JPH0516795B2 - - Google Patents

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JPH0516795B2
JPH0516795B2 JP61160436A JP16043686A JPH0516795B2 JP H0516795 B2 JPH0516795 B2 JP H0516795B2 JP 61160436 A JP61160436 A JP 61160436A JP 16043686 A JP16043686 A JP 16043686A JP H0516795 B2 JPH0516795 B2 JP H0516795B2
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JP
Japan
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memory
video
video signal
signal
clock
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JP61160436A
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Takashi Okano
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Pioneer Electronic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、映像再生装置に関し、特に情報記録
デイスクを再生する装置を含む映像再生装置に関
する。
背景技術 情報記録デイスク(以下単にデイスクと称す
る)には、CAV(定角速度)デイスクとCLV(定
線速度)デイスクとがある。これらデイスクを再
生するデイスク再生装置においては、CAVデイ
スクを再生する場合は、いわゆるトラツクジヤン
プ動作によりスロー(SLOW)、スチル
(STILL)あるいはフアースト(FAST)等の特
殊再生が可能であるが、CLVデイスクの場合に
は、同期信号がデイスク半径方向に沿つて並んで
いないため、このような特殊再生は困難であつ
た。
そこで、再生映像信号に同期したクロツクによ
り映像信号をデイジタル信号に変換し、これをビ
デオメモリ上の所定位置に書き込み、外部の安定
したクロツクにより読み出すことにより、水平同
期信号H及び垂直同期信号Vを外部の安定した同
期信号に同期化する映像メモリ装置(フレームシ
ンクロナイザー)が考案された。
かかる画像メモリ装置を備えた従来の映像再生
装置は、サーチ動作すなわち指定されたフレーム
番号又はタイムコードが付された情報が記録され
ている位置(以下、単にフレームと称す)近傍に
ピツクアツプの情報検出点をトラツクジヤンプ動
作によつて移動させる動作が完了したのちに静止
画再生を行う場合、サーチ動作直後にデイスクか
ら得られた1フレーム分の映像信号を画像メモリ
装置に書込み、書込んだ1フレーム又は1フイー
ルド分の映像信号を繰返して読み出すように構成
されていた。ところが、CLVデイスクの場合は
ピツクアツプの情報検出点がデイスクの半径方向
に移動すると、情報検出点における線速度を一定
にするためにデイスク回転速度が大きく変化する
こととなる。このため、従来の映像再生装置にお
いてはサーチ動作直後にデイスク回転速度制御や
ジツタ補正をなすサーボ装置が整定せず、画像メ
モリ装置に時間軸誤差を含む映像信号が書込まれ
て静止画再生された画像の同期が乱れたり、色ム
ラが発生するという欠点があつた。
また、指定されたフレームコード、若しくはタ
イムコードでなくてもトラツクジヤンプ後に到達
トラツクの映像をメモリに書き込み、静止画再生
を行なう場合においてもトラツクジヤンプに伴い
発生するジツダの影響でも同様の欠点があつた。
発明の概要 本発明は、上記の如き従来の映像再生装置の欠
点を除去すべくなされたものであつて、CLVデ
イスクの静止画再生において良好な画像を得るこ
