JPH04353205A - 自動車のサイレンサー構造 - Google Patents

自動車のサイレンサー構造

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JPH04353205A
JPH04353205A JP12993991A JP12993991A JPH04353205A JP H04353205 A JPH04353205 A JP H04353205A JP 12993991 A JP12993991 A JP 12993991A JP 12993991 A JP12993991 A JP 12993991A JP H04353205 A JPH04353205 A JP H04353205A
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JP
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silencer
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automobile
suspension cross
end collision
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JP12993991A
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Matsuhiro Tanaka
松広 田中
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、自動車のサイレンサ
ー構造に関し、さらに詳しくは、自動車追突時における
サイレンサーの前方移動を規制する構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の車体底部後方には、排
気系の一部を構成するサイレンサーが配設されることと
なっている。該サイレンサーは、通常剛体により構成さ
れているため、自動車追突時においては車体後部の変形
を抑止する作用を発揮する。なお、車体の一方側にのみ
サイレンサーが配設される場合には、サイレンサー配設
側と反対側の車体構成部材(例えば、リヤフェンダー)
に補強部材を配設することにより、追突時における車体
後部の変形バランスをとるようにしている。
【0003】ところで、サイレンサーが追突時における
変形抑止作用を発揮するためには、サイレンサーが追突
時に車体前方へ移動しないことが肝要であり、通常、サ
イレンサーの車体前方に配置されることとなっているレ
イアウト部品(例えば、サスペンションクロスメンバー
)によってサイレンサーの前方移動が阻止されることと
なっている。
【0004】ところが、自動車の追突時に作用する力の
方向等によっては、サイレンサーが前記レイアウト部品
の下方にもぐりこんでしまって、前方へ移動する場合が
ある。すると、サイレンサーによる追突変形抑止作用が
十分に発揮できなくなるという不具合が発生するおそれ
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記のよ
うな不具合を解消することを課題としてなされたもので
、自動車追突時におけるサイレンサーの前方移動を確実
に阻止し得るようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記課題を解決するための手段として、車体底部後方に配
設されるサイレンサーの前方部位に、剛体からなる適宜
のレイアウト部品を配設するとともに、前記サイレンサ
ーに、自動車追突時におけるサイレンサーの前方移動を
規制すべく前記レイアウト部品の適所に設けられた係合
部に係合する係止部を設けている。
【0007】請求項2の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、前記請求項1記載の自動車のサイレ
ンサー構造において、前記レイアウト部品を、サスペン
ションクロスメンバーとなす一方、前記係止部をサイレ
ンサーの前端に固着された係止爪となしている。
【0008】
【作用】請求項1あるいは2の発明では、上記手段によ
って次のような作用が得られる。
【0009】即ち、自動車追突時には、追突衝撃力によ
って車体後部が変形し、これに伴ってサイレンサーが前
方へ移動するが、その時、サイレンサーの係止部(例え
ば、係止爪)が、レイアウト部品(例えば、サスペンシ
ョンクロスメンバー)の係合部と係合することとなって
、サイレンサーのそれ以上の前方移動が阻止されること
となる。
【0010】
【発明の効果】請求項1あるいは2の発明によれば、車
体底部後方に配設されるサイレンサーの前方部位に、剛
体からなる適宜のレイアウト部品(例えば、サスペンシ
ョンクロスメンバー)を配設するとともに、前記サイレ
ンサーに、自動車追突時におけるサイレンサーの前方移
動を規制すべく前記レイアウト部品(例えば、サスペン
ションクロスメンバー)の適所に設けられた係合部に係
合する係止部(例えば、係合爪)を設けて、自動車追突
時における車体後部の変形に伴ってサイレンサーが前方
移動する時、サイレンサーの係止部(例えば、係止爪)
がレイアウト部品(例えば、サスペンションクロスメン
バー)の係合部に係合するようにしたので、追突時にお
けるサイレンサーの前方移動が阻止されることとなり、
サイレンサーによる追突変形抑止作用(即ち、襲撃吸収
コントロール作用)が確実に発揮できるという優れた効
果がある。
【0011】また、請求項2の発明によれば、サイレン
サー前端に固着された係止爪とサスペンションクロスメ
ンバーの係合部との係合により、追突時におけるサイレ
ンサーの前方移動を阻止し得るようにしているので、サ
イレンサー前端に係止爪を固着するという極めて簡易な
手段によって、サイレンサーによる追突変形抑止作用(
即ち、襲撃吸収コントロール作用)を確保できるという
優れた効果がある。
【0012】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の好
適な実施例を説明する。本実施例は、請求項1および2
の発明に対応するものである。
【0013】本実施例の自動車のサイレンサー1は、図
1に示すように、車体底部後方における一方側に斜め外
向きに配設されており、該サイレンサー1の前方部位に
は、サスペンション装置2を支持するためのサスペンシ
ョンクロスメンバー3が設けられている。本実施例の場
