JPH05195852A - 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置

Info

Publication number
JPH05195852A
JPH05195852A JP4006950A JP695092A JPH05195852A JP H05195852 A JPH05195852 A JP H05195852A JP 4006950 A JP4006950 A JP 4006950A JP 695092 A JP695092 A JP 695092A JP H05195852 A JPH05195852 A JP H05195852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel supply
cylinders
ignition timing
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4006950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2884875B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Sodeno
強 袖野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP695092A priority Critical patent/JP2884875B2/ja
Publication of JPH05195852A publication Critical patent/JPH05195852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2884875B2 publication Critical patent/JP2884875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、所定の減速運転時に燃料供給を停止
後、供給の再開をする際に生じトルクショックを緩和す
ることを目的とする。 【構成】4気筒内燃機関を通常の4気筒噴射から所定の
減速運転時に2気筒分噴射停止する際に、点火時期を所
定の遅角制御量FCADV1だけ遅角し、その後4気筒
共に停止する際に更に所定の遅角制御量FCADV2だ
け遅角する。次いで、2気筒分燃料供給を再開する際に
は遅角制御量FCADV2を初期値としてこの値を所定
時間内に0とするように漸減させ、4気筒全ての噴射を
再開する際には遅角制御量FCADV1を初期値として
この値を所定時間内に0とするように漸減させる。これ
により、燃料供給再開時の遅角制御でトルク増大が抑制
され、トルクショックが緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の減速時に燃料供
給を停止すると共に点火時期を遅角側に補正制御する内
燃機関において、燃料供給再開時の点火時期制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子燃料噴射制御装置を備えた内
燃機関にあっては、所定の運転時、例えば1800rp
m以上でスロットル弁を全閉にすると燃料噴射を停止
し、その後回転数が所定値例えば1200rpm以下に
なると燃料噴射を再開する燃料供給停止,再開制御が行
われている。
【0003】しかし、燃料供給を全気筒で一度に停止し
たり再開したりするとトルク変化が大きくショックによ
る不快感を生じるため、該トルクショックを軽減させる
べく燃料供給の停止及び再開を複数に区分された気筒群
ずつ段階的に行うようにしたものがある (特開昭58−
20374号公報参照) 。また、前記トルクショックを
より緩和すべく燃料供給停止,再開制御と平行して燃料
供給再開時の点火時期を遅角側に補正制御するものも提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように燃料供給停止,再開制御と平行した点火時
期の遅角制御方式では、燃料供給の再開を段階的に行う
ものでも最初の段階でのみ遅角制御が行われ、全気筒の
燃料供給が再開される時には遅角制御が行われないた
め、十分にショックを緩和できていないのが実状であっ
た。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みな
されたもので、燃料供給再開の段階的な制御に合わせ
て、燃料供給が再開される気筒数に応じて点火時期の遅
角制御を段階的に行うことにより上記問題点を解決した
内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明に係る内
燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置は、所定の減
速運転時に燃料供給を停止し、その後燃料供給の再開を
複数に区分された気筒群ずつ段階的に行う燃料供給停止
再開制御手段と、燃料供給再開時の点火時期を遅角側に
補正制御した後徐々に進角側に戻す点火時期遅角制御手
段を備えた内燃機関において、前記燃料供給が段階的に
再開される毎に再開される気筒数に応じて前記点火時期
遅角制御量の初期値を段階的に設定する遅角制御量設定
手段を設けた構成とした。
【0007】
【作用】かかる構成とすれば、燃料供給が再開される気
筒数が増える毎に、該気筒数に応じて段階的に設定され
た遅角制御量を初期値とした遅角制御が行われるため、
燃料供給停止,再開時のトルクショックが可及的に緩和
される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。一実施例の構成を示す図2において、内燃機関1
には、エアクリーナ2,吸気ダクト3,スロットルチャ
ンバ4及び吸気マニホールド5を介して空気が吸入され
る。
【0009】吸気ダクト3には、エアフローメータ6が
設けられていて、吸入空気流量Qを検出する。スロット
ルチャンバ4には図示しないアクセルペダルと連動する
スロットル弁7が設けられていて、吸入空気流量Qを制
