JPH0766214A - バイポーラ型半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

バイポーラ型半導体集積回路装置の製造方法

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JPH0766214A
JPH0766214A JP21139793A JP21139793A JPH0766214A JP H0766214 A JPH0766214 A JP H0766214A JP 21139793 A JP21139793 A JP 21139793A JP 21139793 A JP21139793 A JP 21139793A JP H0766214 A JPH0766214 A JP H0766214A
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polycrystalline silicon
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Kazuhide Rikuta
和秀 陸田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベース領域を中心にした一つの素子領域を素
子分離膜間にホトリソグラフィ技術で形成するために
は、その寸法をマスク合わせの余裕を十分にとって形成
する必要があり、ホトリソグラフィ技術の最小寸法にす
ることができなかった問題点を解消し、より高性能のバ
イポーラ型半導体集積回路装置を製造する。 【構成】 不活性ベース領域(外部ベース)116a,
bを活性ベース領域(内部ベース)115の周辺のみ
に、必要最小限の大きさに自己整合的に形成するように
した。そのために、半導体基板上の不活性ベース領域1
16a,b形成対応部分が、ひさし状になる多結晶シリ
コン酸化膜107を形成し、そのひさし下に不純物を含
んだ多結晶シリコン108aを形成し、熱処理によりそ
の多結晶シリコン108aからの拡散で活性ベース領域
115周辺のみに不活性ベース領域116a,bを形成
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高集積、高速動作が可能
なバイポーラ型半導体集積回路装置の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の用途として、特に
高速動作を必要とする分野では、一般にECL/CML
系のバイポーラ型半導体回路装置が用いられる。
【0003】ECL/CML系回路において論理振幅を
一定とした場合には、回路を構成する素子・配線の寄生
容量及びトランジスタのベース抵抗、電流利得帯域帯積
によって回路の動作速度が決定される。寄生容量は低減
することが必要であるが、その中でも特に動作速度への
寄与の大きいベース・コレクタ間接合容量を低減するた
めに、多結晶シリコンを用いてベース電極を素子領域の
外部に引き出し、ベース面積を縮小する方法がある。ま
た、多結晶シリコン抵抗および金属配線を厚い分離酸化
膜上に形成して配線容量を低減する方法が一般に採用さ
れる。
【0004】一方、ベース抵抗を低減する必要がある。
これには、不活性ベース層を低抵抗化すると共に、可能
な限りエミッタ領域に近接させ、また、エミッタ幅を細
くしてエミッタ直下の活性ベース層の抵抗を減少させる
ことが考えられる。
【0005】また、電流利得帯域幅積は大きくすること
が必要である。これはエミッタ接合およびベース接合を
浅接合化すると共にコレクタのエピタキシャル層を薄く
することが有効である。
【0006】これらの事項を実現することを目的として
提案された従来技術として、特開昭63−107167
に開示された製造方法があり、それを図4に示し、以下
に説明する。
【0007】まず、図4(A)に示すように、素子分離
工程後N+ 領域5を形成したシリコン基板1上に200
0〜3000Åの多結晶シリコン6を形成し、ベース電
極を形成する部分に1000〜2000Åの窒化膜7を
選択的に形成する。次に、多結晶シリコン6を選択酸化
し、図4(B)に示すように多結晶シリコン6a,6c
を前記選択酸化で形成された多結晶シリコン酸化膜9に
よって分離し、この多結晶シリコン6a,6cに窒化膜
7を介して1015〜1016cm-2の硼素をイオン注入す
る。次に、図4(C)に示すように、酸化膜9を選択除
去し、エミッタおよびコレクタとなるシリコン基板1
(N+ 領域5などを形成されている。)の表面を露出す
る。次に、該表面と多結晶シリコン6a,6cの露出面
を熱酸化し、1000Å程度の酸化膜14を形成する。
このとき、同時に多結晶シリコン6a,6cから硼素が
拡散し、高濃度不活性ベース(外部ベース)10が形成
