JPH049390A - 0,0―ジアルキル 0―1―(n―プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェート、その製造法およびその殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents

0,0―ジアルキル 0―1―(n―プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェート、その製造法およびその殺虫、殺ダニ剤

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JPH049390A
JPH049390A JP15687690A JP15687690A JPH049390A JP H049390 A JPH049390 A JP H049390A JP 15687690 A JP15687690 A JP 15687690A JP 15687690 A JP15687690 A JP 15687690A JP H049390 A JPH049390 A JP H049390A
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methyl group
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dialkyl
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JP15687690A
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Giichi Ito
義一 伊藤
Takao Ishiwatari
石渡 多賀男
Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Mitsuru Sasaki
満 佐々木
Kimitoshi Umeda
梅田 公利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規な O,O−ジアルキル O−1−(N
−プロパルギルオキシイミノギルホスフェート、その製
造法およびその殺虫、殺ダニ剤に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、イミデート構造を有する有機リン殺虫性化合物と
しては特開昭47−9149号公報、特開昭58−39
692号公報および米国特ト第4473562号明細書
等に記載のものが知られている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は効力面等において必ず
しも充分とはいえない・ く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、優れた殺虫、殺夕゛二Nlを見出す々わ
ち、本発明は、一般式 (式中、R1はメチル基またはエチル基を表わし R2
はメチル基、エチル基・ n−プロピル基またはインゾロヒル基を表わし、R8は
水素原子またはメチivaで示される 0.0−ジアル
キル ○−1−ホスフェート(以下、本発明化合物と記
す。)、その製造法およびその殺虫、殺タ゛二剤を提供
するものである。
次に本発明化合物の製造法について詳しく説明する。
本発明化合物は、一般式 (式中 R1はメチル基またはエチル基を表ワシ、R2
はメチル基、エチル基・ 。−プロピル基またはイソプロピル基を表わす。) で示される化合物と、一般式 %式% (式中、R3は水素原子またはメチル基を表わす。)を
表わす。) で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることに
よって製造することができる。
該反応に用いられる試剤の量は、式(It)で示される
化合物(以下、化合物(It)と記す。)1当量に対し
て、通常式(I[I)で示される化合物(以下、化合物
(III)と記す。)1〜2当量、塩基1〜2当量であ
る。用いられる塩基としては、例えば水素化ナトリウム
、水酸化カリウム、炭酸カリウム、酸化力lレシウム、
炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、ピリジン、トリエチ
ルアミン等の有機塩基などが挙げられる。反応温度およ
び時間は種々の条件によ)異なるが、通常0〜150℃
の範囲、30分〜24時間の範囲である。また、該反応
は一般にベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、メ
チルエチルケトン、アセトン等のケトン類、ジエチルエ
ーテルテトラヒドロフラン等のエーテ/し類、アセトニ
トリル、水などおよびそれらの混合物を溶媒として行わ
れる。
反応終了後は水洗、有機溶媒抽出等の通常の後処理を行
い、必要によりカラムクロマトクラフィー等により精製
する。
次にこの製造法に準じて製造される本発明化合物を第1
表に示す。
第  1  表 尚、本発明化合物にはC=N結合に基く幾何異性体が存
在するが、本発明はこれらの各異姓体およびその任意の
割合の混合物を含むものである。
半翅目誓虫 ヒ ・メトビウンカ、トビイロウンカ、七シロ゛ウンカ等の
ウンカ類、ツマグロヨコノゝイ1タイワンツマグロヨコ
バイ等のヨコ/くイ頚、アブラムシ類、カメムシ類、コ
ナジラミ類、カイガラムシ類、ダンバイムシ類、キジラ
ミ類等 鱗翅目害虫 ニカメイガにカメイチュウ)、コブノメイガ、ノツメコ
クガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨト
ウガ等のヨトウ類、モンシロチョウ等のシロチョウ類、
コカクモンハマキ等のハフキガ類、7ンクイガ類、ハモ
グリガ類、ドクガ類、ウワバ類、カブラヤガ、タマナヤ
ガ等の7グロテイヌ属害虫( Agrothis sp
p. )、へりオテイス属害虫( Heliothis
 spp. )、コナガ、イガ、コイガ等 双翅目害虫 アカイエカ、コガタアカイエ力等のイエカ類、ネッタイ
シマカ、ヒトヌジシマ力等のヤブカ類、シナハマダラ力
等のノ\マダラ力類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエ
/く工等のイエバエ類、クロバエ類、ニク/〈工類、ヒ
メイエバエ タネバエ、タマネギバエ等のハチバエ類、
ミバエ類、ショウジヨウバエ類、チョウバエ類、アブ類
、ブユ類、サシバエ類等 鞘翅目害虫 ウェスタンコーンル−トワーム、サザンコーンルートワ
ーム等のコーンル−トワーム類、ドウガネグイグイ、ヒ
メコガネ等のコガネムシ類、コクゾウムシ、イネミズゾ
ウムシ等のダウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマシ
、コクヌヌトモドキ等のゴミムシダマシ類、キスジノミ
ハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シバンムシ類、ニジ
ュウヤホシテントウ等のヘノスエビラクナ属(Heno
suepilachna spp、 )、とフタキクイ
ムシ類、ナガシンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバ
アリガタハネ力クシ等 網翅目害虫 チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ト
ピイロゴキブリ、コバネゴキプリ等 膜翅目害虫 ミナミキイロアザミウマ、/1ナアザミウマ等 膜翅目害虫 アリ類、ヌズメバチ類、アリガタノくチ類、カブラババ
チ等のハバチ類等 直翅目害虫 ケラ、バッタ等 膜翅目害虫 ヒトノミ等 シラミ目害虫 ヒトジラミ、ケシラミ等 等翅目害虫 ヤマ、トシロアリ、イエシロアリ等 ハダニ類 ニセナミハダニ、ナミハダニ、カンザワノ\ダニ、ミカ
ンハダニ、リンゴノhダニ等マダニ類 オウシマダニ等 室内塵性ダニ類 コナダニ類、チリダニ類、ツメダニ類、イエダニ類等 等に優れた効果を発揮する。特にチャバネゴキブリ、ワ
モンゴキブリ、クロゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバ
ネゴキブリ等のゴヤブリ類に対して卓効を発揮し、ゴキ
ブリ用殺虫剤として最適である。また、D 1abro
 t ica属、Anomala属、Agrotis属
などの土壌害虫類に対して卓効を発揮する。
また、既存の殺虫、殺ダニ剤に抵抗性を有する害虫、有
害ダニ類に対しても高い防除効果を発揮する。
本発明化合物を殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤または土M
害虫防除剤の有効成分として用いる場合は、通常、固体
担体、液体担体、ガス状担体、餌と混合するか、あるい
は蚊取線香やマント等の基材に含浸し、必要あれば界面
活性剤、その他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤
、水和剤、水中懸濁剤・水中乳濁剤等のフロアフル剤、
粒剤、粉剤、エアゾール、電気蚊取マント・ノーマット
等の加熱燻蒸剤、化学反応型燻煙剤・多孔セラミック板
燻煙剤等の加熱燻煙剤、樹脂蒸散剤・含浸紙蒸散剤等の
非加熱蒸散剤、フォッギング等の煙霧剤、ULV剤、毒
餌等に製剤して使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.001〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレ、酸性白土等)、タルり類、
セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、硫
黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学肥
料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末ある
いは粒状物などがあげられ、液体担体としては、たとえ
ば水、アルコール類(メタノ−/し、エタノール等)、
ケトン類(アセトン、メチルエチpケトン等)、芳香族
炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘ
キサン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステlV
類c酢fmエチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセ
トニトリル、インブチロニトリル等)、エーテル類(ジ
イソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(
N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセ
トアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン
、トリクロロエタン、四塩化炭素等)、ツメチ/I/ヌ
