JPH05104935A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

Info

Publication number
JPH05104935A
JPH05104935A JP27135491A JP27135491A JPH05104935A JP H05104935 A JPH05104935 A JP H05104935A JP 27135491 A JP27135491 A JP 27135491A JP 27135491 A JP27135491 A JP 27135491A JP H05104935 A JPH05104935 A JP H05104935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
passage
upper face
damper
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27135491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Makino
省吾 牧野
Kazufumi Yomo
四方  一史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP27135491A priority Critical patent/JPH05104935A/ja
Publication of JPH05104935A publication Critical patent/JPH05104935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】吹出風の温度を容易、迅速に調整することがで
き、乗員に快適な気分を与える自動車用空調装置の提
供。 【構成】送風機20の後流側に冷房用熱交換器3を配置
し、冷房用熱交換器3の後流側に第1の通路16と第2
の通路5とを配置する。第1の通路16内に暖房用熱交
換器4を配置する。第1の通路16と第2の通路5とを
それぞれの後流端で合流させ、この合流部に温調ダンパ
11を設け、合流部にはアッパフェイス吹出口6を接続
し、アッパフェイス吹出口6にアッパフェイス開閉ダン
パ12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車用空調装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来、自動車用の空調装置では冷風バイパ
スシステムが使用されているが、この冷風バイパスシス
テムはエバポレータ(冷房用熱交換器)の後方に開口部
を設け、この開口部とベントダクト系とをダクトなどで
連通してエバポレータ後方の冷風のみをベントから吹き
出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上記の自動
車用空調装置では、ベントからは冷風のみが吹き出るの
で、冷風の温度を調整しようとしても調整は困難であっ
た。この発明は吹出風の温度を容易、迅速に調整するこ
とができ、乗員に快適な気分を与える自動車用空調装置
の提供を課題とする。なお、本願の先行技術資料として
実開昭60−151710号がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めこの発明は、送風機と、送風機の後流側に設けた冷房
用熱交換器と、冷房用熱交換器の後流側に接続する第
1、第2の通路と、第1の通路に設けた暖房用熱交換器
と、第1、第2の通路の合流部に設けられ、第1の通路
からの温風と第2の通路からの冷風とを混合する温調ダ
ンパと、温調ダンパを通過した空気を吹き出す吹出口
と、この吹出口を開閉するダンパとを備えた構成を有し
ている。
【0005】
【作用】送風機により送風された空気は冷房用熱交換器
を通過して冷風となる。この冷風は第1の通路と第2の
通路とに分かれて互いに混合することなく流れる。第1
の通路に流れた冷風の一部又は全部は第1通路に配置さ
れた暖房用熱交換器により暖められて暖風となる。この
暖風は第1の通路を流れる冷風の一部が暖房用熱交換器
を通過する場合には暖房用熱交換器を通過しない第1の
通路内の他の冷風と混合して第1通路内で温風となる。
第1の通路内の暖風又は温風は第1、第2の通路の合流
部で第2の通路を流れてきた冷風と温調ダンパにより所
望の温度となるように混合され、吹出口を開閉するダン
パにより吹出量を調節され、吹出口から吹き出されて乗
員の頭部、顔面上部にあたる。
【0006】
【実施例】以下実施例を示す図面によりこの発明を説明
する。図1〜7は第1実施例を示す。同図において、
1、2はそれぞれ送風機20のファン、ファンモータを
示す。送風機20はケーシング19内に配置されてい
る。ケーシング19内において送風機20の後流側には
冷房用熱交換器(エバポレータ)3が配置され、冷媒の
蒸発潜熱により送風機20から送られてきた空気を冷却
する。冷房用熱交換器3の後流側ではケーシング19内
部は仕切り壁18によりバイパス通路(第1の通路)1
6と冷風バイパス通路(第2の通路)5とに区画されて
いる。第1の通路16内には暖房用熱交換器(ヒータコ
ア)4が配置されている。暖房用熱交換器4は車載エン
ジンの冷却水を熱源としている。
