JPH04370961A - 電子部品の製造に使用するリードフレームの構造 - Google Patents

電子部品の製造に使用するリードフレームの構造

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JPH04370961A
JPH04370961A JP14764391A JP14764391A JPH04370961A JP H04370961 A JPH04370961 A JP H04370961A JP 14764391 A JP14764391 A JP 14764391A JP 14764391 A JP14764391 A JP 14764391A JP H04370961 A JPH04370961 A JP H04370961A
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section bar
lead
synthetic resin
terminal
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Tetsuya Mimura
徹也 三村
Masao Yamamoto
雅夫 山本
Hiroshi Imai
寛 今井
Tadashi Murakami
忠司 村上
Masashi Asai
浅井 雅司
Yuji Kokado
小角 裕治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ダイオード等
のように、一つの半導体チップに対して少なくとも二本
のリード端子を、当該半導体チップを挟むように接続し
、全体を熱硬化性合成樹脂のモールド部でパッケージし
て成る電子部品の製造に際して使用するリードフレーム
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先の特許出願(特願平2−
219394号)において、「リードフレームに、複数
本の第1リード端子を一体的に造形すると共に、この各
第1リード端子と略一直線状に並ぶ部位に第2リード端
子を、当該各第2リード端子がその長手方向と略直角の
方向に延びる細幅片を介してのみ前記リードフレームと
一体的に連接するように造形し、前記各第1リード端子
又は各第2リード端子に、半導体チップをダイボンディ
ングしたのち、前記各第2リード端子を、前記細幅片を
捩じりながら前記第1リード端子に向かって裏返し状に
反転して、前記各第1リード端子に対してその間に前記
半導体チップを挟んだ状態に重ね合わせ、次いで、前記
各半導体チップの部分に合成樹脂製のモールド部を成形
したのち、各リード端子をリードフレームから切り離す
ことを特徴とする電子部品の製造方法」を提案した。
【0003】そして、この先願の製造方法は、例えば、
特開昭62−35549号公報に記載されている従来の
製造方法に比べて、リードフレームの移送速度を早くす
ることができると共に、リードフレームの単位長さ当た
りの製品の数量を増大することができるから、製造コス
トを大幅に低減でき、しかも、電子部品を小型化できる
等の利点を有する。
【0004】しかし、その反面、前記した先願の製造方
法は、各電子部品における熱硬化性合成樹脂のモールド
部を、上下一対の金型にて成形するに際して、前記両金
型のうちいずれか一方又は両方の合わせ面に、前記電子
部品におけるリード端子の幅寸法に対応した幅寸法の溝
部を刻設して、この溝部内に前記リード端子を嵌めるこ
とにより、前記キャビティー内を密閉状態にして、この
キャビティー内に合成樹脂を溶融状態で注入するように
しているから、前記リード端子が合成樹脂のモールド部
から突出する部分、及び前記合成樹脂のモールド部のリ
ード端子が突出する側面には、合成樹脂のバリが発生す
るのである。
【0005】すなわち、このようにリード端子を金型の
合わせ面に設けた溝部内に嵌めるようにした場合、リー
ド端子における左右両側面と、前記溝部における左右両
内側面との間には、隙間が存在し、前記合成樹脂のモー
ルド部の成形に際して、この隙間内に溶融状態の合成樹
脂が侵入し、その結果として、前記リード端子が合成樹
脂のモールド部から突出する部分、及び前記合成樹脂の
モールド部のリード端子が突出する側面には、合成樹脂
のバリが発生する。
【0006】このような合成樹脂のバリは、その後にお
ける工程中において脱落して機械系及び電気系のトラブ
ルの原因になるから、前記合成樹脂のモールド部の成形
後において、前記バリを除去するための工程が必要にな
り、そのための設備コスト及び処理コストが嵩み、結果
的に製品コストの高騰を招来するのであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明における技術的
課題は、先願の製造方法において、電子部品における合
成樹脂のモールド部を成形するに際して、少なくとも一
方のリード端子の部分、及び前記合成樹脂のモールド部
のうち一方のリード端子が突出する側面に合成樹脂のバ
リが発生することを確実に抑制できるようにしたリード
フレームを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の各技術的課題を達
成するため、本発明では、次のような技術的手段を講じ
た。すなわち、第1の発明は、前記した先願の製造方法
において、合成樹脂モールド部を成形するに際して、そ
の合成樹脂モールド部のうち各第2リード端子の部分に
合成樹脂のバリが発生することを確実に抑制できるよう
にリードフレームを提供するものであり、「少なくとも
左右一対のサイドフレームの間を、これら両サイドフレ
ームの長手方向に沿って適宜間隔で配設した複数本のセ
クションバーにて連結し、前記一方のサイドフレームに
は、前記各セクションバー間の部分から他方のサイドフ
レームに向かって延びる第1リード端子を設け、この各
