JPH05158303A - 自動原稿給紙装置 - Google Patents

自動原稿給紙装置

Info

Publication number
JPH05158303A
JPH05158303A JP32220491A JP32220491A JPH05158303A JP H05158303 A JPH05158303 A JP H05158303A JP 32220491 A JP32220491 A JP 32220491A JP 32220491 A JP32220491 A JP 32220491A JP H05158303 A JPH05158303 A JP H05158303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
contact glass
originals
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32220491A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Okada
浩樹 岡田
Akira Hirose
明 広瀬
Hiroshi Fukano
博司 深野
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP32220491A priority Critical patent/JPH05158303A/ja
Publication of JPH05158303A publication Critical patent/JPH05158303A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動原稿給紙装置に関し、2イン
1モードによりコピー時に、2枚目の原稿の後端を計測
するカウンターの計測結果により搬送制御する搬送制御
手段を設けることにより、2枚目の原稿の先端レジスト
を位置決めせずに、コンタクトガラス上に原稿を搬送
し、位置決めのための時間を短縮でき、コピーの処理能
力をアップすることを目的とする。 【構成】 2インモードを有する自動原稿給紙装置にお
いて、原稿の1枚目がスケールの原稿停止基準に突当て
られた状態からレジストセンサが2枚目の原稿の後端を
検知するまでを計測するカウンターと、該カウンターの
計測結果に基づきコンタクトガラス上に並置される1枚
目と2枚目の原稿の所定間隔を得るよう搬送制御する搬
送制御手段と、を設け、前記並置された2枚の原稿位置
を定めることを特徴とするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿給紙装置、例
えば、複写機や画像読取装置等の画像形成装置の原稿の
搬送制御に関し、特に、2枚の原稿をコンタクトガラス
上の所定位置に搬送・配置して1枚にコピーするいわゆ
る2イン1モードを有する自動原稿給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2イン1モードを有する自動原稿
給紙装置としては、例えば、特開昭63−277154
号公報に記載されたようなものがある。この自動原稿給
紙装置は、原稿給送部とプラテンとの間の搬送径路に原
稿の先端あるいは後端をレジスト可能なレジスト部材が
配設されている。そして、先行する1枚目の原稿は、レ
ジスト部材で先端レジストされ、原稿給送部から送り出
されたあと、搬送ベルトを逆送させて、レジスト部材に
て後端レジストさせる。そのあと、2枚目の原稿をレジ
スト部材にて先端レジストさせ、1枚目の原稿の後端と
2枚目の原稿の先端をレジストされた2枚の原稿をプラ
テン上の所定位置に並置状態で停止させる制御手段を有
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿給紙装置にあっては、原稿給紙部に
2枚目の原稿の先端を位置決めするための先端レジスト
が必要であり、かつ、1枚目と2枚目の原稿の駆動を分
離する必要があるため、原稿の先端レジストのための先
端レジスト部材が必要となり、かつ、2枚目の原稿の先
端レジスト処理する処理時間を要し、処理能力が低下す
るとともにコスト増になるという問題点がある。
【0004】また、1枚目と2枚目の原稿の駆動を分離
のための切換手段が必要となり、コストアップとなると
ともに、分離切換え処理が加わり、操作性が低下すると
いう問題点もある。本発明は、このような従来技術の課
題を背景になされたものであり、2イン1モードによる
コピー時、1枚目の原稿をスケールに突当てた後、2枚
目の原稿の後端までを計測するカウンターの計測結果に
基づき、搬送制御する搬送制御手段を設けることによ
り、2枚目の原稿の先端レジストを位置決めせずに、コ
ンタクトガラス上に原稿を搬送並置し、位置決めのため
の時間を短縮でき、コピーの処理能力をアップでき、ま
た、1枚目と2枚目の原稿の駆動を分離する必要をなく
すことにより、同一の駆動源で制御を行うことができ、
低コストで2イン1モードを行うことができ、また、2
枚目の原稿の先端レジストを位置決めするレジスト部材
及びその部材を切換える切換手段をなくすことにより、
低コストで2イン1モードを行うことができる自動原稿
給紙装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿2枚を1枚づつ間隔を開けて給紙し、レジストセン
サにより原稿の後端を検知し、コンタクトガラスの端部
のスケール上を通しコンタクトガラス上に搬送し、該コ
ンタクトガラス上の所定位置に前記原稿2枚を並置して
