JPH05327611A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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Publication number
JPH05327611A
JPH05327611A JP4128583A JP12858392A JPH05327611A JP H05327611 A JPH05327611 A JP H05327611A JP 4128583 A JP4128583 A JP 4128583A JP 12858392 A JP12858392 A JP 12858392A JP H05327611 A JPH05327611 A JP H05327611A
Authority
JP
Japan
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slave
signal
handset
master
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4128583A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Hasegawa
祥典 長谷川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH05327611A publication Critical patent/JPH05327611A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機間内線通話が可能な安価なコードレス電
話機を提供する。 【構成】 子機1,2は、キーマトリクス30,40が
含む内線通話スイッチと、内線通話スイッチをオフにし
ている間は送話スイッチ33,43をオフにすると共
に、内線通話スイッチをオフからオンにしたときに子機
送信回路35,45にトークオン信号を送信させる一
方、内線通話スイッチをオンにしている間は送話スイッ
チ33,43をオンにすると共に、上記内線通話スイッ
チをオンからオフにしたときに子機送信回路35,45
にトークオン信号を送信させる子機制御回路36,46
とを備え、親機100は、子機1,2からトークオン信
号を受けた直後から、子機1,2からトークオフ信号を
受けたときまで送受信機接続スイッチ14をオンする一
方、子機1,2からトークオフ信号を受けた直後から、
子機1,2からトークオン信号を受けたときまで送受信
機接続スイッチ14をオフにする親機制御回路16を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機に関
し、特に、子機間通話が可能なコードレス電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、親機と複数台の子機とを備えたコ
ードレス電話機は、復信方式を採用しており、子機の送
信機と親機の受信機とは一対一に対応している。また、
子機の受信機と親機の送信機とは一対一に対応してい
る。したがって、子機の通話中は、1台の子機が、親機
の一対の送,受信機を占有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコードレス電話機は、子機の通話中は1台の子機が
親機の一対の送,受信機を占有するので、親機を介して
複数の子機が子機間通話できるようにするためには、子
機台数に応じて、親機が2対以上の送,受信機を備える
必要があり、非常に高価なものになるという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明の目的は、子機間通話が可
能な安価なコードレス電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電話回線に接続され、一対の親機送信機
と親機受信機を含む親機と、一対の子機送信機と子機受
信機を含み、上記親機と無線回線によって接続される複
数の子機を有するコードレス電話機において、上記子機
は、内線通話スイッチと、上記内線通話スイッチをオフ
にしている間は上記子機送信機を音声信号送信不可能状
態にすると共に、上記内線通話スイッチをオフからオン
にしたときに上記子機送信機がトークオン信号を送信す
るように上記子機送信機を制御する一方、上記内線通話