ルホキシト、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、
ガス状担体、すなわち噴射剤としては、たとえばフロン
ガス、ブタンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチル
エーテル、炭酸ガフ等、があげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エ ス テ
 ル類、  ア ル キ ル ス ルホ ン酸塩、  
 ア ル キルアリ  − ル ス ルホ  ン酸塩、
   ア ル キ ルア!J−/し エ −チル類およ
びそのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコー
ルエーテ/’類、多価アルコールエステル られる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム
、七μロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール等)があげられ、安定剤としては、たとえば
PAP(酸性リン酸インプロピル)、BHT(26ージ
ーtert−ブチル−4−メチルフェノールB HA 
( 2 − tert −−jfw − 4−メトキシ
フェ/−wト3 − tert−ブチル−4−メトキシ
フェノールとの混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤
、脂肪酸またはそのエステル等があげられる。
化学反応型燻煙剤の基材としては、たとえばアルカリ金
属の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、酸化カルシ
ウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土などの
触媒剤、アゾジカルボンアミド、ベンゼンスルホニルヒ
ドラジドジニトロソペンタメチレンテトラミン、ポリス
チレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、天然繊維片、合
成繊維片等の充填剤等があげられる。
非加熱蒸散剤の基材としては、たとえば熱可塑性樹脂、
濾紙、和紙等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粒、植物精油、糖、
結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアセレチック酸等の酸化防止剤、デ
ヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末などの誤食防止剤
、チーズ香料、タマネギ香料などの誘引性香料等があげ
られる。
フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁剤)の製剤は
、一般に1〜75%の化合物を0,5〜15%の分散剤
、0.1〜10%の懸濁助剤(たとえば、保護コロイド
やチクソトロピー性を付与する化合物)、0〜10%の
適当な補助剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、安定化剤、
展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防菌剤、防黴剤等)を
含む水中で微小に分散させることによって得られる。水
の代わりに化合物がほとんど溶解しない油を用いて油中
懸濁剤とすることも可能である。保護コロイドとしては
、たとえばゲラニン、カゼイン、ガム類、セルロースエ
ーテル、ポリビニルアルコール トロピー性を付与する化合物としては、たとえばベント
ナイト、アルミニウムマグネシウムシリケート、キサン
タンガム、ポリアクリル酸等があげられる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、土壌害虫防除剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調
節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤と混合して、または混
合せずに同時に用いることもできる。
本発明化合物を農業用殺虫、殺ダニ、殺線虫剤または土
壌害虫防除剤の有効成分として用いる場合、その施用貴
は通常IOアールあたり5〜5002、乳剤、水利剤、
フロアブル剤等を水で希釈して施用する場合、その施用
濃度は10〜20001)pmであり、粒剤、粉剤等は
何ら希釈することなく、製剤のままで施用する。また、
防疫用殺虫、殺ダニ剤の有効成分として用いる場合、乳
剤、水利剤、フロアブル剤等は水で10〜10,000
ppmに希釈して施用し、油剤、エアゾール、燻蒸剤、
燻煙剤、蒸散剤、煙霧剤、ULV剤、毒餌等については
そのまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施
用時期、施用場所、施用方法、害虫の種類、被害程度等
の状況によって異なシ、上記の範囲にかかわること々く
増加させたり、減少させたシすることができる。
〈実施例〉 以下17本発明を製造例、製剤例および試験例により、
さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例 〔本発明化合物(2)の製造〕N−プロパルギ
ルオキシアセトアミド2.26りをテトラヒドロフラン
50xtに溶解シ、水素化ナトリウム0.4fを室温下
