JPH05108068A - フレーズ情報入出力装置 - Google Patents

フレーズ情報入出力装置

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JPH05108068A
JPH05108068A JP3291974A JP29197491A JPH05108068A JP H05108068 A JPH05108068 A JP H05108068A JP 3291974 A JP3291974 A JP 3291974A JP 29197491 A JP29197491 A JP 29197491A JP H05108068 A JPH05108068 A JP H05108068A
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JP
Japan
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phrase
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key
output
performance
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Pending
Application number
JP3291974A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Konishi
慎哉 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Priority to US07/958,517 priority patent/US5369218A/en
Publication of JPH05108068A publication Critical patent/JPH05108068A/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • G10H1/0041Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
    • G10H1/0058Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フレーズ情報を外部装置との間で送受するフレ
ーズ情報入出力装置に関し、フレーズ演奏に用いた鍵情
報が外部装置に出力されるのを抑止してフレーズ演奏を
指示する情報を出力し、出力処理の負荷を軽減する。 【構成】鍵盤10からの鍵情報に対応した単音の楽音を
発生する楽音発生手段15、又は複数音からなるフレー
ズ楽音を発生するフレーズ演奏手段17のいずれかが選
択されて楽音が発生される電子楽器において、ノーマル
演奏かフレーズ演奏かを指示する指示手段12と、指示
に応じて、鍵盤10からの鍵情報に対し、楽音発生手段
15又はフレーズ演奏手段17のいずれかを割り当てる
第1の割当手段21と、第1の割当手段21の割り当て
に応じて、楽音発生手段15が出力する鍵情報、又はフ
レーズ演奏手段17が鍵情報に所定の変換を施して出力
するフレーズ演奏制御17情報のいずれかを外部に出力
する出力手段19とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器等において、
フレーズ演奏を行うためのフレーズ情報を外部装置との
間で送受するフレーズ情報入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子楽器等の各鍵盤にモチーフデ
ータ(フレーズデータ)を割り当て、各鍵の操作に応じ
てフレーズ演奏を行うものが数多く考案され、実用に供
されている。
【0003】また、演奏者が演奏した鍵情報を外部に接
続した電子楽器に出力して、複数の電子楽器間で同一の
鍵情報を利用して演奏を行うようにした電子楽器が知ら
れている。
【0004】このような電子楽器を複数台接続してシス
テムとして使用する場合、或る電子楽器でフレーズ演奏
に用いた鍵情報が外部に接続された他の電子楽器にその
まま出力される構成になっているために、上記他の電子
楽器側で発音される音楽は、音楽性のないものとなって
いた。
【0005】また、予め記憶されている自動演奏データ
やフレーズデータを外部の電子楽器等に出力する自動演
奏装置があるが、演奏毎に鍵情報を出力する構成となっ
ているので、演奏データ量が増えれば増えるほど出力処
理の負荷が大きくなるという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、フレーズ演奏に用いた鍵情報
が外部装置に出力されるのを抑止してフレーズ演奏を指
示する情報を出力できるとともに、出力処理の負荷を軽
減できるフレーズ情報入出力装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のフレーズ情報
入出力装置は、鍵盤から鍵情報が供給された際に、該鍵
情報に対応した単音の楽音を発生する楽音発生手段、又
は前記鍵情報に対応して複数音からなる所定フレーズの
楽音を発生するフレーズ演奏手段のいずれかが選択され
て楽音が発生される電子楽器において、ノーマル演奏を
行うかフレーズ演奏を行うかを指示する指示手段と、該