スイッチをオンにしている間は上記子機送信機を音声信
号連続送信可能状態にすると共に、上記内線通話スイッ
チをオンからオフにしたときに上記子機送信機がトーク
オフ信号を送信するように、上記子機送信機を制御する
子機制御部とを備え、上記親機は、上記親機受信機の出
力端子と親機送信機の入力端子との間に接続された送受
信機接続スイッチと、上記子機から親機受信機を介して
トークオン信号を受けた直後から、上記子機から親機受
信機を介してトークオフ信号を受けたときまで、上記送
受信機接続スイッチをオンして、上記親機受信機の出力
端子を上記親機送信機の入力端子に接続する一方、上記
子機からトークオフ信号を受けた直後から、子機からト
ークオン信号を受けたときまで上記送受信機接続スイッ
チをオフにする親機制御部を備えることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】上記構成によれば、1台の子機の内線通話スイ
ッチがオンされると、この子機の子機制御部が上記子機
の子機送信機を制御して、上記子機の子機送信機からト
ークオン信号が送信される。このトークオン信号は、親
機受信機を介して、上記親機の親機制御部によって受信
される。すると、上記親機の親機制御部は、上記送受信
機接続スイッチをオンし、上記親機受信機の出力端子と
上記親機送信機の入力端子とが上記接続スイッチを介し
て接続される。そして、上記子機の送信機から音声信号
が送信されると、この音声信号は、親機受信機で受信さ
れ、この受信機の出力端子から送受信機接続スイッチを
介して親機送信機に入力され、更に、この親機送信機か
ら、上記子機の通話相手となる別の子機の子機受信機に
送信される。
【0007】また、上述と同様にして、上記別の子機か
ら、上記親機送信機と子機送信機を介して、上記子機へ
音声信号を送信することができる。
【0008】送話側の上記子機の内線通話スイッチをオ
フすると、上記子機制御部の制御によって、上記子機の
子機送信機からトークオフ信号が送信される。このトー
クオフ信号は、親機受信機を介して、親機制御部によっ
て受信される。すると、上記親機制御部は送受信機接続
スイッチをオフし、上記接続スイッチを介する親機受信
機の出力端子と親機送信機の入力端子との接続が解除さ
れる。この状態では、子機間内線通話ができなくなる一
方、上記子機から、親機を介して外線通話することが可
能である。
【0009】このように、各子機は子機の内線通話スイ
ッチをオンしているときにだけ、上記子機は上記親機が
備える一対の送,受信機を介して、他の子機に送話(音声
信号を送信)でき、各子機が交互に内線通話スイッチを
オンするようにすれば、混信する心配なしに、子機間内
線通話ができる。つまり、本発明によれば、子機間内線
通話のために親機が2対以上の送,受信機を備える必要
がなくて、一対の送,受信機を備える親機を介して子機
間通話が可能な安価なコードレス電話機を実現できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
【0011】図1に、本発明のコードレス電話機の実施
例の電気的構成を示す。図1において、100は親機、
1,2は子機である。上記親機100は、電話回線3を
介して、相手側電話機(図示せず)と音声信号等の送受信
を行なうための電話回線接続回路11と、電話回線3を
電話回線接続回路11に接続するための回線接続スイッ
チ10と、上記子機1,2からの信号電波を受信する親
機受信回路15とを備えている。また、この受信回路1
5の出力端子と上記電話回線接続回路11との間に回線
受信スイッチ12が設けられている。
【0012】更に、上記親機100は、子機1,2へ信
号電波を送信する親機送信回路17と、上記電話回線接
続回路11と親機送信回路17との間に設けられた回線
送話スイッチ13と、親機受信回路15の出力端子と親
機送信回路の入力端子との間に接続された送受信機接続
スイッチ14と、受信アンテナ18,送信アンテナ19
を備え、更に、上記親機受信回路15と親機送信回路1
7および回線受信スイッチ12と回線送信スイッチ13
と送受信機接続スイッチ14を制御する親機制御回路1
6を備えている。
【0013】子機1,2は、音声を電気信号で表わされ
た音声信号に変換するマイク31,41と、上記音声信
号を無線送信する子機送信回路35,45と、上記マイ
ク31,41と子機送信回路35,45との間に接続され
た子機送話スイッチ33,43を備えている。
