JPH0468037A - 両面粘着テープもしくはシート - Google Patents

両面粘着テープもしくはシート

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JPH0468037A
JPH0468037A JP18212090A JP18212090A JPH0468037A JP H0468037 A JPH0468037 A JP H0468037A JP 18212090 A JP18212090 A JP 18212090A JP 18212090 A JP18212090 A JP 18212090A JP H0468037 A JPH0468037 A JP H0468037A
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JP
Japan
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weight
sheet
self
double
adhesive tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP18212090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Azuma
賢一 東
Norio Numata
憲男 沼田
Masatoshi Oshima
大島 正歳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂フィルム
もしくはシートを基材とした両面粘着テープもしくはシ
ートに関する。
(従来の技術) 従来、可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂フィルムもし
くはシートは、安価で成形性、加工性に優れ、柔軟性及
び強度のバランスがよい為、粘着テープもしくはシート
の基材とすることは知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、可塑剤は、経時により軟質塩化ビニル系
樹脂成形品の表面に溌出し易く、粘着テープもしくはシ
ートの基材として軟質塩化ビニル樹脂系フィルムもしく
はノートを用いる場合にも、可塑剤が粘着剤層に移行し
て、粘着剤の粘着特性に影響を与え、特に凝集力が低下
して、剥則し易くなるという問題があった。
本発明は、このような可塑剤の移行による粘着剤の粘着
特性を低下させない両面粘着テープもしくはノートを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の両面粘着テープもしくはノートは、可塑剤を含
有する塩化ビニル系樹脂基材の両面に、メチルメタクリ
レートを主成分とする重合体を主体とする中間層が形成
され、該中間層上に粘着剤層が形成されていることを特
徴とする。
本発明に於いて、メチルメタクリレ−1−(MMA)を
主成分とする重合体は、MMAモノマー単独重合体のみ
ならず、MMA千ツマ−を王成分とし、これと共重合し
得るモノマーとの共重合体、或いはこれらの混合物をい
うものであるが、一般にMMAがモノマー成分として8
0重量%以上含有されていることが好ましい。そして、
例えば七ツマー主成分としてMMAを80重量%以上含
有すると共にアミノ基を有する共重合体が好適に用いら
れる。
尚、この発明に於いて、MMAを主成分とするという意
味は、モノマー成分として50重量%以上を占めるとい
う意味ではなく、重合体の骨格形成にMMAモノマーが
関与するという意味であり、モノマー成分としてMMA
が30〜40重量%のものも、場合により使用可能であ
る。
本発明に於いて、好適に用いられる上記共重合体につい
て更に詳細に説明すると、この共重合体は、重量平均分
子量が10万以上のものが好ましい。10万未満で、は
、可塑剤の移行抑制効果が十分でないからである。又、
MMAが、七ツマー主成分として8帽1%未満では可塑
剤の移行抑制効果が十分でない。更に、アミノ基を有す
るモノマー成分の共重合体中に於ける重量分率は、1〜
211%とするのが好ましく、特に好ましくは3〜10
重量%である。重量分率が1重量%未満では基材及び粘
着剤層との接着性が悪<、20重量%を超えると、接着
性は向上するが、可塑剤の移行抑制効果は小さい。又、
その他の共重合可能な不飽和有機化合物を0.5〜5%
の範囲で共重合させてもよい。アミノ基を共重合体中に
導入する方法としては、MMAとアリルアミン等の不飽
和アミンを共重合させるか、MMAと、(メタ)アクリ
ル酸等のカルボン酸含有不飽和有機化合物、グリシジル
(メタ)アクリレート等のグリシジル官能性不飽和有機
化合物、ヒドロキシ(メタ)アクリレート等のヒドロキ
シル基含有不飽和有機化合物の何れかを共重合させた後
、エチレンイミン(El)等のアルキレンイミンを反応
させ、アミノエステル基からなる側鎖を形成する方法が
挙げられる。
本発明に於ける上記重合体(共重合体)を主体とする中
間層の厚みは、特に限定するものではなく、厚ければ厚
い程、可塑剤の移行抑制効果は増すが、作業性、コスト
を考慮すれば、1〜20μとするのが好ましい。
本発明に於いて軟質塩化ビニル系樹脂(pvC)基材に
含有される可塑剤は、特に限定されず、例えば、ジエチ
ルフタレート、ジローオクチルフタレート、ジブチルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ジー2−エチルヘ
キシ/1,7タレート等のフタル酸エステル、ジー2−
エチルへキシルセバケート、ジブチルセバケート等のセ
バシン酸エステル、ジー2−エチルへキシルアゼレート
、ジイソオクチルアゼレート等のアゼライン酸エステル
、トリー2−エチルへキシルトリメリテート、トリイソ
デシルトリメリテート等のトリメリント酸エステル、ジ
−2エチルへキシルアジペート、ジブチルアジペート、
ジイソデシルアジベート等のアジピン酸エステル、トリ
クレジルホスヘート、トリキシレニルホスヘート等の燐
酸エステル、エポキシ化大豆油、エポキシ化ヒマシ油、
エポキシ化アマニ油等のエボキン化脂肪酸エステル、セ
ハチン酸、アジピン酸、アゼライン酸、フタル酸系ポリ
エステル、液状ウレタン樹脂等が挙げられる。
本発明に於いて粘着剤層に用いられる粘着剤としては、
特に限定されるものではなく、ゴム系粘着剤としては、
例えば、天然ゴム、ポリイソプレン、スチレン−ブタジ
ェン共重合体、ポリイソブチレン、ニトリル−ブタジェ
ン、シリコーンゴム、ポリビニルエーテル、ポリウレタ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体及びこれらの混合物等