とができる映像再生装置を提供することを目的と
する。
本発明による映像再生装置は、静止画再生指令
に応答してピツクアツプの情報検出点をトラツク
飛び越し移動動作によつて移動させたのちデイス
クに記録されている映像信号を繰返し再生出力す
るデイスク再生装置と、トラツク飛び越し移動動
作後においてデイスク再生装置からの繰返し再生
映像信号の出力に同期して書込み指令を発生する
指令発生手段と、書込み指令に応答してデイスク
再生装置によつて再生される映像信号をデイジタ
ル信号に変換してメモリに順次書き込みつつメモ
リの書込み中のアドレスとは異なるアドレスから
順次記憶情報を読み出しかつアナログ信号に変換
して映像出力とする画像メモリ装置と、指令発生
手段に書込み指令の発生動作を複数回繰返させる
手段とからなることを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を添附図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその動作波形図であり、第2図A〜Gは
第1図の各部の信号A〜Gの各波形を夫々対応し
て示している。図において、10はデイスク再生
装置の時間軸サーボ系と映像系とを示している。
ビデオデイスク11はスピンドルモータ12によ
つて回転駆動されるようになつている。スピンド
ルモータ12は、ビデオデイスク11がCAVデ
イスクの場合は当該デイスクを定角速度にて回転
駆動し、CLVデイスクの場合はピツクアツプ1
3による情報読取用スポツト光(情報検出点)の
トラツク上での線速度が一定になるように当該デ
イスクを回転駆動する。ピツクアツプ13の出力
は、フオーカス制御及びトラツキング制御を行う
光学サーボ装置14に供給されると同時に復調回
路15によつて復調されて映像信号として出力さ
れる。復調回路15から出力された再生映像信号
は信号分離回路16に供給される。信号分離回路
16は、再生映像信号中に含まれる水平同期信号
H、垂直同期信号Vの分離を行うと同時にフレー
ム番号、ストツプコード等の制御信号の分離抽出
を行うように構成されている。水平同期信号Hは
位相比較器17に供給されて後述する基準信号と
の位相差が検出される。位相比較器17から出力
される位相差信号は時間軸サーボ回路18に供給
され、例えばスピンドルモータ12の回転速度の
制御をなす(いわゆるスピンドルサーボ系)。な
お、時間軸サーボ回路18として、スピンドルサ
ーボ系のみが図示されているが、いわゆるタンジ
エンシヤルサーボ系も含まれる。
信号分離回路16からの制御信号は垂直同期信
号V及び水平同期信号Hと共にシステムコントロ
ーラ20に供給される。システムコントローラ2
0は、プロセツサ、ROM、RAM等からなるマ
イクロコンピユータで形成されおり、ROMに予
め格納されているプログラムに従つて動作するプ
ロセツサによつて各部の制御がなされる。
30はVOC(電圧制御発振器)構成の基準発振
器であり、水平走査周波数HH=15.734KHz)の
N倍(Nは2以上の整数で、N=m×n)の周波
数の基準クロツクAを発生する。この基準クロツ
クAは分周カウンタ31で1/m(mは2以上の
整数)に分周されてクロツクBとなる。この分周
クロツクBはゲート手段としてのスイツチ32に
より選択的に分周カウンタ33に供給され、当該
カウンタ33で更に1/n(nは2以上の整数)
に分周されることにより、水平走査周波数Hのク
ロツクEとなる。そして、この分周クロツクEが
先述した位相比較器17の基準信号、即ちデイス
ク再生装置における時間軸サーボ系の時間軸基準
となるのである。
上記スイツチ32は、デイスク再生装置の通常
動作時には閉成(オン)状態となり、特殊再生に
よるトラツクジヤンプ動作時には少なくともその
ジヤンプ期間だけ開放(オフ)状態となつて分周
クロツクBを分周カウンタ33に供給するよう
に、制御回路34によつて開閉制御される。制御
回路34は、例えば、ジヤンプ指令パルスの先頭
エツジにてトリガされて所定パルス幅の単発パル
スを発生する単安定マルチバイブレータ35と、
