JPH10330012A - プリンタ、スタッカユニット及びスタッカユニットを含むプリンタ - Google Patents

プリンタ、スタッカユニット及びスタッカユニットを含むプリンタ

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JPH10330012A
JPH10330012A JP13690897A JP13690897A JPH10330012A JP H10330012 A JPH10330012 A JP H10330012A JP 13690897 A JP13690897 A JP 13690897A JP 13690897 A JP13690897 A JP 13690897A JP H10330012 A JPH10330012 A JP H10330012A
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JP
Japan
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face
stacker
printer
stacker unit
discharge port
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JP13690897A
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Kazuyasu Sato
和泰 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタのフェイスアップ排出口及びフェイ
スダウン排出口に着脱自在に装着することができるスタ
ッカユニット及びプリンタに関し、複数の使用者に対応
して印刷済み用紙を区別して集積でき、しかもフェイス
ダウン或いはフェイスアップに集積できるスタッカユニ
ット及びプリンタの提供を目的とする。 【解決手段】 印刷済みの記録媒体8を排出ローラ10,1
1 によってフェイスダウン排出口12或いはフェイスアッ
プ排出口13より排出するプリンタであって、フェイスダ
ウン排出口12に第1の装着部14と、フェイスアップ排出
口13に第2の装着部15とを設け、第1の装着部14及び第
2の装着部15は、フェイスダウン排出口12或いはフェイ
スアップ排出口13から排出される記録媒体8が集積され
るスタッカユニット16がどちらにも着脱自在に装着され
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの用紙ス
タック機構に係り、特にトレイを備えたスタッカユニッ
トをプリンタのフェイスアップ排出口及びフェイスダウ
ン排出口に着脱自在に装着することができるプリンタ及
びそのスタッカユニットに関するものである。
【0002】近来、パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等の出力装置として、レーザプリンタやワイヤ
ードットプリンタ等のプリンタが利用されており、これ
らのプリンタには印刷された用紙を印刷面を上に向けて
集積するフェイスアップスタッカと印刷面を下に向けて
ページ順に揃えて集積するフェイスダウンスタッカを備
えており、また、両面印刷のための用紙の表裏反転機構
を備えている。
【0003】しかしながら、最近では、オフィスオート
メーションの進展により、1台のプリンタを複数のパー
ソナルコンピュータ等で共通に使用する場合が多くな
り、印刷した用紙を使用者別に区分して集積できるよう
に、また、後処理を要しないように、或いは複数部の印
刷や多種類の印刷を分類できるように、複数のトレイを
装備したプリンタがあるが、片面印刷だけのプリンタで
あり、しかもフェイスダウン排出部だけに装備したもの
である。
【0004】従って、片面/両面印刷でのフェイスアッ
プ/フェイスダウンの選択が不可能であり、設置する方
向も限られている。そこで、印刷済みの用紙の取り出し
や設置場所等についての種々の要求に対応できる方法が
望まれている。
【0005】
【従来の技術】図13にレーザプリンタの内部側面図を
示す。図において、1aはプリンタ、2aは給紙テーブル、
2bは給紙カセット、2cは裏面印刷用紙収納部、3a〜3cは
用紙8aを繰り出す繰出しローラ、4a〜4cは用紙8aが搬送
される搬送路、5はプリンタ部、6はフェイスダウンス
タッカ、7はフェイスアップスタッカである。
【0006】搬送路4aには、送りローラ9等の搬送機構
及び排出ローラ10a,11a が設けられ、搬送路4aと搬送路
4cの分岐点に切替弁40が設けられている。排出ローラ10
aは、フェイスダウンスタッカ6に対して排出口12aか
ら印刷済みの用紙8aを排出する。排出ローラ11aは、後
述するように、フェイスアップスタッカ7に対して排出
口13aから印刷済みの用紙8aを排出し、フェイスアップ
スタッカ7に対しては搬送路4a上の送りローラとして機
能する。
【0007】給紙テーブル2aは、装置の前面カバーと兼
用で、装置の前側面に回動自在に取り付けられ、装置を
使用しないときには、垂直方向に回動して側面に納めら
れ前面の開口部(用紙8aの給紙口)をカバーし、装置を
使用するときは、図中2点鎖線で示すように、角度θ1
だけ回動した位置まで開く。
【0008】給紙カセット2bと裏面印刷用紙収納部2cは
装置の下方に装備され、給紙カセット2bは、規格サイズ
の用紙8aを収容したカセットであり、裏面印刷用紙収納
部2cは、片面印刷された用紙8aが、切替弁40の切り替え
と排出ローラ11aの逆方向回転によって搬送路4cを矢印
方向に送られて収納されるカセットで、用紙8aは裏面印
刷のため再び繰り出される。
