JPH0514884Y2 - - Google Patents

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JPH0514884Y2
JPH0514884Y2 JP1987042553U JP4255387U JPH0514884Y2 JP H0514884 Y2 JPH0514884 Y2 JP H0514884Y2 JP 1987042553 U JP1987042553 U JP 1987042553U JP 4255387 U JP4255387 U JP 4255387U JP H0514884 Y2 JPH0514884 Y2 JP H0514884Y2
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JP
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roof side
opening
duct
panel
air passage
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車のクオータピラー部における
換気装置の改良に関するものである。
<従来の技術> クオータピラー部に設けられる換気装置は、例
えば実開昭59−56179号、実開昭60−32114号等で
各種の構造のものが提供されている。これら従来
の換気装置の共通した構造としては、ルーフサイ
ドインナパネルに設けられている室内側開口穴か
らクオータパネルに設けられている室外側開口穴
へ通じる空気流路をクオータピラー内で迂回通路
としている。これは車室外より雨水、洗車水等の
車室内への侵入を防止するためである。
このクオータピラー内での迂回空気流路の構造
は、ルーフサイドインナパネルに室内側開口穴と
通じる第1ダクトと、クオータパネルの室外側開
口穴と通じる第2ダクトとを形成し、クオータピ
ラー内を下部隔壁と上部隔壁とによつて閉塞して
第1、第2ダクトの上端開口部をクオータピラー
を連通ダクトとして迂回流路を形成した構成であ
る。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来構造では、クオータピラー自体が空気
流路を形成しているため、ベンチレータノイズが
車室内に伝わりやすいことと、クオータピラー内
の上下を閉塞する隔壁を取り付ける必要があり、
これの取り付け作業が容易ではない等の問題があ
つた。またガーニツシユ締付等でルーフサイドイ
ンナに作業穴を明けている。従つて、この作業穴
をプラグプレートで塞ぐ必要もあつた。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記従来の問題点を解決するために改
良されたもので、その特徴とする構成は、ルーフ
サイドインナパネル1のクオータピラー部2の内
面に、ルーフサイドアウタ4とルーフサイドイン
ナ5とにより筒状に形成され、下端が前記ルーフ
サイドインナパネル1に開口されている室内側開
口穴3と連通し、上端に開口部7を有する第1空
気通路6を設け、ルーフサイドアウタパネル8の
クオータピラー部9の内面に、ダクトアウタ10
とダクトインナアツパ15及びダクトインナロア
11とにより筒状に形成され、下端が前記ルーフ
サイドアウタパネル8に開口されている室外側開
口穴14と連通し、上端に開口部13を有する第
2空気通路12を設け、前記ダクトアウタ10と
ルーフサイドアウタ4及びダクトインナアツパ1
5とルーフサイドインナ5とを、それぞれ結合す
ることにより前記第1空気通路6の上端の開口部
7と前記第2空気通路12の上端の開口部13を
連通する迂回通路を形成したものである。
<作用> 本考案は、ルーフサイドインナパネル1とルー
フサイドクオータピラーアウタパネル8とを組合
わせ結合することにより、クオータピラー内部に
第1空気流路6と第2空気流路12とが直接迂回
連通した独立の空気流路が構成され、これによつ
て車室内外の換気を行うものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、1はルーフサイドインナパ
ネルである。このルーフサイドインナパネル1に
形成されているクオータピラー部2の内面に、ル
ーフサイドアウタ4とルーフサイドインナ5とに
より筒状に形成され、下端が前記ルーフサイドイ
ンナパネル1に開口されている室内側開口穴3と
連通し、上端に開口部7を有する第1空気流路6
が設けられている。
第2図において、8はルーフサイドアウタパネ
ルであり、前記ルーフサイドインナパネル1と組
付け合体される。このルーフサイドアウタパネル
8に形成されているクオータピラー部9の内面
に、ダクトアウタ10とダクトインナアツパ15
及びダクトインナロア11とにより筒状に形成さ
れ、下端が前記ルーフサイドアウタパネル8に開
口されている室外側開口穴14と連通し、上端に
開口部13を有する第2空気通路12が設けられ
ている。
そして、前記ダクトアウタ10とルーフサイド
アウタ4及びダクトインナアツパ15とルーフサ
イドインナ5とを、それぞれ結合することにより
前記第1空気通路6の上端の開口部7と前記第2
空気通路12の上端の開口部13を連通する迂回
通路を形成するものである。
本考案は上記の通りの構成であるから、ルーフ
サイドアウタパネル8をルーフサイドインナパネ
ル1に組付け合体するときに、第1空気流路6の
上端の開口部7のルーフサイドアウタ4とルーフ
サイドインナ5とを第7図で示すように、ダクト
