
突き破ってある程度食込むように、パッド4をプローブ
針7に押し付けている。しかしながら、VLSI,UL
SI等の大型チップにおいてはパッド相互間に高さのば
らつき(凹凸)が大きくなり、このようなパッド列の凹
凸に対しては従来の金属製のプローブ針では対応するこ
とができない。すなわち、高いパッドに対してはプロー
ブ針が深く食込みすぎ、一方、低いパッドに対してはプ
ローブ針が不十分な接触となる(接触不良をおこす)。
このため、従来のプローブカードでは確実なプロービン
グテストを実施することができないという問題点があ
る。
【0010】さらに、従来のプローブカードによれば、
1回につき1個のチップしかプロービングテストするこ
とができない。このため、チップ数が百個以上あるよう
なウェハをテストする場合はテストに長時間を要する。
【0011】一方、LCD基板は半導体チップよりも大
きいので、従来のプローブカードでは1枚のLCD基板
を1回で検査することはできず、プローブカードを移動
させながら数回に分けて検査を行なっている。この場
合、各検査ごとにLCD基板上のパッドとプローブ針と
の位置合わせを行なわなければならないので、1枚のL
CD基板の検査に長時間を要している。とくに近時、L
CD基板が大型化しており、450mm角のような大サ
イズのLCD基板をプロービングテストするには非常に
長い時間がかかっている。このため、テスト中において
LCD基板のすべてのパッドに安定して一様に接触させ
ることができるコンタクタを有する低コストのプローブ
カードが要望されている。
【0012】本発明の目的は、VLSIチップ、ULS
I、複合チップ化IC、並びにLCD基板等のパッドに
対して安定に接触を保ち得るプローブカードを提供する
ことにある。また、プローブ針(コンタクタ)とパッド
との位置合わせ操作が容易で、広範囲にわたり多数のパ
ッドに一括接触させ、短時間でテストすることができる
プローブカードを提供することにある。さらに、製造お
よび保守が容易なプローブカードを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプローブカ
ードは、支持板と、この支持板によって支持され、テス
ト信号供給手段に電気的に接続された回路をもつ回路基
板と、この回路基板の回路と電気的に接続され、被検体
のパッドに対して1対1で接触されるコンタクタと、前
記コンタクタが取り付けられた領域をバックアップする
ように設けられた弾性体部材と、を有する。
【0014】さらに、コンタクタは、弾性体の突起と、
この突起のなかに埋設された金属球と、を有することが
望ましい。弾性体の突起には、シリコーンゴム、フッ素
系樹脂、ポリエチレンなどを用いることができる。ま
た、金属球には、ニッケル球や鉄球に金や銀などのメッ
キをしたものを用いることが好ましい。
【0015】また、VLSI又はULSI等の高速テス
トを実現するために、コンタクタ接点からポゴピン接点
までの回路を中間接続の無い連続したものとし、回路を
低インピーダンスとすることが望ましい。また、支持板
には、被検体上のパッドまたはアライメントマークを見
ることができる貫通孔が形成されていることが望まし
い。
【0016】また、コンタクタは、テストすべき領域の
周縁部だけでなく、その中央部に至るまで設けることが
できるようになっている。これによりパッドがチップ中
央領域にも設けられたICなどのデバイスをプローブ検
査することが可能になる。
【0017】
【作用】本発明に係るプローブカードにおいては、コン
タクタにパッドを接触させると、弾性体部材が弾性変形
し、両者がフィットして接触が良好になる。とくに、パ
ッド相互間に高さの凹凸がある場合であっても、各コン
タクタがパッドの接触予定面にそれぞれ追従し、すべて
のコンタクタがパッドに対して十分に接触するようにな
る。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の種々の
実施例について説明する。
【0019】図1に示すように、プローバ10は、ロー
