JPH0520026A - 並列全加算器 - Google Patents

並列全加算器

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Publication number
JPH0520026A
JPH0520026A JP17635391A JP17635391A JPH0520026A JP H0520026 A JPH0520026 A JP H0520026A JP 17635391 A JP17635391 A JP 17635391A JP 17635391 A JP17635391 A JP 17635391A JP H0520026 A JPH0520026 A JP H0520026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
addition
data
full
full adder
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP17635391A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Igai
功 猪飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17635391A priority Critical patent/JPH0520026A/ja
Publication of JPH0520026A publication Critical patent/JPH0520026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】各全加算回路のキャリー信号待ち時間を低減さ
せ、加算処理の高速化をはかる。 【構成】全加算回路1は、加算データD10および被加
算データD20のLSBビットを含むビット群D11,
D21をラッチ回路4を介して受け、加算出力データD
1をラッチ回路9〜11を介して出力すると共に、キャ
リー信号C1をラッチ回路7へ出力する。全加算回路2
は、キャリー信号C1をラッチ回路7を介して受け、ビ
ット群D12,D22をラッチ回路4および5を介して
受けて加算し、加算出力データD2をラッチ回路10,
11を介して出力すると共に、キャリー信号C2をラッ
チ回路8へ出力する。全加算回路3は、キャリー信号C
2をラッチ回路8を介して受け、MSBビットを含むビ
ット群D13,D23をラッチ回路4,5および6を介
して受けて加算し、加算出力データD3をラッチ回路1
1を介して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は並列全加算器に関し、特
にテレビジョン信号の高速ディジタル処理に適用する並
列全加算器に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の並列全加算器の一例を示す
ブロック図であり、加算データD10および被加算デー
タD20を全加算回路1〜3にそれぞれ分割して入力し
て加算する場合を示している。全加算回路1〜3は、所
定ビット数の加算データおよび被加算データをそれぞれ
加算して、加算出力データおよびキャリー信号を送出す
る。
【0003】ここで、全加算回路1は、加算データD1
0および被加算データD20のLSBビットを含む下位
ビット群D11とD21とを加算して、加算出力データ
D1およびキャリー信号C1を出力する。また全加算回
路2は、全加算回路1からキャリー信号C1を受けてビ
ット群D12とD22とを加算して、加算出力データD
2およびキャリー信号C2を出力する。同様に、全加算
回路3は、全加算回路2からキャリー信号C2を受け、
加算データD10および被加算データD20のMSBビ
ットを含む上位ビット群D13とD23とを加算し、加
算出力データD3を出力する。加算出力データD1,D
2,D3を合成することにより、加算出力データD0を
得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の並列全
加算器では、上位ビット群の全加算回路は、下位ビット
群の全加算回路からのキャリー信号を受けて加算結果を
出力している。すなわち、キャリー信号を下位の全加算
回路から上位の全加算回路へ伝搬させている。従って、
各全加算回路は、キャリー信号が伝搬してくるまで待機
状態となるので加算処理効率が低下し、高速に加算処理
ができないという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、全加算回路のキャリー信
号待ち時間を低減させることにより、高速加算が可能な
並列全加算器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の並列全加算器
は、加算データおよび被加算データを、LSBを含む第
1のビット群からMSBを含む第n(nは2以上の整
数)のビット群までそれぞれn分割し、第1から第nま
でのn個の全加算回路にそれぞれ入力して加算する並列
全加算器において、前記n分割した加算データおよび被
加算データをクロック信号に応じてそれぞれラッチして
前記全加算回路へ送出する第1から第nまでのn段縦続
接続された加算入力データラッチ回路群と、前記n個の
全加算回路からそれぞれ出力される加算出力データを前
記クロック信号に応じてそれぞれラッチして出力する第
1から第nまでのn段縦続接続された加算出力データラ
ッチ回路群と、前記第1から第n−1までの各全加算回
路が出力するキャリー信号を前記クロック信号に応じて
それぞれラッチして直上位の各全加算回路へ送出するn
−1個のキャリーラッチ回路群とを備えて構成される。
また、第k(kは1≦k≦nの整数)の前記全加算回路
は、第1から第kまでのk段の前記加算入力データラッ
チ回路群を介して第kの前記ビット群を受け、また第k
から第nまでのn+1−k段の前記加算出力データラッ
チ回路群を介し加算出力データを送出するように構成さ
れる。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、加算データD10および被加算データD20を
全加算回路1〜3にそれぞれ分割して入力して加算する
場合を示している。全加算回路1〜3は、所定ビット数
の加算データおよび被加算データをそれぞれ加算して、
