JPH04199706A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04199706A
JPH04199706A JP33372390A JP33372390A JPH04199706A JP H04199706 A JPH04199706 A JP H04199706A JP 33372390 A JP33372390 A JP 33372390A JP 33372390 A JP33372390 A JP 33372390A JP H04199706 A JPH04199706 A JP H04199706A
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JP
Japan
Prior art keywords
impurity
implanting
well
diffusion layer
impurity diffusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP33372390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Adachi
浩 足立
Akira Ishihama
石濱 晃
Koji Fukuoka
孝司 福岡
Tsuneyuki Nagasawa
長澤 恒幸
Yasunobu Horiuchi
堀内 保伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は半導体装置の製造方法に関し、更に詳しくは
半導体基板上にイオン注入法を用いてウェルを形成する
方法に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来のウェルを有する半導体装置の代表的なものとして
は固体撮像装置が挙げられる。そのPウェルの形成方法
としては、例えば第4図に示す通りである。
まず、第4図(a)に示すようにN型半導体基板41上
に数百人程度の熱酸化膜42を成長させ、ノボラック系
フォトレジストを塗布し、露光・現像によりイオン注入
部Rのみフォトレジストを剥離してレジストパターン4
3を形成し[第4図(b)参照]、100 keV程度
の注入エネルギーでボロンイオン40を注入してP型半
導体領域44を形成するし第4図(c)参照]。
次に、パターン43を除去した後、拡散炉を用いて、1
150℃、2000分程度0熱拡散を行ってPウェル4
5を形成する「第4図(d)参照」。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上記方法ではウェルの形成に当にっで2000
分という長時間のドライブ工程が必要となり、製造に要
する時間が長くなる。さらに長時間のドライブ工程によ
って第4図(d)に示すように半導体基板表面に平行な
水平方向(図示Hで示す矢印方向及び紙面に垂直方向)
へのボロンの拡散が数jHQにも達するから、ウェルの
接合部において大きなマージンか必要となる。このこと
は、特にウェルか繰り返し存在する様なウェル形成パタ
ーンでは問題となり、チップサイズを縮小するための障
害になるおそれがある。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この発明は、
熱酸化膜を介して不純物注入用のレノストパターンを有
する半導体基板上に、不純物を複数回に分けて、且つ複
数の注入エネルギーを用いて任意の順番で、不純物を上
記半導体基板の表面から所定の深さまて注入して不純物
注入領域を順次形成し、次いて常法によって電極、層間
絶縁膜などを形成し、その間に行われる熱処理工程を利
用して各不純物注入領域を所望の巾に拡張させ、不純物
拡散層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法である。
すなわち、この発明は、不純物拡散層、特にウェルを形
成するに際して、不純物の注入を複数段に分けておこな
うことで従来のように不純物注入領域を形成した後所定
の深さまでなだらかな形状を有して拡張させるために熱
処理を長時間付す工程、いわゆるドライブ工程を廃止し
たものである。
これにより製造に要する時間を短縮できる。さらにドラ
イブ工程廃止を補償すべく、後工程で常法で行われる電
極、層間絶縁膜などの形成の際の熱処理を利用して不純
物拡散層を所望の巾に、水平方向への不純物の拡散を抑
制しながら形成できる。
その結果、不純物拡散層、特にウェル領域か繰り返し存
在する装置を製造する際に、従来技術で製造した装置よ
りもチップサイズの縮小が可能となる。
この発明における不純物の注入は、複数段に分けて連続
的に行われる。この際、注入により形成される複数の不
純物注入領域を介して得られる不純物拡散層、例えばウ
ェルの接合深さは、注入段数及び各注入エネルギーを適
宜制御することにより任慇の深さに設定できる。例えば
、注入エネルギーを増大させればより深い不純物注入領
域が形成される。
従来は不純物注入領域を不純物の注入で形成した後、熱
処理、特にドライブ工程により不純物注入領域を所望の
1コに拡散して不純物拡散層、特にウェルを作っていに
訳であるか、本発明ではドライブ工程を不要とするもの
であり、また、ドライブ工程が省略されても後の数々の
熱処理によってトライブ工程の目的とするなだらかな不
純物濃度分布を有するウェルなどの不純物拡散層を水平
方向への不純物の拡散を抑制しながら容易に形成できる
。なぜなら、この発明で利用されろ熱処理は、本来ドラ
イブを目的にしなくても行わねばならないものである上
、従来のドライブ工程に要する時間よりはるにか短い時
間で行えるからである。
この発明は、ウェルの他にCODとなるN−層やフォト
ダイオードとなるN−層等の不純物拡散層を形成する際
にも適用できる。要するに、この発明は不純物を注入し
た後その注入された不純物を拡散させて所望の巾の不純
