JP2007148949A - 自動クリック入力システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 マウスやジョイスティックなど従来の入力装置では、クリック時に指や手にかかる負担が大きく、腱鞘炎症状をもつユーザにとって使いづらいものであった。本発明は、マウスカーソルを移動させ、停止させるだけでユーザが自らクリックしなくても自動的にクリックイベントを発生させる入力システムを提供する。また、キーボード入力作業時における意図しないクリック操作発生を回避し、入力作業に専念できる入力システムを提供する。
【解決手段】 カーソルの位置変化とキーボードからの入力を監視し、カーソルが所定時間(T1)を越えて停止し、また現在時刻から遡って所定時間(T2)を超えてキーボードからの入力がなかった場合に、自動的にクリックイベントを発生させる入力システムを実現する。
【選択図】 図3
【解決手段】 カーソルの位置変化とキーボードからの入力を監視し、カーソルが所定時間(T1)を越えて停止し、また現在時刻から遡って所定時間(T2)を超えてキーボードからの入力がなかった場合に、自動的にクリックイベントを発生させる入力システムを実現する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、コンピュータ操作におけるクリック入力作業を自動化するシステムに関する。
パーソナルコンピュータを操作する際に、モニタ上のカーソルの移動や、選択するための入力装置としてマウスやトラックボール、ジョイスティックなどが広く利用されている。一般的にマウスなどの入力装置では、選択する際にクリックと呼ばれる操作が必要であるが、クリック操作を多用すると、指や手に大きな負担がかかり、長時間作業を続けると腱鞘炎へと症状が進行してしまうこともある。腱鞘炎の予防としては、できる限りマウスを使用する時間やクリックの回数を減らすことが望ましいと考えられる。一方、クリック操作自体が困難な肢体不自由者向けには、入力作業を支援するような技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載されているように、足で表示画面上のカーソルを操作する技術が提案されている。また特許文献2では、画面上のカーソル位置の移動を検知し、所定の時間内に移動がない場合にクリックイベントを発生させる入力方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1の方法では足で操作するための専用の機器が必要であり、例えば、移動先でPC作業を行う場合など、どこでも気軽に利用できるわけではない。また特許文献2の方法では、クリックイベントを自動的に発生させるまでの時間をカウント表示およびサウンドで提示させる技術が提案されているが、テキスト入力が主となる作業時には、カーソル移動によって自動的にクリックイベントが発生しないようにしておく方が望ましい場合がある。例えばキーボード操作時に、意図せず、マウスを動かしてしまうと、予期しない場所でクリックイベントが発生してしまい、入力したい場所からキャレット(文字入力ポインタ)が飛んでしまうなどのおそれがある。また、PC作業時にはシングルクリックだけでなく、フォルダやファイルを開く場合など、ダブルクリック操作が必要なことがあるが、特許文献2の技術はシングルクリックだけに限られている。
本発明は、かかる問題を解消するためのものであり、その第1の目的は、クリック操作の回数をできる限り減らしたい腱鞘炎ユーザや、クリック操作自体が困難な肢体不自由者のために、クリック操作やダブルクリック操作と同様の操作を自動的に発生させるシステムを提供することである。さらに第2の目的は、文字入力作業時にはクリック操作の発生を抑える。
上記の目的を達成するために、本発明に係るクリック操作自動化技術では、カーソルの移動状態とキーボードからの入力状態を監視し、カーソルの移動が所定時間、停止したことが確認され、さらに所定時間内にキーボードからの文字入力がなかった場合に、クリックイベントを自動発生することを特徴とする。
また、本発明はカーソルの停止時間と、キーボード入力後の待機時間とをユーザが任意に設定できることを特徴とする。
また、本発明は、用途によってシングルクリック、ダブルクリック、右クリックなどをユーザが容易に切り替えることが可能であることを特徴とする。
また、本発明はユーザによって定められたドラッグ開始、終了キーの押下げを検知することで、マウスボタンを押下げずに、ドラッグ操作を行えることを特徴とする。
