JP2002279564A - 警備装置 - Google Patents

警備装置

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JP2002279564A
JP2002279564A JP2001080529A JP2001080529A JP2002279564A JP 2002279564 A JP2002279564 A JP 2002279564A JP 2001080529 A JP2001080529 A JP 2001080529A JP 2001080529 A JP2001080529 A JP 2001080529A JP 2002279564 A JP2002279564 A JP 2002279564A
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Houei Sugiyama
朋英 杉山
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Atsumi Electric Co Ltd
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Atsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一般家庭用の警備装置において、帰宅が遅くな
る場合、在宅警戒モード時に外出しようとする場合に、
家人を誤って侵入者と判断して異常事態発生となること
を回避する。 【解決手段】制御部2は、在宅警戒設定手段6が操作さ
れて在宅警戒モードにある状態で外出警戒設定手段8が
操作された時には、在宅・外出警戒モードに入る。在宅
・外出警戒モードでは制御部2は入退出遅延タイマ機能
を動作させる。このとき警戒状態となされる警戒エリア
は、在宅警戒モード時と同じである。従って、一人だけ
帰宅が遅くなる場合には、在宅中の家人は、最初に在宅
警戒設定手段6を操作し、次に外出警戒設定手段8で所
定の操作を行ってから就寝できる。その後帰宅した人は
ワイヤレスセンサWSによって検知されたとしても、猶
予時間T内に外出警戒設定手段8で所定の操作を行うこ
とによって在宅・外出警戒モードを解除することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭用の警備
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、一般家庭においても警備装置
を配置し、警備を行うようになってきている。そのよう
な一般家庭用の警備装置の形態の一つとして、図1に示
すような構成を備えるものが知られている。図1に示す
構成の警備装置の一つの特徴は、警戒エリアの警備状態
を警戒状態から解除状態へ、あるいは解除状態から警戒
状態へ切り換えを警備装置本体で行い、特別に警備状態
設定装置を用いる必要がない点であり、この点で安価に
警備システムを構築することができる。
【0003】図1において、1は警備装置、2は制御
部、3は受信部、4はエリア表示部、5はLED、6は
在宅警戒設定手段、7は解除手段、8は外出警戒設定手
段、9はスピーカ、10は回線制御部、WSはワイヤレ
スセンサを示す。なお、ここではセンサとしては無線式
のワイヤレスセンサを用いるものとするが、従来よく知
られている有線式のものであってもよい。有線式のセン
サを用いる場合には、各センサからの信号は適宜なイン
ターフェースを介して制御部2に入力されることにな
る。
【0004】ワイヤレスセンサWSをどのような箇所に
配置するかは任意であるが、屋内及び屋外に配置するの
が一般的である。屋内としては、各部屋、廊下等に、屋
外としては玄関の外側、庭等に配置されるのが通常であ
る。ワイヤレスセンサWSとしては、人の動きを検知す
るワイヤレス熱線センサ、窓やドアが開かれたことを検
知するワイヤレス開閉検知センサ等を用いることができ
る。また、各ワイヤレスセンサWSには、それぞれ固有
のID番号が割り当てられている。そして、ワイヤレス
センサWSがワイヤレス熱線センサの場合には、人の動
きを検知すると、自己に割り当てられたID番号を付し
て、人の動きを検知したことを示す発報信号を送信す
る。また、ワイヤレスセンサWSがワイヤレス開閉検知
センサの場合には、窓やドアが開かれたことを検知する
と、自己に割り当てられたID番号を付して、窓やドア
が開かれたことを示す発報信号を送信する。なお、図1
に示すようにワイヤレスセンサWSが複数個用いられる
場合には無線の送信信号は互いに異ならされることは当
