JPH0326652Y2 - - Google Patents

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JPH0326652Y2
JPH0326652Y2 JP96583U JP96583U JPH0326652Y2 JP H0326652 Y2 JPH0326652 Y2 JP H0326652Y2 JP 96583 U JP96583 U JP 96583U JP 96583 U JP96583 U JP 96583U JP H0326652 Y2 JPH0326652 Y2 JP H0326652Y2
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JP
Japan
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outer panel
antenna
rain rail
front pillar
vehicle body
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JP96583U
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JPS59108311U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のアンテナ取付構造の改良に関
するものである。
従来、自動車において、ラジオ等のアンテナを
取付ける構造として、フロントピラーの外部
(アウタパネル)にアンテナを取付けるもの、
フロントピラーの内部空間にアンテナを配置する
ものが知られている。
ところが、のタイプのものでは、アンテナが
車体外方に突出することとなるので、該アンテナ
が空気抵抗となり、風切音を発生するという不具
合があり、また、のタイプのものでは、アンテ
ナを取付けるためにフロントピラーに貫通孔を設
ける必要があり、該貫通孔でのシールを十分にし
ないと、雨もれ(水もれ)が生ずるという不具合
があつた。
そのため、例えば実開昭56−16587号のように、
フロントピラーアウタの外側面に長さ方向に伸長
形成された窪みにアンテナを挿入することが提案
されているが、このような構造であると、窪みを
有するか否かの点において左右のフロントピラー
アウタの形状が異なるので、左右のフロントピラ
ーアウタを共通化することができず、コスト高に
なるという不具合がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、フ
ロントピラーのアウタパネルと略面一のモール部
材、レインレールおよびアウタパネルの段部によ
つて形成される空間を利用してアンテナを取付け
ることにより、上記従来の不具合を解消した自動
車のアンテナ取付構造を提供することを目的とす
る。
以上、本考案の構成を、実施例について、図面
に沿つて説明する。
第1図において、1は自動車のフロントピラ
ー、2はレインレール、3はアンテナである。
第2図において、フロントピラー1はアウタパ
ネル4とインナパネル5とが接合されて閉断面構
造となつており、しかしてフロントピラー1のコ
ーナ部を構成するアウタパネル4の外側面に段部
4aが形成され、該段部4aに対応してレインレ
ール2が取付固定されている。
レインレール2は、アウタパネル4の段部4a
よりも車体内方側で該アウタパネル4に取付固定
された取付端部2aと、該取付端部2aに連設さ
れ車体外方に延びる延長部2bと、該延長部2b
の外端より車体前方側へ延びる係止端部2cとを
有し、しかして係止端部2cにモール部材7が、
アウタパネル4の外側面と略面一になるように装
設されている。
前記アウタパネル4の段部4a、レインレール
2およびモール部材7とにより形成される空間A
内に、アンテナチユブ8にて保護されたアンテナ
3の中間部が収納されている。
また、アンテナ3(アンテナチユーブ8)の上
部は、第3図に示されるように、ルーフパネル9
の側縁部がレインレール2の延長部2bに接合固
定され、しかして該ルーフパネル9、レインレー
ル2およびモール部材7にて形成される空間Bに
収納されている。ここでは、モール部材7はルー
フパネル9の外側面と略面一となつている。
さらに、アンテナ3(アンテナチユーブ8)の
下部は、フロントフエンダ10の上部内側では、
第4図に示すように、アウタパネル4に取付金具
11でもつて取付固定される一方、フロントフエ
イダ10の下部内側では、第5図に示すように、
閉断面構造よりも前方位置でアウタパネル4に別
の取付金具12でもつて取付固定されている。前
記取付金具11,12はボルト13およびナツト
14にて取付固定されている。
なお、15はフロントドアで、ドアインナ16
とドアアウタ17とが接合されてなる。18はド
アガラス、19はドアサツシユ、20はシール
材、21はカウルサイドである。
上記のように構成すれば、フロントピラー1の
アウタパネル4と略面一のモール部材7、レイン
レール2およびアウタパネル4(段部4a)によ
つて形成される空間A,B内にアンテナ3が位置
することになり、風切音がなく、空気抵抗の点に
おいて有利となるとともに、フロントピラー1に
該フロントピラー1内へアンテナ3を配置するた
めの貫通孔を穿設する必要がないので、雨もれの
おそれもない。
また、前記空間A,Bを利用してアンテナ3を
配置するようにしているので、フロントピラー1
における左右のアウタパネル4は、アンテナ3の
有無にかかわりなく、同一の形状とすることがで
き、ピラー部品の共通化が図れる。
本考案は、上記のように構成したから、アンテ
ナ取付部において、空気抵抗が少なく風切音の低
減が図れ、また雨もれのおそれもない。それに加
えて、アンテナの有無、および左右の配置にかか
わりなく、フロントピラーのアウタパネルを設計
できるので、左右のフロントピラーのアウタパネ
ルを共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
1図は自動車前部の側面図、第2図は第1図の
−線における断面図、第3図は第1図の−
線における断面図、第4図は第1図の−線に
おける断面図、第5図は第1図の−線におけ
る断面図である。 1……フロントピラー、2……レインレール、
2a……取付端部、2b……延長部、2c……係
止端部、3……アンテナ、4……アウタパネル、
4a……段部、5……インナパネル、7……モー
ル部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタパネルとインナパネルとによりフロント
    ピラーが閉断面構造に形成され、該フロントピラ
    ーのコーナ部を構成するアウタパネルの外側面に
    段部が形成され、該アウタパネルに前記段部に対
    応してレインレールが取付固定され、該レインレ
    ールが、前記段部よりも車体内方側でアウタパネ
    ルに取付固定された取付端部と、該取付端部に連
    設され車体外方に延びる延長部と、該延長部の外
    端から車体前方へ延びる係止端部とを有し、該レ
    インレールの係止端部にモール部材がアウタパネ
    ルの外側面と略面一に装設され、前記アウタパネ
    ルの段部、レインレールおよびモール部材にて形
    成される空間にアンテナが収納されることを特徴
    とする自動車のアンテナ取付構造。
JP96583U 1983-01-07 1983-01-07 自動車のアンテナ取付構造 Granted JPS59108311U (ja)

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JP96583U JPS59108311U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 自動車のアンテナ取付構造

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JP96583U JPS59108311U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 自動車のアンテナ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108311U JPS59108311U (ja) 1984-07-21
JPH0326652Y2 true JPH0326652Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30132701

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JP96583U Granted JPS59108311U (ja) 1983-01-07 1983-01-07 自動車のアンテナ取付構造

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JPS59108311U (ja) 1984-07-21

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