JPH04243658A - 電気制御式ブレーキ装置のフェール検出方法 - Google Patents

電気制御式ブレーキ装置のフェール検出方法

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JPH04243658A
JPH04243658A JP2409791A JP2409791A JPH04243658A JP H04243658 A JPH04243658 A JP H04243658A JP 2409791 A JP2409791 A JP 2409791A JP 2409791 A JP2409791 A JP 2409791A JP H04243658 A JPH04243658 A JP H04243658A
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hydraulic pressure
wheel
brake
wheel cylinder
master cylinder
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JP2409791A
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Kenji Shirai
健次 白井
Toshio Shibakawa
芝川 寿夫
Akira Matsui
章 松井
Yoshiyuki Nakayama
佳行 中山
Tadashi Chiba
正 千葉
Fumiaki Kawabata
川畑 文昭
Hiroo Yoshida
浩朗 吉田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気制御式ブレーキ装置
のフェールを検出する方法に関するものであり、特にマ
スタシリンダとホイールシリンダとを備えた電気制御式
ブレーキ装置のフェールを検出する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車を減速,停止させるためのブレー
キ装置としては、従来、ブレーキペダル等ブレーキ操作
部材の操作によりマスタシリンダに液圧を発生させ、そ
の液圧でホイールシリンダを作動させて、摩擦部材を回
転体に押し付ける液圧式ブレーキ装置が用いられている
。しかし、近年、ホイールシリンダの液圧の制御が電気
的な操作量検出に基づいて行われる電気制御式ブレーキ
装置が提案されている。例えば、特開昭63─2025
6に示されている電気制御式ブレーキ装置は、ブレーキ
操作部材の操作力に応じてブレーキ液圧を発生させるマ
スタシリンダと、車輪の回転を抑制するブレーキを作動
させるホイールシリンダと、マスタシリンダとホイール
シリンダとを連通させる液通路とを含む液圧ブレーキ装
置において、ブレーキ操作部材の操作力またはストロー
クに対応する制動効果を生じさせる高さのブレーキ液圧
を電気制御によって発生させる電気制御液圧源をマスタ
シリンダとは別に設け、電気制御液圧源とマスタシリン
ダとのうち高い液圧を発生させる方をホイールシリンダ
に連通させる切換装置を主液通路に挿入したものである
。電気制御液圧源はマスタシリンダより少しずつ高い液
圧を発生させるようにされており、通常は電気制御液圧
源がホイールシリンダに連通させられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにすれば、電
気制御液圧源が正常である状態では電気制御液圧源の液
圧がホイールシリンダに供給され、電気制御液圧源が故
障した場合には自動的にマスタシリンダの液圧が供給さ
れる。しかし、上記切換装置は構造が複雑なものである
ため、コストが高くなることを避け得ず、また、電気制
御液圧源が故障したことを運転者に知らせることができ
ない。
【0004】本発明は以上の事情を背景として、電気制
御式ブレーキ装置のフェールを簡単に検出する方法を得
ることを課題として為されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ブレー
キ操作部材の操作中の同一時点に検出したマスタシリン
ダの液圧とホイールシリンダの液圧との差が設定範囲外
にあればフェールであるとすることにある。
【0006】
【作用】電気制御式ブレーキ装置において、ブレーキ操