露光し、露光後の原稿を排紙する2イン1モードを有す
る自動原稿給紙装置において、前記原稿の1枚目が前記
スケールの原稿停止基準に突当てられた状態から前記レ
ジストセンサが2枚目の原稿の後端を検知するまでを計
測するカウンターと、 該カウンターの計測結果に基づ
き前記コンタクトガラス上に並置される1枚目と2枚目
の原稿の所定間隔を得るよう搬送制御する搬送制御手段
と、を設け、前記並置された2枚の原稿位置を定めるこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、前記搬送制御手段は、前記原稿を給紙する給
紙部および前記コンタクトガラス上の前記原稿を搬送す
る搬送ベルトを駆動する単一の駆動源を有することを特
徴とするものである。請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の構成に加え、前記レジストセンサは2イ
ン1モード時に、2枚目の原稿の後端を検知し、2枚目
の原稿の位置決めをすることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、原稿の1枚目がスケ
ールの原稿停止基準に突当てられた状態からレジストセ
ンサが2枚目の原稿の後端を検知するまでを計測するカ
ウンターと、このカウンターの計測結果に基づき、コン
タクトガラス上の2枚の原稿の所定間隔になるように搬
送制御する搬送制御手段を設けているので、カウンター
の計測結果から搬送制御手段は1枚目の原稿および2枚
目の原稿を搬送制御し、コンタクトガラス上に所定間隔
で並置する。
【0008】請求項2記載の発明では、給紙部の駆動お
よび搬送ベルトの駆動が単一の駆動源でなされているの
で、搬送制御が単一の駆動源の制御でよく、制御が簡単
でかつ低コストになる。請求項3記載の発明では、2枚
目の原稿の後端を検知するレジストセンサを用いている
ので、レジストセンサは原稿の後端検知と先端検知とを
切換える切換手段が必要でなく、低コストで2イン1モ
ードの制御ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜8は請求項1〜3記載の本発明の一実施例
を示す図である。まず、構成について説明する。図1に
おいて、11は自動原稿給紙装置であり、自動原稿給紙装
置11は複写機12の上部のコンタクトガラス13上を覆うよ
うに設けられ、上部の原稿載置台14上にコピー面を上側
に向けて載置された原稿15を原稿載置台14上の最下の原
稿15から呼び出し1枚づつに分離し、反転して給紙する
給紙部17と、給紙部17からコンタクトガラス13上に給紙
された原稿15をコンタクトガラス13の端部上に設けた位
置決め基準であるスケール18により位置決めし、露光後
の原稿15を排紙側に搬送する搬送ベルト19を有する搬送
部20と、搬送部20から搬送された原稿15を反転し、排紙
口21を通して自動原稿給紙装置11のほぼ水平でフラット
な上部カバー11A上に排出する排紙部22と、を有してい
る。17Aは原稿セットセンサであり、原稿セットセンサ
17Aは後述の制御部23Aに接続し、原稿15が原稿載置台
14上に載置されているかの有無を検知し検知信号を制御
部23Aに発信する。原稿15の給紙から排紙までは、図1
(c)に示すような搬送ループを形成し、自動原稿給紙
装置11は全体としてコンパクトに形成されている。
【0010】自動原稿給紙装置11は給紙部17の近傍に、
搬送モータ(以下、M1ともいう)23および搬送モータ
23の回転を制御する搬送制御手段である制御部23Aを有
している。搬送モータ23は正逆回転可能で制御部23Aに
より制御され、図示していない歯車列により給紙部17お
よび搬送部20の搬送ベルト19を駆動する。搬送モータ23
が正転時には給紙部17および搬送部20を駆動し、逆転時
は後述の一方向のクラッチがOFFし、給紙部17には駆
動力は伝達されず、搬送ベルト19のみ逆転駆動するよう
になされている。また、排紙部22には図示していない排
紙モータ(以下、M2ともいう)が設けられている。
【0011】制御部23Aは原稿セットセンサ17A、後述
のレジストセンサ28、排紙センサ37、パルスジェネレー
タ29および原稿間隔計算用カウンター23B等に接続し
て、原稿検知機能、パルスカウント機能、原稿間隔演算
機能23Cおよび制御機能を有し、CPU,ROM,RA
MおよびI/Oポートにより構成されている。CPUは
ROMに書きこまれたプログラムに従ってI/Oポート
より必要な外部データを取り込んだり、RAMとの間で
データの授受を行ったりして、原稿の搬送、停止に必要
な処理値を演算処理し、必要に応じて処理したデータを
I/Oポートへ出力し、搬送モータの正転および逆転、
および排紙モータの回転および回転速度の変更を行うよ
うになされている。
【0012】給紙部17には、図1(b)に示すように原
稿15を呼び出す呼び出しコロ24と、呼び出しコロ24に圧
接する呼び出しレバー25と、呼び出した原稿15を1枚に
分離する分離ベルト26および分離コロ27と、分離された
1枚の原稿15の先端15aおよび後端15bを検知し、検知
信号を発振するレジストセンサ28と、分離コロ27に連結
する従動コロの回転時間から原稿15の搬送距離および原
稿15の長さを検知するためのパルスジェネレータ29と、
原稿15を搬送部20側に案内するガイド板30と、が設けら
れている。搬送部20の搬送ベルト19は、駆動ローラ31と
従動ローラ32に支持され搬送モータ23により駆動され
る。搬送ベルト19は固定コロ33および押圧コロ34により
コンタクトガラス13側に押圧され、搬送ベルト19はスケ