第1リード端子に対向する部位の各々には、前記第1リ
ード端子と略一直線状に延びる第2リード端子を、前記
セクションバーに対してのみ当該第2のリード端子と略
直角方向に延びる細幅片を介して一体的に連接するよう
にして造形して、この各第2リード端子を、前記細幅片
を捩じりながら前記第1リード端子に向かって裏返し状
に反転できるように構成する一方、前記各セクションバ
ーに、前記各第2リード端子を裏返し状に反転したとき
当該第2リード端子の左右両側面に密接するようにした
第2堰き止め部を各々一体的に造形して、この各第2堰
き止め部にて、電子部品の合成樹脂モールド部における
第2リード端子側の側面を規定するように構成し、更に
、前記各セクションバーに、前記各第2リード端子を裏
返し状に反転するとき当該第2リード端子を前記各第2
堰き止め部の間に嵌まるように誘導するためのガイド部
を設けた」ことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、前記した先願の製造方法に
おいて、合成樹脂モールド部を成形するに際して、その
合成樹脂モールド部のうち各第1リード端子の部分に合
成樹脂のバリが発生することを確実に抑制できるように
したリードフレームを提供するものであり、「少なくと
も左右一対のサイドフレームの間を、これら両サイドフ
レームの長手方向に沿って適宜間隔で配設した複数本の
セクションバーにて連結し、前記一方のサイドフレーム
には、前記各セクションバー間の部分から他方のサイド
フレームに向かって延びる第1リード端子を設け、この
各第1リード端子に対向する部位の各々には、前記第1
リード端子と略一直線状に延びる第2リード端子を、前
記セクションバーに対してのみ当該第2のリード端子と
略直角方向に延びる細幅片を介して一体的に連接するよ
うにして造形して、この各第2リード端子を、前記細幅
片を捩じりながら前記第1リード端子に向かって裏返し
状に反転できるように構成する一方、前記各セクション
バーと、前記各第1リード端子との間の部分に、電子部
品の合成樹脂モールド部における第1リード端子側の側
面を規定する第1堰き止め部を各々一体的に設けて、こ
の各第1堰き止め部のうち前記セクションバー及び第1
リード端子に連続する部分に、前記セクションバー及び
第1リード端子の長手側縁に沿って延びる細幅溝孔状の
スリットを、当該第1堰き止め部のうち前記合成樹脂モ
ールド部側の端部に微小長さの連続部を残して刻設した
」ことを特徴とする。
【0010】また、第3の発明は、前記第2の発明と同
じ目的を達成するリードフレームを提供するものであり
、「少なくとも左右一対のサイドフレームの間を、これ
ら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間隔で配設
した複数本のセクションバーにて連結し、前記一方のサ
イドフレームには、前記各セクションバー間の部分から
他方のサイドフレームに向かって延びる第1リード端子
を設け、この各第1リード端子に対向する部位の各々に
は、前記第1リード端子と略一直線状に延びる第2リー
ド端子を、前記セクションバーに対してのみ当該第2の
リード端子と略直角方向に延びる細幅片を介して一体的
に連接するようにして造形して、この各第2リード端子
を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード端子に向
かって裏返し状に反転できるように構成する一方、前記
各セクションバーと、前記各第1リード端子との間の部
分に、電子部品の合成樹脂モールド部における第1リー
ド端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各々一体的
に設けて、この各第1堰き止め部のうち前記セクション
バー及び第1リード端子に連続する部分に、せん断によ
る切断線を、前記セクションバー及び第1リード端子の
長手側縁に沿って延びるように刻設した」ことを特徴と
する。
【0011】更にまた、第4の発明は、前記第2の発明
と同じ目的を達成するリードフレームを提供するもので
あり、「少なくとも左右一対のサイドフレームの間を、
これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間隔で
配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記一方
のサイドフレームには、前記各セクションバー間の部分
から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リード
端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位の各
々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる第2
リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当該第
2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介して一
体的に連接するようにして造形して、この各第2リード
端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード端子
に向かって裏返し状に反転できるように構成する一方、
前記各セクションバーと、前記各第1リード端子との間
の部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における第1
リード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各々一
体的に設けて、この各第1堰き止め部が前記セクション
バー及び第1リード端子に連続する部分のうち少なくと
も前記合成樹脂モールド部側の端部の部分に、凹み溝を
