JPH0515617U - 放熱型配電函 - Google Patents

放熱型配電函

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Publication number
JPH0515617U
JPH0515617U JP6316991U JP6316991U JPH0515617U JP H0515617 U JPH0515617 U JP H0515617U JP 6316991 U JP6316991 U JP 6316991U JP 6316991 U JP6316991 U JP 6316991U JP H0515617 U JPH0515617 U JP H0515617U
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JP
Japan
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distribution box
heat dissipation
front cover
permeable sheet
gas permeable
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Withdrawn
Application number
JP6316991U
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English (en)
Inventor
祐治 前田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱作用が優れ、電気接続部の不良発生防止
並びに配電函本体の小型化などが実現できる配電函に関
する。 【構成】 配電函本体Aに被せる表カバーBに放熱窓1
を設け、該放熱窓1に気体透過性シートCを着設してい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワイヤハーネスの接続などに用いられる配電函に関し、配電函本体 に被せる表カバーに放熱作用をもたせて配電函内の温度を低下させるようにした ものである。
【0002】
【従来技術】
ヒューズボックス、リレーボックス、ジャンクションボックスなどの配電函は 一般に函本体とこれに被せる表カバーからなり、函本体の内部には複数のブスバ ーと絶縁基板とからなるブスバー回路板を積層して収容し、外部にはワイヤハー ネス端末のコネクタやヒューズ、リレーなどの電気部品に対する多数の挿着部を 設け、これらの挿着部には上記ブスバーに連成したタブ(接続端子)を突出させ た構成を有している。したがって配電函の中は、多数の機器に供給される電流で 発生する熱により内部が高温になりやすく、表カバーには雨滴などの侵入を防ぐ ため防水の必要上放熱孔を設けることができないので、配電函本体を大型化して 放熱に対処していた。 また、図4に斜視図および図5に図4のX−X線断面を 示すヒューズボックスaのように、ヒューズbとカバーcの間に電気絶縁性伝熱 部材dを介在させてヒューズbによる発熱を放出させる手段も提案されているが (実開昭62−12253号公報)、このような手段では伝熱により高温化した カバーcの冷却が十分に行われないと、ヒューズボックスa内の放熱が達成でき ない欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の従来技術の欠点に着目してなされたもので、放熱作用がすぐ れ、電気接続部の不良発生防止並びに配電函本体の小型化などが実現できる配電 函を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、本考案の放熱型配電函は、配電函本体に被せる表 カバーに放熱窓を設け、該放熱窓に気体透過性シートを着設して成ることを特徴 とする。
【0005】
【作用】
表カバーの放熱窓に気体透過性シートを設けているため、配電函の中の高温と なった空気が気体透過性シートを通過して外部に放出される一方、気体透過性シ ートは液体を通過させないので、雨滴などの水または液体の侵入を防止すること ができる。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す分解斜視図であり、Aは配電函の本体、Bはその 表カバーであり、表カバーBの上部B′に放熱窓1を形成し、これらの窓1には 、ポリテトラフロルエチレンを素材とした高分子多孔質構造体を薄いシートに成 形した気体透過性シートCを着設している。 図2に断面図を示すように、表カ バーBの上部B′の内面2に接着剤により固着して放熱窓1の全面に気体透過性 シートCが露出するようにしている。 気体透過性シートCを固着した表カバー Bの係止具3と函本体Aの係止ロック4を係合することにより表カバーBと配電 函本体Aを係合するようにしている。
【0007】 なお配電函本体Aは下ケース5と上ケース6から構成され、両ケース内には既 知の構成を有するブスバー回路板が収容され、上ケース6には、外部配線に接続 するコネクタ挿着部7、リレー挿着部8、ヒューズ挿着部9などが設けられてい る。
【0008】 気体透過性シートCは、不織布、布などの繊維集合体あるいは高分子多孔質構 造体が使用できるが、ポリテトラフロルエチレンを素材とした高分子多孔質構造 体(たとえば商品名ゴアテックス)をシート状に成形したものが好ましい。 また、前記実施例においては、表カバーBに気体透過性シートCを接着剤によ り固着しているが、図3に分解斜視図を示すように、可撓ロック片10を備えた 押さえカバーDをロック爪11を設けた表カバーBに被せて両者をロック固定す ることにより、気体透過性シートCを表カバーBの上面と押さえカバーDの間に ワンタッチで挟持することもできる。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、配電函の中の高温となった空気が表カバーに設 けた気体透過性シートを通過して外部に放出される一方、雨滴などの水または液 体の侵入を防止することができるので、防水効果を有するとともに函本体に配設 した機器に通電される電流で発生する熱を速やかに配電函の外部に放出すること が可能となり、配電函の高温化による故障発生の防止および配電函の小型化が実 現できるなど優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の表カバーの断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【符号の説明】
A 配電函本体 B 表カバー C 気体透過性シート 1 放熱窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電函本体に被せる表カバーに放熱窓を
    設け、該放熱窓に気体透過性シートを着設して成ること
    を特徴とする放熱型配電函。
JP6316991U 1991-08-09 1991-08-09 放熱型配電函 Withdrawn JPH0515617U (ja)

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JP6316991U JPH0515617U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 放熱型配電函

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330055A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007330055A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP4704280B2 (ja) * 2006-06-08 2011-06-15 住友電装株式会社 電気接続箱

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