JPS63169887A - 両面再生ビデオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、映像情報が両面に記録されているビデオデ
ィスクを再生する際に好適なビデオディスクプレーヤに
関するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、ビデオディスクの表面及び裏面に対峙した情
報を再生することができる２個の光学ヘッドを設け、ビ
デオディスクの表裏面の反転及びスピンドルモータの回
転方向の反転を行なうことなく第１の光学ヘッドによっ
て光ディスクの表面が再生されたのち、連続して第２の
光学ヘッドによって光ディスクの裏面が再生できるよう
にしたものである。

〔従来の技術〕

映画番組や教育番組が記録されているビデオディスクは
、その表面及び裏面に映像情報を記録することによって
長時間の録画ディスクとすることができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような両面記録ディスクを再生する
際は、表面（Ａ面）から裏面（Ｂ面）に移る際に一度ビ
デオディスクをプレーヤから引き出し、Ａ面とＢ面を反
転して再びローディングする必要があった。

そこでビデオディスクプレーヤに載置されている光学ピ
ックアップ（光学ヘッド）をディスクの上・下の面に２
個配置し、第１の光学ヘッドをディスクのＡ面に対峙し
、第２の光学ヘッドをディスクのＢ面に対峙するように
配置すると、Ａ面からＢ面に移る際にディスクをひっく
り返して装着するわずられしさが解消できる。

しかし、Ａ面及びＢ面とも通常のプレーヤで再生できる
ように同一回転方向で記録情報が読み出されるようなフ
ォーマットとされているから、例えばＡ面に対峙してい
る第１の光学ヘッドによってＡ面の再生が終了した時点
で、Ｂ面に対峙している第２の光学ヘッドによってＢ面
の再生を引き続いて行うためには、スピンドルモータの
回転方向を反転する必要がある。

ところで、ビデオディスクの回転数は少なくとも内周側
で１８０　Ｏｒ、ｐ、ｍ、であり１８００　ｒ、ｐ、ｍ
。

で正転しているディスクを１８０　Ｏｒ、ｐ、ｍ、で逆
転するためにはきわめて大きな制動電圧が要求され、か
つ大型のスピンドルモータが必要となる。

そして、反転時間も長くなるため、スピンドルモータの
反転で両面ディスクを連続再生することはきわめて困難
である。

本発明は、かかる問題点にかんがみてなされたもので、
再生ＲＦ信号がとぎれることなくＡ面からＢ面へ連続し
て再生できるビデオディスクプレーヤを提供しようとす
るものである。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は、本発明の両面再生ビデオディスクの概要図を
示したもので、ｌＯは両面に映像情報が記録されている
ビデオディスク（以下、単にディスクという）ＩＡ、Ｉ
Ｂはこのディスク１０の下面、及び上面に配置されてい
る第１、第２の光学ヘッドで、これらは従来の光学ヘッ
ドと同様に図示しないサーボ回路、及びスレッド送りに
よってディスクのトラックを追跡しながら再生ＲＦ信号
を出力するものである。２は切換回路、３はＲＦ倍信号
ら映像信号を復調する信号処理回路、４は復調された映
像信号を少なくとも２フイ一ルド分記録し、それを読み
出すことができるメモリ手段、５は前記第１、第２の光
学ヘッド（ＩＡ、１Ｂ）切換回路２、及びメモリ手段４
をコントロールする制御部を示す。

〔作用〕

まず、ディスクのＡ面を第１の光学ヘッドＩＡによって
内周から外周へ向かって再生する。そして、Ａ面の最終
トラックの再生が終了すると同時にスタンバイ状態にな
っている第２の光学ヘッド１Ｂの再生信号が出力される
ように切換回路２が反転する。そして、信号処理回路３
を介して少なくとも２フイールドの信号が書き換え可能
とされているメモリ手段４に入力される。この場合、第
２図（ａ）に示すようにディスクのＡ面の下から見たト
ラックの回転方向が矢印Ａで示すように反時計方向であ
るときは、同一回転方向で上方からみたとき、Ｂ面の回
転方向は矢印Ｂ方向となり、トラック上に照射されるス
ポットは矢印す方向にトラックを追跡することになる。

そのため、第２図（ｂ）に示すようにＡ面の再生ＲＦ信
号Ｓａに対してＢ面の再生ＲＦ信号Ｓｂは信号の時間軸
が逆になると同時に、トラッキングがかけられていると
、照射されているスポットは渦巻状のトラックの内周側
に移動するように制御される。

