JPH0317551Y2 - - Google Patents

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JPH0317551Y2
JPH0317551Y2 JP1985035335U JP3533585U JPH0317551Y2 JP H0317551 Y2 JPH0317551 Y2 JP H0317551Y2 JP 1985035335 U JP1985035335 U JP 1985035335U JP 3533585 U JP3533585 U JP 3533585U JP H0317551 Y2 JPH0317551 Y2 JP H0317551Y2
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JP
Japan
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electronic unit
distribution box
cover
connection device
wiring connection
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JP1985035335U
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JPS61153427U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車などにおいて、各種電子ユニ
ツトや電気機器などを取りつけさらにワイヤハー
ネスを用いて各装置などへ接続を完成するための
配線接続装置に関するものである。
従来の技術 複数のコネクタを外壁部に設けた電気絶縁性ケ
ースの内部に、これらのコネクタの端子相互の間
を連絡する導電体を配設して配電箱を構成し、こ
れらのコネクタに各種の電子ユニツトや電気機器
のコネクタ端子を直接に接続するか又はワイヤハ
ーネス等を介して接続することにより、一挙に相
互の配線の接続を完成することは公知である。ま
た、配電箱のコネクタに直接に接続される単体の
リレーやヒユーズ等は一般に小型であつて、取り
つけるに当つて特に問題はないけれども、各種の
電子ユニツトは配線基板上に機能部品を取りつけ
上カバーをかぶせて構成されていて、配電箱上に
配線基板が接した状態で搭載されるために、配電
箱で発生した熱は電子ユニツトへ伝わり易く、ま
た蓄積して高温となり易いという問題があつた。
電子ユニツトの温度上昇を防ぐためには、放熱
し易い構造を取り入れることが考えられるが、た
とえば、特開昭59−148514号に開示されたように
(第3図)、電子ユニツトaのカバーbに放熱孔c
を設けた例が見られる。このような放熱孔を設け
た電子ユニツトを配電箱に搭載するようにした従
来技術の1例を第4図に示すが、電子ユニツトB
は配線基板12をカバー13の内部に収容して、
配電箱Aのカバー1の上に設けた電子ユニツト収
容凹部4の中に装着される。電子ユニツトBのカ
バー13には複数個の放熱孔8が設けられてい
て、配線基板12上に取りつけられた機能部品1
1の温度が過度に上昇することを防止するように
なつているが、どうしても配電箱Aからの伝熱は
避けることができず、また放熱孔8から異物等が
浸入して故障等の原因となる心配があつた。
解決しようとする問題点 本考案は、配電箱上に搭載された電子ユニツト
の温度上昇を有効に防止し、かつ内部へ異物等が
侵入しない構造を有する電子ユニツトの搭載され
た配線接続装置を提供しようとするものである。
問題点解決のための手段 上述のような本考案の目的は、配電箱のカバー
面と電子ユニツトのケースカバー底面との間に空
気の流通できる空間を設け、かつこの空間へ空気
が出入できる放熱孔を設けて配線接続装置を構成
することによつて達成される。すなわち、本考案
の電子ユニツトの搭載された配線接続装置は、電
気絶縁性カバー内に導電体を配設すると共に複数
のコネクタを設けた配電箱上に電子ユニツトを装
着接続してなるものであり、配電箱と電子ユニツ
トとの少くとも一方に配電箱カバー面と電子ユニ
ツトケースカバー底面とを離間して維持すること
ができる保持手段を備えており、配電箱カバーと
電子ユニツトケースカバー底面との間に形成され
た空間は配線接続装置外に開放されているもので
ある。
実施例 第1図は、本考案の装置の1例を説明する図で
あるが、ここでAは配電箱、Bは配電箱Aに搭載
されるべき電子ユニツトである。なおB′は電子
ユニツトBを裏側から見たものである。
1は配電箱Aのカバー、2はワイヤハーネスの
端末コネクタCと接続するコネクタハウジング、
3はリレーなどの機器を装着し接続するコネクタ
ハウジング、4は電子ユニツトBの収容部、5は
収容部4を囲み電子ユニツトBの装着位置を規制
する枠である。配電箱Aの内部には導電用ブスバ
6が配設され、その端部は立上つて端子7,7′
を形成している。収容部4の底面を貫通して、電
子ユニツトBとの接続のための端子7が1列に突
設されている。枠5の基底部には、左右の両側部
に枠5の内側と外側とを連絡するように放熱孔8
が設けられている。9は電子ユニツトB用のロツ
ク孔であり、10,10は固定用台である。
一方、電子ユニツトBは、各種機能部品11が
取りつけられた配線基板12を表カバー13およ
び裏カバー14の内部に収容したものであり、裏
カバー14の底面には、端子7に対応するコネク
タ15が形成されている。表カバー13は裏カバ
ー14より一回り大きく形成されていて、表カバ
