JPH05209138A - 粉体塗料用樹脂組成物 - Google Patents
粉体塗料用樹脂組成物Info
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- JPH05209138A JPH05209138A JP4038552A JP3855292A JPH05209138A JP H05209138 A JPH05209138 A JP H05209138A JP 4038552 A JP4038552 A JP 4038552A JP 3855292 A JP3855292 A JP 3855292A JP H05209138 A JPH05209138 A JP H05209138A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/70—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
- C08G18/72—Polyisocyanates or polyisothiocyanates
- C08G18/77—Polyisocyanates or polyisothiocyanates having heteroatoms in addition to the isocyanate or isothiocyanate nitrogen and oxygen or sulfur
- C08G18/78—Nitrogen
- C08G18/79—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/798—Nitrogen characterised by the polyisocyanates used, these having groups formed by oligomerisation of isocyanates or isothiocyanates containing urethdione groups
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- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/03—Powdery paints
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2150/00—Compositions for coatings
- C08G2150/20—Compositions for powder coatings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼付け炉を汚染せず、反応時の重量減少が少
なく、安定した艶消ないし半艶消塗膜を与える粉体塗料
用樹脂組成物を提供する。 【構成】 水酸基価が1200geq/106g以上の実質的にゲル
化していないポリエステルA、水酸基価が200〜1000geq
/106gの実質的にゲル化していないポリエステルB及び
内部ブロックドイソシアネート系硬化剤からなり、ポリ
エステルAとポリエステルBとの配合比が重量比で70:
30〜10:90であり、かつ、ポリエステルAとBとのゲル
化時間の差(絶対値)が3分以上である粉体塗料用樹脂
組成物。
なく、安定した艶消ないし半艶消塗膜を与える粉体塗料
用樹脂組成物を提供する。 【構成】 水酸基価が1200geq/106g以上の実質的にゲル
化していないポリエステルA、水酸基価が200〜1000geq
/106gの実質的にゲル化していないポリエステルB及び
内部ブロックドイソシアネート系硬化剤からなり、ポリ
エステルAとポリエステルBとの配合比が重量比で70:
30〜10:90であり、かつ、ポリエステルAとBとのゲル
化時間の差(絶対値)が3分以上である粉体塗料用樹脂
組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、艶消ないし半艶消塗膜
を与える粉体塗料用樹脂組成物に関するものである。
を与える粉体塗料用樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉体塗料としては、エポキシ系、アクリ
ル系、ポリエステル系等のものがあるが、ポリエステル
系粉体塗料は、バランスのとれた塗膜性能を有する塗料
として知られている。粉体塗料は、家電、自動車、建材
をはじめとする多くの分野で使用されているが、塗装さ
れた塗面は、美的観点から光沢が要求される場合(60度
鏡面光沢度90〜100%程度)と、艶消(同30%程度以
下)又は半艶消(同30〜70%程度)が要求される場合が
ある。
ル系、ポリエステル系等のものがあるが、ポリエステル
系粉体塗料は、バランスのとれた塗膜性能を有する塗料
として知られている。粉体塗料は、家電、自動車、建材
