JPH04233234A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH04233234A
JPH04233234A JP40896490A JP40896490A JPH04233234A JP H04233234 A JPH04233234 A JP H04233234A JP 40896490 A JP40896490 A JP 40896490A JP 40896490 A JP40896490 A JP 40896490A JP H04233234 A JPH04233234 A JP H04233234A
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JP
Japan
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oxide film
region
base
emitter
electrode
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Pending
Application number
JP40896490A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tomita
豊 富田
Kazuhiro Yoshitake
吉武 和広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置及びその
製造方法に関し、特に、低電流領域で良好な特性が得ら
れ、超微細加工に適した構造を有する集積回路型バイポ
ーラトランジスタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置は、図2(a
)に示すように、P型の半導体基板1上に、N+ 型の
埋込拡散領域2、N型のエピタキシャル層4、絶縁分離
酸化領域5が形成されており、さらに基板表面にP+型
のベース電極用ポリシリコン電極6がその上に酸化膜7
が形成される。次に、図2(b)に示すように、熱処理
を行って、P+ 型のポリシリコン電極6から半導体基
板1内にP+ 型不純物を拡散させて、P+ 型のグラ
フトベース領域8を形成し、その後、CVD法により全
面に酸化膜を形成した後、酸化膜全面をエッチバックす
ることにより、ポリシリコン電極6の側面にサイドオォ
ール10を形成し、さらに、サイドオォール10をマス
クとして、イオン注入法によりP+ 型ベース領域11
を形成する。さらに図2(C)に示すように、エミッタ
電極となるポリシリコン電極12を形成し、ポリシリコ
ン電極12に砒素をイオン注入した後、熱処理を行って
、N+ 型のエミッタ領域13を形成している。以上に
より、この構造のバイポーラ型トランジスタは、ベース
領域11とコレクタ領域4の接合面の深さが0.3μm
程度,エミッタ領域13とベース領域4の接合面の深さ
が0.1μm以下のものであり、自己整合でパターンを
形成しているため、ベース領域4とエミッタ領域13の
表面のパターン間隔も0.2μm程度のものとなってい
た。尚、図2(d)に示すように、エミッタ電極用ポリ
シリコン電極12と同時に、コレクタ電極用ポリシリコ
ン電極14を形成することにより、前記ポリシリコン電
極12形成後の熱処理時に、コレクタ電極用ポリシリコ
ン電極14の下に、N+ 型拡散領域15が形成される
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の半導体装置および製造方法は、ベース領域11形成時
のイオン注入,エミッタ領域13形成時のイオン注入,
あるいは、ベース電極6形成時のドライエッチング、サ
イドウォール10形成時のドライエッチング等によるダ
メージの影響で、ベース領域11およびベース領域11
とエミッタ領域13の接合表面の結晶格子が乱れた不安
定な状態のままであり、ベース電流が数μA以下の低電
流動作領域で、ベース領域11の表面再結合電流や、ベ
ース領域11とエミッタ領域13の接合表面リークによ
り電流増幅率が低下する欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置は
、ベース電極となるポリシリコン電極側面と、サイドウ
ォールとベース領域の接する表面間に熱酸化膜を有し、
ベース領域とエミッタ領域の接合表面に熱酸化膜が形成
されている構造となっている。
【0005】この発明の製造方法は、グラフトベース領
域を形成し、イオン注入によりベース領域を形成した後
、ベース領域の表面およびポリシリ電極の開口側部に熱
酸化膜を形成し、しかる後にサイドウォールを形成する
工程を含むものである。
【0006】
【作用】上記の構造によると、グラフトベースからエミ
ッタまでの表面領域が熱酸化膜に覆われているために、
ベース領域とエミッタ領域の表面が、従来に比べて電気
的に安定する。
【0007】また、上記の製造方法によると、イオン注
入によりベース電極形成後、イオン注入により結晶格子
の乱れたベース領域表面を熱酸化膜に変えて、結晶格子
の乱れた部分を取り除くので、ベース・エミッタ接合表
面を結晶格子の乱れのない部分に終端させることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明について図面を参照して説明
する。図1(a),(b)は、この発明の一実施例の半
導体装置の製造工程に従う縦断面図である。図面におい
て、6はベース電極用ポリシリコン電極,9は熱酸化膜
,10はベース領域11とエミッタ領域13を形成する
時のパターンとなるサイドウォールである。
【0009】図1(a)において、前述の従来方法と同
