JPS632327Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632327Y2 JPS632327Y2 JP12521783U JP12521783U JPS632327Y2 JP S632327 Y2 JPS632327 Y2 JP S632327Y2 JP 12521783 U JP12521783 U JP 12521783U JP 12521783 U JP12521783 U JP 12521783U JP S632327 Y2 JPS632327 Y2 JP S632327Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- inner panel
- panel
- quarter
- roof side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車の換気構造、特にクオータピラ
ーにおける換気構造の改良に関するものであり、
クオータピラーの断面を全て換気有効断面として
利用することにより、換気性能の向上を計るとと
もに、クオータピラーの形状を大きくする必要が
ない換気構造を得ることを目的とするものであ
る。
ーにおける換気構造の改良に関するものであり、
クオータピラーの断面を全て換気有効断面として
利用することにより、換気性能の向上を計るとと
もに、クオータピラーの形状を大きくする必要が
ない換気構造を得ることを目的とするものであ
る。
従来、アツパーバツクよりクオータピラーへの
換気経路を設定した場合、クオータピラー内に換
気に関与しない部分が存在し、このため換気性能
を向上させるためにはピラー断面を大きくする必
要があり、それ故クオータピラーの形状も必然的
に大きくなるという欠点を有するものである。
換気経路を設定した場合、クオータピラー内に換
気に関与しない部分が存在し、このため換気性能
を向上させるためにはピラー断面を大きくする必
要があり、それ故クオータピラーの形状も必然的
に大きくなるという欠点を有するものである。
本考案は、クオータパネルとルーフサイドイン
ナパネルとで上部ダクトを形成し、前記ダクト内
にはエア通路を形成するダクトインナパネルを配
設するとともに、上部を前記クオータパネルおよ
びダクトインナパネルの下部に密着せしめたルー
フサイドアウタとクオータパネルおよびルーフサ
イドインナパネルとによつて下部ダクトを形成
し、前記下部ダクトにおけるルーフサイドインナ
パネルの下部には車内に連通するダクトに連通す
る第1の穴部を形成し、かつ前記ダクトインナパ
ネルの下端には上部ダクトと下部ダクトを連通す
る第2の穴部を形成した構成とすることにより、
クオータピラーの断面積のすべてを換気有効断面
とすることにより換気性能の向上を計ることがで
き、またクオータピラーの形状を特別大きくする
必要もなく意匠上すぐれた形状のクオータピラー
が得られるものである。
ナパネルとで上部ダクトを形成し、前記ダクト内
にはエア通路を形成するダクトインナパネルを配
設するとともに、上部を前記クオータパネルおよ
びダクトインナパネルの下部に密着せしめたルー
フサイドアウタとクオータパネルおよびルーフサ
イドインナパネルとによつて下部ダクトを形成
し、前記下部ダクトにおけるルーフサイドインナ
パネルの下部には車内に連通するダクトに連通す
る第1の穴部を形成し、かつ前記ダクトインナパ
ネルの下端には上部ダクトと下部ダクトを連通す
る第2の穴部を形成した構成とすることにより、
クオータピラーの断面積のすべてを換気有効断面
とすることにより換気性能の向上を計ることがで
き、またクオータピラーの形状を特別大きくする
必要もなく意匠上すぐれた形状のクオータピラー
が得られるものである。
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
本考案の換気構造は上部ダクト部と下部ダクト
部で構成されており、上部ダクト部は第1図に示
すように、クオータパネル1とルーフサイドイン
ナパネル2とで形成され、前記両パネル1,2と
の間には該上部ダクト内にエア通路を形成するダ
クトインナパネル3とダクトアウタパネル4とが
配設されている。
部で構成されており、上部ダクト部は第1図に示
すように、クオータパネル1とルーフサイドイン
ナパネル2とで形成され、前記両パネル1,2と
の間には該上部ダクト内にエア通路を形成するダ
クトインナパネル3とダクトアウタパネル4とが
配設されている。
前記ダクトインナパネル3は第2図で示すよう