をはじめとする多くの分野で使用されているが、塗装さ
れた塗面は、美的観点から光沢が要求される場合(60度
鏡面光沢度90〜100%程度)と、艶消(同30%程度以
下)又は半艶消(同30〜70%程度)が要求される場合が
ある。
【0003】従来、このような艶消又は半艶消塗膜を与
える粉体塗料を調製する方法としては、粒子の粗い顔料
を多量に添加する方法や、ポリエステル系粉体塗料とア
クリル系粉体塗料の二種類の粉体塗料をドライブレンド
する方法(特公昭61−19668号公報)等が知られてい
る。しかしながら、粒子の粗い顔料を多量に添加する場
合には、塗膜の平滑性や機械的強度が低下するという問
題がある。また、二種類の粉体塗料をドライブレンドす
る方法は、一段階の塗料化で艶消又は半艶消塗料を得る
ことができず、塗料製造コストが高くなると共に、ブレ
ンドの不均一性や回収使用時のブレンド率の変化等の問
題がある。
える粉体塗料を調製する方法としては、粒子の粗い顔料
を多量に添加する方法や、ポリエステル系粉体塗料とア
クリル系粉体塗料の二種類の粉体塗料をドライブレンド
する方法(特公昭61−19668号公報)等が知られてい
る。しかしながら、粒子の粗い顔料を多量に添加する場
合には、塗膜の平滑性や機械的強度が低下するという問
題がある。また、二種類の粉体塗料をドライブレンドす
る方法は、一段階の塗料化で艶消又は半艶消塗料を得る
ことができず、塗料製造コストが高くなると共に、ブレ
ンドの不均一性や回収使用時のブレンド率の変化等の問
題がある。
【0004】このような問題を解決するものとして、特
開昭64−1770号公報には、水酸基価が1200geq/106g以上
のポリエステルと水酸基価が200〜1000geq/106gのポリ
エステル及びブロックドイソシアネート系硬化剤とから
なり、かつ両ポリエステルのゲル化時間の差が3分以上
である粉体塗料用樹脂組成物が提案されている。しかし
ながら、この粉体塗料用樹脂組成物を用いた粉体塗料で
は、2〜3官能のブロックドイソシアネート系硬化剤を
使用するため、硬化剤を多量に配合しなければならず、
コスト的に不利である。また、ポリエステルとブロック
ドイソシアネート系硬化剤との反応時にブロック剤が飛
散して焼付け炉を汚染させたり、10%以上の重量減少が
起こるという問題があった。
開昭64−1770号公報には、水酸基価が1200geq/106g以上
のポリエステルと水酸基価が200〜1000geq/106gのポリ
エステル及びブロックドイソシアネート系硬化剤とから
なり、かつ両ポリエステルのゲル化時間の差が3分以上
である粉体塗料用樹脂組成物が提案されている。しかし
ながら、この粉体塗料用樹脂組成物を用いた粉体塗料で
は、2〜3官能のブロックドイソシアネート系硬化剤を
使用するため、硬化剤を多量に配合しなければならず、
コスト的に不利である。また、ポリエステルとブロック
ドイソシアネート系硬化剤との反応時にブロック剤が飛
散して焼付け炉を汚染させたり、10%以上の重量減少が
起こるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決し、焼付け炉を汚染するという問題がなく、
反応時の重量減少が少なく、安定した艶消ないし半艶消
塗膜を与える粉体塗料用樹脂組成物を提供しようとする
ものである。
問題を解決し、焼付け炉を汚染するという問題がなく、
反応時の重量減少が少なく、安定した艶消ないし半艶消
塗膜を与える粉体塗料用樹脂組成物を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために研究を重ねた結果、特定の水酸基価を
有する2種類のポリエステルと硬化反応時にブロック剤
の揮発がない内部ブロッグドイソシアネート系硬化剤を
組み合わせることにより、この目的が達成されることを
見出し、本発明に到達した。
を解決するために研究を重ねた結果、特定の水酸基価を
有する2種類のポリエステルと硬化反応時にブロック剤
の揮発がない内部ブロッグドイソシアネート系硬化剤を
組み合わせることにより、この目的が達成されることを
見出し、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明は、水酸基価が1200geq/
106g以上の実質的にゲル化していないポリエステルA、
水酸基価が200〜1000geq/106gの実質的にゲル化してい
ないポリエステルB及び内部ブロックドイソシアネート
系硬化剤からなり、ポリエステルAとポリエステルBと
の配合比が重量比で70:30〜10:90であり、かつ、ポリ
エステルAとBとのゲル化時間の差(絶対値)が3分以
上である粉体塗料用樹脂組成物を要旨とするものであ
る。
106g以上の実質的にゲル化していないポリエステルA、
水酸基価が200〜1000geq/106gの実質的にゲル化してい