ディング/アンローディング部11及びテスト部21を
有する。テスト部21の上方にはテストヘッド28及び
上CCDカメラ25が設けられている。テストヘッド2
8は、CPU51によってバックアップされたテスタ5
0に接続されている。テストヘッド28の下面にはホル
ダ29によりプローブカード30が着脱可能に取り付け
られている。プローブカード30はステージ22上のウ
ェハ2と対面している。
【0020】ローディング/アンローディング部11に
はカセットステージ12及びプリアライメントステージ
15が設けられている。カセットステージ12は、CP
U51によって制御される昇降機構13に支持されてい
る。ステージ12にはウェハカセット14が載置されて
いる。カセット14には25枚の半導体ウェハ2が収容
されている。図示しない搬送アームがローディング/ア
ンローディング部11に設けられている。この搬送アー
ムにより半導体ウェハ2が1枚ずつカセット14から取
り出され、搬送され、プリアライメントステージ15上
に載置されるようになっている。
【0021】図示しない移送装置がテスト部21に設け
られている。この移送装置により半導体ウェハ2がプリ
アライメントステージ15からテストステージ22へ移
送されるようになっている。テストステージ22は、ウ
ェハテーブル5にウェハ2を保持するための真空吸着装
置(図示せず)を有する。また、テストステージ22
は、ウェハテーブル5をX,Y,Z,θのそれぞれの方
向に動かすためのX−Y−Z−θ駆動機構(図示せず)
を内蔵している。X−Y−Z−θ駆動機構はCPU51
により制御されるようになっている。また、ジョイステ
ック23がテストステージ22に接続されている。ジョ
イステック23は、オペレータによって操作され、ステ
ージ22の移動量をミクロンオーダーで制御することが
できるものである。また、テストステージ22には下C
CDカメラ24が取り付けられている。下CCDカメラ
24は、プローブカード30の基準となるコンタクタ4
2の先端をみて、その位置を検出するためのものであ
る。なお、上下CCDカメラ24,25は、CPU51
の入力側にそれぞれ接続されている。
【0022】図2に示すように、上CCDカメラ25及
びハイトセンサ26がテスト部21の適所に設けられて
いる。上CCDカメラ25及びハイトセンサ26は、テ
ストステージ22上の半導体ウェハ2をX,Y,Z,θ
軸方向に位置決めするために用いられる。次に、第1実
施例のプローブカード30について説明する。
【0023】図3および図4に示すように、プローブカ
ード30は、基板31にフレキシブルプリント回路(F
PC)34を組み付けたものである。プローブカード3
0の基板31は、円板状をなし、その周縁部がホルダ2
9に支持されている。基板31は、厚さ5〜10mm、直
径200〜250mmのステンレス鋼板などの変形の小さ
い金属板でつくられている。基板31には4つの開口が
形成されている。FPC34の中央部は基板31の下側
に位置しているが、FPC34の周縁部は開口を通って
基板31の上側に位置されている。
【0024】FPC34の周縁部は、絶縁シート49を
介して基板31の上面に接着されている。FPC34の
周縁部には多数のターミナル37が等ピッチ間隔に設け
られている。各ターミナル37はコンタクタ42に対し
てそれぞれ1対1に電気的に接続されている。なお、図
示の場合は、FPC34の周縁部にターミナル37を一
列に配設しているが、これを二列または三列としてもよ
い。
【0025】各ターミナル37にはポゴピン98の先端
がそれぞれ接触している。各ポゴピン98は、テストヘ
ッドのフレーム28aの凹所に保持され、圧縮スプリン
グ99によって付勢されている。また、各ポゴピン98
はテストヘッド28を介してテスタ50に電気的に接続
されている。
【0026】基板31の下面中央に絶縁部材32が接着
されている。さらに、絶縁部材32の下面にはFPC3
4が接着されている。この絶縁部材32によって基板3
1からFPC34が絶縁されている。多数のコンタクタ
42が、FPC34の下面から突出するように、設けら