に、略中央付近にて屈曲された断面略〓形状に形
成されており、上部ダクトを前後方向に2分する
よう配設されている。すなわち一方のフランジ面
3aとクオータパネル1とによつて通路5を形成
し、他方のフランジ面3bとクオータパネル1お
よびルーフサイドインナパネル2とで通路6が形
成される。
に、略中央付近にて屈曲された断面略〓形状に形
成されており、上部ダクトを前後方向に2分する
よう配設されている。すなわち一方のフランジ面
3aとクオータパネル1とによつて通路5を形成
し、他方のフランジ面3bとクオータパネル1お
よびルーフサイドインナパネル2とで通路6が形
成される。
前記通路6はダクトインナパネル3の他方のフ
ランジ面3bがクオータパネル1とルーフサイド
インナパネル2との略中間位置に配置されること
により幅方向に2分された通路6a,6bとに分
割されている。
ランジ面3bがクオータパネル1とルーフサイド
インナパネル2との略中間位置に配置されること
により幅方向に2分された通路6a,6bとに分
割されている。
前記クオータパネルの前側面には前記通路5に
連通してエア排気口7が形成されている。前記ダ
クトインナパネル3の下端は前記排気口7のやや
下方に位置しており、一方のフランジ面3aの下
端にはエア通路穴たる第2の穴部8が形成されて
おり、後述する下部ダクトより流れて来たエアは
該穴部8より前記通路6a,6bの二方向に分割
されて通路6の上方に流れるよう構成されてい
る。前記ダクトアウタパネル4は前記ダクトイン
ナパネルと室側クオータパネルとの間に配置さ
れ、エアの気流を制御し、かつダクトインナパネ
ルとによつて車外より車内への水入りおよびほこ
り入りを防止している。
連通してエア排気口7が形成されている。前記ダ
クトインナパネル3の下端は前記排気口7のやや
下方に位置しており、一方のフランジ面3aの下
端にはエア通路穴たる第2の穴部8が形成されて
おり、後述する下部ダクトより流れて来たエアは
該穴部8より前記通路6a,6bの二方向に分割
されて通路6の上方に流れるよう構成されてい
る。前記ダクトアウタパネル4は前記ダクトイン
ナパネルと室側クオータパネルとの間に配置さ
れ、エアの気流を制御し、かつダクトインナパネ
ルとによつて車外より車内への水入りおよびほこ
り入りを防止している。
下部ダクトは、クオータピラー全断面を通路と
するためルーフサイドアウタ9、ルーフサイドイ
ンナパネル2およびルーフサイドインナプレート
10より構成されている。ルーフサイドアウタ9
の上部はクオータパネル1およびダクトインナパ
ネル3の下部に密着しており、かつ下部はルーフ
サイドインナプレート10で封鎖されている。ま
たルーフサイドインナパネル2の下端には第1の
穴部11が形成されており、該第1の穴部11は
パツケージトレイ14とアツパバツク15とで形
成される通路12に連通している。前記通路12
は第3の穴部13により室内Rと連通している。
するためルーフサイドアウタ9、ルーフサイドイ
ンナパネル2およびルーフサイドインナプレート
10より構成されている。ルーフサイドアウタ9
の上部はクオータパネル1およびダクトインナパ
ネル3の下部に密着しており、かつ下部はルーフ
サイドインナプレート10で封鎖されている。ま
たルーフサイドインナパネル2の下端には第1の
穴部11が形成されており、該第1の穴部11は
パツケージトレイ14とアツパバツク15とで形
成される通路12に連通している。前記通路12
は第3の穴部13により室内Rと連通している。
上記構成を有する本考案の換気構造の作用を説
明すると、第3図に示すように室内より取り出さ
れたエアは第3の穴部13より気流Aとして通路
12を通り第1の穴部11より下部ダクト内に気
流Bとして流れ込む。気流Bはルーフサイドイン
ナプレート10の作用により効率よくダクトイン
ナパネル3の下部に形成された第2の穴部8を通
つて通路6内に入る。ここで通路6は通路6a,
6bに分割されていることにより気流Bは気流
C1,C2に2分されて通路6の上方に流れる。気
流C1,C2は通路6の上方において気流Dに統一
されて、クオータパネル1とダクトインナパネル
3とで形成している通路5に気流Eとして流れ込
み、その後前記エア排気口7より車外へ排出され
る。
明すると、第3図に示すように室内より取り出さ
れたエアは第3の穴部13より気流Aとして通路
12を通り第1の穴部11より下部ダクト内に気
流Bとして流れ込む。気流Bはルーフサイドイン
ナプレート10の作用により効率よくダクトイン
ナパネル3の下部に形成された第2の穴部8を通
