JPH05130809A - 穀物貯蔵施設 - Google Patents

穀物貯蔵施設

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JPH05130809A
JPH05130809A JP3323831A JP32383191A JPH05130809A JP H05130809 A JPH05130809 A JP H05130809A JP 3323831 A JP3323831 A JP 3323831A JP 32383191 A JP32383191 A JP 32383191A JP H05130809 A JPH05130809 A JP H05130809A
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Takamichi Shimomura
村 孝 道 下
Masato Mitsu
津 正 人 三
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 貯蔵ビンを用いて、穀物の乾燥及び貯蔵作業
の簡略化を図り、乾燥及び貯蔵コストの低減などを行な
う。 【構成】 穀物を入れる貯蔵ビン9底部に送風ダクト1
9を延出させ、ダクト19を介して乾燥空気または冷却
空気を送る穀物貯蔵施設において、貯蔵ビン9内部に送
風ダクト19を連通させてダクト19の空気を貯蔵ビン
9内部に供給する内側吹出し口20と、貯蔵ビン9外周
に送風ダクト19の空気を供給する外側吹出し口21と
を、送風ダクト19に開閉自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は籾などの穀物の品質を維
持し乍ら貯留する穀物貯蔵施設に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、取入れた大気を冷却して水分を除
去した後で常温にまで戻して常温除湿空気を形成する除
湿機を備え、その常温除湿空気に大気(湿り空気)を混
合させて常温定湿空気を形成し、その常温定湿空気によ
って籾などを乾燥させる技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、籾な
どを乾燥させる乾燥機と、籾などを貯蔵する穀物貯留手
段とを各別に設置させていたから、籾などの搬入出設備
の簡略化並びに施設のコスト低減などを容易に行い得な
いと共に、長期保存の品質維持管理並びにその品質維持
設備などの簡略化を容易に図り得ない等の問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、穀物
を入れる貯蔵ビン底部に送風ダクトを延出させ、該ダク
トを介して乾燥空気または冷却空気を送る穀物貯蔵施設
において、前記貯蔵ビン内部に送風ダクトを連通させて
該ダクトの空気を貯蔵ビン内部に供給する内側吹出し口
と、前記貯蔵ビン外周に送風ダクトの空気を供給する外
側吹出し口とを、送風ダクトに開閉自在に設けたもの
で、貯蔵ビン内部の穀物の乾燥または冷却と、貯蔵ビン
外側の冷却とに切換えることにより、穀物の所定温度以
下での乾燥、並びに穀物の低温での長期保存を、前記貯
蔵ビンを用いて容易に行い得、穀物の乾燥及び貯蔵作業
の簡略化並びに乾燥及び貯蔵コストの低減などを容易に
図り得るものである。
【0005】また、送風ダクトの冷却空気を貯蔵ビン外
周に供給して貯蔵ビンの穀物温度を所定以下に維持する
と共に、貯蔵ビン内部の所定以上の昇温によって送風ダ
クトの冷却空気を貯蔵ビン内部に供給するように構成し
たもので、穀物を低温で長期保存するための冷却空気を
利用して、乾燥途中の穀物が所定以上に昇温するのを防
止し得、乾燥時の穀物温度の制御などを簡単に行えて穀
物の品質管理の簡略化などを容易に図り得るものであ
る。
【0006】また、送風ダクトを介して貯蔵ビン部に冷
却空気を再循環供給する送風機の送風出口で温度を検出
し、送風機の送風出口温度を所定以下に保つように構成