御する。前記スロットル弁7には、その開度TVOをポ
テンショメータにより検出するスロットルセンサ15が付
設されている。
【0010】吸気マニホールド5には、各気筒毎に電磁
式の燃料噴射弁8が設けられていて、図示しない燃料ポ
ンプから圧送されプレッシャレギュレータにより所定の
圧力に制御される燃料を吸気マニホールド5に噴射供給
する。燃料噴射量の制御は、マイクロコンピュータ内蔵
のコントロールユニット9において、エアフローメータ
6により検出される吸入空気流量Qと、ディストリビュ
ータ13に内蔵されたクランク角センサ10からの信号に基
づき算出される機関回転速度Nとから基本燃料噴射量T
P を演算し、この基本燃料噴射量TP を冷却水温度等に
基づいて補正することにより最終的な燃料噴射量TI
演算し、この燃料噴射量TI に相当するパルス幅の駆動
パルス信号を機関回転に同期して燃料噴射弁8に出力す
ることにより、機関1に対して要求量の燃料が噴射供給
されるようになっている。そして、所定の減速運転時、
例えば機関回転数が第1の設定値N0 以上でスロットル
弁7が全閉にされる減速運転時には、2気筒分の燃料噴
射を停止し、所定時間経過後に4気筒全ての燃料噴射を
停止する。この状態から機関回転速度が第2の設定値N
1 (<N0 ) 以下になった時に2気筒分の燃料噴射を再
開し、その所定時間経過後に4気筒全ての燃料噴射を再
開する。かかるコントロールユニット9による燃料噴射
の停止,再開制御が燃料供給,再開制御手段に相当す
る。
【0011】ここで、機関回転速度の検出は、基準信号
REF位置の発生周期(前回の基準信号REF発生時か
らの時間)の逆数として演算する。また、機関1の各気
筒には夫々点火栓11が設けられていて、これらには、点
火コイル12にて発生する電圧がディストリビュータ13を
介して常時印加され、これにより、火花点火して混合気
を着火燃焼させる。ここで、点火コイル12は、付設され
たパワートランジスタ12aを介して高電圧の発生時期が
制御されるようになっている。したがって点火時期(点
火進角値)ADVTの制御は、前記パワートランジスタ
12aのOFF時期をコントロールユニット9からの点火
時期信号で制御することにより行う。
【0012】ここで、コントロールユニット9によって
行われる減速運転時の燃料供給停止,再開制御及びこれ
と平行して行われる点火時期遅角制御を図3のフローチ
ャートに示すプログラムに従って説明する。ステップ
(図ではSと記す)1では、4気筒機関において全気筒
が噴射される通常噴射中か否かを判定する。
【0013】通常噴射と判定された時はこのルーチンを
終了するが、そうでないと判定されたときは、ステップ
2へ進み、所定の減速運転時に燃料供給を停止していく
状態であるか、又は燃料供給を再開していく状態かを判
定する。ステップ2で燃料供給を停止していく状態であ
ると判定された場合は、ステップ3へ進み、燃料供給が
2気筒分停止されたか、4気筒全部停止されたかを判別
する。
【0014】ステップ3で燃料供給が2気筒分停止され
たと判定された時には、ステップ4へ進み、点火時期の
遅角制御量をFCADV1にセットする。また、ステッ
プ3で4気筒全てが燃料供給を停止されたと判定された
場合は、ステップ5へ進み、遅角制御量をFCADV1
+FCADV2にセットする。また、ステップ2で燃料
供給を再開していく状態であると判定された時は、ステ
ップ6へ進み、燃料供給が2気筒分再開されたか4気筒
全て再開されたかを判定する。
【0015】ステップ6で燃料供給が2気筒分再開され
たと判定された時には、ステップ7へ進み、現在の遅角
制御量FCADV1+FCADV2を初期値とし、この
値からFCADV2のみを所定時間内で0にするように
漸減制御する。また、ステップ6で4気筒全てが燃料供
給を再開されたと判定された時には、ステップ8へ進
み、現在の遅角制御量FCADV1を所定時間内で0に
するように漸減制御する。このようにステップ6で2気
筒分の燃料供給再開に応じた遅角制御量の初期値FCA
DV1+FCADV2が設定され、ステップ8で全気筒
の燃料供給再開に応じた初期値FCADV1が設定され
る機能が遅角制御量設定手段に相当する。
【0016】かかる構成とすれば、図4に示すように燃
料供給が段階的に再開される毎に、気筒数に応じた遅角
制御量に制御されるので、燃料供給再開によるトルクシ
ョックを可及的に緩和することができる。尚、本実施例
では燃料供給停止時から点火時期を遅角制御するように
したものを示したが、燃料供給再開と同時又は直前に遅
角制御を行うようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、燃料供給再開時に再開される気筒数に応じて点火時
期の遅角制御量を段階的に制御する構成としたため、燃
料供給再開によるトルクショックを可及的に緩和するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図
【図3】同上実施例の燃料供給停止,再開制御時の点火
時期制御ルーチンを示すフローチャート
【図4】同上実施例の燃料供給停止,再開制御時のタイ
ムチャート
【符号の説明】
1 内燃機関 8 燃料噴射弁 9 コントロールユニット 11 点火栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/36 B 9039−3G 43/00 301 B 7536−3G F02P 5/15 F 9150−3G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の減速運転時に燃料供給を停止し、そ
    の後燃料供給の再開を複数に区分された気筒群ずつ段階
    的に行う燃料供給停止再開制御手段と、燃料供給再開時
    の点火時期を遅角側に補正制御した後徐々に進角側に戻
    す点火時期遅角制御手段を備えた内燃機関において、前
    記燃料供給が段階的に再開される毎に再開される気筒数
    に応じて前記点火時期遅角制御量の初期値を段階的に設
    定する遅角制御量設定手段を設けたことを特徴とする内
    燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置。
JP695092A 1992-01-17 1992-01-17 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置 Expired - Fee Related JP2884875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP695092A JP2884875B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP695092A JP2884875B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05195852A true JPH05195852A (ja) 1993-08-03
JP2884875B2 JP2884875B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=11652512

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP695092A Expired - Fee Related JP2884875B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2884875B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348776A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Fujitsu Ten Ltd エンジン制御装置及びエンジン制御方法
JP2008280916A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関制御装置
US7836683B2 (en) 2006-02-24 2010-11-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and method for internal combustion engine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348776A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Fujitsu Ten Ltd エンジン制御装置及びエンジン制御方法
US7836683B2 (en) 2006-02-24 2010-11-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and method for internal combustion engine
JP2008280916A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関制御装置
JP4507123B2 (ja) * 2007-05-10 2010-07-21 三菱電機株式会社 内燃機関制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2884875B2 (ja) 1999-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7287500B2 (en) Start controller for internal combustion engine
JPH11148402A (ja) 内燃機関の減速時制御装置
JPS60122239A (ja) エンジンの燃料噴射装置
JP2884875B2 (ja) 内燃機関の燃料供給再開用点火時期制御装置
JP3131895B2 (ja) 多気筒内燃機関の制御装置
JP2004116420A (ja) エンジンの点火時期制御装置
US7140351B2 (en) Method and device for operating an internal combustion engine
JP2530213B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JPH11351112A (ja) 車載内燃エンジンの点火時期制御装置
JP4449326B2 (ja) 気体燃料エンジン始動時燃料噴射装置
JP2804140B2 (ja) エンジンのアイドル回転数制御装置
JPS61283748A (ja) 内燃機関の加速シヨツク緩和装置
JP2537422B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JPH05312068A (ja) 始動時燃料噴射制御装置
JPS62291473A (ja) エンジンの点火時期制御装置
JPH01193038A (ja) 多気筒エンジンの吸入空気制御装置
JP2522209B2 (ja) 電子制御式燃料噴射装置
JPH01211627A (ja) エンジンの制御装置
JPS62170754A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JPH0688562A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP2746648B2 (ja) エンジンの点火時期制御装置
JP2627791B2 (ja) 多気筒内燃機関の燃料供給装置
JPH0826809B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置
JPH0510240A (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JPH0684749B2 (ja) 多気筒内燃機関の点火時期制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100212

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees