JPH05189680A - 緊急通報システムにおける誤報防止装置 - Google Patents

緊急通報システムにおける誤報防止装置

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JPH05189680A
JPH05189680A JP157392A JP157392A JPH05189680A JP H05189680 A JPH05189680 A JP H05189680A JP 157392 A JP157392 A JP 157392A JP 157392 A JP157392 A JP 157392A JP H05189680 A JPH05189680 A JP H05189680A
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JP
Japan
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signal
dwelling unit
closed state
buzzer
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP157392A
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English (en)
Inventor
Yoichi Tamata
洋一 田又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aichi Tokei Denki Co Ltd filed Critical Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住人が誤って緊急通報用の押し釦を押してし
まったときに、簡単な操作で取り消しできるようにす
る。 【構成】 住戸1の押し釦3,4又は5を押すと、住戸
盤2、バスライン18を介して監理人室の主監視盤17
の制御装置19へ押し釦3,4又は5の接点閉信号が伝
送される。制御装置19からは、住戸盤2を介して警告
ブザー6,7を鳴動させる信号が送信される。そのまゝ
20秒経過するとブザー20が鳴り監理人へ知らせる。
20秒以内に再度押し釦を押すと警告ブザーは停止し、
緊急通報が取り消され、ブザー20も鳴らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高齢者向集合住宅で用い
る緊急通報システムにおける誤報防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の緊急通報システムでは、緊急時
に、住人が住戸内の緊急通報用押し釦を押すと、電気信
号が別住戸(例えば管理人室やナースステーション)に
送信されて、その別住戸に居るライフサポートアドバイ
ザー(以下LSAと略称する)に通報するようになって
いる。
【0003】前記押し釦は高齢者でも容易に押すことが
できるようになっているため、逆に、緊急時でないの
に、日常生活の中で間違って押してしまって誤報をする
という虞れがあり、LSAは誤報を受けるたびに、該当
する住人の安否を確認する必要が生じる。このような確
認作業はLSAが担当して管理する住戸数が増えると非
常に大きな負担となる。
【0004】そこで、このような誤発報問題を解決する
非常用押し釦が近時用いられるようになった。この非常
用押し釦は、電子回路によるタイマー機能や復旧機能を
内蔵しており、うっかり間違って押し釦を押してしまっ
た場合でも、20秒以内に復旧釦を横にスライドすれば
LSA側に通報されないようになっており、電子回路を
保護するために防水型になっている。そして、押し釦と
復旧ボタンとタイマー機能用の電子回路とが防水型のケ
ースに一体的に収納されている。又、押し釦を押したと
きに鳴り始め、20秒以内に復旧ボタンをスライドする
と鳴らなくなるブザー機能も備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の非常用押し
釦は、ブザー及びタイマー機能のための電子回路を内蔵
して防水機能を必要とし、かつ取り消し操作のための復
旧ボタンを備えている等構造が複雑でコスト高となるだ
けでなく信頼性の低下を招くという問題点があった。
【0006】又、取り消し操作のために、復旧ボタンを
横にスライドするというような操作は複雑で高齢者向シ
ステムには適さないとか、部屋の色調等に合わせて汎用
の押し釦製品の中から自由に意匠的な選択をするのが困
難で、特に握り釦が一般的となっている和室用では選択
が難しいという問題点があった。
【0007】更に又、市販の無線式ペンダント送受器に
対する誤報防止機能を有しないという問題点があった。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点を解消ど
きる誤報防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の緊急通報システムにおける誤報防止装置
は、住戸(1)に設けた押し釦(3,4,5)と警告ブ
ザー(6,7)と、これらと接続した住戸盤(2)と、
この住戸盤(2)と接続されライフサポートアドバイザ
ー室等に設けられた制御装置(19)とライフサポート
アドバイザーへの通報ブザー(20)を有する主監視盤
(17)とを具備し、住戸盤(2)と制御装置(19)
とが夫々次の機能を有することを特徴とする。
【0009】住戸盤(2)の機能 押し釦(3,4,5)の接点の開閉状態を常時監視し、
その状態を制御装置(19)に伝送するとともに、制御
装置(19)からの伝送信号により警告ブザー(6,
7)を鳴動させる。
【0010】制御装置(19)の機能 各住戸(1)の押し釦(3,4,5)の接点の開閉状態