然である。
【0005】警備装置1は屋内に配置される。警備装置
1の構成、動作については次のようである。受信部3
は、ワイヤレスセンサWSから無線送信された発報信号
を受信し、その受信データを制御部2に渡す。エリア表
示部4には、当該警備装置1で設定可能な警戒エリア数
のLED5が設けられている。図1ではLED5は4つ
設けられているので、4つの警戒エリアの設定が可能な
場合を示している。回線制御部10は、公衆電話回線を
介して警備会社のセンタ装置へ通報を行うためのもので
ある。
【0006】制御部2の動作は次のようである。まず、
制御部2には、何番の警戒エリアに何番のID番号のワ
イヤレスセンサWSが配置されているかを示す、警戒エ
リア番号とワイヤレスセンサWSのID番号の対応テー
ブル(図示せず)が登録されている。制御部2には、在
宅警戒モード、解除モード、及び外出警戒モードの3つ
の動作モードが設定されている。
【0007】[在宅警戒モード]この在宅警戒モード
は、主として就寝中に設定される動作モードである。即
ち、就寝中とはいっても屋内では人の動きがある可能性
があるから、屋内に配置されているワイヤレスセンサW
Sから発報信号を受けても異常事態発生とすることはで
きない。しかし、庭に侵入されたり、玄関口に人が佇ん
でいるような場合には何等かの措置を講じる必要がある
ので、異常事態が発生したとするのがよい。
【0008】このために設けられているのが在宅警戒モ
ードであり、在宅警戒設定手段6を操作することで在宅
警戒モードに入ることができる。この在宅警戒設定手段
6は押しボタンスイッチで構成してよい。押しボタンス
イッチで構成すれば、当該ボタンを押すというワンタッ
チの簡単な操作で簡単に在宅警戒モードに入ることがで
き、操作性が良い。
【0009】在宅警戒設定手段6が操作されたことを検
知すると、制御部2は、例えば屋外に設定された警戒エ
リア等の、在宅警戒モード時に警備を行うように予め設
定された警戒エリアについてのみ、即座に警戒状態と
し、その他の警戒エリアについては警戒状態としない。
そして、制御部2は、エリア表示部4に対して、在宅警
戒モード時に警戒を行うように予め設定された当該警戒
エリアに対応するLED5の点灯を指示する。
【0010】そして、在宅警戒モード時には、制御部2
は、ワイヤレスセンサWSから発報信号を受け、そのワ
イヤレスセンサWSが、在宅警戒モード時に警戒を行う
ように予め設定された警戒エリア以外に配置されている
ものである場合には、当該発報信号を無視するが、その
発報信号を送信したワイヤレスセンサWSが、在宅警戒
モード時に警戒を行うように予め設定された警戒エリア
に配置されているものである場合には、異常事態発生と
判断して、スピーカ9からサイレン音やブザー音等の異
常発生を知らせる音を鳴動させる。これによって、就寝
中の家人に対して異常発生を知らせることができ、また
スピーカ9が屋外に設置されている場合には侵入者に対
して威嚇することができる。また、このとき制御部2
は、回線制御部10に対して異常通報のデータと、セン
タ装置の電話番号を渡して通報を指示する。これによっ
て、警備会社のセンタ装置に異常通報が行われる。
【0011】[解除モード]この解除モードは、在宅警
戒モードを解除する動作モードである。解除モードは、
解除手段7を操作することで設定できるようになされて
いる。この解除手段7は押しボタンスイッチで構成して
よい。押しボタンスイッチで構成すれば、当該ボタンを
押すというワンタッチの簡単な操作で簡単に在宅警戒モ
ードを解除することができ、操作性が良い。制御部2
は、解除手段7が押されたことを検知すると、それまで
設定されていた在宅警戒モードを解除し、エリア表示部
4に対して、在宅警戒モード時に点灯していたLED5
の消灯を指示する。そして、解除モード時には、制御部
2は、どのワイヤレスセンサWSから発報信号を受けて
もそれを無視する。つまり、解除モードは全ての警戒エ
リアについて警戒を行わないモードである。
【0012】[外出警戒モード]この外出警戒モード
は、家人が全員外出して無人となる場合に設定される動
作モードである。無人となった場合には屋外だけではな
く、屋内においても侵入者を検知する必要があるから、
この外出警戒モードでは全警戒エリアに対して警戒状態
が設定される。従って、外出警戒モードが設定された場
合には、制御部2により、エリア表示部4の全ての警戒
エリアのLED5が点灯される。
【0013】さて、警備装置1は屋内に配置されるか
ら、家人によって外出警戒モードが設定された時に即座