ー13の端は裏カバー14に対して段部16を形
成している。17はロツク爪、18は固定用フラ
ンジである。
このような構成の配電箱Aと電子ユニツトBと
を装着するときは、電子ユニツトBのカバーの段
部16が枠5の上端に当接して支えられると共に
ロツク爪17がロツク孔9に係止される。この
際、装着部4の上面と電子ユニツトBの裏カバー
14の底面との間には空間Sが残るように枠5の
高さが設定されている。この状態で固定用フラン
ジ18を固定用台10にネジ止めすることで電子
ユニツトBの配電箱Aへの装着が完成するが、放
熱孔8は空間Sに連通していて通風が確保される
(第2図)。
こうして組立てられた装置では、配電箱Aの内
部で発生した熱は伝導によつてカバー1の温度を
高めるが、配電箱Aと電子ユニツトBとの間には
空間Sがあるので直接の熱伝導は起らない。そし
て、カバー1の面で温められた空気は、放熱孔8
を通じて外部へ放出され、特に放熱孔8,8が上
下となるように装置が位置するときは、空気の対
流が促進されるので電子ユニツトBの温度はより
一層昇りにくい。
考案の効果 上述詳述したように、本考案に係る電子ユニツ
トの搭載された配線接続装置は、電子ユニツトが
配電箱で発生する熱の影響を受けることが少く、
また電子ユニツトを密封することも可能となり異
物の侵入も防止でき、電子ユニツトの機能低下の
原因を除去することできるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る電子ユニツトの搭載さ
れた配線接続装置の構成を説明する一部切欠き斜
視図、第2図は、同じく組立てた装置の部分断面
図である。第3図は公知の電子ユニツトの構成を
示す斜視図、第4図は従来技術による電子ユニツ
トを搭載した配線接続装置の構成を示す斜視図で
ある。 A……配電箱、B……電子ユニツト、C……ワ
イヤハーネス端末コネクタ、1……カバー、4…
…電子ユニツト装着部、5……枠、7……端子、
8……放熱孔、9……ロツク孔、13……表カバ
ー、14……裏カバー、15……コネクタ、16
……段部、17……ロツク爪、S……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気絶縁性カバー内に導電体を配設すると共
    に複数のコネクタを設けた配電箱上に電子ユニ
    ツトを装着接続してなる配線接続装置であつ
    て、前記配電箱と電子ユニツトとの少なくとも
    一方に配電箱カバー面と電子ユニツトケースカ
    バー底面とを離間して維持することができる保
    持手段を備え、配電箱カバー面と電子ユニツト
    ケースカバー底面との間に形成された空間は配
    線接続装置外に開放されていることを特徴とす
    る、電子ユニツトの搭載された配線接続装置。 (2) 電子ユニツトが、接続端子挿入口以外には開
    口部を有しないケースカバー内に機能部品を取
    りつけた配線基板を収容してなるものである実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の装置。
JP1985035335U 1985-03-14 1985-03-14 Expired JPH0317551Y2 (ja)

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JP1985035335U JPH0317551Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JP1985035335U JPH0317551Y2 (ja) 1985-03-14 1985-03-14

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JPS61153427U JPS61153427U (ja) 1986-09-22
JPH0317551Y2 true JPH0317551Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30539518

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453138Y2 (ja) * 1986-09-24 1992-12-14
JPH051938Y2 (ja) * 1986-10-15 1993-01-19
JPH0649065Y2 (ja) * 1987-08-19 1994-12-12 矢崎総業株式会社 電気接続箱

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JPS536016U (ja) * 1977-07-21 1978-01-19
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JPS59148515A (ja) * 1983-02-14 1984-08-25 住友電気工業株式会社 ワイヤリングハ−ネスの相互接続装置

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122402Y2 (ja) * 1980-07-22 1986-07-05

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JPS61153427U (ja) 1986-09-22

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