じくグラフトベース領域8を形成し、イオン注入により
ベース領域11まで形成した後、半導体基板を800℃
〜950℃のスチーム雰囲気で加熱して、ベース領域1
1の表面及びポリシリ電極6の開口側面に、100〜5
00オングストロームの熱酸化膜9を形成する。その後
、全面にCVD法による酸化膜を1000〜3000オ
ングストローム程形成した後、全面をエッチバックし、
図1(b)に示すように、サイドウォール10を形成す
る。その後バッファード弗酸液で全面をスライトエッチ
ングして、エミッタ領域13を形成するための開孔部の
熱酸化膜9を除去する。その後、従来の方法と同じく、
エミッタ電極用ポリシリ電極12を形成し、エミッタ電
極用ポリシリコン電極12に砒素をイオン注入した後、
熱処理を行って、エミッタ領域13を形成する。 尚、コレクタ電極14は、エミッタ電極用ポリシリ電極
12と同時に形成することによって、図1(c)の半導
体装置構造が得られる。
【0010】この半導体装置の構造によると、グラフト
ベース領域8からエミッタ領域13までの表面領域が熱
酸化膜9に覆われているため、ベース領域11表面での
再結合電流の低減と、ベース領域11とエミッタ領域1
3の接合表面のリーク電流低減で、低電流域の電気的特
性、特に電流増幅率が改善される。
【0011】
【実施例2】実施例1は、主にベース表面領域の特性安
定化について記述した。この発明は、熱酸化膜9を、サ
イドウォール膜厚の一部として積極的に用いることが出
来る。すなわち、通常サイドウォール10は、CVD法
で形成する。ところが、十分なカバレッジが得られず形
状が悪い欠点があり、これを熱酸化膜9で改善すること
が可能となる。すなわち、ポリシリ電極6の開口側面に
500オングストロームの熱酸化膜9を形成し、さらに
CVD酸化膜で1500オングストロームのサイドウォ
ール10を形成すると、特に1μm×1μm程度の微細
エミッタを形成する時には、CVD酸化膜のみで200
0オングストローム形成した時より、カバレッジの悪い
最小の酸化膜厚部分が500オングストローム近く改善
される。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、ベー
ス領域およびエミッタ領域の接合表面の界面及びベース
電極用ポリシリ電極の開口側面に熱酸化膜を形成したこ
とにより、ベース領域表面での再結合電流及びベース領
域とエミッタ領域の表面リーク電流を1/10以下に低
減可能となる。
【0013】より具体的に述べれば、従来の例として、
ベース領域表面の再結合電流と、ベース・エミッタ接合
の表面リーク電流は、コレクタ電流が1μA程度のレベ
ルの時、100nA程度迄製造バラツキで生じることが
あった。従って、こうしたベース領域表面の再結合電流
とベース・エミッタ接合の表面リーク電流の影響により
、コレクタ電流1μA程度の領域で、電流増幅率が10
%程度低下していたものが、本発明の実施により電流増
幅率の低下を1%程度に低減出来る効果がある。また、
エミッタ領域の表面も、ベース領域形成時のイオン注入
による結晶格子の乱れた部分が熱酸化膜の除去により除
去される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例の半導体装置の縦断面
図である。
【図2】  従来の半導体装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1  P型半導体基板 2  N+ 型埋込拡散領域 3  P型拡散分離領域 4  N型エピタキシャル層 5  絶縁分離酸化領域 6  P+ 型ベース電極用ポリシリ電極7  酸化膜 8  P+ 型グラフトベース電極 9  熱酸化膜 10  サイドウォール 11  P+ ベース領域 12  N+ エミッタ電極 13  N+ エミッタ領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導電型の半導体基板上に、第2の導
    電型のベース電極用ポリシリ電極と、前記ポリシリ電極
    に接した第2の導電型のグラフトベース領域と、前記ポ
    リシリ電極側面に形成されたCVD酸化膜のサイドウォ
    ールと、前記サイドウォールをマスクパターンとして形
    成された第2の導電型のベース領域と、第2の導電型の
    エミッタ領域とを有する半導体装置において、前記ポリ
    シリ電極側面と、ベース・エミッタ間の接合表面に熱酸
    化膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1の導電型の半導体基板上に、第2の導
    電型のベース電極用ポリシリ電極と酸化膜とを積層形成
    する工程と、前記ポリシリ電極および酸化膜とをパター
    ニングする工程と、前記ポリシリ電極および酸化膜の開
    口部から半導体基板に第2の導電型の不純物イオンを注
    入してベース領域を形成する工程と、前記半導体基板を
    熱酸化してベース領域上およびポリシリ電極の開口側面
    に熱酸化膜を形成する工程と、前記半導体基板の全面に
    CVD法により酸化膜を形成した後、全面をエッチバッ
    クしてサイドウォールを形成する工程と、その後エッチ
    ングしてエミッタ領域形成用の開口部の熱酸化膜を除去
    する工程と、エミッタ電極用ポリシリ電極を形成した後
    、熱処理してエミッタ領域を形成する工程とを含むこと
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
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