JPH04323161A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH04323161A
JPH04323161A JP3115503A JP11550391A JPH04323161A JP H04323161 A JPH04323161 A JP H04323161A JP 3115503 A JP3115503 A JP 3115503A JP 11550391 A JP11550391 A JP 11550391A JP H04323161 A JPH04323161 A JP H04323161A
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JP
Japan
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sheet
sheet conveyance
path
paper
passage
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Application number
JP3115503A
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English (en)
Inventor
Saijiro Endo
遠藤 才二郎
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ・複写機など
の画像形成装置、原稿自動給送装置等におけるシート(
用紙)搬送装置に関する。
【0002】ここで、シートは例えば転写用紙・記録用
紙・感光紙・感熱紙・印刷用紙・OHPシート・葉書・
封筒・カード・原稿等の紙葉類(枚葉紙、カットシート
)である。ロール巻の用紙をカット手段で順次に切断さ
せて使用する場合も含む。
【0003】
【従来の技術】便宜上、図11に示した画像形成装置を
例にして説明する。本例の画像形成装置は、電子写真プ
ロセス利用のレーザービームプリンタであり、通常の片
面画像形成機能の他に、多重画像形成機能、両面画像形
成機能を有している。様々なコントローラ(ホスト装置
)に組み合せてそのコントローラについての出力装置と
して使用することができる。例えば、コンピュータやワ
ードプロセッサ等の端末プリンタ、ファクシミリの出力
プリンタ、画像読み取り装置(スキャナ)の出力プリン
タ等である。
【0004】1は矢示の時計方向に所定の周速度(プロ
セススピード)で回転駆動されるドラム型の電子写真感
光体(以下、感光ドラムと記す)である。この回転感光
ドラム1に対して、帯電器2による一様帯電、レーザー
スキャナによるレーザービーム走査露光L、現像器6に
よる現像の工程が順次適用されて目的画像情報に対応し
たトナー画像が形成されていく。
【0005】レーザースキャナは、レーザー発振器3・
回転多面鏡(ポリゴンミラー)4・f−θレンズ・反射
ミラー5等からなり、レーザー発振器3に不図示のコン
トローラから目的画像情報の時系列電気デジタル画素信
号が入力し、レーザー発振器3からは該信号に対応して
変調されたレーザー光が出力され、そのレーザー光で回
転感光ドラム1面が走査露光Lされることで感光ドラム
1面に目的画像情報に対応した静電潜像が形成され、そ
の潜像が現像器6でトナー画像として現像される。
【0006】一方、シートカセット9からは給紙ローラ
10・分離爪により積載収納シート(転写シート)の最
上位シートが1枚宛分離給送され、そのシートが搬送ロ
ーラ11→シートパス12→レジストローラ13を通っ
て回転感光ドラム1と転写器7との間の転写部7aへ所
定のタイミングで導入されることで回転感光ドラム1面
側の形成担持トナー画像が導入シート面側に順次に転写
されていく。転写部7aを通ったシートは感光ドラム1
面から分離されて搬送装置14で定着ローラ対15へ搬
送されて該定着ローラ対15のニップ部を通過すること
により熱と圧力により転写トナー画像が永久固着像とし
てシート面に定着される。
【0007】定着ローラ対15を出たシートは選択され
ている画像形成モードが、(a)片面画像形成モードで
あるか、(b)多重画像形成モードであるか、(c)両
面画像形成モードであるかにより、それぞれ次のような
シート搬送が実行される。
【0008】(a)片面画像形成モードこのモードが選
択されているときは、定着ローラ対15を出たシートは
第1排紙ローラ対(内排紙ローラ対)16に引継がれて
、実線示の略水平の第1姿勢に切換え保持されている第
1フラツパ17の上面側のシートパス(第1シートパス