ないポリエステルB及び内部ブロックドイソシアネート
系硬化剤からなり、ポリエステルAとポリエステルBと
の配合比が重量比で70:30〜10:90であり、かつ、ポリ
エステルAとBとのゲル化時間の差(絶対値)が3分以
上である粉体塗料用樹脂組成物を要旨とするものであ
る。
【0008】本発明において、水酸基価及びゲル化時間
は次の方法で求められる値である。 水酸基価 ポリエステルをアセチル化した後、水酸化カリウムメタ
ノール溶液で滴定して求める。 ゲル化時間 ポリエステルに内部ブロックドイソシアネート系硬化剤
(ヒュルス社製IPDI-Adduct BF 1540)を官能基が当量に
なる量及び二酸化チタン粉末を33重量%混合し、試料量
90g、温度200℃でブラベンダー・プラスチコーダー
(ブラベンダー社製)で硬化曲線を求め、その変曲点ま
での時間をゲル化時間とする。
は次の方法で求められる値である。 水酸基価 ポリエステルをアセチル化した後、水酸化カリウムメタ
ノール溶液で滴定して求める。 ゲル化時間 ポリエステルに内部ブロックドイソシアネート系硬化剤
(ヒュルス社製IPDI-Adduct BF 1540)を官能基が当量に
なる量及び二酸化チタン粉末を33重量%混合し、試料量
90g、温度200℃でブラベンダー・プラスチコーダー
(ブラベンダー社製)で硬化曲線を求め、その変曲点ま
での時間をゲル化時間とする。
【0009】本発明の樹脂組成物において、ポリエステ
ルAの水酸基価は1200geq/106g以上、好ましくは2000〜
5000geq/106g、ポリエステルBの水酸基価は200〜1000g
eq/106gとすることが必要である。ポリエステルAの水
酸基価が1200geq/106g未満では良好な艶消効果を得るこ
とが困難である。また、ポリエステルBの水酸基価が20
0geq/106gに満たないと、塗膜の表面に大きな凸凹が生
じ、平滑性が低下する傾向があり、一方、1000geq/106g
を超えると、塗膜の機械的強度が低下したり、艶消効果
が十分でなかったりする。
ルAの水酸基価は1200geq/106g以上、好ましくは2000〜
5000geq/106g、ポリエステルBの水酸基価は200〜1000g
eq/106gとすることが必要である。ポリエステルAの水
酸基価が1200geq/106g未満では良好な艶消効果を得るこ
とが困難である。また、ポリエステルBの水酸基価が20
0geq/106gに満たないと、塗膜の表面に大きな凸凹が生
じ、平滑性が低下する傾向があり、一方、1000geq/106g
を超えると、塗膜の機械的強度が低下したり、艶消効果
が十分でなかったりする。
【0010】ポリエステルA及びBは、実質的にゲル化
していないポリエステルであることが必要である。ここ
で、「実質的にゲル化していないポリエステル」とは、
一般的な粉砕機で粉砕可能であり、溶融時に流動可能な
ポリエステルを意味する。ゲル化したポリエステルで
は、塗料化が困難であり、また、均一な塗膜が形成でき
ない。
していないポリエステルであることが必要である。ここ
で、「実質的にゲル化していないポリエステル」とは、
一般的な粉砕機で粉砕可能であり、溶融時に流動可能な
ポリエステルを意味する。ゲル化したポリエステルで
は、塗料化が困難であり、また、均一な塗膜が形成でき
ない。
【0011】本発明においては硬化剤として内部ブロッ
クドイソシアネート系のものを用いる。内部ブロックド
イソシアネート系硬化剤は、イソシアネート基が自己ブ
ロックしているため、ブロック剤を含有しておらず、硬
化反応時にブロック剤の揮発がなく、焼付け炉の汚染や
焼付け減量の問題がない。このような硬化剤としてはヒ
ュルス社製IPDI-Adduct BF 1540(商品名) が挙げられ
る。
クドイソシアネート系のものを用いる。内部ブロックド
イソシアネート系硬化剤は、イソシアネート基が自己ブ
ロックしているため、ブロック剤を含有しておらず、硬
化反応時にブロック剤の揮発がなく、焼付け炉の汚染や
焼付け減量の問題がない。このような硬化剤としてはヒ
ュルス社製IPDI-Adduct BF 1540(商品名) が挙げられ
る。
【0012】硬化剤の使用量は、ポリエステル樹脂の水
酸基量にほぼ対応する官能基量、好ましくは0.8〜1.2倍
当量の範囲とするのが適当である。
酸基量にほぼ対応する官能基量、好ましくは0.8〜1.2倍
当量の範囲とするのが適当である。
【0013】本発明の樹脂組成物において、ポリエステ
ルAとBとの配合比は、重量比で70:30〜10:90、好ま
しくは40:60〜20:80である。この範囲を外れる配合比
では艶消効果が十分でない。
ルAとBとの配合比は、重量比で70:30〜10:90、好ま
しくは40:60〜20:80である。この範囲を外れる配合比
では艶消効果が十分でない。
【0014】また、本発明の樹脂組成物において、ポリ