に全警戒エリアを警戒状態としてしまうと、家人が屋外
に出る前に屋内のワイヤレスセンサWSによって検知さ
れ、異常事態発生と判断されてしまう。
【0014】そこで、外出警戒モードが設定された時に
は、制御部2は即座に全警戒エリアを警戒状態にするの
ではなく、外出警戒設定手段8が操作されたことを検知
して、外出警戒モードに入ってから、予め定められた猶
予時間Tが経過した時から全警戒エリアを警戒状態とす
る。従って、制御部2が外出警戒設定手段8に入ってか
ら猶予時間Tが経過するまでの間にワイヤレスセンサW
Sから発報信号を受けても制御部2はそれを無視する。
また、外出警戒モードに入っている状態においては、制
御部2は、ワイヤレスセンサWSから発報信号を受信し
ても即座には異常事態発生と判断せず、ワイヤレスセン
サWSから発報信号を受けた後、予め定められた猶予時
間Tが経過する前に外出警戒モードが解除された場合に
は即座に外出警戒モードを解除して、当該発報信号を無
視し、外出警戒モードが解除されることなく上記猶予時
間Tが経過した場合には異常事態発生と判断する。この
ような機能を入退出遅延タイマ機能という。
【0015】上記猶予時間Tは任意に定めることができ
るが、玄関から当該警備装置1までの距離等を考慮して
設定すればよい。しかし、この猶予時間Tをあまり長く
設定すると、その間に賊が侵入して動き回って出ていっ
てしまう可能性もあるので、長くても数分程度にするの
がよい。
【0016】従って、家人全員が外出する場合には、外
出警戒設定手段8により外出警戒モードを設定し、上記
猶予時間Tの間に全員が屋外に出ればよい。そして、制
御部2は、外出警戒設定手段8において所定の操作が行
われたことを検知すると、外出警戒モードに入り、エリ
ア表示部4に対して、全警戒エリアのLED5の点灯を
指示するが、猶予時間Tが経過するまでの間はワイヤレ
スセンサWSからの発報信号は無視し、猶予時間Tが経
過した後に全警戒エリアを警戒状態とするのである。ま
た、家人が帰宅したときには、屋外に配置されたワイヤ
レスセンサWSによって検知されることもあるが、その
時点から猶予時間T内に外出警戒モードを解除すればよ
い。
【0017】なお、異常事態発生と判断した場合の動作
は上述したと同じであり、制御部2はスピーカ9から異
常発生を知らせる音を鳴動させると共に、回線制御部1
0に対して異常通報のデータと、センタ装置の電話番号
を渡して通報を指示する。これによって、警備会社のセ
ンタ装置に異常通報が行われる。
【0018】外出警戒モードの設定、その解除は、外出
警戒設定手段8を操作することによって行うが、この外
出警戒設定手段8は、押しボタンスイッチのようにワン
タッチで操作できるものではなく、家人だけが外出警戒
モードに入る操作、及びそれを解除する操作を行えるも
のでなければならない。なぜなら、例えば外出警戒設定
手段8として押しボタンスイッチを用いたとすると、賊
が侵入して、当該押しボタンスイッチを押すことで容易
に外出警戒モードを解除することができるからである。
【0019】そこで、外出警戒モードの設定、その解除
を行うに付いては、ある特定の器具を用いて、所定の操
作するようになされているのが一般的である。その方法
としては、例えば、外出警戒設定手段8として錠を用
い、その錠に合う鍵を用いて錠を回転させる方法、ま
た、外出警戒設定手段8としてテンキーを用い、そのテ
ンキーで予め制御部2に登録された暗証番号を入力する
方法、あるいは、外出警戒設定手段8として磁気カード
リーダやICカードリーダを用い、予め制御部2に登録
された暗証番号が記憶された磁気カードやICカードを
挿入する方法、更には、外出警戒設定手段8として、質
問電波を送信する非接触式自動識別コード読み取り装置
(RFID(Rsdio Frequency Identification)リー
ダ)を用い、予め制御部2に登録されている暗証番号が
記憶されたROMをアンテナコイルの一端に接続した、
いわゆるオンチップコイル方式の非接触情報記憶媒体
を、RFIDリーダに近づける方法等が採用されてい
る。なお、RFIDリーダ及びオンチップコイル方式の
非接触情報記憶媒体については周知であるので詳細な説
明は省略する。
【0020】例えば、いま、外出警戒設定手段8がRF
IDリーダで構成されているものとすると、外出警戒モ
ードを設定する場合には、非接触情報記憶媒体をRFI
Dリーダに近づければよい。このとき非接触情報記憶媒
体はRFIDリーダからの質問電波によって起電され、
ROMに記憶されている暗証番号をアンテナコイルから
送信する。RFIDリーダはこれを受信して、その受信
