JP3375220B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピッチ調整機能を有す
る電子楽器であって、ピッチ調整時には自動的に持続音
に切り替わり、ピッチ調整が終了すると元の音色に戻る
ことのできる電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ピアノ等の電子楽器は、他の
楽器とピッチ合わせをするためのピッチ調整機能を有す
るものが多い。
【0003】図4は従来の電子楽器のピッチ調整に関連
する要部の構成を説明するブロック図である。
【0004】図のような従来の電子楽器でピッチの調整
を行う際には、例えばシステムスイッチ及びエディタを
操作してピッチ調整モードにし、鍵盤を押下して発音さ
れる音を聴きながらバリュースイッチを操作して音合わ
せを行っていた。
【0005】従って、ピッチ調整モードに入る直前の音
色がオルガンのような持続音ではない場合は、ピッチ調
節中に何度も鍵盤を押下して発音させねばならず、ピッ
チ調整操作が面倒であった。
【0006】また、かかる手数を省くため、ピッチ調整
時にはエディトモード等で発音される音色を持続音に切
り換えてバリュースイッチによりピッチ調整を行なう方
法もあるが、この場合はピッチの調整が終わると、発音
される音色を元の音色に戻す操作が必要となり、改善が
求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みなされたものであり、ピッチ調整時には自動的に持
続音に切り替わり、ピッチ調整が終了すると自動的に元
の音色に戻ることのできる電子楽器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピッチ調整機
能を有する電子楽器であって、演奏モードとピッチ調整
モードの切り換え指示を行うモード切換指示手段と、前
記モード切換指示手段によりピッチ調整モードが指示さ
れたときには、読み出される音色を持続音の音色に切り
換えるモード切換手段と、前記モード切換指示手段によ
り指示されたピッチ調整モード又は演奏モードに応じ
て、持続音の音色データ又は演奏時の音色データを読み
出す音色データ読出手段と、前記音色データ読出手段に
より読み出される音色データを記憶する音色データ記憶
手段と、を有することを特徴とする。
【0009】本発明に係る前記音色データ読出手段は、
前記モード切換指示手段によりピッチ調整モードから演
奏モードに切り換えが指示されたときには、前記モード
切換手段によりピッチ調整モードに切り換えられる前に
設定されていた音色データを読み出すことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明に係る前記音色データ記憶手
段は、演奏モード時に読み出される音色データと、ピッ
チ調整モード時に読み出される持続音の音色データを別
々に記憶していることを特徴とする。
【0011】本発明に係るピッチ調整モード時に発音さ
れる持続音の音色は、前記音色データ記憶手段に記憶さ
れている音色データから持続音の音色データが選択され
て発音されることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の電子楽器は、ピッチ調整モード切換ス
イッチ3Bが操作されて、通常の演奏モードからピッチ
調整モードに切り換えられると、発音される音色は予め
定められている持続音に自動的に切り替わる。
【0013】また、ピッチの調整が終了してモード切換
部12で通常の演奏モードに切り換わると、ピッチ設定
モードを抜けピッチ調整前に設定されていた音色に戻り
発音するものである。
【0014】従って、演奏者は、ピッチ調整時には一度
鍵を押下すると、あとはピッチの変化の具合を実際に聴
きながらパラメータを変えることが可能となる。
【0015】また、ピッチ調整終了時には、ピッチ調整
モード切換スイッチ3Bを操作するだけの簡単な動作
で、元の音色に戻ることが可能となる。
【0016】これにより、ピッチ調整時に両手を使って
種々の操作をしたり、エディタを操作して音色を切り換
えたりする必要がなく、ピッチ調整が非常に容易になり