エステルAとBとのゲル化時間の差(絶対値)を3分以
上とすることが必要であり、3分未満では艶消塗面が得
られない。高度の艶消塗面(60度鏡面光沢度で20%以
下)とするには5〜15分とするのが好ましい。この範囲
を外れる樹脂同士の配合では艶消効果が十分でなかった
り、塗膜の機械的強度が低下したりする。
エステルAとBとのゲル化時間の差(絶対値)を3分以
上とすることが必要であり、3分未満では艶消塗面が得
られない。高度の艶消塗面(60度鏡面光沢度で20%以
下)とするには5〜15分とするのが好ましい。この範囲
を外れる樹脂同士の配合では艶消効果が十分でなかった
り、塗膜の機械的強度が低下したりする。
【0015】本発明においては、ポリエステルAの水酸
基価、ポリエステルA,Bの配合比ならびにゲル化時間
の差によって艶消の程度をコントロールすることが可能
である。例えば、ポリエステルAの水酸基価がおよそ30
00geq/106g以上で、ポリエステルAとBの配合比が30:
70の場合、ゲル化時間の差が6分以上である樹脂同士の
配合とすると60度鏡面光沢度が10以下の完全艶消塗膜を
得ることができ、同じく5分程度とすると60度鏡面光沢
度が20%位の艶消、同じく3〜4分とすると60度鏡面光
沢度が50〜60%の半艶消の塗膜を得ることが可能であ
る。
基価、ポリエステルA,Bの配合比ならびにゲル化時間
の差によって艶消の程度をコントロールすることが可能
である。例えば、ポリエステルAの水酸基価がおよそ30
00geq/106g以上で、ポリエステルAとBの配合比が30:
70の場合、ゲル化時間の差が6分以上である樹脂同士の
配合とすると60度鏡面光沢度が10以下の完全艶消塗膜を
得ることができ、同じく5分程度とすると60度鏡面光沢
度が20%位の艶消、同じく3〜4分とすると60度鏡面光
沢度が50〜60%の半艶消の塗膜を得ることが可能であ
る。
【0016】また、本発明の樹脂組成物において、ポリ
エステルAとポリエステルBとの酸価の差(絶対値)が
20geq/106g以上となるようにすることが好ましい。両ポ
リエステルの酸価の差があまり小さいと、特に60度鏡面
光沢度が10%以下の完全艶消塗膜を得ようとする場合に
この光沢度が数%〜50%の範囲で変動し、鏡面光沢度の
安定した艶消塗膜を得ることができない。
エステルAとポリエステルBとの酸価の差(絶対値)が
20geq/106g以上となるようにすることが好ましい。両ポ
リエステルの酸価の差があまり小さいと、特に60度鏡面
光沢度が10%以下の完全艶消塗膜を得ようとする場合に
この光沢度が数%〜50%の範囲で変動し、鏡面光沢度の
安定した艶消塗膜を得ることができない。
【0017】本発明の樹脂組成物の一成分であるポリエ
ステルAとしては、次のようなカルボン酸成分とアルコ
ール成分とから得られるものが好ましく用いられる。
ステルAとしては、次のようなカルボン酸成分とアルコ
ール成分とから得られるものが好ましく用いられる。
【0018】カルボン酸成分 テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を主体とし、必要
に応じて他の多価カルボン酸、例えば、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン
酸、また場合によっては少量のトリメリット酸、ピロメ
リット酸等の3価以上のカルボン酸を加えたもの。
に応じて他の多価カルボン酸、例えば、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸等の脂肪族ジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン
酸、また場合によっては少量のトリメリット酸、ピロメ
リット酸等の3価以上のカルボン酸を加えたもの。
【0019】アルコール成分 トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、3−
メチルペンタン−1,3,5−トリオール及びグリセリン等
の3官能のアルコールを主体とし、必要に応じて2官能
のアルコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチル
グリコール等の脂肪族グリコールや、少量のペンタエリ
スリトール等の4官能のアルコールを加えたもの。
メチルペンタン−1,3,5−トリオール及びグリセリン等
の3官能のアルコールを主体とし、必要に応じて2官能
のアルコール、例えば、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチル
グリコール等の脂肪族グリコールや、少量のペンタエリ
スリトール等の4官能のアルコールを加えたもの。
【0020】また、本発明の樹脂組成物の他の一成分で
あるポリエステルBとしては、次のようなカルボン酸成