される。次に、酸化膜14を介して硼素を1〜5×10
13cm-2イオン注入し、アニールを行って図4(D)に
示すように不活性ベース10に延在する活性ベース(内
部ベース)11を形成し、CVD膜(気相成長膜)15
を全面に被着する。次に、CVD膜15を反応性イオン
エッチングを用いてエッチングする。続いてエミッタ形
成部分の側壁に残存したCVD膜15をマスクとして酸
化膜14をエッチングし、エミッタ開口を行う。同時に
コレクタ電極取出部も開口され、図4(E)に示す構造
となる。次に、図4(F)に示すように、砒素ドープ多
結晶シリコン16を2000〜4000Å形成し、熱酸
化により酸化膜17を形成すると同時にエミッタ12を
拡散形成する。最後に、コンタクトホール開口および金
属電極13a〜13dの形成を行う。
【0008】以上の方法により、活性ベースおよびエミ
ッタの浅接合化並びにエミッタ幅の微細化を実現した。
また、ベース・コレクタ間接合容量も大幅に低減するこ
とが可能になり、トランジスタの高速動作性能を改善で
きた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記製
造方法を用いて得られる装置は以下に述べる問題点を有
していた。
【0010】上記製造方法では、素子分離が完了した基
板に多結晶シリコンを形成した後、シリコン窒化膜のパ
ターンをホトリソグラフィ技術を用いて形成していた。
このシリコン窒化膜のパターンで分離領域に対するエミ
ッタ領域の位置が基本的に決定されることになる。バイ
ポーラ・トランジスタの高速性能を向上させる為に、ベ
ース抵抗は小さい方が好ましく、図4(F)で示したよ
うにエミッタ領域の両側からベース(外部ベース)を引
き出す構造がしばしば用いられる。このためその外部ベ
ースは一般に素子分離膜に接触しており、また、その領
域形成のためのシリコン窒化膜のパターンは分離された
領域の中心に対して対称になっていることが望ましい
が、ホトリソグラフィ技術を用いる為、合わせずれを生
じて極端な場合、片側のベース引き出しが不可能となる
場合がある。したがって、このホトリソグラフィ工程に
よってバイポーラ・トランジスタの性能が大きく変化す
る。従って分離領域形成の際、シリコン窒化膜パターン
形成の為のマスク合せ余裕をあらかじめ充分確保してお
く必要があり、素子動作上の必要以上に、ベース・コレ
クタ接合面積を拡大せざるを得ないという欠点があっ
た。
【0011】更に、上記製造方法では素子分離された領
域の内側にホトリソグラフィ技術の最小寸法まで微細化
することは不可能であった。
【0012】この発明は、以上述べたように、従来の製
造方法では素子分離された領域の内側にホトリソグラフ
ィ技術を用いてさらに微細パターンを形成しなければな
らない為、素子分離間の寸法をホトリソグラフィ技術の
最小寸法にすることができず、バイポーラ・トランジス
タの高性能化を妨げているという問題点を、不活性ベー
ス領域(外部ベース)を活性ベース領域(内部ベース)
周辺のみに自己整合的に形成することで解決して、より
高性能な素子を実現する製造方法を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため本発
明は、バイポーラ型半導体集積回路装置の製造方法とし
て、不活性ベース領域(外部ベース)を活性ベース領域
(内部ベース)の周辺のみに、つまり素子分離酸化膜に
接触しないような必要最小限の大きさの不活性ベース領
域を自己整合的に形成するようにしたものである。その
形成方法として、半導体基板上の不活性ベース領域形成
対応部分が、ひさし状になる多結晶シリコン酸化膜を形
成し、そのひさし下に不純物を含んだ多結晶シリコンを
形成し、熱処理によりその多結晶シリコンからの拡散で
活性ベース領域周辺のみに不活性ベース領域を形成する
ようにしたものである。
【0014】
【作用】前述したように本発明は、不活性ベース領域を
活性ベース領域の周辺に自己整合的に必要最小限の大き
さ形成するようにしたので、前述した窒化膜パターン形
成のマスク合わせの余裕を従来のように確保しておく必
要はなく、寄生容量の削減ができ、トランジスタの高速
動作の向上が図れる。
【0015】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0016】図1ないし図3(A)〜(M)は、この発
明の一実施例の製造工程を示す断面構造図である。
【0017】図1(A)は、従来同様p型基板101に
アンチモン等のN+ 埋込拡散層102を形成しその上に
燐を1016/cm程度含んだ単結晶シリコン103を約
0.8μmエピタキシャル成長させた後、素子分離膜1
04を形成した構造である。
【0018】続いて、図1(B)に示すように、約0.