)18側を進行して揺動自由の第2フラッパ19を押し
上げながら第1フラッパ17と第2フラッパ19との間
を通って第2排紙ローラ対(外排紙ローラ対)20のニ
ップ部にくわえ込まれて排紙トレイ21上に画像面上向
きで排出される(表面排紙、フェースアップ排紙)。
【0009】(b)多重画像形成モードこのモードが選
択されているときは、第1フラッパ17が2点鎖線示の
斜め上向きの第2姿勢に切換え保持される。そして定着
ローラ対15を出て第1排紙ローラ対16に引継がれた
第1回目画像形成済みシートは上記第2姿勢に切換え保
持されている第1フラッパ17の下面側のシートパス(
第2シートパス)22側を進行しレジストローラ13へ
帰還する再搬送シートパス(下搬送シートパス)23を
通って転写部7aへ再搬送される。
【0010】シートは第1回目画像形成済みの面が感光
ドラム1面側となって転写部7aへ再搬送されるので、
その第1回目画像形成済み面に対して第2回目画像が感
光ドラム1面側から順次に転写されていく(多重画像形
成)。
【0011】第2回目画像の転写を受けたシートは以後
は前記の片面画像形成モードの場合と同様に、感光ドラ
ム1面から分離され、搬送装置14→定着ローラ対15
→第1排紙ローラ対16→第1姿勢に再切換えされた第
1フラッパ17の上面側の第1シートパス18→第1と
第2のフラッパ17・19の間→第2排紙ローラ対20
の経路で排紙トレイ21上に多重画像形成面上向きで排
出される(フェースアップ排紙)。
【0012】(c)両面画像形成モードこのモードが選
択されているときは、定着ローラ対15を出た表面(第
1面)画像形成済みシートが前記の片面画像形成モード
の場合と同様に、第1排紙ローラ対16→第1姿勢に切
換え保持されている第1フラッパ17の上面側の第1シ
ートパス18→第1と第2のフラッパ17・19の間→
第2排紙ローラ対20の経路で排紙トレイ21上に排出
搬送されていくが、その排出搬送シートの後端が第1フ
ラッパ17と第2フラッパ19との間を抜け出た後、第
2排紙ローラ対20のニップ部を通過する前に第2排紙
ローラ対20の回転駆動がシート排出方向の正転駆動か
ら逆転駆動に切換えられる。これにより排出トレイ21
上に排出されかかったシートは再び装置本体内へと引き
込まれ(スイッチバック搬送)、第3シートパス24を
進行してレジストローラ13へ帰還する再搬送シートパ
ス23を通って転写部7aへ再搬送される。
【0013】シートは上記のスイッチバック搬送により
再搬送シートパス23に表裏反転して進入するから、画
像形成済みの表面(第1面)側とは反対側の裏面(第2
面)側が感光ドラム1面側となって転写部7aへ再搬送
されるので、そのシート裏面に対して画像が感光ドラム
1面側から順次に転写されていく。
【0014】裏面画像の転写を受けたシートは以後は前
記の片面画像形成モードの場合と同様に感光ドラム1面
から分離され、搬送装置14→定着ローラ対15→第1
排紙ローラ対16→第1姿勢の第1フラッパ17の上面
側の第1シートパス18→第1と第2のフラッパ17・
19の間→第2排紙ローラ対20の経路で排紙トレイ2
1上に裏面画像形成面上向きで排出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述したように上記の
ような画像形成装置は様々なコントローラ(ホスト装置
)と組み合せて、例えば、コンピュータ・ワードプロセ
ッサ等の端末プリンタ、ファクシミリの出力プリンタ、
画像読み取り装置の出力プリンタ等として使用すること
ができるが、この場合に次のような問題があった。
【0016】即ち、コンピュータ・ワードプロセッサ等
の端末プリンタやファクシミリの出力プリンタ等の場合
には、コントローラ側から画像形成装置側へ画像情報が
第1ページ・第2ページ・・・・とページ順に送信され
、そのページ順に画像形成済みシートが出力されるが、
この場合画像形成装置が前述例のようなフェースアップ
排紙タイプのものにおいては排紙トレイ21に第1ペー
ジのシートが最下位で最終ページのシートが最上位で各
ページのシートが画像面上向きの形態で排出堆積した状
態になるので、後からページを揃え直す作業を必要とし
不便である。
【0017】一方、画像読み取り装置の出力プリンタの
場合には、通常複写機において行なわれるようなフェー
スアップ排紙を行なう方が複写動作を実行させながら常
に画像面をチェックすることが可能であるため、前述例
のようなフェースアップ排紙タイプの画像形成装置の方
が都合がよい場合もある。
【0018】逆に、画像形成装置をフェースダウン排紙
