JPH04173788A - ニトロメチレン系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫剤 - Google Patents

ニトロメチレン系化合物、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫剤

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JPH04173788A
JPH04173788A JP30337790A JP30337790A JPH04173788A JP H04173788 A JPH04173788 A JP H04173788A JP 30337790 A JP30337790 A JP 30337790A JP 30337790 A JP30337790 A JP 30337790A JP H04173788 A JPH04173788 A JP H04173788A
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JP30337790A
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Hiroshi Kishida
博 岸田
Noriyasu Sakamoto
坂本 典保
Kimitoshi Umeda
梅田 公利
Hiroaki Fujimoto
藤本 博明
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なニトロメチレン系化合物、その製造法
およびそれを有効成分とする殺虫剤に関するものである
〈従来の技術〉 ある種のニトロメチレン系化合物か、殺虫効力を有する
ことは、たとえば特開平2−180879号公報等に記
載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は殺虫効力において必ず
しも常に充分なものとは言い難い。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、このような状況に鑑み、優れた殺虫効力
を有する化合物を開発すべく、種々検討を重ねた結果、
下記−綴代(1)で示される新規なニトロメチレン系化
合物か優れた殺虫効力を有することを見出し、本発明に
至った。
すなわち、本発明は一般式CI) 〔式中、R’は水素原子、ハロゲン原子またはメチル基
を表わし、R2は置換されていてもよいアルキル基、置
換されていてもよいアルケニル基、置換されていてもよ
いアルキニル基、置換されていてもよいフェニル基、置
換されていてもよいベンジル基または置換されていても
よい複素環メチル基を表わし、R3は水素原子またはハ
ロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基を表わし
、nはOまたはlの整数を表わす。〕 で示されるピリミジン系化合物(以下、本発明化合物と
記す。)、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫
剤を提供するものである。
本発明化合物が卓効を発揮する害虫類としては、たとえ
ば下記のものかあげられる。
半翅目害虫 ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ等のウ
ンカ類、ツマグロヨコバイ、タイワンツマグロヨコバイ
等のヨコバイ類、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラ
ミ類、カイガラムシ類、ダンバイムシ類、キジラミ類等 鱗翅目害虫 ニカメイガにカメイチュウ)、コブノメイガ、ノシメコ
クガ等のメイガ類、ハスモンヨトウ、アワヨトウ、ヨト
ウガ等のヨトウ類、モンシロチョウ等のシロチョウ類、
コカクモンハマキ等のハフキガ類、シンクイガ類、ハモ
グリガ類、ドクガ類、ウワバ類、カブラヤガ、タマナヤ
ガ等のアゲロチイス属害虫(Agrothis spp
、)、へりオティス属害虫(Heliothis sp
p、) 、コナガ、イガ、コイガ等 双翅目害虫 アカイエカ、コガタアカイエカ等のイエカ類、ネッタイ
シマカ、ヒトスジシマ力等のヤブカ類、シナハマダラカ
等のハマダラカ類、ユスリカ類、イエバエ、オオイエバ
エ等のイエバエ類、クロバエ類、ニラバエ類、ヒメイエ
バエ、タネバエ、タマネギバエ等のハチバエ類、ミバエ
類、ショウジヨウバエ類、チョウバエ類、アブ類、ツユ
類、サシバエ類等 鞘翅目害虫 ウェスタンコーンルートワーム、ヅザンコーンルートワ
ーム等のコーンルー)・ワーム類、ドウガネプイブイ、
ヒメコガネ等のコガネノ9シ類、コクゾウムシ、イネミ
ゾウムシ等のソウムシ類、チャイロコメノゴミムシダマ
ソ、コクヌストモトキ等のゴミムシダマシ類、キスジノ
ミハムシ、ウリハムシ等のハムシ類、シバンムシ類、ニ
ジュウヤポシテントウ等のヘノスエピラクナ属(Hen
osuepilachana spp、)、ヒラタキイ
ムシ類、ナガンンクイムシ類、カミキリムシ類、アオバ
アリガタハネ力クシ等 網翅目害虫 チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、ト
ビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等総翅目害虫 ミナミキイロアザミウマ、ハナアザミウマ等膜翅目害虫 アリ類、スズメバチ類、アリガタバチ類、カブラババチ
等のハバナ類等 直翅目害虫 ケラ、バッタ等 隠翅目害虫 ヒトノミ等 シラミ目害虫 ヒトジラミ、ケシラミ等 等翅目害虫 ヤマトシロアリ、イエシロアリ等 等に卓効を発揮する。
さらに既存の殺虫剤に対し、抵抗性の発達した害虫にも
きわめて有効である。
本発明化合物を殺虫剤の有効成分として用いる場合は、
他の何らの成分も加えず、そのまま使用してもよいが、
通常は、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌等と混合
し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助剤を添
加して、油剤、乳剤、水和剤、フロアブル剤、粒剤、粉
剤、エアゾール、煙霧剤(フォッギング等)、毒餌等に