この単発パルスをデータD入力としかつ先述した
同期分離回路16からインバータ36を介して供
給される水平同期信号HをクロツクCK入力とす
るD−フリツプフロツプ37とからなり、このD
−フリツプフロツプ37のQ出力をスイツチ32
の制御信号とする。
基準発振器30から発生される基準パルスA
は、上述した如くサーボ系の時間軸基準となると
共に、デイスク再生装置10からの再生映像信号
をA/D,D/A変換するためのクロツクとして
A/D変換器38及びD/A変換器39に供給さ
れる。更に、その基準パルスAは分周カウンタ3
1で1/m分周されて、メモリ40の書込み及び
読出し(W/R)クロツクBとしてS→Pレジス
タ41及び書込みアドレスカウンタ42、更には
インバータ43を介してP→Sレジスタ44及び
読出しアドレスカウンタ45に供給される。この
W/RクロツクBにより、例えば、その高レベル
期間にA/D変換器38からのシリアルデータを
mサンプル分のパラレルデータに変換するレジス
タ41の出力を一気にメモリ40に転送すること
により書き込みを行ない、又逆にその低レベル期
間中にmサンプル分のデータをメモリ40から読
み出し、レジスタ44に転送する動作が行なわれ
る。尚、メモリ40のモードを制御するメモリコ
ントローラ52が設けられている。このメモリコ
ントローラ52は、システムコントローラ20か
ら書込み指令が供給されたときのみメモリ40に
例えば1フレーム分の映像信号が書込まれるまで
W/RクロツクBの高レベル期間にメモリ40が
書込みモードとなるように制御する。従つて、シ
ステムコントローラ20から書込み指令が発せら
れない限りメモリ40には映像信号の書込みがな
されないようになつている。
以上から明らかな如く、デイスク再生装置10
では、基準発振器30から発生される基準パルス
Aを分周して得られる時間軸基準パルスEに基づ
いて時間軸サーボが行なわれるから、再生映像信
号Fは分周カウンタ33の出力である時間軸基準
パルスEと所定の位相で同期化される。これは即
ち、基準発振器30から発生される基準パルスA
及び分周カウンタ31の出力であるW/Rクロツ
クBとも所定の位相で同期化されていることを意
味する。
従つて、書込みアドレスカウンタ42の水平及
び垂直リセツトパルスとして、前記時間軸基準パ
ルスE及び再生映像信号Fから信号分離回路16
で分離された垂直同期パルスを用い、これらパル
スによつて当該カウンタ42をリセツトすること
により、画像平面とメモリ平面とは、1:1かつ
所定の関係に保たれて書き込まれることになる。
なお、書込みアドレスカウンタ42の水平リセ
ツトパルスとして、再生映像信号Fから信号分離
回路16で分離された水平同期パルスを使用する
方法も考えられるが、デイスク再生装置10のサ
ーボ系の同期位相のドリフト等によつて、時間軸
基準パルスEと再生映像信号Fとの間に僅かな位
相ずれが発生することになる。W/RクロツクB
と時間軸基準パルスEとの関係は、分周カウンタ
33によつて定まつており、不確定性を持たない
が、再生映像信号FとW/RクロツクBとの絶対
位相関係は、デイスク再生装置10のサーボ系に
よつて間接的に定まつているので、再生映像信号
Fから得た水平同期パルスによつて書込みアドレ
スカウンタ42をリセツトすると、W/R動作サ
イクルの完了時点でリセツトされるとは限らず、
不都合が生じることになる。
そこで、書込みアドレスカウンタ42の水平リ
セツトパルスとしては、時間軸基準パルスEを用
いることにより、W/RクロツクBとの絶対位相
が保たれ、しかも再生信号中に含まれるノイズの
影響も受けず、好ましいのである。
一方、読出し側においては、前述したように、
W/RクロツクBの低レベル期間中にメモリ40
から映像データを読み出し、D/A変換器39に
よつて再びアナログ映像信号に変換される。メモ
リ40から読み出されるデータのアドレスを決定
する読出しアドレスカウンタ45は、書込みアド
レスカウンタ42と同じW/RクロツクBを使つ
てカウントしているが、その水平リセツトパルス
としては、W/RクロツクBを分周カウンタ46
