JPH0431893Y2 - - Google Patents

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JPH0431893Y2
JPH0431893Y2 JP9041386U JP9041386U JPH0431893Y2 JP H0431893 Y2 JPH0431893 Y2 JP H0431893Y2 JP 9041386 U JP9041386 U JP 9041386U JP 9041386 U JP9041386 U JP 9041386U JP H0431893 Y2 JPH0431893 Y2 JP H0431893Y2
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JP
Japan
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pillar
floor panel
sill
mount bracket
seat mount
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JP9041386U
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JPS62201181U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車のピラー支持構造に関す
る。
従来の技術 自動車にあつては、例えば第6〜8図に示すよ
うに、サイドメンバ1を取付けたフロアパネル2
の側部にシルインナ3aとシルアウタ3bとで閉
断面構造に形成したサイドシル3を取付けてこの
サイドシル3にセンターピラー4を取付けた構造
のものが知られている。尚、5はクロスメンバ、
6は前席シート後方外側のシートマウントブラケ
ツトを示す(この類似構造は例えば、実開昭56−
25663号公報に示されている)。
考案が解決しようとする問題点 上記の構造にあつては、センターピラー4とサ
イドシル3との接合強度を充分に確保するために
は、サイドシル3あるいはセンターピラー4の閉
断面部を大きくしたり、またこれらサイドシル
3、センターピラー4の板厚を増加してこれに対
処しなければならず、車室空間が狭くなつたり、
車体重量が増加してしまう点が指摘されている。
とりわけ、第8図に示す4ドアハードトツプ型
車のようにセンターピラー4をサイドシル3によ
つて片持ち支持する構造のものにあつては、この
センターピラー4が車幅方向に横倒れを起こし易
いという不具合がある。
そこで、この考案は、フロアパネルに取付ける
サイドメンバとシートマウントブラケツトを有効
利用して、ピラーの支持剛性を高めることができ
る自動車のピラー支持構造を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 フロアパネルの側部に連設されたサイドシルに
ピラーの下側部を接合する一方フロアパネルの上
面に、フロアパネル裏面に接合したサイドメンバ
の取付部にラツプしてサイドシル側へ延びるシー
トマウントブラケツトを接合し、上記ピラーの内
側面からサイドシルの内側面とフロアパネル側部
上面に至る部位にピラーブレースを接合して、こ
のピラーブレースの取付部を上記シートマウント
ブラケツトの取付部にラツプ配置してある。
作 用 ピラーが車幅方向に力を受けるとこの力はピラ
ーブレースとシートマウントブラケツトを介して
サイドメンバに荷重分担されピラーの車幅方向へ
の振れを阻止する。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述す
る。
第1〜5図は、4ドアハードトツプ型車に適用
したものであり、フロアパネル2は車外側に設け
た段差部2aによつて車内側に低くくオフセツト
形成して車室空間の拡大を図るようにしてある。
このフロアパネル2の側部端末にはシルインナ
3aとシルアウタ3bとで閉断面構造に形成した
サイドシル3を取付けてあり、このサイドシル3
のシルアウタ3b上面には、ピラーインナ4aと
ピラーアウタ4bとで閉断面構造に形成したピラ
ーとしてのロツクピラー4Aの下側部を接合して
ある。
一方、フロアパネル2の車外側裏面には車体前
後方向に沿いフロアパネル2との間に閉断面部を
形成するハツト型断面形状のサイドメンバ1を接
合してある。
また、フロアパネル2の上面には、上記サイド
メンバ1の取付部としての取付フランジ1aにラ
ツプ配置してサイドシル3側に延びるシートマウ
ントブラケツト6Aの取付フランジ6aを段差部
2aをまたいで接合してある。
そして、上記ロツクピラー4Aの内側面を構成
するピラーインナ4aの上下方向略中央部からサ
イドシル3の内側面を構成するシルインナ3aを
経て、フロアパネル2の段差部2aに至る部位に
は、ピラーブレースとしてのロツクピラーブレー
ス7を接合してあり、このロツクピラーブレース
7の取付部としての取付フランジ7aを前記シー
トマウントブラケツト6Aの取付部としての取付
フランジ6aにラツプして接合してある。
尚、6bは、シートマウントブラケツト6Aの
取付孔を示し、7bはロツクピラーブレース7の
リブ部を示す。
上記実施例構造によれば、ロツクピラー4Aに
対し矢印に示すように車幅方向に力がかかつた場
合には、この力は、ロツクピラーブレース7、シ
ートマウントブラケツト6Aを介して車体骨格部
材としてのサイドメンバ1に荷重分担されるた
め、ロツクピラー4Aの横倒れは阻止される。
したがつて、ロツクピラー4Aの閉断面部を大
きくしたり、ピラーインナ4a、ピラーアウタ4
bの板厚を増加させなくても良いため、ロツクピ
ラー4Aを小型化できしたがつて車室内空間を広
く確保することができる。
また、この実施例においてはシートマウントブ
ラケツト6Aの取付フランジ6aの一部をロツク
ピラーブレース7の取付フランジ7aとフロアパ
ネル2との間に挟持してあるため、車両前面衝突
時等におけるシートマウントブラケツト6Aの浮
き上がり防止もできる。
考案の効果 以上のようにこの考案によれば、シートマウン
トブラケツトおよびサイドメンバを有効利用して
ピラーの車幅方向の振れに対する剛性を高めるこ
とができ、また、剛性を高めることができる分だ
けピラーを小型化して車室空間を広く確保するこ
とができるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの考案の一実施例を示し、第1
図は斜視図、第2図は第1図−線に沿う断面
図、第3図はサイドメンバとシートマウントブラ
ケツトの配置状態を示す斜視図、第4図は第1図
−線に沿う断面図、第5図は第1図−線
に沿う断面図、第6図は従来技術の第7図−
線に沿う第2図対応断面図、第7図は従来技術の
第1図対応斜視図、第8図は自動車の略示的側面
図である。 1……サイドメンバ、1a……取付フランジ
(取付部)、2……フロアパネル、3……サイドシ
ル、3a……シルインナ(内側面)、4A……ロ
ツクピラー(ピラー)、4a……ピラーインナ
(内側面)、6A……シートマウントブラケツト、
6a……取付フランジ(取付部)、7……ピラー
ブレース(ロツクピラーブレース)、7a……取
付フランジ(取付部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルの側部に連設されたサイドシルに
    ピラーの下側部を接合する一方フロアパネルの上
    面に、フロアパネル裏面に接合したサイドメンバ
    の取付部にラツプしてサイドシル側へ延びるシー
    トマウントブラケツトを接合し、上記ピラーの内
    側面からサイドシルの内側面とフロアパネル側部
    上面に至る部位にピラーブレースを接合して、こ
    のピラーブレースの取付部を上記シートマウント
    ブラケツトの取付部にラツプ配置したことを特徴
    とする自動車のピラー支持構造。
JP9041386U 1986-06-13 1986-06-13 Expired JPH0431893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041386U JPH0431893Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9041386U JPH0431893Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201181U JPS62201181U (ja) 1987-12-22
JPH0431893Y2 true JPH0431893Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=30950249

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JP9041386U Expired JPH0431893Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5817568B2 (ja) * 2012-02-06 2015-11-18 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造

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JPS62201181U (ja) 1987-12-22

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