製剤して使用する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.01%〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等の微粉末あ
るいは粒状物等があげられ、液体担体としては、たとえ
ば水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳香族炭
化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキ
サン、シクロヘキザン、灯油、軽油等)、エステル類(
酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニト
リル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N、N
−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリ
クロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド
、大豆油、綿実油等の植物油等かあげられ、ガス状担体
、すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス、ブタ
ンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、
炭酸ガス等があげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル類
、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげ
られる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)等かあげられ、安定剤としては、たとえばPAP 
(酸性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6−シーt
ert−プチルー4−メチルフェノール)、BHA (
2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと3−
tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物
)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸またはそのエ
ステル等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物精油、糖、
結晶セルロース等の餌成分、ジプチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デ
ヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、
チーズ香料、タマネギ香料等の誘引性香料等があげられ
る。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺線虫剤、殺
ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、共力剤、肥
料、土壌改良剤、動物用飼料等と混合して、または混合
せずに同時に用いることもてきる。
本発明化合物を農業用殺虫剤として用いる場合、その施
用量は、通常、lOアールあたり、0.1g−1(lo
gであり、乳剤、水和剤、フロアブル剤等を水で希釈し
て用いる場合は、その施用濃度は通常、0.lppm〜
500 ppmであり、粒剤、粉剤等は何ら希釈するこ
となく製剤のままで施用する。また、防疫用殺虫剤とし
て用いる場合には、乳剤、水和剤、フロアブル剤等は、
通常、水で0.lppm〜500 ppmに希釈して施
用し、油剤、エアゾール、煙霧剤、毒餌等についてはそ
のまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施
用時期、施用場所、施用方法、害虫の種類、被害程度等
の状況によって異なり、上記の範囲にかかわることなく
増加させたり、減少させたりすることができる。
本発明化合物の製造法を次に示す。
−綴代[II) 〔式中、R1,R3およびDは前記と同し意味を表わす
。〕 て示される化合物、−綴代(III) R2−NH2(III) 〔式中、R2は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
化合物およびCH2Oを反応させることにより、−綴代
CI)で示される本発明化合物を製造することができる
本製造法は溶媒の存在または非存在下に行うことができ
る。適当な溶媒としては、たとえば水、アルコール類(
たとえば、メタノール、エタノール、n−プロパツール
、isOプロパツール等)、炭化水素類(たとえば、n
−ヘキサノ、シクロヘキサン、ヘプタン、石油エーテル
、ベンセン、トルエン、キシレン等)、塩素系炭化水素
類(たとえば、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、クロルベンゼン、0−ジクロルベンゼン等)、エー
テル類(ジメチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等)およびそれらの混合溶媒
をあげることができる。
本製造法においては、反応を円滑に進めるために適当な
酸類を添加することもできる。適当な酸類としては、た
とえばハロゲン化水素酸(たとえば、塩酸、臭化水素酸
等)、リン酸、低級カルボン酸(たとえば酢酸等)等を
あげることができる。
本反応を行う際の反応温度は、一般に一20〜150°
Cてあり、好ましくは0〜ioo°Cであり、圧力は一
般に大気圧力下であるが減圧または加圧下でも良く、反
応時間は0.5〜50時間である本発明における反応を
行う際、−綴代(II)で示される化合物1モルに対し
、一般に一般式〔■〕で示される化合物は1〜2モル、
好ましくは1〜1.2モル、CHIOは2〜6モル、好
ましくは2〜3モル用いる。
反応終了後は、通常の後処理を行うことにより、本発明
の目的とする化合物を得ることができる。必要ならば再
結晶、カラムクロマトグラフィー等により精製すること
もできる。
上記のようにして得られる本発明化合物としては、たと