【0007】暖房用熱交換器4の上端4aにはエアミッ
クスダンパ10の後端が開閉可能に取り付けられてい
る。このエアミックスダンパ10により第1の通路16
内に暖房用熱交換器4に冷風aが流れる通路17が形成
される。従って第2の通路5には冷風dが流れ、エアミ
ックスダンパ10と仕切り壁18との間の第1の通路1
6には冷風bが流れる。又エアミックスダンパ10が最
大限回動した状態ではエアミックスダンパ10より上流
側の第1の通路16は全て通路17となり、冷房用熱交
換器3を通過した冷風は全て暖房用熱交換器4に流れる
冷風aとなる。エアミックスダンパ10の開度に応じて
暖房用熱交換器4から送られる暖風とバイパス通路16
から流れてくる冷風bとが混合部16aで混合して温度
調節された温風cとなる。
【0008】第2の通路5の後端において、仕切り壁1
8は第1の通路16に対し開口して合流部21を形成
し、合流部21はアッパフェイス吹出口6に連通する。
この合流部21は温風cと冷風dとが合流する領域であ
り、この合流部21において仕切り壁18の後流端に鉄
板又は樹脂からなるアッパフェイス温調ダンパ11が回
動自在に取り付けられている。従ってダンパ11の開度
に応じて第2の通路5を流れる冷風dと第1の通路16
からの温風cとが温度調節されてアッパフェイス吹出風
eとなり、アッパフェイス吹出口6に流れる。アッパフ
ェイス吹出口6には開閉ダンパ12が回動自在に設けら
れている。アッパフェイス吹出風eは乗員の頭部、顔面
上部にあたるようになっている。
【0009】アッパフェイス吹出口6のすぐ下側には乗
員の顔面に温風cを吹き出すフェイス吹出口7、さらに
下方部には乗員の足元に温風cを吹き出すフット吹出口
9が設けられている。フェイス吹出口7、フット吹出口
9にはそれぞれ開閉ダンパ13、15が回動自在に設け
られている。なお、8はデフ(デフロスタ)吹出口でフ
ェイス吹出口7とフット吹出口9との中間に位置し、こ
れにも開閉ダンパ14が回動自在に設けられている。
【0010】前述のように、冷房用熱交換器3からエア
ミックスダンパ10の下側の通路17を通る冷風aは暖
房用熱交換器4を通ると過熱されて暖風となり、この暖
風と暖房用熱交換器4を通らないで第1の通路16を流
れる冷風bとが混合部16aで混合され温風cとなる
が、この温風cはフェイス吹出口7又はフット吹出口9
又はデフ吹出口8から吹き出される。温風の温度はエア
ミックスダンパ10の開度により調節され、暖房用熱交
換器4を通る風量が多いと高温になり、少いと低温にな
る。アツパフェイス吹出口6の吹出風eの温度を他の吹
出口7、8、9の吹出風の温度より低くする場合には、
アッパフェイス開閉ダンパ12を図1のように開き、ア
ッパフェイス温調ダンパ11を時計方向に回動し、第2
の通路5を流れる冷風dと混合部16aから第2の通路
5内に流れ込む温風cとを合流部21で混合させ、アッ
パフェイス吹出風eとしてアッパフェイス吹出口6から
吹き出す。
【0011】アッパフェイス吹出風eの温度はアッパフ
ェイス温調ダンパ11の回動位置により冷風dと温風c
との混合費を変化させることにより冷風dの温度から温
風cと同じ温度まで任意に調節することができる。又ア
ッパフェイス吹出風eの風量はアッパフェイスダンパ1
2の開度を変えることにより調節可能であり、ダンパ1
2が全開の時はフット吹出量3に対しアッパフェイス吹
出量を1程度に設定し、ダンパ12が全閉のときはアッ
パフェイス吹出口6の風量が0となるように設定して置
く。なお、図7の22は開閉ダンパ12のレバーを示
し、23は温調ダンパ11のレバーを示す。
【0012】図8、9は本発明の第2実施異例を示す。
第1実施例と比較して第2実施例ではアッパフェイス開
閉ダンパ12を任意の位置で止めることができるように
なっている。その他の構成要素は第1実施例と同じであ
るので、同じ構成要素に対しては同じ符号を付しその説
明を省く。コントロール24が示すようにアッパフェイ
ス開閉ダンパ12の位置によりアッパフェイス吹き出し
風量を0からダンパ12が全開時の最大風量MAXまで
任意に調節することができる。図9の25は温調ダンパ
のレバーを示す。
【0013】
【発明の効果】この発明は上記の構成を有するので次の
ような優れた効果を有する。 (イ)乗員の頭部及び顔面上部にあたる風の温度を冷房
用熱交換器を通過した冷風の温度から暖房用熱交換器を
通過した暖風の温度まで自由に選択することができる。 (ロ)乗員の頭部及び顔面上部にあたる風の量を所望の
量に自由に選択することができる。 (ハ)従って長時間車を運転しても乗員に快感を与え、
乗員を疲労させない。 (ニ)構成が簡単であり、実施が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】フット吹出口から温度調節された温風が吹き出
す状態及び第1の通路をバイパスした冷風と前記温風と
が混合されてアッパフェイス吹出口から吹き出す状態を
示した図である。
【図2】アッパフェイス温調ダンパが温風の通路を閉
じ、アッパフェイス吹出口から冷風のみが吹き出す状態
を示した図である。
【図3】アッパフェイス温調ダンパが第2の通路を閉
じ、アッパフェイス吹出口から温風のみが吹き出す状態
を示した図である。
【図4】アッパフェイス開閉ダンパが閉じアッパフェイ