そこで、本発明ではＢ面再生時には第２図（ａ）に示す
ように１フイールド毎に外周側にステップするジャンプ
信号を制御部５から出力すると共に、この制御部５によ
ってメモリ手段４を制御し逆時間で記憶された再生ＲＦ
信号Ｓｂをメモリ手段４から読み出す際に、最終のライ
ンアドレス信号から読み出すように制御する。

その結果、第２図（ｂ）で示したＢ面の再生ＲＦ信号Ｓ
ｂは点線で示すように矢印方向から読みだされ、同図の
信号波形Ｓｃに示すようにメモリ手段４から読み出され
Ａ面の再生波形Ｓａ　と同様に正常の映像信号を出力す
ることができる。

〔実施例〕

第３図は本発明の要部を示す実施例であって、１０は両
面記録型ビデオディスク、ＩＩＡ、１１Ｂは前記両面記
録型ビデオディスクのＡ面及びＢ面のトラックをサーチ
して再生することができる第１、第２の光学ヘッド、１
２は切換回路、１３Ａ、１３ＢはＲＦ倍信号増幅器、及
び復調器を示す。

１４Ａ、１４Ｂはフレームメモリ１５Ａ、１５Ｂに映像
信号を記録し、又は読み出すためにおかれてＤ／Ａ、　
　Ａ／Ｄ変換器であり、フレームメモリ１５Ａ、１５Ｂ
は書き込み／読み出しアドレスが独立してアクセスでき
るデュアルポートタイプのものが使用されている。１６
は読み出し用の基準信号源、１７は書き込み用のクロッ
ク信号を形成する可変発振器を示す。

この可変発振器（Ｖ　ＣＯ）には復調された映像信号を
フィルタ回路１８を介して抽出した色副搬送波ｆｓｃの
４倍の周波数に同期させるために、バーストゲ−）１９
を介してバースト信号が入力されている。

又、フィルタ回路１８から出力される映像信号は同期信
号分離回路２４に入力され、抽出された水平同期信号（
ＨＤ）は水平カウンタ２６に入力され垂直同期信号（Ｖ
Ｄ）は信号形成回路２５においてジャンプ指令信号とし
て、システムコントローラ２３に入力される。なお、水
平同期信号ＨＤによって前記ＶＣＯ１７を制御すること
によってＴＢＣ機能（時間軸補償）を付加する。

２０．２１は本発明の特徴を示す逆フレームナンバデコ
ーダとアドレスコントロール回路ヲ示し又、アドレスコ
ントロール回路２１はフレームメモリ１５Ａ、１５Ｂに
対し読み出しのアドレスを供給するもので、例えばサン
プル周波数を分周することによってラインアドレス信号
を形成し、このラインアドレス信号を読み出し、又は、
書き込み時にフレームメモリ１５Ａ、１５Ｂに供給スる
。

２２は本発明の両面再生ディスクプレーヤの中央制御部
を構成する制御部（ＣＰＵ）、２２はシステムコントロ
ーラを示す。

なお、２７はローパスフィルタ、２８は出力アンプを示
し、音声系統の信号処理回路及びドロップアウト補償回
路、各種サーボ回路は省略されている。

以下、本発明の実施例を第４図の波形図を参照して説明
する。

前述した第３図に示したように、両面記録ディスク１０
は、まず、第１の光学ヘッドＩＩＡによってＡ面が再生
される。そして、この再生ＲＦ信号は増幅器１３Ａ、復
調器１３Ｂを介してコンポジットビデオ信号に変換され
、（必要に応じてドロップアウトの補償も行う）Ａ／Ｄ
変換器１４Ａにおいて、例えば４ｆｓｃ（ｆｓｃは色副
搬送波周波数）で標本化され、ＶＣＯｌ　７のクロック
によって第１のメモリ１５Ａに入力される。ＶＣＯｌ７
はＴＢＣ（タイム・ベース・コレクタ）と同様にジッタ
成分を含んだクロック信号とされているためこのメモリ
１５Ａに入力されたフィールドデータＡ１〜Ａｎを基準
信号（４ｆｓｃ）で読み出すとジッタ成分が除去される
。