このような構成により、ユーザは、コンピュータ操作においてクリック操作の回数を大幅に減らすことができるため、クリック操作による手指の負担や労力を軽減することができる。また、キーボードでの文字入力作業時に、手や腕が無意識にマウスに触れ、画面上のカーソルが移動してしまうと、意図しない位置やウィンドウにフォーカスが移動してしまうことがあるが、キーボードからの入力状態を監視しておき、最後のキーボード入力発生から所定時間経過していない場合は、クリック操作を無効とすることで、そのような文字入力作業時における意図しないフォーカスの移動を回避することができる。
また、クリックのタイプをシングルやダブルなど容易に変更できることによって、さまざまな操作がボタンを押さずに可能になる。例えば、シングルクリックを自動化することによって、Webブラウジングやメール操作などが可能である。また、ダブルクリックを自動化することによってフォルダやファイルを開くなどの操作が可能になる。さらに右クリックを自動化することによって、メニュー画面を開く操作が可能になり、選択したいメニュー上で一定時間、停止すれば、再度クリックイベントが発生し、メニューを選択することができる。
また、クリック操作発生時に音を発生させることで、ユーザにクリック発生を提示することができる。音の発生の有無についてはユーザが自由に設定できるのが望ましい。
以下、図1から図9を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、同一または同様の部位、あるいは、矢印などは同一の符号を持って示し重複した説明を省略する。また、以後に説明する実施形態は代表的なものであり、これに限定されるものではない。
図1は本発明に係る実施形態の全体構成図であり、101はコンピュータシステム、102はモニタ、103はマウス、104はキーボードであり、102モニタと103マウスと104キーボードは、101コンピュータシステムを操作する際の入力/出力インタフェースである。本発明に係る自動クリック入力システムは、カーソル位置とキーボード入力を取得する入力部106、カーソル移動、文字入力状態を監視する処理部107、ユーザによってあらかじめ決められた所定時間等を保存しておく記憶部108、クリックイベントを発生させる出力部109、および、入力部106、処理部107、記憶部108、出力部109を制御する制御部105を含んで構成される101コンピュータシステム上で動くプログラムである。
同図において103マウスは、例えばジョイスティックやタッチパッドなどカーソル位置の指定に用いることができる他の入力装置でも代替可能であり、マウスに限定するものではない。
また同図において、該自動クリック入力システムは、コンピュータシステムに組み込み可能なプログラムとして提供することも可能であり、あるいは該プログラムがコンピュータシステムに接続された外部記憶装置、あるいは記憶媒体に格納されるものとして提供することも可能である。本実施例では、前者の場合を想定して説明する。
また同図において、該自動クリック入力システムは、コンピュータシステム101の起動時に自動的に起動するプログラムとして提供することも可能である。
図2は本発明の自動クリック入力システムのための設定画面例を示したものである。201設定画面を開き、202クリックイベント発生までのカーソル停止時間、203キーボード入力後に待機する時間、204クリックイベント発生時のサウンドの有無、205クリックの種類(シングルクリックかダブルクリックかなど)を設定すると、設定値がそれぞれ保存され、次回、該プログラムを起動したときに反映される。
同図において202クリックイベント発生までの時間は、カーソルが停止してからクリックイベントが発生するまでの時間が設定される。
また同図において203キーボード入力後に待機する時間は、カーソルが停止していてもキーボードからの入力があった場合に、クリックイベントの発生を無効化する待機時間が設定される。
また同図において、サウンドの有無はクリックイベント発生時に、クリック操作が行われたことを提示するための音効果を使用するか否かが設定される。
また同図において、クリックタイプの選択は、発生されるイベントがシングルクリックかダブルクリックかなどクリックのタイプを選ぶためのものである。クリックタイプの選択については、該設定画面上で行うことも可能であり、あるいはキーボード上のあるキーが押されたかどうかを検知し、クリックの種類を切り替えてもよい。また他に右クリックやドラッグ機能などを追加すること可能である。
