JPH0240921A - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents

バイポーラトランジスタの製造方法

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JPH0240921A
JPH0240921A JP19162688A JP19162688A JPH0240921A JP H0240921 A JPH0240921 A JP H0240921A JP 19162688 A JP19162688 A JP 19162688A JP 19162688 A JP19162688 A JP 19162688A JP H0240921 A JPH0240921 A JP H0240921A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明はバイポーラトランジスタの製造方法に関し、特
に高周波特性を改善したバイポーラトランジスタの製造
方法に関する。
〔従来の技術〕
従来から、ベース抵抗及びその接合容量を低減して高速
のトランジスタを実現するために、ベース電極の多結晶
シリコン膜を拡散源としてグラフトベースを自己整合的
に形成した構造が知られている。例えば、第2図は従来
のこの種のバイポーラトランジスタの断面図である。
この構造を製造するためには、先ず、p型シリコンから
なる半導体基板31上にn゛型埋込層32を形成し、こ
の上にn型エピタキシャル層33を成長した後、Sin
、からなる厚い絶縁領域34で素子形成領域を絶縁分離
し、かつ素子形成領域に薄い絶縁膜35を形成する。
そして、p型の不純物を含有した多結晶シリコン膜36
及び絶縁膜37を順次形成した後に絶縁膜37に窓を開
口し、この絶縁膜37をマスクとして多結晶シリコン膜
36と絶縁膜35とをエツチングしてより広い窓を開口
する。
更に、p型の不純物を含有した多結晶シリコン膜38を
絶縁膜37の庇の下に形成し、この多結晶シリコン膜3
8を拡散源として自己整合的にエピタキシャル層33の
表面にグラフトベース領域39を形成する。
続いて、前記開口内にエミッタ・ベース電極分離用の絶
縁膜40を形成し、エピタキシャル層330開孔部表面
にイオン注入法等によりp型不純物を導入してベース領
域41を形成する。また、開口上に多結晶シリコン42
を成長し、n型不純物をイオン注入法により導入してエ
ミッタ領域43を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のバイポーラトランジスタの製造方法は、
自己整合的にグラフトベース領域39を形成しているた
め、ベース抵抗及びコレクタ接合容量の低減が可能であ
るが、このグラフトベース領域39を形成するための多
結晶シリコン膜38が絶縁膜37の開口の外側に形成さ
れるので、グラフトベース領域39を含むベース領域全
体の面積がリソグラフィ技術上可能な最小寸法の開口よ
りも広くなる。このため、ベース領域の抵抗を一層低減
して接合容量の低減と遮断周波数等の高周波特性を改善
するためには限度が生じている。
また、エミッタ領域43を形成すべく開口上に成長され
た多結晶シリコン42を除去する際に、下地のエピタキ
シャル層33との選択比を考慮してエツチングを制御し
なければならず、この制御が難しいという問題もある。
本発明は接合容量を低減し、かつ高周波特性に優れたバ
イポーラトランジスタを容易に得ることができるバイポ
ーラトランジスタの製造方法を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のバイポーラトランジスタの製造方法は、絶縁膜
の開口の内側に設けた第1の側壁を利用して浸食部を形
成し、この浸食部を通してグラフトベース領域を形成す
るとともに、開口内側に設けた第2の側壁を利用してベ
ース領域及びエミッタ領域を順次形成している。
〔作用〕
上述した製造方法では、開口内の浸食部を利用すること
により開口内にグラフトベース領域を形成し、更にこの
内側にベース領域及びエミッタ領域を形成し、これらの
領域をリソグラフィ技術で制約されるよりも微細寸法に
形成する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図(a)乃至第1図(i)は本発明の一実施例を工
程順に示す縦断面図である。