(裏面排紙)の構成としたものは、コンピュータ・ワー
ドプロセッサ等の端末プリンタやファクシミリの出力プ
リンタ等としての使用には都合がよくなるが、画像読み
取り装置の出力プリンタとしての使用には不便となる。
【0019】従って、画像形成装置の排紙方式をフェー
スアップ又はフェースダウンの何れか一方に統一化する
ことは困難であった。
【0020】本発明はフェースアップ排紙又はフェース
ダウン排紙の両モードを容易に選択切換して都合のよい
排紙モードでの排紙ができるようにして上記のような問
題点を解消したものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とするシート搬送装置である。
【0022】第1のシート搬送経路と、該第1のシート
搬送経路から分岐させた第2のシート搬送経路と、該経
路分岐部よりもシート搬送方向下流側の第1のシート搬
送経路部分と前記第2のシート搬送経路部分とを連絡さ
せた第3のシート搬送経路と、該第1と第2のシート搬
送経路の分岐点付近に配置した第1と第2のシート搬送
経路の選択切り換え部材と、該第1と第3のシート搬送
経路の連絡部或は第1のシート搬送経路の該連絡部より
もシート搬送方向下流側に配設した、正転逆転切り換え
駆動されるシート搬送手段と、該シート搬送手段の逆転
により逆搬送されるシートを第1のシート搬送経路への
逆進入を阻止し第3のシート搬送経路へガイドする弁部
材と、該第2と第3のシート搬送経路の連絡部或は第2
のシート搬送経路の該連絡部よりもシート搬送方向下流
側に配設した、正転逆転切り換え駆動されるシート搬送
手段と、該シート搬送手段の逆転により逆搬送されるシ
ートを第2のシート搬送経路への逆進入を阻止し第3の
シート搬送経路へガイドする弁部材とを有することを特
徴とするシート搬送装置。
【0023】
【作用】例えば画像形成装置において画像形成シートの
排出は、通常は経路選択切り換え部材を第1のシート搬
送経路を開放する側に切り換え、第1と第3のシート搬
送経路の連絡部或は第1のシート搬送経路の該連絡部よ
りもシート搬送方向下流側に配設したシート搬送手段を
正転駆動させた状態にすることで第1のシート搬送経路
を通して行う。
【0024】この場合のシートの排出がフェースアップ
排紙であれば、フェースダウン排紙にしたいときは経路
選択切り換え部材を第2のシート搬送経路を開放する側
に切り換え、第2と第3のシート搬送経路の連絡部或は
第2のシート搬送経路の該連絡部よりもシート搬送方向
下流側に配設したシート搬送手段を正転駆動させてシー
トを第2のシート搬送経路へ搬送させ、しかる後該搬送
手段を逆転駆動させてシートを第3のシート搬送経路へ
スイッチバック搬送させ、第1と第3のシート搬送経路
の連絡部或は第1のシート搬送経路の該連絡部よりもシ
ート搬送方向下流側に配設したシート搬送手段を正転駆
動させて該シート搬送手段により排紙させることにより
、シートはフェースダウンで排紙される。
【0025】従ってオペレータはフェースアップ排紙又
はフェースダウン排紙の両モードを容易に選択して都合
のよい排紙モードでの排紙ができる。
【0026】弁部材はシート搬送手段の逆転駆動により
スイッチバック搬送されるシートを所要のシート搬送経
路側へ確実に進入させる働きをする。
【0027】
【実施例】以下、図面に示した一実施例について説明す
る。
【0028】本実施例のシート搬送装置は前述の図11
の画像形成装置の定着ローラ対15以降のシート搬送を
行なうものであり、図11のものと共通の構成部材・部
分には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0029】図1は要部の斜視図である。31・32・
33は第1・第2・第3のシートパス(シート搬送路)
18・22・24を構成するシートガイド板である。
【0030】第1と第2のシートパス18・22の選択
切り換え部材としての第1のフラッパ17は横軸(フラ
ッパ軸)17aに一体に取付け支持させてあり、この横
軸17aが正回動又は逆回動されることで前述の略水平
の第1姿勢と斜め上向きの第2姿勢とに切換えられる。
【0031】第2のフラッパ(弁部材)19は第1のフ
ラッパ17の上面側に対応位置していて支軸19aを中
心に揺動自由である。34は第3のフラッパ(弁部材)
であり、このフラッパ34は第1のフラッパ17の下面
側に対応位置していて支軸34aを中心に揺動自由であ
る。
【0032】図2は定着ローラ対15、第1排紙ローラ
対16、第2排紙ローラ対20、第1のフラッパ17、
再搬送シートパス23の入口ローラ対23aの駆動系図