指示手段の指示に応じて、前記鍵盤からの鍵情報に対
し、前記楽音発生手段又は前記フレーズ演奏手段のいず
れかを割り当てる第1の割当手段と、該第1の割当手段
の割り当てに応じて、前記楽音発生手段が出力する鍵情
報、又は前記フレーズ演奏手段が前記鍵情報に所定の変
換を施して出力するフレーズ演奏制御情報のいずれかを
外部に出力する出力手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明は、指示手段でノーマル演奏が指示され
た際に、鍵盤からの鍵情報を楽音発生手段に割り当てて
楽音を発生するとともに、該鍵情報を出力手段により外
部に出力し、指示手段でフレーズ演奏が指示された際
に、鍵盤からの鍵情報をフレーズ演奏手段に与えてフレ
ーズ演奏を行うとともに、該鍵情報から、例えばフレー
ズパターンの指定やフレーズ演奏の開始を指示するフレ
ーズ演奏制御を出力手段から外部装置に出力するように
したものである。
【0009】これにより、フレーズ演奏を行う場合に、
フレーズ演奏用に用いられた鍵情報がそのまま出力され
ることはなくなるので、音楽性のない楽音の放音が抑止
される。また、フレーズ演奏を行う場合は、鍵情報の代
わりにフレーズ演奏を指示するフレーズ演奏制御情報が
出力されるので、複数電子楽器間でのフレーズ演奏が可
能になっている。
【0010】また、フレーズ演奏を行う場合は、フレー
ズ演奏を指示するフレーズ演奏制御情報だけを出力する
ので、出力側の出力処理の負荷が軽減されるとともに、
入力側の入力処理の負荷も軽減され、複数電子楽器間で
のフレーズ演奏の発音タイミングのずれが少なくなると
いう効果を奏する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明に係るフレーズ情報入出力装
置の一実施例の全体的な構成を概略的に示すブロック図
である。
【0012】図において、10は鍵盤である。この鍵盤
10は、複数の鍵と、これら鍵の押鍵・離鍵動作に連動
して開閉するキースイッチを含んでいる。この鍵盤10
は、フレーズ演奏時のフレーズデータの指定やメロディ
の演奏に用いられる。
【0013】なお、この鍵盤10は、下側の所定領域が
フレーズ演奏用(以下、「フレーズ演奏領域」とい
う)、上側の残りの領域がメロディ演奏用(以下、「メ
ロディ演奏領域」という)にそれぞれ割り当てられてい
る。
【0014】この鍵盤10には、押鍵状態検出部11か
ら鍵スキャン信号S1が供給されるようになっており、
鍵盤10は、この鍵スキャン信号S1に応じて上記キー
スイッチをスキャンし、各鍵の押鍵・離鍵状態を示す鍵
スキャンデータD1を出力する。この鍵スキャンデータ
D1は、押鍵状態検出部11に供給される。
【0015】押鍵状態検出部11は、上述したように、
鍵盤10に対して鍵スキャン信号S1を出力し、この鍵
スキャン信号S1に応じて鍵盤10から出力される鍵ス
キャンデータD1を受け取って、押鍵状態を検出するも
のである。この押鍵状態検出部11の出力は、鍵情報D
4として楽音割当部14に供給される。
【0016】12は操作パネルであって、該フレーズ情
報入出力装置を制御する各種スイッチ、表示器等が設け
られている。上記各種スイッチには、音色選択スイッ
チ、リズム選択スイッチ、音量設定スイッチ等の電子楽
器に一般的に用いられるスイッチ類の他、この発明の特
徴に関係するフレーズモードスイッチ(いずれも図示し
ない)が設けられている。
【0017】上記フレーズモードスイッチは、この装置
の演奏モードをフレーズ演奏モードに移行させるスイッ
チである。このスイッチでフレーズ演奏モードにされる
と、上記鍵盤10のフレーズ演奏領域の鍵によるフレー
ズ演奏が可能になる。
【0018】上記操作パネル12には、操作状態検出部
13からパネルスキャン信号S2が供給されるようにな
っており、操作パネル12は、このパネルスキャン信号
S2に応じてスイッチの設定状態を示すパネルスキャン
データD2を出力する。このパネルスキャンデータD2
は操作状態検出部13に供給される。
【0019】操作状態検出部13は、操作パネル12に
対してパネルスキャン信号S2を出力し、パネルスキャ
ン信号S2に応じて操作パネル12から出力されるパネ
ルスキャンデータD2を受け取って、スイッチの設定状
態を検出するものである。この操作状態検出部13の出
力は、フレーズ演奏モード指示情報D8として楽音割当
部14及び21に供給される。
【0020】また、フレーズモードスイッチによる演奏
モードの変更は、フレーズモード信号S4として、フレ
ーズ演奏部17に供給される。
【0021】楽音割当部14は、押鍵状態検出部11か
ら送られてくる鍵情報D4を、操作状態検出部13から
のフレーズ演奏モード指示情報D8に従って、楽音発生
回路15に送出するかフレーズ演奏部17に送出するか
を制御するものである。
【0022】この楽音割当部14は、操作状態検出部1
3からのフレーズ演奏モード指示情報D8がフレーズ演
奏を指示していなければ、鍵情報D4を楽音発生回路1
5に供給し、フレーズ演奏モード指示情報D8がフレー
ズ演奏を指示していれば、上記鍵情報D4に対応したフ
レーズ演奏データの読出アドレスD6を生成してフレー
ズ演奏部17に供給する。
【0023】楽音発生回路15は、楽音割当部14又は
後述する楽音割当部21からの鍵情報、或いはフレーズ