、前記セクションバー及び第1リード端子の長手側縁に
沿って延びるように刻設した」ことを特徴とする。
【0012】加えて、第5の発明は、前記第2の発明と
同じ目的を達成するリードフレームを提供するものであ
り、「少なくとも左右一対のサイドフレームの間を、こ
れら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間隔で配
設した複数本のセクションバーにて連結し、前記一方の
サイドフレームには、前記各セクションバー間の部分か
ら他方のサイドフレームに向かって延びる第1リード端
子を設け、この各第1リード端子に対向する部位の各々
には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる第2リ
ード端子を、前記セクションバーに対してのみ当該第2
のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介して一体
的に連接するようにして造形して、この各第2リード端
子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード端子に
向かって裏返し状に反転できるように構成する一方、前
記各セクションバーと、前記各第1リード端子との間の
部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における第1リ
ード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各々一体
的に設けて、この各第1堰き止め部が前記セクションバ
ー又は第1リード端子に連続する部分のうち少なくとも
前記合成樹脂モールド部側の端部の部分に、凹み溝を、
前記セクションバー又は第1リード端子の長手側縁に沿
って延びるように刻設する一方、前記各第1堰き止め部
のうち前記第1リード端子又はセクションバーに連続す
る部分に、前記第1リード端子又はセクションバーの長
手側縁に沿って延びる細幅溝孔状のスリットを、当該第
1堰き止め部のうち前記合成樹脂モールド部側の端部に
適宜長さの連続部を残して刻設し、更に、前記連続部に
、せん断による切断線を、前記第1リード端子又はセク
ションバーの長手側縁に沿って延びるように刻設した」
ことを特徴とする。
【0013】
【発明の作用・効果】前記第1の発明のように、リード
フレームにおける各セクションバーに、第2リード端子
を第1リード端子に向かって裏返し状に反転したとき、
当該第2リード端子の左右両側面に対して密接する第2
堰き止め部を各々設けたことにより、一対の金型にて合
成樹脂モールド部を成形するに際して、前記第2リード
端子を、従来のように、金型に設けた溝部に嵌める必要
がなく、当該第2リード端子をその両側における各第2
堰き止め部と一緒に両金型にて挟み付けるだけで、溶融
合成樹脂を、前記セクションバーから一体的に突出して
前記第2リード端子の側面に密接する前記各第2堰き止
め部によって確実に堰き止めることができるから、この
第2リード端子が合成樹脂モールド部から突出する部分
、及び前記合成樹脂モールド部のうち前記第2リード端
子が突出する側面に合成樹脂のバリが発生することを、
確実に防止できるのである。
【0014】そして、前記各第2堰き止め部は、第2リ
ード端子に対して一体的に連接するものではないから、
前記第2リード端子をリードフレームから切り離すとき
において、当該第2堰き止め部を、ポンチ等にて打ち抜
き切除することを必要としないのである。この場合にお
いて、リードフレームにおける各セクションバーに、前
記各第2リード端子を第1リード端子に向かって裏返し
状に反転するとき当該第2リード端子を前記各第2堰き
止め部の間に嵌まるように誘導するためのガイド部を設
ける構成にすることにより、前記第2リード端子を、裏
返し状に反転するに際して、前記各第2堰き止め部の間
に、当該第2リード端子における左右両側面が各第2堰
き止め部の先端面に密接するように嵌め込むことが、円
滑に、且つ、確実にでき、その結果として、前記各第2
リード端子を裏返し状に反転するときの速度を早くする
ことができるから、これだけ、電子部品の製造速度を向
上することができるのである。
【0015】次に、第2〜5の発明のように、前記各セ
クションバーと、前記各第1リード端子との間の部分に
、電子部品の合成樹脂モールド部における第1リード端
子側の側面を規定する第1堰き止め部を各々一体的に設
けたことにより、一対の金型にて合成樹脂モールド部を
成形するに際して、前記第1リード端子を、従来のよう
に、金型に設けた溝部に嵌める必要がなく、当該第1リ
ード端子をその両側における各第1堰き止め部と一緒に
両金型にて挟み付けるだけで、溶融合成樹脂を、第1リ
ード端子とセクションバーとを一体的に連結する前記各
第1堰き止め部にて確実に堰き止めることができるから
、この第1リード端子が合成樹脂モールド部から突出す
る部分、及び前記合成樹脂モールド部のうち前記第1リ
ード端子が突出する側面に合成樹脂のバリが発生するこ
とを確実に防止できる。
【0016】そして、このように、各セクションバーと
前記各第1リード端子との間の部分に一体的に設けた各
第1堰き止め部によって、第1リード端子が合成樹脂モ
ールド部から突出する部分、及び前記合成樹脂モールド
部のうち前記第1リード端子が突出する側面に合成樹脂
のバリが発生することを防止するに際して、第2の発明
のように構成すると、この各第1堰き止め部のうち合成
樹脂モールド部から離れた部分を、ポンチ等によって打
ち抜くことにより、各細幅溝孔状スリットの先端におけ
る微小長さの連続部が千切れることになるから、合成樹
脂のバリが発生することを、前記各第1堰き止め部にて
確実に防止できるものでありながら、当該各第1堰き止
め部を、第1リード端子から打ち抜き切除することが、
