JPH04303394A - フォークリフトの制御装置 - Google Patents

フォークリフトの制御装置

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JPH04303394A
JPH04303394A JP6852791A JP6852791A JPH04303394A JP H04303394 A JPH04303394 A JP H04303394A JP 6852791 A JP6852791 A JP 6852791A JP 6852791 A JP6852791 A JP 6852791A JP H04303394 A JPH04303394 A JP H04303394A
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青木 完治
Satoshi Matsuda
諭 松田
Toshiyuki Midorikawa
緑川 利幸
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁油圧式で荷役作業
を操作できるフォークリフトの制御装置に関し、特に安
全に作業できるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁油圧式に操作できるフォーク
リフトの制御装置としては、例えば図6に示すものが知
られている(実開昭60−107405 公報)。同図
に示すように油圧ポンプ101からの油圧は電磁比例制
御弁102と図示しないパワーステアリング用の制御弁
(図示省略)に分流されている。電磁比例制御弁102
には、パイロット操作用の油室102aが形成され、こ
の油室102aにはパイロットピストン102bが摺動
自在に嵌合されている。このパイロットピストン102
bは、油路を切り換えるスプール102cと連結してい
る。パイロットピストン102b及びスプール102c
はそれぞれスプリング103a,103bに連結し、油
圧のない状態で中立位置に保持されている。パイロット
ピストン102bの両側には、パイロット流入管路10
2d,102eがそれぞれ設けられている。パイロット
流入管路102d,102eは、電磁開閉弁102f,
102gを介してパワーステアリング用の油圧系と接続
している。従って、電磁開閉弁102f,102gを開
閉することにより、パイロットピストン102b及びス
プール102cが図中左右に移動する。スプール102
cが移動すると、このスプール102cを介して作業機
シリンダ104に圧油が給排され、作業機シリンダ10
4が伸縮する。スプール102cの移動位置により、作
業機シリンダ104に給排される圧油の流量が調整され
、その昇降速度が調整される。作業機シリンダ104と
しては、図示しないフォークをマストに沿って昇降させ
るリフトシリンダ或いはそのマストを傾斜させるチルト
シリンダ等の各種のものが使用できる。
【0003】一方、電磁開閉弁102f,102gはコ
ントローラ105からの流量制御信号により、開閉が制
御される。コントローラ105は、作業機レバー106
からのレバー操作信号により流量制御信号を出力する。 作業機レバー106は、ポテンショメータを備えており
、傾き角度及び傾き方向に応じたレバー操作信号を出力
する。作業機レバー106は、中立位置では出力を出さ
ない。従って、作業機レバー106を操作することで、
電磁開閉弁102f,102gを開閉して電磁比例制御
弁102から作業機シリンダ104に圧油が給排され、
作業機シリンダ104が伸縮してフォークの昇降、マス
トの傾斜等が行われると共に作業機レバー106の傾き
角度を調整すると、作業機シリンダ104への圧油の流
量が調整され昇降速度等を自在に制御することができる
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フォークリフトの荷役
作業においては、一般に、荷物を載置するパレットを使
用して、パレットごと荷物の昇降、運搬を行っている。 このパレットは、荷物を載置する上面を有する荷役台で
あり、フォークの挿入される差入口を形成したものであ
る。従って、フォークリフトにより荷物を持ち上げる場
合には、図7に示すように荷物30を載置したパレット
29にフォーク4を平行に挿入し、その後、図8に示す
ようにチルトシリンダ8によりアウタマスト2を後傾さ
せてフォーク4の先端を持ち上げた後、更に、図9に示
すようにリフトシリンダ1によりアウタマスト2に沿っ