【0009】給紙カセット2b或いは裏面印刷用紙収納部
2cから繰り出された用紙8aは搬送路4bを搬送されて搬送
路4aに進入する。給紙テーブル2a、給紙カセット2b及び
裏面印刷用紙収納部2cから用紙8aを繰り出す繰出しロー
ラ3a〜3dは、同一駆動源による駆動を夫々に対応する図
示していない電磁クラッチの選択作動により回転する。
給紙テーブル2aと給紙カセット2bのどちらから用紙8aを
繰り出すかは、印刷情報(オペレータによって予め指
示)によって指示される。
【0010】給紙テーブル2aを使用して繰り出す用紙8a
は、特殊な用紙、例えば、封筒や葉書のような厚紙で湾
曲搬送が不適当な用紙8a、或いは標準外サイズの用紙8a
の場合が主である。
【0011】プリンタ部5は、感光ドラム50、光学ユニ
ット51、クリーナ52、帯電器53、現像器54、転写器55、
除電器56及び定着器57で構成され、クリーナ52によりク
リーニングされ帯電器53によって帯電された感光ドラム
50の面に、光学ユニット51から印刷情報を光データに変
換したレーザ光等を照射して静電潜像を形成し、現像器
54でトナーによって静電潜像を現像し、供給された用紙
8aに転写器55によって感光ドラム50からトナー像を転写
して、定着器57で、例えば加熱/加圧してトナー像を定
着する。
【0012】フェイスダウンスタッカ6は、装置の上面
に形成され、用紙8aが印刷面を下向きに集積される。フ
ェイスアップスタッカ7は、装置の後面カバーと兼用
で、搬送路4aの片面の一部を構成する部分と一体に形成
(ハッチングで示す。)され、装置の後側面に回動自在
に取り付けられている。フェイスアップスタッカ7を使
用しないときには、図中実線で示すように、垂直方向に
回動して後側面に位置し、用紙8aの排出口13aをカバー
する。
【0013】フェイスアップスタッカ7を使用するとき
は、図中2点鎖線で示すように、角度θ2 だけ回動した
位置まで開く。このとき、搬送路4aの片面の一部を構成
する部分も回動して排出される用紙8aをガイドする位置
にくる。かくて排出ローラ11aによって排出された用紙
8aはフェイスアップスタッカ7上に印刷面を上向きにし
て集積される。
【0014】従って、繰り出された用紙8aは搬送路4aを
搬送され、プリンタ部5で印刷されて、フェイスアップ
スタッカ7が閉じているときは、搬送路4aの終端の排出
口12aの近傍の排出ローラ11aによりフェイスダウンス
タッカ6へ送出され、フェイスアップスタッカ7を開い
たときは、自動的に排出ローラ11aにより排出口13aか
らフェイスアップスタッカ7へ送出される。
【0015】このような構成及び機能を有するので、次
に片面/両面印刷、及びフェイスアップ/フェイスダウ
ン集積の場合の作用を説明する。まず、オペレータが予
め片面印刷か両面印刷かを指定する(印刷情報に指定さ
れる。)と共に、印刷後の用紙8aの集積方法がフェイス
ダウン(片面印刷の場合はページ順になる。両面印刷の
場合は集積される印刷面が目視可能である。)か、フェ
イスアップ(片面印刷の場合は集積される印刷面が目視
可能である。両面印刷の場合はページ順になる。)かを
フェイスアップスタッカ7を閉じておくか開くかによっ
て決めることにより、送りローラ9、排出ローラ10a,11
aの駆動及び切替弁40の切り替え回動動作が制御され
て、所望方法の印刷及び集積ができる。
【0016】両面印刷で用紙8aを搬送路4cに戻すときに
は切替弁40が切り替えられる。即ち、例えば、給紙カセ
ット2bから用紙8aを繰り出す場合で説明すると、 片面印刷を指定して、フェイスアップスタッカ7を閉
じておけば、フェイスダウン(ページ順に揃えて集積)
が指定されたことになり、繰出しローラ3bの回転によっ
て給紙カセット2bから繰り出された用紙8aは搬送路4cよ
り搬送路4aに進み、プリンタ部5で印刷されて送りロー
ラ9及び排出ローラ10aによって送り出されてフェイス
ダウンスタッカ6に集積される。
【0017】片面印刷を指定して、フェイスアップス
タッカ7を開けば、フェイスアップが指定されたことに
なり、繰り出された用紙8aはプリンタ部5で印刷され
て、排出ローラ11aによって排出されてフェイスアップ
スタッカ7に集積される。
【0018】両面印刷を指定してフェイスアップスタ
ッカ7を開けば、フェイスアップ(ページ順を揃えて集
積)が指定されたことになり、プリンタ部5で片面 (例
えば、1ページ、3ページ等の奇数ページ) に印刷され
た用紙8aの後端が切替弁40の位置を通過すると、図示し
ていないセンサが検出して、排出ローラ11aによる用紙
8aの送りが止まり、切替弁40の方向が切り替わり、排出
ローラ11aが逆方向に回転して、用紙8aは搬送路4cから
裏面印刷用紙収納部2cに収納される。
【0019】すると切替弁40は元の方向に戻り、用紙8a
は繰出しローラ3cによって繰り出されて、プリンタ部5
で裏面(例えば、2ページ、4ページ等の偶数ページ)
に印刷して、排出ローラ11aによって排出されてフェイ
スアップスタッカ7に集積される。従って、奇数ページ
が下向きになり、ページ順に集積される。
【0020】両面印刷を指定してフェイスアップスタ
ッカ7を閉じておけば、フェイスダウンを指定したこと
になり、上記の両面印刷でフェイスアップの場合と同様
に、片面印刷した用紙8aが裏面印刷用紙収納部2cに収納
されると、繰出しローラ3cによって繰り出されて、プリ
ンタ部5で裏面に印刷して、搬送路4aを搬送され排出ロ
ーラ10aによって排出されてフェイスダウンスタッカ6
に集積される。
【0021】なお、において、印刷する1ページと2
ページ、3ページと4ページというように、奇数ページ
とこれに続く偶数ページの2ページ分の印刷データを記
憶するメモリを備えて、2ページ分の印刷データを記憶
