JPH05142486A - 内視鏡の先端部 - Google Patents

内視鏡の先端部

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JPH05142486A
JPH05142486A JP3306480A JP30648091A JPH05142486A JP H05142486 A JPH05142486 A JP H05142486A JP 3306480 A JP3306480 A JP 3306480A JP 30648091 A JP30648091 A JP 30648091A JP H05142486 A JPH05142486 A JP H05142486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
light
shielding mask
tip
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3306480A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Itou
慶時 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP3306480A priority Critical patent/JPH05142486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遮光マスクを確実に固定することができて、し
かも接着剤が光路を遮るようなことのない内視鏡の先端
部を提供することを目的とする。 【構成】内視鏡の挿入部先端11内に設けられた対物光
学系13を構成する複数の光学部品13a,33,3
5,36の途中に、余分な入射光を遮るための遮光マス
ク37を設けた内視鏡の先端部において、上記遮光マス
ク37の外縁部の少なくとも一部を光軸と平行な方向に
曲げて、その曲げられた面を、上記光学部品13a,3
3,35,36の外面あるいは上記光学部品13a,3
3,35,36が固定された筒体34の内面に接合し、
又は上記光学部品13a,33,35,36が嵌着固定
された筒体34の内面に嵌合する環状体236と上記光
学部品13a,33,35,36との間に上記遮光マス
ク237を挟み込んで、上記環状体236を上記筒体3
4の内面に接合固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の挿入部先端
内に設けられた対物光学系を構成する複数の光学部品の
途中に、余分な入射光を遮るための遮光マスクを設けた
内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の対物光学系には明るさ絞りと視
野絞りとが設けられるが、それだけでは、不必要に入射
した余分な周辺光が鏡枠の内面などで反射されて、フレ
アやゴーストなどが発生する場合がある。
【0003】そこで従来は、対物光学系を構成する光学
部品の途中に例えば図8に示されるような板状の薄い遮
光マスク92を配置し、この遮光マスク92を光学部品
の面上に接着して、余分な周辺光を遮っていた。図8に
斜線で示されるのが接着面である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遮光マスク9
2を光学部品の表面に接着すると、接着しろ(斜線部)
は一般に非常に小さいので、図8に示されるように接着
剤93が遮光マスク92の内側にはみ出して、光路を遮
ってしまうことが少なくない。
【0005】そこで、接着剤のはみ出しを防止するため
に接着剤の量を少なくすると、後になって、内視鏡の先
端部に衝撃などが加わったときに遮光マスク92が剥が
れて、対物光学系の分解修理をしなければならない事態
が生じていた。
【0006】そこで本発明は、遮光マスクを確実に固定
することができて、しかも接着剤が光路を遮るようなこ
とのない内視鏡の先端部を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、内視鏡の挿入部先端内
に設けられた対物光学系を構成する複数の光学部品の途
中に、余分な入射光を遮るための遮光マスクを設けた内
視鏡の先端部において、上記遮光マスクの外縁部の少な
くとも一部を光軸と平行な方向に曲げて、その曲げられ
た面を上記光学部品の外面に接合したことを特徴とす
る。
【0008】また、上記遮光マスクの外縁部の少なくと
も一部を光軸と平行な方向に曲げて、その曲げられた面