3μm厚の導電性膜である第1の多結晶シリコン膜10
5をCVD(化学気相成長)法で形成し、続いて、ホト
リソグラフィ技術とエッチング技術を用いて将来素子領
域を形成する領域上に、約0.15μm程度の耐酸化性
膜であるシリコン窒化膜106a,bを選択的に形成す
る。
【0019】このとき、図示しないが、前記多結晶シリ
コン膜105の下に、絶縁膜である酸化膜を形成しても
よい。これは、図2(E)に示す後工程で、エミッタ・
コレクタ引き出し領域の多結晶シリコン108aをエッ
チングする際のストッパーとなり、エピタキシャル層1
03にエッチングダメージを与えないためである。
【0020】また、このとき、高速性能を必要とするト
ランジスタには、ホトリソグラフィ技術の最小寸法で1
06a,106bを形成することが望ましい。
【0021】続いて、図1(C)に示すように、シリコ
ン窒化膜106a,106bをマスクとして選択酸化を
行ない、多結晶シリコン酸化膜107を得る。この時、
シリコン窒化膜106a,106bの底面に添った横方
向の酸化を進行させて、いわゆるバーズビークを形成す
ると、第1の多結晶シリコン膜105に傾斜形状が形成
される。ここで、選択酸化されずに残ったシリコン窒化
膜106a,b下の第1の多結晶シリコンを108a,
108bとする。(このとき、前記多結晶シリコン酸化
膜107は約6000Å程度になる)続いて、図1
(D)に示すように、シリコン窒化膜106a,106
bを除去し、イオン注入法を用いて、20〜40keV
の加速エネルギーでドーズ量1015〜1016cm-2の硼
素を全面に打ち込み導電膜化し、その後、900℃〜1
000℃、40分程度の熱処理を行う事により、多結晶
シリコン108a,108b中に硼素を拡散させる。
【0022】次に、図2(E)に示すように、異方性エ
ッチングを行って、エミッタ・コレクタ引き出し領域の
多結晶シリコン108a,108bをエッチングする。
このとき、前述したように、多結晶シリコン膜105
(この工程では一部多結晶シリコン酸化膜107となっ
て)の下に酸化膜があれば、前記エッチングのストッパ
ーとなるが、この後、露出した酸化膜は除く。そして、
- 型エピタキシャル層103を露出させる。この時、
多結晶シリコン酸化膜107のひさしの下には、多結晶
シリコン108a,108bが残る。その後、レジスト
パターンを用い、コレクタ領域側(図の右側)の多結晶
シリコン108bを除去し(エミッタ側(図の左側)は
残す)、その後レジストを除去する。
【0023】続いて、図2(F)に示すように、緩衝弗
酸液を用いて多結晶シリコン酸化膜107を約4000
Å程度エッチングする。この時、多結晶シリコン108
aの傾斜部分が露出する。また、そのエッチングで、前
述した多結晶シリコン膜105下に酸化膜を形成してお
れば、露出したその酸化膜はここで完全に除去される。
【0024】次に、図2(G)に示すように、CVD法
を用いて全面に約3000Å程度の第2の多結晶シリコ
ン膜109を形成する。その後、レジスト110を用い
て段差部(前記工程までにできたエミッタ側、コレクタ
側の凹部)を埋め込み、その後、イオン注入法を用い
て、硼素を15〜20keV程度の加速エネルギーでド
ーズ量3〜5×1016cm-2を打ち込み、約900℃、
30〜40分程度の熱処理を行う事により、第2の多結
晶シリコン109に拡散させる(図示した多結晶シリコ
ン111の部分には硼素は拡散されない)。
【0025】次に、図2(H)に示すように、KOH等
のアルカリ性エッチング溶液を用いて、多結晶シリコン
109をエッチングする。すると、前記レジスト110
がないため硼素を高濃度に含んだ部分はエッチングされ
ず、硼素の拡散していない多結晶シリコン111が図示
したようにエッチングされ、N- 型エピタキシャル層1
03が露出する。
【0026】続いて、図3(I)に示したように、CV
D法を用いて第3の多結晶シリコン膜113を形成す
る。次に凹部112にレジストを埋め込んだ後、イオン
注入法を用いて20〜40keVの加速エネルギーでド