演奏部17からの楽音情報D7に応じて、図示しない波
形メモリから楽音波形データ及びエンベロープデータを
読み出し、楽音波形データにエンベロープを付加して楽
音信号として出力するものである。この楽音発生回路1
5が出力する楽音信号は増幅器22に供給される。
【0024】また、この楽音発生回路15からは鍵情報
D4が内部情報出力部19に出力されるようになってい
る。これにより、通常の演奏(ノーマル演奏)モードで
は、押鍵に応じた楽音が発生されるとともに、外部に接
続された電子楽器等でも同じ楽音を放音できるようにな
っている。
【0025】増幅器22は、楽音発生回路15から供給
される楽音信号を所定の利得で増幅し、スピーカ23に
供給するものである。スピーカ23は、電気信号を音響
信号に変換する周知のものである。
【0026】16は演奏データメモリであり、フレーズ
演奏に使用する演奏データを記憶するものである。この
演奏データメモリ16は、例えばROM(リードオンリ
メモリ)で構成される。
【0027】この演奏データメモリ16には、鍵情報
(キーナンバ)KEY又は小節情報又はENDマーク、
ステップタイムSTEP、ゲートタイムGATE及びベ
ロシティVELOを1つの演奏データ単位として複数の
演奏データが記憶されている。
【0028】ここで、キーナンバKEYは、音高を指定
するものであり鍵盤10の各鍵に対応して付された番号
である。小節情報は、小節の終りを示す情報である。E
NDマークは演奏データの終りを示す情報である。
【0029】また、ステップタイムSTEPは、小節内
における発音時刻を指定する情報である。ゲートタイム
GATEは、発音すべき時間を指定する情報である。ベ
ロシティVELOは、発音する音の強さを指定する情報
である。
【0030】この演奏データメモリ16には、フレーズ
演奏部17から読出信号S3が供給されるようになって
おり、演奏データメモリ16は、この読出信号S3に応
じて演奏データD3を出力する。この演奏データD3は
フレーズ演奏部17に供給されるようになっている。
【0031】フレーズ演奏部17は、操作パネル12の
フレーズスイッチがオンにされることによりフレーズ演
奏モードに移行する。即ち、フレーズスイッチがオンに
されたことが操作状態検出手段13で検出されると、フ
レーズモード信号S4がフレーズ演奏部17に供給され
る。
【0032】これにより、フレーズ演奏部17は、フレ
ーズ演奏領域の押鍵があると、演奏データメモリ16に
対して読出信号S3を出力し、該読出信号S3に応じて
演奏データメモリ16から読み出される演奏データD3
を楽音情報D7として楽音発生回路15に供給する。こ
れにより、フレーズ演奏が行われる。
【0033】また、フレーズ演奏部17からは、フレー
ズ演奏制御情報としてのフレーズパターン指示及び開始
指示情報D5が内部情報出力部19に供給されるように
なっている。
【0034】18はタイミングクロック発生部であり、
上記フレーズ演奏部17に対して読出タイミングクロッ
クC1を供給するものである。フレーズ演奏部17は、
この読出タイミングクロックC1に同期して演奏データ
メモリ16から演奏データを読み出す。
【0035】内部情報出力部19は、フレーズ演奏部1
7からのフレーズパターン指示及び開始指示情報D5が
供給されると、該情報D5を外部装置に出力するインタ
フェース回路である。これにより、当該装置で発生する
フレーズと同じフレーズが、外部の電子楽器等において
発音できるようになっている。
【0036】外部情報入力部20は、外部装置からの情
報を入力するインタフェース回路である。この外部情報
入力部20から入力された情報は、楽音割当部21に供
給されるようになっている。
【0037】楽音割当部21は、外部情報入力部20か
ら送られてくる情報を、操作状態検出部13からのフレ
ーズ演奏モード指示情報D8に従って、楽音発生回路1
5に送出するかフレーズ演奏部17に送出するかを制御
するものである。この楽音割当部21の構成・機能は、
上述した楽音割当部14と同じであるので説明は省略す
る。
【0038】次に、上記のような構成において、本発明
の実施例の動作を図2〜図7に示したフローチャートを
参照しながら説明する。
【0039】電源が投入されると、図2のフローチャー
トに示すように、先ず、初期化処理が行われる(ステッ
プS10)。この初期化処理は、楽音発生回路15の内
部状態を初期状態に設定して電源投入時に不要な音が発
生されるのを防止したり、図示しないランダムアクセス
メモリ(RAM)の内容をクリアしたりする処理であ
る。
【0040】次いで、鍵処理が行われる(ステップS1
1)。この鍵処理は、鍵盤10の押鍵/離鍵に伴って通
常の発音/消音処理を行うとともに、フレーズ演奏モー
ドが指示されていれば、所定の鍵が押された際に、フレ
ーズ演奏を行うものである。この鍵処理の詳細について
は後述する。
【0041】次いで、パネルスキャン処理が行われる
(ステップS12)。即ち、操作状態検出部13は、操
作パネル12からのパネルスキャンデータD2を取り込
んで図示しないRAMに記憶する。
【0042】次いで、操作パネル12のスイッチにオン
イベントがあったか否かが調べられる(ステップS1
3)。これは、前回操作パネル12から取り込んだパネ
ルスキャンデータD2(RAMに記憶されている)と、