を、上記光学部品が固定された筒体の内面に接合しても
よく、上記光学部品が嵌着固定された筒体の内面に嵌合
する環状体と上記光学部品との間に上記遮光マスクを挟
み込んで、上記環状体を上記筒体の内面に接合固定して
もよい。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は、
内視鏡の挿入部先端を示している。
【0010】図中1は、挿入部を形成する細長い可撓管
の先端に形成された湾曲部であり、複数の節輪2がリベ
ット3によって回動自在に連結されている。その外周
は、金属細線製の網状管4及びゴム製の外皮チューブ5
によって被覆されている。
【0011】遠隔的に牽引操作される湾曲操作ワイヤ7
は、各節輪2から内方に突設されたワイヤガイド8内に
進退自在に挿通されている。そして、各湾曲操作ワイヤ
7の先端は、ワイヤガイド8に銀ロー付けなどによって
固着されている。9は、ワイヤガイド8の端部に銀ロー
付けなどによって固着された、抜け止め用のストッパパ
イプである。
【0012】11は、連絡筒12を介して湾曲部1の先
端に連結された先端部本体であり、金属製の胴部11b
と、その先端部分に接合された電気絶縁性プラスチック
製の頭部11aとにより形成されている。
【0013】先端部本体11は先端側(図1で左方)か
ら見て円形の断面形状をしており、頭部11a内に対物
光学系13が内蔵されている。対物光学系13は複数の
対物レンズ13aとその後方に配列されたレンズ以外の
光学部品35,36,33によって構成されており、そ
の軸方向は先端部本体11の軸方向と一致していて、前
方の物体が被写体となる。観察窓14は、対物光学系1
3の最先端のレンズによって形成されている。
【0014】15及び16は、対物光学系13の各対物
レンズ13aが嵌め込み接着された鏡枠であり、外側の
鏡枠15が先端部本体の頭部11aに接合されている。
17は明るさ絞り。18はシール用のOリングである。
【0015】照明用ライトガイドファイババンドル21
の出射端部21aは、軸を対物光学系13と平行に先端
部本体の頭部11aに固着されている。そして、その端
面には、出射される照明光の配光角度を拡げるための配
光レンズ(凹レンズ)22が配置されている。
【0016】このようにして配光レンズ22が照明窓2
3を形成しており、照明用ライトガイドファイババンド
ル21中を伝送されてきた照明光によって、先端部本体
11の前方の被写体が照明される。
【0017】先端部本体11の胴部11b内には、固体
撮像素子31が配置されている。固体撮像素子31とし
ては、例えばCCD(電荷結合素子)が用いられる。固
体撮像素子31の受像面31aは正方形又は長方形に形
成されていて、対物光学系13の中心軸に対して平行に
配置されている。
【0018】そして、対物光学系13の後端部には直角
プリズム33が配置されていて、対物光学系13の光軸
が、固体撮像素子31の受像面31aの中心に垂直に交
わるように、直角方向に反射されている。
【0019】また、直角プリズム33と対物レンズ13
aとの間には、鏡枠16の後端部に接続固着された接続
筒34の後端部内に、ローパスフィルタ36が嵌挿され
て接合固着されている。
【0020】そして、ローパスフィルタ36の前面側に
はローパスフィルタ36より直径が少し小さな色補正フ
ィルタ35が接合され、その色補正フィルタ35の前面
に当接するように遮光マスク37が配置されている。
【0021】このような配置により、図1の左方の被写
体の像が、対物光学系13によって、固体撮像素子31
の受像面31aに結像する。遮光マスク37は、薄い金
属板製であり、図2に示されるように、中央の有効光路
部分に光路の断面形状にあわせて孔を穿設し、その周辺
の光を遮るように形成されている。そして、上と下の外
縁部を光軸と平行に直角に後方に折り曲げ、その折り曲
げられた面の内外両面を接着面37a,37bとして、
内面側の接着面37aを色補正フィルタ35の外周面に
接合し、外面側の接着面37bを接続筒34の内面に接
合してある。
【0022】したがって、接着面37a,37bに充分
に接着剤を塗って充分な接着強度を確保しても、その接
着剤は遮光マスク37内の光路部分まではみ出さず、確
実な接着強度と、けられのない光路を確保して、遮光マ
スク37で余分な周辺光を遮ることができる。
【0023】なお上記実施例において接着面37a,3
7bは上縁側と下縁側との二面設けたが、本発明では少
なくとも一面設ければよく、三面以上設けてもよい。こ
れは他の実施例でも同様である。
【0024】図3及び図4は第2の実施例を示してお