その打ち抜き切除を行うためのポンチ等の工具を合成樹
脂モールド部に対して接触することなく、換言すると、
前記ポンチ等の工具が合成樹脂モールド部に対して接触
することによって、当該合成樹脂モールド部を損傷した
り、或いはポンチ等の工具の耐久性を低下することなく
、容易にできるのである。
【0017】また、合成樹脂のバリの発生を防止するた
めに前記各第1堰き止め部を、ポンチ等によって打ち抜
くに際して、そのポンチ等の工具が合成樹脂モールド部
に対して接触することがないようにすることは、第3の
発明、又は第4の発明、或いは第5の発明のように構成
することによっても達成できるのである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面(図1〜図24
)について説明する。図1〜図7は、第1の実施例を示
し、この図において符号10は、適宜幅の長尺帯状のリ
ードフレームを示し、該リードフレーム10における左
右一対の両サイドフレーム11,12は、リードフレー
ム10の長手方向に沿って適宜ピッチの間隔で配設した
セクションバー13にて互いに一体的に連結されており
、この両サイドフレーム11,12のうち一方のサイド
フレーム11には、前記各セクションバー13の間の部
位に、電子部品Aにおける第1リード端子2を、内向き
に突出するように一体的に造形する。
【0019】また、前記リードフレーム10における各
セクションバー13の間の部位には、前記第1リード端
子2に対する第2リード端子3を、当該第2リード端子
3が前記第1リード端子2と略一直線状に並ぶように配
設して、この各第2リード端子3を、前記セクションバ
ー13に対してのみリードフレーム10の長手方向に延
びる細幅片14を介して一体的に連接するように構成す
る。
【0020】前記リードフレーム10を、その長手方向
に移送する途次において、前記各第1リード端子2の先
端に、半導体チップ1を各々供給載置して、の半導体チ
ップ1を当該第1リード端子2にダイボンディングした
のち、前記各第2リード端子3を、図3に矢印で示すよ
うに、前記細幅片14を捩じりながら第1リード端子2
の方向に向かって裏返し状に反転することによって、前
記各第1リード端子2に対してその間に前記半導体チッ
プ1を挟んで重ね合わせる。
【0021】次いで、前記リードフレーム10を図示し
ない上下一対の金型にて挟み付けることにより、各リー
ド端子2,3の先端部に、熱硬化性合成樹脂製のモール
ド部4を成形してパッケージし、電子部品Aにしたのち
、前記各電子部品Aにおける第1リード端子2と一方の
サイドフレーム12との接続部を、図示しないポンチ等
により打ち抜くことにより、各電子部品Aにおける一方
の第1リード端子2を、リードフレーム10より切断す
る。
【0022】なお、この実施例は、半導体チップ1を、
各第1リード端子2に対して先にダイボンディングする
場合を示したが、本発明は、これに代えて、半導体チッ
プ1を、第2リード端子3に対して先にダイボンディン
グするようにしても良い。そして、各第2リード端子3
の両側における各セクションバー13に、前記電子部品
Aの合成樹脂モールド部4における第2リード端子3側
の側面4aを規定する第2堰き止め部18を、当該第2
堰き止め部18の先端面18aが、前記第2リード端子
3を第1リード端子2の方向に裏返し状に反転したとき
当該第2リード端子3における左右両側面3a,3bに
密接するように各々一体的に造形し、更に、前記各セク
ションバー13には、ガイド部19を一体的に造形して
、このガイド部19の先端を、傾斜状のガイド面19a
に形成し、前記各第2リード端子3を、第1リード端子
2の方向に裏返し状に反転する途中において、当該第2
リード端子3の左右両側面3a,3bが、図3に示すよ
うに、前記ガイド部19の傾斜状ガイド面19aに接触
することにより、前記第2リード端子3が前記各第2堰
き止め部18の間に嵌まる得るように誘導する構成にす
る。
【0023】このように構成すると、各第2リード端子
3を、第1リード端子2の方向に裏返し状に反転したと
き、当該第2リード端子3の左右両側面3a,3bには
、図4に示すように、前記各第2堰き止め部18の先端
面18aが密接することにより、一対の金型にて合成樹
脂モールド部4を成形するに際して、前記第2リード端
子3を、従来のように、金型に設けた溝部に嵌める必要
がなく、当該第2リード端子3をその両側における各第
2堰き止め部18と一緒に両金型にて挟み付けるだけで
、溶融合成樹脂を確実に堰き止めることができるから、
この第2リード端子3が合成樹脂モールド部4から突出
する部分、及び合成樹脂モールド部4のうち前記第2リ
ード端子3が突出する側面4aに合成樹脂のバリが発生
することを、確実に防止できるのである。
【0024】一方、前記各第2リード端子3を、裏返し
状に反転するに際して、前記各第2堰き止め部18の間
に、当該第2リード端子3における左右両側面3a,3
bが各第2堰き止め部18の先端面18aに密接するよ
うに嵌め込むことを、ガイド部19における傾斜状ガイ
ド面19aの誘導作用によって、円滑に、且つ、確実に
できるから、前記各第2リード端子3を裏返し状に反転
するときの速度を早くすることができる。
【0025】この場合において、前記傾斜面19aは、
ガイド部19側に設けることに代えて、第2リード端子
3側に設けるようにしても良い。また、この実施例は、
電子部品Aの合成樹脂モールド部4の成形に際して、当
該合成樹脂モールド部4における左右両側面4b,4c
を、前記セクションバー13によって規定するものであ
り、このようにすることにより、前記合成樹脂モールド
部4における左右両側面4b,4cに対して合成樹脂の
バリが発生することをも確実に防止できるのであり、こ
のようにセクションバー13によって合成樹脂モールド
部4における左右両側面4b,4cを規定することは、