ール18に圧接し、コンタクトガラス13上の原稿15を逆送
して、スケール18に当接するとき、原稿15がスケール18
に越えないようになされている。
【0013】排紙部22には排紙モータ36が設けられ、排
紙モータ36は反転ローラ対38、39および排紙口21の近傍
に設けられた排紙ローラ対41を駆動可能であり、制御部
23Aの駆動信号によりONまたはOFFされる。次に、
2枚の原稿15をコンタクトガラス13上に並べ、一回の露
光および複写動作で1枚の転写紙に自動的にコピーす
る、いわゆる2イン1モードによりコピーする際、制御
部の制御信号により給紙部17,搬送部20および排紙部22
が駆動され、搬送モータの駆動により原稿15の給紙およ
びコンタクトガラス13上の所定位置への制御搬送される
動作を、図1、2および3により説明する。
【0014】原稿15を原稿載置台14上にセットし、複写
機12のスタートキーを押すと、呼び出しコロ24、分離コ
ロ27および駆動ローラ31が回転を開始し、呼び出しレバ
ー25が原稿15を回転する呼び出しコロ24に押し付けて呼
び出し、最下位の原稿15が送り出され、分離ベルト26と
分離コロ27により最下位の1枚目の原稿15Aが分離され
給紙され、分離コロ27によりコンタクトガラス13側に搬
送される。先行する1枚目の原稿15Aの先端15Aaをレ
ジストセンサ28が検知すると、図示いていない給紙スプ
リングクラッチ(以下、クラッチという)がOFFし
て、分離コロ27により給紙能力をOFFとし、次の原稿
の給紙すなわち重送を防止している。
【0015】先行する1枚目の原稿15Aの後端15Abを
レジストセンサ28が検知すると、図2(a)に示すよう
に、再度上記クラッチがONして次の2枚目の原稿を給
紙する。先行する1枚目の原稿15Aの後端15Abをレジ
ストセンサ28が検知してから予め設定されたある一定距
離L1 だけ1枚目の原稿15Aを搬送したところで搬送モ
ータ23は停止し、逆転する。この搬送モータ23の逆転に
より、一方向のクラッチがOFFし、2枚目の原稿15B
の搬送は止まる。搬送モータ23の停止時、1枚目の原稿
15Aの後端15bはレジストセンサ28からある一定の距離
1 の位置にあるので、スケール18の位置決め基準であ
る先端18aから距離L2 の位置となる。このため、搬送
モータ23の逆転量Sは1枚目の原稿15Aの後端15Abが
スケール18に突当たって、縦レジストおよびスキューの
補正ができる量とし、逆転量Sは距離L2 +αとなされ
ている。ここにαは、距離L2 のバラツキや逆転時のス
リップ量と、縦レジストおよびスキューの補正分を含む
量である。搬送モータ23が逆転量Sだけ逆転することに
より、図2(b)に示すように1枚目の原稿15Aの後端
15Abは補正され、スケール18の先端18aに当接する。
【0016】制御部23Aは、搬送モータ23を逆転して1
枚目の原稿15Aをスケール18に突当てた後、再度搬送モ
ータ23を正転させ、1枚目の原稿15Aおよび2枚目の原
稿15Bを搬送部20側に搬送する。2枚目の原稿15Bは分
離コロ27と同軸上に設けられた図示していないプルアウ
トコロにより搬送部20側にそして、コンタクトガラス13
上に搬送される。レジストセンサ28が2枚目の原稿15B
の後端15Bbを検知してから、2枚目の原稿15Bはさら
に一定距離L1 だけコンタクトガラス13側に搬送した
後、搬送モータ23は停止する。
【0017】本発明の自動原稿給紙装置11は、前述した
1枚目の原稿15A後端15Abがスケール18の先端18aに
突当てられた状態から、搬送モータ23を正転させ、搬送
モータ23の回転に伴うパルスジェネレータ29によるパル
スを制御部23Aの近傍に設けた原稿間隔計算用カウンタ
ー23Bでカウント開始し、レジストセンサ28が2枚目の
原稿15Bの後端15Bbを検知するまでを計測する。この
計測結果と、距離L1 から、図2(c)に示すように、
前述の搬送モータ23が停止時までにおける、コンタクト
ガラス13上でのスケール18の先端18aから原稿15Aの後
端15Abまで搬送距離L3 を得る。このため、1枚目の
原稿15Aの後端15Abと2枚目の原稿15Bの先端15Ba
との距離L4 は次式L4 =L3 −L2 −(2枚目の原稿
15Bの搬送方向の長さL5 )から知ることができる。
【0018】制御部23Aにより、図2(c)に示す状態
から、図2(d)に示す状態まで搬送モータ23は逆転さ
せられる。このときの搬送モータ23の逆転量をMとする
と、逆転量Mは前述の距離L2 および予め与えられる1
枚目の原稿15Aと2枚目の原稿15Bとの間隔L6 から次
式の逆転量M=L4 +L2 −L6 により得られる。これ
らの演算は制御部23Aの原稿間隔演算機能23Cにより実
施される。
【0019】搬送モータ23が、制御部23Aで計算された
上記逆転量Mだけ逆転すると、2枚の1枚目の原稿15A
および2枚目の原稿15Bはスキュー補正が行われ、ま
た、原稿15の重なりや離れ過ぎを防止でき、原稿15の位
置精度の良いコピーを得ることができる。次に、このよ
うなコピー終了後の2枚の原稿15の排紙時の制御部23A
の作動を図3につき説明する。
【0020】コピーが終了すると、複写機本体12Aから
2イン1モードの排紙信号が発信され、搬送モータ23お
よび排紙モータ36が回転し、2枚の原稿15の排紙動作に
いる。先行する1枚目の原稿15Aは搬送ベルト19により
コンタクトガラス13上を排紙側に搬送され、反転ローラ
対38の搬送に移る。搬送ベルト19と反転ローラ対38との
搬送関係は、搬送スピードにおいては、搬送ベルト19の