てインナマスト3及びフォーク4を上昇させている。イ
ンナマスト3はアウタマスト2に摺動自在に嵌着し、リ
フトシリンダ1はアウタマスト2に取り付けられている
。リフトシリンダ1のピストンロッド1aの上端には滑
車25が取り付けられ、この滑車25に巻き掛けられた
チェーン26の一端がフォーク4に連結する一方、その
チェーン26の他端はアウタマスト2に固定されて、フ
ォーク4はチェーン26を介して懸架された状態になっ
ている。アウタマスト2は傾斜自在に支持され、チルト
シリンダ8により前傾又は後傾するようになっている。
【0005】逆に、荷物30を下ろす場合には、リフト
シリンダ1によりフォーク4を下降させて(この状態で
は、まだフォーク4の先端は持ち上がった状態である)
パレット29が床面に着地した後に、図10に示すよう
にチルトシリンダ8によりマスト2を前傾させてフォー
ク4の先端を下げて、フォーク4を水平にしてパレット
29から引き抜いている。ここで、フォーク4をパレッ
ト29から引き抜く際に、パレット29に対してフォー
ク4が浮いた状態であればよいが、フォーク4とパレッ
ト29が接触していると、パレット29をフォーク4で
引きずって損傷を与えるばかりか、パレット29に載置
されている荷物30が崩れたり落下する虞がある。この
為、フォーク4をパレット29から引き抜く際には、フ
ォーク4が水平になっているか、フォーク4がパレット
29に接触していないか目視にて確認した後、慎重にフ
ォークを引き抜いている。しかし、高所作業の場合には
、目視による確認も困難であり、ベテラン作業員であっ
ても、パレット29の破損、その上の荷物30の落下等
の不具合を頻繁に招いている。本発明は、上記従来技術
に鑑みてなされたものであり、作業能率を向上させ、壊
れやすい物を破損することなく安全に荷役作業できるフ
ォークリフトの制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の構成は作業機レバーからのレバー操作信号に応じ
た流量制御信号を電磁比例制御弁へ出力するコントロー
ラと、該コントローラからの流量制御信号に応じた圧油
をリフトシリンダ及びチルトシリンダに給排する電磁比
例制御弁と、前記電磁比例制御弁からの圧油によりフォ
ークをマストに沿って昇降させるリフトシリンダと、前
記電磁比例制御弁からの圧油により前記マストを傾斜さ
せるチルトシリンダとを備えたフォークリフトにおいて
、前記マストに傾斜センサを取り付けると共に前記リフ
トシリンダに供給される油圧を検出する油圧センサを設
け、前記傾斜センサにより前記マストが前傾或いは後傾
したことが検出されると前記チルトシリンダにより前記
マストを鉛直とする流量制御信号を出力する手段及び前
記油圧センサにより検出される荷重が空荷重に一致して
いないことが検出されると前記荷重を空荷重に一致させ
るまで前記リフトシリンダにより前記フォークを昇降さ
せる流量制御信号を出力する手段を前記コントローラに
設けたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。図1〜図5に本発明の一実施
例を示す。図4は、本実施例に適用するフォークリフト
の一例を示す斜視図である。即ち、左右一対のアウタマ
スト2にはインナマスト3が摺動自在に嵌着しており、
インナマスト3にはブラケット5及びフォーク4よりな
る昇降部が形成されている。アウタマスト2にはリフト
シリンダ1がそれぞれ取り付けられており、図7〜図1
0に示すようにリフトシリンダ1のピストンロッド1a
の上端には滑車25が取り付けられている。ブラケット
5及びフォーク4にはチェーン26の一端が連結され、
そのチェーン26はピストンロッド1a上端の滑車25
に巻き掛けられて、その他端はアウタマスト2に固定さ
れている。つまり、ブラケット5及びフォーク4はチェ
ーン26により懸架された状態となっている。従って、
リフトシリンダ1を油圧により伸縮させて、そのピスト
ンロッド1aの上端の滑車25を上下に移動させること
によりチェーン26を介してブラケット5及びフォーク
4をアウタマスト2に対して昇降させることができる。 また、アウタマスト2は車体7に前後方向に傾斜可能に
支持され、チルトシリンダ8により鉛直方向から前傾或
いは後傾することができる。従って、荷降ろしの場合に
は、アウタマスト2を前傾してフォーク4の先端を下げ
ることができ、荷上げの場合及び荷物30の運搬時には
アウタマスト2を後傾してフォーク4の先端を上げて夫