以下に述べる各実施例の場合にも適用される。
【0026】図8〜図10は、前記第1の実施例の変形
例である第2の実施例を示すものであり、この第2実施
例は、前記各第2リード端子3の一端部3cにおける左
右両側面に、ガイド部19に対して接当する傾斜状ガイ
ド面3d,3eを設けることにより、前記各第2リード
端子3を第1リード端子2に向かって裏返し状に反転す
るとき、前記傾斜状ガイド面3d,3eによって、当該
第2リード端子3を前記各第2堰き止め部18の間に嵌
まる得るように誘導する構成にしたものである。この場
合、傾斜状ガイド面3d,3eは、第2リード端子3側
に設けることに代えて、ガイド部19の方に設けても良
い。
【0027】ところで、前記電子部品Aにおける両リー
ド端子2,3の表面には、合成樹脂モールド部4を成形
したあとにおいて、半田メッキを施すものであり、この
両リード端子2,3に対する半田メッキに際して、一方
の第2リード端子3が、前記図1〜図4に示す第1の実
施例の形態であると、当該第2リード端子3の一端部3
cが略自由端の形態になっていることにより、この一端
部3cの表面には、溶融半田が表面張力によって盛り上
がった状態に付着するから、半田を均一な厚さにメッキ
することができない。
【0028】これに対して、前記図8〜図10に示す第
2の実施例のように構成したときには、各第2リード端
子3を、第1リード端子2の方向に裏返し状に反転した
とき、当該第2リード端子3の一端部3cは、ガイド部
19を介してセクションバー13に対して連続した形態
になり、その一端部3cに付着した溶融半田は、当該一
端部3cの表面に溜まることなく、前記ガイド部19を
伝ってセクションバー13の方向に逃げることになるか
ら、各第2リード端子3の表面に対する半田メッキの厚
さを略均一化できる利点を有する。
【0029】なお、これら第1及び第2実施例における
各第2堰き止め部18及びガイド部19は、電子部品A
における両リード端子2,3に通電しての性能検査に際
しては、これらをポンチ等で打ち抜き切除するか、又は
、これらを上向き又は下向きに折り曲げて、第2リード
端子3に対して接触しないようにする。そして、図11
〜図14は、第3の実施例を示すものであり、この第3
の実施例は、各第1リード端子2と各セクションバー1
3との間に、これらに一体的に連結する第1堰き止め部
20を各々設けて、この各第1堰き止め部20によって
、前記電子部品Aの合成樹脂モールド部4のうち第1リ
ード端子2が突出する側面4cを規定するように構成す
る一方、この各第1堰き止め部20のうち前記セクショ
ンバー13及び第1リード端子2に連続する部分に、前
記セクションバー13及び第1リード端子2の長手側縁
に沿って延びる細幅溝孔状のスリット21,22を、当
該第1堰き止め部20のうち前記合成樹脂モールド部4
側の端部に微小長さL1 の連続部(スリット無しの部
分)23を残すようにして刻設する。
【0030】このように構成すると、一対の金型にて合
成樹脂モールド部4を成形するに際して、前記第1リー
ド端子2を、従来のように、金型に設けた溝部に嵌める
必要がなく、当該第1リード端子2をその両側における
各第1堰き止め部20と一緒に両金型にて挟み付けるだ
けで、溶融合成樹脂を、第1リード端子2とセクション
バー13とを一体的に連結する前記各第1堰き止め部2
0にて確実に堰き止めることができるから、この第1リ
ード端子2が合成樹脂モールド部4から突出する部分、
及び合成樹脂モールド部4のうち前記第1リード端子2
が突出する側面4dに合成樹脂のバリが発生することを
、確実に防止できるのである。
【0031】一方、前記各第1堰き止め部20のうち合
成樹脂モールド部4から離れた部分を、図13及び図1
4に二点鎖線で示すように、ポンチ24等の工具によっ
て下向きに押圧することにより、その先端における微小
長さL1 の連続部23が千切れて、各第1堰き止め部
20が、二点鎖線で示すように、下向きに折り曲げられ
ることになるから、合成樹脂のバリが発生することを、
この各第1堰き止め部20にて確実に防止できるもので
ありながら、当該各第1堰き止め部20を、第1リード
端子2から切除することが、その切除を行うためのポン
チ24等の工具を合成樹脂モールド部4に対して接触す
ることなく、容易にできるのである。なお、第1堰き止
め20は、ポンチと受けダイスとで打ち抜くようにして
も良い。
【0032】また、図15〜図17は、前記第3の実施
例の変形例である第4の実施例を示すものである。この
第4の実施例は、前記各セクションバー13と、前記各
第1リード端子2との間の部分に、電子部品の合成樹脂
モールド部4における第1リード端子2側の側面4dを
規定する第1堰き止め部20を各々一体的に設ける一方
、この各第1堰き止め部20のうち前記セクションバー
13及び第1リード端子2に連続する部分に、せん断に
よる切断線25,26を、前記セクションバー13及び
第1リード端子2の長手側縁に沿って延びるように刻設
したものであり、この構成によると、合成樹脂のバリが
発生することを、前記各第1堰き止め部20にて確実に
防止できるものでありながら、当該各第1堰き止め部2
0をポンチ27等にて下向きに押圧することにより、各
第1堰き止め部20を、第1リード端子2から図17に
二点鎖線で示すように切除することが、前記ポンチ27
等の工具を合成樹脂モールド部4に対して接触すること
なく容易にできるのである。この場合においても、第1
堰き止め部20をポンチと受けダイスとで打ち抜くよう
にしても良い。
【0033】更にまた、図18〜図22は、前記第3の
実施例の別の変形例である第5の実施例を示すものであ
り、この第5の実施例は、前記各セクションバー13と
、前記各第1リード端子2との間の部分に、電子部品の
合成樹脂モールド部4における第1リード端子2側の側
面4dを規定する第1堰き止め部20を各々一体的に設
