JPH0516401Y2 - - Google Patents

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JPH0516401Y2
JPH0516401Y2 JP6824390U JP6824390U JPH0516401Y2 JP H0516401 Y2 JPH0516401 Y2 JP H0516401Y2 JP 6824390 U JP6824390 U JP 6824390U JP 6824390 U JP6824390 U JP 6824390U JP H0516401 Y2 JPH0516401 Y2 JP H0516401Y2
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valve
variable displacement
hydraulic
pump
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数の可変容量形ポンプの制御回路
に関する。
一般に可変容量型油圧ポンプよりの圧油を切換
弁の切換作動でアクチユエータに給排する油圧回
路を装備した建設機械等では、複数の油圧ポンプ
をエンジン等で同軸駆動し、各種作業アクチユエ
ータに圧油をそれぞれに接続した油圧ポンプより
給送する。しかしながら作業によつては一方のポ
ンプの圧油を他方からのポンプの圧油を合流させ
特定のアクチユエータのみをフル稼動させる必要
がある場合がある。
従来、複数のポンプ吐出量を合流させるものに
は、特公昭53−9346号公報および実開昭54−
173502号公報にみられる様に方向切換弁を油圧パ
イロツトで切換合流させるものはあるが、ポンプ
からの吐出される油量自体を制御できるものでは
ない。また、特開昭50−66908号公報に於ては、
アクチユエータである油圧シリンダを微動作すべ
く2つのポンプに対応した方向切換弁のインチン
グ機能(絞り)を利用し、両切換弁を操作するパ
イロツト圧に差を設け、ポンプから供給される油
量を制御するようしたものもある。しかし、いず
れの方法に於ても油量を供給するポンプは固定容
量形のものである。然るに昨今機械の性能向上と
省エネルギの観点から、可変容量型油圧ポンプが
採用される様になり、切換弁の操作のみならずポ
ンプ吐出量自体をも制御する必要が生じてきてい
る。
このため、切換弁の切換作動をパイロツト圧に
て行うとともにパイロツト圧でさらに可変容量型
油圧ポンプの斜板を制御し、吐出量を制御し、し
かも複数の可変容量型油圧ポンプをそれぞれ独立
に制御するとともに、この一方を操作しても同時
に複数のポンプを制御せしめ、かつ一方のポンプ
の圧油を他方のポンプの圧油に合流せしめるもの
が要求されている。
本考案はこの要求を満足させるべく複数の可変
容量型油圧ポンプと、それぞれにモータ等のアク
チユエータを備えた油圧システムに於て、常時は
それぞれの可変容量型油圧ポンプの吐出量を独立
に操作して各アクチユエータの駆動を制御するこ
とができ、作業形態に応じ複数の可変容量型油圧
ポンプを一つの操作にて吐出量を制御すると同時
に、合流弁を操作して合流させ特定アクチユエー
タを駆動制御することを可能とした複数の可変容
量形ポンプの制御回路を提供することを目的とし
たものである。
本考案の実施例を以下図面に従つて詳細に説明
する。
図面は本考案にかかる油圧回路図であり、図に
おいて、1a,1bは可変容量型油圧ポンプであ
る。5a,5bは斜板の角度を傾転させ可変容量
油圧ポンプの吐出量を可変とするための制御シリ
ンダでありポート21a,21bより送られる圧
油により駆動される。ポート20a,20bには
パイロツト信号圧PSが送りこまれ制御バルブ6
a,6bを介して制御シリンダのストロークを制
御し、パイロツト信号圧PSに対しポンプ1a,1
bの吐出量Qを比例制御する。2はパイロツト用
固定ポンプとしての固定容量形ポンプであり、可
変容量型油圧ポンプ1a,1bの制御シリンダ5
a,5bの駆動圧およびパイロツト信号圧、そし