ーズ量1015〜1016cm-2の硼素を多結晶シリコン1
13に打ち込み、凹部112のレジストを除去した後、
800〜900℃で熱酸化を行って凹部112の底部他
全面に形成された多結晶シリコン113を図3(J)に
示すようにシリコン酸化膜114とする。
【0027】このとき、前記レジストがないため、高濃
度に硼素がドープされた凹部112以外の多結晶シリコ
ン領域は、凹部112底部の多結晶シリコン領域に比べ
て酸化速度が速く、2〜3倍の膜厚のシリコン酸化膜1
14が形成されることになる。
【0028】次に、図3(K)に示すように、シリコン
酸化膜114を異方性エッチングによって、N- 型エピ
タキシャル層103を露出させる。このとき第2の多結
晶シリコン109上のシリコン酸化膜114は膜厚差の
ため残留する。
【0029】続いて、N- 型エピタキシャル層103を
薄く酸化して50〜100Å程度シリコン酸化膜(図示
せず)を形成した後、レジストパターンを用い、内部ベ
ース領域115のみ選択的にイオン注入法で硼素を打ち
込み(加速エネルギーは10〜30keV、ドーズ量は
1013cm-2程度)、そのベース領域115形成後レジ
ストを除去する。
【0030】次にアニールを行って、内部ベース領域
(活性ベース)115と、多結晶シリコン108aから
の硼素の拡散によって形成される外部ベース領域(不活
性ベース)116a,116bを内部ベース115と接
続する。また、このとき、外部ベース116a,116
bは拡散により、内部ベース115と反対側の部分は導
電性膜である多結晶シリコン酸化膜107と接触する。
【0031】つまり、外部ベース領域116a,116
bを内部ベース領域115の周辺に、自己整合的に形成
するのである。
【0032】次に、図3(L)に示すように、N- 型エ
ピタキシャル層103上の薄いシリコン酸化膜(図示せ
ず)を除去した後、多結晶シリコンを形成しイオン注入
法を用いて砒素をこの多結晶シリコンに注入し(加速エ
ネルギーは40keV、ドーズ量は1016cm-2
度)、エミッタ多結晶シリコン電極117a、コレクタ
多結晶シリコン電極117bを形成する。
【0033】砒素をドーピングした多結晶シリコン11
7a,117bをシリコン酸化膜118で覆った後、ア
ニールを行なって多結晶シリコン117a,117bか
らの砒素の拡散により、エミッタ領域119を形成す
る。
【0034】このとき、コレクタ引き出し部120にも
砒素が拡散されてコレクタ抵抗を引き下げる。この後、
図3(M)に示すように、エミッタ・ベースコレクタの
コンタクトホールを開孔し、さらに金属電極121a,
121b,121cを形成する。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、バイポーラ型半導体集積回路装置における不活
性ベース領域を活性ベース領域の周辺のみに自己整合的
に形成するようにしたので、ベース・コレクタ間の接合
容量を大幅に削減することが可能になった。すなわち、
従来は活性ベース領域と素子分離酸化膜領域とのマスク
合わせ余裕を含んだ分離酸化膜端までの広い領域に、不
活性ベース領域を形成する必要があったが、本発明で
は、自己接合化により、窒化膜パターンのマスク合わせ
余裕にかかわらず、活性ベース領域周辺のみに素子分離
膜に接触もせず、必要最小限の不活性ベース領域を形成
できるようになり、寄生容量の削減ができ、一層の高速
動作が可能になった。また、従来のように窒化膜パター
ン形成の際のマスク合わせの余裕を大きく確保する必要
もないので、微細化に寄与すること大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の工程断面図(その1)
【図2】本発明の実施例の工程断面図(その2)
【図3】本発明の実施例の工程断面図(その3)
【図4】従来例の工程断面図
【符号の説明】