した上で、片面印刷時に偶数ページの印刷データから出
力して印刷し、裏面印刷では奇数ページの印刷データを
出力して印刷する方法によって、フェイスダウンスタッ
カ6に奇数ページを下向きにしてページ順に集積する方
法もある。
【0022】このようなプリンタにおいて、複数の使用
者の印刷物を区分けして集積したり、複数部の印刷をソ
ートする等のために、複数のトレイを有する装置が、
特開平2−310248号公報、及び特開平5−33
8904号公報に提案されている。
【0023】の方法(従来例1)は、図14に示すよ
うに、複数のトレイ171,172,…を有するソータ6Aを装備
し、排出口12A の近傍にガイド部材120 を設け、ガイド
部材120 を排出口12A の近傍を回動中心としてトレイ17
1,172,…に対応する位置に回動させて、排出ローラ10A
によって排出された印刷済みの用紙8aをガイド部材120
でガイドしてトレイ171,172,…にフェイスダウンでソー
トするようにしたものである。
【0024】の方法(従来例2)は、図15に示すよ
うに、プリンタ本体のフェイスダウンスタッカ6Bの上方
に、複数のトレイ171,172,…と、搬送路4A、複数のゲー
トG1,G2,…及び送りローラR1,R2,…を有する分配排出機
構170 とから成るソータ6Cを装備し、排出ローラ10B に
よって排出される印刷済みの用紙8aをフェイスダウンス
タッカ6Bと搬送路4Aのいずれかの方向へ切り替えて送出
し、搬送路4Aへ送出された用紙8aは複数のゲートG1,G2,
…によって各トレイ171,172,…にガイドされて、送りロ
ーラR1,R2,…によって印刷済みの用紙8aをフェイスダウ
ンでソートするようにしたものである。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、1台のプリンタを複数のパーソナルコンピュータ等
で共通に使用する場合には、印刷したカットシートを使
用者別に区分して集積する必要があるが、これに対応す
ることができない。
【0026】複数のトレイを有するものには、上記の
特開平2−310248号公報、及び特開平5−33
8904号公報に提案されている方法があるが、及び
の方法はいずれも、複数部の印刷済みの用紙を区分け
してページ順に集積するために、複数のトレイを有する
フェイスダウンのソータを装備したものである。
【0027】従って、用紙の取り出し方向や設置方向が
限定され、また、フェイスダウンとフェイスアップの選
択が不可能である。更に、使用者毎に印刷済み用紙を区
分するためには異なる制御が必要となり、しかも複数の
トレイを常に装備しており、トレイの選択機構が複雑で
重量が重くなると共にコストが高くなる。という問題点
がある。
【0028】本発明は、機構が簡単で重量が軽くてコス
トが安く、複数の使用者に対応して印刷済み用紙をフェ
イスダウン或いはフェイスアップのどちらにでも区別し
て集積することができるスタッカユニットを着脱自在に
装着できるプリンタ、そのスタッカユニット及びそのス
タッカユニットを含むプリンタを提供することを目的と
している。
【0029】
【課題を解決するための手段】図1〜図3は本発明の原
理説明図で、図1は請求項1に対応し、図2は請求項2
に対応し、図3は請求項3に対応している。
【0030】図1(a) 及び(b) において、8は記録媒
体、12はフェイスダウン排出口、13はフェイスアップ排
出口、16はスタッカユニット((b) に2点鎖線で示
す。) 10,11 は印刷済みの記録媒体8をフェイスダウン排出口
12或いはフェイスアップ排出口13より排出する排出ロー
ラ、14はフェイスダウン排出口12に設けられ、フェイス
ダウン排出口12から排出される記録媒体8が集積される
スタッカユニット16が着脱自在に装着される第1の装着
部、15はフェイスアップ排出口13に設けられ、フェイス
アップ排出口13から排出される記録媒体8が集積される
スタッカユニット16が着脱自在に装着される第2の装着
部である。
【0031】従って、印刷済みの記録媒体8のフェイス
ダウン排出或いはフェイスアップ排出の所望に応じて、
フェイスダウン排出口12或いはフェイスアップ排出口13
から排出してプリンタ固有のスタッカに集積できると共
に、スタッカユニット16を第1の装着部14か第2の装着
部15のいずれか一方に装着すれば、記録媒体8をフェイ
スダウン排出口12或いはフェイスアップ排出口13から排
出してスタッカユニット16に集積することができ、プリ
ンタ固有のスタッカを含めて複数箇所に集積できるの
で、使用者の要求に応じた集積方法で使用者毎に記録媒
体8を区別して集積することができる。
【0032】図2において、1はプリンタ(2点鎖線で
示す。)、8は記録媒体、12はフェイスダウン排出口、
13はフェイスアップ排出口、14は第1の装着部、15は第
2の装着部、16はスタッカユニット、17はトレイであ
る。
【0033】印刷済みの記録媒体8を排出ローラ10,11
によってフェイスダウン排出口12或いはフェイスアップ
排出口13より排出するプリンタ1のフェイスダウン排出
口12に設けられた第1の装着部14或いはフェイスアップ
排出口13に設けられた第2の装着部15に着脱自在に装着
されるスタッカユニット16であって、スタッカユニット
16は少なくとも1つのトレイ17を有し、第1の装着部14
及び第2の装着部15のどちらにも装着できるように構成
されている。
【0034】従って、印刷済みの記録媒体8のフェイス
ダウン排出或いはフェイスアップ排出の所望に応じて、
スタッカユニット16をプリンタ1の第1の装着部14及び
第2の装着部15のいずれか一方に装着すれば、記録媒体
8をフェイスダウン排出口12或いはフェイスアップ排出