て切換弁4a,4bおよび合流弁14のパイロツ
ト圧を供給する。19はリリーフバルブである。
3a,3bはアクチユエータとしての作業機用の
油圧モータであり、それぞれに切換弁4a,4b
により油量を給排される。この切換弁4a,4b
と合流弁14はパイロツト油圧により切換が行な
われるものである。15a,15bはリリーフバ
ルブである。7a,8aおよび7b,8bは手動
可変減圧弁であり図に示す如くそれぞれ、1対に
配され1本の手動レバーにより片方が操作され
る。7aを例にとり作動を説明すると、ポンプ2
から供給される圧油は手動レバーを、中立位置か
ら図示左側へ傾転するとレバーの傾転角に比例し
て減圧されシヤトルバルブ9aおよび方向切換弁
4aの図示右側のポートへパイロツト信号圧とし
て供給される。なお手動レバーの傾転角αとパイ
ロツト信号圧PSの関係は比例関係にある。9a,
9bはシヤトルバルブであり図示左右のポートか
ら供給される圧油の高い方を選択して図示では下
方のポートより供給する。11a,13はノルマ
オープン形の電磁2方弁であり通電されることに
より油路を閉じる。11b,12はノルマルクロ
ーズ形の電磁2方弁であり通電されることにより
油路を閉じる。
常時、可変容量型油圧ポンプ1a,1bを独立
に制御し作業機の油圧モータ3a,3bを駆動さ
せる場合について述べる。
油圧モータ3aを駆動させるには1対の減圧弁
7a,8aで構成される手動可変減圧弁の手動レ
バーを図で左側へ傾転させると減圧弁7aにより
固定容量形ポンプ2より供給された圧油が手動レ
バーの傾転角αに応じて、PSなるパイロツト信号
圧を発生し、分岐される配管により一方はシヤト
ルバルブ9aおよび電磁2方弁11aを経て可変
容量形油圧ポンプ1aのポート20aへ供給され
PSの値に応じた制御バルブ6aを作動させるた
め、制御シリンダ5aにより作動させられる斜板
の傾きに応じた油量を吐出する。他方は切換弁4
aのスプール切換圧として供給されスプールが右
側のブロツクに切換り油圧モータ3aに可変容量
形油圧ポンプ1aの吐出油量が供給される。な
お、この時手動レバー傾転角αが一定大きさのと
きに切換弁4aのスプールが切換り、さらにそれ
より若干大きい傾倒角αで可変容量形油圧ポンプ
の吐出が行なわれる様設定し吐出油量0から最大
までを手動レバーの傾転角によりフアインコント
ロール出来る様にすることが好ましい。手動レバ
ーを図で右側へ傾転させた場合は、減圧弁8aが
作動し切換弁4aの切換方向が逆となり油圧モー
タ3aの回転方向が逆転する以外は同様である。
油圧モータ3bを駆動する場合も同様であるが
シヤトルバルブ9bから供給されたパイロツト油
圧は配管途中の電磁2方弁11b,12が閉じて
いるため直接可変容量形油圧ポンプのポート20
bへ送られパイロツト信号圧として供給される。
次に可変容量形油圧ポンプ1a,1bの吐出量を
合流して油圧モータ3bを駆動する場合について
説明する。
初めに図示せざるボタンスイツチにより電磁2
方弁11a,11b,12,13に通電し、11
aと13は油路を閉じ、11b,12は開く。尚
このボタンは手動可変減圧弁7b,8bの手動レ
バーに設けておくことが使用上便利である。手動
可変減圧弁7b,8bの手動レバーを図にて左側
に傾転させると固定容量形ポンプ2より供給され
た圧油は手動レバーの傾転角に応じてパイロツト
油圧を発生し分岐される配管により一方は切換弁
4bのスプール切換圧として供給されスプールが
切換る。他方はシヤトルバルブ9bを経て配管1
0bから3つに分岐され、1つは通電されて油路
が開かれた電磁2方弁11bを経由し可変容量形
ポンプ1aのポート20aへ供給されパイロツト
圧に応じた油量を吐出する。このとき電磁2方弁
11aは通電されており油路が閉じられているた
め配管10aへは流れない、同じく通電されて油
路が開かれている電磁2方弁12を経由したパイ
ロツト圧は、可変容量形油圧ポンプ1aと1bの
吐出量を合流すべく設けられた合流弁14のスプ
ール切換圧として供給される。このとき電磁2方
弁13は通電されており油路は閉じられているの