々の作業性を良好に保つとともに安全性も確保するよう
になっている。ここで、アウタマスト2には、図4中で
は省略されているが、傾斜センサ24が取り付けられて
いる。従って、この傾斜センサ24でアウタマスト2の
前傾或いは後傾を検出することができる。
【0008】作業機レバー9a,9bは、これらをオペ
レータが操作することにより、コントローラ10及び電
磁比例制御弁11を介してリフトシリンダ1及びチルト
シリンダ8の動作を制御するものであり、緊急停止を行
う為の安全スイッチ12とともにジョイスティックボッ
クス13に収納してある。作業機レバー9c,9d,9
eは各種のアタッチメント、例えば、ロールクランプ、
ベールクランプ等を取り付けた場合に対処するものであ
る。シートスイッチ14は運転席15にオペレータが座
った時に動作するスイッチで、その出力信号はコントロ
ーラ10に出力する。図5は上記フォークリフトの制御
装置の一例を示すブロックである。同図に示すように、
作業機レバー9a,9bはポテンショメータで形成され
ており、電流値が操作量に比例するレバー操作信号S1
 をコントローラ10に送出する。コントローラ10は
、レバー操作信号S1 に基づき電磁比例制御弁11の
スプールの開度を調整する流量制御信号S2 を送出す
る。電磁比例制御弁11は流量制御信号S2 の大きさ
に比例してスプールを移動させて、油圧管路16を流れ
る圧油の流量を制御して、リフトシリンダ1及びチルト
シリンダ8の動作速度を作業機レバー9a,9bの操作
量に対応するように制御する。
【0009】油圧センサ17は、リフトシリンダ1に対
する油圧管路16に配設してあり、この油圧管路16の
油圧を表す油圧信号S3 を送出する。コントローラ1
0は油圧信号S3 を処理してリフトシリンダ1及びチ
ルトシリンダ8に作用する負荷荷重を演算する。更に、
コントローラ10は、警告灯18とともにコンソールボ
ックス19に収めてあるスタータスイッチ20の投入に
より、バッテリ21から電力を供給されて動作すると共
に安全スイッチ12を操作したとき及びシートスイッチ
14が動作せず離席状態のときには流量制御信号S2 
の電流値を零として電磁比例制御弁11の開度を零とす
るように制御する。尚、図中、22は油圧ポンプ、23
は作動油源である。また、電磁比例制御弁11、油圧管
路16、油圧センサ17等の油圧系部品は作業機レバー
9a〜9eの数に対応した数だけ設けてある。本実施例
では、昇降及びチルト動作を行わせるべく昇降用及びチ
ルト用の2個の作業機レバー9a,9bを有しているの
で、2系統の油圧系を設けてもよい。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るフォークリ
フト制御装置の要部を示すものである。即ち、コントロ
ーラ10は、CPU120、クロック発生部121、メ
モリ122、A/Dコンバータ123、インターフェー
ス124、電磁弁駆動回路125、電源回路126及び
バッテリ50等から構成されている。作業機レバー9a
から出力されるレバー操作信号S1、油圧センサ17か
ら出力される油圧信号S3 及び傾斜センサ24から出
力される傾斜信号S4は、A/Dコンバータ123によ
りデジタル信号に変換されてから、CPU120へ送ら
れる。空荷重セットスイッチ27及び自動スイッチ28
の投入信号はインターフェース124を介してCPU1
20に送られる。空荷重セットスイッチ27は、フォー
ク4に荷物30やパレット29が乗せられていない状態
における油圧、つまり、フォーク4及びブラケット5に
よる昇降部の自重による油圧を空荷重として記録するた
めのスイッチである。また、自動スイッチ28は、パレ
ット29からフォーク4を引き抜く際に、フォーク4が
パレット29と非接触の状態とするようにリフトシリン
ダ1及びチルトシリンダ8を動作させるためのスイッチ
である。CPU120の演算結果に基づいて電磁弁駆動
回路125が駆動されて、流量制御信号S2が電磁比例
制御弁11に出力される。
【0011】ここで、空荷重セットスイッチ27を投入
すると、その時の油圧センサ17で検出された油圧信号
S3 を空荷重における油圧信号として記憶する。従っ
て、昇降部の自重による油圧信号を空荷重の油圧信号と
して記憶させる為には、フォーク4にパレット29が非
接触の状態で、この空荷重セットスイッチ27を投入す
る必要がある。また、自動スイッチ28は、着地したパ
レット29からフォーク4を引き抜く際に投入されるも
のであり、これを投入すると、傾斜信号S4に基づくチ