口13から排出してスタッカユニット16のトレイ17に集積
することができ、プリンタ1固有のスタッカ及びトレイ
17の複数箇所に集積できるので、使用者の要求に応じた
集積方法で使用者毎に記録媒体8を区別して集積するこ
とができる。
【0035】図3において、1はプリンタ、8は記録媒
体、10,11 は排出ローラ、12はフェイスダウン排出口、
13はフェイスアップ排出口、17はトレイ、14はフェイス
ダウン排出口12に設けられた第1の装着部、15はフェイ
スアップ排出口13に設けられた第2の装着部、16は少な
くとも1つのトレイ17を有し、第1の装着部14及び第2
の装着部15のどちらにも共通し、印刷済みの記録媒体8
のフェイスダウン排出或いはフェイスアップ排出に応じ
ていずれか一方に着脱自在に装着され、装着されたとき
に、フェイスダウン排出口12或いはフェイスアップ排出
口13より排出される記録媒体8がトレイ17に集積される
スタッカユニットである。
【0036】従って、印刷済みの記録媒体8のフェイス
ダウン排出或いはフェイスアップ排出の所望に応じて、
フェイスダウン排出口12或いはフェイスアップ排出口13
から排出してプリンタ1固有のスタッカに集積できると
共に、スタッカユニット16を第1の装着部14か第2の装
着部15のいずれか一方に装着すれば、記録媒体8をフェ
イスダウン排出口12或いはフェイスアップ排出口13から
排出してスタッカユニット16のトレイ17に集積すること
ができ、プリンタ1固有のスタッカ及びトレイ17の複数
箇所に集積できるので、使用者の要求に応じた集積方法
で使用者毎に記録媒体8を区別して集積することができ
る。
【0037】請求項4:スタッカユニット16は、記録媒
体8の排出方向を複数方向に切替える切替弁を備えた構
成とする。従って、切替弁の切替えで排出方向を選択し
て印刷済みの記録媒体8を集積することができ、複数の
使用者の印刷物を区別することができる。
【0038】請求項5:スタッカユニット16は、排出ロ
ーラ10,11 の駆動力によって駆動して記録媒体8を搬送
する搬送ローラを備えた構成とする。従って、スタッカ
ユニット16に搬送ローラを駆動させる駆動源を備える必
要がなく、機構が簡単で、且つコストの改善を図ること
ができる。
【0039】請求項6:切替弁は、排出ローラ10,11 の
駆動力により切り替えられるように構成されている。従
って、スタッカユニット16に切替弁を切り替える駆動源
を備える必要がなく、機構が簡単で、且つコストの改善
を図ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】従来例で説明したレーザプリンタ
に本発明を適用した実施例を図4〜図12を参照して説
明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0041】図4の側面図に示すように、プリンタ1bの
排出口12a,13a の近傍に、後述するスタッカユニット16
aが着脱自在に装着できる装着部14a,15a が設けられて
いる。
【0042】装着部14a,15a は、プリンタ1bの両サイド
のフレーム18a,18b 、18c,18d に夫々位置決めピン19a,
19b 、19c,19d 及びスタッカユニット16aの装着を検出
するマイクロスイッチ(以下マイクロSWという)S1,S
2 が夫々設けられている。
【0043】マイクロSWS1,S2 は、後述するスタッカ
ユニット装着認識部に連結されている。図5にスタッカ
ユニット16aを装着部14a,15a に装着したプリンタ1bを
示す。
【0044】スタッカユニット16aは、所望のスタック
方法によって装着部14a,15a のいずれか一方に装着され
るので、図5では、装着部14aに装着したときのスタッ
カユニット16aを実線で示し、装着部15aに装着したと
きのスタッカユニット16aを2点鎖線で示している。
【0045】次にスタッカユニット16aの構成を図6〜
図9により説明する。図6の透視側面図及び図8の正面
図は、図が複雑になるので駆動機構(プリンタ1bの本体
に連結してスタッカユニット16aを駆動する。)を省略
して示している。
【0046】図6及び図8に示すように、スタッカユニ
ット16aは、サイドフレーム20a,20b 及びサイドフレー
ム20a,20b に取り付け或いは軸支された複数のトレイ17
a,17b 、搬送ローラ21、切替弁22,23 、用紙ガイド24a,
24b 、送出ローラ25a,25b 及び図示省略した駆動機構
(図8図及び図9参照)で構成されている。
【0047】まず、スタッカユニット16aの装着機構を
説明すると、サイドフレーム20a,20b の下辺にスライド
ローラ200a〜200dが設けられ、下辺前部に位置決めピン
19a,19b に係合する切り欠き穴201a,201b が形成されて
いる。
【0048】切り欠き穴201a,201b の近傍に支点202a,2
02b で中間位置が支持されたレバー203a,203b が設けら
れている。レバー203a,203b の中央部には舌片204a,204
b が設けられ、舌片204a,204b の先端は曲げ形成されて
サイドフレーム20a,20b に明けられた円弧状長穴205a,2
05b に嵌入している。
【0049】レバー203a,203b の先端には切り欠き穴20
1a,201b の上側の円弧に沿った円弧及び斜面が形成さ
れ、レバー203a,203b の他端はスプリング206a,206b に
よって矢印方向に付勢され、常態ではレバー203a,203b
の先端の円弧が切り欠き穴201a,201b の穴内部に僅か進
入し、斜面がサイドフレーム20a,20b の端面より僅か突
出している状態で、舌片204a,204b が円弧状長穴205a,2
