JPH05147711A - 門型クレーン形式の棚荷役装置 - Google Patents
門型クレーン形式の棚荷役装置Info
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Abstract
は荷受台が対角に移動するように行われ、荷受台が1つ
の通路から他の通路へ容易に移動できる棚荷役装置を提
供する。 【構成】 荷受台14がT字形状体として構成され、そ
の際T字形状体の横フレーム部31によって荷受面部が
形成される。そして、前記荷受台14がT字形状体の縦
フレーム部32のところで移動装置に対して揺動可能に
支持される。前記荷受台14が上方に揺動可能であり、
これにより棚領域から引っ込められる。
Description
ットに収納される長尺材料のための材料倉庫で用いられ
る門型クレーン形式の棚荷役装置に関し、詳しくは、保
管空間方向に並設されて材料搬送用通路によって互いに
分割されると共に保管空間方向の横断方向に配置された
スタック棚を前記材料倉庫が備えており、前記スタック
棚がその垂直棚支柱に材料又はカセットのための支持ア
ームを固定しており、前記支持アームが保管空間方向に
延びると共に重なり合う棚区画を形成すべく配置されて
おり、前記材料倉庫をまたいで材料長手方向の横断方向
に走行する門型クレーンがその垂直クレーン支柱を移動
装置を用いて昇降すると共に作動中材料倉庫の領域内に
水平に突出する荷受台を備え、前記荷受台によって材料
がこの荷受台に支持された横断荷台又はカセットの端部
掛部を用いて受持通路に対して横断方向に及び通路内を
移動することができる棚荷役装置に関する。
納したカセットが支持アームによって形成された棚区画
から荷受台によって持ち上げられ、通路内に水平に搬送
され、次いで通路内を上昇した後、材料保管棚の頂部の
上側を搬送される。そして、再び下降してこの長尺材料
を処理する機械のところに供給される。ドイツ特許公報
3602201号にも示されているように、必要に応じ
て門形クレーンの上部構造から横断荷台を荷受台によっ
て受け取ることが可能であり、その横断荷台は長尺材料
の長さにわたってフォーク部材を装備しており、保管さ
れている長尺材料をこの横断荷台を用いて棚区画から荷
受台に個別に取り出し、前述したように搬出することが
可能である。この公知の装置は、カセットに収納された
長尺材料だけでなく横断荷台を用いることにより棚区画
に個別に保管されている材料も扱えるので、使い勝手が
よいものと認められている。
区画に保管されるカセットはその端部の全領域を荷受台
のために空けておかなければならず、従って、棚の支持
能力を得るために必要な断面を有する棚支柱を、棚支柱
の両側に形成される棚区画の間の領域内に配置しなけれ
ばならないという欠点がある。このことによって、棚支
柱は保管空間方向において比較的大きな幅を占めること
になる。しかも、保管空間方向の横断方向つまり材料長
手方向においても、相応に大きい幅を確保して棚支柱を
形成する必要がある。従って、収容能力の大きな材料倉
庫を建設する場合、材料保管空間方向に多数の棚を配列
することになり、材料保管空間方向に非常に大きな面積
を必要とする。更に、材料保管空間に直角な方向に関し
ても、棚の長さに比例して大きくなる門型クレーンのス
パン幅、より正確にはその走行部を含めたスパン幅によ
って決定されるスペースが大きくなる。
に固定又は昇降可能な形態で備えられた荷受台が必要に
応じてカセットに収容される材料の搬送時のみに棚の上
側を保管空間方向に走行するのではなく、空荷の時でも
同じように棚の上側を走行しなければならないという欠
点があった。
専有することがなく、門型クレーンの空荷時の保管空間
方向の走行は荷受台が対角に移動するように行われ、荷
受台が棚構造体の上側をまたいでのみ1つの通路から他
の通路へ移動できるという不都合を解消する棚荷役装置
を提供することにある。
め、本発明の特徴構成は、冒頭部に記載した装置におい
て、荷受台がT字形状体として構成され、その際、T字
形状体の横フレームによって荷受面部が形成され、かつ
前記荷受台がT字形状体の縦フレームのところで移動装
置に対して揺動可能に支持され、前記荷受台が上方に揺
動可能であり、これにより棚で占められる領域から引っ