スピードV19に対して、反転ローラ対38のスピードV38
はV19≦V38である。又、その搬送力においては搬送ベ
ルト19の搬送力F19に対して反転ローラ対38の搬送力F
38はF19<F38の関係になっている。このため、先行す
る1枚目の原稿15Aの先端15Aaを排紙検知センサ37が
検知すると、搬送ベルト19は停止し、2枚目の原稿15B
はコンタクトガラス13に止まる。図3はこの停止時の状
態を示す。その後排紙モータ36の制御により先行する1
枚目の原稿15Aは減速して排紙側に搬送され、1枚目の
原稿15Aの排紙が完了する。このとき、図3で1枚目の
原稿15Aがない状態である。
【0021】次いで、2枚目の原稿15Bの排紙動作につ
き説明する。1枚目の原稿15Aの排紙完了後、搬送ベル
ト19と排紙モータ36は再度回転動作を行ない2枚目の原
稿15Bを減速状態で排紙する。またこの排紙動作と同時
に、図2(a)に示す給紙動作を行う。2枚目の原稿15
Bの排紙完了後は排紙モータ36は停止する。このような
制御を行うことでコピー生産性をアップし原稿15のスタ
ック性を良好にしている。
【0022】本発明の自動原稿給紙装置を前述の2イン
1モードにより給紙した場合、複写機12により転写紙上
にコピーされたコピー状態につき図4により説明する。
まず、偶数枚の原稿を、転写紙の片面にコピーした場
合、例えばA4サイズの4枚の原稿の場合、原稿の頁は
1頁〜4頁であり、これらの原稿(図には、P1〜P4
と示す)が原稿載置台14に載置されコピー開始される。
この場合、A3サイズの転写紙上に、図4(a)に示す
ようにコピーされる。また、同様に偶数枚の原稿を転写
紙の両面にコピーした場合を図4(b)に示すように、
1枚の転写紙の表および裏にコピーされる。
【0023】次に、奇数枚の原稿を転写紙に片面コピー
する場合、例えば、A4サイズの3枚の原稿の場合、原
稿の頁は、1頁〜3頁(図には、P1〜P3と示す)が
原稿載置台14に載置され、コピー開始される。この場
合、A3サイズの転写紙上に図4(c)に示すようにコ
ピーされる。すなわち、図3に示す。露光ずみの2枚目
の原稿15Bの排紙動作がなされるとほぼ同時に給紙動作
がなされるが、この給紙動作で、最後の1枚目の原稿15
A(図4(c)のP1に対応する)が給紙され、1枚目
の原稿15Aが図1に示す原稿セットセンサ17Aを通過す
ると、原稿セットセンサ17AはOFFし、制御部23Aは
1枚目の原稿15Aが最終の原稿15Cであり、かつ、原稿
15の枚数が奇数枚であることを判断し、最終原稿15Cを
通常モード、すなわち1枚毎のコピーモードで、コンタ
クトガラス13上に搬送する。このとき最後の原稿15Cは
図2(c)に示す2枚目の原稿15Bの位置で停止する。
次いで、最後の原稿15C距離L2 +αだけ、スイッチバ
ックしてスケール18に突当り、縦レジストおよびスキュ
ー補正がされて、図2(d)に示す2枚目の原稿15Bの
位置の状態となる。この動作終了後、再度原稿15の搬送
方向の長さL5 だけ搬送されて止まりコピーされる。こ
のコピー終了後は前述と同様に排紙される。このように
コピーすることにより、片面コピーの場合は図4(c)
に示すように、頁順が連続し、両面コピーの場合は図4
(d)に示すように、1枚の転写紙の表裏に頁順が連続
し、コピーされる。このため、図4(e)に示すよう
に、転写紙を折ることにより空白部分が表紙として使用
でき便利である。また、コピーの1頁と2頁との間に空
白がないので、コピー上がりがきれいである。
【0024】また、図示されていないが前述した原稿の
空白部分は複写機12でトレースをかけることにより、よ
りきれいなコピーとなる。図5に原稿15のセット方向を
示す。図4(a)〜(d)に示すコピーを得るために
は、図5(a)に示すように、原稿15の天地を上下逆に
して給紙する。また、図示していないが、転写紙に縦方
向にコピーするためには、図5(b)に示すように、原
稿15の天地の地側を給紙方向下流側に向けてセットする
必要がある。
【0025】次に、作用について説明する。自動原稿給
紙装置11の通常モード時の動作は、通常のものと同じで
あり省略する。本発明の自動原稿給紙装置11の制御部23
Aにより2イン1モード時における原稿15の給紙搬送動
作を図6〜8に示すフローチャートにより説明する。図
6〜8は、2イン1モードにより原稿15を搬送、コピー
するためのプログラムを示すフローチャートであり、本
プログラムは所定期間毎に一度実行される。
【0026】まず、複写機12の電源がONされると、P
1 で、初期設定がなされ、制御部23Aに接続するセンサ
ー類が正常であるかをチェックし、P2 で、原稿15が原
稿載置台14上にセットされ原稿セットセンサ17AがON
かどうかを判断する。ここでは原稿15が偶数枚のときに
つき説明する。NOであればP2 にもどり、YESであ
ると、P3 で、2イン1モードがONされているかを判
断し、操作パネル上の2イン1モードの押下がなされ、
かつ、スタートスイッチが押下され、給紙信号が発信さ
れており、YESであると、P4 で、排紙フラグが1か
どうかを判断し、NOであると、P5 で給紙信号がON
かどうかを判断し、操作パネル上の給紙開始スイッチが
押下されており、YESであると、P6 で、搬送モータ
が回転(正転)開始し、クラッチも接続(ON)し、給
紙部17および搬送部20が作動を開始する。原稿載置台14
上の原稿15が給紙・分離され反転され、1枚目の原稿15
Aが給紙される。P7 でレジストセンサ28がONかどう
かを判断し、NOであるとP7 にもどり、1枚目の原稿