つて通路6内に入る。ここで通路6は通路6a,
6bに分割されていることにより気流Bは気流
C1,C2に2分されて通路6の上方に流れる。気
流C1,C2は通路6の上方において気流Dに統一
されて、クオータパネル1とダクトインナパネル
3とで形成している通路5に気流Eとして流れ込
み、その後前記エア排気口7より車外へ排出され
る。
本考案の換気構造は上記のごとき構成、作用を
有するもので、クオータピラーの内部をすべて換
気に有効なエア通路とすることにより、換気性能
をすこぶる向上せしめ、かつクオータピラーを格
別に大きな形状とする必要がないので意匠上でも
すぐれたクオータピラーを得るものである。
有するもので、クオータピラーの内部をすべて換
気に有効なエア通路とすることにより、換気性能
をすこぶる向上せしめ、かつクオータピラーを格
別に大きな形状とする必要がないので意匠上でも
すぐれたクオータピラーを得るものである。
第1図は本考案の換気構造の透視斜視図、第2
図は第1図中−線断面図、第3図は気流の流
れを示す簡略図、第4図は第1図−線におけ
る断面図、第5図は第1図中−線における断
面図である。 1:クオータパネル、2:ルーフサイドインナ
パネル、3:ダクトインナパネル、4:ダクトア
ウタパネル、7:エア排気口、8:第2の穴部、
9:ルーフサイドインナプレート、11:第1の
穴部。
図は第1図中−線断面図、第3図は気流の流
れを示す簡略図、第4図は第1図−線におけ
る断面図、第5図は第1図中−線における断
面図である。 1:クオータパネル、2:ルーフサイドインナ
パネル、3:ダクトインナパネル、4:ダクトア
ウタパネル、7:エア排気口、8:第2の穴部、
9:ルーフサイドインナプレート、11:第1の
穴部。
Claims (1)
- クオータパネルとルーフサイドインナパネルと
で上部ダクトを形成し、前記ダクト内にはエア通
路を形成するダクトインナパネルを配設するとと
もに、上部を前記クオータパネルおよびダクトイ
ンナパネルの下部に密着せしめたルーフサイドア
ウタとクオータパネルおよびルーフサイドインナ
パネルとによつて下部ダクトを形成し、前記下部
ダクトにおけるルーフサイドインナパネルの下部
には車内に連通するダクトに連通する第1の穴部
を形成し、かつ前記ダクトインナパネルの下端に
は上部ダクトと下部ダクトを連通する第2の穴部
を形成したことを特徴とする自動車の換気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12521783U JPS6032114U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 自動車の換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12521783U JPS6032114U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 自動車の換気構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032114U JPS6032114U (ja) | 1985-03-05 |
JPS632327Y2 true JPS632327Y2 (ja) | 1988-01-21 |
Family
ID=30285176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12521783U Granted JPS6032114U (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 自動車の換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032114U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0514884Y2 (ja) * | 1987-03-25 | 1993-04-20 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP12521783U patent/JPS6032114U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032114U (ja) | 1985-03-05 |
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