今回操作パネル12から取り込んだパネルスキャンデー
タD2とを比較し、新たにオンになったスイッチが存在
するか否かを調べることにより行われる。
【0043】そして、オンイベントがなかったことが判
断されると、ステップS21へ分岐し、自動演奏処理に
移る。一方、オンイベントがあったことが判断される
と、オンイベントがあったスイッチがフレーズモードス
イッチであるか否かが調べられる(ステップS14)。
【0044】ここで、フレーズモードスイッチであるこ
とが判断されると、現在のフレーズモードフラグが
「1」であるか否かが調べられ(ステップS15)、
「1」でないことが判断されると、フレーズモードフラ
グが「1」にセットされる(ステップS16)。
【0045】次いで、フレーズモード情報が出力される
(ステップS17)。これは、演奏モードの変化を外部
装置に知らせるために、フレーズモードフラグのセット
/リセット状態を示す情報を内部情報出力部19を介し
て外部に出力するものである。その後、ステップS21
の自動演奏処理に移る。これにより、鍵盤10のフレー
ズ演奏領域の鍵が押下されるとフレーズ演奏が行われる
ことになる。
【0046】一方、フレーズモードフラグが「1」であ
ることが判断されるとフレーズモードフラグを「0」に
リセットし(ステップS18)、フレーズモード情報が
出力される(ステップS19)。その後、ステップS2
1の自動演奏処理に移る。これにより、鍵盤10の全鍵
域が通常の演奏に使用されることになる。
【0047】以上のステップS14〜S16、S18に
よりフレーズモードスイッチのトグル動作が実現されて
いる。なお、上記フレーズモードフラグは、当該装置が
フレーズ演奏モードであるか否かを記憶するフラグであ
り、図示しないRAMに設けられるものである。
【0048】上記ステップS14で、オンイベントがあ
ったスイッチがフレーズモードスイッチでないことが判
断されると、オンイベントがあったスイッチに対応した
処理が行われる(ステップS20)。例えば、音色選択
処理、リズム選択処理、或いは音量制御処理等が行わ
れ、その後、ステップS21へ分岐する。
【0049】そして、自動演奏処理(ステップS2
1)、受信処理(ステップS22)を実行し、ステップ
S11へ戻って同様の処理を繰り返す。
【0050】次に、上記ステップS21で行う自動演奏
処理について説明する。この自動演奏処理は、フレーズ
演奏を行う処理であり、主にフレーズ演奏部17にて行
われる。
【0051】図3は自動演奏処理を示すフローチャート
である。自動演奏処理では、先ず、自動演奏フラグが
「1」であるか否かが調べられる(ステップS30)。
ここで「自動演奏フラグ」とは、フレーズ演奏モードに
おいて鍵盤10のフレーズ演奏領域の鍵が押下された場
合にセットされ、該鍵が離鍵された場合にリセットされ
るように制御されるフラグである(詳細は後述)。
【0052】換言すれば、フレーズ演奏モードにおい
て、ルーチン演奏領域の鍵が押下されている間はセット
されているフラグである。したがって、この自動演奏処
理ルーチンは、フレーズ演奏を行うためにコールされる
ことになる。
【0053】上記ステップS30で、自動演奏フラグが
「1」でないことが判断されると、以下の処理は行なわ
ずに、この自動演奏処理ルーチンからリターンする。つ
まり、フレーズ演奏は行われない。
【0054】一方、自動演奏フラグが「1」であること
が判断されると、演奏データの読み出しタイミングであ
るか否かが調べられる(ステップS31)。これは、タ
イミングクロック発生部18が出力する読出タイミング
クロックC1を調べることにより、演奏データメモリ1
6から演奏データを読み出すべきタイミングであるか否
かを調べる処理である。
【0055】そして、読み出しタイミングでないことが
判断されると、以下の処理は行なわずに、この自動演奏
処理ルーチンからリターンする。
【0056】一方、上記ステップS31で、読み出しタ
イミングであることが判断されると、OFF処理が行な
われる(ステップS32)。このOFF処理は、ゲート
タイムGATEがゼロになった発音中のチャネルを検索
し、発音を停止する処理である。このOFF処理を示す
フローチャートを図4に示す。
【0057】以下、OFF処理について簡単に説明す
る。なお、本実施例のフレーズ情報入出力装置は、16
個の発音チャネルを有するものとする。
【0058】図4において、先ず、変数Xを計数するカ
ウンタがクリアされる(ステップS50)。ここで、カ
ウンタは、16個のゲートタイムGATEを記憶してい
るテーブルのポインタとして使用されるものであり、カ
ウンタの内容(X)により現在処理中のエントリが指定
される。
【0059】次いで、変数Xで指定されるエントリのゲ
ートタイムGATE(X)がデクリメントされ(ステッ
プS51)、ゼロであるか否かが調べられる(ステップ
S52)。ここで、ゼロでないことが判断されるとステ
ップS53〜S55の各処理はスキップされ、ステップ
S56へ分岐する。
【0060】一方、ゼロであることが判断されると、当
該エントリに対応する鍵情報を入手する(ステップS5
3)。これは、上記16個のゲートタイムを記憶してい
るテーブルの各エントリに対応付けて記憶されている現
在発音中の鍵情報(キーナンバ)を取り出す処理であ
る。
【0061】次いで、上記ステップS53で取り出した