に01O−ジエチルリン酸クロリド3452を加えた後
1時間加熱還流した。次いでテトラヒドロ7ランを留去
し、残分にクロロホルム5 Q ttrlと水50!/
とを加え、クロロホルム層を分液し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥、溶媒を留去した。得うれた残香をカフムク
ロマトグラフィーで処理し、本発明化合物(2)2.o
trを得た。
次に、この製造法に準じて製造された本発明化合物のい
くつかを、第2表に示す。
第  2  表 次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす。
製剤例1 乳剤 本発明化合物(1)〜(6)の各々10部をキシレン3
5部および°ジメチ)Vホルムアミド35部に溶解し、
ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル ンス,uyttン酸カルシウム6部を加え、よ〈攪拌混
合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2 水和剤 本発明化合物(1)または(2)20部をラウリル硫酸
ナトリウム4部、リグニンヌルホン酸カルシウム2部、
合成含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混
合した中ニ加工、ジュースミキサーで攪拌/ff1合し
て20%水和剤を得る。
製剤例3 粒剤(液体原体の場合) 本発明化合物(2)または(3)5部にドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム5部、ベントナイト30部およ
びクレー60部を加え、充分攪拌混合する。次いで、こ
れらの混合物に適量の水を加え、さらに攪拌し、造粒機
で製粒し、通風乾燥して5%粒剤を得る。
製剤例4 粉剤 本発明化合物(2)または(4)1部を適当量のアセト
ンに溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、P 
A P O. 8部およびクレー98.7部を加え、ジ
ュースミキサーで攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して
1%粉剤を得る。。
製剤例5 フロアブル剤(液体原体の場合)本発明化合
物(2)または(5)10部をポリビニルアルコール6
部を含む水溶液40部中に加え、ミキサーで攪拌し、分
散剤を得る。この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシウムシリケート01部を含む水
溶液40部を加え、さらに、プロピレングリコール10
部を加えて緩やかに攪拌混合して10%水中乳濁剤を得
る。
製剤例6 油剤 本発明化合物(1)または(2) 0.1部をキシレン
5部およびトリクロロエタン5部に溶解し、これを脱臭
灯油89.9部に混合して0.1%油剤を得る。
次に、本発明化合物が殺虫、殺ダニ剤の有効成分として
有用であることを試験例にて示すO なお、本発明化合物は第2表の化合物番号で示し比較対
照に用いた化合物は第3表の化合物記7号で示す。
第  3 表 試験例1 (イエバエに対する殺虫試験)iu5.5c
mのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、製剤
例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水による20
0倍希釈液(500ppm ) 0.71を濾紙上に滴
下し、餌としてショ糖80グを均一に入れた。その中に
イエバエ雌成虫10頭を放ち、蓋をして48時間後にそ
の生死を調査し、死生率を求めた(2反復)。その結果
を第4表に示す。
第  4  表 試験例2 (ハスモンヨトウに対する殺虫試験)製剤例
1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水による200
倍希釈液(500ppm)2 dを13fのハスモンヨ
トウ用人工飼料にしみ込ませ、室径11鋸のポリエチレ
ンカップ内に入れた。その中にハスモンヨトウ4令幼虫
10頭を放ち、6日後にその生死を調査し、死生率を求
めた(2反復)。その結果を第5表に示す。
第  5  表 (チャバネゴキブリに対するノック ダウン試験) 本発明化合物および対照化合物をアセトンにて希釈し、
その希釈液を内径10crn高さ3mのアルシミニウム
皿の底部(底面積78.5cm)に薬量が8.65M1
I/m’となるように均一に処理した後、風乾した。次
いでチャバネゴキブリ成虫10頭(雌雄5頭ずつ)を、
該アルシミニウム皿の処理面に放飼し強制接触させた。
120分間接触後、供試虫のノックダウンを調査し、ノ
ックダウン主宰を求めた(2反復)。
その結果を第6表に示す。
第  6  表 試験例3 (チャバネゴキブリに対する殺虫試 験) 本発明化合物および対照化合物をアセトンにて希釈し、
その希釈液を内径10cm高さ30のア′ルミニウム皿
の底部(底面積78.5 crA )に薬量が3.65
xy/m’となるように均一に処理した後、風乾した。
次いでピレスロイド低感受性系統のチャバネゴキブリ成
虫10頭(雌雄5頭ずつ)を、該アルシミニウム皿の処
理面に放飼し強制接触させた。24時間接触試験例4 後、供試虫を新しい容器に回収して、水と餌を与え、7
2時間後にその生死を調べ死生率を求めた(2反復)。
結果を第7表に示す。