作部材の操作中の同一時点に検出したマスタシリンダの
液圧とホイールシリンダの液圧とは、一般的には等しく
ないが、無関係ではない。例えば、ホイールシリンダの
液圧はマスタシリンダの液圧自体やマスタシリンダの液
圧に所定の係数を掛けた値を表す曲線等に対して、所定
の幅を有する範囲内の値となるように制御されるのであ
る。したがって、ホイールシリンダの液圧が上記範囲外
の値となった場合には電気制御式ブレーキ装置にフェー
ルが発生したこととなる。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、電気制御式ブレーキ装
置におけるフェールを簡単に検出することができる。し
かも、ホイールシリンダの液圧を検出することによって
フェールを検出するために、操作力、ストローク等ブレ
ーキ操作量を検出するセンサ、それらセンサの出力信号
に基づいて目標液圧を決定する手段、ホイールシリンダ
液圧を目標液圧に制御する装置等電気制御式ブレーキ装
置のどの部分にフェールが発生してもそれを検出するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、ブレーキ操作部材としての
ブレーキペダル10がマスタシリンダ12に接続されて
おり、マスタシリンダ12にブレーキペダル10の踏力
に対応する液圧が発生させられる。マスタシリンダ12
は液通路14によって2位置電磁弁16に接続されると
ともに、液通路18によってリザーバ20と接続されて
いる。2位置電磁弁16は、原位置においては液通路1
4と液通路21とを連通させ、ストロークシュミレータ
22を遮断した状態にあるが、ソレノイドが励磁される
と液通路21を遮断し、マスタシリンダ12をストロー
クシュミレータ22に連通させる状態に切り換わる。ス
トロークシュミレータ22はマスタシリンダ12から排
出されるブレーキ液を収容してブレーキペダル10の踏
込みを許容するとともに、踏込みストロークに応じた反
力をブレーキペダル10に与えるものである。液通路2
1は液通路24および液通路25に分岐させられ、液通
路25にはプロポーションバルブ23が設けられている
【0009】液通路24および液通路25はそれぞれ2
股に分岐させられ、各分岐部にそれぞれ1個ずつの2位
置電磁弁26,28が配設されている。2位置電磁弁2
6は、原位置においてマスタシリンダ12とフロントホ
イールシリンダ30とを連通させ、ソレノイドが励磁さ
れると液圧制御弁32とフロントホイールシリンダ30
とを連通させる。2位置電磁弁28も同様に原位置にお
いてマスタシリンダ12とリアホイールシリンダ34と
を連通させ、ソレノイドが励磁されると液圧制御弁36
とリアホイールシリンダ34とを連通させる。
【0010】リザーバ20,ポンプ38およびアキュム
レータ40が液通路42によって互いに接続されており
、リザーバ20の液がポンプ38によって汲み上げられ
、一定範囲の液圧でアキュムレータ40に蓄えられる。 液圧制御弁32はアキュムレータ40,フロントホイー
ルシリンダ30およびリザーバ20と液通路42,液通
路44および液通路46により接続されており、ソレノ
イドの励磁電流の制御により、フロントホイールシリン
ダ30の液圧を励磁電流の大きさに対応する高さに制御
する。液圧制御弁36も同様のものであり、アキュムレ
ータ40,リアホイールシリンダ34およびリザーバ2
0と液通路42,液通路48および液通路46によって
接続されている。
【0011】図2にブレーキペダル10の周辺を拡大し
て示す。ブレーキペダル10はブラケット50に支持軸
52によって回動可能に取り付けられている。また、ス
プリング54がブレーキペダル10のアーム部56とブ
ラケット50との間に張設され、アーム部56側ではピ
ン58に、ブラケット50側では図示しない支持部材に
それぞれ係合させられており、ブレーキペダル10を反
時計回りに付勢している。その結果、ブレーキペダル1
0は常には、クッション材60を介してブレーキスイッ
チ62に当接し、原位置に保たれる。ブレーキスイッチ
62がストッパとしても機能するのである。ブレーキス
イッチ62は図3,図4に示すように、ロッド66,ス
プリング68および接点70を備えている。ロッド66
がクッション材60と当接してスプリング68を圧縮し
ている場合には、接点70同士が離間させられてブレー