使いやすい電子楽器が提供できる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係わる電子楽器の全体的な
構成を示す概略ブロック図である。なお、各図面におい
て、同一部位については同一番号を付して表示する。
【0018】図において、100はCPUであり、20
0はROM,300はRAM、1は鍵盤、2は押鍵検出
部、3は操作パネル、4はパネルスキャン回路、5は楽
音信号発生部、6は増幅器、7はスピーカである。
【0019】CPU100は、ROM200のプログラ
ムメモリ部に記憶された制御プログラムに従って当該電
子楽器の各部を制御するものである。なお、該CPU1
00には制御部13及び音色データ読出部14が設けら
れている。
【0020】制御部13は、ピッチ調整モード切換スイ
ッチ3Bの設定状態を検出し、これによりモード切換部
12を切り換えたり、所定の発音タイミングになると音
色データ読出部14を制御して音色データを読み出させ
るものである。
【0021】音色データ読出部14は、音色記憶部16
に記憶されている音色に基づき、音色データ記憶部15
から所定の音色データを読み出すものである。なお、本
発明に関係するピッチ調整時に読み出される音色データ
は、ピッチ調整モード切換スイッチ3Bの操作に応じ
て、制御部13により予め所定の持続音の音色データに
切り換えられている。
【0022】音色データ読出部14により読み出された
音色データは楽音信号発生部5へ送られる。なお、音色
データ読出部14の動作については図2で詳述する。
【0023】ROM200は、上述したCPU100を
動作させるプログラムの他、種々の固定データを記憶し
ている。なお、該ROM200に設けられている音色デ
ータ記憶部15の機能については図2で詳述する。
【0024】RAM300にはCPU100の作業用領
域、当該電子楽器を制御するための各種レジスタ、カウ
ンタ、フラグ等が定義されている他、ROM200に記
憶されているデータのうち必要なデータが転送されて一
時的に格納されるデータエリアを有している。
【0025】また、操作パネル部3の各キーやスイッチ
の状態に対応する放音に必要なデータがセットされた複
数のレジスタ、操作パネル部3のスイッチの設定状態に
関するデータ、鍵盤1のオン/オフ状態を記憶する押鍵
マップ、ノートオンカウンタも、このRAM300に設
けられている。
【0026】なお、該RAM300に設けられている音
色記憶部16の機能については図2で詳述する。
【0027】鍵盤1は発生すべき楽音を指定するために
使用されるものであり、複数のキーと、これらのキーの
押鍵・離鍵動作に連動して開閉するキースイッチとで構
成され、演奏者の押鍵・離鍵動作は押鍵検出部2によっ
て検出され、検出された信号は制御部13の制御のもと
に発音チャンネル割当部11(図2参照)に供給され
る。
【0028】また、当該鍵盤1の押鍵又は離鍵により発
生された演奏情報は一時RAM300の所定のエリアに
記憶され所要に応じてCPU100により読み出され
る。
【0029】押鍵検出部2は、演奏者の押鍵・離鍵動
作、つまり鍵のオン/オフを検出し、検出したオン/オ
フ状態をその鍵番号とともに前記発音チャンネル割当部
11に伝えるものである。制御部13は、この鍵のオン
/オフ情報をRAM300に記憶させる。
【0030】操作パネル部3には、電源スイッチの他、
音色選択スイッチ、モード指定スイッチ、メロディ選択
スイッチ、リズム選択スイッチ等、各種のスイッチや表
示器が設けられている。なお、本発明に直接関係する音
色ボタン3Aやピッチ調整モード切換スイッチ3Bも該
操作パネル3に設けられている。
【0031】操作パネル3の各スイッチのセット/リセ
ット状態は内部に含まれるパネルスキャン回路4によっ
て検出されるようになっており、この操作パネル3のパ
ネルスキャン回路4で検出したスイッチのセット状態に
関するデータは制御部13の制御の下にRAM300上
の所定の領域に記憶される。
【0032】また、操作パネル3には、上記各種スイッ
チ類の他、各種情報を表示するための表示器が設けられ
ている。
【0033】楽音信号発生部5は、CPU100から出
力される信号に対応する楽音波形データ及びエンベロー
プデータを波形メモリから読み出し、読み出した楽音波
形データにエンベロープを付加して楽音信号として出力