したもので、送風機からの冷却空気の温度管理によって
冷却空気を再循環させるときの送風機による昇温防止を
容易に行い得、長期低温維持などを簡単に行えて穀物の
品質管理の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は貯蔵室の平面図、図2は全体の平面図、図
3は貯蔵室の側面図、図4は同正面図であり、個人別・
荷口別に搬入される生籾などの穀物を受付ける荷受室
(1)と、荷受された穀物を乾燥及び貯留する貯蔵室
(2)と、貯蔵している穀物を調製及び出荷する出荷室
(3)とを備えるもので、粗選機(4)及び計量機
(5)などを荷受室(1)に設けると共に、籾摺選別機
(6)及び出荷タンク(7)などを出荷室(3)に設け
ている。
【0008】また、前記貯蔵室(2)を形成する屋根及
び側壁を断熱壁(8)によって形成すると共に、籾など
の穀物を入れる穀物貯蔵手段である複数の貯蔵ビン
(9)…を二列に並べて配設させるもので、搬入コンベ
ア(10)、搬出コンベア(11)、出入昇降機(1
2)(12)(13)を備え、荷受室(1)の穀物を貯
蔵ビン(9)に、また貯蔵ビン(9)の穀物を出荷室
(3)に、また貯蔵ビン(9)の穀物を他の貯蔵ビン
(9)に、各コンベア(10)(11)及び昇降機(1
2)(13)を介して移動させるように構成している。
【0009】また、前記貯蔵ビン(9)の一側面と間仕
切壁(14)を介して貯蔵室(2)に隣接させて機械室
(15)を形成し、除湿機(16)、乾燥送風機(1
7)、並びに前記送風機(17)より小能力の冷気送風
機(18)などを機械室(15)に設置させ、各送風機
(17)(18)の排風側に一端側を接続させる送風ダ
クト(19)を設け、該ダクト(19)の他端側を一列
4台の各貯蔵ビン(9)…底部に延設させ、電動シリン
ダなどによって開閉させる内側吹出し口であるビン乾燥
シャッタ(20)…を介して前記ダクト(19)の送風
を各ビン(9)…に各別に供給すると共に、電動シリン
ダなどによって開閉させる外側吹出し口である冷却シャ
ッタ(21)…を介して前記ビン(9)側面と断熱壁
(8)側面の間の外回り通路空間(22)に前記ダクト
(19)の送風を供給するように構成している。
【0010】さらに、前記各ビン(9)…上面を連通状
態に覆う天井壁(23)を設け、各ビン(9)…上面を
開放し搬入コンベア(10)を設置させる除湿風空間
(24)を天井壁(23)下面側に形成すると共に、ビ
ン排気ファン(25)を設けた排塵ダクト(26)の吸
入側を前記空間(24)に接続させ、外部に設置する湿
式除塵装置(27)に前記ダクト(26)の排出側を接
続させるもので、前記送風ダクト(19)からビン乾燥
シャッタ(20)を介してビン(9)底部に常温定湿空
気または冷却空気が供給されたとき、前記空気がビン
(9)内部を通過して上面開口から除湿空間(24)に
移動し、該空間(24)から除塵装置(27)に排気フ
ァン(25)及び排塵ダクト(26)を介して排出され
るように構成している。
【0011】さらに、前記断熱壁(8)の屋根と前記天
井壁(23)の間に屋根裏仕切板(28)を介して屋根
裏空間(29)を形成し、該空間(29)に前記外回り
通路(22)の空気を吸込む左右循環ファン(30)…
を前記仕切板(28)に設け、前記機械室(15)と屋
根裏空間(29)の間の間仕切壁(14)に上排気ファ
ン(31)を設け、屋根裏空間(29)の空気を前記フ
ァン(31)によって機械室(15)に移動させると共
に、二列に並べる前記各ビン(9)…内側面間に内回り
空間(32)を形成し、機械室(15)とは反対側のビ
ン(9)…設置列の端部でビン(9)側面を介して外回
り通路空間(22)に内回り通路空間(32)を連通さ
せ、また機械室(15)と内回り通路空間(32)の間
の間仕切壁(14)に下排気ファン(33)を設け、内
回り通路空間(32)の空気を前記ファン(33)によ
って機械室(15)に移動させるもので、前記送風ダク
ト(19)から冷却シャッタ(21)を介して外回り通