れている。弾性部材33が絶縁部材32の中央領域に埋
め込まれ、コンタクタ42の取付領域が弾性部材33に
よりバックアップされている。弾性部材33には、シリ
コーンゴム又はポリウレタンを用いる。
【0027】図5に示すように、コンタクタ42は規則
格子状に配列されている。このようなコンタクタ42
は、その数および配列が半導体チップ3上のパッド4の
それと同じである。すなわち、図6に示すように、コン
タクタ42はパッド4に対して1対1に対応していて、
FPC34上に突起状に形成された数10μm径の接触
用端子である。コンタクタ42の数はテスタ50の端子
の最大数(例えば500個)まで増やすことができる。
【0028】また、コンタクタ42は、FPC34のプ
リント基板回路を経由して端子37に電気的に接続され
ている。端子37は、テストヘッド28のポゴピン98
と接触している。さらに、図6〜図9を参照しながら第
1実施例のFPC34について詳しく説明する。図6に
示すように、FPC34の片面(上面)は弾性部材33
に接着されている。
【0029】図7に示すように、FPC34の基板35
は、ポリイミド樹脂フィルムでつくられている。基板3
5の片面(上面)には、図8に示すように、パターン化
された多数のターミナル37が形成されている。各ター
ミナル37にはポゴピン98が接触している。一方、基
板35の他面(下面)には、図9に示すように、プリン
ト基板回路36が形成されている。次に、図10〜図1
2を参照しながら、上記プローバにより半導体チップ回
路をプロービングテストする場合について説明する。
【0030】先ずカセット14から一枚の半導体ウェハ
2を取り出し、これをプリアライメントステージ15の
上に載置し、プリアライメントする。図11に示すよう
に、ウェハ2には多数のチップ3が形成されている。プ
リアライメントにおいては、ウェハ2のオリエンテーシ
ョンフラット2aを所望の向きに揃える。プリアライメ
ント後、ウェハ2を搬送し、テストステージ22の上に
載置する(工程101)。この結果、ウェハ2はプロー
ブカード30と対面する。
【0031】プロービングテストは、1枚のウェハ2を
4回に分けて実施する。すなわち、図11の図中に示す
左上領域、右上領域、左下領域、右下領域の順番にテス
トする。各領域には64個の半導体チップ3がそれぞれ
形成されている。また、基準パッド4aには、各領域の
左上のチップ3a,3b,3c,3dに形成されたパッ
ドのうちから左上コーナーに位置するものを選ぶ。
【0032】ステージ22をXY面内で動かし、下CC
Dカメラ24の光軸を基準コンタクタ42の先端に位置
合わせする(工程102)。基準コンタクタ42の先端
の位置をCPU51に記憶させる(ティーチング)。こ
こで、基準コンタクタ42とは、図5の中において左上
コーナーに位置するものをいう。
【0033】ステージ22をXY面内で動かし、第1番
目チップ3aの基準パッド4を上CCDカメラ25の光
軸に位置合わせする(工程103)。ステージ22をX
Y面内で動かし、第22番目チップ3の基準パッドを上
CCDカメラ25の光軸に位置合わせする(工程10
4)。これら二つの位置合わせ動作を通じて、ウェハ2
がプローブカード30に対して位置がずれている場合
は、ステージ22をXY面内でθ回転させ、ウェハ2の
位置をプローブカード30に対して補正する。
【0034】第1番目チップ3aの基準パッド4を、基
準コンタクタ42に位置合わせする(工程105)。こ
の場合に、ジョイスティック23を用いて両者の位置合
わせの微調整をしてもよい。位置合わせ後、テストステ
ージ22を上昇させ、各パッド4をコンタクタ42に接
触させる。このとき、テストステージ22の上昇ストロ
ークを、単純接触位置(パッド/コンタクタが単に接触
するだけの位置)を越えてオーバードライブさせる。コ
ンタクタ42のシリコーンゴムおよび弾性部材33が弾
性変形するので、テスト領域の全域にわたりパッド/コ
ンタクタ両者間の接触が確実になる。
【0035】テスタ50から各コンタクタ42にテスト