込むようになっている点にある。
レーム部が棚支柱を迂回し、カセットの端部の全幅をと
らえることができるので、カセット端部が部分的に外側
の棚支柱で邪魔されているような場合でも、このT字形
状体として構成された荷受台はカセット及び横断荷台を
用いた個別の長尺材料の取り扱いが問題なく行われる。
荷受台が棚領域から上方に揺動可能に構成されているこ
とによって、門型クレーンは荷受台が上方に揺動された
状態では荷受台と棚支柱の干渉を気にせずに保管空間方
向に自由に走行することができる。しかも、荷受台が上
方に揺動された状態での門型クレーンの走行の際に、同
時にそのような荷受台を次の材料を扱うために適した位
置へ移動させることも可能となる。このように荷受台が
棚領域から揺動するようになっているので、それに伴う
抵抗が小さく、構造簡単で出退容易にさせ易い。
位置する棚支柱をその水平断面に関して保管空間方向の
横断方向において実質的に平坦で、保管空間方向におい
て支持アームで形成された棚区間又はカセットの端面領
域に部分的に重なり合うように構成することもできる。
このことによって、外側の棚支柱はその必要な断面の確
保に関して棚区画によって占められている領域にまで部
分的に延ばすことができ、1つの棚の区画が棚支柱の両
側で密接することができることから、保管空間方向にス
ペースを確保することができ、保管容量が一定とすれば
全体の大きさを小さくすることが可能となり、設置面積
が一定とすればより多くの棚を設置することが可能とな
る。同時に、門型クレーンの保管空間方向の横断方向に
関するスパン幅も小さくすることができる。
域を保管空間方向の横断方向になんらかの装置が通り抜
けるようにして、材料を所定の場所で入出庫できるよう
にする必要がある。これは、門型クレーンの走行レール
を床面より上に上げるように構成することによってのみ
可能となる。なんらかの工夫をしないと、門型クレーン
の走行レールを床面より上に設置することにより全ての
棚においてその下部領域の棚区画に対する入出庫作業が
できなくなる。これに対処するため、本発明の好適な実
施形態では、移動装置のの少なくとも1つがガイド体を
垂直に走行可能であり、移動装置の走行はガイド体の上
端にあるストッパによって制限され、前記ガイド体の走
行はストッパ機構によって対応するクレーン支柱より下
方に完全に下降しないように制限されている。
1つは上に設置された走行レールを取付けており、荷受
台は高く位置する走行レールの下側の領域に移動するこ
とができ、この棚構造体の高くされた走行レールの下側
のところにも棚区画を形成し、その区画に対しても材料
を入出庫することが可能となる。荷受台の好適な構造と
して、棚の外側領域でその縦フレームに90度以上の中
心角をもつ扇形のギヤ板を設け、かつ移動装置側に前記
ギヤ板にかみ合う垂直移動可能なラックギヤを設け、更
にこのラックギヤを駆動手段によって動作させるものが
ある。これにより、荷受台の安定した揺動が可能であ
り、その操作も信頼性の高いものとなる。
ないしは横断荷台の側方ガイド調整のための突起部を設
けると好都合である。この調整は、カセットないしは横
断荷台を正確につかまえるためだけではなく、棚の上側
をカセットないしは横断荷台を保管空間方向に搬送する
場合門型クレーンを大きな加速度でもって走行させるこ
とを可能にする。更に、前記荷受台に、そのT字形状体
の縦フレームのところに材料の長手方向に横断荷台を調
整するための手段を設けることも利点をもたらす。荷役
台によるカセットの挾持と調整では、それほど高い精度
を要求されないかもしれないが、横断荷台を用いての長
尺材料を個別に取り扱う場合は、その棚内で大変な精度
を必要とされる。特に、既にある部分が切り取られた材
料の両端を正確にとらえるためには、長手方向の位置決
めが重要な役割を果たす。このため、材料の長手方向の
調整手段が効果的である。
縦フレームの自由端にストッパねじを調節可能に取付
け、荷受台が揺動した際前記ストッパねじが移動装置に
設けられたストッパに接当するように構成することも利
点がある。更に好適な装置において、前記移動装置が棚
方向に延びた垂直な2つの側板を備えており、その下端
部にこの両側板の間に配設された荷受台が揺動可能に支
持されており、その上端部に移動装置のための昇降手段
