JPH0470226A - コードレス電話システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ゴルフ場、工事現場や工場等の所定領域内
で用いられ、複数の移動可能な子機と一台あるいはそれ
以上の親機により構成されるコードレス電話システム（
構内無線通話システムを含む）に係り、更に詳しくはそ
の所定領域内において複数子機対複数子機の通話を可能
とするコードレス電話システムに関するものである。

［従　来　例］ 近年、新しい家電商品としてコードレス電話が各メーカ
より提案されている。コードレス電話は、電話回線に接
続される接続装置（親機）とハンドセット（子機）とか
らなり、それらの間において呼び出し、ＩＤコードや音
声通信等の信号が電波で送受される。そのため、接続装
置には電波の送受機能が備えられ、ハンドセットには同
じく電波の送受信機が内蔵されている。つまり、相手の
音声は。

その接続装置にて電気信号から電波信号に変換されて当
該ハンドセットに送られる。逆に、ハンドセットからの
電波による音声信号は、その接続装置にて電波信号から
電気信号に変換され、回線を介して相手に送信される。

ところで、上記コードレス電話には、家庭向けの微弱型
と業務用の小電力型があるが、何れも親機と子機が１対
１で対応するようになっており、複数の子機を使用する
ことができない。

そこで、第２図に示すように、所定領域内で用いられる
複数の移動可能な子機Ｉ　Ｌｙ　１２ｔ・・・＋ＩＮと
、その所定領域内に設置される少なくとも１台の親機（
接続装置；コントローラ）２と、この親機１と回線を介
して外線および内線電話機と接続する交換機３とで構成
したコードレス電話システムが提案されている。このコ
ードレス電話システムにおいては、所定領域内の子機同
士の通話、あるいは子機と内線電話機若しくは外線電話
機の通話が親機ｌを介して可能にされる。このとき、各
子機１□、１２．・・・＋ＩＮと親機２との間では所定
チャネルを介して通話要求および通話チャネル設定等が
行われる。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上記コードレス電話システムにおいては１通
常の電話と同じ同時通話になっているが。

例えば多数の子機と多数の子機（多対多）の通話ができ
なかった。

したがって、所定領域の工場内において、子機同士が仕
事上の問題点等について通話をしている場合、他の子機
がその通話に割り込むことができず、例えばその他の子
機の所持者がその仕事上の問題点を解決できるにもかか
わらず、その通話している子機の所持者に直ぐに教える
ことができないという不具合が生じることもあった。

この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目
的は、半複信方式（ｓｅｍｉ−ｄｕｐｌｅｘ　ｏｐｅｒ
ａｔｉｏｎ）を利用し、多対多の通話を可能としたコー
ドレス電話システムを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明は、所定領域内で
使用される複数の移動可能な子機と、その所定領域内に
設置され、それら子機との間で呼び出し、ｉＤコードや
音声通信等の信号授受を行なう少なくとも一台のｓｉｎ
と、この親機と内線電話あるいは外線電話機との間を接
続する交換機とが備えられるコードレス電話システムに
おいて、上記各子機と親機との間に半複信方式用の専用
チャネルを設け、その各子機は通常通話からその半複信
方式に切り替える第１のスイッチ、送信をオンオフする
第２のスイッチおよび単信方式で通信する制御部を備え
、上記親機は上記専用チャネルを介して受信した通話を
そのまま送信する制御部を備え、その専用チャネルを介
して多数子機対多数子機の通話を可能としたことを要旨
とする。

［作　　用］ 上記構成としたので、上記所定領域の子機同士が上記専
用チャネルを介し、上記親機を通して通話中である場合
、他の子機にて第１のスイッチがＯＮされると、当該子
機にはその通話が受信される。このとき、その当該子機
にて第２のスイッチ（ＰＴＴ；Ｐｒｅｓｓ　Ｔｏ　Ｔａ
１ｋ）がＯＮされると２通話が可能となる。すなわち、
上記専用チャネルが半複信方式用であり、親機はその専
用チャネルを介して受信した信号をそのまま送信し、各
子機はその第１のスイッチ操作によりその専用チャネル
に切り替わり、かつ、その第２のスイッチ操作により単
信方式の通話が可能であるからである。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を第１図に基づいて説明する。