ルトシリンダ8の動作と、油圧信号S3 に基づくリフ
トシリンダ1の動作を連続して実行する。傾斜信号S4
に基づくチルトシリンダ8の動作とは、アウタマスト2
が前傾又は後傾していることが傾斜センサ24による傾
斜信号S4により検出されると、チルトシリンダ8に油
圧を給排してアウタマスト2を鉛直となるようにさせる
ものである。油圧信号S3 に基づくリフトシリンダ1
の動作とは、油圧センサ17により検出された油圧信号
S3 が空荷重において記憶した油圧信号と異なるとき
に、空荷重における油圧信号と一致するまでリフトシリ
ンダ1を伸縮してフォーク4を昇降させるものである。
【0012】このように、自動スイッチ28をONとす
るとチルトシリンダ8、リフトシリンダ1の動作により
フォーク4が着地したパレット29と非接触となるので
、その後パレット29からフォーク4を引き抜いても、
パレット29を損傷させることもなく、また、パレット
29に載置した荷物30を落下させることもない。 尚、通常、チルトシリンダ8を動作させてアウタマスト
2を鉛直とすると、フォーク4が平行となる為、着地し
たパレット29とフォーク4は非接触となると考えられ
る。しかし、その場合でも何らかの原因で、着地したパ
レット29とフォーク4とが接触している場合も否定で
きないので、念には念を入れるために、更に、リフトシ
リンダ1を伸縮させて、空荷重であることを確認してい
るのである。
【0013】上記構成を有する本実施例では、図2及び
図3に示すフローチャートに従ってフォークリフトを制
御する。先ず、図2に示すチルトシリンダの制御では、
初期化を行った後、チルトレバーが中立か否かを判定す
る。チルトレバーが中立でない時には、チルト前傾又は
チルト後傾の制御を行い、レバーの傾きに応じた出力値
を計算して出力する点に関しては、従来と同様である。 チルトレバーが中立の場合には自動スイッチ28がON
となっているか否か判定し、自動スイッチ28がONと
なっている場合には、傾斜センサ24によりアウタマス
ト2の前傾又は後傾が検出されているか否か判定する。 但し、アウタマスト2の鉛直は、厳密な意味の鉛直では
なく一定の幅を有するものとし、傾斜センサ24からの
傾斜信号S4が一定の不感帯に有る場合には、前傾又は
後傾と見做さない。傾斜センサ24によりアウタマスト
2の前傾が検出された場合には、チルトシリンダ8を伸
縮させて、アウタマスト2を後傾するように制御し、逆
に、傾斜センサ24によりアウタマスト2の後傾が検出
された場合には、チルトシリンダ8を伸縮させて、アウ
タマスト2を前傾させるように制御する。傾斜センサ2
4の傾斜信号S4が一定の不感帯に有る場合には、アウ
タマスト2が鉛直、即ち、フォーク4が水平であると見
做して、出力値を0とする。また、自動スイッチ28が
OFFの場合にも、出力値を0とする。
【0014】次に、図3に示すようにリフトシリンダ3
の制御では、初期化を行った後、リフトレバーが中立か
否か判定する。リフトレバーが中立でない場合には、リ
フト上昇又はリフト下降の制御を行う。リフトレバーが
中立の場合には空荷重セットスイッチ27がONか否か
判定し、ONとなっていれば、その時の油圧センサから
の油圧信号S3を、空荷重における油圧信号であるとし
て記憶する。次いで、自動スイッチがONか否か判定し
、自動スイッチ28がONとなっていれば、油圧センサ
17からの現時点での油圧信号S3が空荷重における油
圧信号と一致するか否か判定する。但し、ここで、現時
点での油圧信号S3が空荷重における油圧信号と一致す
るか否かは、厳密な意味の一致ではなく、一定の幅を有
するものであり、空荷重に対して+α、−αの範囲にあ
れば、一致するものと見做す。現時点の油圧信号S3が
空荷重における油圧信号より低い場合には、フォーク4
の下面がパレット29等に接触している場合であり、リ
フトシリンダを伸長させてフォーク4を上昇させる。 逆に、現時点の油圧信号S3が空荷重における油圧信号
より高い場合には、フォーク4の上面がパレット29等
に接触している場合であり、リフトシリンダを縮小して
フォーク4を下降させる。現時点の油圧信号S3が空荷
重における油圧信号と一致する場合には、フォーク4は
パレット29等と非接触であるので、出力値を0とする
。また、自動スイッチ28がOFFの場合にも、出力値
を0とする。
【0015】このように本実施例では、自動スイッチ2
8をONとすると、先ず、図す2に示すようにフォーク
4を水平に調整した後、次いで、図3に示すようにフォ