加算出力データおよびキャリー信号を送出する。また、
ラッチ回路4〜11は、クロック信号Pの立上りで入力
信号をラッチする。
【0009】ここで、全加算回路1は、加算データD1
0および被加算データD20のLSBビットを含む下位
ビット群D11とD21とを、ラッチ回路4を介して受
けて加算し、加算出力データD1およびキャリー信号C
1を出力する。全加算回路2は、キャリー信号C1をラ
ッチ回路7を介して受けると共に、ビット群D12とD
22とをラッチ回路4および5を介して受けて加算し、
加算出力データD2およびキャリー信号C2を出力す
る。全加算回路3は、キャリー信号C2をラッチ回路8
を介して受けると共に、加算データD10および被加算
データD20のMSBビットを含む上位ビット群ビット
群D13とD23とをラッチ回路4,5および6を介し
て受けて加算し、加算出力データD3を出力する。
【0010】このようにラッチ回路4,5,6を設ける
ことにより、全加算回路2,3に入力するキャリー信号
と加算および被加算データとをクロック信号Pに同期さ
せて同時に供給できる。
【0011】一方、全加算回路1の加算出力データD1
は、ラッチ回路9,10,11を介して出力データとし
て送出される。また、全加算回路2の加算出力データD
2は、ラッチ回路10,11を介して出力データとして
送出される。更に、全加算回路3の加算出力データD3
は、ラッチ回路11を介して出力データとして送出され
る。
【0012】このようにラッチ回路9,10,11を設
けることにより、加算出力データD1,D2,D3を、
クロック信号Pに同期して同時に出力データとして得る
ことができる。この場合の動作速度は、ラッチ回路のク
ロック信号に対するプロパゲーション遅延量にのみ依存
し、データのビット数とは無関係であり、高速の並列加
算が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、加算デー
タおよび被加算データを複数のビット群に分割して処理
する複数の全加算回路の入力側および出力側に、クロッ
ク信号に応じて動作する縦続接続された複数のラッチ回
路群をそれぞれ設け、また、各全加算回路が出力するキ
ャリー信号をクロック信号に応じて動作するラッチ回路
を介して直上位の全加算回路へ送出することにより、各
全加算回路には、データおよびキャリー信号がクロック
信号に同期して同時に入力するように補正でき、また各
全加算回路の加算出力データは、クロック信号に同期し
て同時に出力するように補正できるので、全加算回路の
キャリー信号待ち時間を低減でき、並列加算を高速化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の並列全加算器の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1〜3 全加算回路 4〜11 ラッチ回路 D10〜D13 加算データ D20〜D23 被加算データ D0〜D3 加算出力データ C1〜C2 キャリー信号 P クロック信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加算データおよび被加算データを、LS
    Bを含む第1のビット群からMSBを含む第n(nは2
    以上の整数)のビット群までそれぞれn分割し、第1か
    ら第nまでのn個の全加算回路にそれぞれ入力して加算
    する並列全加算器において、前記n分割した加算データ
    および被加算データをクロック信号に応じてそれぞれラ
    ッチして前記全加算回路へ送出する第1から第nまでの
    n段縦続接続された加算入力データラッチ回路群と、前
    記n個の全加算回路からそれぞれ出力される加算出力デ
    ータを前記クロック信号に応じてそれぞれラッチして出
    力する第1から第nまでのn段縦続接続された加算出力
    データラッチ回路群と、前記第1から第n−1までの各
    全加算回路が出力するキャリー信号を前記クロック信号
    に応じてそれぞれラッチして直上位の各全加算回路へ送
    出するn−1個のキャリーラッチ回路群とを備えること
    を特徴とする並列全加算器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の並列全加算器において、
    第k(kは1≦k≦nの整数)の前記全加算回路は、第
    1から第kまでのk段の前記加算入力データラッチ回路
    群を介して第kの前記ビット群を受け、また第kから第
    nまでのn+1−k段の前記加算出力データラッチ回路
    群を介し加算出力データを送出することを特徴とする並
    列全加算器。
JP17635391A 1991-07-17 1991-07-17 並列全加算器 Pending JPH0520026A (ja)

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JPH0520026A true JPH0520026A (ja) 1993-01-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0897709A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Nec Corp 論理回路
JP2012175427A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Ricoh Co Ltd オーディオミキシング装置及び方法並びに電子機器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02291019A (ja) * 1989-04-07 1990-11-30 Sony Corp ディジタル加算器

Patent Citations (1)

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JP2012175427A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Ricoh Co Ltd オーディオミキシング装置及び方法並びに電子機器

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970325