鍵情報に対応する音を発音しているチャネルを検索し
(ステップS54)、該チャネルの発音を停止する処理
を行なう(ステップS55)。
【0062】次いで、カウンタの内容Xがインクリメン
トされ(ステップS56)、その結果が「16」より小
さいか否かが調べられる(ステップS57)。即ち、0
〜15の全エントリに対する検索が終了したか否かが調
べられる。
【0063】そして、「16」より小さいことが判断さ
れると、ステップS51に戻り、次のエントリに対して
同様の処理が行なわれる。上記の繰り返しにおいて、カ
ウンタの内容が「16」以上になったことが判断される
と、全エントリに対する検索が終了したと判断してこの
OFF処理ルーチンからリターンし、自動演奏処理ルー
チンのステップS33に戻る。
【0064】以上のOFF処理により、当該読出タイミ
ングにおいてゲートタイムGATEがゼロになっている
鍵の発音が全て停止されることになる。
【0065】次いで、図3に示すように、ステップタイ
ムstepのインクリメントが行なわれる(ステップS
33)。ここでステップタイムstepとは、音を発生
する時刻を与えるためのタイムスケールである。このス
テップタイムstepは、曲のテンポに応じて所定時間
間隔でインクリメントされ、小節の先頭でゼロにクリア
される。
【0066】このステップタイムstepがインクリメ
ントされ、現在処理中の演奏データ中に含まれるステッ
プタイムSTEPと一致したときに、該演奏データに対
応する発音が開始されることになる。
【0067】次いで、ステップタイムstepが、次に
処理すべき演奏データ中のステップタイムSTEP(以
下、「次ステップタイムNEXTSTEP」という)に
等しいか否かが調べられ(ステップS34)、等しくな
ければ本自動演奏処理ルーチンからリターンする。この
場合の動作は、次の演奏データに基づいて発音すべき時
刻に未だ至っていないことを意味する。
【0068】一方、ステップタイムstepが次ステッ
プタイムNEXTSTEPに等しければ、演奏データメ
モリ16から演奏データを読み出す(ステップS3
5)。ここで読み出される演奏データは、鍵情報(キー
ナンバ)KEY又は小節情報又はENDマークである。
【0069】次いで、読み出したデータが鍵情報である
か否かを調べる(ステップS36)。これは、演奏デー
タの最初の1バイトに含まれる所定ビットを調べること
により行なわれる。以下の小節情報(ステップS4
2)、ENDマーク(ステップS44)における判断も
同様である。
【0070】そして、鍵情報であることが判断される
と、演奏データ中のベロシティVELOを読み出し、楽
音発生回路15にセットする(ステップS37)。これ
により発音する際の音量が指定される。
【0071】次いで、演奏データ中のゲートタイムGA
TEを、上述したゲートタイムを記憶するテーブルにセ
ットする(ステップS38)。このゲートタイムGAT
Eは、上述したように、発音を停止するタイミングを決
めるために使用される。
【0072】次いで、鍵情報変換処理が行われる(ステ
ップS39)。これは、演奏データメモリ16から読み
出した演奏データを所定形式の楽音情報に変換する処理
である。
【0073】次いでチャネル割当て処理を行って発音チ
ャネルを確保し(ステップS40)、発音処理を行なう
(ステップS41)。これによって、楽音発生回路1
5、増幅器22、スピーカ23の作用によりフレーズ演
奏の楽音が放音されることになる。その後、ステップS
47へ分岐する。
【0074】上記ステップS36で鍵情報でないことが
判断されると、小節情報であるか否かが調べられる(ス
テップS42)。そして、小節情報であることが判断さ
れると、ステップタイムstepをクリアし(ステップ
S43)、その後、ステップS47へ分岐する。これに
より、次の小節の先頭からフレーズ演奏が開始されるこ
とになる。
【0075】上記ステップS42で小節情報でないこと
が判断されると、ENDマークであるか否かが調べられ
る(ステップS44)。そして、ENDマークであるこ
とが判断されると、自動演奏フラグをクリアし(ステッ
プS45)、その後、ステップS47へ分岐する。これ
により、現在実行中のフレーズ演奏が終了する。
【0076】上記ステップS44でENDマークでもな
いことが判断されると、音色指定データであることを判
断し、音色設定処理を行なう(ステップS46)。次い
で、次の演奏データからステップタイムSTEPを取り
出し、次ステップタイムNEXTSTEPとする(ステ
ップS47)。そして、ステップS34に戻り再度同様
の処理を繰り返す。
【0077】このようにして、当該ステップタイムst
epにおいて、同じステップタイムSTEPを有する全
演奏データに対する処理が終了すると、この自動演奏処
理ルーチンからリターンする。
【0078】次に、図2のステップS22で実行される
受信処理について説明する。図5は受信処理を示すフロ
ーチャートである。外部から外部情報入力部20に供給
される情報は、例えばステータス情報とこれに続く付属
情報とで構成されるものである。
【0079】上記ステータス情報は、当該情報の種類を
識別するためのものであり、この実施例では、鍵オン情
報、鍵オフ情報、フレーズ情報及びフレーズモード情報
の4種類が存在するものとする。
【0080】そして、鍵オン情報、鍵オフ情報の場合