路空間(22)に冷却空気が供給されたとき、該空間
(22)の冷却空気が各ファン(30)(31)を介し
て屋根裏空間(29)から機械室(15)に移動すると
同時に、前記外回り通路空間(22)の冷却空気が内回
り通路空間(32)から下排気ファン(33)を介して
機械室(15)に移動するように構成している。
【0012】また、常開型の外部ガラリ(34)を介し
て機械室(15)の換気を行う開閉自在な断熱シャッタ
(35)を設け、乾燥作業時は前記シャッタ(35)を
開けて外気を機械室(15)に取込むと共に、冷却作業
時は前記シャッタ(35)を閉めて貯蔵室(2)と機械
室(15)で冷却空気を循環させるように構成してい
る。
【0013】さらに、図5に示す如く、冷却除湿用エバ
ポレータ(36)と、常温復元及び冷却兼用で外置き用
のコンデンサ(37)と、エバポレータ(36)とコン
デンサ(37)間に冷媒を循環させる出力調整自在なス
クロールコンプレッサ(38)と、外気取入モータ(3
9)によって開閉する除湿調節フラップ(40)を介し
て大気を取入れる外気取入ダクト(41)と、前記コン
デンサ(37)を介してエバポレータ(36)を乾燥送
風機(17)の吸込側に連通させる常温定湿風路(4
2)と、冷気送風機(18)を介してエバポレータ(3
6)を送風ダクト(19)に連通させる冷却風路(4
3)と、電動シリンダ(44)…によって開閉する常温
シャッタ(45)(45)及び除湿シャッタ(46)
と、常温シャッタ(45)によって常温定湿風路(4
2)を閉じたときにコンデンサ(37)を冷却する空冷
ファン(47)及びモータ(48)とを、前記除湿機
(16)に備えるもので、機械室(15)内部にエバポ
レータ(36)及び送風機(17)(18)を設置する
と共に、機械室(15)の外部に断熱壁(8)を隔てて
コンデンサ(37)を設置し、外部ガラリ(49)を介
してコンデンサ(37)周辺に外気を供給するように構
成している。
【0014】さらに、図6に示す如く、乾燥作業を自動
的に行わせる乾燥スイッチ(50)と、冷却作業を自動
的に行わせる冷却スイッチ(51)と、前記貯蔵ビン
(9)の温度を検出するビン温度センサ(52)…と、
機械室(15)の室温を検出する機械室温度センサ(5
3)と、送風機(17)(18)の送風温度を検出する
送風機温度センサ(54)を備えると共に、マイクロコ
ンピュータで構成するコントローラ(55)を備え、乾
燥及び冷却スイッチ(50)(51)、乾燥及び冷気送
風機(17)(18)、外気取入モータ(39)、コン
プレッサ(38)、機械室及び送風機温度センサ(5
3)(54)を前記コントローラ(55)に接続してい
る。
【0015】また、前記除湿機(16)の風路(42)
(43)を乾燥と冷却に切換えるための乾燥・冷却切換
回路(56)を介して常温及び除湿シャッタ(45)
(46)を、貯蔵ビン(9)の穀物を乾燥させるための
ビン乾燥回路(57)及びビン排気回路(58)を介し
てビン乾燥シャッタ(20)及びビン排気ファン(2
5)を、ビン温度検出回路(59)を介してビン温度セ
ンサ(52)を、貯蔵ビン(9)の穀物を他のビン
(9)に入れ換えるためのローテーション回路(60)
を介して搬入出コンベア(10)(11)及び出入昇降
機(12)(13)を、貯蔵ビン(9)の穀物を所定温
度以下に保つための冷却回路(61)及び冷気循環回路
(62)を介して循環及び排気ファン(30)(31)
(33)を、それぞれ相互に連係させて駆動制御自在に
前記コントローラ(55)に接続させるもので、常温定
湿空気による穀物乾燥制御、穀物を入れ換える貯蔵ビン
ローテーション制御、冷却空気による低温貯蔵制御を夫
々行うように構成している。
【0016】上記から明らかなように、穀物を入れる貯
蔵ビン(9)底部に送風ダクト(19)を延出させ、該
ダクト(19)を介して乾燥空気または冷却空気を送る
穀物貯蔵施設において、前記貯蔵ビン(9)内部に送風
ダクト(19)を連通させて該ダクト(19)の空気を
