JPH04360704A - ボーリングの前加工方法 - Google Patents

ボーリングの前加工方法

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Publication number
JPH04360704A
JPH04360704A JP3248391A JP3248391A JPH04360704A JP H04360704 A JPH04360704 A JP H04360704A JP 3248391 A JP3248391 A JP 3248391A JP 3248391 A JP3248391 A JP 3248391A JP H04360704 A JPH04360704 A JP H04360704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boring
bar cutter
groove
moved
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP3248391A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Wakaoka
俊介 若岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP3248391A priority Critical patent/JPH04360704A/ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マシニングセンタ等工
作機械でボーリング加工を行う際に、切粉が分断される
ようにするための前加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼又はアルミ材等連続した切粉が
出やすい工作物のボーリング加工は、図7,図8に示す
ように取り代101付下穴をボーリングバー102によ
って削る一般と変わらない加工方法が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた加
工方法は、ボーリング加工時に連続したカール状の切粉
103が出て、ボーリングバーに巻きついて仕上面に傷
をつけ、連続加工が不可能になるとともに、チップコン
ベア等による切粉処理が困難になるという問題点を有し
ている。本発明は、従来の技術の有するこのような問題
点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは
、ボーリング加工時に仕上面を傷つけることなく、後処
理のしやすい切粉を出すことができる前加工方法を提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるボーリングの前加工方法はボーリン
グ加工穴径より小径の棒カッタにより削り代の一部に軸
方向の溝入加工をしたあとボーリング加工を行い、切粉
が分断されるようにしたものである。
【0005】
【作用】ボーリング加工の前にボーリング加工径よりも
小径の棒カッタにより削り代の一部に軸方向の溝入加工
をする。溝入加工のプログラム作成は固定サイクル方式
の簡単な入力方法により行い、ボーリング加工径が大き
いと自動的に溝入れ個所を増してボーリング加工時に長
い切粉が出ないようにする。
【0006】
【実施例】実施例について図1〜図6を参照して説明す
る。図4のたて型マシニングセンタにおいて、床上に設
置されたベッド1上に設けられたY軸(前後)方向の案
内上に、サドル2が移動位置決め可能に載置され、サド
ル2上に設けられたX軸(左右)方向の案内上に、テー
ブル3が移動位置決め可能に載置されている。
【0007】ベッド1の後側上にコラム4が設置されて
おり、コラム前面に設けられたZ軸(上下)方向の案内
に沿って主軸頭5が移動位置決め可能に載架され、主軸
頭5には主軸6が回転可能に支持されている。コラム4
の左側面に工具マガジン7が取付けられており、工具マ
ガジン7と主軸頭5の間にツインアーム形式の工具交換
アーム装置8が取付けられている。テーブル3上には図
1に示すように、ボーリング加工径(2R)に対して片
肉の取代δを残す下穴を有する工作物Wが取付けられて
いる。
【0008】図5のブロック線図は、この工作物にボー
リングの前加工を行うための固定サイクル用制御回路で
ある。加工プログラム解釈部11は、入力されたプログ
ラム内容を解釈して必要個所に仕分けする部分、工具径
記憶部12は、棒カッタTの半径寸法D1を記憶する部
分、パラメータ記憶部13は、棒カッタTにより加工す
る軸方向溝Waの底面からボーリング加工径までの寸法
、即ち軸方向溝部のボーリング取り代Cを記憶する部分
である。
【0009】演算回路14は、プログラム入力されたボ
ーリング加工径の半径寸法RからD1及びCを減じて、
ボーリング加工穴中心から棒カッタT中心までの距離A
を求める回路、A値正負判定回路15は、算出したA値
が0より大きいかを確認する回路、アラーム発生回路1
6はA≧0の場合にアラーム信号を発生する回路である
【0010】固定サイクル実行第1回路17は、棒カッ
タT中心をボーリング加工穴中心よりX軸方向にAだけ
移動して軸方向溝Waを加工する固定サイクルを実行す
る回路、判定回路18は、記憶する設定値例えば設定値
を50mmとすると、これとRとを比較してR>50の
場合に、固定サイクル実行第2回路19に信号を出力す
る回路、固定サイクル実行回路19は、棒カッタT中心
をボーリング加工中心よりX軸方向に−Aだけ移動して
二個目の軸方向溝Wbを加工する固定サイクルを実行す
る回路、1シーケンス終了処理回路21は、シーケンス
終了信号を加工プログラム解釈部12に出力して固定サ
イクルをキャンセルする回路である。
【0011】続いて本実施例の作用を図6のフローチャ
ートの順に説明する。ステップS1において、演算回路
14にてAの値を算出し、ステップS2において、Aは
0と等しいか又は0より小さいかが確認され、イエスの
場合にはステップS3において、アラーム停止になる。 またノーの場合にはステップS4においてテーブル3が
早送り速度でX,Y軸方向に移動されてテーブル上に固
着の工作物Wのボーリング加工穴中心が、主軸6に装着
されている棒カッタTと同心となる位置に位置決めされ
る。
【0012】次いでステップS5において、主軸頭5が
早送り速度でZ軸方向下側に移動し、棒カッタTの先端
が工作物上端面より僅かに上方位置に位置決めされ、ス
テップS6において、テーブル3が早送り速度でAだけ