は、ステータス情報に引き続く付属情報としてキーナン
バ及びベロシティの各情報が送られてくる。
【0081】また、フレーズ情報の場合は、ステータス
情報に引き続く付属情報として自動演奏の開始/停止を
指示する情報とフレーズ番号が送られてくる。ここで、
フレーズ番号は、演奏データメモリ16に記憶されてい
るフレーズ演奏用の演奏データを指示するために用いら
れるものである。また、フレーズモード情報の場合はス
テータス情報に引き続く付属情報として、フレーズ演奏
モードに移行せしめるか否かを指示する情報が送られて
くる。
【0082】受信処理では、先ず、外部から入力された
情報が鍵オン情報であるか否かが調べられる(ステップ
S60)。そして、鍵オン情報であることが判断される
と、チャネル割当処理が行われ(ステップS61)、次
いで、発音処理が行われる(ステップS62)。その
後、本受信処理ルーチンからリターンする。これによ
り、鍵情報に基づく通常の発音が行われることになる。
【0083】一方、上記ステップS60で鍵オン情報で
ないことが判断されると、鍵オフ情報であるか否かが調
べられる(ステップS63)。そして、鍵オフ情報であ
ることが判断されると、チャネル検索処理が行われ(ス
テップS64)、次いで、消音処理が行われる(ステッ
プS65)その後、本受信処理ルーチンからリターンす
る。これにより、鍵情報に基づく通常の消音が行われる
ことになる。
【0084】上記ステップS63で鍵オフ情報でないこ
とが判断されると、フレーズ情報であるか否かが調べら
れる(ステップS66)。そして、フレーズ情報である
ことが判断されると、オン指定になっているか否か、つ
まり自動演奏を行うべきことが指定されているか否かが
調べられる(ステップS67)。
【0085】そして、オン指定になっていることが判断
されると、同時に送られてきたフレーズ番号に対応する
アドレス(自動演奏データが記憶されている演奏データ
メモリ16のアドレス)をフレーズ演奏部17にセット
する(ステップS68)。
【0086】次いで、自動演奏フラグをセットし(ステ
ップS69)、その後、本受信処理ルーチンからリター
ンする。これにより自動演奏処理ルーチンにおいて自動
演奏処理が行われ、外部装置からの情報に応じたフレー
ズ演奏が行われることになる。
【0087】一方、上記ステップS67でオン指定でな
いことが判断されると、自動演奏フラグをリセットし
(ステップS70)、その後、本受信処理ルーチンから
リターンする。これにより自動演奏処理ルーチンによる
自動演奏処理はスキップされ、フレーズ演奏が停止され
ることになる。
【0088】上記ステップS66で入力された情報がフ
レーズ情報でないことが判断されると、フレーズモード
情報であるか否かが調べられる(ステップS71)。
【0089】そして、フレーズモード情報であることが
判断されると、オン指定であるか否か、つまりフレーズ
演奏モードになっているか否かが調べられ(ステップS
72)、オン指定になっていないことが判断されると、
フレーズモードフラグを「0」にリセットされる(ステ
ップS73)。その後、この受信処理ルーチンからリタ
ーンする。これにより、本装置はノーマル演奏モードに
なる。
【0090】一方、オン指定であることが判断されると
フレーズモードフラグを「1」にセットし(ステップS
74)、その後、この受信処理ルーチンからリターンす
る。これにより、本装置はフレーズ演奏モードになる。
【0091】以上のステップS71〜S74により操作
パネル12のフレーズモードスイッチを押下した場合と
同じ状態が実現されている。
【0092】また、上記ステップS71でフレーズモー
ド情報でもないことが判断されると、音色変更情報であ
ることを認識し、音色変更処理を行う(ステップS7
5)。その後、この受信処理ルーチンからリターンす
る。
【0093】次に、図2に示すメインフローのステップ
S11で行う鍵処理について説明する。図6及び図7は
鍵処理を示すフローチャートである。
【0094】鍵処理では、先ず、鍵スキャン処理が行わ
れる(ステップS80)。即ち、押鍵状態検出部11
は、鍵盤10からの鍵スキャンデータD1を取り込んで
図示しないRAMに記憶する。
【0095】次いで、鍵盤10にイベントがあるか否か
が調べられる(ステップS81)。これは、前回鍵盤1
0から取り込んだ鍵スキャンデータD1(RAMに記憶
されている)と、今回鍵盤10から取り込んだ鍵スキャ
ンデータD1とを比較し、変更された鍵(ビット)が存
在するか否かを調べることにより行われる。
【0096】そして、イベントがなかったことが判断さ
れると、以下の処理は行わずに、この鍵処理ルーチンか
らリターンする。一方、イベントがあったことが判断さ
れると、該イベントがオフイベントであるか否かが調べ
られる(ステップS82)。そして、オフイベントでな
いことが判断されるとステップS94へ分岐し、オンイ
ベントに対する処理を実行する(後述)。
【0097】上記ステップS82でオフイベントである
ことが判断されると、先ず、カウンタをクリアする(ス
テップS83)。このカウンタは、処理対象となる鍵域
を計数するものである。以下では、説明を簡単にするた
めに、1オクターブ分(12鍵分)の処理について説明
する。
【0098】次いで、鍵情報を作成する(ステップS8