15Aの先端15Aaがレジストセンサ28に検知され、YE
Sであると、P8 で、原稿サイズを検知するためのパル
スカウントがスタートするとともに、クラッチがOFF
する。P9 で、排紙フラグが1かを判断し、NOである
と、P10で、レジストセンサ28がOFFかどうかを判断
し、1枚目の原稿15Aがプルアウトコロにより搬送さ
れ、1枚目の原稿15Aの後端15Abがレジストセンサ28
を過ぎレジストセンサ28がOFFになり、YESである
と、P11で原稿サイズパルスカウントが終了し、原稿サ
イズL5 が計測され制御部23Aに記憶される。また、1
枚目の原稿15Aの停止のためのパルスカウンターがスタ
ートし、P12で、原稿セットセンサ17AがONかどうか
を判断し、原稿15が原稿載置台14上に載置されており、
ONであり、YESであると、P13で、給紙フラグを1
とし、P14で、クラッチをONして2枚目の原稿15Bの
給紙をスタートし、2枚目の原稿15Bが分離・給紙さ
れ、P15で、レジストセンサ28がONかどうかを判断
し、2枚目の原稿15Bの先端15Baがレジストセンサ28
に検知されレジストセンサ28がONとなり、YESであ
ると、P16で、クラッチをOFFし、給紙を止める。P
17で1枚目の原稿15Aが予め定められた停止パルス設定
値L1 になったかを判断し、NOであればP17に戻る。
停止パルス設定値L1 になり、YESであると、P18
搬送モータ23の回転を停止する。これは図2(a)の状
態である。
【0027】次いで、P19で、排紙フラグが1かどうか
を判断し、NOであると、P20で、搬送モータ23がON
し、逆転開始するとともに、逆転パルスカウントをスタ
ートさせ、P21で、予め定められた搬送モータ23の逆転
パルス設定値PBであるL2 +αになったかどうかを判
断し、NOであれば、P21にもどり、YESであれば、
(このとき図2(b)の状態である。)P22で、搬送モ
ータ23をONして正転させるとともに、本発明の制御部
23Aの近傍に設けた原稿原稿間隔計算用カウンター23B
をスタートさせ、P23で、レジストセンサ28が2枚目の
原稿15BによるOFFになっているかどうかを判断し、
NOであればP23にもどり、前述の搬送モータ23のON
で1枚目の原稿15Aの搬送とともに、2枚目の原稿15B
がプルアウトコロにより搬送させ2枚目の原稿15Bの後
端15Bbをレジストセンサ28が検知し、レジストセンサ
28がOFFになると、YESであり、P24で、2枚目の
原稿15Bを停止するためのカウントをスタートさせ、P
25で、予め定められた2枚目の原稿15Bの停止パルス設
定値PAである距離L1 になったかどうかを判断し、N
Oであれば、P25にもどり、YESであれば、P26で原
稿間隔計算用カウンター23Bのカウントを終了し、計測
値PCから距離L3 を得て、次いで、原稿間隔演算機能
23Cにより、原稿間隔L4 を次式L4 =L3 −L5 −L
2 =PC−PS−PBにより計算し、P27で、搬送モー
タ23をOFFし、P28で、搬送モータ23を逆転方向にO
Nするとともに、スイッチバック用のパルスカウントが
スタートし、P29で、制御部23Aで予め演算したスイッ
チバック設定値PFである距離L4 +L2 −L6 になっ
たかを判断し、NOであればP29にもどる。YESであ
れば(図2(d)の状態)、P30で、搬送モータ23をO
FFし、給紙フラグをONにし、P31で排紙信号ONか
どうかを判断し、NOであればP31にもどり、複写機12
による露光が終了し、複写機本体12Aから原稿15の入替
信号すなわち、給紙信号および排紙信号が発信されてい
ると、YESであり、P32で排紙フラグを1とし、P4
にもどる。
【0028】P4 で、排紙フラグが1であるかどうかを
判断し、YESであると、P33で、搬送モータ23をON
して正転するとともに、排紙モータ36をONし、コンタ
クトガラス13上の露光終了した2枚の原稿15を排紙側に
搬送し、P34で排紙検知センサ37がONかどうかを判断
し、NOであればP34のもどり、1枚目の原稿15Aの先
端15Aaが排紙検知センサ37まで搬送され、排紙検知セ
ンサ37に検知され、排紙検知センサ37がONし、YES
であると、P35で、排紙減速用パルスカウントをスター
トするとともに、搬送モータ23をOFFして、2枚目の
原稿15Bをコンタクトガラス13上に停止させ、P36で、
予め定めた排紙パルス設定値PDになったかを判断し、
NOであれば、P36にもどり、排紙パルス設定値PDに
なると、YESであり、P37で、排紙モータ36を減速す
るとともに、排紙モータ36を高速にするためのM2高速
パルスカウントをスタートさせ、P38で予め定められた
M2高速パルス設定値になったかを判断し、NOであれ
ば、P38にもどり、YESであれば、P39で排紙モータ
36を高速に切換え、図3に示す状態で、1枚目の原稿15
Aを高速で排紙側に搬送し、P5 にもどる。
【0029】P5 で給紙信号がONされているかを判断
し、YESであれば、P6 で、次の1枚目の原稿15Aの
給紙をスタートさせるための搬送モータ23をONして正
転させるとともに、クラッチをONし、給紙開始ととも
に、コンタクトガラス13上の2枚目の原稿15Bの排紙を
開始する。1枚目の原稿15Aが給紙させ、P7 で、レジ
ストセンサ28がONかを判断し、YESであると、原稿
サイズパルスのカウントがスタートし、クラッチをOF
Fする。P9 で、排紙フラグが1かどうかを判断し、Y
ESであれば、P41で排紙検知センサ37がONかどうか
を判断し、NOであれば、P41にもどり、2枚目の原稿