ける一方、この各第1堰き止め部20が前記セクション
バー13及び第1リード端子2に連続する部分のうち少
なくとも前記合成樹脂モールド部4側の端部の部分に、
断面V型の凹み溝28,29を、前記セクションバー1
3及び第1リード端子2の長手側縁に沿って適宜長さL
2 だけ延びるように刻設したものである。
【0034】そして、この実施例によるときには、前記
各第1堰き止め部20の全体を、図21に示すように構
成したポンチ30と受けダイス31とによって、図22
に示すように、打ち抜くのであるが、この打ち抜きに際
して、前記ポンチ30と合成樹脂モールド部4との間に
隙間をあけて、当該第1堰き止め部20のうち前記両凹
み溝28,29の部分を引き千切ることができるから、
合成樹脂のバリが発生することを、前記各第1堰き止め
部20にて確実に防止できるものでありながら、当該各
第1堰き止め部20を、第1リード端子2から打ち抜く
ことが、前記ポンチ30等の工具を合成樹脂モールド部
4に対して接触することなく容易にできるのである。
【0035】そして、図23及び図24は、前記第3の
実施例の更に別の変形例である第6の実施例を示すもの
であり、この第6の実施例は、前記各セクションバー1
3と、前記各第1リード端子2との間の部分に、電子部
品の合成樹脂モールド部4における第1リード端子2側
の側面4dを規定する第1堰き止め部20を各々一体的
に設ける一方、この各第1堰き止め部20が前記セクシ
ョンバー13に連続する部分のうち少なくとも前記合成
樹脂モールド部4側の端部の部分に、断面V型の凹み溝
32を、前記セクションバー13の長手側縁に沿って適
宜長さL2 だけ延びるように刻設する一方、前記各第
1堰き止め部20のうち前記第1リード端子2に連続す
る部分に、前記第1リード端子2の長手側縁に沿って延
びる細幅溝孔状のスリット33を、当該第1堰き止め部
20のうち前記合成樹脂モールド部4側の端部に適宜長
さL3 の連続部34を残して刻設し、更に、前記連続
部34に、せん断による切断線35を、前記第1リード
端子2の長手側縁に沿って延びるように刻設したもので
ある。
【0036】この実施例においても、前記各第1堰き止
め部20の全体を、前記第5の実施例と同様に構成した
ポンチ30と受けダイス31とによって、打ち抜くので
あるが、この場合においても、前記ポンチ30と合成樹
脂モールド部4との間に隙間をあけて、当該第1堰き止
め部20のうち凹み溝32の部分を引き千切ることがで
きるから、合成樹脂のバリが発生することを、前記各第
1堰き止め部20にて確実に防止できるものでありなが
ら、当該各第1堰き止め部20を、第1リード端子2か
ら打ち抜くことが、前記ポンチ30等の工具を合成樹脂
モールド部4に対して接触することなく容易にできるの
である。
【0037】なお、この第6の実施例においては、凹み
溝32を第1リード端子2側に、細幅溝孔状のスリット
33をセクションバー13側に設けるように構成しても
良い。そして、これら第3〜6の各実施例を、前記第1
の実施例、又は前記第2の実施例のものに適宜適用する
ことにより、電子部品Aにおける合成樹脂モールド部4
の成形に際して、第1リード端子2及び第2リード端子
3が合成樹脂モールド部4から突出する部分、及び合成
樹脂モールド部4のうち第1リード端子2及び第2リー
ド端子3が突出する側面4a,4dに、合成樹脂のバリ
が発生することを防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示すリードフレ
ームの平面図である。
【図2】図1における第2リード端子を第2リード端子
に向かって裏返し状に反転したときの平面図である。
【図3】図1における第2リード端子を第2リード端子
に向かって裏返し状に反転しているときの拡大斜視図で
ある。
【図4】図1における第2リード端子を第2リード端子
に向かって裏返し状に反転したときの拡大斜視図である
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】図4のVI−VI視断面図である。
【図7】図4のVII −VII 視断面図である。
【図8】本発明における第2の実施例を示すリードフレ
ームの平面図である。
【図9】図8における第2リード端子を第2リード端子
に向かって裏返し状に反転したときの平面図である。
【図10】図8における第2リード端子を第2リード端
子に向かって裏返し状に反転したときの拡大斜視図であ
る。
【図11】本発明における第3の実施例を示すリードフ
レームの平面図である。
【図12】図11における第2リード端子を第2リード
端子に向かって裏返し状に反転したときの平面図である
【図13】図12の要部を示す拡大斜視図である。
【図14】図13のXIV −XIV 視断面図である
【図15】本発明における第4の実施例を示す拡大斜視
図である。
【図16】図15のXVI −XVI 視拡大断面図で
ある。
【図17】図15のXVII−XVII視拡大断面図で
ある。
【図18】本発明における第5の実施例を示す拡大斜視
図である。
【図19】図18のXIX −XIX 視拡大断面図で
ある。
【図20】図18のXX−XX視拡大断面図である。
【図21】第5の実施例に使用するポンチとダイスとの
斜視図である。
【図22】第5の実施例において第1堰き止め部を打ち
抜いた状態の斜視図である。
【図23】本発明における第6の実施例を示す拡大斜視
図である。
【図24】図31のXXIV−XXIV視拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
A            電子部品 1            半導体チップ2     
       第1リード端子3          
  第2リード端子3a,3b    第2リード端子
の左右側面4            合成樹脂モール