キスイッチがOFF状態にあり、クッション材60が離
れてロッド66がスプリング68に押し出された場合に
は接点70同士が接触してON状態となる。
【0012】前記ピン58はブースタロッド74の一端
をブレーキペダル10に連結しており、ブースタロッド
74の他端はブースタ76に至るまで伸び出して図示し
ないリアクションピストンに係合させられている。
【0013】またブースタロッド74には踏力センサと
してのロードセル型踏力検出装置80が配設されている
。ロードセル型踏力検出装置80はペダル部81が踏み
込まれることによって生ずるブースタロッド74の圧縮
力を検出する。
【0014】本ブレーキ装置は制御装置86によって制
御される。制御装置86はCPU87,RAM88,R
OM89,入力部90,出力部91およびバスを含んで
いる。上記ブレーキスイッチ62,踏力センサ80、マ
スタシリンダ12の液圧を検出する液圧センサ94(液
圧センサについては図5で後述する)、アキュムレータ
40の液圧を検出する液圧センサ95、ホイールシリン
ダ30,34の液圧を検出する液圧センサ96,97、
前,後車輪の回転速度を検出する車輪速センサ98,9
9ならびに車体の前後方向の加速度を検出する前後Gセ
ンサ100が、制御装置86の入力部90に接続され、
出力部91には、液圧制御弁32,36および2位置電
磁弁16,26,28が接続されている。制御装置86
のROM89には種々のプログラムが格納されているが
、図6のフローチャートで表される電気制御式ブレーキ
装置のフェール検出プログラムもそのうちの1つである
【0015】液圧センサ94,95,96,97は図5
に示すように取付ねじ102を備えており、これによっ
て液通路14,42,44,48にそれぞれ固定される
。取付けねじ102内には液通路104が形成され、液
通路14,42,44,48の液圧がダイアフラム10
6に伝達されるようになっている。ダイヤフラム106
に伝達された液圧はさらに封入室108の封入液により
センサ110に伝達される。センサ110の出力電圧は
アンプ112で増幅され、ケーブル114によって制御
装置86の入力部90に供給される。
【0016】以上のように構成されたブレーキ装置にお
いて、自動車のキースイッチがOFF状態にある間は2
位置電磁弁16,26,28が図1に示されている位置
にあり、マスタシリンダ12がホイールシリンダ30,
34に連通した状態にある。キースイッチがON状態に
されれば、2位置電磁弁16,26,28が切り換わり
、マスタシリンダ12がストロークシュミレータ22に
連通させられる一方、アキュムレータ40がホイールシ
リンダ30,34に連通させられる。したがって、ブレ
ーキペダル10が踏み込まれると、ストロークシュミレ
ータ22が踏込みストロークに応じた反力をブレーキペ
ダル10に与える。よって、ブレーキペダル10の踏込
みストロークの増大につれて踏力が増大し、図7に示す
ように踏力センサ80の出力電圧が増大する。この出力
電圧が制御装置86に供給され、制御装置86は前後G
センサ100の出力電圧が踏力センサ80の出力電圧に
対して予め定められている高さとなるように液圧制御弁
32,36を介してホイールシリンダ30,34の液圧
を制御する。したがって、自動車は走行路の勾配、積載
荷重、ブレーキパッドの摩擦係数等のいかんを問わず、
ブレーキペダル10の踏力に見合った大きさの減速度で
制御されることとなる。これが電気制御モードであり、
本ブレーキ装置は通常このモードで作動する。
【0017】しかし、操作量センサとしての踏力センサ
80や液圧制御弁32,36にフェールが発生すれば電
気制御モードでの作動は不可能となるため、本ブレーキ
装置は自動的にマニュアルモードに切り換えられるよう
になっている。そのためにキースイッチがON状態にあ
る間、図6のプログラムが他の図示しないプログラムと
共に微小時間毎に繰返し実行される。
【0018】まず、ステップ1(以下、単にS1と表す
。他のステップについても同様)において液圧センサ9
4で検出されたマスタシリンダ12の液圧PM が読み
込まれ、さらにS2において液圧センサ96,97で検
出されたホイールシリンダ30,34の液圧PW が読
み込まれる。ここでは液圧センサ96,97で検出され
た各車輪のホイールシリンダの液圧PW がそれぞれ読
み込まれる。S3においてマスタシリンダ12の液圧P