15Bの先端15Baが排紙検知センサ37に検知され、排紙
検知センサ37がONすると、YESであり、P42で排紙
減速パルスカウントをスタートし、P43で、排紙原稿制
御中かを判断し、排紙中であると、YESであり、P10
で、レジストセンサ28がOFFかを判断し、1枚目の原
稿15Aがレジストセンサ28を過ぎてYESであると、以
後P11からP18まで、前述同様に進行し、2枚目の原稿
15Bの給紙開始とともに、1枚目の原稿15Aをコンタク
トガラス13上に停止する。次いで、P19で、排紙フラグ
1かを判断し、YESであると、P45で、予め定めた排
紙パルス設定値になったかを判断し、NOであるとP45
にもどり、排紙パルス設定値PHになると、YESであ
り、P46で排紙モータ36を減速するとともにM2の停止
用パルスカウントをスタートし、P47で、予め定めたM
2停止用パルス設定値になったと判断し、NOであれ
ば、P47にもどり、M2停止用パルス設定値となると、
YESであり、P48で排紙モータ36をOFFして停止
し、排紙フラグを0にし、P49で、給紙原稿制御中かを
判断し、YESであれば、P50で給紙フラグが1かどう
かを判断し、NOであると、後述の(c)に進行する。
49でNOであれば、P2 にもどり、P2 で、原稿セッ
トセンサ17AがONかを判断しONであれば、再度繰返
す。NOであれば、今回のルーチンを終了する。
【0030】また、原稿15が奇数枚の場合、最後の1枚
の原稿15Cが、前述と同様に、P5 からP12まで進むこ
とにより、最後の1枚の原稿15Cが給紙されるととも
に、露光済の2枚目の原稿15Bの排紙が始まる。次い
で、P12で、原稿セットセンサ17AがONされたかを判
断し、NOであると、ここで、給紙された1枚の原稿が
奇数であると判断し、P40で、排紙動作制御中かを判断
し、YESであると、P19にもどり、P19で、排紙フラ
グが1かどうかを判断し、YESであると、P45〜P48
で、前述と同様に、コンタクトガラス13上の露光済の2
枚目の原稿15Bを減速して排紙し、排紙モータ36を停止
し、排紙フラグを零にする。P49で、給紙原稿制御中か
を判断し、YESであると、P50で給紙フラグが1かを
判断し、このとき、排紙フラグは0であるので、NOで
あり、(c)に移る。次いで、図7に示すP51で、カウ
ンターが停止パルス設定値PC(すなわちPA=L1
になったかを判断し、NOであればP51にもどり、YE
Sであれば、搬送モータ23をOFFし、次いで搬送モー
タ23をONして逆転させるとともにM1逆転パルスカウ
ンタをスタートさせ、P54で予め定めたM1逆転パルス
設定値PHに(すなわちPB=L2 +α)になったかを
判断し、YESであると、P55で搬送モータ23をOFF
し、次いで、P56で搬送モータ23をONし正転し、M1
パルスカウンタをスタートし、P57で、予め定めたM1
正転パルス設定値PI(すなわちPS=L 5 )になった
かを判断し、YESであると、P58で搬送モータ23をO
FFし、最終の原稿15Cをコンタクトガラス13上の所定
位置に位置して停止し、露光後、P 59で、排紙信号ON
されたかを判断し、複写機12から最終の原稿15Cの露光
後の排紙信号が発信されていると、YESでP60で、搬
送モータ23をONして正転させるとともに排紙モータ36
をONし、最終の原稿15Aを排紙側に搬送する。P61
排紙フラグを1とし、P9 にもどる。
【0031】P9 で、排紙フラグが1かを判断し、YE
Sであると、P41で排紙検知センサ37がONかどうかを
判断し、NOであれば、P41にもどり、最後の原稿15C
が排紙側に搬送され最終の原稿15Cの先端15Caが排紙
検知センサ37に検知され、排紙検知センサ37がONする
と、YESであり、P42で排紙減速パルスカウントをス
タートし、P43で、排紙原稿制御中かを判断し、YES
であると、P10にもどり、P10からP12に進み、P
12で、原稿セットセンサ17AがONかを判断し、NOで
あると、P40で排紙動作中かを判断し、YESである
と、P19にもどり、P 19で、排紙フラグが1かを判断
し、YESであると、P45で、予め定めた排紙パルス設
定値になったかを判断し、NOであるとP45にもどり、
排紙パルス設定値PHになると、YESであり、P
46で、排紙モータ36を減速するとともにM2の停止用パ
ルスカウントをスタートし、P47で、予め定めたM2停
止用パルス設定値になったかを判断し、NOであれば、
47にもどり、M2停止用パルス設定値になると、YE
Sであり、P48で排紙モータ36をOFFして停止すると
ともに、排紙フラグを0にし、P49で、給紙原稿制御中
かを判断し、NOであるとP2 にもどり、今回のルーチ
ンを終了する。
【0032】以上のように、本発明では、原稿間隔計算
用カウンター23Bおよび,制御部23Aが原稿間隔演算機
能23Cおよび制御機能を有し、1枚目の原稿15Aの後端
15Abがスケール18の先端18aに突当てられた状態から
レジストセンサ28が2枚目の原稿15Bの後端15Bbを検
知するまでを原稿間隔計算用カウンター23Bでカウント
してコンタクトガラス13上の1枚目の原稿15Aの後端15
Abの移動距離L3 を計測し、この計測結果から原稿間
隔演算機能23Cにより原稿15間隔L4 を演算し、さら
に、原稿15の最終の原稿15間隔L6 を得るためのスイッ
チバックする搬送モータ23の逆転量Mを演算して、搬送
モータ23を逆転して2枚目の原稿15Bの後端15Bbをス
ケール18の先端18aに突当てさらに逆転して間隔L6