図3は、カーソル位置とキーボード入力状態を監視し、クリックイベントを発生するまでの処理の流れを示したものである。ステップ301では、図2に示すような条件設定画面で設定したキーボード入力後に待機する時間T2(秒)を参照し、最後にキーボード入力があった時刻からT2(秒)経過したかどうかが判定される。最後のキーボード入力時刻からT2(秒)経過していればステップ302へと進み(Yes)、現在時刻から遡ってT2(秒)以内にキーボード入力があった場合は処理を終了する(No)。ステップ302では、現在のカーソル位置座標(x,y)が取得される。ステップ303では、図2に示す条件設定画面で設定したクリック操作発生までのカーソル停止時間T1(秒)を参照し、カーソル位置座標(x,y)がT1(秒)間、停止しているかどうかが判定される。T1(秒)の間、停止していればステップ304へと進み(Yes)、現在時刻から遡ってT1(秒)の間にカーソルの移動が見られた場合は、処理を終了する(No)。ステップ304では、図2に示す条件設定画面で設定したサウンドの再生の有無を参照し、再生する場合はステップ305へ進んで(Yes)、クリック発生時の効果音を再生し、再生しない場合はステップ306へ進む(No)。ステップ306では、ユーザによって設定されたクリックタイプ(シングルクリックであるか、ダブルクリックであるか)を判定し、シングルクリックである場合にはステップ307へ進んで(Yes)、シングルクリックイベントを発生し、ダブルクリックである場合にはステップ308へ進んで(No)、ダブルクリックイベントを発生する。
同図においてクリックタイプはシングルクリック、ダブルクリックに限らず、右クリックやドラッグ操作なども可能である。同図では例としてシングルクリックとダブルクリックの二種類のクリックタイプを用いて説明する。
図4は、本発明の自動クリック操作入力システムにおいて、キーボード入力作業時に意図せずにクリック操作が発生してしまった場合に起こる問題を示したものである。401は一般的なメールソフトに見られるウィンドウであり、402は文字入力ポインタであるキャレット、403はカーソルである。図4(a)のようにキャレットとカーソルが近くにあるときに、カーソルの存在がうるさく感じられることがあり、少し離れたところに動かしておきたい場合があるが、カーソルの停止時間のみを条件にクリック発生判断を行う手法を採用すると、カーソルを例えば図4(b)のように現在、入力している場所以外のテキスト入力可能領域に移動し、停止させてしまうと、図4(c)のように所定時間後にキャレットが移動先のフォームに移ってしまうことがある。現在、キャレットが表示されているテキスト入力可能領域内で移動する分には、上述のような移動による問題は起こらないが、かかる問題が起こらないようにカーソルの移動先に気を配っていたのではテキスト入力作業に専念できない。
図5は、本発明の自動クリック操作入力システムにおいて、キーボード入力作業時に意図せずにクリック操作が発生してしまった場合に起こる問題を回避した例を示したものである。501は一般的なメールソフトに見られるウィンドウであり、502は文字入力ポインタであるキャレット、503はカーソルである。図5(a)のようにキャレットとカーソルが近くにあるときに、カーソルの存在がうるさく感じられることがあり、少し離れたところに動かしておきたい場合があるが、カーソルを例えば図5(b)のように現在、入力している場所以外のテキスト入力可能領域に移動し、停止させた場合、キーボードからの入力状態を監視しておき、ユーザによって定められたキーボード入力後の待機時間内には、カーソルの停止による自動クリック操作を行わないようにすることで、図5(c)のようにカーソルに伴うキャレットの移動を回避することができる。
図6は、本発明の自動クリック操作入力システムの、Webブラウザを用いた作業時における効果を示したものである。601はWebページの一例で602はカーソルを示している。一般的なWebブラウザ上では、ユーザはマウスのクリック操作だけで、リンク先のページを開くことや、元のページに戻るなどの操作を行うことができる。このとき、本発明の自動クリック入力システムを用いると図6(a)に示すように、601Webページ上でリンク先を示す表示の上に602カーソルを移動させ、停止させるだけで、図6(b)に示すように、603リンク先のページを開くことができる。同様の操作で、元のページに戻ることや、ページを更新すること、Webブラウザ自体を閉じることなど、ほとんど全ての操作をユーザが自らクリックすることなしに、マウスを移動し、停止させるだけで行うことができる。