である。
【0033】定着ローラ対15と第1排紙ローラ対16
は装置本体の不図示の駆動モータから動力伝達を受けて
常にシート排出方向に所定の周速度で正転駆動aされる
【0034】35はステッピングモータであり、該モー
タは制御回路(不図示)により正転・逆転切換え制御さ
れる。G1はこのモータ側の駆動ギアである。aを該ギ
アG1の正転方向、bを逆転方向とする。
【0035】この駆動ギアG1に対して第2排紙ローラ
対20の一方のローラの軸に一体のギアG2を噛合させ
てある。またこの駆動ギアG1に対して中間ギアG3を
介して第1のフラッパ17の軸17aに遊嵌支持させた
ギアG4を咬合させてある。更にこの駆動ギアG1に対
してギアトレインG5・G6を介して再搬送シートパス
23の入口ローラ対23aの一方のローラの軸に一体の
ギアG7を咬合させてある。
【0036】駆動ギアG1の正転aに連動して、ギアG
2つまり第2排紙ローラ対20、ギアG4、ギアG7つ
まり入口ローラ対23aがそれぞれ矢示a方向に正転駆
動される。また駆動ギアG1の逆転bに連動してそれぞ
れ矢示b方向に逆転駆動される。
【0037】フラッパ軸17aに遊嵌させたギアG4に
は図3のように摩擦パッド36を介して規制板37がば
ね38により押し付けられている。ギアG4はフラッパ
軸17aに対して自由に回転可能であるが、規制板37
はフラッパ軸17aのDカット部と係合しており軸17
aと一体である。ステッピングモータ35の正転駆動a
に連動してギアG4が正転aすると摩擦パッド36の摩
擦力で規制板37・軸17a・フラッパ17も正転aす
るけれども、ある程度正転aすると規制板37に設けた
爪部分37aが排紙部側板上に設けられた上下一対のス
トッパ39・40の下ストッパ40に受け止められるこ
とでそれ以上の正転aは阻止される。これ以降はギアG
4だけが摩擦パッド36との間ですべりを生じて軸17
a上を空転状態になる。このときのフラッパ17の姿勢
は略水平の第1姿勢aであり、ギアG4が正転aしてい
る限りこの第1姿勢aが安定に保持される。
【0038】ステッピングモータ35が逆転に切換えら
れるとそれに連動してギアG4が逆転bすると摩擦パツ
ド36の摩擦力で規制板37・軸17a・フラッパ17
も逆転bするけれども、ある程度逆転bすると規制板3
7に設けた爪部分37aが上ストッパ39に受け止めら
れることでそれ以上の逆転bは阻止される。これ以降は
ギアG4だけが摩擦パッド36との間ですべりを生じて
軸17a上を空転状態になる。このときのフラッパ17
姿勢は斜め上向きの第2姿勢bであり、ギアG4が逆転
bしている限りこの第2姿勢bが安定に保持される。
【0039】このように第1フラッパ17はモータ35
の正転・逆転に連動して正転時は第1姿勢aに、逆転時
は第2姿勢bに切り換え保持される。
【0040】(a)片面画像形成モード時のシートの排
出(図4) ステッピングモータ35は正転駆動に制御されており、
第1のフラッパ17は第1姿勢aに保持されている。従
って定着ローラ対15を出た片面画像形成済みシートP
は、正転駆動aの第1排紙ローラ対16→第1シートパ
ス18→第1と第2のフラッパ17・19の間→正転駆
動aの第2排紙ローラ対17、の経路で排紙トレイ21
上にフェースアップで排出される。第2のフラッパ19
はシートPの通過時はシートでけられて支軸19aを中
心に押し上げ回動される。
【0041】(b)多重画像形成モード時のシートの排
出(図5) ステッピングモータ35は逆転駆動に制御されており、
第1のフラッパ17は第2姿勢bに保持されている。従
って定着ローラ対15を出た第1回目の画像形成のなさ
れたシートPは、正転駆動aの第1排紙ローラ対16→
第2シートパス22→逆転駆動bの入口ローラ対23a
、の経路で再搬送シートパス23へ進入する。第3のフ
ラッパ34はシートが第2のシートパス22を通過中は
けられて支軸34aを中心に反時計方向に揺動移動し、
シートが通過すると元に戻る。
【0042】そしてこのシートパス23から再びレジス
トローラ13を介して転写部7aへ搬送されて第1回目
の画像形成面と同一面に第2回目の画像転写を受け、搬
送装置14で定着ローラ対15へ搬送される。この間に
ステッピングモータ35が正転駆動に制御され、第1の
フラッパ17は第1姿勢aに切換えられる。これにより
定着ローラ対15を出た多重画像形成済みのシートは以
後は前述(a)の片面画像形成モード時のシート排出(
図4)と同じ経路で排紙トレイ21上にフェースアップ
で排出される。
【0043】(c)両面画像形成モード時のシートの排