X軸方向左側に移動されて棒カッタTが溝Waの切削開
始位置に位置決めされる。
【0013】次いでステップS7において、主軸6が回
転され、主軸頭5がZ軸方向下側に切削送り速度で移動
して溝Waの切削をZ軸指令値まで行い、例えば図3の
場合棒カッタTの先端が工作物Wの下面より僅かに下方
に達した位置で移動が停止する。ステップS8において
、棒カッタTが、溝Waより1mm離れるようにテーブ
ル3がX軸方向右側へ早送り速度で移動し、ステップS
9において、主軸ラム5がZ軸方向上側に早送り速度で
移動されてZ軸切削送り開始位置にもどる。
【0014】次いでステップS10において、ボーリン
グ径の半径寸法Rが50より小さいかが確認され、イエ
スの場合には、シーケンス終了信号が出て固定サイクル
の1シーケンス指令分がエンドとなる。またノーの場合
には、ステップS11において、テーブル3が早送り速
度でX軸方向右側に移動して、棒カッタT中心がボーリ
ング加工穴中心と一致したのち引続きテーブル3の右行
で−Aだけ移動して棒カッタTが溝Wbの切削開始位置
に位置決めされる。
【0015】ステップS12において、主軸頭5がZ軸
方向下側に切削送り速度で移動されて溝Wbの切削がZ
軸指令値まで行われ、ここでは棒カッタTの先端が工作
物Wの下端面より僅かに下方に達した位置で移動が停止
する。ステップS13において、テーブル3が早送り速
度でX軸方向左側へ1mm移動して棒カッタTが溝Tb
から離れ、ステップS14において、主軸頭5が早送り
速度でZ軸方向上側に移動してZ軸切削送り開始位置に
戻り、1シーケンス終了信号が出力される。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。鋼又はアルミ材等切粉
が巻き付やすい工作物の、ボーリング加工時の取り代の
一部に軸方向の溝加工を行って、ボーリング加工時に切
粉が分断されるようにしたので、ボーリングバーに切粉
が巻きついて仕上面に傷を付けたまま加工を続けること
がなくなり、仕上面精度が向上した自動連続加工が可能
になるとともに、チップコンベア等による切粉の排出が
容易となる。また固定サイクル方式の簡単な入力方法に
よりプログラム指令できるようにしたので、プログラム
作成の手間が大幅に減少する。またボーリング加工穴径
が大きくなるに従って、自動的に軸方向溝の数を増すよ
うにしたので、加工穴径が大きくなっても長い切粉が出
ることがなく効果が減少しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のボーリングの前加工方法の説明図で
,比較的小径穴の例を示す図である。
【図2】本実施例のボーリングの前加工方法の説明図で
、比較的大径穴の例を示す図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】たて型マシニングセンタの姿図である。
【図5】ボーリング前加工固定サイクル用制御回路のブ
ロック線図である。
【図6】本実施例の作用説明用フローチャート図である
【図7】従来の技術のボーリング取り代を表す工作物の
穴部拡大図である。
【図8】従来の技術の切粉がボーリングバーに巻き付い
たところを表す図である。
【符号の説明】
W  工作物 Wa,Wb  軸方向溝 T  棒カッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボーリング加工穴径より小径の棒カッ
    タにより削り代の一部に軸方向の溝入加工をしたあとボ
    ーリング加工を行い、切粉が分断されるようにしたこと
    を特徴とするボーリングの前加工方法。
JP3248391A 1991-01-31 1991-01-31 ボーリングの前加工方法 Pending JPH04360704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3248391A JPH04360704A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 ボーリングの前加工方法

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JP3248391A JPH04360704A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 ボーリングの前加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04360704A true JPH04360704A (ja) 1992-12-14

Family

ID=12360233

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3248391A Pending JPH04360704A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 ボーリングの前加工方法

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JP (1) JPH04360704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016014179A1 (de) 2015-12-01 2017-06-01 Fanuc Corporation Numerische Steuerung

Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016014179A1 (de) 2015-12-01 2017-06-01 Fanuc Corporation Numerische Steuerung
CN106814689A (zh) * 2015-12-01 2017-06-09 发那科株式会社 数值控制装置
US10248100B2 (en) 2015-12-01 2019-04-02 Fanuc Corporation Numerical controller
CN106814689B (zh) * 2015-12-01 2019-07-30 发那科株式会社 数值控制装置
DE102016014179B4 (de) * 2015-12-01 2019-11-14 Fanuc Corporation Numerische Steuerung

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