えば下記第1表に記載のものをあげることができる。
〈実施例〉 以下、製造例、製剤例および試験例で本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
まず、製造例を示す。
製造例(化合物番号(1)の製造法) 2−二)・ロメチシン−1−(6−クロロ−3−ピリジ
ル)イミダゾリジン(300■)、メタノール(3ml
)および水(1+y+1)の混合物に、40%メチルア
ミン水溶液(126■)を5〜10°Cて攪拌下、滴下
し、ついで37%ホルムアルデヒド水溶液(212■)
のメタノール(1+++j)溶液を同温度で滴下した。
滴下終了後室温で10時間攪拌し、得られた反応化合物
を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄後
、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下に濃縮した。濃縮
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、目的
とする6、7−シヒドロー6−メチルー8−ニトロ−(
5H)−1−(6−クロロ−3−ピリジル)−イミダゾ
リジノ[2,3−f] ピリミジン(45■)を無色結
晶として得た。
mp168〜172℃ 上記製造法に準じて製造した本発明化合物を下記第2表
に示すが、もちろん本発明はこれらに限定されるもので
はない。
第     2     表 次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わす製剤例1
  乳剤 本発明化合物(1)〜(5)の各々10部を、キシレン
35部およびジメチルホルムアミド35部に溶解し、こ
れにポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14
部およびドデシルヘンセンスルホン酸カルシウム6部を
加え、よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る。
製剤例2  水和剤 本発明化合物(3)20部を、ラウリル硫酸ナトリウム
4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸
化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合した中に
加え、ジュースミキサーで攪拌混合して20%永和剤を
得る。
製剤例3  粒剤(固体原体の場合) 本発明化合物(1)5部に、合成含水酸化珪素微粉末5
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ベン
トナイト30部およびクレー55部を加え充分攪拌混合
する。ついて、これらの混合物に適当量の水を加え、さ
らに攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥して5%粒剤を
得る。
製剤例4  粉剤 本発明化合物(3)1部を適当量のアセトンに溶解し、
これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PA P 0.3
部およびクレー93.7部を加え、ジュースミキサーで
攪拌混合し、アセトンを蒸発除去して1%粉剤を得る。
製剤例5  フロアブル剤(固体原体の場合)本発明化
合物(3)20部とソルビタントリオレエート1.5部
とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液28.5
部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径3μ以
下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部およ
びアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を含む
水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコール10
部を加えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
製剤例6  油剤 本発明化合物(2)0.1部をキシレン5部およびトリ
クロロエタン5部に溶解し、これを脱臭灯油89.9部
に混合して0.1%油剤を得る。
製剤例7  油性エアゾール 本発明化合物(2)0.1部、テトラメスリン0゜2部
、d−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10部
および脱臭灯油59.6部を混合溶解し、エアゾール容
器に充填し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分
を通して噴射剤(液化石油ガス)30部を加圧充填して
油性エアゾールを得る。
製剤例8  水性エアゾール 本発明化合物(2)0.2部、d−アレスリン0゜2部
、d−フェノスリン0.2部、キシレン5部、脱臭灯油
3.4部および乳化剤(アトモス300(アトラスケミ
カル社登録商標名)11部を混合溶解したものと、純水
50部とをエアゾール容器に充填し、バルブ部分を取り
付け、該バルブ部分を通して噴射剤(液化石油ガス)4
0部を加圧充填して水性エアゾールを得る。
製剤例9  蚊取線香 本発明化合物(2)0.3gにd−アレスリン0゜3g
を加え、アセトン20m1に溶解し、蚊取線香用担体(
タブ粉:粕粉 本粉を433の割合で混合99.4 g
と均一に攪拌混合した後、水120イを加え、充分練り
合わせたものを成形乾燥して蚊取線香を得る。
製剤例10 電気蚊取マット 本発明化合物(2)0.4g、d−アレスリン0゜4g
およびビペロニルブトキサイド04gにアセトンを加え
て溶解し、トータルで10イとする。
この溶液0.5 mlを2.5aoX1.5cm、厚さ
0.3印の電気マット用基材(コツトンリンターとパル
プの混合物のフィブリルを板状に固めたもの)に均一に
含浸させさて、電気蚊取マット剤を得る。
製剤例11 加熱燻煙剤 本発明化合物(2)100■を適量のアセトンに溶解し
、4.0 cm X 4. Ocm 、厚さ1.2cm
の多孔セラミック板に含浸させて加熱燻煙剤を得る。