のタイミングを計測するタイマー機能と、押し釦(3,
4,5)の閉状態の信号を受信して住戸盤(2)へ警告
ブザー(6,7)を鳴動させるための信号を送信すると
共に、その後一定の警告時間Tを経過する前に再度押し
釦(3,4,5)の接点閉状態の信号を受信したときに
警告ブザー(6,7)を停止させるための信号を送信す
る機能と、押し釦の最初の接点閉状態の信号を受信した
あと前記一定の警告時間Tを経過するまでの間に次の接
点閉状態の信号を受信しないときに主監視盤(17)の
ブザー(20)を鳴らしてライフサポートアドバイザー
に通報する機能を有する。
【0011】そして、第2の発明では、制御装置(1
9)が、押し釦(3,4,5)の接点閉状態の信号を受
信して住戸盤(2)へ警告ブザー(6,7)を鳴動させ
るたるの信号を送信した後、一定の警告時間Tより比較
的短かい検出不可時間tを経過する前に再度押し釦
(3,4,5)の接点閉状態の信号を受信したときに
は、警告ブザー(6,7)を停止させるための前記信号
を送信しないようにプログラムされている。
【0012】
【作用】住人が押し釦を押すと、押し釦の接点の閉状態
が住戸盤(1)から主監視盤(17)の制御装置に伝送
される。
【0013】制御装置(19)はこの閉状態の信号を受
信し、該当する住戸の警告ブザー(6,7)を鳴動させ
るための駆動信号を住戸盤(2)に伝送して警告ブザー
を鳴動させる。
【0014】この時点で住人が押し釦を間違って押した
ことに気付いたときは、住人は、押し釦を押したことを
取り消すために、再度押し釦を押せばよい。住人が再度
押し釦を押し、この時のタイミングが、先に押したとき
から一定の警告時間Tを経過する前であると、制御装置
(19)は該当する住戸の警告ブザー(6,7)を停止
させるための信号を住戸盤(2)に伝送し、警告ブザー
(6,7)を止める。
【0015】第2の発明は、緊急時に住人が慌てて、押
し釦を数回連続して押す場合に効果的で、例えば2〜3
秒の検出不可時間を定めることで、このような場合に緊
急通報が取り消されてしまうという不都合が避けられ
る。
【0016】
【実施例】図1において、1は住戸、2は住戸1に設け
られた住戸盤で、同じく住戸1に設けた押し釦スイッチ
3,4及び5と、警告ブザー6,7が電気的に接続され
ている。
【0017】押し釦スイッチ3,4と警告ブザー6はト
イレ・風呂に設置され、押し釦スイッチ5と警告ブザー
7は居室内に設置されている。そして押し釦スイッチ5
はニギリ押し釦が使われている。
【0018】8はリセットボタンで、住戸盤2に接続さ
れ、これを押すことで、警報ブザー6,7を止めること
ができる。9はトイレセンサー、10は水センサー、1
1は天井マイク子機、12は天井スピーカ子機、13は
キーボックス、14はチェーン錠、15は電気錠、16
は廊下非常表示灯でこれらは周知のものである。
【0019】17はLSA室に設けられた主監視盤で、
バスライン18で住戸盤2と接続された制御装置19
と、LSAに通報するためのブザー20を備えている。
住戸盤2は押し釦スイッチ3,4,5の各接点の開閉状
態を常時監視し、その状態をバスライン18を介して制
御装置19に伝送するとともに、制御装置19からの伝
送信号により警告ブザー6,7を鳴動させる。
【0020】制御装置19は、各住戸1の押し釦スイッ
チ3,4,5の接点の開閉状態のタイミングを計測する
タイマー機能と、押し釦スイッチ3,4,5の接点の閉
信号を受信して住戸盤2へ警告ブザー6,7を鳴動させ
るための信号を送信すると共に、その後一定の警告時間
T、例えば20秒を経過する前に再度押し釦3,4,5
の接点閉状態の信号を送信する機能と、押し釦の最初の
接点閉状態の信号を受信したあと前記一定の警告時間T
を経過するまでの間に次の接点閉状態の信号を受信しな
いときに主監視盤17のブザー20を鳴らしてLSAに
通報する機能を有している。
【0021】制御装置19は又、住人が慌てて、短時間
例えば2〜3秒の間に押し釦スイッチを連続して複数回
押したような場合に、緊急通報の取り消し動作、つまり
警告ブザー6,7の停止とか、20秒経ってもブザー2
0を鳴らさないとかの動作が実行されないようなプログ
ラムを備えている。
【0022】このようにするために、最初の押し釦スイ
ッチの閉状態の検出から2〜3秒の検出不可時間を制御
装置19に持たせることで、住人が慌てて短時間の間に
複数回押し釦スイッチを繰返して押しても、緊急通報が
取り消されることはなくなる。
【0023】制御装置は市販のシーケンサー等を用いて
プログラミングすることで、ソフトウェアで対応でき
る。図2のフローチャートに駆動例を示す。
【0024】ステップ100で押し釦の接点閉状態を検
出すると、ステップ102で警告ブザーを鳴動させる。
次にステップ104で2〜3秒間検出不可時間待ちの
後、ステップ106で押し釦の接点が閉状態かを判断す
る。押し釦の接点が閉状態のときはステップ108で警
告ブザーを停止させ、ステップ100に戻る。
【0025】ステップ106で押し釦の接点が閉状態で
なく開状態のときは、ステップ120で警告時間の20
秒が経過したかどうかを判断し、経過したとき(YE
S)はブザー20を鳴らしてLSAに通報する。又、2
0秒を経過してないときはステップ106に戻る。
【0026】
【発明の効果】本発明の誤報防止装置は上述のように構
成されているので、押し釦から住戸盤への信号が接点出
力のみのため、市販の緊急通報用押し釦が自由に選択使
用でき、防水等の構造が容易に設計可能である。その結
果押し釦のコスト低下と信頼性の向上が容易にはかれる
ばかりでなく、押し釦の意匠的な選択の自由度が大き
い。
【0027】又、誤って押し釦を押してしまったときの
取消し操作が、再度押し釦を押すだけの簡単な操作でよ
いため、高齢者でも間違うことなくできる。又、押し釦
を押すと、接点閉信号がLSA室の制御装置に伝送さ