第  7  表 試験例5 (ニセナミハダニに対する試験)播穏7日後
の鉢植ツルナシインゲン(初生葉期)K、−葉邑υ10
頭のニセナミハダニの雌成虫を寄生させ、25℃の恒温
室に置いた。6日後、製剤例1に準じて供試験化合物を
乳剤にし、それを水で有効成分500 ppmに希釈し
た薬液をターンテーブル上で1鉢当り15xrl散布し
、同時に固液2 atを土壌潅注した。8日後にそれぞ
れの植〆・ダニによる被害程度を調査した。効果判定基
準は ほとんど被害が認められない +、少し被害が認められる 丑:無処理区と同様の被害が詔められるとした。その結
果を第8表に示す。
第  8  表 第  9 2て (ツマグロヨコバイに対する殺虫試 験) 製剤例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水による
2000倍希釈液(50ppm )にイネ茎(長さ約1
2crn)を1分間浸漬した。
風乾後、試験管にイネ茎を入れ、抵抗性系統のツマ7グ
ロヨコバイ成虫を10頭を放ち、1日後にその生死を調
査し、死生率を求めた(2反復)。その結果を第9表に
示す。
試験例6 (+ザンコーンル−トワームVC対−fる殺虫試験) 製剤・例1に準じて供試化合物を乳剤にし、その水希釈
液5 meを土壌(16メツシユ)50りに混和して、
土壌中の有効成分濃度を4.0ppmにした。この土壌
を直径5.6 (TI、高さ5.8crnのポリエチレ
ンカップに詰め、2〜3crnに発根したトウモロコシ
を2粒植え、す試験例7 ザンコーンル−トワーム(Diabroticaund
eclmpunctata horwardi BAR
BER) 3全幼虫10頭を放飼した。2日後、その生
死を調査し、死生率(%)を求めた(3反復)。
その結果を第10表に示す。
第10表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、網翅目害虫、鱗翅目害虫、鞘翅目害虫
、半翅目害虫、双翅目害虫等の各種害虫類やハダニ類等
の有害ダニ類に対し、優れた殺虫、殺ダニ効力を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はメチル基またはエチル基を表わし、R
    ^2はメチル基、エチル基、 n−プロピル基またはイソプロピル基を表わし、R^3
    は水素原子またはメチル基を、表わす。) で示される0,0−ジアルキル0−1− (N−プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェー
    ト。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はメチル基またはエチル基を表わし、R
    ^2はメチル基、エチル基、 n−プロピル基またはイソプロピル基を表わす。) で示されるリン酸クロリドと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3は水素原子またはメチル基を表わす。)
    で示されるプロパルギルオキシアミド誘導体とを塩基の
    存在下に反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1、R^2およびR^3は前記と同じ意味
    を表わす。) で示される0,0−ジアルキル0−1−(N−プロパル
    ギルオキシイミノ)アルキルホスフェートの製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はメチル基またはエチル基を表わし、R
    ^2はメチル基、エチル基、 n−プロピル基またはイソプロピル基を表わし、R^3
    は水素原子またはメチル基を表わす。) で示される0,0−ジアルキル0−1− (N−プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェー
    トを有効成分として含有することを特徴とする殺虫、殺
    ダニ剤。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1はメチル基またはエチル基を表わし、R
    ^2はメチル基、エチル基、 n−プロピル基またはイソプロピル基を表わし、R^3
    は水素原子またはメチル基を表わす。) で示される0,0−ジアルキル0−1−(N−プロパル
    ギルオキシイミノ)アルキルホスフエートを有効成分と
    して含有することを特徴とするゴキブリ用殺虫剤。
JP15687690A 1989-07-12 1990-06-14 0,0―ジアルキル 0―1―(n―プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェート、その製造法およびその殺虫、殺ダニ剤 Pending JPH049390A (ja)

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JP1-180916 1989-07-12
JP18091689 1989-07-12
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JP15687690A Pending JPH049390A (ja) 1989-07-12 1990-06-14 0,0―ジアルキル 0―1―(n―プロパルギルオキシイミノ)アルキルホスフェート、その製造法およびその殺虫、殺ダニ剤

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