4)。これは、押鍵状態検出部11から出力される鍵ス
キャンデータD1から、オフにされた鍵の番号(キーナ
ンバ)を検出する処理である。
【0099】次いで、検出された鍵がメロディ演奏領域
の鍵であるか否かが調べられる(ステップS85)。そ
して、メロディ演奏領域の鍵であることが判断される
と、鍵オフ情報を出力する(ステップS87)。即ち、
鍵オフを示すステータス情報とともに、キーナンバ、ベ
ロシティの各情報を内部情報出力部19を介して外部に
出力する。
【0100】次いで、上記キーナンバに対応する音が発
音されているチャネルを検索し(ステップS88)、発
音を停止せしめる処理が行われる(ステップS89)。
その後、ステップS91へ分岐する。
【0101】一方、上記ステップS85でメロディ演奏
領域の鍵でないことが判断されると、フレーズ演奏領域
の鍵であることを認識し、現在フレーズモードにあるか
否かが調べられる(ステップS86)。
【0102】そして、フレーズモードにないことが判断
されると、ステップS87へ分岐し、上述したと同様の
消音処理が行われることになる。
【0103】一方、フレーズモードであることが判断さ
れると、フレーズ停止処理が行われる(ステップS9
0)。これは、自動演奏フラグをクリアする処理であ
る。したがって、これ以降は情報演奏処理ルーチンでの
フレーズ演奏は停止される。
【0104】次いで、フレーズ情報を出力する処理が行
われる(ステップS91)。これは、自動演奏フラグが
オフになったこと、つまりフレーズ演奏を停止すべきこ
とを外部装置に知らせるために行われる処理である。
【0105】次いで、カウンタをインクリメントし(ス
テップS92)、該カウンタの内容が「12」より小さ
いか否か、つまり1オクターブ分の処理が終了したか否
かを調べる(ステップS93)。そして、「12」より
小さければステップS84に戻り、再度同様の処理を繰
り返す。そして、この繰り返し実行により「12」より
大きくなった時点で次のステップへ進む。
【0106】ステップS94以下は、鍵のオンイベント
に対する処理を行っている。
【0107】先ず、イベントがオンイベントであるか否
かが調べられる(ステップS94)。そして、オンイベ
ントでないことが判断されると、以下の処理は行わずに
この鍵処理ルーチンからリターンする。
【0108】一方、オンイベントであることが判断され
ると、先ず、上記オフイベント時の処理と同様に、カウ
ンタをクリアし(ステップS95)、鍵情報を作成する
(ステップS96)。
【0109】次いで、検出された鍵がメロディ演奏領域
の鍵であるか否かが調べられる(ステップS97)。そ
して、メロディ演奏領域の鍵であることが判断される
と、鍵オン情報を出力する(ステップS99)。即ち、
鍵オンを示すステータス情報とともに、キーナンバ、ベ
ロシティの各情報を内部情報出力部19を介して外部に
出力する。
【0110】次いで、発音チャネル割当を行う(ステッ
プS100)。即ち、空きチャネルを探し、或いはいず
れかのチャネルの使用を中止させ、上記鍵情報に対応す
る音を該チャネルに割り当てる。次いで、発音処理が行
われる(ステップS101)。
【0111】一方、上記ステップS97でメロディ演奏
領域の鍵でないことが判断されると、フレーズ演奏領域
の鍵であることを認識し、現在フレーズモードにあるか
否かが調べられる(ステップS98)。
【0112】そして、フレーズモードにないことが判断
されると、ステップS99へ分岐し、上述したと同様の
発音処理が行われることになる。
【0113】一方、フレーズモードであることが判断さ
れると、フレーズ開始処理が行われる(ステップS10
2)。これは、自動演奏フラグをセットするとともに、
フレーズ演奏情報が格納されている演奏データメモリ1
6の先頭アドレスをフレーズ演奏部17にセットする処
理である。
【0114】次いで、フレーズ情報を出力する処理が行
われる(ステップS103)。これは、自動演奏フラグ
がオンになったこと、つまりフレーズ演奏を開始すべき
ことを外部装置に知らせるために行われるものである。
即ち、鍵番号に対応せしめて格納されているフレーズ演
奏データ(フレーズ番号が付されている)を指定するた
めに、フレーズ番号を出力する処理が行われる。
【0115】次いで、カウンタをインクリメントし(ス
テップS104)、該カウンタの内容が「12」より小
さいか否か、つまり1オクターブ分の処理が終了したか
否かを調べる(ステップS105)。そして、「12」
より小さければステップS96に戻り、再度同様の処理
を繰り返す。そして、この繰り返し実行により「12」
より大きくなった時点で、この鍵処理ルーチンからリタ
ーンする。
【0116】なお、上記鍵処理では、説明を簡単にする
ために1オクターブ分の処理しか示していないが、実際
には鍵盤10の鍵数に応じて必要なオクターブ分の処理
を行うように構成される。
【0117】図8は、本発明の第2の実施例の構成を示
すブロック図である。図1に示したブロック図と異なる
点は、楽音割当部14を出力選択部24とし、該出力選
択部24の出力を、変換部25を介して内部情報出力部
19に供給するようにした点である。
【0118】変換部25は、出力選択部24からの情報
をフレーズパターン指示及び開始指示情報D5に変換す
るものである。したがって、図1に示したフレーズ演奏
部17からのフレーズパターン指示及び開始指示情報は