次に本発明化合物が、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤また
は土壌害虫防除剤の有効成分として有用であることを試
験例により示す。なお、本発明化合物は第2表の化合物
番号で示す。
試験例1  (イエバエに対する殺虫試験)直径5.5
 cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷き、
製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤の、水によ
る希釈液(500ppm)0.7 Jを濾紙上に滴下し
、餌とじてショ糖30■を均一に入れた。その中にイエ
バエ雌成虫10頭を放ち、蓋をして48時間後にその生
死を調査し、死生率を求めた(2反復)。その結果を第
3表に示す第    3    表 試験例2 (アカイエカに対する殺虫試験)製剤例1に
準じて得られた供試化合物の乳剤の、水による希釈液0
.7 mlを100m1のイオン交換水に加えた(有効
成分濃度3.5 ppm)。その中にアカイエカ約合幼
虫20頭を放ち、1日後の死生率を調査した。
効果判定基準は (死生率) A:90%以上 B:10%以上90%未満 C:10%未満 とした。その結果を第4表に示す。
第  4  表 試験例3(ハスモンヨトウに対する殺虫試験)製剤例1
に準じて得られた供試化合物の乳剤の、水による希釈液
(500ppm)2mNを、直径l1国のポリエチレン
カップ内に調整した13gのノ\スモンヨトウ用人工飼
料にしみ込ませた。その中にハスモンヨトウ4令幼虫1
0頭を放ち、6日後にその生死を調査し、死生率を求め
た(2反復)。その結果を第5表に示す。
第  5  表 試験例4(サザンコーンルートワームに対する殺虫試験
) 直径5.5 amのポリエチレンカップの底に同大の濾
紙を敷き、製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤
の、水による希釈液(50ppm)1mlを濾紙上に滴
下し、餌としてコーンの芽出しを1個人れた。その中に
サザンコーンルートワームの卵を約30個入れ蓋をして
8日後にフ化した幼虫の生死を調査し、死生率を求めた
。効果判定基準は、A、生存上が認められない B:生存上が5頭以下 C: 〃  6頭以上 その結果を第6表に示す。
第  6  表 試験例5(チャバネゴキブリに対する殺虫試験)直径5
.5 cmのポリエチレンカップの底に同大の濾紙を敷
き、製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤の、水
による希釈液(500ppm)0.7 mlを濾紙上に
滴下し、餌としてショ糖30■を均一に入れた。その中
にチャバネゴキブリ雄成虫10頭を放ち、蓋をして6日
後にその生死を調査し、死生率を求めた。
その結果を第7表に示す。
第  7  表 試験例6(トビイロウンカ幼虫に対する殺虫試験)製剤
例1に準じて得られた供試化合物の乳剤を水で希釈(5
0ppm相当)し、その中にイネ茎(長さ約120)を
1分間浸漬した。風乾後、試験管にイネ茎を入れトビイ
ロウンカ幼虫を約30頭放ち、6日後にその生死を調査
し、死生率を求めた。
その結果を第8表に示す。
第  8  表 試験例7(ツマグロヨコバイに対する殺虫試験)製剤例
】に準じて得られた供試化合物の乳剤の、水による希釈
液(50ppm)にイネ茎(長さ約12an)を1分間
浸漬した。風乾後、試験管にイネ茎を入れ、抵抗性系統
のツマグロヨコバイ成虫を10頭を放ち、1日後にその
生死を調査し、死生率を求めた(2反復)。その結果を
第9表に示す第  9  表 〈発明の効果〉 本発明化合物は、半翅目害虫、鱗翅目害虫、双翅目害虫
、鞘翅目害虫、網翅目害虫、膜翅目害虫、直翅目害虫、
膜翅目害虫、膜翅目害虫、シラミ目害虫、等翅目害虫に
対し、優れた殺虫効力を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子またはメチル
    基を表わし、R^2は置換されていてもよいアルキル基
    、置換されていてもよいアルケニル基、置換されていて
    もよいアルキニル基、置換されていてもよいフェニル基
    、置換されていてもよいベンジル基または置換されてい
    てもよい複素環メチル基を表わし、R^3は水素原子ま
    たはハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基を
    表わし、nは0または1の整数を表わす。〕 で示されるニトロメチレン系化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
    ル基を表わし、R^3は水素原子またはハロゲン原子で
    置換されていてもよいアルキル基を表わし、nは0また
    は1の整数を表わす。〕 で示される化合物、一般式R^2−NH_2〔式中、R
    ^2は置換されていてもよいアルキル基、置換されてい
    てもよいアルケニル基、置換されていてもよいアルキニ
    ル基、置換されていてもよいフェニル基、置換されてい
    てもよいベンジル基または置換されていてもよい複素環
    メチル基を表わす。〕 で示される化合物およびCH_2Oを反応させることを
    特徴とする請求項1記載の一般式で示されるニトロメチ
    レン系化合物の製造法。
  3. (3)請求項1記載の一般式で示されるニトロメチレン
    系化合物を有効成分として含有することを特徴とする殺
    虫剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295228C (zh) * 2004-11-23 2007-01-17 华东理工大学 硝基亚甲基衍生物及其用途
WO2007101369A1 (fr) * 2006-03-09 2007-09-13 East China University Of Science And Technology Méthode de préparation et utilisation de composés présentant une action biocide

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