ス吹出口から吹出風がない状態を示した図である。
【図5】アッパフェイス吹出口及びフェイス吹出口から
の吹出風を示す図である。
【図6】各吹出口の配置を示す斜視図である。
【図7】アッパフェイス吹出風の温度コントロールレバ
ー及び開閉レバーの配置図である。
【図8】第2実施例を示す図である。
【図9】第2実施例のアッパフェイス吹出風の温度コン
トロールレバー及び開閉レバーの配置図である。
【符号の説明】
3 冷房用熱交換器 4 暖房用熱交換器 5 第2の通路 6 アッパフェイス吹出口 11 アッパフェイス温調ダンパ(温調ダンパ) 12 アッパフェイス開閉ダンパ(開閉ダンパ) 16 第1の通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機と、送風機の後流側に設けた冷房
    用熱交換器と、冷房用熱交換器の後流側に接続する第
    1、第2の通路と、第1の通路に設けた暖房用熱交換器
    と、第1、第2の通路の合流部に設けられ、第1の通路
    からの温風と第2の通路からの冷風とを混合する温調ダ
    ンパと、温調ダンパを通過した空気を吹き出す吹出口
    と、この吹出口を開閉するダンパとを備えたことを特徴
    とする自動車用空調装置。
JP27135491A 1991-10-18 1991-10-18 自動車用空調装置 Pending JPH05104935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27135491A JPH05104935A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動車用空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27135491A JPH05104935A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動車用空調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05104935A true JPH05104935A (ja) 1993-04-27

Family

ID=17498902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27135491A Pending JPH05104935A (ja) 1991-10-18 1991-10-18 自動車用空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05104935A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037296A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Keihin Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037296A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Keihin Corp 車両用空調装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001055037A (ja) 車両用空調装置
JPH09267620A (ja) 自動車用空調装置
JPH11208245A (ja) 車両用空調装置
JPH0495520A (ja) 空気調和装置
US4545526A (en) Air conditioner for vehicle
JPH05104935A (ja) 自動車用空調装置
JPH1035251A (ja) 車両用空調装置
JPH03189225A (ja) 車両用空調装置
JPH10203133A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH07315032A (ja) 自動車用空気調和装置のヒータユニット
JP2002293127A (ja) 車両用空調装置
JP2531274B2 (ja) 自動車用空調装置
JP3265801B2 (ja) 自動車用空調装置
JPH0723291Y2 (ja) 自動車用空調装置
JP4061747B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0523370Y2 (ja)
JP3767039B2 (ja) 車両用空調装置
JP2897359B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS6313043Y2 (ja)
JPH11115464A (ja) 車両用空気調和装置
JP2518959Y2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3063287B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP3119012B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS6233608Y2 (ja)
JP2516362Y2 (ja) 自動車用空気調和装置