JPH0451388Y2 - - Google Patents

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JPH0451388Y2
JPH0451388Y2 JP1988081741U JP8174188U JPH0451388Y2 JP H0451388 Y2 JPH0451388 Y2 JP H0451388Y2 JP 1988081741 U JP1988081741 U JP 1988081741U JP 8174188 U JP8174188 U JP 8174188U JP H0451388 Y2 JPH0451388 Y2 JP H0451388Y2
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circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はキートツプのどの部分を押しても該キ
ートツプが傾くことなくスムースに動き、固定接
点と可動接点とが接離してオン・オフ作動し得る
ようにした押釦スイツチに関する。
[従来の技術] 従来の押釦スイツチは第6図に示すように硬質
樹脂材からなるキートツプ20の裏面中央部に垂
直にステム21を固着し、該ステム21をプリン
ト基板22上に設置したハウジング23のステム
挿通孔24に挿通させ、ステム21の下端を逆椀
上のラバースイツチ25にて支承してなるもので
あつた。このような押釦スイツチはキートツプ2
0を指で押すとステム21がステム挿通孔24に
案内されて下降し、ラバースイツチ25は圧縮さ
れて縮み該ラバースイツチ25の接点とプリント
基板上の接点とが当接してオンの状態になる。そ
して指をキートツプ20から離すと、ラバースイ
ツチ25の弾性力に賦勢されてステム21及びキ
ートツプ20を元の位置に押上げ、接点が離反し
オフの状態となる。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の押釦スイツチはキートツプ20の中
心部を押している分にはステム21の中心部に力
が作用し何ら問題はないが該キートツプ20の端
を指で押した場合、該キートツプ20が傾いた状
態で下降することになり、ステム21とステム挿
通孔24との〓間があればあるほど、回転モーメ
ントが大きく働き、ステム21とステム挿通孔2
4に当たる部分との摩擦抵抗が増し、押釦のオ
ン・オフ動作が鈍くなるという難点があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところはキートツプのどの部分を
押しても平行に該キートツプが下降し、かつ軽く
動くようにした押釦スイツチを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る押釦スイツチは、2つの矩形状枠
体をX字状に交叉させてその中間部で回動自在に
枢着してなるX枠体を形成し、該X枠体をプリン
ト基板上に一方の脚部が該基板上をスライドし得
る如く設置し、プリント基板上の固定接点と対応
する位置の上方に接離し得る可動接点と有する弾
性復帰部材を取付け、該弾性復帰部材とX枠体の
上部とでキートツプを支承したことを特徴とする
ものである。
〔作用〕
キートツプの任意の箇所を指で押すとX枠体の
X字状の交叉部を回動支点として矩形枠体の上部
の一方がキートツプの裏面をスライドしながら移
動するとともの該矩形枠体の脚部の一方がプリン
ト基板上をスライドしながら移動する。この矩形
枠体がスライドしながら変形すると同時に可動接
点を有する弾性復帰部材もキートツプに押されて
縮み可動接点が基板上の固定接点に当接しスイツ
チをオンの状態にする。この間キートツプのどの
部分を押しても平行の状態を維持しながら降下し
軽く動いてスイツチをオンにすることができる。
一方、キートツプから指を離すと弾性復帰部材
の弾性力に賦勢されてX枠体及びキートツプが旧
位に復し可動接点が固定接点から離反しスイツチ
をオフの状態にする。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基き具体的に説
明する。
1は上面が平坦な硬質樹脂からなる平面長方形
状のキートツプで、その裏面中央部には下方に向
けて垂下する突起1aが形成されている。2は硬
質樹脂からなる板状の上ホルダーで、キートツプ
1の裏側に当接状態で収納されており、その中央
部に突起貫通孔2aが穿設されている。また上ホ
ルダー2の上側一端部に後記するX枠体3の一方
の上部を嵌着する溝部2bを形成するとともに上
側他端部にX枠体3の他方の上部がスライドし得
る如く段部を有する平坦部2cを形成する。X枠
体3は外側の矩形枠体3aの両端部3cの中間の
内側に枢着用突部3dを形成し、該枢着用突部3
dが回動自在に嵌合する穴3eを両側部3fの中
間に有する内側の矩形状枠体3bをX字状に交叉
させて組合せたものである。内側の矩形状枠体3
bの上部は穴3eに枢着用突部3dを入れ易くす
るために切離されている。そして外側の矩形枠体
3aの上部は上ホルダー2の溝部2bにスライド
することなく固定状に装着されており、また内側
の矩形状枠体3bの上部は段部を有する平坦部2
cにスライド自在に支持されている。さらに上ホ
ルダー2の突起貫通孔2aにはキートツプ1の突
起1aを貫通させ、該突起1aの下端部を後記す
るラバースイツチ4の穴部4aに装着する。一
方、X枠体3の内側の矩形状枠体3bの脚部3g
をプリント基板5上に回動自在に固定するために