信号を送り、64個の半導体チップ3のプロービングテ
ストを実行する(工程106)。ウェハ2について、す
べてのテストが終了したか否かを判定する(工程10
7)。工程107の判定がノーのときは、テストステ−
ジ22をインデックス量だけ移動させ、ウェハ2の右上
領域にプローブカード30を対面させる(工程10
8)。そして、工程103から工程107までの動作を
繰り返し、ウェハ2の右上領域にあるチップ3をテスト
する。さらに、同様の動作を二回繰り返して、ウェハ2
の左下領域および右下領域にあるチップ3をテストす
る。
【0036】工程107の判定がイエスになると、ウェ
ハ2をテストステージ22の上から搬出する(工程10
9)。そして、次のウェハ2をテストするか否かを判定
する(工程110)。工程110の判定がイエスのとき
は、新たなウェハ2をテストステージ22の上に載置す
る(工程111)。次いで、工程103から工程108
までを繰り返す。工程110の判定がノーのときは、テ
ストを終了する。
【0037】上記第1実施例のプローブカード30を用
いれば、256個ものLSIチップ3が形成されたウェ
ハ2をテストした場合に、テスト所要時間を従来よりも
256秒間も短縮することができた。
【0038】また、パッド4/コンタクタ42間の接触
ポイント数が多いにもかかわらず、コンタクタ42がパ
ッド4のすべてにフィットし、テスト信号を確実にLS
I回路に伝えることができる。とくに、パッド4相互間
に凹凸が存在する場合であっても、弾性部材33および
弾性体シート41が変形するので、コンタクタ42がパ
ッド4に確実にフィットする。さらに、コンタクタ42
によれば、低い導通抵抗で大きい電流容量を得ることが
でき、微小な電極面積でも確実な接触を得ることができ
る。
【0039】また、コンタクタ42から端子37までを
低インピーダンスの同軸パターンの回路としているた
め、周波数が100MHz以上の高周波テストに正確に
対応することができる。
【0040】また、ガラス基板39によりコンタクタ/
パッド間の接触領域の平面度が保たれるので、両者の接
触が安定に確保される。このため、接触不良により再度
テストする必要がなくなり、LSI製造のスループット
が向上した。次に、図13を参照して第2実施例のプロ
ーブカードについて説明する。
【0041】第2実施例のプローブカードの接触領域に
はコンタクト基板38が取付けられている。コンタクト
基板38は、ガラス基板39および弾性体シート41を
有する。ガラス基板39はコンタクト基板38の平面度
を保つためのものである。弾性体シート41は、パッド
4に対してコンタクタ42aに追従性を発揮させるため
のものである。弾性体シート41にはシリコーンゴムを
用いる。この他にフッ素系樹脂やポリエチレンなどの柔
軟性を有する材料を弾性体シート41に用いてもよい。
【0042】シリコーンゴムシート41はガラス基板3
9の片面(下面)に設けられている。コンタクタ42a
は、シリコーンゴムシート41から下方に突出した突起
のなかに小球43を埋設したものである。コンタクタ4
2aのシリコーンゴム突起は、突出長さが80〜100
μm、基部の直径が50〜60μm、ピッチ間隔が90
〜110μmである。ちなみに、1つの半導体チップ3
には400個のバンプパッド4が形成されている。各パ
ッド4の接触面は一辺が60〜100μmの正方形であ
る。
【0043】小球43は、複数個が一列にシリコーンゴ
ム突起のなかに並んでいる。小球43は、直径25〜3
0μmのニッケル球に金メッキをしたものである。最上
段の小球43はガラス基板39の端子44に接触してい
る。最下段の小球43は、シリコーンゴム突起の先端部
に埋設されている。コンタクタ42aをパッド4に押し
付けると、ゴム突起の先端が破れて小球43が露出する
ので、小球43がパッド4に対して電気的に接触するよ
うになる。逆に、コンタクタ42aをパッド4から離す
と、ゴム突起の先端が閉じて小球43がなかに隠れるの
で、小球43はゴム中から落下しない。このような小球
43が露出と退隠とを繰り返せるのは、シリコーンゴム