出(図6・図7) ステッピングモータ35は正転駆動に制御されており、
第1のフラッパ17は第1姿勢aに保持されている(図
6)。従って定着ローラ対15を出た第1面(表面)画
像形成済みのシートPは前述(a)の片面画像形成モー
ド時のシート排出(図4)と同じ経路で排紙トレイ21
上にフェースアツプで排出されていくが、その排出搬送
シートの後端Paが図6のように第1フラッパ17と第
2フラッパ19との間を抜けて、第2排紙ローラ対20
のニップ部を通過する前にステッピングモータ35が逆
転駆動に切り換え制御される。
【0044】これにより第2排紙ローラ対20が逆転b
して排紙トレイ21上に排出されかかったシートは再び
装置本体内へと引き込まれ(スイッチバック搬送)、搬
送進行先端側となったシート後端Paが第2フラッパ1
9の後辺の案内面19aに当って該案内面で下方へ案内
されて第3シートパス24を進行し、逆転bしている入
口ローラ対23aから再搬送シートパス23へ進入し転
写部7aへ再搬送されていく(図7)。
【0045】シートは上記のスイッチバック搬送により
再搬送シートパス23に表裏反転して進入するから画像
形成済みの第1面とは反対側の第2面(裏面)が感光ド
ラム1面側となって転写部7aへ再搬送されるので、そ
のシート裏面に対して画像転写を受け、搬送装置14で
定着ローラ対15へ搬送される。
【0046】この間にステッピングモータ35が正転駆
動に制御され、第1のフラッパ17は第1姿勢aに切換
えられる。これにより定着ローラ対15を出た両面画像
形成済みシートは以後は前述(a)の片面画像形成モー
ド時のシート排出(図4・図6)と同じ経路で排紙トレ
イ21上に第2面上向きで排出される。
【0047】(d)フェイスダウン排紙モード(図8・
図9) 上記(a)・(b)・(c)の各モードのシート排出は
フェースアップ排紙であるが、これをフェースダウン排
紙とする場合にはその選択キー(不図示)を予め押すこ
とで制御回路にそのモードを指定入力する。
【0048】そうすると片面画像形成モードでの片面画
像形成済みシート、或は多重画像形成モードでの多重画
像形成済みシート、或は両面画像形成モードでの両面画
像形成済みシートが定着ローラ対15を出るまでの間に
ステッピングモータ35が逆転駆動に制御される。
【0049】これにより第1のフラッパ17は第2姿勢
bに保持される(図8)。従って定着ローラ対15を出
た上記のシートは第2シートパス22へ進入して逆転b
している入口ローラ対23aを通って再搬送シートパス
23へ進入していく。そのシートの後端Paが図8のよ
うに第1と第3のフラッパ17・34との間を抜けて、
入口ローラ対32aのニップ部を通過する前にステッピ
ングモータ35が正転駆動に切り換え制御される。第3
のフラッパ34はシートが第2のシートパス22を通過
中はけられて支軸34aを中心に反時計方向に揺動移動
する。シートが通過すると元に戻る。
【0050】これにより正転aに転じられた入口ローラ
対23aによりシートはスイッチバック搬送され第3シ
ートパス24内を第2排紙ローラ対20へ向けて搬送さ
れる。スイッチバック搬送で第2排紙ローラ対20へ至
ったシートは正転aしている該ローラ対20により排紙
トレイ21上へ排出されていく(図9)。このときシー
トは上記のスイッチバック搬送で表裏反転されているか
ら、排紙トレイ21上にフェースダウンで排出される。
【0051】従ってオペレータはフェースアップ排紙又
はフェースダウン排紙の両モードを容易に選択して都合
のよい排紙モードでの排紙ができるのである。
【0052】第2フラッパ19は前記(c)の両面画像
形成モード時に第1シートパス18を通過させた第1面
画像形成済みシートを第2排紙ローラ対20でスイッチ
バック搬送させて第3シートパス24へ進入させるとき
に第1シートパス18への逆進を阻止して第3シートパ
ス24へ確実に進入案内する弁の働きをする。
【0053】第3フラッパ34は上記(d)のフェース
ダウン排紙モード時に第2シートパス22を通過させた
シートを入口ローラ対23aでスイッチバック搬送させ
て第3シートパス24へ進入させるとき第2シートパス
22への逆進を阻止して第3シートパス24へ確実に進
入案内する弁の働きをする。
【0054】上記の弁部材としての第2・第3フラッパ
19・34はフラッパの形態に限るものではなく、例え
ば図10のように弾性を持つシート状の部材19A・3
4Aとすることもできる。
【0055】また本発明のシート搬送装置は、上記実施
例の画像形成装置のシート排出機構に限らず、その他例
えば原稿自動給送装置において原稿を原稿プラテン部や