り、遮光マスク137の上と下の外縁部を光軸と平行に
直角に前方に折り曲げて、その折り曲げられた面の外面
137aを接着面にして接続筒34の内面に接合し、遮
光面を色補正フィルタ35に当接させたものである。こ
のように構成しても、第1の実施例と変わらない効果が
得られる。
【0025】また、図5及び図6は第3の実施例を示し
ており、接続筒34の内面に嵌合する環状体236と色
補正フィルタ35との間に薄板状の遮光マスク237を
挟み込んで、環状体236の外周面を接続筒34の内面
に接合したものである。このように構成することによ
り、接着面と遮光マスク237とが分離されるので、光
路内への接着剤のはみ出しをより完全に防止することが
できる。
【0026】図7は、固体撮像素子31の受像面31a
を対物レンズ13aの光軸に垂直に配置した電子内視鏡
に本発明を適用した例を示しており、このように本発明
は、どのようなタイプの電子内視鏡にも適用することが
でき、また、イメージガイドファイババンドルで観察像
を伝達するようにした内視鏡にも適用することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の内視鏡の先端部によれば、遮光
マスクを固定するための接着面が遮光マスクの遮光面以
外の部分に設けられているので、接着面に充分に接着剤
を塗布しても接着剤が光路内にはみ出さず、強固な接着
強度を得て、遮光マスクを確実に固定することができ
る。
【0028】その結果、遮光マスクの接着作業が大幅に
容易化されると共に、後になって、内視鏡の先端部に大
きな衝撃が加わっても遮光マスクが剥がれるような故障
が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の内視鏡の先端部の側面断面図で
ある。
【図2】第1の実施例の部分斜視図である。
【図3】第2の実施例の部分斜視図である。
【図4】第2の実施例の部分側面断面図である。
【図5】第3の実施例の部分斜視図である。
【図6】第3の実施例の部分側面断面図である。
【図7】第4の実施例の内視鏡の先端部の側面断面図で
ある。
【図8】従来例の部分斜視図である。
【符号の説明】
11 先端部本体 13 対物光学系 13a 対物レンズ 33 直角プリズム 34 接続筒 35 色補正フィルタ 36 ローパスフィルタ 37 遮光マスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部先端内に設けられた対物光
    学系を構成する複数の光学部品の途中に、余分な入射光
    を遮るための遮光マスクを設けた内視鏡の先端部におい
    て、 上記遮光マスクの外縁部の少なくとも一部を光軸と平行
    な方向に曲げて、その曲げられた面を上記光学部品の外
    面に接合したことを特徴とする内視鏡の先端部。
  2. 【請求項2】内視鏡の挿入部先端内に設けられた対物光
    学系を構成する複数の光学部品の途中に、余分な入射光
    を遮るための遮光マスクを設けた内視鏡の先端部におい
    て、 上記遮光マスクの外縁部の少なくとも一部を光軸と平行
    な方向に曲げて、その曲げられた面を、上記光学部品が
    固定された筒体の内面に接合したことを特徴とする内視
    鏡の先端部。
  3. 【請求項3】内視鏡の挿入部先端内に設けられた対物光
    学系を構成する複数の光学部品の途中に、余分な入射光
    を遮るための遮光マスクを設けた内視鏡の先端部におい
    て、 上記光学部品が嵌着固定された筒体の内面に嵌合する環
    状体と上記光学部品との間に上記遮光マスクを挟み込ん
    で、上記環状体を上記筒体の内面に接合固定したことを
    特徴とする内視鏡の先端部。
JP3306480A 1991-11-22 1991-11-22 内視鏡の先端部 Pending JPH05142486A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288779A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Pentax Corp 内視鏡の対物レンズ部
JP2018040927A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 オリンパス株式会社 立体内視鏡用撮像装置

Cited By (3)

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