で1/nに分周して得られる分周パルスCが用い
られ、又その垂直リセツトパルスとしては、発振
器47から出力される910Hの周波数信号に基づ
いて同期信号発生器48で発生された複合同期信
号Dから垂直同期分離回路49で分離された垂直
同期パルスが用いられる。
複合同期信号D中に含まれる水平同期パルスは
水平同期分離回路50で分離され、位相比較器5
1に供給されて分周カウンタ46からの分周パル
スCと位相が比較される。位相比較器51は両パ
ルスの位相差に応じて基準発振器30の発振周波
数を制御することにより、読出しアドレスカウン
タ45の垂直リセツトパルスと複合同期信号Dと
の位相を一致させる動作をなす。
従つて、読出しアドレスカウンタ45の水平及
び垂直リセツトパルスは、デイスク再生装置10
の動作とは無関係で、一定かつ連続な複合同期信
号Dによつて決定されれている。書込み時には、
前述した如く画像平面とメモリ平面とは、1:1
かつ所定の関係に保たれて書き込まれているの
で、読出しアドレスカウンタ45によつてメモリ
平面上のデータを順次読み出して行けば、連続な
映像が得られることになるのである(第2図参
照)。なお、第3図において、Aはデイスク再生
装置の再生画像平面、Bはメモリ平面、Cはメモ
リ出力の画像平面を夫々示している。
以上は、通常の再生(いわゆるPLAY)状態に
ついての説明であつたが、CLVデイスクをトラ
ツクジヤンプ動作を伴つて再生する場合には、メ
モリ40のW/RクロツクBをデイスク再生装置
10におけるサーボ系の周波数がHなる時間軸基
準パルスEのn倍に設定されており、かつこの
W/RクロツクBを選択的に1/n分周カウンタ
33に供給するスイツチ32がジヤンプ動作期間
に開放(オフ)状態となることにより、トラツク
ジヤンプ動作を行なつても、時間軸サーボ系が素
早く収束しメモリ40への書込みが可能になると
共に、時間軸基準パルスEのエツジがトラツクジ
ヤンプ動作に無関係にW/RクロツクBの特定の
極性のエツジ(第2図では立上りエツジ)に同期
するようになつている。
従つて、第2図において、再生映像信号Fと
W/RクロツクBとの位相は、トラツクジヤンプ
動作に無関係に一定となり、画像の水平書込み位
置の変動が生じないようにすることができ、従つ
てメモリ40から読み出された映像信号Gによれ
ば、トラツクジヤンプ動作を含む再生動作を行な
つても横ゆれのない安定した画像を得ることがで
きるのである。
尚、分周カウンタ31の分周値mは、量子化さ
れたデータをシリアル−パラレル変換する1つの
ブロツクのサンプル数を表わし、通常4又は8が
適当とされる。また、この分周値mとカウンタ3
3の分周値nとの積は映像信号のサンプリング周
波数を決定する訳であるが、光学式ビデオデイス
クにおいては、映像低域が4.2MHz程度であるた
め、サンプリング定理より、2×4.2MHz=8.4M
Hz以上の周波数が必要となる。その半面、サンプ
リング周波数を高く選びすぎると、1フイールド
又は1フレームの映像を記録するのに必要なメモ
リ容量が多くなるので、この観点からすると、サ
ンプリング周波数は低い方が好ましい。従つて、
効率の良いサンプリング周波数としては、m=
8,n=70〜74のときの値である8.81〜9.31MHz
が適当である。
D/A変換器39の後段において、メモリ40
から読み出された映像信号Gに対して複合同期信
号Dを加算器53で加算しているが、これはメモ
リ40の容量を節約するために、映像信号の水平
同期、垂直同期部分がメモリ40に記録されてい
ないことによる。メモリ40から読み出された映
像信号Gにおいては、特殊再生時にメモリ40に
書き込む動作がメモリコントローラ52によつて
禁止される期間が発生し、この結果映像信号のバ
ースト位相の連続性が失われ、反転する場合が出
てくる。これにより、TV画面のカラー同期が乱
れることになるが、これを防止するために、バー
スト連続性判別回路54でバーストの連続性を判
別し、140nsecの遅延線55の入力又はその出力
を選択スイツチ56によつて選択することによ