【0014】また、上記子機1,2は、上記親機100
からの電波信号を受信する子機受信回路37,47と、
この受信回路37,47からの電気信号を音声に変換す
るスピーカ32,42と、このスピーカ32,42と受信
回路37,47との間に接続された子機受話スイッチ3
4,44とを備えている。
【0015】さらに、上記子機1,2は、上記送信回路
35,45および受信回路37,47と送話スイッチ3
3,43および受話スイッチ34,44を制御する子機制
御回路36,46と、キーマトリクス30,40と、送信
アンテナ38,48と、受信アンテナ39,49とを備え
ている。
【0016】上記キーマトリクス30,40は、夫々、
ダイヤルキーと、外線スイッチと、内線スイッチと、内
線通話スイッチとしてのトークスイッチを含んでいる。
【0017】この実施例の動作モードとしては、待ち受
けモード,子機1→子機2内線呼出モード,子機2→子機
1内線呼出モード,内線通話スタンバイモード,子機1→
子機2内線通話モード,子機2→子機1内線通話モード
等があり、上記子機1,2のキーマトリクス30,40
が含む内線スイッチやトークスイッチを操作することに
よって、各動作モードの移行がなされる。
【0018】ここで、この実施例の動作例として、子機
1が子機2を内線呼び出しし、次に、子機1から子機2
に送話する内線通話を行ない、次に、子機2から子機1
に送話する内線通話を行なった後に、内線通話を終了す
る動作を、図2に示す信号やり取り図および各信号のタ
イムチャートである図8を参照しながら説明する。
【0019】まず、子機1のキーマトリクス30の内線
スイッチをオンすると、子機1の子機制御回路36は、
子機送信回路35を制御して、子機送信回路35から親
機100に「子2内線呼」信号を送信させる。この「子2
内線呼」信号を親機100が受信すると、待受モードか
ら子機1→子機2内線呼出モードに移行し、親機100
の親機制御回路16は、親機送信回路17を制御して、
親機送信回路17から子機1および子機2に「内線呼出
子1」信号および「内線呼出子2」信号を交互に送信させ
る。上記子機1が、親機100から「内線呼出子1」信号
を受信すると、内線呼出状態となり、子機制御回路36
は子機送信回路35を制御して、子機送信回路35を間
欠送信状態にする。同様に、上記子機2が、親機100
から「内線呼出子2」信号を受信すると、内線呼出状態と
なり、子機制御回路46は子機送信回路45を制御し
て、子機送信回路45を間欠送信状態にする。そして、
次に上記子機2の内線スイッチをオンにするまで、親機
100から、「内線呼出子1」信号と「内線呼出子2」信号
が交互に送信される。また、上記間欠送信状態におい
て、子機1と子機2とは、図8に示すように、同時に送
信状態にならないように、夫々、交互に送信状態になっ
て搬送波(キャリアウェーブ)のみを送信し、上記送信状
態のときにだけ、親機100に信号を送信できる。つま
り、図8に示すように、親機100からの「内線呼出子
1」信号に対応して、子機1から搬送波が送信されると
共に、親機100からの「内線呼出子2」信号に対応し
て、子機2から搬送波が送信されるのである。このよう
に、子機1と子機2とが同時に送信状態にならないよう
にして、子機1と子機2とが1つの親機受信回路15を
共有するようにしている。何故ならば、親機受信回路1
5は1つであるので、子機1と子機2とが同時に信号を
送信すると、親機制御回路16が上記信号を解読できな
くなるからである。
【0020】次に、子機2の内線スイッチがオンされる
と、子機2の子機制御回路46は子機送信回路45を制
御して、子機送信回路45から親機100に「内線受付」
信号が送信される。図8を参照すればわかるように、子
機2は、親機100からの「内線呼出子2」信号を受信し
た直後にのみ、搬送波に供なって「内線受付」信号を送信
することができる。この「内線受付」信号を親機100が
受信すると、内線通話スタンバイモードに移行し、親機
100は、子機1および子機2に、夫々、「内線スタン
バイ子1」信号および「内線スタンバイ子2」信号を交互
に送信する。子機1および子機2は、夫々、上記「内線
スタンバイ子1」信号および「内線スタンバイ子2」信号
を受けて間欠送信状態を継続する。すなわち、図8に示
すように、子機1および子機2は、親機100からの
「内線スタンバイ子1」信号および「内線スタンバイ子2」
信号に対応して、子機1および子機2から交互に搬送波