するものである。
【0034】この楽音信号発生部5が出力した楽音信号
は図示しないD/A変換器でアナログ変換されたのち増
幅器6に供給される。このため、楽音信号発生部5には
図示しない波形データやエンベロープデータを記憶する
波形メモリが接続されている。
【0035】増幅器6は、図示しないD/A変換記でア
ナログ変換された楽音信号を所定の利得で増幅するもの
である。この増幅器6の出力はスピーカ7に供給される
ようになっている。
【0036】スピーカ7は、増幅器6より送られた電気
信号としてのアナログ楽音信号を音響信号に変換するも
のである。つまり、発生された楽音信号に応じて楽音を
放音するものである。
【0037】図2は本発明の電子楽器のピッチ調整に係
る主要部位の機能構成を示すブロック図である。先ず、
図2を参照しながら図1で説明しなかった部位の機能に
ついて説明する。
【0038】発音チャンネル割当部11は、押鍵検出部
2、音色データ読出部14から送られてくる内部信号を
所定の発音チャネルに割り当てる処理を行うものであ
る。この発音チャンネル割当部11からの楽音情報は、
楽音信号発生部5に供給されるようになっている。
【0039】操作パネル3上に設けられている音色ボタ
ン3Aは、演奏者が演奏間に音色を指定するために用い
られるものであり、各音色ごとに複数設けられている。
【0040】ピッチ調整モード切換スイッチ3Bは、通
常の演奏モードと本発明のピッチ調整モードを切り換え
るスイッチであり、該スイッチ3Bが押下されると、モ
ード切換部12がオンに接続され、持続音の音色波形デ
ータを読み込む信号線8aに接続される。
【0041】これにより、音色データ読出部14が音色
データ記憶部15から読み出す音色データは、予め決め
られている持続音の音色データになるように切り換えら
れ、例えばエディタによりバリュースイッチを操作して
ピッチ調整が行われる。
【0042】なお、本実施例では音色データ記憶部15
の記憶する音色データは、演奏用の音色データとピッチ
調整用の持続音の音色データを別々に保持してモード切
換部12で切り換える場合を例に説明しているが、メモ
リの持ち方はこれに限定されるものではない。
【0043】例えば、制御部13がピッチ調整モード切
換スイッチ3Bが押下されていることを検出すると、プ
ログラムにより読み出される音色データを切り換え、演
奏用の音色データのうち、予め定められた特定の持続音
の音色データを読み出すように構成してもよい。
【0044】ピッチの調整が終了するとピッチ調整モー
ド切換スイッチ3Bをオフに切り換えることにより、ピ
ッチ調整モードに入る前に設定されていた音色に自動的
に戻る。
【0045】このため、ピッチ調整モードに入る前に指
定されていた音色は音色記憶部16に記憶されており、
ピッチ調整が終了すると音色データ読出部14は音色記
憶部16に記憶されている音色に基づき、音色データ記
憶部15からピッチ調整モードに入る前に設定されてい
た音色データを読み出し発音するように構成される。
【0046】なお、図2ではピッチ調整モード切換スイ
ッチ3Bが独立して設けられているが、該スイッチをシ
ステムスイッチ3C上に設け、該システムスイッチ3C
がピッチ調整モードにセットされた場合にエディタによ
りピッチ調整が行われるように構成してもよい。
【0047】一方、ピッチ調整モード切換スイッチ3B
がオフの場合は通常の演奏モードであるから、モード切
換部12のスイッチはオフの信号線8bに接続されて、
音色記憶部16に記憶されている音色に基づいた波形デ
ータが音色データ記憶部15から読み込まれる。
【0048】このため、音色ボタン3Aで指定された音
色は一旦音色記憶部16に記憶され、発音のタイミング
になると音色データ読出部14が該音色記憶部16に記
憶されている音色に基づき、音色データ記憶部15から
所定の音色データを読み出し発音チャンネル割当部11
に送る。
【0049】ROM200に設けられている音色データ
記憶部15は、各音色の楽音データを記憶するものであ
る。なお、ピッチ調整モードに切り換えられた際に読み
出される持続音の音色データは、製造段階で予め設定さ
れるものである。
【0050】かかる構成により、ピッチ調整モード切換
スイッチ3Bがオンされると、次に発音されるべき音色