05b の前端部に位置している。
【0050】従って、スタッカユニット16aを装着部14
a,15a のいずれか一方に装着するときは、スライドロー
ラ200a〜200dをフェイスダウンスタッカ6a或いはフェイ
スアップスタッカ7aの面上で矢印方向に滑らせて、スタ
ッカユニット16aを排出口12a或いは13aの方向に押
す。
【0051】すると、レバー203a,203b の先端が位置決
めピン19a,19b 、19c,19d に当たってレバー203a,203b
がスプリング206a,206b の弾力に抗して回動して、位置
決めピン19a,19b 或いは19c,19d が切り欠き穴201a,201
b に進入し、スプリング206a,206b の弾力でレバー203
a,203b が逆方向に回動して位置決めピン19a,19b 或い
は19c,19d を押さえてサイドフレーム20a,20b が位置決
めされる。
【0052】このとき、サイドフレーム20aの端面がマ
イクロSWS1或いはS2のアクチュエータを押圧して装着
が検出される。同時に、プリンタ1bの本体側からスタッ
カユニット16a側に回転駆動力を伝達する後述のギヤ同
志が噛合する。
【0053】また、スタッカユニット16aの後述する電
磁クラッチを駆動するための電気的接続は、スタッカユ
ニット16aから引き出した図示していないケーブルの先
端のコネクタを、プリンタ1bの本体に設けられた図示し
ていないコネクタ部に接続することで、マイクロSWS1
或いはS2の検出を条件として有効となる。
【0054】このようにして、スタッカユニット16aを
装着部14a,15a のいずれにも装着することができる。次
にスタッカユニット16aの駆動機構を説明する。図7の
透視側面図及び図9の正面図に示すように、搬送ローラ
21は、同軸にギヤG5を備え、スタッカユニット16aの装
着時に、装着部14aの排出ローラ10aと同軸のギヤG1に
ギヤG3を介して噛合し、或いは装着部15aの排出ローラ
11aと同軸のギヤG2にギヤG4を介して噛合し、排出ロー
ラ10a又は11aの回転で搬送ローラ21が同方向に回転す
る。
【0055】切替弁22は、電磁クラッチ221 の作動で回
転する軸220 にトルクリミッタ222を介して支持されて
いる。軸220 に設けられたプーリP1と搬送ローラ21の軸
に設けられたP2の間にタイミングベルト(以下ベルトと
いう)B1が掛けられている。
【0056】また、切替弁22の一端の近傍にストッパ22
3 が配置され、ストッパ223 の上方に所定距離を置いて
ストッパ224 が配置されており、ストッパ223,224 はサ
イドフレーム20bに固定されている。切替弁22は常態で
は図示省略したスプリングの弾力により図中矢印A方向
に付勢されて、ストッパ223 に係止されている。
【0057】従って、排出ローラ10a或いは11aの正方
向回転中に電磁クラッチ221 を作動させると、軸220 が
矢印B方向に回動して切替弁22がストッパ224 に係止さ
れ、トルクリミッタ222 の作用で軸220 が空転し、切替
弁22は図中2点鎖線で示すように回動位置で停止状態を
継続する。
【0058】かくて、常態位置及び回動位置の2方向へ
の切り替え、即ち、フェイスダウンスタッカ6aの方向
及び搬送ローラ21の方向、或いはフェイスアップス
タッカ7aの方向及び搬送ローラ21の方向の2方向に夫
々切り替えることができる。
【0059】切替弁23は、電磁クラッチ231 の作動で回
転する軸230 にトルクリミッタ232を介して支持されて
いる。軸230 に設けられたプーリP3と搬送ローラ21の軸
に設けられたプーリP2の間にベルトB2が掛けられてい
る。
【0060】また、切替弁23の一端の近傍にストッパ23
3 が配置され、ストッパ233 に所定距離を置いてストッ
パ234 が配置されており、、ストッパ233,234 はサイド
フレーム20bに固定されている。切替弁23は常態では図
示していないスプリングの弾力により図中矢印C方向に
付勢されてストッパ233 に係止されて用紙ガイド24aの
方向にある。
【0061】従って、排出ローラ10a或いは11aの正方
向回転中に電磁クラッチ231 を作動させると、支軸230
が矢印D方向に回動して切替弁23がストッパ234 に係止
され、トルクリミッタ232 の作用によって軸230 が空転
し、切替弁23は回転位置で停止して用紙ガイド24bの方
向に切り替えられる。
【0062】送出ローラ25a,25b は、用紙ガイド24a,24
b の後端部に設けられ、送出ローラ25aに同軸のプーリ
P4と搬送ローラ21の軸に設けられたプーリP2の間にベク
トルB3が掛けられ、送出ローラ25bに同軸のプーリP5と
搬送ローラ21の軸に設けられたプーリP2の間にベルトB4
が掛けられている。従って、搬送ローラ21の回転によっ
て送出ローラ25a,25b が同方向に回転する。
【0063】かくて、装着部14aにスタッカユニット16
aを装着した場合には、3方向のスタックの切り替え、
即ち、切替弁22の常態でフェイスダウンスタッカ6aの
方向、切替弁22の切り替えと切替弁23の常態で用紙ガ
イド24aからトレイ17aの方向、及び切替弁22,23 の
切り替えで用紙ガイド24bからトレイ17bの方向の3方
向に切り替えることができる。
【0064】また、装着部15aにスタッカユニット16a
を装着した場合には、同様の切り替えの有無で、フェ
イスアップスタッカ7aの方向、用紙ガイド24aからト
レイ17aの方向、及び用紙ガイド24bからトレイ17b
の方向の3方向に切り替えることができる。この場合、
両面印刷のときは、片面に印刷された用紙8aは、切替弁
22の常態でフェイスアップスタッカ7aの方向へ一部送出