が両側板の間に固定された板を介して固定されているも
のがある。荷受台は、更に位置制御や取り込んだ材料の
計量などの装置を備えることができる。これらの時折動
作する装置は、荷受台が空荷走行時において棚領域から
上方へ揺動することから移動装置と揺動された荷受台と
の間の保護された領域に配置することが望ましい。
ンの空荷時の保管空間方向の走行は荷受台が対角に移動
するように行われ、荷受台が1つの通路から他の通路へ
容易に移動できる棚荷役装置を提供することができた。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下の図面を用
いた実施例の説明により明らかにされるであろう。
間長手方向における断面図を示し、図3は側面図を示
し、その図は見やすさを重視して簡略化されている。図
1〜図3から明らかなように、この材料倉庫は棚通路1
を確保しながら保管空間長手方向に任意の数だけ並設さ
れた棚を備えている。この棚は、外側の棚支柱2と内側
の棚支柱3及びこれらの支柱に固定された支持アーム4
とから構成されている。この支持アーム4は、各棚の支
柱の両側に上下方向から見て重なり合うように形成され
た棚区画を作り出す。この棚区画内で、図1で示すよう
に、カセット5が支持アーム4上に載置されているが、
長尺材料をそのままばらばらで載せておくことも可能で
ある。これは、例えば図3において参照図番6で図示さ
れている。カセット5は、その端部のところにU字形状
の部材が設けられていて、その下側の水平辺部が外側に
位置する棚支柱2のL字状に形成された支持アーム部材
に掛られることによって保管される。後述するが、カセ
ットは、U字部材の上側の水平辺部を引っ掛けられて取
り込まれ、搬送されるようになっている。
ように、支持アーム4によって形成された区画に対し保
管空間長手方向に関して部分的にオーバラップしてい
る。特に図7から明らかなように、外側の棚支柱2は保
管空間横断方向に細い形態をなしており、保管空間長手
方向により大きな断面を持つことになるので、外側の棚
支柱2によって保管空間横断方向のスペースが節約され
る。この保管空間長手方向に大きな断面により各棚の両
側の支持アームが密接して並設でき、このような棚にお
いては、従来の技術に較べて保管空間長手方向に必要な
スペースも少なくなる。保管空間長手方向に並設される
棚から構成される構造体をまたいで走行する門型クレー
ン7が、クレーン支柱8とこのクレーン支柱を棚の上部
で連結する上側部材9とから構成されている。
上方に設けられた走行レール10を走行するように構成
されている。このことにより、この走行レール10の下
側では、例えば図3に示されているようなハンドリング
ステーション12による長尺材料の長手方向の搬入・搬
出が可能となる。門型クレーン7の走行を制限するため
に、図3に示すように、走行レール10の端部にストッ
パ13が設けられている。
支柱8を荷受台14が昇降手段15(図5、6、11)
によって垂直走行可能に構成されている。これによっ
て、各カセット5はその端部に設けられたU字部材を引
っ掛けられて取り扱われる。更に、ドイツ特許公報36
02201号から知られている横断荷台16を用いるこ
とにより、棚に保管されている長尺材料6を個別に取り
出すこともできる。
ーン支柱8を垂直走行する移動装置17に設けられてい
る。ガイド体18自体も、クレーン支柱8を垂直走行す
ることが可能である。ガイド体の長さは、走行レール1
0と床面11との間の距離をカバーすることができるよ
うに設定されている。この移動装置17の入れ子形式の
動作構造は次のとおりである。ガイド体18は、図示さ
れていないストッパにより、通常、移動装置17の上側
に位置する。移動装置17が昇降手段15によってクレ
ーン支柱に沿って下降すると、ガイド体18はクレーン
支柱8の脚部に達するが、そこではガイド体はその上端
に取付けられたストッパによりここでは詳しく示されて
いない方法でクレーン支柱の脚部に突き当たる。そこ
で、ガイド体は、その長さだけ走行レール10と床11
との間の領域に下りていく。移動装置17が昇降手段1
5により更に下降すると、移動装置17はガイド体18
に沿って走行レール10と床11との間の領域を移動す
ることができる。昇降手段15により移動装置17を上