が送信されるのである。一方、親機100は、子機1,
2からの信号を待ち受ける。
【0021】上記子機1→子機2内線呼出モードおよび
内線通話スタンバイモードにおける信号の流れを図3に
示す。図3に示すように、上記呼出モードおよびスタン
バイモードにおいて、親機100の送受信機接続スイッ
チ14は親機制御回路16に制御され、オフになってお
り、かつ、子機1,2の子機送話スイッチ33,43およ
び子機受話スイッチ34,44は、子機制御回路36,
46に制御されてオフになっているので、子機1,2間
で音声信号のやり取りをすることはできない。
【0022】次に、子機1のトークスイッチをオンする
と、子機制御回路36が子機送信回路35を制御して、
上記間欠送信状態の子機1の送信回路35からトークオ
ン信号を送信させる。また、上記トークスイッチがオン
すると同時に、子機1では、制御回路36が送信回路3
5および子機送話スイッチ33を制御し、送信回路35
が連続送信状態になると共に、子機送話スイッチ33が
オンになる。そして、上記トークオン信号を親機100
が受信すると、子機1→子機2内線通話モードになり、
親機100では、親機制御回路16が送信回路17,接
続スイッチ14を制御し、親機送信回路17から子機2
に「子2内線通話」信号を送信すると同時に、送受信機接
続スイッチ14をオンにする。そして、子機2が親機1
00から「子2内線通話」信号を受信すると、子機制御回
路46が子機受話スイッチ44を制御して、子機2の子
機受話スイッチ44がオンする。こうして、図4に示す
ように、子機1(マイク31→子機送話スイッチ33→
子機送信回路35→アンテナ38)→親機100(アンテ
ナ18→親機受信回路15→送受信機接続スイッチ14
→親機送信回路17→アンテナ19)→子機2(アンテナ
49→子機受信回路47→子機受話スイッチ44→スピ
ーカ42)の信号伝送経路が形成される。そして、この
伝送経路に沿って、子機1から子機2に音声信号を伝送
でき、子機1から子機2への内線通話が可能になる。
【0023】ただし、上記子機1→子機2内線通話モー
ドにおいて、子機2の子機送話スイッチ43はオフ状態
であり、子機2から音声信号を送信することはできな
い。
【0024】次に、子機1の上記トークスイッチをオフ
にすると、子機1では、子機制御回路36が子機送信回
路35を制御して、子機送信回路35から親機100に
トークオフ信号を送信する。親機100が、上記トーク
オフ信号を受信すると、内線通話スタンバイモードにな
り、親機制御回路16は、送受信機接続スイッチ14を
オフにする。また、親機制御回路16は、親機送信回路
17から「内線スタンバイ子1」信号と「内線スタンバイ
子2」信号を交互に送信させる。上記「内線スタンバイ子
1」信号および「内線スタンバイ子2」信号を受けた子機
制御回路36および46は、図8に示すように、「内線
スタンバイ子1」信号および「内線スタンバイ子2」信号
に対応して、子機送信回路35および子機送信回路45
から、交互に搬送波を送信させて、子機送信回路35お
よび45を間欠送信状態にすると共に、子機送話スイッ
チ33および子機受話スイッチ44をオフにするので、
この内線通話スタンバイモードにおいて、子機1と子機
2間の音声信号のやり取りはできない。
【0025】次に、上記間欠送信期間中に、子機2のキ
ーマトリクス40が含むトークスイッチをオンすると、
子機制御回路46は子機送信回路45と子機送話スイッ
チ43を制御して、子機送信回路45からトークオン信
号が送信されると同時に子機送話スイッチ43がオンに
なり、子機2は連続送信状態になる。上記トークオン信
号を親機100が受信すると、親機100は子機2→子
機1内線通話モードに移行し、親機制御回路16は親機
送信回路17と送受信機接続スイッチ14を制御して、
親機送信回路17が子機1に「子1内線通話」信号を送信
すると共に送受信機接続スイッチ14がオンする。子機
1が親機100からの「子1内線通話」信号を受信する
と、子機制御回路36が子機受話スイッチ34を制御し
て、子機1の子機受話スイッチ34がオンする。こうし
て、図5に示すように、子機2(マイク41→子機送話
スイッチ43→子機送信回路45→アンテナ48)→親
機100(アンテナ18→親機受信回路15→送受信機
接続スイッチ14→親機送信回路17→アンテナ19)
→子機1(アンテナ39→子機受信回路37→子機受話
スイッチ34→スピーカ32)の信号伝送経路が形成さ