した暗証番号を制御部2に通知する。制御部2はRFI
Dリーダから受けた暗証番号が予め登録されているもの
であるか否かを判断し、予め登録されていないものであ
る場合には無視するが、登録されているものである場合
には外出警戒モードに入る。このとき入退出遅延タイマ
機能を動作させることは上述した通りである。
【0021】外出警戒モードの解除は解除手段7では行
うことはできず、外出警戒設定手段8で所定の操作を行
わなければならない。例えば、上述したように外出警戒
設定手段8がRFIDリーダで構成されているものとす
ると、外出警戒モードを解除する場合には、非接触情報
記憶媒体をRFIDリーダに近づける操作を行う。この
とき非接触情報記憶媒体はRFIDリーダからの質問電
波によって起電され、ROMに記憶されている暗証番号
をアンテナコイルから送信する。RFIDリーダはこれ
を受信して、その受信した暗証番号を制御部2に通知す
る。制御部2はRFIDリーダから受けた暗証番号が予
め登録されているものであるか否かを判断し、予め登録
されていないものである場合には無視して外出警戒モー
ドを継続するが、登録されているものである場合には外
出警戒モードを解除する。このときにも入退出遅延タイ
マ機能を動作させることは上述した通りである。
【0022】このように、外出警戒モードを設定する場
合、外出警戒モードを解除する場合には、何れも外出警
戒設定手段8により所定の操作を行う必要があるのであ
る。しかし、本発明では、外出警戒モードの設定、その
解除をどのような方法で行うかということは本質的な事
項ではないので、単に、外出警戒設定手段8を操作する
等と称することとする。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の警備装置においては次のような問題があ
る。いま、家人の一人の帰宅が遅くなったとする。この
とき在宅している家人の少なくとも一人は就寝すること
はできず、在宅警戒モードを設定しないで起きていなけ
ればならない。なぜなら、在宅している家人が全員就寝
してしまうとすると、そのときには在宅警戒設定手段6
を操作して在宅警戒モードとする。そして、このときに
は屋外の警戒エリア等の予め定められた警戒エリアだけ
は警戒状態となされ、その警戒エリアのワイヤレスセン
サWSが発報信号を送信すれば制御部2は即座に異常事
態発生と判断してしまうので、帰宅が遅くなった人が、
警戒状態にある警戒エリアに配置されているワイヤレス
センサWSによって検知されてしまうとスピーカ9から
異常発生を知らせる音が鳴動し、警備会社のセンタ装置
には異常通報が行われてしまう。しかし、このような事
態が生じることは望ましいことではない。
【0024】また、逆に、家人全員が在宅しており、在
宅警戒設定手段6を押して在宅警戒モードを設定した後
に、一人が何等かの用事で外出したいという場合もある
が、外に出るとき、あるいは外に出たときに、在宅警戒
モード時に警戒状態となされている警戒エリアに配置さ
れているワイヤレスセンサWSによって検知されてしま
うと、制御部2は即座に異常事態発生と判断してしま
う。このような事態が生じることも望ましいものではな
い。
【0025】そこで、本発明は、在宅警戒モードが設定
されている時に帰宅する場合、あるいは在宅警戒モード
が設定されている時に外出する場合に、異常事態発生と
ならないようにすることができる警備装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る警備装置は、予め設定された警戒エ
リアについてのみ即座に警戒状態とする在宅警戒モード
を設定するための在宅警戒設定手段と、在宅警戒モード
を解除する解除モードを設定するための解除手段と、入
退出遅延タイマ機能を動作させると共に、全警戒エリア
を警戒状態とする外出警戒モードを設定するための外出
警戒設定手段と、制御部とを備える警備装置において、
前記制御部は、在宅警戒設定手段が操作されて在宅警戒
モードに入っている状態において外出警戒設定手段で所
定の操作が行われたことを検知した場合には、在宅警戒
モードにおいて警備状態とするように定められた警戒エ
リアに対してのみ警戒状態とすると共に、入退出遅延タ
イマ機能を動作させることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
説明する。本発明に係る警備装置の構成は図1に示すと
同様であるが、動作が異なっている。以下、その動作の
相違点について説明する。
【0028】制御部2は、在宅警戒モードが設定されて