貯蔵ビン(9)内部に供給する内側吹出し口であるビン
乾燥シャッタ(20)と、前記貯蔵ビン(9)外周に送
風ダクト(19)の空気を供給する外側吹出し口である
冷却シャッタ(21)とを、送風ダクト(19)に開閉
自在に設けるもので、送風ダクト(19)の冷却空気を
貯蔵ビン(9)外周に供給して貯蔵ビン(9)の穀物温
度を所定以下に維持すると共に、貯蔵ビン(9)内部の
所定以上の昇温によって送風ダクト(19)の冷却空気
を貯蔵ビン(9)内部に供給し、各ビン(9)…間で穀
物を入れ換えるローテーション作業などを行うと共に、
送風ダクト(19)を介して貯蔵ビン(9)部に冷却空
気を再循環供給する冷気送風機(18)の送風出口で温
度センサ(54)により送風温度を検出し、コンプレッ
サ(38)出力調整によって送風機(18)の送風出口
温度を所定以下に保ち、貯蔵室(2)と機械室(15)
とで冷却空気を再循環させるリサイクル時の冷気送風機
(18)による昇温防止を行うように構成している。
【0017】そして、図7のフローチャートに示す如
く、乾燥スイッチ(50)のオン操作により、貯蔵ビン
(9)の温度が所定以下のとき、除湿・常温シャッタ
(46)(45)を乾燥位置(図5の実線)に切換え、
外気取入モータ(39)を開にし、乾燥送風機(17)
をオンにし、ビン乾燥シャッタ(20)を開動させ、ビ
ン排気ファン(25)をオンにし、またコンプレッサ
(38)もオンにする乾燥作業が自動的に行われるもの
で、エバポレータ(36)の冷却空気がコンデンサ(3
7)を通って常温除湿空気となり、外気取入ダクト(4
1)からの大気との混合により常温定湿空気が形成さ
れ、この常温定湿空気が前記送風機(17)によって送
風ダクト(19)及び各シャッタ(20)…を介して各
ビン(9)…内部に底部から供給されると共に、前記ビ
ン(9)…内部の空気を上部開口から排気ファン(2
5)によって排出させ、前記ビン(9)内部の穀物を乾
燥させる常温定湿乾燥作業を行わせるものである。
【0018】また、前記乾燥作業において、所定時間が
経過したとき、コントローラ(55)のタイマ出力によ
り搬入出コンベア(10)(11)及び昇降機(12)
(13)を自動的にローテーション動作させ、貯蔵ビン
(9)の穀物を他のビン(9)に入れ換え、穀物の湿度
及び品質を均一に保つローテーション作業を行うと共
に、前記乾燥作業の途中に貯蔵ビン(9)の穀物温度が
所定以上に上昇したとき、この昇温を温度センサ(5
2)によって検出し、前記ローテーション作業と同時
に、除湿・常温シャッタ(46)(45)が冷却位置
(図5の仮想線)に自動的に切換えられ、冷気送風機
(18)をオンにし、エバポレータ(36)の冷却空気
を前記シャッタ(20)などを介して貯蔵ビン(9)に
供給し、貯蔵ビン(9)の穀物を冷却する動作が自動的
に行われ、穀物の品質低下などを防ぐものである。
【0019】さらに、冷却スイッチ(51)のオン操作
により、除湿・常温シャッタ(46)(45)を冷却位
置(図5の仮想線)に切換え、冷気送風機(18)をオ
ンにし、冷却シャッタ(21)…を開動させ、循環・排
気ファン(30)(31)(33)をオンにし、またコ
ンプレッサ(38)もオンにする低温貯蔵作業が自動的
に行われるもので、エバポレータ(36)の冷却空気を
冷気送風機(18)によって送風ダクト(19)から外
回り通路空間(22)に供給し、外回り通路空間の冷却
空気を循環ファン(30)及び排気ファン(31)によ
って屋根裏空間(29)から機械室(15)に戻すと共
に、外回り通路空間(22)から内回り通路空間(3
2)に入り込む冷却空気を排気ファン(33)によって
機械室(15)に戻し、貯蔵室(2)と機械室(15)
間に冷却空気を循環させ、貯蔵ビン(9)外周を所定温
度以下に保って穀物の低温貯蔵作業を行うもので、前記
温度センサ(52)(53)(54)を介してコンプレ
ッサ(38)出力調整並びに前記ファン(30)(3
1)(33)のオンオフなどを自動制御して温度管理を
自動的に行うものである。