れる。そして、この伝送経路に沿って、子機2から子機
1に音声信号に伝送でき、子機2から子機1への内線通
話が可能になる。
【0026】次に、子機2のトークスイッチをオフにす
ると、子機2では、子機制御回路46が子機送信回路4
5を制御して、子機送信回路45が親機100にトーク
オフ信号を送信する。そして、親機100が上記トーク
オフ信号を受信すると、親機は内線通話スタンバイモー
ドに移行し、親機制御回路16が親機送信回路17を制
御して、親機送信回路17は子機1および子機2に対し
て、「内線スタンバイ子1」信号および「内線スタンバイ
子2」信号を交互に送信する。同時に、親機送信回路1
7は、送受信機接続スイッチ14をオフにする。上記
「内線スタンバイ子1」信号および「内線スタンバイ子2」
信号を受けた子機1および2は間欠送信状態になり、子
機1と子機2間の音声信号のやり取りができなくなる。
【0027】次に、上記内線通話スタンバイモード中
に、子機1のキーマトリクス30が含む内線スイッチを
オンすると、子機1では、子機制御回路36が子機送信
回路35を制御して、子機送信回路35が親機100に
「内線終話」信号を送信する。そして、親機100が「内
線終話」信号を受信すると、親機100は待受モードに
移行し、親機100では、親機制御回路16が親機送信
回路17を制御して、親機送信回路17は、子機2に
「子2内線終話」信号を送信する。そして、子機2が「子
2内線終話」信号を受信すると、子機2も待受モードに
なる。
【0028】上述の内線通話の動作説明よりわかるよう
に、上記実施例のコードレス電話機は、子機間内線通話
において、子機1が送話中であるときには、子機2は受
話のみが可能で送話できず、逆に、子機2が送話中であ
るときには、子機1は受話のみが可能で送話ができな
い。
【0029】つまり、子機1と子機2とが同時に、内線
送話状態にならないようにしているので、子機1および
2は、混信の心配なく、1つの親機受信回路15と1つ
の親機送信回路17を共有でき、子機1および子機2
は、1つの受信回路15と1つの送信回路17を備える
親機100を介して内線通話できる。
【0030】したがって、本実施例によれば、一対の
送,受信回路17,15を備える親機100を介して子
機間内線通話ができ、子機間で内線通話をするために親
機が2対以上の送,受信機を備える必要がある従来例に
比べて、大巾なコストダウンを計ることができる。
【0031】尚、上記実施例において、子機1が外線通
話している時の音声信号の伝送経路を図6に示し、子機
2が外線通話している時の音声信号の伝送経路を図7に
示す。
【0032】また、上記実施例では、子機を2台備える
場合の子機間通話について説明したが、子機を3台以上
備えてもよい。この場合、親機から送出する「内線呼出
子1」,「内線呼出子2」信号や「内線スタンバイ子
1」,「内線スタンバイ子2」信号等の間欠送信コマン
ドの個数を、夫々、子機台数Nに応じて、N個に増加さ
せてやればよく、x台の子機が内線通話状態にある時に
は、x個の間欠送信コマンドが親機から送出される。そ
して、子機を3台以上備える場合にも、内線送話が可能
な子機はトークスイッチをオンした1台の子機のみであ
り、送話が可能な1台の子機を除く他の子機は受話状態
になる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のコードレス電話機は、子機が、内線通話スイッチと、
上記内線通話スイッチをオフにしている間は上記子機送
信機を音声信号送信不可能状態にすると共に、上記内線
通話スイッチをオフからオンにしたときに上記子機送信
機がトークオン信号を送信するように上記子機送信機を
制御する一方、上記内線通話スイッチをオンにしている
間は上記子機送信機を音声信号連続送信可能状態にする
と共に、上記内線通話スイッチをオンからオフにしたと
きに上記子機送信機がトークオフ信号を送信するよう
に、上記子機送信機を制御する子機制御部とを備え、上
記親機は、上記親機受信機の出力端子と受信機親機送信
機の入力端子との間に接続された送受信機接続スイッチ
と、上記子機から親機受信機を介してトークオン信号を
受けた直後から、上記子機から親機受信機を介してトー
クオフ信号を受けたときまで、上記送受信機接続スイッ
チをオンして、上記親機受信機の出力端子を上記親機送
信機の入力端子に接続する一方、上記子機からトークオ
フ信号を受けた直後から、子機からトークオン信号を受