分とアルコール成分とから得られるものが好ましく用い
られる。
あるポリエステルBとしては、次のようなカルボン酸成
分とアルコール成分とから得られるものが好ましく用い
られる。
【0021】カルボン酸成分 テレフタル酸及び/又はイソフタル酸を主体とし、必要
に応じて他の多価カルボン酸、例えば、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、少量のトリメ
リット酸、ピロメリット酸等の3価以上の芳香族カルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸等の脂肪族
ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の
脂環族ジカルボン酸を加えたもの。
に応じて他の多価カルボン酸、例えば、2,6−ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、少量のトリメ
リット酸、ピロメリット酸等の3価以上の芳香族カルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸等の脂肪族
ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等の
脂環族ジカルボン酸を加えたもの。
【0022】アルコール成分 エチレングリコール及びネオペンチルグリコールを主体
とし、必要に応じてジエチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール等の脂肪族グリコール、少量のトリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等の3価以上のア
ルコールを加えたもの。
とし、必要に応じてジエチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール等の脂肪族グリコール、少量のトリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール等の3価以上のア
ルコールを加えたもの。
【0023】また、ポリエステルA及びBは、粉体化が
容易な平均重合度4〜50のものが好ましい。
容易な平均重合度4〜50のものが好ましい。
【0024】さらに、ポリエステルA及びBは、軟化点
が50〜150℃の範囲のものが好ましい。軟化点が50℃未
満では、粉体化した樹脂が凝集して固化し易く、耐ブロ
ッキング性が劣る傾向があり、一方、150℃を超える
と、混練温度を高くすることが必要となり、塗料化時に
硬化剤との反応が進み、結果として塗膜の平滑性や機械
的強度が低下する傾向がある。
が50〜150℃の範囲のものが好ましい。軟化点が50℃未
満では、粉体化した樹脂が凝集して固化し易く、耐ブロ
ッキング性が劣る傾向があり、一方、150℃を超える
と、混練温度を高くすることが必要となり、塗料化時に
硬化剤との反応が進み、結果として塗膜の平滑性や機械
的強度が低下する傾向がある。
【0025】本発明の粉体塗料用樹脂組成物は、上記の
ようなポリエステルA及びBと硬化剤、硬化触媒とをニ
ーダー又はロールを用いて70〜150℃で混練することに
より調製することができる。
ようなポリエステルA及びBと硬化剤、硬化触媒とをニ
ーダー又はロールを用いて70〜150℃で混練することに
より調製することができる。
【0026】なお、本発明の樹脂組成物には、必要に応
じてレベリング剤、その他の添加剤を配合することがで
きる。
じてレベリング剤、その他の添加剤を配合することがで
きる。
【0027】
【実施例】次に、実施例及び比較例によって本発明を具
体的に説明する。なお、特性値は次に示す方法で測定し
た。 平均重合度 ゲルパーミエーションクロマトグラフ法で求めた。 水酸基価 前述の方法で求めた。 酸価 ジオキサンに溶解し、水酸化カリウム−メタノール溶液
で滴定して求めた。 軟化点 ホットベンチで加熱し、目視により求めた。 ゲル化時間 前述の方法で求めた。 60度鏡面光沢度 JIS K 5400に準じて求めた。 耐衝撃性 JIS K 5400に準じ、直径1/2インチ、500gの球を使用し
て求めた。 重量減少率 硬化反応前後の重量差の反応前の重量に対する割合を求
めた。
体的に説明する。なお、特性値は次に示す方法で測定し
た。 平均重合度 ゲルパーミエーションクロマトグラフ法で求めた。 水酸基価 前述の方法で求めた。 酸価 ジオキサンに溶解し、水酸化カリウム−メタノール溶液
で滴定して求めた。 軟化点 ホットベンチで加熱し、目視により求めた。 ゲル化時間 前述の方法で求めた。 60度鏡面光沢度 JIS K 5400に準じて求めた。 耐衝撃性 JIS K 5400に準じ、直径1/2インチ、500gの球を使用し
て求めた。 重量減少率 硬化反応前後の重量差の反応前の重量に対する割合を求