インナアツパ15に差し込み、ダクトアウタ10
とルーフサイドアウタ4及びダクトインナアツパ
15とルーフサイドインナ5とを、それぞれ結合
して第8図で示すように、発泡シーラSによつて
接着する。
これにより、室内側開口穴3と室外側開口穴1
4とは第10図で示すように、第1空気流路6と
第2空気通路12とがダクトアウタ10とルーフ
サイドアウタ4及びダクトインナアツパ15とル
ーフサイドインナ5とによつて形成される迂回通
路を介して連通され、車室内外の換気通路が形成
されるのである。
<考案の効果> 以上のように本考案によると、ルーフサイドイ
ンナパネル1のクオータピラー部2の内面に、ル
ーフサイドアウタ4とルーフサイドインナ5とに
より筒状に形成され、下端が前記ルーフサイドイ
ンナパネル1に開口されている室内側開口穴3と
連通し、上端に開口部7を有する第1空気通路6
を設け、ルーフサイドアウタパネル8のクオータ
ピラー部9の内面に、ダクトアウタ10とダクト
インナアツパ15及びダクトインナロア11とに
より筒状に形成され、下端が前記ルーフサイドア
ウタパネル8に開口されている室外側開口穴14
と連通し、上端に開口部13を有する第2空気通
路12を設け、前記ダクトアウタ10とルーフサ
イドアウタ4及びダクトインナアツパ15とルー
フサイドインナ5とを、それぞれ結合することに
より前記第1空気通路6の上端の開口部7と前記
第2空気通路12の上端の開口部13を連通する
迂回通路を形成した構成であるから、ルーフサイ
ドインナパネル1とルーフサイドアウタパネル8
を組合わせ結合することにより、室内側開口穴3
と室外側開口穴12とをクオータピラー内でクオ
ータピラー部とは独立した空気流路が直ちに形成
され、クオータピラー部における換気通路を迅速
かつ容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はルーフ
サイドインナパネル内面側の正面図、第2図はル
ーフサイドアウタパネル外面側の正面図、第3図
は第2空気流路の構成部品の分解斜視図、第4図
はルーフサイドインナパネルとルーフサイドアウ
タパネルとを組合わせた状態の第1図A−A線断
面図、第5図は同第1図B−B線断面図、第6図
は同第2図C−C線断面図、第7図は第1空気流
路と第2空気流路との接合説明図、第8図は同接
合後の第7図D−D線断面図、第9図は同第7図
E−E線断面図、第10図は本考案装置を車外か
ら見た斜視図、第11図は第10図F−F線断面
図、第12図は第10図G−G線断面図である。 1……ルーフサイドインナパネル、2……クオ
ータピラー部、3……室内側開口穴、4……ルー
フサイドアウタ、5……ルーフサイドインナ、6
……第1空気流路、7……上端の開口部、8……
ルーフサイドアウタパネル、9……クオータピラ
ー部、10……ダクトアウタ、11……ダクトイ
ンナロア、12……第2空気流路、13……上端
の開口部、14……室外側開口穴、15……ダク
トインナアツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフサイドインナパネル1のクオータピラー
    部2の内面に、ルーフサイドアウタ4とルーフサ
    イドインナ5とにより筒状に形成され、下端が前
    記ルーフサイドインナパネル1に開口されている
    室内側開口穴3と連通し、上端に開口部7を有す
    る第1空気通路6を設け、ルーフサイドアウタパ
    ネル8のクオータピラー部9の内面に、ダクトア
    ウタ10とダクトインナアツパ15及びダクトイ
    ンナロア11とにより筒状に形成され、下端が前
    記ルーフサイドアウタパネル8に開口されている
    室外側開口穴14と連通し、上端に開口部13を
    有する第2空気通路12を設け、前記ダクトアウ
    タ10とルーフサイドアウタ4及びダクトインナ
    アツパ15とルーフサイドインナ5とを、それぞ
    れ結合することにより前記第1空気通路6の上端
    の開口部7と前記第2空気通路12の上端の開口
    部13を連通する迂回通路を形成したことを特徴
    とする自動車の換気装置。
JP1987042553U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH0514884Y2 (ja)

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JPS63150810U JPS63150810U (ja) 1988-10-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032114B2 (ja) * 1976-10-04 1985-07-26 アンスチチユ・ド・ルシエルシエ・ド・ラ・シデルルジイ・フランセイズ・イルシツド 冶金用取鍋

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113142U (ja) * 1974-02-25 1975-09-16
JPS6032114U (ja) * 1983-08-12 1985-03-05 トヨタ自動車株式会社 自動車の換気構造

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JPS63150810U (ja) 1988-10-04

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