昇させると移動装置は再びガイド体18を上昇し、ガイ
ド体の上端部のストッパ手段に接当し、更に上昇すると
このストッパ手段を介してガイド体18と共に上昇する
こととなる。
である。ガイド体18と共に移動装置17を、外側の棚
支柱2及びこの支柱2の支持アーム4に掛られているカ
セット5との関係で示している。図4で示された移動装
置17及びその周辺装置を上から見た図面が図7であ
り、背面から見た図面が図8であり、棚荷役装置の各部
材が示されている。
面にU字部材20が設けられており、その下辺部21が
棚支柱に固定されたL字状の支持アーム4に掛られてい
る。カセット5は、U字部材20のもう一方の上辺部2
2を使って荷受台14に取り込まれる。図4、7、8か
らその全体が明らかにされているように、移動装置17
は上側を板25で連結された側板23、24から構成さ
れており、これにチェンで構成された昇降手段15が取
付けられている。側板23、24の下部には、その間に
配置された荷受台14が枢支軸26周りで揺動可能に支
持されている。移動装置17は、それ以外に背板27を
備えており、この背板27からガイド体18に垂直ポス
ト28が入り込んでおり、更にこの垂直ポスト28には
移動方向のガイドローラ29とサイド用のガイドローラ
30が設けられている。
に、ほぼT字状に構成されており、その横フレーム部3
1によってカセット2の上辺部22を引っ掛ける。載置
部となる横フレーム部31は、保管空間長手方向に延び
ている縦フレーム部32と接続しており、この縦フレー
ム部32は移動装置17に枢支軸26周りで揺動可能に
支持されている。つまり荷受台14が枢支軸26周りに
揺動する構成となっている。この実施例では、横フレー
ム部31、つまり載置部と縦フレーム部32とは固定さ
れているのではなく、全体として33で示されている計
量機構を介して互いに接続されており、カセット5及び
その中に収納されている長尺材料の重さを計ることがで
きる。
方に揺動可能であり、棚領域から引き上げることがで
き、その外側輪郭は棚支柱との関係で決定される。この
ような揺動運動を行うために荷受台14は、縦フレーム
部32に固定されたギヤ板34を備えている。ギヤ板3
4とかみ合う垂直に延設されたラックギヤ35が、駆動
手段たるシリンダピストン機器36によって移動可能に
板25に設けられている。特に、図11に示されている
ような位置に荷受台14を揺動できることにより、荷受
台14を保管棚の領域から引っ込めることができ、門型
クレーム7の空荷走行の際、荷受台14が棚構造体の上
方に位置していない時でも棚支柱を迂回する必要がなく
なる。
に移動装置から側板24を取り外して内部を見やすくし
た状態を示しており、移動体17の構造を明らかにして
いる。図6は、更に図5からガイド体18及び棚支柱2
を省略すると共に、移動装置17の更に奥の部分におけ
る断面を示している。図6から明らかなように、縦フレ
ーム部32は棚側との反対側の端部に調整可能なストッ
パねじ37が設けられている。このストッパねじ37は
ボルトで構成されていて、垂直ポスト28に対する荷受
台14の水平度の調整に利用される。
ム部31は、その両端にカセット5と係合する保管空間
長手方向に関する位置調整具38を備えている。この位
置調整具38は、上方に突出して突起部として形成され
ている。更に、横フレーム部31は、その中央に図2に
よる横断荷台16のための中央孔39が設けてられい
る。そして、例えば図6から明らかなように、縦フレー
ム部32には接続口40が備えられていて、この接続口
40を介して横断荷台16に電気等を供給する。例え
ば、この給電により光電管等が動作するようになってい
る。
れているが、これは荷受台14に電気や空気圧等を供給
するために用いられている。図6には、更に調整可能な
ストッパ42が示されているが、これによって図11に
示しているように荷受台14の上方揺動の停止位置が設
定される。
ーン支柱8とそれに設けられた垂直レール43をローラ
44、45を用いて保管空間長手方向及び横断方向にガ
イドされながら走行する。最後に、図2に示すように、
この保管構造体の近くに、長尺材料加工機46、例えば
冷間円盤のこぎり装置が設けられており、図3によるハ
ンドリングステーション12から供給された材料を切断
