JPH05158608A - データ入力装置 - Google Patents
データ入力装置Info
- Publication number
- JPH05158608A JPH05158608A JP32350991A JP32350991A JPH05158608A JP H05158608 A JPH05158608 A JP H05158608A JP 32350991 A JP32350991 A JP 32350991A JP 32350991 A JP32350991 A JP 32350991A JP H05158608 A JPH05158608 A JP H05158608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- pen tip
- coordinate
- pen
- timer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ペンとタブレットによるデータ入力装置にお
いて、ペンによるダブルクリック操作を確実，容易にす
る。 【構成】 ペン先の押圧操作での第１回目の座標位置Ｐ
１と第２回目の座標位置Ｐ２との距離が許容範囲として
定める距離ｅ内にあり、かつ第１回目の操作から第２回
目の操作までの時間が設定時間Ｔ１内であるときにダブ
ルクリックと判定し、他の通常のクリックと区別したペ
ン入力処理を行う。
いて、ペンによるダブルクリック操作を確実，容易にす
る。 【構成】 ペン先の押圧操作での第１回目の座標位置Ｐ
１と第２回目の座標位置Ｐ２との距離が許容範囲として
定める距離ｅ内にあり、かつ第１回目の操作から第２回
目の操作までの時間が設定時間Ｔ１内であるときにダブ
ルクリックと判定し、他の通常のクリックと区別したペ
ン入力処理を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンとタブレットによ
るデータ入力装置に関する。
るデータ入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】画面の範囲内で指定する点の座標を検出
してコンピュータに入力するためのタブレットやディジ
タイザは、座標の位置指定や描画に利用される。
してコンピュータに入力するためのタブレットやディジ
タイザは、座標の位置指定や描画に利用される。
【０００３】このうち、ペン（スタイラス）とタブレッ
トによるデータ入力装置は、データ入力デバイスである
キーボードと操作指示（ポインティング）デバイスであ
るマウスの両機能を持った方式として注目されている。
トによるデータ入力装置は、データ入力デバイスである
キーボードと操作指示（ポインティング）デバイスであ
るマウスの両機能を持った方式として注目されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ入力装置
はマウスの位置指定機能としても利用できるが、マウス
が持つダブルクリック機能を持たせるのは困難であっ
た。
はマウスの位置指定機能としても利用できるが、マウス
が持つダブルクリック機能を持たせるのは困難であっ
た。
【０００５】マウスではダブルクリックという手法でア
イコンやメニューを選択する手法があり、これは選択し
たいアイコンやメニューにマウスのカーソルを合わせ、
マウスを動かさずにある一定時間（通常数秒／１０単
位）内にマウス上のボタンを２回クリック（押す）する
操作を行い、２回クリックする間にマウスが机上を動い
た場合はダブルクリックとは判断せずクリックが２回発
生したとして処理される。
イコンやメニューを選択する手法があり、これは選択し
たいアイコンやメニューにマウスのカーソルを合わせ、
マウスを動かさずにある一定時間（通常数秒／１０単
位）内にマウス上のボタンを２回クリック（押す）する
操作を行い、２回クリックする間にマウスが机上を動い
た場合はダブルクリックとは判断せずクリックが２回発
生したとして処理される。
【０００６】上述のようなマウスのダブルクリックをペ
ンで行うには、ペンをタブレット上の同じ位置に置き、
ペンを２回押圧操作することになるが、この押圧操作で
ペン位置がずれ易く、２回の位置指定として処理される
ことになる。
ンで行うには、ペンをタブレット上の同じ位置に置き、
ペンを２回押圧操作することになるが、この押圧操作で
ペン位置がずれ易く、２回の位置指定として処理される
ことになる。
【０００７】この位置ずれを解消する方法として、ユー
ザがあるものを選択，実行するのに、２回の操作に分け
て行う方法がある。例えば、１回目のペン操作でメニュ
ーやアイコンを選択し、２回目の操作で確認・実行を行
う。この方法では２回のペン位置指定になり、操作が繁
雑になる。
ザがあるものを選択，実行するのに、２回の操作に分け
て行う方法がある。例えば、１回目のペン操作でメニュ
ーやアイコンを選択し、２回目の操作で確認・実行を行
う。この方法では２回のペン位置指定になり、操作が繁
雑になる。
【０００８】本発明の目的は、ペンによるダブルクリッ
ク操作を確実，容易にしたデータ入力装置を提供するこ
とにある。
ク操作を確実，容易にしたデータ入力装置を提供するこ
とにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を図るため、ペンとタブレットによるデータ入力装置に
おいて、ペン先が第１回目に押されたときの座標位置Ｐ
１と第２回目に押されたときの座標位置Ｐ２との距離が
設定値ｅの範囲内にありかつペン先が第１回目に押され
たときから第２回目に押されるまでの時間が所定時間Ｔ
１内にあるときにダブルクリックと判定する処理手段を
備えたことを特徴とする。
を図るため、ペンとタブレットによるデータ入力装置に
おいて、ペン先が第１回目に押されたときの座標位置Ｐ
１と第２回目に押されたときの座標位置Ｐ２との距離が
設定値ｅの範囲内にありかつペン先が第１回目に押され
たときから第２回目に押されるまでの時間が所定時間Ｔ
１内にあるときにダブルクリックと判定する処理手段を
備えたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】第１回目のペン先押圧時の座標Ｐ１と第２回目
の座標Ｐ２との距離ｅを第１回目と第２回目の位置ずれ
に対する許容範囲とし、この範囲内であれば位置がずれ
たと判定せずに同じ位置での操作とし、第１回目から第
２回目までの時間Ｔ１でダブルクリックと通常のクリッ
クとを区別する。
の座標Ｐ２との距離ｅを第１回目と第２回目の位置ずれ
に対する許容範囲とし、この範囲内であれば位置がずれ
たと判定せずに同じ位置での操作とし、第１回目から第
２回目までの時間Ｔ１でダブルクリックと通常のクリッ
クとを区別する。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示すフローチャー
トである。同図はペン・インターフェースを通して入力
されるペンのタッチ信号からコンピュータがダブルクリ
ックと判定するための処理手順になる。
トである。同図はペン・インターフェースを通して入力
されるペンのタッチ信号からコンピュータがダブルクリ
ックと判定するための処理手順になる。
【００１２】コンピュータは、ペン先が押されたとき
（Ｓ１）、ペン先の座標位置をタブレットからＰ１（Ｘ
１，Ｙ１）として取得すると共にタイマＴ１をスタート
させる（Ｓ２）。
（Ｓ１）、ペン先の座標位置をタブレットからＰ１（Ｘ
１，Ｙ１）として取得すると共にタイマＴ１をスタート
させる（Ｓ２）。
【００１３】次に、ペン先が離れたか否かをタイマＴ１
の時限内で判定し（Ｓ３，Ｓ４）、タイマＴ１の時限後
にペン先が離れないときには位置Ｐ１にペンを押したと
判定する（Ｓ５）。
の時限内で判定し（Ｓ３，Ｓ４）、タイマＴ１の時限後
にペン先が離れないときには位置Ｐ１にペンを押したと
判定する（Ｓ５）。
【００１４】タイマＴ１の時限内にペン先が離れたとき
（Ｓ３）、タイマＴ１の時限内で２回目のペン入力があ
るか否かを判定し（Ｓ６，Ｓ７）、タイマＴ１の時限ま
でにペン先が押されないときは位置Ｐ１にペンを押した
後に離したと判定する（Ｓ８）。これまでの判定は通常
のペン入力になる。
（Ｓ３）、タイマＴ１の時限内で２回目のペン入力があ
るか否かを判定し（Ｓ６，Ｓ７）、タイマＴ１の時限ま
でにペン先が押されないときは位置Ｐ１にペンを押した
後に離したと判定する（Ｓ８）。これまでの判定は通常
のペン入力になる。
【００１５】次に、タイマＴ１の時限内に２回目のペン
先押圧があるとき（Ｓ６）、ペン先の座標位置Ｐ２（Ｘ
２，Ｙ２）を取得し、タイマＴ１のカウントをストップ
させる（Ｓ９）。このときの座標位置Ｐ２と第１回目の
ペン先押圧時の座標位置Ｐ１との差の絶対値（距離）を
求め、この絶対値が設定値ｅよりも小さいか否かを判定
する（Ｓ１０）。
先押圧があるとき（Ｓ６）、ペン先の座標位置Ｐ２（Ｘ
２，Ｙ２）を取得し、タイマＴ１のカウントをストップ
させる（Ｓ９）。このときの座標位置Ｐ２と第１回目の
ペン先押圧時の座標位置Ｐ１との差の絶対値（距離）を
求め、この絶対値が設定値ｅよりも小さいか否かを判定
する（Ｓ１０）。
【００１６】上述の設定値ｅは、図２に示すように、第
１回目にペン先が押されたときの座標Ｐ１を中心とした
円の半径を意味し、２回目にペン先が押されたときの座
標Ｐ２が該円内に位置するか否かの判定基準になる。
１回目にペン先が押されたときの座標Ｐ１を中心とした
円の半径を意味し、２回目にペン先が押されたときの座
標Ｐ２が該円内に位置するか否かの判定基準になる。
【００１７】ステップＳ１０での判定において、座標Ｐ
２が半径ｅの円内になるとき、座標Ｐ１の位置にダブル
クリックしたと判定する（Ｓ１１）。逆に、円の外側に
なるとき、座標Ｐ１の位置にペンを押した後に離し、再
び座標Ｐ２の位置にペンを押したと判定する（Ｓ１
２）。
２が半径ｅの円内になるとき、座標Ｐ１の位置にダブル
クリックしたと判定する（Ｓ１１）。逆に、円の外側に
なるとき、座標Ｐ１の位置にペンを押した後に離し、再
び座標Ｐ２の位置にペンを押したと判定する（Ｓ１
２）。
【００１８】従って、ペン先の押圧操作に、第１回目か
ら第２回目までの時間がタイマＴ１の時限内で行われ、
かつその座標位置Ｐ１とＰ２の距離が所定範囲ｅ内にあ
るときにダブルクリックと判定し、２回目のペン先押圧
位置が距離ｅ内でずれるときにもダブルクリックと判定