ド部4a,4b,4c,4d    合成樹脂モールド
の側面10          リードフレーム11,
12    サイドフレーム 13          セクションバー14    
      細幅片 15          支持用バー 16          切り込み部 17          連結片 18          第2堰き止め部19    
      ガイド部 19a,3d,3e        傾斜状ガイド面2
0          第1堰き止め部21,22,3
3    スリット 23          連続部 24,27,30    ポンチ 25,26,35    切断線 28,29,32      凹み溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも左右一対のサイドフレームの間
    を、これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間
    隔で配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記
    一方のサイドフレームには、前記各セクションバー間の
    部分から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リ
    ード端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位
    の各々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる
    第2リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当
    該第2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介し
    て一体的に連接するようにして造形して、この各第2リ
    ード端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード
    端子に向かって裏返し状に反転できるように構成する一
    方、前記各セクションバーに、前記各第2リード端子を
    裏返し状に反転したとき当該第2リード端子の左右両側
    面に密接するようにした第2堰き止め部を各々一体的に
    造形して、この各第2堰き止め部にて、電子部品の合成
    樹脂モールド部における第2リード端子側の側面を規定
    するように構成し、更に、前記各セクションバーに、前
    記各第2リード端子を裏返し状に反転するとき当該第2
    リード端子を前記各第2堰き止め部の間に嵌まるように
    誘導するためのガイド部を設けたことを特徴とする電子
    部品の製造に使用するリードフレームの構造。
  2. 【請求項2】少なくとも左右一対のサイドフレームの間
    を、これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間
    隔で配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記
    一方のサイドフレームには、前記各セクションバー間の
    部分から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リ
    ード端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位
    の各々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる
    第2リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当
    該第2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介し
    て一体的に連接するようにして造形して、この各第2リ
    ード端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード
    端子に向かって裏返し状に反転できるように構成する一
    方、前記各セクションバーと、前記各第1リード端子と
    の間の部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における
    第1リード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各
    々一体的に設けて、この各第1堰き止め部のうち前記セ
    クションバー及び第1リード端子に連続する部分に、前
    記セクションバー及び第1リード端子の長手側縁に沿っ
    て延びる細幅溝孔状のスリットを、当該第1堰き止め部
    のうち前記合成樹脂モールド部側の端部に微小長さの連
    続部を残して刻設したことを特徴とする電子部品の製造
    に使用するリードフレームの構造。
  3. 【請求項3】少なくとも左右一対のサイドフレームの間
    を、これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間
    隔で配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記
    一方のサイドフレームには、前記各セクションバー間の
    部分から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リ
    ード端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位
    の各々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる
    第2リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当
    該第2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介し
    て一体的に連接するようにして造形して、この各第2リ
    ード端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード
    端子に向かって裏返し状に反転できるように構成する一
    方、前記各セクションバーと、前記各第1リード端子と
    の間の部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における
    第1リード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各
    々一体的に設けて、この各第1堰き止め部のうち前記セ
    クションバー及び第1リード端子に連続する部分に、せ
    ん断による切断線を、前記セクションバー及び第1リー
    ド端子の長手側縁に沿って延びるように刻設したことを
    特徴とする電子部品の製造に使用するリードフレームの
    構造。
  4. 【請求項4】少なくとも左右一対のサイドフレームの間
    を、これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間
    隔で配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記
    一方のサイドフレームには、前記各セクションバー間の
    部分から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リ
    ード端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位
    の各々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる
    第2リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当
    該第2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介し
    て一体的に連接するようにして造形して、この各第2リ
    ード端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード
    端子に向かって裏返し状に反転できるように構成する一
    方、前記各セクションバーと、前記各第1リード端子と
    の間の部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における
    第1リード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各
    々一体的に設けて、この各第1堰き止め部が前記セクシ
    ョンバー及び第1リード端子に連続する部分のうち少な
    くとも前記合成樹脂モールド部側の端部の部分に、凹み
    溝を、前記セクションバー及び第1リード端子の長手側
    縁に沿って延びるように刻設したことを特徴とする電子
    部品の製造に使用するリードフレームの構造。
  5. 【請求項5】少なくとも左右一対のサイドフレームの間
    を、これら両サイドフレームの長手方向に沿って適宜間
    隔で配設した複数本のセクションバーにて連結し、前記
    一方のサイドフレームには、前記各セクションバー間の
    部分から他方のサイドフレームに向かって延びる第1リ
    ード端子を設け、この各第1リード端子に対向する部位
    の各々には、前記第1リード端子と略一直線状に延びる
    第2リード端子を、前記セクションバーに対してのみ当
    該第2のリード端子と略直角方向に延びる細幅片を介し
    て一体的に連接するようにして造形して、この各第2リ
    ード端子を、前記細幅片を捩じりながら前記第1リード
    端子に向かって裏返し状に反転できるように構成する一
    方、前記各セクションバーと、前記各第1リード端子と
    の間の部分に、電子部品の合成樹脂モールド部における
    第1リード端子側の側面を規定する第1堰き止め部を各
    々一体的に設けて、この各第1堰き止め部が前記セクシ
    ョンバー又は第1リード端子に連続する部分のうち少な
    くとも前記合成樹脂モールド部側の端部の部分に、凹み
    溝を、前記セクションバー又は第1リード端子の長手側
    縁に沿って延びるように刻設する一方、前記各第1堰き
    止め部のうち前記第1リード端子又はセクションバーに
    連続する部分に、前記第1リード端子又はセクションバ
    ーの長手側縁に沿って延びる細幅溝孔状のスリットを、
    当該第1堰き止め部のうち前記合成樹脂モールド部側の
    端部に適宜長さの連続部を残して刻設し、更に、前記連
    続部に、せん断による切断線を、前記第1リード端子又
    はセクションバーの長手側縁に沿って延びるように刻設
    したことを特徴とする電子部品の製造に使用するリード
    フレームの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04229642A (ja) * 1990-08-20 1992-08-19 Rohm Co Ltd 電子部品の製造方法及びその製造に使用するリードフレームの構造

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