物拡散層を形成することに適用できる。
(ホ)実施例 以下、図に示す実施例に基ついてこの発明を詳述する。
なお、これによってこの発明は限定を受けるものではな
い。
まず、第1図(a)に示すようにN型<100>のSi
基板1上に数百人の膜厚の熱酸化膜(Si02膜)2を
成長させる。
次に、S]0.膜2上に、イオン注入阻止膜としてノボ
ラック系フィートレノストを膜厚6μm程度塗布し、こ
れを露光・現像工程に付すことによりイオン注入部Rの
みフォトレノストを除去してレジストパターン3を形成
する[第1図(b)参照コ。
次にボロンイオンの注入を10段に分けて連続的に行う
(1)まず最初に250 Kel/の注入エネルギーで
ボロンイオン10を注入して深さが10μmのP型半導
体領域(不純物注入領域)4を形成する「第1図(C)
参照]。この際、ボロンの濃度のプロファイルは第2図
(a)に示すように、最大濃度を深さh<0.6umで
4 X I O”atm/ cm−3とした。
(11)次に2段目のイオン注入を500 KeVの注
入エネルギーで行う。以下同様にして25 OKeVづ
つ順次注入エネルギーを増加させながら最後の10段目
のイオン注入を2.5MeVの注入エネルギーで行い、
各注入段に対応するP型半導体領域5・・・13を形成
する[第1図(d)参照]。
この際、ボロンの濃度のプロファイルは第2図(b)に
示すように、最終段の10段において、濃度プロファイ
ルは深さ34μmで最大濃度(4×IO”atm/ c
m−’)とした。また、第2段から第9段までの各段に
おける濃度プロファイルは上述した第1、第1O段と略
同じ形状に設定した。
このように10コのP型半導体領域4〜13を形成した
後パターン3を除去し次の工程に移る。
本実施例では、従来のようにウェル形成用の拡散炉を用
いてPウェルを形成する工程は省略されている。しかし
、後工程で、例えばソース・ドレイン、ゲート電極等の
電極形成等を含む周知の素子作成のための工程で用いら
れる熱処理を利用して最終的に素子を作成できる。
この際、lOコのP型半導体領域4〜13は、上記周知
の素子作成工程において必要な様々な熱処理を含む。こ
の熱処理は水平方向への不純物の拡散を抑制する程度の
ものであり、ボロンが熱拡散する。そして、従来のドラ
イブ工程で作成されるようななだらかなボロン濃度分布
を有するPウェル14に変換される[第1図(e)参照
コ。しかも得られたPウェル14は水平方向へのボロン
の拡散が抑制されている。このPウェル14のボロン濃
度分布を第2図(c)に示す。
すなわち、第2図(C)において、Pウェル14は3.
7μmの深さで、表面で4×lO目arm/cm−3の
最大ボロン濃度を有するよう形成される。
第3図(b)は、10段のイオン注入を行ってイオン注
入エネルギーを増大させると同時に、これに対応して順
次ボロン濃度を増加させて行った場合のlOコのP型半
導体領域を形成するようにしたこの発明の他の実施例を
示す。その第1段目のP型半導体領域のボロン濃度プロ
ファイルを第3図(a)に示しである。そして、ドライ
ブ工程を施=8− すことなく、最終的に水平方向へのボロン拡散を抑えた
P型ウェルが形成される。そのプロファイルを第3図(
c)に示す。
このように上記各実施例ではドライブ工程が廃止される
為、製造に要する時間が短縮でき、さらに同じ理由で水
平方向への不純物の拡散が抑制できる為、ウェル領域が
繰り返し存在する様なパターンでは従来技術によるもの
より、チップサイズの縮小が可能となる。
(へ)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、ウェル構造を有する半
導体装置を形成するに際して、ウェルのドライブ工程を
廃止したので、製造に要する時間を短縮できる。さらに
同じ理由で水平方向への不純物の拡散を抑制できる。そ
の結果、ウェル領域が繰り返し存在するウェル反復パタ
ーンを有する装置を製造する際に、従来技術で製造した
装置よりもチップサイズの縮小が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するための製造工程
説明図、第2図(a)は上記実施例におけるボロンイオ
ンの第1段注入を示す特性図、第2図(b)は上記実施
例における10コのボロン注入領域を示す特性図、第2
図(c)は上記実施例において作成されたPウェルの特
性図、第3図(a)〜第3図(c)はそれぞれこの発明
の他の実施例を示し、第2図(a)〜第2図(c)相当
図、第4図は従来例を説明するための製造工程説明図で
ある。 ■・・・・・N型St基板、 4・・・・・第1段目のイオン注入によって形成された
不純物半導体領域(不純物注入領域)、5〜13・・・
・・第2段〜第1O段の9回のイオン注入によって形成
された不純物半導体領域(不純物注入領域)、 14・・・・・Pウェル(不純物拡散層)。 リ              χフ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱酸化膜を介して不純物注入用のレジストパターン
    を有する半導体基板上に、不純物を複数回に分けて、且
    つ複数の注入エネルギーを用いて任意の順番で、不純物
    を上記半導体基板の表面から所定の深さまで注入して不
    純物注入領域を順次形成し、次いで常法によって電極、
    層間絶縁膜などを形成し、その間に行われる熱処理工程
    を利用して各不純物注入領域を所望の巾に拡張させ、不
    純物拡散層を形成することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
JP33372390A 1990-11-29 1990-11-29 半導体装置の製造方法 Pending JPH04199706A (ja)

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