出力されない。
【0119】その他の構成及び機能は、図1のブロック
図で示したものと同一であるので説明は省略する。
【0120】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、フレーズ演奏に用いた鍵情報が外部装置に出力され
るのを抑止してフレーズ演奏を指示する情報を出力でき
るとともに、出力処理の負荷を軽減できるフレーズ情報
入出力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーズ情報入出力装置の第1の実施
例の全体的な構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
メインフローチャートである。
【図3】図2における自動演奏処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】図3におけるOFF処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】図2における受信処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】図2における鍵処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】図2における鍵処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】本発明のフレーズ情報入出力装置の第2の実施
例の全体的な構成を概略的に示すブロック図である。
【符号の説明】
10 鍵盤 12 操作パネル(指示手段) 14 楽音割当部(第1の割当手段) 15 楽音発生回路(楽音発生手段) 17 フレーズ演奏部(フレーズ演奏手段) 19 内部情報出力部(出力手段) 21 楽音割当部(第2の割当手段、割当手段) 24 出力選択部(出力選択手段) 25 変換部(変換手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤から鍵情報が供給された際に、該鍵
    情報に対応した単音の楽音を発生する楽音発生手段、又
    は前記鍵情報に対応して複数音からなる所定フレーズの
    楽音を発生するフレーズ演奏手段のいずれかが選択され
    て楽音が発生される電子楽器において、 ノーマル演奏を行うかフレーズ演奏を行うかを指示する
    指示手段と、 該指示手段の指示に応じて、前記鍵盤からの鍵情報に対
    し、前記楽音発生手段又は前記フレーズ演奏手段のいず
    れかを割り当てる第1の割当手段と、 該第1の割当手段の割り当てに応じて、前記楽音発生手
    段が出力する鍵情報、又は前記フレーズ演奏手段が前記
    鍵情報に所定の変換を施して出力するフレーズ演奏制御
    情報のいずれかを外部に出力する出力手段とを具備した
    ことを特徴とするフレーズ情報入出力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、外部から入力された
    情報を前記楽音発生手段又は前記フレーズ演奏手段のい
    ずれかに割り当てる第2の割当手段を具備したことを特
    徴とするフレーズ情報入出力装置。
  3. 【請求項3】 鍵盤から鍵情報が供給された際に、該鍵
    情報に対応した単音の楽音を発生する楽音発生手段、又
    は前記鍵情報に対応して複数音からなる所定フレーズの
    楽音を発生するフレーズ演奏手段のいずれかが選択され
    て楽音が発生される電子楽器において、 ノーマル演奏を行うかフレーズ演奏を行うかを指示する
    指示手段と、 該指示手段の指示に応じて、前記鍵盤からの鍵情報を前
    記楽音発生手段に出力するか、又は前記フレーズ演奏手
    段に出力するかを選択する出力選択手段と、 該出力選択手段によりフレーズ演奏手段が選択された際
    に、前記鍵情報をフレーズ演奏制御情報に変換する変換
    手段と、 前記出力選択手段の選択に応じて、前記楽音発生手段が
    出力する鍵情報、又は前記変換手段が出力するフレーズ
    演奏制御情報のいずれかを外部に出力する出力手段とを
    具備したことを特徴とするフレーズ情報入出力装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、外部から入力された
    情報を前記楽音発生手段又は前記フレーズ演奏手段のい
    ずれかに割り当てる割当手段を具備したことを特徴とす
    るフレーズ情報入出力装置。
JP3291974A 1991-10-14 1991-10-14 フレーズ情報入出力装置 Pending JPH05108068A (ja)

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US07/958,517 US5369218A (en) 1991-10-14 1992-10-08 External device phrase data input/output apparatus for an electronic musical instrument

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