はそのまま音色記憶部16に記憶されたままで、モード
切換部12で音色データ読み出しの回路は信号線8aに
接続される。
【0051】これにより、音色データ読出部14の読み
出す音色データは音色データ記憶部15の持続音の音色
データメモリから読み出され、ピッチ調整が行われるこ
とになる。
【0052】ピッチの調整が終了し、ピッチ調整モード
切換スイッチ3Bがオフされると、モード切換部12で
音色データ読み出しの回路は信号線8bに接続され、こ
れにより読み出される音色データのメモリは、通常の演
奏時の音色データメモリに切り替わる。
【0053】次いで、音色データ読出部14は、音色記
憶部16に記憶されている次に発音されるべき音色を読
み出し、該音色に応じた音色データを音色データ記憶部
15より読み出し、これを発音チャンネル割当部11に
送る。
【0054】これにより、ピッチの調整が終了すると、
ピッチ調整モード切換スイッチ3Bを操作するだけで、
ピッチ調整モードに入る前の音色に自動的に戻ることに
なる。
【0055】このようにして、本発明によればピッチ調
整モード切換スイッチ3Bをオンするとピッチ調整モー
ドになり所定の持続音の音色が発音され、ピッチの調整
が終わりピッチ調整モード切換スイッチ3Bをオフにす
ると、自動的にピッチ調整の直前の音色に戻る使いやす
い電子楽器が提供できる。
【0056】図3は本発明に係る電子楽器のピッチ調整
動作を説明するフローチャートである。以下に図3を参
照しながらピッチ調整の動作について説明する。
【0057】操作パネル3に設けられている電源スイッ
チが投入されるか、または、リセットスイッチが押下さ
れると初期化処理が行われる(ステップS11)。
【0058】この初期化処理は、CPU100内部のレ
ジスタやRAM300内部に定義されているレジスタの
初期設定をしたり、ROM200に記憶されている所定
データやプログラムをRAM300に移動したり、さら
には、音色ポインタを初期化し、初期音色を設定する等
の処理である。
【0059】次いで、パネルスキャン処理を行う(ステ
ップS12)。このパネルスキャン処理では、操作パネ
ル3のパネルスキャン回路4で検出されたデータに基づ
いてパネルイベントの有無を判断し、この判断結果に基
づいて各スイッチのオン/オフ情報を作成しRAM30
0の所定の領域に記憶する処理である。
【0060】続いて、ピッチ調整モード切換スイッチ3
Bがオンされているか否かが調べられる(ステップS1
3)。これはピッチ調整モードになっているか否かを判
断する処理である。
【0061】ピッチ調整モード切換スイッチ3Bがオン
されていない場合は、音色データ読出部14が音色記憶
部16に記憶されている音色に基づいて、音色データ記
憶部15から所定の音色を読み込み、(ステップS1
5)、ステップS16に進む。
【0062】一方、ステップS13でピッチ調整モード
切換スイッチ3Bがオンされている場合は、音色データ
読出部14が音色データ記憶部15から読み出す音色デ
ータは予め定められている持続音の音色データに自動的
に切り換えられ、この持続音の音色データが読み込まれ
る。
【0063】次いで、キースキャン処理が行なわれる
(ステップS16)。このキースキャン処理は、押鍵検
出部2が検出した鍵盤1の押鍵状態に関するデータを読
み込み、新鍵バッファにセットする処理であり、旧鍵バ
ッファと新鍵バッファの内容を比較することにより操作
された鍵に対応する部分がオン又はオフにされた鍵イベ
ントバッファを作成する。
【0064】そして、取り込んだイベントバッファをサ
ーチしてキーイベントがあったか否か、つまり押鍵又は
離鍵動作があったか否かを調べる(ステップ17)。こ
こでキーイベントがなかった場合には何も処理する必要
はないのでスキップし、ステップS21に進む。
【0065】一方、前記ステップS17でキーイベント
があった場合は、続いて、当該キーイベントがオンイベ
ントであるか否かが調べられる(ステップS18)。
【0066】ここでオンイベントではない、つまり離鍵
イベントであることが判断されると、消音処理が行なわ
れる(ステップS20)。この消音処理は、CPU10
0が楽音信号発生部5に所定の制御情報を送出すること
により現在発音中の楽音を消去せしめる処理である。
【0067】一方、ステップS18でオンイベントであ