めた。
【0028】参考例1<ポリエステルAの調製> 表1に示した化合物を撹拌機を有するステンレス製反応
缶に仕込み、230℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて減圧度を600mmHgに3時
間保った後、表2に示した化合物を添加し、密閉下で1
時間攪拌保持してポリエステル樹脂1を得た。
缶に仕込み、230℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて減圧度を600mmHgに3時
間保った後、表2に示した化合物を添加し、密閉下で1
時間攪拌保持してポリエステル樹脂1を得た。
【0029】参考例2<ポリエステルAの調製> 表1に示した化合物を撹拌機を有するステンレス製反応
缶に仕込み、230℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて減圧度を600mmHgに3時
間保ってポリエステル樹脂2を得た。
缶に仕込み、230℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて減圧度を600mmHgに3時
間保ってポリエステル樹脂2を得た。
【0030】参考例3〜5<ポリエステルBの調製> 表1に示した化合物を撹拌機を有するステンレス製反応
缶に仕込み、260℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて、応触媒として三酸化ア
ンチモンを5.84重量部加え、 減圧度を1.0〜0.5mmHg以下
に保って、280℃で2時間重縮合反応を行い、高重合度
のポリエステル樹脂を得た後、270℃に降温し、表2に
示した化合物を加え、密閉下で解重合反応を行ってポリ
エステル樹脂3〜5を得た。
缶に仕込み、260℃で加熱撹拌し、生成した水を連続的
に反応系外に除去した。続いて、応触媒として三酸化ア
ンチモンを5.84重量部加え、 減圧度を1.0〜0.5mmHg以下
に保って、280℃で2時間重縮合反応を行い、高重合度
のポリエステル樹脂を得た後、270℃に降温し、表2に
示した化合物を加え、密閉下で解重合反応を行ってポリ
エステル樹脂3〜5を得た。
【0031】各ポリエステル樹脂の特性値を表3に示
す。
す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】実施例1〜4、比較例1〜4 表4に示すポリエステル樹脂、硬化剤;ヒュルス社製BF
1540(内部ブロックドイソシアネート系) 又はヒュルス
社製B 1530 (ε−カプロラクタムブロックドイソシアネ
ート系)、レベリング剤;BASF社製アクロナール4F、ベ
ンゾイン、硬化触媒;三共有機合成社製 Stann OMF、エ
ポキシ樹脂;東都化成社製エポートYD 014、二酸化チタ
ン及び沈降性硫酸バリウムを表4に示す割合で採り、三
井三池製作所製FM 10B型ヘンシェルミキサーでドライブ
レンドした後、ブッス社製PR−46型コ・ ニーダーを用
い、90〜110℃で溶融混練し、冷却、粉砕後、140メッシ
ュの金網で分離して粉体塗料を得た。得られた粉体塗料
を、リン酸亜鉛処理鋼板上に膜厚が50〜60μmになるよ
うに静電塗装して200℃で20分間焼付けを行った。塗膜
性能を評価した結果を表5に示す。
1540(内部ブロックドイソシアネート系) 又はヒュルス
社製B 1530 (ε−カプロラクタムブロックドイソシアネ
ート系)、レベリング剤;BASF社製アクロナール4F、ベ
ンゾイン、硬化触媒;三共有機合成社製 Stann OMF、エ
ポキシ樹脂;東都化成社製エポートYD 014、二酸化チタ
ン及び沈降性硫酸バリウムを表4に示す割合で採り、三
井三池製作所製FM 10B型ヘンシェルミキサーでドライブ
レンドした後、ブッス社製PR−46型コ・ ニーダーを用
い、90〜110℃で溶融混練し、冷却、粉砕後、140メッシ
ュの金網で分離して粉体塗料を得た。得られた粉体塗料
を、リン酸亜鉛処理鋼板上に膜厚が50〜60μmになるよ
うに静電塗装して200℃で20分間焼付けを行った。塗膜
性能を評価した結果を表5に示す。
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、機械的強度に優れ、か
つ、反応時に重量減少の少ない艶消ないし半艶消の塗膜
を与える粉体塗料用樹脂組成物を得ることができる。
つ、反応時に重量減少の少ない艶消ないし半艶消の塗膜
を与える粉体塗料用樹脂組成物を得ることができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 水酸基価が1200geq/106g以上の実質的に
ゲル化していないポリエステルA、水酸基価が200〜100
0geq/106gの実質的にゲル化していないポリエステルB