された後に、排出ローラ11aの逆方向回転で搬送路4cの
方向へ逆送りされる。
【0065】次に、スタッカユニット装着時の制御方法
を説明する。図10の制御ブロック図において、26はM
PU、27はROM、28はRAM、29,30 はセンサアン
プ、31〜37は駆動回路、IFはインタフェース部、PCはパ
ーソナルコンピュータ (以下パソコンという) 、Sは用
紙後端センサ、C1〜C3は電磁クラッチを示す。M1は繰出
しローラ3a〜3cを回転させるモータ、M2,M3 は排出ロー
ラ10a,11a を夫々回転させるモータ、MGは切替弁40を切
り替えるマグネットである。
【0066】なお、破線で示す部分は、スタッカユニッ
ト16a側の部分で、スタッカユニット16aを装着部14a
或いは15aに装着した場合を想定して示している。MP
U26は、ROM27に格納された制御プログラムに従って
各部を制御する。
【0067】ROM27は、プリンタ部制御部270 、用紙
搬送制御部271 、スタッカユニット装着認識部272 、片
面/両面印刷認識部273 、及び集積方法認識部274 の制
御プログラムを格納している。
【0068】プリンタ部制御部270 は、片面或いは両面
印刷の指定に応じてプリンタ部5の印刷動作を制御す
る。用紙搬送制御部271 は、RAM28に記憶されたスタ
ッカユニット16aの装着の有無、及び印刷/集積方法の
指定に応じて用紙8aの繰り出し/搬送を制御する。
【0069】スタッカユニット装着認識部272 は、マイ
クロSWS1,S2 のいずれか一方の検出出力に基づいて、
スタッカユニット16aが装着部14a,15a のどちらに装着
されたかを認識して、装着された方の識別信号をRAM
28のスタッカユニット装着記憶部280 に送る。
【0070】片面/両面印刷認識部273 は、パソコンPC
から送られる印刷情報の初期情報に含まれる片面印刷か
両面印刷かの指定信号を認識して、認識した方法の識別
信号をRAM28の片面/両面印刷記憶部281 に送る。
(実際には、指定がなければ、片面印刷とする。) 集積方法認識部274 は、フェイスアップスタッカ7aを垂
直方向に閉じたままプリンタ1bを使用するか、開いて使
用するかによって決まるフェイスダウンかフェイスアッ
プの指定、及びパソコンPCから送られる印刷情報の初期
情報に含まれるスタッカユニット16aを搭載したときの
フェイスダウンスタッカ6a、フェイスアップスタッカ7
a、トレイ17a,17b のいずれかの指定を認識し、認識し
た方の識別信号を夫々RAM28の集積方法記憶部282 に
送る。
【0071】RAM28は、スタッカユニット装着記憶部
280 、片面/両面印刷記憶部281 及び集積方法記憶部28
2 の領域を備えている。スタッカユニット装着記憶部28
0 は、スタッカユニット装着認識部272 から送られた装
着部14a,15a のどちらか一方の識別信号を記憶する。
【0072】片面/両面印刷記憶部281 は、片面/両面
印刷認識部273 から送られた片面/両面印刷のどちらか
一方の識別信号を記憶する。集積方法記憶部282 は、集
積方法認識部274 から送られたフェイスダウンかフェイ
スアップの指定、及びスタッカユニット16aを搭載した
ときのフェイスダウンスタッカ6a、フェイスアップスタ
ッカ7a、トレイ17a,17b のいずれかの指定を記憶する。
【0073】このような構成及び機能を有するので、次
に図11及び図12のフローチャートにより作用を説明
する。 (1)装着部14aにスタッカユニット16aを装着し、給
紙テーブル2aから用紙8aを繰り出して、片面印刷でスタ
ッカユニット16aのトレイ17a,17b のいずれか一方、或
いはフェイスダウンスタッカ6aに集積する (フェイスア
ップスタッカ7aは垂直位置に閉じている。) 場合を以下
に説明する。(図11参照) まず、装置電源をONし、スタッカユニット16aを装
着部14aに装着し、印刷スタート釦を押下すると、プリ
ンタ部5が起動してマイクSWS1による装着検出信号を
認識し、パソコンPCから送られる印刷情報から、片面印
刷、及び集積位置としてフェイスダウンスタッカ6a、ト
レイ17a或いは17b、集積方法としてフェイスダウンの
指示を認識して、夫々RAM28に記憶する。
【0074】繰出しローラ3bが回転して給紙カセット
2bから用紙8aを繰出し、搬送路4a上の送りローラ9及び
排出ローラ10a,11a が回転(このときスタッカユニット
16aの搬送ローラ21も回転するが用紙8aの搬送には寄与
しない。) し、用紙8aを搬送してプリンタ部5で印刷す
る。
【0075】記憶された集積位置がフェイスダウンス
タッカ6aであれば、印刷した用紙8aを排出ローラ10aか
ら切替弁22の下側方向にガイドして排出し、フェイスダ
ウンスタッカ6aに排出する。
【0076】記憶された集積位置がトレイ17a或いは
17bであれば、に先立って、電磁クラッチ221 の作動
で切替弁22を矢印B方向に回動させストッパ224 で停止
させる。
【0077】ここで、記憶された集積位置がトレイ17
aであれば、上記で印刷した用紙8aを排出ローラ10a
から切替弁22の上側方向にガイドして、搬送ローラ21に
よって用紙ガイド24aに送ってトレイ17aに排出する。
【0078】上記で、記憶された集積位置がトレイ
17bであれば、更に電磁クラッチ231 の作動で切替弁23
を矢印D方向へ回動して、ストッパ234 で切替弁23を停
止させる。
【0079】上記で印刷した用紙8aを排出ローラ11
aから切替弁22の上側方向にガイドして、搬送ローラ21
によって用紙ガイド24bに送ってトレイ17bに排出す
る。 印刷が終了するまで、上記のフローを繰り返し、印刷
終了後、作動している電磁クラッチ221,231 があれば作