【0020】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、穀物を入れる貯蔵ビン(9)底部に送風ダクト(1
9)を延出させ、該ダクト(19)を介して乾燥空気ま
たは冷却空気を送る穀物貯蔵施設において、前記貯蔵ビ
ン(9)内部に送風ダクト(19)を連通させて該ダク
ト(19)の空気を貯蔵ビン(9)内部に供給する内側
吹出し口(20)と、前記貯蔵ビン(9)外周に送風ダ
クト(19)の空気を供給する外側吹出し口(21)と
を、送風ダクト(19)に開閉自在に設けたもので、貯
蔵ビン(9)内部の穀物の乾燥または冷却と、貯蔵ビン
(9)外側の冷却とに切換えることにより、穀物の所定
温度以下での乾燥、並びに穀物の低温での長期保存を、
前記貯蔵ビン(9)を用いて容易に行うことができ、穀
物の乾燥及び貯蔵作業の簡略化並びに乾燥及び貯蔵コス
トの低減などを容易に図ることができるものである。
【0021】また、送風ダクト(19)の冷却空気を貯
蔵ビン(9)外周に供給して貯蔵ビン(9)の穀物温度
を所定以下に維持すると共に、貯蔵ビン(9)内部の所
定以上の昇温によって送風ダクト(19)の冷却空気を
貯蔵ビン(9)内部に供給するように構成したもので、
穀物を低温で長期保存するための冷却空気を利用して、
乾燥途中の穀物が所定以上に昇温するのを防止でき、乾
燥時の穀物温度の制御などを簡単に行えて穀物の品質管
理の簡略化などを容易に図ることができるものである。
【0022】また、送風ダクト(19)を介して貯蔵ビ
ン(9)部に冷却空気を再循環供給する送風機(18)
の送風出口で温度を検出し、送風機(18)の送風出口
温度を所定以下に保つように構成したもので、送風機
(18)からの冷却空気の温度管理によって冷却空気を
再循環させるときの送風機(18)による昇温防止を容
易に行うことができ、長期低温維持などを簡単に行えて
穀物の品質管理の簡略化などを容易に図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】貯蔵室の平面図。
【図2】全体の平面図。
【図3】貯蔵室の側面図。
【図4】同正面図。
【図5】除湿機の平面説明図。
【図6】乾燥冷却制御回路図。
【図7】前図のフローチャート。
【符号の説明】
(9) 貯蔵ビン (18) 冷気送風機 (19) 送風ダクト (20) ビン乾燥シャッタ(内側吹出し口) (21) 冷却シャッタ(外側吹出し口)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀物を入れる貯蔵ビン底部に送風ダクト
    を延出させ、該ダクトを介して乾燥空気または冷却空気
    を送る穀物貯蔵施設において、前記貯蔵ビン内部に送風
    ダクトを連通させて該ダクトの空気を貯蔵ビン内部に供
    給する内側吹出し口と、前記貯蔵ビン外周に送風ダクト
    の空気を供給する外側吹出し口とを、送風ダクトに開閉
    自在に設けたことを特徴とする穀物貯蔵施設。
  2. 【請求項2】 送風ダクトの冷却空気を貯蔵ビン外周に
    供給して貯蔵ビンの穀物温度を所定以下に維持すると共
    に、貯蔵ビン内部の所定以上の昇温によって送風ダクト
    の冷却空気を貯蔵ビン内部に供給するように構成したこ
    とを特徴とする上記第1項記載の穀物貯蔵施設。
  3. 【請求項3】 送風ダクトを介して貯蔵ビン部に冷却空
    気を再循環供給する送風機の送風出口で温度を検出し、
    送風機の送風出口温度を所定以下に保つように構成した
    ことを特徴とする上記第1項記載の穀物貯蔵施設。
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CN115250767A (zh) * 2022-08-25 2022-11-01 中央储备粮海口直属库有限公司 基于走道板和双层空腔覆盖面的粮仓冷壁***和方法

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