第２のメモリ１５Ｂは第１のメモリ１５Ａから奇数次の
フレームデータＡが読み出されているとき、それに続く
偶数次のフレームデータ（Ａ′）を読み込むために使用
されている。そして、第２のメモリ１５Ｂが読み出され
ているときに第１のメモリ１５Ａに次のフィールドデー
タが書き込まれる。

このようにして両面記録型ビデオディスク１０のＡ面の
再生が終了時点に近ずくと、制御部２２からの指令によ
って第２の光学ヘッドがスタンバイ状態に制御され、Ｂ
面のスタートノ１／−ム（Ｂ１）をスチル再生する状態
にする。

そして、第１図の（Ｉ）で示すようにＡ面の最終フレー
ムデータ（Ａｎ’）の記録が終了すると同時に、Ｂ面の
スタートフレームデータ（Ｂ＋　）　を記録するように
制御され、前記Ａ面の最終フレームデータ（Ａｎ’）の
読み出しが終了すると共に。

Ｂ面のスタートフレームデータ（Ｂ＋　）を読み出しを
行うようにする。

なお、この場合、Ｂ面の記録は時間軸が逆転しているの
で、その読み出しアドレスはアドレスコントロール回路
２１において、Ａ面の場合と順序が反対になるように供
給される。

そして、Ｂ面の再生は第２の光学ヘッドＩＢを前記第２
図（ａ）で示すように垂直同期信号期間で外周側に１ス
テツプジヤンプさせながら行うようにする。

ところで、Ａ面の最終再生フレームの終了時間と、Ｂ面
のスタートフレームの開始時間はディスクの表面及び裏
面で一致しない場合がある。（垂直同期信号の位相が異
なる） この場合は、第４図の（ＩＩ）で示すようにＡ面の最終
フレームデータ（Ａｎ’）を２回送出して１フイールド
のスチル画（Ａｎ”　）を出力し、このメチル画を送出
したのち、Ｂ面のスタートフレームデータ（Ｂ＋　）を
読み出すようにすることによって解決することができる
。

なお、スチル画を再生したのちにＡ面とＢ面をつなぐと
きは０．５Ｈのスキューが発生するが、これは良く知ら
れているようにスチル画（Ａｎ”　）を例えば、２６３
Ｈのラインとして読み出し、次のフィールド（Ｂ＋　）
を２６２Ｈラインとして読み出すことによって解決する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の両面記録ディスクの再生
装置は、ディスクの表面、及び裏面に第１及び第２のデ
ィスクを対峙し、Ａ面の再生終了と同時にＢ面の再生を
開始するように制御すると共に、このＢ面の再生はワン
ステップジャンプによって第２の光学ヘッドをドライブ
しながら再生されたフレームデータを逆時間でフレーム
メモリから読み出すようにしているから、ディスクをセ
ットした状態で、かつ、スピンドルモータの回転方向を
変更することなく、Ａ面からＢ面を連続して再生するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプレーヤの基本的な概要を示すブロッ
ク図、第２図（ａ）　、　（ｂ）はＢ面の光ディスクの
再生トラックと、その再生波形の説明図、第３図は本発
明の一実施例を示すブロック図、第４図はＡ面とＢ面の
再生ＲＦデータ図である。 図中、ＬＡ、ＩＢは第１、第２の光学ヘッド、２は切換
回路、３は信号処理回路、４はメモリ手段、５は制御部
、ｌＯは両面記録ディスクを示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ディスクの両面に配置され、該光ディスクの表・裏面
   に記録されている情報を再生することができる第１、第
   ２の光学ヘッドと、該第１、第２の光学ヘッドから出力
   される再生ＲＦ信号を選択する切換回路と、該切換回路
   から出力される再生情報を少なくとも１フレーム分記録
   することができる第１、第２のメモリ手段と、前記第１
   、第２の光学ヘッド及び前記第１、第２のメモリ手段の
   動作をコントロールする制御部を備え、前記光ディスク
   の一方の面の再生が終了した時点で、前記切換回路を反
   転すると共に、前記第２の光学ヘッドを逆ステップジャ
   ンプ再生モードに駆動して出力される再生情報を前記第
   １、第２のメモリ手段に交互に記録し、この第１、第２
   のメモリ手段に記録されたフィールドデータを逆方向か
   ら交互に読み出すようにしたことを特徴とする両面再生
   ビデオディスクプレーヤ。