なお、第１図中、第２図と同一部分には同一符号を付し
重複説明を省略する。

第１図において、コードレス電話システムには、第２図
に示す子機１０，１□、・・・＋ＩＮと同じ機能の他に
１通常通話（通常モード）から半複信方式（ｓｅ騰１−
ｄｕｐｌｅｘ　ｏｐｅｒａｔｉｏｎ）に切り替える第１
のスイッチ４、その送信をオンオフする第２のスイッチ
（ＰＴＴ）５および単信方式で通信する機能を有する複
数の子機６□、６□、・・・＋　６　Ｎと、第２図に示
す親機６と同じ機能の他に、その半複信方式用の専用チ
ャネルで受信した通話をそのまま送信する機能を有する
親機７とが備えられている。なお、その半複信方式用の
専用チャネルは従来のチャネルの他に新たに設定したも
のである。

上記構成のコードレス電話システムにおいては。

半複信方式用の専用チャネルを介して子機同士で通話が
行われており２例えばＩＤ０Ｉの子機６□とＩＤ０Ｎの
子機６Ｎが通話しているものとする。この通話の場合、
第１のスイッチ４をＯＮとし、通常モードから半複信方
式に切り替え、かつ、第２のスイッチ５をＯＮとして送
信可能となり、その第２のスイッチ５を○ＦＦとして相
手の通話を受信可能となる。また、親機７においてはそ
の半複信方式用のチャネルを介して受信した通話をその
まま送信するようになっているため、上記子機同士の通
話が可能となる。

このとき、上記子機６□ｒ　６　Ｎ以外の子機のうち、
第１のスイッチ４をＯＮにされ、上記専用チャネルにい
る子機の全てがその通話の受信が可能である。したがっ
て、上記子機６　ｘ　ｖ　６　Ｎにあっては。

通話相手だけなく、他の子機の所持者に話していること
にもなり、例えば仕事上の問題点が話されているとき、
第三者がその問題点に答えられる場合その第三者の子機
にて第２のスイッチをＯＮすることにより、子機６□ｙ
　６　Ｎだけでなく、上記専用チャネルにいる他の子機
に対し通話することができる。

このように、上記専用チャネルにいる子機においては、
半複信方式用の専用チャネルを介して通話が可能となり
、つまり多対多の通話が可能となり、またアマチュア無
線機能と電話機能を合わせ持った形となることから、コ
ードレス電話システムの利用の拡大を図ることができる
。

また、その専用チャネルを介して通話している子機にお
いては、当該通話の音声が親機７を介してモニタできる
ため、ブレークインさ九たか否かが直ぐに分かり、また
フェージングの山が探せるため、通話距離を延ばすこと
ができ、さらに通常モードの場合のように、リンク（デ
ィジタルコードの授受による接続）しなくともよいため
に１通話距離を延ばすことができるという効果がある。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明のコードレス電話システ
ムによれば、所定領域内で用いられる複数の移動可能な
子機とその所定領域内の設置された少なくとも１台の親
機との間に半複信方式用の専用チャネルを設け、その各
子機は通常通話からその半複信方式に切り替える第１の
スイッチ、送信をオンオフする第２のスイッチおよび単
信方式で通信する制御部を備え、その親機は上記専用チ
ャネルを介して受信した通話をそのまま送信する制御部
を備えたので、その専用チャネルを介して多数子機対多
数子機の通話を可能とすることができ、またアマチュア
無線機能と電話機能を合わせ持つことになるため、コー
ドレス電話システムの利用の拡大を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すコードレス電話シス
テムの概略的ブロック図、第２図は従来のコードレス電
話システムの概略的ブロック図である。 図中、３は交換機、４は第１のスイッチ、５は第２のス
イッチ（ＰＴＴ）、６□、６□、・・・＋　６　Ｎは子
機。 ７は親機である。 特許出願人　　株式会社　富士通ゼネラル代理人　弁理
士　　大　原　拓　也 第 図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定領域内で使用される複数の移動可能な子機と
   、前記所定領域内に設置され、それら子機との間で呼び
   出し、ＩＤコードや音声通信等の信号授受を行なう少な
   くとも一台の親機と、該親機と内線電話あるいは外線電
   話機との間を接続する交換機とが備えられるコードレス
   電話システムにおいて、 前記各子機と親機との間に半複信方式用の専用チャネル
   を設け、その各子機は通常通話からその半複信方式に切
   り替える第１の切替手段、送信をオンオフする第２の切
   替手段および単信方式で通信する制御手段を備え、前記
   親機は前記専用チャネルを介して受信した通話をそのま
   ま送信する制御手段を備え、その専用チャネルを介して
   多数子機対多数子機の通話を可能としたことを特徴とす
   るコードレス電話システム。