排出部へフェースアップモード又はフェースダウンモー
ドを任意に選択して給送又は排紙させるための装置とし
ても利用できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明のシート搬送装置に
よれば、例えば画像形成装置において画像形成シートを
フェースアップ排紙又はフェースダウン排紙の何ずれか
都合のよいモードを容易に選択切り換えしてその選択切
り換えモードにて排紙を実行させることができる。
【0057】この際、画像形成装置の片面画像形成機能
・多重画像形成機能・両面画像形成機能を損うことのな
い構成で上記のフェースアップ排紙又はフェースダウン
排紙の切り換え・実行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  一実施例装置の要部の斜視図
【図2】  
駆動系図
【図3】  第1フラッパの姿勢切り換え機構部分の斜
視図
【図4】  片面画像形成モード時のシート排出動作説
明図
【図5】  多重画像形成モード時のシート排出動作説
明図
【図6】  両面画像形成モード時のシート排出動作説
明図(ステッピングモータ正転駆動時)
【図7】  両面画像形成モード時のシート排出動作説
明図(ステッピングモータ逆転駆動時)
【図8】  フェイスダウン排紙モード時のシート排出
動作説明図(ステッピングモータ逆転駆動時)
【図9】
  フェイスダウン排紙モード時のシート排出動作説明
図(ステッピングモータ正転駆動時)
【図10】  弁
部材としての第2・第3フラッパを弾性を持つシート状
の部材にした装置の概略図
【図11】  画像形成装置
の一例の概略図
【符号の説明】
18  第1のシートパス(シート搬送経路)22  
第2のシートパス 24  第3のシートパス 17  第1のフラッパ(経路選択切り換え部材)19
  第2のフラッパ(弁部材) 34  第3のフラッパ(弁部材) 16  第1のシート排紙ローラ対 20  第2のシート排紙ローラ対 23  再搬送シートパス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のシート搬送経路と、該第1のシート
    搬送経路から分岐させた第2のシート搬送経路と、該経
    路分岐部よりもシート搬送方向下流側の第1のシート搬
    送経路部分と前記第2のシート搬送経路部分とを連絡さ
    せた第3のシート搬送経路と、該第1と第2のシート搬
    送経路の分岐点付近に配置した第1と第2のシート搬送
    経路の選択切り換え部材と、該第1と第3のシート搬送
    経路の連絡部或は第1のシート搬送経路の該連絡部より
    もシート搬送方向下流側に配設した、正転逆転切り換え
    駆動されるシート搬送手段と、該シート搬送手段の逆転
    により逆搬送されるシートを第1のシート搬送経路への
    逆進入を阻止し第3のシート搬送経路へガイドする弁部
    材と、該第2と第3のシート搬送経路の連絡部或は第2
    のシート搬送経路の該連絡部よりもシート搬送方向下流
    側に配設した、正転逆転切り換え駆動されるシート搬送
    手段と、該シート搬送手段の逆転により逆搬送されるシ
    ートを第2のシート搬送経路への逆進入を阻止し第3の
    シート搬送経路へガイドする弁部材とを有することを特
    徴とするシート搬送装置。
JP3115503A 1991-04-19 1991-04-19 シート搬送装置 Pending JPH04323161A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312867A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Daiwa Seiko Inc 用紙排出方法
US6042109A (en) * 1997-08-29 2000-03-28 Hewlett-Packard Company Sheet feeding device with compact media path for paper-based and photographic media
JP2012006726A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012086920A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 搬送経路切り替え装置

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