M の値が10kgf/cm2 以上か否かが判定され
YESと判定されれば、S4においてホイールシリンダ
の液圧PW が、それぞれ5kgf/cm2 以下であ
るか否かが判定され、前記4個のホイールシリンダの液
圧PW のうち少なくとも1個がYESと判定された場
合には電気制御式ブレーキ装置がフェールしているとさ
れ、S5においてマニュアルモードが設定される。それ
に応じて、2位置電磁弁16,26,28が図1の原位
置の状態に切り換えられるのであり、マスタシリンダ1
2がストロークシュミレータ22から切り離され、ホイ
ールシリンダ30,34に連通させられるため、本ブレ
ーキ装置は通常のマニュアルブレーキと同様に作動する
こととなる。
【0019】一方、S4においてホイールシリンダの液
圧PW 4個が全て5kgf/cm2 より大きくNO
と判定された場合には、電気制御式ブレーキ装置は正常
であるため、S6において前述の電気制御モードが設定
される。 またS3においてマスタシリンダ12の液圧PM が1
0kgf/cm2 より小さくNOと判定され、さらに
S7においてホイールシリンダの液圧PW のうち少な
くとも1個が5kgf/cm2 より大きくNOと判定
された場合にはフェールしているとされて、S5におい
てマニュアルモードが設定される。なお、S7において
YESと判定された場合に電気制御式ブレーキ装置が正
常であるとすることも可能であるが、本実施例において
はフェール,正常いずれの判断もされないようになって
いる。本実施例のプログラムはマスタシリンダ液圧が発
生しているのにホイールシリンダ液圧が発生していない
こと、あるいはマスタシリンダ液圧が発生していないの
にホイールシリンダ液圧が発生していることに基づいて
フェールを検出するものである。しかし、マスタシリン
ダ液圧とホイールシリンダ液圧との差が設定範囲外であ
る場合の特殊な例などがあり、一般的には図8,図10
に示す別の実施例のプログラムにより本発明を実施する
ことができる。
【0020】図8のS11において液圧センサ94で検
出されたマスタシリンダ12の液圧PM が読み込まれ
、S12においてそれぞれの車輪のホイールシリンダの
液圧PW のうちで制御装置86によってアンチスキッ
ド制御,トラクション制御,旋回制動時の左右制動力の
配分制御等特殊な制御が行われていない車輪のホイール
シリンダ液圧PW がそれぞれ読み込まれる。S13に
おいて、S12で読み込まれたホイールシリンダ液圧P
W が上限値P1以下,下限値P2以上の値であるか否
かが判定される。ここで上限値P1,下限値P2はマス
タシリンダ12の液圧PM に係数kを掛けた値に一定
の幅ΔPA ,−ΔPB を加えて設定されたものであ
り、図9に示すように P1=k・PM +ΔPA  P2=k・PM −ΔPB  で表される値である。本実施例においては、ホイールシ
リンダ液圧PW が概してマスタシリンダ液圧PM に
係数kを掛けた値に制御させるようになっているため、
上限値P1,下限値P2が上記のように設定されるので
ある。S13においてYESと判定されれば本ブレーキ
装置は正常であり前述の電気制御モードに設定され、ま
た、NOと判定されればフェールしているため前述のマ
ニュアルモードに設定される。
【0021】さらに別の実施例を図10に示す。S21
においてマスタシリンダ液圧PM が読み込まれ、S2
2において車輪番号iが1に設定される。車輪番号iは
各車輪の位置を示すもので、予め設定されたものである
。 本実施例では左前輪(FL)の車輪番号iが1とされ、
以下右前輪(FR),左後輪(RL),右後輪(RR)
の車輪番号iがそれぞれ2,3,4とされている。S2
3においてホイールシリンダ液圧PW (1)としてホ
イールシリンダ液圧PW (FL)が読み込まれる。S
24において液圧PW (FL)が前記設定範囲内にあ
るか否かが判定され、YESと判定された場合にはホイ
ールシリンダ液圧PW (FL)は正常であるとされる
。つぎに、S25において車輪番号i≧4か否かが判定
され、この場合は車輪番号i=1であるのでNOと判定
され、S26において車輪番号iの値がインクリメント
されて、S23に戻り、車輪番号i=2のホイールシリ
ンダ液圧PW (FR)の値が読み込まれる。
【0022】一方、S24においてNOと判定された場
合にはS27において左前輪(FL)について制御装置