101 基板(p型) 103 エピタキシャル層(n型) 104 素子分離膜 105 第1の多結晶シリコン膜 106a,b シリコン窒化膜 107 多結晶シリコン酸化膜 108a,b 多結晶シリコン膜 109,111 第2の多結晶シリコン膜 110,112 レジスト 113 第3の多結晶シリコン膜 114,118 シリコン酸化膜 115 内部ベース領域(活性ベース) 116a,b 外部ベース領域(不活性ベース) 117a エミッタ電極 117b コレクタ電極 119 エミッタ領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)半導体基板上に、第1の導電性膜
    を形成し、その上に少なくともトランジスタのエミッタ
    ・ベース領域となる部分に対応した所定箇所に耐酸化性
    膜を形成する工程、 (b)前記第1の導電性膜を前記耐酸化性膜をマスクに
    して酸化し、前記第1の導電性膜を前記酸化によって前
    記耐酸化性膜下にバーズビークが形成されるようにし、
    その後、前記耐酸化性膜を除去して、不純物を導入し
    て、前記酸化された第1の導電性膜も前記耐酸化性膜の
    マスクのため酸化されなかった第1の導電性膜も導電性
    膜化する工程、 (c)前記バーズビークによるひさし形状の下に、前記
    第1の導電性膜が残るように前記耐酸化性膜下にあった
    第1の導電性膜を除去する工程、 (d)全面に第2の導電性膜を形成し、ここまで形成さ
    れた構造の少なくともエミッタ形成領域対応の部分の凹
    部をレジストで埋め込んで不純物を導入し、該凹部底面
    に該不純物が拡散されないようにする工程、 (e)前記第2の導電性膜の少なくともエミッタ形成領
    域対応部分に開口部を形成する工程、 (f)全面に第3の導電性膜を形成して、これでできた
    構造の少なくともエミッタ形成領域対応の部分の凹部に
    レジストを埋め込んで不純物を導入し、該凹部底面に該
    不純物が拡散されないようにする工程、 (g)前記レジストを除去し、前記第3の導電性膜を絶
    縁膜化し、少なくともエミッタ形成領域対応の部分に開
    口部を形成する工程、 (h)前記開口部底面の半導体基板に不純物を導入して
    活性ベース領域を形成し、前記(c)項の工程で残って
    いる不純物を含んだ第1の導電性膜より、その下部の半
    導体基板に不純物を拡散して不活性ベース領域を形成す
    る工程、 以上の工程を含むことを特徴とするバイポーラ型半導体
    集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記(a)工程の第1の導電性膜の下に
    絶縁膜を形成し、前記(c)工程の耐酸化性膜下にあっ
    た第1の導電性膜を除去した後、少なくともエミッタ形
    成領域対応部分の前記絶縁膜を除去する工程を加えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のバイポーラ型半導体集積
    回路装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6124181A (en) * 1998-03-30 2000-09-26 Nec Corporation Method for manufacturing bipolar transistor capable of suppressing deterioration of transistor characteristics

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6124181A (en) * 1998-03-30 2000-09-26 Nec Corporation Method for manufacturing bipolar transistor capable of suppressing deterioration of transistor characteristics

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