がゲル状であるからである。
【0044】このようなコンタクタ42aの製造方法に
ついて説明する。モールドの凹所に小球43を必要個数
だけ入れておき、液状のシリコーンゴム原料をモールド
に流し込み、これを磁界中におく。こうすると、磁力に
より凹所内の小球43が一直線に並ぶ。シリコーンゴム
を凝固させると、多数のコンタクタ42aを有するシリ
コーンゴムシート41が得られる。このシリコーンゴム
シート41をガラス基板39の片面に接着剤で接着す
る。
【0045】ガラス基板39の片面(下面)には多数の
端子44が形成されている。一方、ガラス基板39の他
面(上面)には導体パターン回路40が形成されてい
る。導体パターン回路40は、インピーダンスの整合の
ために同軸パターンとしている。端子44および導体パ
ターン回路40は、ガラス基板39に銅箔メッキしたも
のである。
【0046】なお、図13に示すように、FPC34a
のプリント回路36aはガラス基板39の導体パターン
回路40に電気的に接続されている。また、多数のター
ミナル37aがプリント回路36aに電気的に導通し、
ポゴピン98がターミナル37aのそれぞれにスプリン
グ99で押し付け接触されている。次に、第3実施例の
プローブカード60について説明する。
【0047】図14及び図15に示すように、プローブ
カード60は、基板61にFPC64を組み付けたもの
である。プローブカード60の基板61は、円板状をな
し、その周縁部がホルダ29に支持されている。基板6
1は、厚さ4.2mm、直径20mmのポリイミド樹脂板で
つくられている。
【0048】FPC64の周縁部は、基板61の下面に
接着されている。さらに、ピン68によってFPC64
の周縁部が基板61に固定されている。FPC64の周
縁部には多数のターミナル67が等ピッチ間隔に設けら
れている。ピン68によってターミナル67とプリント
回路66とが電気的に接続されている。各ターミナル6
7はコンタクタ72に対してそれぞれ1対1に電気的に
接続されている。なお、図示の場合は、FPC64の周
縁部にターミナル67を一列に配設しているが、これを
二列または三列としてもよい。
【0049】各ターミナル67にはポゴピン98の先端
がそれぞれ接触している。各ポゴピン98は、テストヘ
ッドのフレーム28aの凹所に保持され、圧縮スプリン
グ99によって付勢されている。また、各ポゴピン98
はテストヘッド28を介してテスタ50に電気的に接続
されている。
【0050】基板61の下面中央に絶縁部材62が接着
されている。さらに、絶縁部材62の下面にはコンタク
ト基板76が接着されている。多数のコンタクタ72
が、コンタクト基板76の下面から突出するように、設
けられている。弾性部材63が絶縁部材62の中央領域
に埋め込まれ、コンタクタ72の取付領域が弾性部材6
3によりバックアップされている。弾性部材63には、
シリコーンゴム又はポリウレタンを用いる。
【0051】図16に示すように、コンタクタ72は規
則格子状に配列されている。このようなコンタクタ72
は、その数および配列が半導体チップ3上のパッド4の
それと同じである。すなわち、コンタクタ72はパッド
4に対して1対1に対応している。さらに、図17を参
照してコンタクト基板76について詳しく説明する。
【0052】コンタクト基板76は、FPC64に弾性
体シート71を接着してつくられている。FPC64に
は、図7〜図9に示したFPC34と実質的に同じもの
を用いる。弾性体シート71は、パッド4に対してコン
タクタ72に追従性を発揮させるためのものである。弾
性体シート71にはシリコーンゴムを用いる。この他に
フッ素系樹脂やポリエチレンなどの柔軟性を有する材料
を弾性体シート71に用いてもよい。
【0053】シリコーンゴムシート71はFPC64の
片面(下面)に設けられている。コンタクタ72は、シ
リコーンゴムシート71から下方に突出した突起のなか
に小球73を埋設したものである。コンタクタ72のシ
リコーンゴム突起は、突出長さが80〜100μm、基
部の直径が50〜60μm、ピッチ間隔が90〜110