動を解除する。 (2)フェイスアップスタッカ7aを開いて装着部15aに
スタッカユニット16aを装着し、給紙カセット2bから用
紙8aを供給して、両面印刷でスタッカユニット16aのト
レイ17a,17b 或いはフェイスアップスタッカ7aに集積す
る場合を以下に説明する。(図12参照) まず、装置電源をONし、スタッカユニット16aを装
着部15aに装着し、印刷スタート釦を押下すると、プリ
ンタ部5が起動してマイクSWS2による装着検出信号を
認識し、パソコンPCから送られる印刷情報から、両面印
刷、及び集積位置としてフェイスアップスタッカ7a、ト
レイ17a或いは17b、集積方法としてフェイスアップの
指示を認識して、夫々RAM28に記憶する。
【0080】すると、繰出しローラ3aが回転して給紙
テーブル2aから用紙8aを繰出し、搬送路4a上の送りロー
ラ9及び排出ローラ10a或いは11aが回転し、用紙8aを
搬送してプリンタ部5で片面に印刷する。
【0081】片面印刷済みの用紙8aの先端を排出ロー
ラ11aによってフェイスアップスタッカ7aの方向へ送
り、用紙8aの後端をセンサSが検出すると、排出ローラ
11aの送りを停止し、切替弁40を切り替えて、排出ロー
ラ11aを逆方向回転し、用紙8aを搬送路4bを経て裏面印
刷用紙収納部2cへ送る。そして切替弁40を復帰する。
【0082】繰出しローラ3cの回転により、裏面印刷
用紙収納部2cから用紙8aを繰り出し、プリンタ部5で用
紙8aの裏面に印刷し、排出ローラ11aによって送り出
す。 記憶された集積位置がフェイスアップスタッカ7aであ
れば、用紙8aを排出ローラ10aから切替弁22の下側方向
にガイドして排出する。
【0083】記憶された集積位置がトレイ17aかトレ
イ17bであれば、電磁クラッチ221の作動で切替弁22を
回動させストッパ224 で停止させる。 ここで、記憶された集積位置がトレイ17aであれば、
用紙8aを排出ローラ11aから切替弁22の上側方向にガイ
ドして、搬送ローラ21及び送出ローラ25aによって送っ
てトレイ17aに排出する。そして電磁クラッチ221 の作
動を解除する。
【0084】上記で、記憶された集積位置がトレイ
17bであれば、更に電磁クラッチ231 の作動で切替弁23
を回動して、ストッパ234 で切替弁23を停止させてお
き、用紙8aを排出ローラ11aから切替弁23の上側方向に
ガイドして、搬送ローラ21及び送出ローラ25bによって
送ってトレイ17bに排出する。そして電磁クラッチ221,
231 の作動を解除する。
【0085】印字が終了するまで、上記のフローを繰
り返す。このようにして、トレイ17a,17b を有するスタ
ッカユニット16aを装着部14a或いは装着部15aに着脱
自在に装着することで、印刷済みの用紙8aをフェイスダ
ウンスタッカ6aとトレイ17a,17b 、或いはフェイスアッ
プスタッカ7aとトレイ17a,17b に集積することができる
ので、片面印刷及び両面印刷に対応でき、しかも、使用
者毎に区分けして集積することができる。従って、スタ
ッカユニット16aの装着位置により、用紙8aの取り出し
や設置場所等に対する使用者の要求に対応することがで
きる。
【0086】また、スタッカユニット16aの搬送ローラ
21及び送出ローラ25a,25b の駆動、及び切替弁22,23 の
切り替えを、プリンタ1b本体側の排出ローラ10a,11a の
駆動力によって行うことができるので、スタッカユニッ
ト16aに駆動源を必要とせず、機構が簡単になり、小型
化及びコストの低減を図ることができる。
【0087】上記実施例では、電子写真印刷方式のプリ
ンタの場合を説明したが、他の方式のプリンタ、例え
ば、ワイヤードットプリンタやインクジェットプリンタ
等でも同様に適用できることは勿論である。
【0088】また、スタッカユニット16aとプリンタ1b
の本体をケーブルで電気的に接続する場合を説明した
が、他の方法、例えば、スタッカユニット16aのサイド
フレーム20a或いは20bに電磁クラッチ221,231 に夫々
対応する接触端子を設けて、プリンタ1bへ装着したとき
に、プリンタ1b側に設けられた接続部に接触するように
構成する方法としても良い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 プリンタのフェイスダウン排出口に第1の装着部及び
フェイスアップ排出口に第2の装着部を設けて、どちら
にも同一スタッカユニットを着脱自在に装着できるよう
に構成することにより、記録媒体のフェイスダウン排出
或いはフェイスアップ排出の所望に応じて、いずれか一
方に装着し、装着した方のフェイスダウン排出口或いは
フェイスアップ排出口から記録媒体を排出して、プリン
タ固有のスタッカを含めて複数箇所に集積することがで
きる。
【0090】従って、使用者の要求に応じた集積方法で
使用者毎に記録媒体を区別して集積することができ、ス
タッカユニットの装着位置により、用紙の取り出しや設
置場所等に対する使用者の要求に対応することができる
プリンタが得られる。
【0091】記録媒体のフェイスダウン排出或いはフ
ェイスアップ排出の所望に応じて、スタッカユニットを
プリンタの第1の装着部及び第2の装着部のいずれか一
方に装着すれば、記録媒体をフェイスダウン排出口或い
はフェイスアップ排出口から排出してスタッカユニット
のトレイに集積することができ、プリンタ固有のスタッ
カ及びトレイの複数箇所に集積できる。
【0092】従って、使用者の要求に応じた集積方法で
使用者毎に記録媒体を区別して集積することができるス
タッカユニット或いはスタッカを含むプリンタが得られ
る。 スタッカユニットの搬送ローラ及び取替弁を駆動させ
る駆動源を、スタッカユニットに備える必要がなく、機