り、バースト位相の連続性を保つている。
フイールド判定回路57は、メモリ容量が1フ
イールドである場合、書込み側と読出し側とでフ
イールドの入れ代りが発生する場合があるので、
このとき読出し側のフイールド間で画像の上下関
係が入れ代らないように、読出しアドレスカウン
タ45の垂直スタート位置を制御するために設け
られている。
次に、指定されたフレームをサーチして静止画
再生する場合のシステムコントローラ20の動作
について第4図のフローチヤートに沿つて説明す
る。
システムコントローラ20におけるプロセツサ
は、メインルーチンの実行中にユーザによる操作
部(図示せず)の操作によつてサーチすべきフレ
ームが指定されかつ及び静止画再生指令が発せら
れたとき、ステツプS1に移行してRAMの所定番
地の内容iを0にする。次いで、プロセツサはト
ラツキングサーボループをオフにして指定された
フレームをサーチする(ステツプS2)。次いで、
プロセツサは指定されたフレーム近傍に情報検出
点が移動したか否かを判定する(ステツプS3)。
ステツプS3において指定されたフレーム近傍に
情報検出点が移動したと判定されたのち、プロセ
ツサはトラツキングサーボループをオンとして読
取り動作を開始させる(ステツプS4)。次いで、
プロセツサは指定されたフレーム番号が読取られ
たか否かを判定する(ステツプS5)。ステツプS5
において指定されたフレーム番号が読取られたと
判定されたのち、プロセツサはステツプS6に移
行してRAMの所定番地の内容iがK(Kは2以
上の自然数)であるか否かを判定する。
ステツプS6において、RAMの所定番地の内容
iがKではないと判定されたときは、プロセツサ
はステツプS7に移行して書込み指令をメモリ4
0に送出したのちステツプS8に移行してRAMの
所定番地の内容iに1を加算する。ステツプS6
においてRAMの所定番地の内容iがKであると
判定されたときは、プロセツサは直ちにステツプ
S8に移行し、書込み指令の送出は行わない。次
いで、プロセツサは情報検出点が指定されたフレ
ームから所定距離だけ離れた位置に移動したか否
かを判定する(ステツプS9)。ステツプS9におい
て、情報検出点が指定されたフレームから所定距
離だけ離れた位置に移動したと判定されたときの
み、プロセツサはステツプS10に移行して1トラ
ツクだけ逆方向にジヤンプ動作を指令する。次い
で、プロセツサは静止画再生動作の解除指令が発
せられたか否かを判定する(ステツプS11)。ス
テツプS11において解除指令が発せられたと判定
されたときは、プロセツサはメインルーチンの実
行を再開する。ステツプS11において解除指令が
発せられていないと判定されたときは、プロセツ
サはステツプS4以降のステツプを再び実行する。
以上の動作によつて、ピツクアツプの情報読取
用スポツト光が第5図に示す如くP点に位置して
いたときサーチすべきフレームが指定されかつ静
止画再生指令が発せられると、情報読取用スポツ
ト光は、矢印で示す如く移動して指定されたフレ
ームfの映像信号が繰返して再生されかつメモリ
40にK回書込まれる。従つて、メモリ40への
書込みをK回行うに要する時間が経過する間に再
生映像信号の時間軸誤差が零になるようにKの値
を定めれば、同期乱れや色むらのない良好な静止
画が得られることとなる。
本発明を適用する再生装置として、第1図に示
す構成に限定されるものではなく、デイスク再生
機構で映像メモリを含む再生装置全てに対して適
用可能である。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明による映像再生装置
は、指定された位置に記録されている映像信号の
デイスク再生装置からの出力開始に同期して画像
メモリ装置に書込み指令を所定時間に亘つて複数
回供給して指定された位置に記録されている映像
信号の書込みを複数回行う構成となつているの
で、サーチ動作終了直後における再生映像信号に
時間軸誤差が存在し、画像メモリ装置に時間軸誤
差の存在する映像信号が一旦書込まれたとして
も、時間軸サーボの作用によつて時間軸誤差がほ