μmである。
【0054】小球73は、複数個が一列にシリコーンゴ
ム突起のなかに並んでいる。小球73は、直径25〜3
0μmのニッケル球に金メッキをしたものである。最上
段の小球73はFPC64のプリント回路66に接触し
ている。最下段の小球73は、シリコーンゴム突起の先
端部に埋設されている。コンタクタ72をパッド4に押
し付けると、ゴム突起の先端が破れて小球73が露出す
るので、小球73がパッド4に対して電気的に接触する
ようになる。逆に、コンタクタ72をパッド4から離す
と、ゴム突起の先端が閉じて小球73がなかに隠れるの
で、小球73はゴム中から落下しない。このような小球
73が露出と退隠とを繰り返せるのは、シリコーンゴム
がゲル状であるからである。
【0055】上記第3実施例のプローブカード60を用
いれば、256個ものLSIチップ3が形成されたウェ
ハ2をテストした場合に、テスト所要時間を従来よりも
256秒間も短縮することができた。
【0056】また、パッド4相互間に凹凸が存在する場
合であっても、弾性部材63および弾性体シート71が
変形するので、コンタクタ72がパッド4に確実にフィ
ットするようになる。これにより高密度のパッド4が形
成されたLSIチップ3であっても、確実なテストを実
行することができる。
【0057】次に、図19〜21を参照しながら第4の
実施例について説明する。この第4の実施例のプローブ
カード80は、液晶表示基板(LCD基板)をプロービ
ングテストするために用いられるものである。この実施
例では4枚のLCD基板を同時に検査する場合について
説明する。
【0058】図19および図20に示すように、プロー
ブカード80は、絶縁基板81、フレキシブル基板8
4、透明板95、および弾性部材83を有している。絶
縁基板81はポリイミド等の耐熱性および寸法安定性に
優れた材料でつくられている。プローブカード80をホ
ルダ(図示せず)に装着すると、ポゴピン98がターミ
ナルパッド97に当接し、プローブカード80のコンタ
クタ92がテスタ50に電気的に接続されるようになっ
ている。
【0059】フレキシブル基板84は、シリコーンゴム
などの絶縁性材料からなる可撓性のあるフィルムを基材
としてつくられており、その片面には導電性のコンタク
タ92が設けられている。コンタクタ92は、LCD基
板のパッドに1対1に対応するように配列されている。
また、コンタクタ92はターミナルパッド97と同数が
設けられている。コンタクタ92は、テスタ50の端子
の最大値まで、例えば500個を設けることができる。
【0060】図21に示すように、コンタクタ92は、
シリコーンゴムシート94の厚さ方向に金属粒子93を
少なくとも1列並べたものである。このようなコンタク
タ92によれば、低い導通抵抗で大きい電流容量を得る
ことができ、微小な電極面積でも確実な接触を得ること
ができる。最上段の金属粒子93は、FPC84の導電
パターン86に接触している。最下段の金属粒子93
は、LCD基板のパッドに接触されるべきものである。
【0061】透明板95は、フレキシブル基板84を固
定するための部材であり、ガラス板等の材料でつくられ
ている。透明板95は、フレキシブル基板84の片面
(上面)に固定部材90によって固定されている。透明
板95はフレキシブル基板84の平坦度を保つためのも
のである。なお、透明板95の上面にはアライメントマ
ーク91が付けられている。
【0062】弾性部材83は、ポリウレタン製の5枚の
シートからなり、絶縁基板82およびフレキシブル基板
84の間に挿入されている。絶縁基板82は、4本のビ
ス87によって主基板81の下面に取り付けられてい
る。絶縁基板82と主基板81とは、位置決めピン88
により精度よく組み立てられるようになっている。絶縁
基板82は、寸法安定性のよい材料でつくられており、
その面は高い平坦度に仕上げられている。
【0063】フレキシブル基板84の周縁部は、リング
状の固定部材79により絶縁基板81に固定されてい
る。これによってFPC84の導電パターン86がター