図7は、本発明の自動クリック操作入力システムの、クリックの種類によって得られる効果を示したものである。図7(a)は該入力システムを用いない場合を、図7(b)は該入力システムにおいてシングルクリックを用いた場合を、図7(c)は該入力システムにおいてダブルクリックを用いた場合を、図7(d)は該入力システムにおいて右クリックを用いた場合を示したものである。701はコンピュータを操作する際の一般的な画面で、702はフォルダアイコン、703はカーソルである。同図では、シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開くクリック方法を用いた場合において説明する。図7(a)のように該入力システムを用いない場合は、703カーソルを702フォルダアイコン上に移動させ、停止させても操作上、何も変化は見られない。これに対して、図7(b)に示すように該入力システムにおいて自動シングルクリック操作を行った場合に、702フォルダアイコン上でカーソルを所定時間、停止するとクリック操作が行われ、選択された結果、704フォルダアイコンのように反転表示される。また図7(c)に示すように該入力システムにおいて自動ダブルクリック操作を行った場合に、702フォルダアイコン上でカーソルを所定時間、停止すると、702フォルダアイコンに対して開くという操作が行われ、705フォルダウィンドウのように、その内容が表示される。また図7(d)に示すように該入力システムにおいて自動右クリック操作を行った場合に、702フォルダアイコン上でカーソルを所定時間、停止すると、706右メニューが開かれる。
図8は、本発明の自動クリック操作入力システムの、ユーザがクリックの種類を切り替える際の提示方法を示したものである。図7で示したようにシングルクリック、ダブルクリック、右クリックの切替えを可能にすることにより、ユーザがカーソルを移動するだけで行える操作の種類を大幅に増やすことができる。このシングルクリック、ダブルクリック、右クリックの切替えは、図2で示したような条件設定画面上で行ってもよく、またキーボード上のあるキーをクリックタイプ切替えキーとしてユーザがあらかじめ設定しておき、操作中に該キーを押すことで、切替えてもよい。
同図において現在の設定がシングルクリック、ダブルクリック、右クリックのいずれかであるかについては、例えばカーソルのマークなどに変化をつけることでユーザに提示することができる。図8(a)のように従来のカーソルマークの場合は、シングルクリックモード、図8(b)の場合はダブルクリックモード、図8(c)の場合は右クリックモードのようにそれぞれのクリックタイプに対して異なるカーソルマークを割り当てることができる。
同図においてそれぞれのクリックモードに、どのカーソルマークを割り当てるかは、ユーザが自由に設定できることが望ましい。
図9は、本発明の自動クリック操作入力システムのドラッグイベントを発生させるまでの処理の流れを示したものである。ドラッグは通常、左クリックボタンを押下げたまま、選択したい範囲の終点までカーソルを移動させる操作である。該入力システムでは、ドラッグ操作の始点と終点を、あらかじめ設定しておいたキーを押すことで検知し、ユーザがクリックボタンを押下げたまま移動しなくてもドラッグ操作が可能である手段を提供する。
ステップ901では、現在のマウス左ボタンの状態を取得し、左ボタンが押下げ状態でないか(ドラッグ中でないか)判定する。押下げた状態でなければステップ902へと進み(No)、押下げた状態であれば処理を終了する(Yes)。ステップ902では、あらかじめ設定しておいたドラッグ開始キーが押されたかどうかを判定し、押されればステップ903へ進み(Yes)、押されなければ待機する(No)。ステップ903では左ボタンダウンイベントを発生し、ステップ904へ進む。ステップ904ではドラッグ中を示すカーソルマークを表示し、ステップ905へ進む。ステップ905では、あらかじめ設定しておいたドラッグ終了キーが押されたかどうかを判定し、押されればステップ906へ進み(Yes)、押されなければ待機する(No)。ステップ906では左ボタンアップイベントを発生し、ステップ907へ進む。ステップ907では元のカーソルマークを表示し、処理を終了する。これによって従来、左クリックボタンを押下げたまま、操作する必要があったドラッグ操作を、ボタンを押すことなしにキーボード上のキーを押すだけで代替することが可能であり、これによってユーザの手指にかかる負担を大幅に軽減することができる。