が挙げられ、アクリル系粘着剤としては、例えば、メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート
、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)ア
クリレート、ヘキシルメタクリレート、ラウリルメタク
リレート、2−エチルへキシルアクリレート等のアクリ
ル酸エステルの共重合物、或いはアクリル酸、メタクリ
ル酸、イタコン酸、(メタ)アクリルアミド、2−アミ
ノエチルビニルエーテル、ジアセトンアクリルアミド、
ジメチルアミノエチルメタクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、5−ヒドロキシ
ペンチルビニルエーテル、N−メチロールアクリルアミ
ド、ヒドロキシメチルジアセトン−アクリルアミド等の
官能基含有モノマー酢酸ビニル、アクリルニトリル、メ
チル(メタ)アクリレート、スチレン、アクリルアミド
等のコモノマーとの共重合物もしくはこれらの混合物等
が挙げられる。
尚、必要に応し、粘着付与剤、軟化剤、充填剤等が付加
される。
(作用) 本発明の両面粘着テープもしくはシートは、可塑剤を含
有する塩化ビニル系樹脂基材の両面に、前記した通りの
中間層が形成され、該中間層上に粘着剤層が形成されて
いるので、この中間層が具有する優れた可塑剤移行防止
機能により、軟質塩化ビニル系樹脂基材に含有される可
塑剤の粘着剤層への移行が十分に抑制され、経時的に、
又高温条件下に曝されても、粘着剤の凝集力等の粘着特
性が低下せず、柔軟性に冨み、凹凸面に沿い易いといっ
た軟質塩化ビニル系樹脂基材の有する優れた特性が十分
に生かされ、各種の物の接着用として有用なものとなる
(実施例) 次に、本発明の具体例を示すが、本発明はこれらの実施
例によって限定されるものではない。
実施例1 ■共重合体の調製 MMA90重量部、アクリル酸(AAc)10重量部に
対し、重合触媒であるアゾビスイソブチルニトリル(A
TBN)2重量部を混合後、20分間窒素置換した後、
60°Cで24時間重合し、更に100°Cで24時間
重合して反応物を得、固形分濃度が30重量%になるよ
うに、トルエン及びイソプロピルアルコールで希釈した
。その後、エチレンイミン(El)5重量部を添加し、
80°Cで3時間反応させて重合反応を完結した。
得られた共重合体のゲルバーメーションクロマトグラフ
ィー(GPC)法によるポリスチレン換算重量平均分子
量は18万であった。
次いで、この共重合体をテトラヒドロフラン(THF)
に溶解し、固形分濃度が0.5重量%になるように調整
した。
■軟質PVCフィルムへの中間層の形成可塑剤としてD
OPを30重量%含含有る、厚み70μの軟質PVCフ
ィルムの両面に前記■記載の共重合体の5%溶液をガー
ゼで厚みが1μとなるように塗布した後、15分以上風
乾した。
■粘着剤層の形成 剥離紙上に、粘着剤として、2−エチルへキシルアクリ
レー)89.5重量部、AAclO重量部、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート0.5重量部からなり、重量
平均分子量が60万であるアクリル樹脂を、固形分濃度
40重量%になるように、トルエンで希釈した後、1重
量部のイソンア第一ト化合物(商品名「コロ不−)LJ
日本ポリウレタン社製)で架橋したものを、厚み60μ
となるようにアプリケーターで塗工し100°Cで5分
間乾燥して積層物を得た。次に、これを前記■記載の軟
質PVCフィルムの中間層上に転写し、両面粘着テープ
を得た。
実施例2 MMAを95重量部、AAcを5重量部、AIBNを0
.5重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして両
面粘着テープを得た。
尚、共重合体のGPC法によるポリスチレン換算重量平
均分子量は15万であった。
夫扇七1 MMAを75重計部、AAcを25重量部、Elを12
.5重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして両
面粘着テープを得た。
尚、共重合体のCP(jliこよるポリスチレン換算重
量平均分子量は17万であった。
ス差贋( MMAを95重量部、AAcを5重量部、Elを2.5
重量部としたこと以外は、実施例1と同様にして両面粘
着テープを得た。
尚、共重合体のGPC法によるポリスチレン換算重量平
均分子量は6万であった。
ル較性上 共重合体を塗布しなかったこと以外は、実施例1と同様
にして両面粘着テープを得た。
上記各実施例及び比較例について、JISK −685
4−1977に定める180度剥#試験法に準して試験
を実施し、試験片を90°Cの恒温層に保存し熱老化さ
せた後、23゛Cで2時間放置し、180度剥離力を引
張速度200画/分で測定した結果を第1表に示す。
第1表 第1表から明らかなように、比較例では経時につれて剥
離強度が著しく低下するのに対して、実施例では7日後
(90°C17日というのは略5年間に該当する)でも
剥離強度の低下は小さいことを示している。
(発明の効果) 本発明の両面粘着テープもしくはシートは、叙上の通り
構成されているので、基材の柔軟性及び強度のバランス
がよく、凹凸面に貼付けても皺が入ったり、基材が破損
したすせず、経時に伴う剥離強度の低下が少ない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂基材の両面に、
    メチルメタクリレートを主成分とする重合体を主体とす
    る中間層が形成され、該中間層上に粘着剤層が形成され
    ていることを特徴とする両面粘着テープもしくはシート
JP18212090A 1990-07-09 1990-07-09 両面粘着テープもしくはシート Pending JPH0468037A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015518072A (ja) * 2012-04-10 2015-06-25 ジーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト 軟質pvc接合用のフリーラジカル硬化性組成物
JP2017193620A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 矢崎総業株式会社 ポリ塩化ビニル粘着テープ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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