ミナルパッド97に電気的に接続されるようになってい
る。
【0064】図19および図20に示すように、4つの
開口窓部81aが主基板81の適所に形成されている。
これらの開口窓部81aを通して、上方のCCDカメラ
25によってアライメントマーク91を認識し、LCD
基板のパッドとコンタクタ92とを位置合わせするよう
になっている。次に、第4実施例の動作について説明す
る。
【0065】LCD基板検査装置のセンダのカセットか
らLCD基板を搬送し、これをテストステージ上に載置
する。ここでは、4枚のLCD基板を一度に検査するた
めに、LCD基板を次々にテストステージ上に載置す
る。プローブカード80の窓部81aからアライメント
マーク91を見ながら、テストステージを水平方向に移
動させて、LCD基板をプローブカード80に位置合わ
せする。次いで、テストステージを上昇させ、LCD基
板のパッドをコンタクタ92に接触させる。このとき、
コンタクタ92はLCD基板のパッドの凹凸に追従して
確実に接触する。また、プローブカード80の取り付け
が不正確なために、プローブカード80が水平面に対し
て傾いていたとしても、弾性部材83の変形によりその
傾きが修正され、すべてのコンタクタ92をLCD基板
のパッドに確実に接触させることができる。テスタによ
り、コンタクタ92を選択的に作動させてLCD基板の
パッドに電圧信号(テスト信号)を印加する。検査済み
のLCD基板をレシーバに搬送し、検査を終了する。
【0066】上記の第4実施例によれば、テスト中にお
いて、プローブカード80の絶縁基板81がLCD基板
の直上に位置しているので、LCD基板上にごみやパー
ティクルが落下するおそれがなく、クリーンな状態を維
持することができる。
【0067】また、上記の第4実施例によれば、プロー
ブカード80に対してLCD基板を1度だけ位置合わせ
すればよく、この最初の位置合わせにより1枚のLCD
基板全面あるいは複数のLCD基板を検査することがで
きる。
【0068】また、固定部材79によってFPC84を
絶縁基板81に装着するようにしたので、コンタクタ9
2の損傷、摩耗等によりプローブカード80を交換する
必要が生じた場合には、プローブカード全体を交換する
必要はない。この場合は、フレキシブル基板84から絶
縁基板81までを一体として交換すればよい。また、プ
ローブカード交換時にも位置きめピン87により常に精
度よくフレキシブル基板84を取り付けることができ
る。
【0069】
【発明の効果】本発明のプローブカードを用いれば、V
LSIチップ、ULSIチップ、複合チップ化ゲートア
レイ、並びにLCD基板を確実にプロービングテストす
ることができる。このため、再テストの発生率を大幅に
低減することができる。
【0070】また、本発明のプローブカードによれば、
コンタクタとパッドとの位置合わせ操作が容易で、広範
囲にわたり多数のパッドに一括に接触させることができ
るので、VLSIや大型LCDを短時間でテストするこ
とができる。
【0071】さらに、本発明のプローブカードは、製造
が比較的に容易であり、低コストである。また、従来の
ように針先をみがく必要もないので、保守点検も容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プローバの全体構成を示すブロック構成図。
【図2】プローバの簡単な平面レイアウト図。
【図3】本発明の第1実施例に係るプローブカードを示
す縦断面図。
【図4】第1実施例のプローブカードを上方から見た平
面図。
【図5】第1実施例のプローブカードの中央に設けられ
たコンタクタ取付部を下方から見た部分平面図。
【図6】第1実施例のプローブカードの一部を拡大して
示す縦断面図。
【図7】FPC(Flexible Printed Circuit)の縦断面
図。
【図8】FPCの上面パターン(テスタのポゴピンとの
接続側)を示す図。
【図9】FPCの下面パターンを示す図。
【図10】プロービングテストの実行手順を示すフロー
チャート。
【図11】半導体ウェハのパターン形成面を示す図。