ステップ901では、現在のマウス左ボタンの状態を取得し、左ボタンが押下げ状態でないか(ドラッグ中でないか)判定する。押下げた状態でなければステップ902へと進み(No)、押下げた状態であれば処理を終了する(Yes)。ステップ902では、あらかじめ設定しておいたドラッグ開始キーが押されたかどうかを判定し、押されればステップ903へ進み(Yes)、押されなければ待機する(No)。ステップ903では左ボタンダウンイベントを発生し、ステップ904へ進む。ステップ904ではドラッグ中を示すカーソルマークを表示し、ステップ905へ進む。ステップ905では、あらかじめ設定しておいたドラッグ終了キーが押されたかどうかを判定し、押されればステップ906へ進み(Yes)、押されなければ待機する(No)。ステップ906では左ボタンアップイベントを発生し、ステップ907へ進む。ステップ907では元のカーソルマークを表示し、処理を終了する。これによって従来、左クリックボタンを押下げたまま、操作する必要があったドラッグ操作を、ボタンを押すことなしにキーボード上のキーを押すだけで代替することが可能であり、これによってユーザの手指にかかる負担を大幅に軽減することができる。
同図においてドラッグ操作の始点と終点を示すキーは、図2に示すような条件設定画面上で行ってもよい。
また同図においてドラッグ操作の始点と終点を示すキーはキーボード上のキーを用いればよく、それぞれ異なるキーでもよく、あるいは同一のキーでもよい。
101:コンピュータ、102:モニタ、103:マウス、104:キーボード、105:制御部、106:入力部、107:処理部、108:記憶部、109:出力部、
201:設定画面、202:カーソル停止時間、203:キーボード入力後の待機時間、204:サウンドの有無、205:クリックタイプ、
301:キーボード入力後の待機時間判定ステップ、302:カーソルの位置座標取得ステップ、303:カーソル停止時間判定ステップ、304:サウンド再生判定ステップ、305:サウンド再生ステップ、306:クリックタイプ判定ステップ、307:シングルクリックイベント発生ステップ、308:ダブルクリックイベント発生ステップ、
401:ウィンドウ、402:キャレット、403:カーソル、
501:ウィンドウ、502:キャレット、503:カーソル、
601:Webページ、602:カーソル、603:リンク先のページ、
701:コンピュータ操作画面、702:フォルダアイコン、703:カーソル、704:選択されたフォルダアイコン、705:開かれたフォルダウィンドウ、706:右メニュー、
801:シングルクリックモードのカーソル、802:ダブルクリックモードのカーソル、803:右クリックモードのカーソル、
901:ドラッグ操作判定ステップ、902:ドラッグ開始キー押下判定ステップ、903:左クリックボタンダウンイベント発生ステップ、904:カーソル表示ステップ、 905:ドラッグ終了キー押下判定ステップ、906:左クリックボタンアップイベント発生ステップ、907:カーソル表示ステップ。
201:設定画面、202:カーソル停止時間、203:キーボード入力後の待機時間、204:サウンドの有無、205:クリックタイプ、
301:キーボード入力後の待機時間判定ステップ、302:カーソルの位置座標取得ステップ、303:カーソル停止時間判定ステップ、304:サウンド再生判定ステップ、305:サウンド再生ステップ、306:クリックタイプ判定ステップ、307:シングルクリックイベント発生ステップ、308:ダブルクリックイベント発生ステップ、
401:ウィンドウ、402:キャレット、403:カーソル、
501:ウィンドウ、502:キャレット、503:カーソル、
601:Webページ、602:カーソル、603:リンク先のページ、
701:コンピュータ操作画面、702:フォルダアイコン、703:カーソル、704:選択されたフォルダアイコン、705:開かれたフォルダウィンドウ、706:右メニュー、
801:シングルクリックモードのカーソル、802:ダブルクリックモードのカーソル、803:右クリックモードのカーソル、
901:ドラッグ操作判定ステップ、902:ドラッグ開始キー押下判定ステップ、903:左クリックボタンダウンイベント発生ステップ、904:カーソル表示ステップ、 905:ドラッグ終了キー押下判定ステップ、906:左クリックボタンアップイベント発生ステップ、907:カーソル表示ステップ。
Claims (13)
- 座標入力装置とキーボードとが接続されるコンピュータにおいてクリック入力操作を発生させる、クリック入力操作発生方法であって、
前記キーボードからの入力の有無を検出する第1のステップと、
前記座標入力装置から入力される座標の変化の有無を検出する第2のステップと、
前記キーボードからの入力が検出されない時間が第1の所定時間以上であり、かつ、前記座標の変化がない時間が第2の所定時間以上である場合に、前記座標入力装置からのクリック入力に関連付けられているコマンドを実行する第3のステップとを有することを特徴とするクリック入力操作発生方法。 - 請求項1記載のクリック入力操作発生方法であって、