得ている。このため、2枚の1枚目の原稿15Aおよび2
枚目の原稿15Bはスキュー補正ができるとともに、原稿
の重なりや離れ過ぎを防止でき、原稿位置精度のよいコ
ピーをすることができる。また、このとき、従来のよう
に2枚目の原稿15Bの先端レジストを位置決めせずにコ
ンタクトガラス13上に原稿15を搬送させるため、位置決
めを行う時間が大幅に短縮でき、2イン1モードの処理
能力を向上できる。
【0033】また、本発明では、給紙部17の駆動および
分離ベルト26の駆動が単一の駆動源である搬送モータ23
によりなされており、従来のように駆動の分離のための
切換手段が必要でないので、搬送モータ23の駆動制御の
みででき、低コストに2イン1モードの搬送制御ができ
る。また、本発明では、2枚目の原稿15Bの後端15Bb
を検知するレジストセンサ28を用いているので、従来の
ようにレジストセンサを2枚目の原稿15Bの先端15Ba
をレジストし位置決めするレジスト部材およびレジスト
部材の切換える制御手段が不要であり、この分低コスト
に2イン1モードの搬送制御ができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、2枚目の原稿の先端レジストを位置決めせ
ずに、コンタクトガラス上に原稿を搬送させることによ
り、位置決めのための時間を短縮でき、処理能力をアッ
プでき、また、請求項2記載の発明によれば、1枚目と
2枚目の原稿の駆動を分離する必要をなくすことによ
り、同一の駆動で制御を行うことができ、低コストで2
イン1モードを行うことができ、また、請求項3記載の
発明によれば、2枚目の原稿の後端を検知するレジスト
センサを用い、2枚目の原稿の先端レジストを位置決め
するレジスト部材及びその部材を切換える切換手段をな
くすことにより、低コストで2イン1モードを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1〜3に係わる自動原稿給紙装
置の一実施例を示す図で、(a)はその全体正面図、
(b)はその要部拡大正面図、(c)はその原稿の搬送
ループを示す概略正面図である。
【図2】図1に示す自動原稿給紙装置により搬送される
2枚の原稿搬送状態を示す図で、(a)はその一枚目の
原稿がレジストセンサ検知後、コンタクトガラス上に停
止時の状態を示す断面図、(b)はその一枚目の原稿が
スケールに突当て時の状態を示す断面図、(c)はその
2枚目の原稿の後端をレジストセンサが検知後、コンタ
クトガラス上に搬送時の状態を示す断面図、(d)は2
枚の原稿の露光直前の状態を示す断面図である。
【図3】図1に示す自動原稿給紙装置の排紙部におい
て、2枚の原稿を排紙時の状態を示す断面図である。
【図4】図1に示す自動原稿給紙装置の2イン1モード
でコピー時の転写紙上のコピーの状態を示す図で、
(a)は偶数枚の原稿を片面コピーしたときの斜視図、
(b)は偶数枚の原稿を両面コピーしたときの斜視図、
(c)は奇数枚の原稿を片面コピーしたときの斜視図、
(d)は奇数枚の原稿を両面コピーしたときの斜視図、
(e)奇数枚の原稿を片面コピーし折り曲げた状態を示
す斜視図である。
【図5】図1に示す自動原稿給紙装置の2イン1モード
でスタートする場合の原稿センサ方向を示す図で、
(a)は原稿ヨコ方向の場合の上面図、(b)は原稿タ
テ方向の場合の上面図である。
【図6】図1に示す自動原稿給紙装置において2イン1
モードにより作動する場合の搬送制御の状態を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1に示す自動原稿給紙装置において2イン1
モードにより作動する場合の搬送制御の状態を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1に示す自動原稿給紙装置において2イン1
モードにより作動する場合の搬送制御の状態を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
11 自動原稿給紙装置 13 コンタクトガラス 15 原稿 15A 1枚目の原稿 15B 2枚目の原稿 17 給紙部 18 スケール 19 搬送ベルト 23 搬送モータ(駆動源)(搬送制御手段) 23A 制御部(搬送制御手段) 23B 原稿間隔計算用カウンター(カウンター) 23C 原稿間隔演算機能 28 レジストセンサ
フロントページの続き (72)発明者 中里 幸孝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿2枚を1枚づつ間隔を開けて給紙し、
    レジストセンサにより原稿の後端を検知し、コンタクト
    ガラスの端部のスケール上を通しコンタクトガラス上に
    搬送し、該コンタクトガラス上の所定位置に前記原稿2
    枚を並置して露光し、露光後の原稿を排紙する2イン1
    モードを有する自動原稿給紙装置において、 前記原稿の1枚目が前記スケールの原稿停止基準に突当
    てられた状態から前記レジストセンサが2枚目の原稿の
    後端を検知するまでを計測するカウンターと、 該カウンターの計測結果に基づき前記コンタクトガラス
    上に並置される1枚目と2枚目の原稿の所定間隔を得る
    よう搬送制御する搬送制御手段と、を設け、前記並置さ
    れた2枚の原稿位置を定めることを特徴とする自動原稿
    給紙装置。
  2. 【請求項2】前記搬送制御手段は、前記原稿を給紙する
    給紙部および前記コンタクトガラス上の前記原稿を搬送
    する搬送ベルトを駆動する単一の駆動源を有することを