断面下向きコ字型の第1下ホルダー6で固定す
る。またX枠体3の外側の矩形枠体3aの脚部3
hをプリント基板5上にスライド自在に保持する
ために断面下向きコ字型の第2下ホルダー7で保
持する。プリント基板5上に形成した固定接点8
と対応する位置の上方に可動接点9が位置するよ
うにラバースイツチ4をプリント基板5上に取付
ける。ラバースイツチ4は逆椀状にゴム弾性材に
より成形されており、クリツク感を出し得るよう
にしてあり、その内側に導電性ゴムよりなる可動
接点9を形成し、外側の頂部にキートツプ1の突
起1aを保持する穴部4aを有する筒状部4bが
形成されている。なお、弾性復帰部材10として
本例では、ラバースイツチ4を使用した場合につ
いて説明したが、必ずしもこれに限定されるもの
ではなくスプリング(図示せず)又は板バネ(図
示せず)等を使用したものであつてもよい。
次に上記構成の動作状態について説明する。
キートツプ1の任意の箇所を指で押すと、X枠
体3のX字状の交叉部である両側部3fの穴3e
に枢着用突部3dを押し込んだ部分が回動支点と
なり外側の矩形枠体3aの上部が上ホルダー2の
溝部2bで回動しながら一か所に固定的に保持さ
れている。そして内側の矩形状枠体3bの上部が
段部を有する平坦部2c上をスライドしながら第
5図に示すような横方向に向いた矢印方向に移動
する。上記内側の矩形状枠体3bの上部が段部を
有する平坦部2c上をスライドしながら移動する
に従い、内側の矩形状枠体3bの脚部3gは第1
ホルダー6で回動しながら一か所に固定的に保持
される一方、外側の矩形枠体3aの脚部3hがプ
リント基板5上を第5図の矢印で示す方向にスラ
イドしながらも第2ホルダー7内に保持されてい
る(第3図a,b及び第4図a,b参照)。かく
して、このX枠体3の内側の矩形状枠体3bの上
部と外側の矩形枠体3aの脚部3hがそれぞれス
ライドしながら移動するX枠体3が押される程度
で可動接点9を有するラバースイツチ4もキート
ツプ1に押され、該キートツプ1の突起1aがラ
バースイツチ4の頂部を押し、キートツプ1を縮
み勝手とし、可動接点9が基板5上の固定接点8
に当接しスイツチをオンの状態にする。キートツ
プ1を指で押している間、該キートツプ1は常に
平行の状態を維持しながら降下し軽く動いてスイ
ツチをオンにさせることができ、また指にクリツ
ク感を与える。
一方、キートツプ1から指を離すとラバースイ
ツチ4の弾性力に賦勢されてX枠体3及びキート
ツプ1が旧位に復し可動接点9が固定接点8から
離反しスイツチをオフの状態にする。
[考案の効果] 本考案は上記の説明から判るように、2つの矩
形状枠体をX字状に交叉させてその中間部で回動
自在に枢着してなるX枠体を形成し、該X枠体を
プリント基板上に一方の脚部が該基板上をスライ
ドし得る如く設置し、プリント基板上の固定接点
と対応する位置の上方に接離し得る可動接点を有
する弾性復帰部材を取付け、該弾性復帰部材とX
枠体の上部とでキートツプを支承したので、キー
トツプのどの部分を押しても平行に該キートツプ
が降下し、かつ軽く動かすことができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図はその分解斜視図、第3図a,bキー
トツプを押す前後の関係を示す側面図、は第4図
a,bキートツプを押す前後の関係を示す断面
図、第5図はX枠体に作用する力とスライド方向
を示す斜視図、第6図は従来例を示す断面図であ
る。 1……キートツプ、3……X枠体、3a……外
側の矩形枠体、3b……内側の矩形状枠体、3
g,3h……脚部、4……ラバースイツチ、5…
…プリント基板、8……固定接点、9……可動接
点、10……弾性復帰部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの矩形状枠体をX字状に交叉させてその中
    間部で回動自在に枢着してなるX枠体を形成し、
    該X枠体をプリント基板上に一方の脚部が該基板
    上をスライドし得る如く設置し、プリント基板上
    の固定接点と対応する位置の上方に接離し得る可
    動接点を有する弾性復帰部材を取付け、該弾性復
    帰部材とX枠体の上部とでキートツプを支承した
    ことを特徴とする押釦スイツチ。
JP1988081741U 1988-06-22 1988-06-22 Expired JPH0451388Y2 (ja)

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JP1988081741U JPH0451388Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22

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JP1988081741U JPH0451388Y2 (ja) 1988-06-22 1988-06-22

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Publication Number Publication Date
JPH025236U JPH025236U (ja) 1990-01-12
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JPH025236U (ja) 1990-01-12

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