【図12】1個の半導体チップを拡大して示す拡大図。
【図13】第2実施例のプローブカードの一部を拡大し
て示す縦断面図。
【図14】第3実施例のプローブカードを示す縦断面
図。
【図15】第3実施例のプローブカードを上方から見た
平面図。
【図16】第3実施例のプローブカードの中央に設けら
れたコンタクタ取付部を下方から見た部分平面図。
【図17】第3実施例のプローブカードのコンタクタ取
付部を拡大して示す縦断面図。
【図18】第4実施例のプローブカードを示す縦断面
図。
【図19】第4実施例のプローブカードを上方から見た
平面図。
【図20】第4実施例のプローブカードのコンタクタ取
付部を拡大して示す縦断面図。
【図21】従来のプローブカードの概要を示す斜視図。
【図22】従来のプローブ針とパッドとの接触部分を模
式的に示す部分拡大図。
【図23】従来のプローブ針およびパッドの関係を模式
的に示す拡大平面図である。
【符号の説明】
31,61,81…支持板、32,62…絶縁部材、3
3,63,83…弾性部材、42,42a,72,92
…コンタクタ、34,64,84…FPC、37,6
7,97…ターミナル、39…ガラス基板、41,7
1,94…弾性体シート、43,73,93…小球、9
8…ポゴピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト信号を被検体のパッドを介して回
    路とやり取りし、回路の電気的特性を検査するプロービ
    ングテストマシンに用いられるプローブカードにおい
    て、支持板と、この支持板によって支持され、テスト信
    号供給手段と電気的に接続された回路をもつ回路基板
    と、この回路基板の回路と電気的に接続され、被検体の
    パッドに対して1対1で接触されるコンタクタと、前記
    コンタクタが取り付けられた領域をバックアップするよ
    うに設けられた弾性体部材と、を有し、前記コンタクタ
    とパッドとを接触させると、前記弾性体部材が弾性変形
    することを特徴とするプローブカード。
  2. 【請求項2】 テスト信号を被検体のパッドを介して回
    路とやり取りし、回路の電気的特性を検査するプロービ
    ングテストマシンに用いられるプローブカードにおい
    て、支持板と、この支持板によって支持されたフレキシ
    ブルなフィルム基材を含み、このフィルム基材にプリン
    トされた回路がテスト信号供給手段と電気的に接続され
    ているフレキシブルプリント回路基板と、このフレキシ
    ブルプリント回路基板の回路と電気的に接続され、被検
    体のパッドに対して1対1で接触されるコンタクタと、
    前記コンタクタが取り付けられたセクションをバックア
    ップするように設けられた弾性体部材と、を有し、前記
    コンタクタとパッドとを接触させると、前記弾性体部材
    が弾性変形することを特徴とするプローブカード。
  3. 【請求項3】 テスト信号を被検体のパッドを介して回
    路とやり取りし、回路の電気的特性を検査するプロービ
    ングテストマシンに用いられるプローブカードにおい
    て、支持板と、この支持板によって支持され、テスト信
    号供給手段と電気的に接続された回路をもつ透明体基板
    と、この透明体基板の回路と電気的に接続され、被検体
    のパッドに対して1対1で接触されるコンタクタと、前
    記コンタクタが取り付けられた領域をバックアップする
    ように設けられた弾性体部材と、を有し、前記コンタク
    タとパッドとを接触させると、前記弾性体部材が弾性変
    形することを特徴とするプローブカード。
  4. 【請求項4】 前記コンタクタは、弾性体の突起と、こ
    の突起のなかに埋設された金属球と、を有することを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロー
    ブカード。
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