ぼ零に収束するまでの時間より長い期間に亘つて
再生映像信号の画像メモリ装置への書込みを繰返
すようにして画像の同期の乱れや色ムラのない良
好な静止画を得るようにすることができることと
なる。また、時間軸誤差の収束後も書込みを継続
して繰返した場合には同一映像区間が同一番地に
必ずしも書込まれるとは限らないために静止画像
中に量子化誤差による働きや画像のゆらぎが生じ
不自然な印象を与えることになるが、本発明によ
る装置においては時間軸誤差がほぼ零に収束する
までの時間が経過したのちは画像メモリ装置への
書込みが停止されるようにすることができるので
視覚的に安定した静止画を得ることができる。
また、サーチ完了後、時間軸が完全に収束した
ときを見込んで、メモリに映像信号を書込むよう
にすると、静止画が表示されるまでに常に無駄な
時間が存在することとなりかつ時間軸誤差の収束
を検出するための回路が必要となつて構成が複雑
となる。また、通常サーチ完了後時間軸誤差は十
分収束しており、乱れていることは少ない。従つ
て、本発明による装置の如くサーチ後速やかに静
止画を表示する一方、適当な時期にメモリへの書
込みを停止するのが表示の早さと記憶保持される
画像の画質の面で好ましいのである。
本発明の有効性をサーチ動作を例にして説明し
たが、サーチ動作完了後の静止画再生だけでな
く、トラツクジヤンプ動作を行ないつつ静止画の
内容を更新する動作、例えば、コマ送り再生等で
もトラツクジヤンプ直後に発生する時間軸誤差が
十分に収束しない場合が発生しても、複数回の書
き込み動作により最終的には時間軸の乱れのない
画像をメモリに残すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による映像再生装置の一実施例
を示すブロツク図、第2図は第1図の各部の波形
図、第3図は画像平面及びメモリ平面における各
データの位置関係を示す図、第4図は、第1図の
動作を示すフローチヤート、第5図は、第1図の
装置の情報検出点の動きを示す図である。 主要部分の符号の説明、10……デイスク再生
装置、11……ビデオデイスク、15……復調回
路、16……信号分離回路、17,51……位相
比較器、30……基準発振器、31,33,46
……分周カウンタ、32……スイツチ、40……
メモリ、42……書込みアドレスカウンタ、45
……読出しアドレスカウンタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 静止画再生指令に応答してピツクアツプの情
    報検出点をトラツク飛び越し移動動作によつて移
    動させたのちデイスクに記録されている映像信号
    を繰返し再生出力するデイスク再生装置と、前記
    トラツク飛び越し移動動作後において前記デイス
    ク再生装置からの繰返し再生映像信号の出力に同
    期して書込み指令を発生する指令発生手段と、前
    記書込み指令に応答して前記デイスク再生装置に
    よつて再生される映像信号をデイジタル信号に変
    換してメモリに順次書き込みつつ前記メモリの書
    込み中のアドレスとは異なるアドレスから順次記
    憶情報を読み出しかつアナログ信号に変換して映
    像出力とする画像メモリ装置と、前記指令発生手
    段に前記書込み指令の発生動作を複数回繰返させ
    る手段とからなる映像再生装置。
JP61160436A 1986-07-07 1986-07-07 映像再生装置 Granted JPS6315579A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61160436A JPS6315579A (ja) 1986-07-07 1986-07-07 映像再生装置

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JPS6315579A JPS6315579A (ja) 1988-01-22
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