ることが判断された場合は、所定の発音処理を行ない
(ステップS19)、ステップS21のその他の処理に
進む。
【0068】上記「その他の処理」(ステップS21)
では、スイッチイベント処理や鍵イベント処理等で検出
したスイッチの指定に従った処理、例えば音色変更処
理、音量変更処理、リズム選択処理等のためのスイッチ
イベントを処理するものである。
【0069】上記処理が終了するとステップS12に戻
り、演奏間は同様の処理が繰り返される。
【0070】このようにして、本発明によれば、ピッチ
調整モード切換スイッチ3Bがオンされている間は、鍵
が押下されると自動的に、予め設定されている持続音の
音色データが音色データ記憶部25から読み出される。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ピ
ッチ合わせの際に何度も鍵を押下したり、あるいは操作
パネル上の音色ボタンを操作して、発音される音色を持
続音に変更する必要はなく、ピッチ調整の容易な使いや
すい電子楽器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子楽器の全体構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図2】本発明に係るピッチ調整を説明するブロック図
である。
【図3】本発明に係るピッチ調整の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】従来の電子楽器のピッチ調整を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵検出部 3 操作パネル部 3A 音色ボタン 3B ピッチ調整モード切換スイッチ(モード切換指示
手段) 3C システムスイッチ 4 パネルスキャン回路 5 楽音信号発生部 6 増幅器 7 スピーカ 8a,8b 信号線 11 発音チャンネル割当部 12 モード切換部(モード切換手段) 13 制御部(制御手段) 14 音色データ読出部(音色データ読出手段) 15 音色データ記憶部(音色データ記憶手段) 16 音色記憶部 100 CPU 200 ROM 300 RAM

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピッチ調整機能を有する電子楽器であっ
    て、 演奏モードとピッチ調整モードの切り換え指示を行うモ
    ード切換指示手段と、 前記モード切換指示手段によりピッチ調整モードが指示
    されたときには、読み出される音色を持続音の音色に切
    り換えるモード切換手段と、 前記モード切換指示手段により指示されたピッチ調整モ
    ード又は演奏モードに応じて、持続音の音色データ又は
    演奏時の音色データを読み出す音色データ読出手段と、 前記音色データ読出手段により読み出される音色データ
    を記憶する音色データ記憶手段と、 を有することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 前記音色データ読出手段は、前記モード
    切換指示手段によりピッチ調整モードから演奏モードに
    切り換えが指示されたときには、前記モード切換手段に
    よりピッチ調整モードに切り換えられる前に設定されて
    いた音色データを読み出す、ことを特徴とする請求項1
    記載の電子楽器。
  3. 【請求項3】 前記音色データ記憶手段は、演奏モード
    時に読み出される音色データと、ピッチ調整モード時に
    読み出される持続音の音色データを別々に記憶してい
    る、ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載
    の電子楽器。
  4. 【請求項4】 ピッチ調整モード時に発音される持続音
    の音色は、前記音色データ記憶手段に記憶されている音
    色データから持続音の音色データが選択されて発音され
    る、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の電子楽器。
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