等加工する。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
方向における断面図
の材料を省略して示している保管空間長手方向における
断面図
管棚の側面図
動装置の側板を外した状態を示す拡大図
した状態の荷受台のための移動装置の外観図
図面
Claims (9)
- 【請求項1】 カセットに収納される長尺材料のための
材料倉庫に用いられる門型クレーン形式の棚荷役装置で
あって、 保管空間方向に並設されて材料搬送用通路によって互い
に分割されると共に保管空間方向の横断方向に配置され
たスタック棚を前記材料倉庫が備えていて、前記スタッ
ク棚がその垂直棚支柱に材料又はカセットのための支持
アーム(4)を固定しており、前記支持アーム(4)が
保管空間方向に延びると共に重なり合う棚区画を形成す
べく配置されており、 前記材料倉庫をまたいで材料長手方向の横断方向に走行
する門型クレーン(7)が、その垂直クレーン支柱
(8)を、移動装置を用いて昇降させると共に、作動中
材料倉庫の領域内に水平に突出する荷受台(14)を備
え、前記荷受台(14)によって材料がこの荷受台(1
4)に支持された横断荷台(16)又はカセット(5)
の端部掛部を用いて受持されながら通路に対して横断方
向に及び通路内を移動することができるようになってい
て、 前記荷受台(14)がT字形状体として構成され、その
際T字形状体の横フレーム部(31)によって荷受面部
が形成され、かつ前記荷受台(14)がT字形状体の縦
フレーム部(32)のところで移動装置(17)に対し
て揺動可能に支持され、前記荷受台(14)が上方に揺
動可能であり、これにより棚領域から引っ込むようにな
っていることを特徴とする棚荷役装置。 - 【請求項2】 外側に位置する棚支柱(2)がその水平
断面に関して保管空間方向の横断方向において実質的に
平坦で、保管空間方向において前記支持アーム(4)で
形成された棚区間又はカセット(5)の端面領域に部分
的に重なり合うように構成されている請求項1に記載の
棚荷役装置。 - 【請求項3】 前記荷受台(14)が約90度上方に揺
動可能である請求項1又は2に記載の棚荷役装置。 - 【請求項4】 前記移動装置(17)の少なくとも1つ
がガイド体(18)を垂直に走行可能であり、前記移動
装置(17)の走行はガイド体(18)の上端にあるス
トッパによって制限され、前記ガイド体(18)の走行
はストッパ機構によって対応するクレーン支柱(8)よ
り下方に完全に下降しないように制限されている請求項
1〜3のいずれか1に記載の棚荷役装置。 - 【請求項5】 前記荷受台(14)は棚の外側領域でそ
の縦フレーム部(32)に90度以上の中心角をもつ扇
形のギヤ板(34)を備えており、かつ前記移動装置
(17)に前記ギヤ板(34)にかみ合うラックギヤ
(35)が垂直移動可能に設けられ、駆動手段(36)
によって動作させられる請求項1〜4のいずれか1に記
載の棚荷役装置。 - 【請求項6】 前記荷受面部(31)が、その両端にカ
セット(5)ないしは横断荷台(16)の側方ガイド用
位置調整具(38)を有する請求項1〜5のいずれか1
に記載の棚荷役装置。 - 【請求項7】 前記荷受台(14)が、そのT字形状体
の縦フレーム部(32)に材料の長手方向に横断荷台
(16)のための位置調整具(38)を備えている請求
項1〜6のいずれか1に記載の棚荷役装置。 - 【請求項8】 前記T字形状体の縦フレーム部(32)
の自由端にストッパねじ(37)が調節可能に取付けら
れており、荷受台(14)が揺動した際、前記ストッパ
ねじ(37)が前記移動装置(17)に設けられたスト
ッパに接当する請求項1〜7のいずれか1に記載の棚荷
役装置。 - 【請求項9】 前記移動装置(17)が棚方向に延びた
垂直な2つの側板(23)、(24)を備えており、そ
の下端部に前記両側板(23)、(24)の間に配設さ
れた荷受台(14)が揺動可能に支持されていて、その
上端部に移動装置(17)のための昇降手段(15)が
前記両側板(23)、(24)の間に固定された板(2
5)を介して固定されている請求項1〜8のいずれか1
に記載の棚荷役装置。
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