いる状態において外出警戒設定手段8で定められた所定
の操作が行われた場合には、在宅・外出警戒モードとい
う新たな動作モードに入る。この在宅・外出警戒モード
時には、制御部2は入退出遅延タイマ機能を動作させ
る。なお、在宅・外出警戒モードにおいて警戒状態とな
される警戒エリアは、在宅警戒モード時と同じく、在宅
警戒モード時に警備を行うように予め設定された警戒エ
リアのみであって、外出警戒モード時のように全警戒エ
リアが警戒状態となるのではない。
【0029】従って、制御部2は、在宅・外出警戒モー
ドに入ってから猶予時間Tが経過した時点から、予め設
定された警戒エリアのみを警戒状態とする。また、制御
部2は、在宅・外出警戒モードに入っている状態におい
ては、ワイヤレスセンサWSから発報信号を受けても即
座に異常事態発生とは判断せず、ワイヤレスセンサWS
から発報信号を受けた後、在宅・外出警戒モードが解除
されることなく猶予時間Tが経過した場合にのみ異常事
態発生と判断する。
【0030】在宅・外出警戒モードの解除は、外出警戒
設定手段8で所定の操作を行うことによってのみ可能と
なされている。即ち、在宅・外出警戒モードに入ってい
る状態において外出警戒設定手段8で所定の操作が行わ
れたことを検知すると、制御部2は即座に在宅警戒モー
ドに戻る。在宅警戒モードに戻ると、制御部2は入退出
遅延タイマ機能を解除する。
【0031】従って、一人だけ帰宅が遅くなる場合に
は、在宅している家人は、最初に在宅警戒設定手段6を
操作し、次に外出警戒設定手段8で所定の操作を行って
から就寝することができる。このときには制御部2は、
先ず在宅警戒設定手段6が操作されたことを検知して在
宅警戒モードに入るが、その後外出警戒設定手段8で所
定の操作がなされたことを検知して在宅・外出警戒モー
ドに入る。従って、その後帰宅した人は警戒状態にある
警戒エリアに配置されているワイヤレスセンサWSによ
って検知されることもあるが、検知されたとしても、猶
予時間T内に外出警戒設定手段8で所定の操作を行うこ
とによって在宅・外出警戒モードを解除することができ
る。そして、このときには制御部2は即座に在宅・外出
警戒モードを解除して在宅警戒モードに戻るので、ワイ
ヤレスセンサWSからの発報信号は無視され、異常事態
発生とは判断されない。
【0032】また、在宅警戒モードに入っている状態で
外出したい場合には、外出警戒設定手段8で所定の操作
を行う。このとき、制御部2は在宅・外出警戒モードに
入り、入退出遅延タイマ機能を動作させるので、外出し
ようとしている人は猶予時間T内に外出すればよい。
【0033】以上のようであるので、この警備装置によ
れば、帰宅が遅くなる場合、あるいは在宅警戒モード時
に外出しようとする場合に、当該家人を誤って侵入者と
判断してしまって、異常事態発生となることを回避する
ことができる。
【0034】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上述したようにセ
ンサとしてはワイヤレスセンサに限らず、有線式のもの
を用いてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般家庭用の警備装置の形態例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…警備装置、2…制御部、3…受信部、4…エリア表
示部、5…LED、6…在宅警戒設定手段、7…解除手
段、8…外出警戒設定手段、9…スピーカ、10…回線
制御部、WS…ワイヤレスセンサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め設定された警戒エリアについてのみ即
    座に警戒状態とする在宅警戒モードを設定するための在
    宅警戒設定手段と、 在宅警戒モードを解除する解除モードを設定するための
    解除手段と、 入退出遅延タイマ機能を動作させると共に、全警戒エリ
    アを警戒状態とする外出警戒モードを設定するための外
    出警戒設定手段と、 制御部とを備える警備装置において、 前記制御部は、在宅警戒設定手段が操作されて在宅警戒
    モードに入っている状態において外出警戒設定手段で所
    定の操作が行われたことを検知した場合には、在宅警戒
    モードにおいて警備状態とするように定められた警戒エ
    リアに対してのみ警戒状態とすると共に、入退出遅延タ
    イマ機能を動作させることを特徴とする警備装置。
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