86からアンチスキッド制御が行われているか否かが判
定され、YESと判定されればS28においてホイール
シリンダの液圧PW (FL)の値がアンチスキッド制
御時の設定範囲(P4以上P3以下)内にあるか否かが
判定される。ここで、P3,P4はP1,P2と同様に
P3=k・PM +ΔPC  P4=k・PM −ΔPD  で表される値であり、図9に示すようにP3はP1より
大きい値に、P4はP2より小さい値に設定されている
。特定の車輪のホイールシリンダ液圧PW が制御装置
86によってアンチスキッド制御されている場合には、
その車輪のホイールシリンダの液圧PW が前記設定範
囲P2〜P1外の値に制御されていることがあり、その
場合には、その車輪のホイールシリンダ液圧PW が正
常であるにもかかわらず、正常でないと判定されてしま
うこととなる。よって、前記設定範囲P2〜P1より広
い範囲内P4〜P3にその車輪のホイールシリンダ液圧
PW があるか否かが判定されるのである。S28にお
いてYESと判定された場合にはホイールシリンダ液圧
PW (FL)は正常でありS25以降が実行される。 一方、S27においてNOと判定された場合にはアンチ
スキッド制御が行われていないのにホイールシリンダ液
圧PW が設定範囲P2〜P1外にあり、本ブレーキ装
置はフェールしているとされS30においてマニュアル
モードに設定される。また、S28においてNOと判定
された場合にも本ブレーキ装置はフェールしているとさ
れる。
【0023】上述のように、少なくとも1個の車輪のホ
イールシリンダ液圧PW が上記設定範囲外にある場合
にはブレーキ装置がフェールしているとされるが、4個
の車輪のホイールシリンダ液圧PW がすべて正常であ
ると判定された場合には、車輪番号i=4となってS2
5の判定がYESとなり本ブレーキ装置は正常であると
してS29で電気制御モードに設定される。
【0024】また、ブレーキペダル10が所定のストロ
ーク操作される毎に順次ON状態となるスイッチを複数
個設けるなどにより、複数の時点における液圧センサ9
4と液圧センサ96,97の出力値の不整合から電気制
御ブレーキ装置のフェールを検出することも可能である
【0025】その他、特許請求の範囲を逸脱することな
く、当業者の知識に基づいて種々の変形,改良を施した
態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフェール検出方法によ
ってフェールが検出される電気制御式ブレーキ装置の系
統図である。
【図2】上記実施例におけるブレーキスイッチ,踏力セ
ンサおよびブレーキペダルを示す正面図である。
【図3】上記実施例のブレーキスイッチがOFFである
状態を示す正面断面図である。
【図4】上記実施例のブレーキスイッチがONである状
態を示す正面断面図である。
【図5】上記実施例の液圧センサの断面図である。
【図6】図1の制御装置に格納されているプログラムの
1つを示すフローチャートである。
【図7】正常時におけるストロークと踏力センサの出力
電圧値との関係を示したグラフである。
【図8】本発明の別の実施例のプログラムを示すフロー
チャートである。
【図9】正常時における踏力と液圧との関係を示したグ
ラフである。
【図10】本発明のさらに別の実施例のプログラムを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10  ブレーキペダル 30  ホイールシリンダ 34  ホイールシリンダ 56  アーム部 62  ブレーキスイッチ 66  ロッド 68  スプリング 70  接点 80  踏力センサ 86  制御装置 94  液圧センサ 96  液圧センサ 97  液圧センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ブレーキ操作部材の操作中の同一時点
    に検出したマスタシリンダの液圧とホイールシリンダの
    液圧との差が設定範囲外にあればフェールであるとする
    電気制御式ブレーキ装置のフェール検出方法。
JP2409791A 1991-01-23 1991-01-23 電気制御式ブレーキ装置のフェール検出方法 Pending JPH04243658A (ja)

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