ーク4が非接触となるように調整する。この為、その後
パレット29からフォーク4を引き抜く場合に、フォー
ク4がパレット29を傷つけたり、パレット29上の荷
物30が落下することもない。特に、高所作業の場合に
は、パレット29に乗せた荷物30を高所に置いて、フ
ォークを引き抜く作業が必要になり、従来では、目視に
てフォークが水平か否か観察した為、誤認を生じやすか
ったが、本実施例では、自動スイッチ28をONとする
だけで簡単に実行することができる。
【0016】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように、本発明の制御装置はパレットからフォークを
引き抜く際に、リフトシリンダ、チルトシリンダを伸縮
させてパレットに対してフォークを非接触の状態になる
ように調整するので、パレットの損傷防止及びパレット
上の荷物の落下を防止することが可能である。特に、高
所作業のように目視にて確認できない状態の場合に有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフォークリフトの制御
装置の要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるチルトシリンダの制
御工程を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例におけるリフトシリンダの制
御工程を示すフローチャートである。
【図4】本発明の適用されるフォークリフトの外観斜視
図である。
【図5】本発明の一実施例に係るフォークリフトの制御
装置の全体的構成を示すブロック線図である。
【図6】従来のフォークリフトの制御装置を示すブロッ
ク線図である。
【図7】パレットにフォークを水平に挿入する様子を示
す説明図である。
【図8】パレットに挿入したフォークの先端をチルトシ
リンダで持ち上げる様子を示す説明図である。
【図9】パレットにフォークを挿入してリフトシリンダ
により上昇させる様子を示す説明図である。
【図10】パレットに挿入したフォークの先端をチルト
シリンダで下げる様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1  リフトシリンダ 1a  ピストンロッド 2  アウタマスト 3  インナマスト 4  フォーク 5  ブラケット 10  コントローラ 11  電磁比例制御弁 14  シートスイッチ 16  油圧管路 17  油圧センサ 18  警告灯 19  コンソールボックス 20  スタータスイッチ 21  バッテリ 22  油圧ポンプ 23  作動油源 24  傾斜センサ 25  滑車 26  チェーン 27  空荷重セットスイッチ 28  自動スイッチ 29  パレット 50  バッテリ 51  断線表示部 120  CPU 121  クロック発生部 122  メモリ 123  A/Dコンバータ 124  インターフェース 125  電磁弁駆動部 126  電源回路 S1 レバー操作信号 S2 流量制御信号 S3 油圧信号 S4 傾斜信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  作業機レバーからのレバー操作信号に
    応じた流量制御信号を電磁比例制御弁へ出力するコント
    ローラと、該コントローラからの流量制御信号に応じた
    圧油をリフトシリンダ及びチルトシリンダに給排する電
    磁比例制御弁と、前記電磁比例制御弁からの圧油により
    フォークをマストに沿って昇降させるリフトシリンダと
    、前記電磁比例制御弁からの圧油により前記マストを傾
    斜させるチルトシリンダとを備えたフォークリフトにお
    いて、前記マストに傾斜センサを取り付けると共に前記
    リフトシリンダに供給される油圧を検出する油圧センサ
    を設け、前記傾斜センサにより前記マストが前傾或いは
    後傾したことが検出されると前記チルトシリンダにより
    前記マストを鉛直とする流量制御信号を出力する手段及
    び前記油圧センサにより検出される荷重が空荷重に一致
    していないことが検出されると前記荷重を空荷重に一致
    させるまで前記リフトシリンダにより前記フォークを昇
    降させる流量制御信号を出力する手段を前記コントロー
    ラに設けたことを特徴とするフォークリフトの制御装置
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