シングルクリック、ダブルクリック、左クリック、右クリックの少なくとも2つを選択肢とし、そのいずれかを前記第3のステップにおけるクリック入力として設定する第4のステップを有することを特徴とするクリック入力操作発生方法。 - 請求項1記載のクリック入力操作発生方法であって、
前記第1の所定時間、または前記第2の所定時間の少なくともいずれかをユーザが設定する設定入力を受け付ける第5のステップを有することを特徴とするクリック入力操作発生方法。 - 請求項1記載のクリック入力発生操作方法であって、
前記第3のステップにおいて、前記コマンドの実行に合わせてクリック入力操作発生を通知するサウンド発生を行うことを特徴とするクリック入力操作発生方法。 - 座標入力装置とキーボードとが接続されるコンピュータにおいてクリック入力操作を発生させる、クリック入力操作発生プログラムであって、
前記キーボードからの入力の有無を検出する第1のステップと、
前記座標入力装置から入力される座標の変化の有無を検出する第2のステップと、
前記キーボードからの入力が検出されない時間が第1の所定時間以上であり、かつ、前記座標の変化がない時間が第2の所定時間以上である場合に、前記座標入力装置からのクリック入力に関連付けられているコマンドを実行する第3のステップとを実行させることを特徴とするクリック入力操作発生プログラム。 - 請求項5記載のクリック入力操作発生プログラムであって、
シングルクリック、ダブルクリック、左クリック、右クリックの少なくとも2つを選択肢とし、そのいずれかを前記第3のステップにおけるクリック入力として設定する第4のステップを実行させることを特徴とするクリック入力操作発生プログラム。 - 請求項5記載のクリック入力操作発生プログラムであって、
前記第1の所定時間、または前記第2の所定時間の少なくともいずれかをユーザが設定する設定入力を受け付ける第5のステップを実行させることを特徴とするクリック入力操作発生プログラム。 - 請求項5記載のクリック入力発生操作プログラムであって、
前記第3のステップにおいて、前記コマンドの実行に合わせてクリック入力操作発生を通知するサウンド発生を行わせることを特徴とするクリック入力操作発生プログラム。 - 座標入力装置とキーボードと処理計算部とを有するコンピュータシステムであって、
前記キーボードは、ユーザによるキー入力を受け付け、
前記座標入力装置は、ユーザによる座標入力を受け付け、
前記処理計算部において、前記キーボードからの入力が検出されない時間が第1の所定時間以上であり、かつ、前記座標の変化がない時間が第2の所定時間以上である場合に、前記座標入力装置からのクリック入力に関連付けられているコマンドを実行することを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項9記載のコンピュータシステムであって、
前記処理計算部は、シングルクリック、ダブルクリック、左クリック、右クリックの少なくとも2つを選択肢とし、そのいずれかを、前記第1及び第2の所定時間を用いて入力を判断するクリック入力として設定するためのユーザ設定入力を受け付けることを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項9記載のコンピュータシステムであって、
前記処理計算部は、前記第1の所定時間、または前記第2の所定時間の少なくともいずれかを設定するためのユーザ設定入力を受け付けることを特徴とするコンピュータシステム。 - 請求項9記載のコンピュータシステムであって、
前記コマンドの実行に合わせてクリック入力操作発生を通知するサウンド発生を行うサウンド発生装置を有することを特徴とするコンピュータシステム。 - 座標入力装置とキーボードとが接続されるコンピュータにおいてドラッグ操作入力を発生させる、ドラッグ操作入力発生プログラムであって、
前記キーボードからの第1または第2のキー入力の有無を検出する第1のステップと、
前記座標入力装置から入力される座標を検出する第2のステップと、
前記第1のキー入力が検出されたときの前記検出された座標をドラッグ開始位置とし、前記第2のキー入力が検出されたときの前記検出された座標をドラッグ終了位置とし、前記座標入力装置からのドラッグ操作入力に関連付けられているコマンドを実行する第3のステップとを実行させることを特徴とするドラッグ操作入力発生プログラム。
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