けたときまで上記送受信機接続スイッチをオフにする親
機制御部を備えたものである。
【0034】したがって、各子機は子機の内線通話スイ
ッチをオンしているときにだけ、上記子機は上記親機が
備える一対の送,受信機を介して、他の子機に送話(音声
信号を送信)でき、各子機が交互に内線通話スイッチを
オンするようにすれば、混信する心配なしに、子機間内
線通話ができる。つまり、本発明によれば、子機間内線
通話のために親機が2対以上の送,受信機を備える必要
がなく、一対だけの送,受信機を備える親機を介して子
機間通話が可能な安価なコードレス電話機を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコードレス電話機の実施例のブロッ
ク図である。
【図2】 上記実施例の各子機と親機との間の信号のや
り取りを示す図である。
【図3】 上記子機と親機との間の制御信号の流れを示
す図である。
【図4】 上記実施例の子機1から子機2への音声信号
の流れを示す図である。
【図5】 上記実施例の子機2から子機1への音声信号
の流れを示す図である。
【図6】 上記実施例の子機1の外線通話時の音声信号
の流れを示す図である。
【図7】 上記実施例の子機2の外線通話時の音声信号
の流れを示す図である。
【図8】 上記実施例の各信号のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1,2 子機 3 電話回線 10 回線接続スイッチ 11 電話回
線接続回路 12 回線受信スイッチ 13 回線送
話スイッチ 14 送受信機接続スイッチ 15 親機受
信回路 16 親機制御回路 17 親機送
信回路 30,40 キーマトリクス 31,41
マイク 32,42 スピーカ 33,43
子機送話スイッチ 34,44 子機受話スイッチ 35,45
子機送信回路 36,46 子機制御回路 37,47
子機受信回路 100 親機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続され、一対の親機送信機
    と親機受信機を含む親機と、一対の子機送信機と子機受
    信機を含み、上記親機と無線回線によって接続される複
    数の子機を有するコードレス電話機において、 上記子機は、 内線通話スイッチと、 上記内線通話スイッチをオフにしている間は上記子機送
    信機を音声信号送信不可能状態にすると共に、上記内線
    通話スイッチをオフからオンにしたときに上記子機送信
    機がトークオン信号を送信するように上記子機送信機を
    制御する一方、上記内線通話スイッチをオンにしている
    間は上記子機送信機を音声信号連続送信可能状態にする
    と共に、上記内線通話スイッチをオンからオフにしたと
    きに上記子機送信機がトークオフ信号を送信するよう
    に、上記子機送信機を制御する子機制御部とを備え、 上記親機は、 上記親機受信機の出力端子と親機送信機の入力端子との
    間に接続された送受信機接続スイッチと、 上記子機から親機受信機を介してトークオン信号を受け
    た直後から、上記子機から親機受信機を介してトークオ
    フ信号を受けたときまで、上記送受信機接続スイッチを
    オンして、上記親機受信機の出力端子を上記親機送信機
    の入力端子に接続する一方、上記子機からトークオフ信
    号を受けた直後から、子機からトークオン信号を受けた
    ときまで上記送受信機接続スイッチをオフにする親機制
    御部を備えることを特徴とするコードレス電話機。
JP4128583A 1992-05-21 1992-05-21 コードレス電話機 Pending JPH05327611A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07231292A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Nec Corp 音声処理装置の通話モニタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07231292A (ja) * 1994-02-18 1995-08-29 Nec Corp 音声処理装置の通話モニタ

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