先ず、第1図(a)に示すように、シリコンからなるp
型半導体基板1の表面にn゛型埋込層2を形成し、この
上に0.5〜1.0μmの厚さにn型エピタキシャル層
3を形成する。更に、SiO□から・なる絶縁領域4と
図外のpn接合とで絶縁分離した素子形成領域を区画す
る。そして、素子形成領域にSiO□からなる第1の絶
縁膜5と、p型の不純物を含有する第1の多結晶シリコ
ン膜6とを順次堆積し、素子形成領域上を含む所定領域
に残すにように選択的に第1の多結晶シリコン膜6を除
去する。なお、エピタキシャル層3の一部にはn型の不
純物を高濃度に導入してn型コレクタ引き出し拡散層7
を形成しておく。
続いて、第2の絶縁膜8として耐酸化性被膜である窒化
シリコン膜を、第3の絶縁膜9として酸化シリコン膜を
順次堆積し、エミッタ形成領域の第3の絶縁膜9.第2
の絶縁膜8.第1の多結晶シリコン膜6.及び第1の絶
縁膜5を順次選択的に異方性エツチングして開口を形成
する。
次に、第1図(b)に示すように、第2の絶縁膜8と同
一の窒化シリコン膜を厚さ1500〜3000人堆積し
、かつ反応性イオンエツチング(以下RIEと称す)で
垂直側壁部を除いてエツチングすることにより第1の側
壁10を形成する。このようなRIE技術は公知であり
、例えば米国特許第4234362号に開示されている
。その後、露出されたn型エピタキシャル層3表面を1
000〜2000人酸化し、酸化シリコン膜からなる第
4の絶縁膜11を形成する。この時、エミッタ形成領域
の開口の側面は第1の側壁10により保護され、内部の
第1の多結晶シリコン膜6の酸化を防ぐ役目をしている
次いで、第1図(C)に示すように、第1の側壁10を
熱リン酸によりエンチングして除去する。
この時、その近傍の第2の絶縁膜8を2000〜300
0人サイドエツチングして浸食部8aを形成する。
そして、浸食部8aの形成により露呈された側壁跡の開
口部からp型不純物を熱拡散あるいはイオン注入法によ
りn型エピタキシャル層3へ導入し、p型のグラフトベ
ース領域12を形成する。
次に、第1図(d)に示すように、少なくとも側壁跡を
覆うように厚< 2000〜4000人の第2の多結晶
シリコン膜13を全面に形成する。この第2の多結晶シ
リコン膜13にはp型不純物を添加しており、ここから
p型不純物を前記グラフトベース領域12に拡散するこ
とにより該グラフトベース領域12の濃度を一層高める
ことになる。この場合、第2の多結晶シリコン膜13に
p型不純物を含ませなくても、第1の多結晶シリコン膜
6にp型不純物が存在しているため、この不純物が第2
の多結晶シリコン膜13を通ってグラフトベース領域1
2へ拡散することも可能である。
次に、第1図(e)に示すように、耐酸化性被膜である
窒化シリコン膜あるいはアルミナ膜等の絶縁膜を100
0〜2000人成長し、かつこれをRIE法でエツチン
グすることにより、第2の多結晶シリコン膜13の内側
面に第2の側壁14を形成する。
次に、第1図(f)に示すように、第2の多結晶シリコ
ン膜13をRIEを用いてエツチングする。エツチング
量としては、30〜100%オーバーエツチングを行う
が、このとき第2の側壁14の外側位置において第2の
多結晶シリコン膜13の一部が第2の側壁14に対して
2000〜2500人の深さにえぐられて凹みが形成さ
れるようにする。その後、露出した第2の多結晶シリコ
ン膜13の表面を900’Cの温度で約500人酸化し
て酸化シリコン膜15とする。この酸化シリコン膜15
には凹み15aが形成される。この後、開口を通してp
型不純物をイオン注入し、活性ベース領域16を形成す
る。
次に、第1図(g)に示すように、第2の側壁14と同
じ窒化シリコン膜あるいはアルミナ膜等からなる第5の
絶縁膜17を減圧CVD法で段差被覆性よく成長する。
この時の膜厚は第2の多結晶シリコン膜13の膜厚20
00〜4000人の少なくとも1/2以上の膜厚を成長
して凹み15aを埋戻す。
次に、第1図(h)に示すように、第5の絶縁膜17を
RIEにより異方性エツチングし、引き続いて第4の絶
縁膜11も同様に異方性エツチングし、活性ベース領域
16を露出する。
次に、第1図(i)に示すように、第3の多結晶シリコ
ン膜゛18を成長し、ヒ素のイオン注入及び900〜9
50″Cの熱処理により活性ベース領域16にヒ素を拡
散してエミッタ領域19を形成する。
その後、第3の多結晶シリコン膜18を選択的にエツチ