でパイロツト圧はドレンされない。配管10bは
最後に可変容量形油圧ポンプ1bのポート20b
に接続されており、パイロツト圧に応じた油量を
吐出させる。
したがつて、油圧モータ3bを駆動する手動レ
バーの操作と電磁2方弁11a,11b,12,
13の通電によつて可変容量形ポンプ1a,1b
の吐出量を同時に制御でき、さらに切換弁4b,
合流弁14も切換るため、可変容量形油圧ポンプ
1aの吐出油量は切換弁4aのセンタバイパスと
合流弁を経由して可変容量形ポンプ1bの吐出油
量と合流して油圧モータ3bへ供給される。
以上の本考案により複数の可変容量形ポンプを
それぞれ独立に操作して吐出量を制御でき、かつ
これを1つの操作にても同時に制御しかつ合流弁
を配して合流制御可能となる。なお合流した場合
の手動レバー傾転角αと油量Qは吐出量0から最
大油量迄のフアインコントロールが可能である。
要するに本考案によれば、可変容量型油圧ポン
プよりの圧油を切換弁の切換作動で可変容量型油
圧ポンプに対応して設けられたアクチユエータに
給排し、該切換弁の切換作動は前記可変容量型油
圧ポンプとは別に設けたパイロツト用固定ポンプ
からアクチユエータに対応して設けられた手動可
変減圧弁に給送された油圧によつて行なわれ、手
動可能減圧弁から油圧によつて対応する可変容量
型油圧ポンプの吐出量制御を行うようにした油圧
回路において、一方のアクチユエータへの給排回
路に合流弁を設け、他方の給排路にその合流弁を
介して合流可能に接続するとともに、それぞれの
可変容量型油圧ポンプの吐出量制御を行う手動可
変減圧弁からの油圧回路間に切換弁を介在させ、
一つの手動可変減圧弁により複数の可変容量型油
圧ポンプの吐出量制御と合流とを可能としたこと
により、単独操作時、一方の油圧ポンプの吐出量
を合流させる同時操作の場合においても各油圧ポ
ンプの吐出量制御は手動可変減圧弁の2次圧によ
つて行え、作業上有益なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案である複数の可変容量型ポンプの
制御回路である。 1a,1b……可変容量型油圧ポンプ、2……
パイロツト用固定ポンプ、3a,3b……油圧モ
ータ、4a,4b……油圧パイロツト操作方向切
換弁、5a,5b……制御シリンダ、6a,6b
……制御バルブ、7a,7b,8a,8b……手
動可変減圧弁、9a,9b……シヤトル弁、11
a,11b,12,13……電磁オンオフ弁、1
4……合流弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の可変容量型油圧ポンプよりの圧油を切換
    弁の切換作動で可変容量型油圧ポンプに対応して
    設けられたアクチユエータに給排し、該切換弁の
    切換作動は前記可変容量型油圧ポンプとは別に設
    けたパイロツト用固定ポンプからアクチユエータ
    に対応して設けられた手動可変減圧弁に給送され
    た油圧によつて行われ、さらに手動可変減圧弁か
    らの油圧によつて対応する前記可変容量型油圧ポ
    ンプの吐出量制御を行うようにした油圧回路にお
    いて、一方のアクチユエータへの給排回路に合流
    弁を設け、他方の給排路にその合流弁を介して合
    流可能に接続するとともに、それぞれの可変容量
    型油圧ポンプの吐出量制御を行う手動可変減圧弁
    からの油圧回路間に切換弁を介在させ、一つの手
    動可変減圧弁により複数の可変容量型油圧ポンプ
    の吐出量制御と合流とを可能としたことを特徴と
    する可変容量形ポンプの制御回路。
JP6824390U 1990-06-27 1990-06-27 Expired - Lifetime JPH0516401Y2 (ja)

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JPH0448402U JPH0448402U (ja) 1992-04-24
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