れ、直ちに制御装置からの信号で住戸内の警告でブザー
が鳴動するために、緊急通報中であるという安心感が得
られる。
【0028】更に又、無線方式のペンダント送受信器に
対しても、送信信号を緊急信号と取り消し信号の2種類
を用意し、一定時間(例えば20秒)内に押されたもの
に対しては取り消し信号を送出することにして対応でき
る。又受信器からの外部出力により、同様に取り消し信
号とすることも可能である。
【0029】そして、第2の発明では、慌てて複数回の
押し釦操作をした場合に、緊急通報が取り消されてしま
うことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概念図。
【図2】フローチャート。
【符号の説明】
1 住戸 2 住戸盤 3,4,5 押し釦 6,7 警告ブザー 17 主監視盤 19 制御装置 20 ブザー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住戸(1)に設けた押し釦(3,4,
    5)と警告ブザー(6,7)と、これらと接続した住戸
    盤(2)と、この住戸盤(2)と接続されライフサポー
    トアドバイザー室等に設けられた制御装置(19)とラ
    イフサポートアドバイザーへの通報ブザー(20)を有
    する主監視盤(17)とを具備し、住戸盤(2)と制御
    装置(19)とが夫々次の機能を有することを特徴とす
    る緊急通報システムにおける誤報防止装置。 住戸盤(2)の機能 押し釦(3,4,5)の接点の開閉状態を常時監視し、
    その状態を制御装置(19)に伝送するとともに、制御
    装置(19)からの伝送信号により警告ブザー(6,
    7)を鳴動させる。 制御装置(19)の機能 各住戸(1)の押し釦(3,4,5)の接点の開閉状態
    のタイミングを計測するタイマー機能と、押し釦(3,
    4,5)の閉状態の信号を受信して住戸盤(2)へ警告
    ブザー(6,7)を鳴動させるための信号を送信すると
    共に、その後一定の警告時間Tを経過する前に再度押し
    釦(3,4,5)の接点閉状態の信号を受信したときに
    警告ブザー(6,7)を停止させるための信号を送信す
    る機能と、押し釦の最初の接点閉状態の信号を受信した
    あと前記一定の警告時間Tを経過するまでの間に次の接
    点閉状態の信号を受信しないときに主監視盤(17)の
    ブザー(20)を鳴らしてライフサポートアドバイザー
    に通報する機能を有する。
  2. 【請求項2】 制御装置(19)が、押し釦(3,4,
    5)の接点閉状態の信号を受信して住戸盤(2)へ警告
    ブザー(6,7)を鳴動させるたるの信号を送信した
    後、一定の警告時間Tより比較的短かい検出不可時間t
    を経過する前に再度押し釦(3,4,5)の接点閉状態
    の信号を受信したときには、警告ブザー(6,7)を停
    止させるための前記信号を送信しないようにプログラム
    されている請求項1の誤報防止装置。
JP157392A 1992-01-08 1992-01-08 緊急通報システムにおける誤報防止装置 Pending JPH05189680A (ja)

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JP157392A JPH05189680A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 緊急通報システムにおける誤報防止装置

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JP157392A JPH05189680A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 緊急通報システムにおける誤報防止装置

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JPH05189680A true JPH05189680A (ja) 1993-07-30

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ID=11505267

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JP157392A Pending JPH05189680A (ja) 1992-01-08 1992-01-08 緊急通報システムにおける誤報防止装置

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JP (1) JPH05189680A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0981877A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Nohmi Bosai Ltd 緊急通報装置
JPH0981878A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Nohmi Bosai Ltd 緊急通報装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0981877A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Nohmi Bosai Ltd 緊急通報装置
JPH0981878A (ja) * 1995-09-18 1997-03-28 Nohmi Bosai Ltd 緊急通報装置

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