合、該サスペンションクロスメンバー3が、サイレンサ
ー1の前方部位に配設されたレイアウト部品とされてい
るのである。
【0014】前記サイレンサー1は、排気系の一部を構
成するものであり、排気管4の後部に付設されている。
【0015】前記サスペンション装置2は、図1および
図3に示すように、前記サスペンションクロスメンバー
3とホイールサポート5との間に介設されるものであり
、A型のアッパーコントロールアーム6と、I型のロア
コントロールアーム7と、トーコントロールリンク8と
を備えている。
【0016】前記アッパーコントロールアーム6は、そ
の二つの内端部6a,6aを前記サスペンションクロス
メンバー3の上部取付座3aに揺動可能に連結され、そ
の外端部6bを前記ホイールサポート5の上部取付座5
aに揺動可能に連結された構成とされている。
【0017】前記ロアコントロールアーム7は、その内
端部7aを前記サスペンションクロスメンバー3の下部
取付座3bに揺動可能に連結され、その外端部7bを前
記ホイールサポート5の下部取付座5bに揺動可能に連
結された構成とされている。
【0018】前記トーコントロールリンク8は、その内
端部8aを前記サスペンションクロスメンバー3に固着
された支持ブラケット9の上部取付座9aに揺動可能に
連結され、その外端部8bを前記ホイールサポート5の
中間取付座5aに揺動可能に連結された構成とされてい
る。符号10はトーコントロールリンク8の途中に設け
られたオイル封入ブッシュである。
【0019】また、前記アッパーコントロールアーム6
の外端近くには、上端が車体側部材(例えば、サスタワ
ー)に固定されているショックアブソーバ11の下端が
揺動可能に取り付けられている。
【0020】さらに、前記ロアコントロールアーム7の
外端側に近い部分と前記支持ブラケット9の下部外端と
の間には、トレーリングリンク12が介設されており、
該トレーリングリンク12の前端は、支持ブラケット9
の下部取付座9bに揺動可能に連結されている。符号1
3は前記ホイールサポート5とリヤディファレンシャル
(図示省略)との間に介設されるドライブシャフトであ
る。
【0021】しかして、前記サイレンサー1の前端には
、図4に示すように、略L字状の係止爪14が溶接によ
り固着されている。つまり、本実施例の場合、係止爪1
4がサイレンサー1の前方移動規制用の係止部を構成す
ることとなっているのである。
【0022】一方、前記サスペンションクロスメンバー
3には、自動車追突時にサイレンサー1が前方移動した
場合に、該サイレンサー1の係止爪14が係合する部位
に係合部15が設けられている。本実施例の場合、該係
合部15は、サスペンションクロスメンバー3の縦壁を
、係止爪14が係合し易いようにやや肉薄とすることに
より構成されているが、特別な加工を施すことなく、サ
スペンションクロスメンバー3の縦壁をそのまま係合部
とすることも可能である。
【0023】図面中、符号16はサイドフレーム、17
はフロアパルネル、18は燃料タンク、19は後輪であ
る。
【0024】上記のように構成された自動車のサイレン
サー構造は次のように作用する。
【0025】自動車追突時においては、図2に示すよう
に、追突衝撃力によって車体後部が変形し、これに伴っ
てサイレンサー1が前方へ移動するが、その時、サイレ
ンサー1の係止爪14が、サスペンションクロスメンバ
ー3の係合部15と係合することとなって、サイレンサ
ー1のそれ以上の前方移動が阻止されることとなる。つ
まり、係止爪14と係合部15との係合によって、従来
生じるおそれのあったサイレンサー1のサスペンション
クロスメンバー3下方へのもぐりこみが阻止されること
となるのである。
【0026】従って、サイレンサー1は、自動車追突時
において追突変形を抑止する剛体としての作用を有効に
発揮することとなり、襲撃吸収コントロール作用が確実
に発揮されることとなるのである。なお、サイレンサー
1が配設されていない側の車体構成部材(例えば、リヤ
フェンダー)には、剛性強化用の補強部材が配設されて
いるため、追突時における車体変形バランスは保たれる
こととなっている。
【0027】また、本実施例の場合、サイレンサー1前
端に固着された係止爪14とサスペンションクロスメン
バー3の係合部15との係合により、追突時におけるサ
イレンサー1の前方移動を阻止し得るようにしているた
め、サイレンサー1前端に係止爪14を固着するという
極めて簡易な手段によって、サイレンサー1による追突
変形抑止作用(即ち、襲撃吸収コントロール作用)が確
保できるのである。
【0028】上記説明では、サスペンションクロスメン
バーをサイレンサーの前方部位に配設されるレイアウト
部品としたものを実施例としているが、本願発明は、レ
イアウト部品として他の部材を採用するものにも適用可
能である。
【0029】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかるサイレンサー構造を
備えた自動車の後部概略平面図である。
【図2】本願発明の実施例にかかるサイレンサー構造を
備えた自動車の追突時の状態を示す後部概略平面図であ
る。
【図3】本願発明の実施例にかかるサイレンサー構造を
備えた自動車のサスペンションクロスメンバー前方から
見た右側正面図である。
【図4】本願発明の実施例にかかる自動車のサイレンサ
ー構造を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1はサイレンサー、2はサスペンション装置、3はレイ
アウト部品(サスペンションクロスメンバー)、14は
係止部(係止爪)、15は係合部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体底部後方に配設されるサイレンサ
    ーの前方部位に、剛体からなる適宜のレイアウト部品が
    配設されており、前記サイレンサーには、自動車追突時
    におけるサイレンサーの前方移動を規制すべく前記レイ
    アウト部品の適所に設けられた係合部に係合する係止部
    が設けられていることを特徴とする自動車のサイレンサ
    ー構造
  2. 【請求項2】  前記レイアウト部品が、サスペンショ
    ンクロスメンバーとされる一方、前記係止部がサイレン
    サーの前端に固着された係止爪とされていることを特徴
    とする前記請求項1記載の自動車のサイレンサー構造。
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