    特徴とする請求項1記載の自動原稿給紙装置。
  3. 【請求項3】前記レジストセンサは、2イン1モード時
    に2枚目の原稿の後端を検知し、2枚目の原稿の位置決
    めをすることを特徴とする請求項1または2記載の自動
    原稿給紙装置。
JP32220491A 1991-12-06 1991-12-06 自動原稿給紙装置 Pending JPH05158303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32220491A JPH05158303A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自動原稿給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32220491A JPH05158303A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自動原稿給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05158303A true JPH05158303A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18141121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32220491A Pending JPH05158303A (ja) 1991-12-06 1991-12-06 自動原稿給紙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05158303A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559594A (en) * 1994-02-28 1996-09-24 Minolta Co., Ltd. Copying method and apparatus for copying a document in two-in-one mode
US5587782A (en) * 1994-02-28 1996-12-24 Minolta Co., Ltd. Copying machine for copying documents in two-in-one mode

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5559594A (en) * 1994-02-28 1996-09-24 Minolta Co., Ltd. Copying method and apparatus for copying a document in two-in-one mode
US5587782A (en) * 1994-02-28 1996-12-24 Minolta Co., Ltd. Copying machine for copying documents in two-in-one mode
US5822672A (en) * 1994-02-28 1998-10-13 Minolta Co., Ltd. Copying machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7003257B2 (en) Hole-punching processor and image forming apparatus
JPH05286606A (ja) 原稿自動送り装置を備えた複写機
JPS63147152A (ja) 自動原稿給送装置付複写機
JPH0899770A (ja) 原稿自動給送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP3179226B2 (ja) 自動原稿給紙装置
JP2001042578A (ja) 自動原稿搬送装置、及びこれを具備した画像読取装置、並びに画像形成装置
JPH05158303A (ja) 自動原稿給紙装置
JP3949297B2 (ja) 自動原稿送り装置
JPH03185468A (ja) 自動原稿送り装置
JP3479671B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2006206247A (ja) 自動原稿搬送装置および画像形成装置
JP4050177B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP2728683B2 (ja) 自動原稿給送装置
JP2003002546A (ja) 自動原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2514530Y2 (ja) 用紙搬送装置
JP3871422B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP3369077B2 (ja) 自動原稿送り装置
JP2007112631A (ja) 自動原稿送り装置
JPH0825685B2 (ja) 自動原稿送り装置における原稿排出速度の減速方法
JPH05158304A (ja) 複写装置
JP2867044B2 (ja) 自動原稿搬送装置
JP3369081B2 (ja) 自動原稿送り装置
JPH11165915A (ja) 給紙搬送装置および画像形成装置
JP3359437B2 (ja) マーキング印字手段を有する反転機能付き自動原稿給紙装置
JPH0753079Y2 (ja) 自動原稿給送装置