ングし、コレクタコンタクト開口20及びベースコンタ
クト開口21等を設ける。
以下の工程は図示していないが、アルミニウム膜等によ
る電極配線形成等の通常の電極形成を行うことによりバ
イポーラトランジスタが完成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、絶縁膜の開口の内側に設
けた第1の側壁を利用して浸食部を形成し、この浸食部
を通してグラフトベース領域を形成するとともに、開口
内側に設けた第2の側壁を利用してベース領域及びエミ
ッタ領域を順次形成しているので、ベース領域及びエミ
ッタ領域をリソグラフィ技術で制約されるよりも微細寸
法に形成でき、接合容量を低減し、ベース抵抗を低減し
、かつ遮断周波数等の高周波特性を改善したバイポーラ
トランジスタの製造が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至第1図(i)は本発明の一実施例を工
程順に示す断面図、第2図は従来構造の断面図である。 1・・・p型半導体基板、2・・・n゛型埋込層、3・
・・n型エピタキシャル層、4・・・絶縁領域、5・・
・第1の絶縁膜、6・・・第1の多結晶シリコン膜、7
・・・n゛型コレクタ引き出し拡散層、8・・・第2の
絶縁膜、8a・・・浸食部、9・・・第3の絶縁膜、1
0・・・第1の側壁、11・・・第4の絶縁膜、12・
・・グラフトベース領域、13・・・第2の多結晶シリ
コン膜、14・・・第2の側壁、15・・・酸化膜、1
5a・・・凹み、16・・・活性ベース領域、17・・
・第5の絶縁膜、18・・・第3の多結晶シリコン膜、
19・・・エミッタ領域、20.21・・・コンタクト
開口、31・・・半導体基板、32・・・n°型埋込層
、33・・・n型エピタキシャル層、34・・・絶縁領
域、35・・・薄い絶縁膜、36・・・多結晶シリコン
膜、37・・・絶縁膜、38・・・多結晶シリコン膜、
39・・・グラフトベース領域、40・・・絶縁膜、4
1・・・ベース領域、42・・・多結晶シリコン、43
・・・エミッタ領域。 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、周囲と絶縁分離された素子形成領域の一導電型半導
    体層の上に第1の絶縁膜、逆導電型不純物を含む第1の
    多結晶シリコン膜、第2の絶縁膜及び第3の絶縁膜を順
    次積層する工程と、前記各膜を異方性エッチングして前
    記一導電型半導体層の表面を露呈する工程と、開口内側
    に第1の側壁を形成する工程と、開口内における前記一
    導電型半導体層の表面に第4の絶縁膜を形成する工程と
    、少なくとも第1の側壁を除去して浸食部を形成し、こ
    の浸食部を通して一導電型半導体層に逆導電型不純物を
    導入してグラフトベース領域を形成する工程と、この浸
    食部に第2の多結晶シリコン膜を埋込んでグラフトベー
    ス領域に接続させる工程と、この第2の多結晶シリコン
    膜の内側に第2の側壁を形成するとともに、第2の多結
    晶シリコン膜を表面酸化しかつ第5の絶縁膜を形成する
    工程と、この第2の側壁内で一導電型半導体層に逆導電
    型不純物を導入して活性ベース領域を形成する工程と、
    前記第2の側壁の内側で前記一導電型半導体層を露呈さ
    せ、この上に第3の多結晶シリコン膜を形成する工程と
    、この第3の多結晶シリコン膜を通して前記ベース領域
    に一導電型不純物を導入してエミッタ領域を形成する工
    程とを含むことを特徴とするバイポーラトランジスタの
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5290716A (en) * 1991-07-12 1994-03-01 Fujitsu Limited Method of manufacturing semiconductor devices

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5290716A (en) * 1991-07-12 1994-03-01 Fujitsu Limited Method of manufacturing semiconductor devices

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