及び内部ブロックドイソシアネート系硬化剤からなり、
ポリエステルAとポリエステルBとの配合比が重量比で
70:30〜10:90であり、かつ、ポリエステルAとBとの
ゲル化時間の差(絶対値)が3分以上である粉体塗料用
樹脂組成物。 - 【請求項2】 ポリエステルAがテレフタル酸及び/又
はイソフタル酸とトリメチロールプロパンとを主体とす
る成分からなるポリエステルであり、ポリエステルBが
テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とエチレングリコ
ール及び/又はネオペンチルグリコールとを主体とする
成分からなるポリエステルである請求項1記載の粉体塗
料用樹脂組成物。 - 【請求項3】 ポリエステルAとポリエステルBとの酸
価の差が20geq/106g以上である請求項1又は請求項2記
載の粉体塗料用樹脂組成物。
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---|---|---|---|
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CA002088126A CA2088126A1 (en) | 1992-01-29 | 1993-01-26 | Resin composition for powder coating |
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US08/010,763 US5310848A (en) | 1992-01-29 | 1993-01-29 | Resin composition for powder coating |
TW082100565A TW226402B (ja) | 1992-01-29 | 1993-01-29 |
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5741602A (en) * | 1994-08-26 | 1998-04-21 | Ems-Inventa Ag | Heat-curable coating composition comprising plurality of binder resins |
CN113372802A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 廊坊市亚龙三惠科技股份有限公司 | 一种pu金属粉末涂料及其制备方法 |
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DE19519006A1 (de) * | 1995-05-24 | 1996-11-28 | Bayer Ag | Pulverlack für matte Beschichtungen |
DE19604581A1 (de) * | 1996-02-08 | 1997-08-14 | Bayer Ag | Polyurethan-Pulvermattlacke |
DE19646640A1 (de) * | 1996-11-12 | 1998-05-14 | Huels Chemische Werke Ag | Organosol-Polyesterlacke sowie ein Verfahren zu ihrer Herstellung |
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ES2246995T3 (es) * | 2000-05-23 | 2006-03-01 | Akzo Nobel Coatings International B.V. | Preparacion de un sustrato decorado usando una composicion de recubrimiento en polvo curable termicamente. |
DE10140156A1 (de) * | 2001-08-16 | 2003-03-20 | Basf Coatings Ag | Thermisch und mit aktinischer Strahlung härtbare Beschichtungsstoffe und ihre Verwendung |
DE102008045224A1 (de) | 2008-08-30 | 2010-03-04 | Bayer Materialscience Ag | Pulverlack |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2929150A1 (de) * | 1979-07-19 | 1981-02-12 | Huels Chemische Werke Ag | Pulverfoermige ueberzugsmassen mit hoher lagerstabilitaet sowie deren herstellung |