構が簡単で、小型化及びコストの改善を図ることができ
るスタッカユニット及びスタッカを含むプリンタが得ら
れる。という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理説明図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理説明図
【図3】 本発明の請求項3に対応する原理説明図
【図4】 本発明の実施例を示す側面図(その1)
【図5】 本発明の実施例を示す側面図(その2)
【図6】 スタッカユニットの構成を示す透視側面図
(その1)
【図7】 スタッカユニットの構成を示す透視側面図
(その2)
【図8】 スタッカユニットの構成を示す正面図(その
1)
【図9】 スタッカユニットの構成を示す正面図(その
2)
【図10】 実施例の制御ブロック図
【図11】 実施例のフローチャート(その1)
【図12】 実施例のフローチャート(その2)
【図13】 本発明が適用されるプリンタの概要を示す
内部側面図
【図14】 従来例1の構成を示す側面図
【図15】 従来例2の構成を示す側面図
【符号の説明】
1,1a,1bはプリンタ、 6,6a,6Bはフェ
イスダウンスタッカ、6A,6C はソータ、
7,7a はフェイスアップスタッカ、8は記録媒
体、 8aは用紙、10,10a,10A,11,
11a は排出ローラ、 12はフェイスダウン排出口、12
a,13a,12A は排出口、 13はフェイスアッ
プ排出口、14は第1の装着部、 15は
第2の装着部、14a,15a は装着部、
16,16aはスタッカユニット、17,17a,17b,171,172はトレ
イ、 21は搬送ローラ、22,23,40は切替弁、
25a,25b は送出ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷済みの記録媒体を排出ローラによっ
    てフェイスダウン排出口或いはフェイスアップ排出口よ
    り排出するプリンタであって、 前記フェイスダウン排出口に設けられた第1の装着部
    と、 前記フェイスアップ排出口に設けられた第2の装着部と
    を備え、 第1の装着部及び第2の装着部は、フェイスダウン排出
    口或いはフェイスアップ排出口から排出される記録媒体
    が集積されるスタッカユニットがどちらにも着脱自在に
    装着されるように構成されることを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 印刷済みの記録媒体を排出ローラによっ
    てフェイスダウン排出口或いはフェイスアップ排出口よ
    り排出するプリンタの該フェイスダウン排出口に設けら
    れた第1の装着部或いは該フェイスアップ排出口に設け
    られた第2の装着部に着脱自在に装着されるスタッカユ
    ニットであって、 少なくとも1つのトレイを有し、第1の装着部及び第2
    の装着部のどちらにも装着される構成を有することを特
    徴とするスタッカユニット。
  3. 【請求項3】 印刷済みの記録媒体を排出ローラによっ
    てフェイスダウン排出口或いはフェイスアップ排出口よ
    り排出するプリンタであって、 前記フェイスダウン排出口に設けられた第1の装着部
    と、 前記フェイスアップ排出口に設けられた第2の装着部
    と、 少なくとも1つのトレイを有し、第1の装着部及び第2
    の装着部のどちらにも共通し、印刷済みの記録媒体のフ
    ェイスダウン排出或いはフェイスアップ排出に応じてい
    ずれか一方に着脱自在に装着されるスタッカユニットと
    を備えることを特徴とするスタッカユニットを含むプリ
    ンタ。
  4. 【請求項4】 前記スタッカユニットは、記録媒体の排
    出方向を複数方向に切替える切替弁を備えたことを特徴
    とする請求項2或いは請求項3のスタッカユニット及び
    スタッカユニットを含むプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記スタッカユニットは、前記排出ロー
    ラの駆動力によって駆動して記録媒体を搬送する搬送ロ
    ーラを備えたことを特徴とする請求項2或いは請求項3
    のスタッカユニット及びスタッカユニットを含むプリン
    タ。
  6. 【請求項6】 前記切替弁は、前記排出ローラの駆動力
    により切り替えられることを特徴とする請求項4のスタ
    ッカユニット及びスタッカユニットを含むプリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7673984B2 (en) * 2005-02-16 2010-03-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a removable output unit
JP2012046355A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Ncr Corp メディアアイテム搬送装置
CN110884922A (zh) * 2018-09-11 2020-03-17 弗拉马股份公司 用于对从堆叠中单个地输入到盖印机的寄送件进行盖印的方法

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JP2012046355A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Ncr Corp メディアアイテム搬送装置
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