する。これにより、ペン先を一定時間Ｔ１内に２回続け
て操作するダブルクリック機能を持たせるのに、ペン先
の位置ずれによる誤判定、誤操作を無くすことができ
る。
ら第２回目までの時間がタイマＴ１の時限内で行われ、
かつその座標位置Ｐ１とＰ２の距離が所定範囲ｅ内にあ
るときにダブルクリックと判定し、２回目のペン先押圧
位置が距離ｅ内でずれるときにもダブルクリックと判定
する。これにより、ペン先を一定時間Ｔ１内に２回続け
て操作するダブルクリック機能を持たせるのに、ペン先
の位置ずれによる誤判定、誤操作を無くすことができ
る。
【００１９】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、２回の
ペン先押圧での距離が設定値ｅ内で時間が設定値Ｔ１内
であるときにダブルクリックとして入力処理するように
したため、マウスのダブルクリックと同じ機能をペン入
力で実現でき、しかもペン入力で生じ易い位置ずれの問
題を解消して確実なダブルクリック入力を得ることがで
きる。
ペン先押圧での距離が設定値ｅ内で時間が設定値Ｔ１内
であるときにダブルクリックとして入力処理するように
したため、マウスのダブルクリックと同じ機能をペン入
力で実現でき、しかもペン入力で生じ易い位置ずれの問
題を解消して確実なダブルクリック入力を得ることがで
きる。
【図１】実施例のフローチャート。
【図２】ペン位置設定領域図。
Claims (1)
- 【請求項１】 ペンとタブレットによるデータ入力装置
において、ペン先が第１回目に押されたときの座標位置
Ｐ１と第２回目に押されたときの座標位置Ｐ２との距離
が設定値ｅの範囲内にありかつペン先が第１回目に押さ
れたときから第２回目に押されるまでの時間が所定時間
Ｔ１内にあるときにダブルクリックと判定する処理手段
を備えたことを特徴とするデータ入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32350991A JPH05158608A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | データ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32350991A JPH05158608A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | データ入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05158608A true JPH05158608A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18155486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32350991A Pending JPH05158608A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | データ入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05158608A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001265475A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Ricoh Co Ltd | メニュー表示制御装置、情報処理装置、電子黒板システム、メニュー表示システムの制御方法、情報処理システムの制御方法およびこれらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2010140327A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Dainippon Printing Co Ltd | ボード書き込みシステム、コンピュータ装置及びプログラム |
-
1991
- 1991-12-09 JP JP32350991A patent/JPH05158608A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001265475A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Ricoh Co Ltd | メニュー表示制御装置、情報処理装置、電子黒板システム、メニュー表示システムの制御方法、情報処理システムの制御方法およびこれらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP2010140327A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Dainippon Printing Co Ltd | ボード書き込みシステム、コンピュータ装置及びプログラム |
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