DE3030539A1 (de) * | 1980-08-13 | 1982-04-01 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Verfahren zur herstellung von abspaltfreien polyurethan-pulverlacken sowie die danach hergestellten lacke |
DE3322722A1 (de) * | 1983-06-24 | 1985-01-03 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Einkomponenten-einbrennlacke |
JPS641770A (en) * | 1987-06-23 | 1989-01-06 | Nippon Ester Co Ltd | Resin composition for powder coating |
US4859760A (en) * | 1987-12-07 | 1989-08-22 | Eastman Kodak Company | Polyurethane powder coating compositions |
US5089553A (en) * | 1988-08-30 | 1992-02-18 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Copolymerized polyester compositions |
DE69006953T2 (de) * | 1989-06-26 | 1994-09-22 | Eastman Kodak Co | Halbkristalline Polyester, deren Mischungen mit amorphen Polyestern sowie auf solchen Mischungen basierte Pulverlackzusammensetzungen. |
JPH07760B2 (ja) * | 1989-09-21 | 1995-01-11 | 日本エステル株式会社 | 艶消し粉体塗料用樹脂組成物 |
CA2066638C (en) * | 1989-11-20 | 1997-09-16 | Yeong-Ho Chang | Powder coating compositions |
JPH04359972A (ja) * | 1991-06-06 | 1992-12-14 | Nippon Paint Co Ltd | 耐汚染性に優れた粉体塗料 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4038552A patent/JPH05209138A/ja active Pending
-
1993
- 1993-01-25 EP EP93101095A patent/EP0553750A2/en not_active Withdrawn
- 1993-01-26 CA CA002088126A patent/CA2088126A1/en not_active Abandoned
- 1993-01-28 KR KR1019930001035A patent/KR930016501A/ko not_active Application Discontinuation
- 1993-01-29 TW TW082100565A patent/TW226402B/zh active
- 1993-01-29 US US08/010,763 patent/US5310848A/en not_active Expired - Fee Related
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CN113372802A (zh) * | 2020-02-25 | 2021-09-10 | 廊坊市亚龙三惠科技股份有限公司 | 一种pu金属粉末涂料及其制备方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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CA2088126A1 (en) | 1993-07-30 |
EP0553750A2 (en) | 1993-08-04 |
KR930016501A (ko) | 1993-08-26 |
US5310848A (en) | 1994-05-10 |
EP0553750A3 (ja) | 1994-01-26 |
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